JPH09175080A - 筆記具 - Google Patents

筆記具

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Publication number
JPH09175080A
JPH09175080A JP7324829A JP32482995A JPH09175080A JP H09175080 A JPH09175080 A JP H09175080A JP 7324829 A JP7324829 A JP 7324829A JP 32482995 A JP32482995 A JP 32482995A JP H09175080 A JPH09175080 A JP H09175080A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tip
writing instrument
cap
shaft tube
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP7324829A
Other languages
English (en)
Inventor
Seika So
政華 荘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
BAINENG IND CO Ltd
HIYAKUNOU KOGYO KOFUN YUUGENKOUSHI
Pioneer Industrial Corp Taiwan
Original Assignee
BAINENG IND CO Ltd
HIYAKUNOU KOGYO KOFUN YUUGENKOUSHI
Pioneer Industrial Corp Taiwan
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by BAINENG IND CO Ltd, HIYAKUNOU KOGYO KOFUN YUUGENKOUSHI, Pioneer Industrial Corp Taiwan filed Critical BAINENG IND CO Ltd
Priority to JP7324829A priority Critical patent/JPH09175080A/ja
Priority to US08/606,598 priority patent/US5984550A/en
Priority to TW085208563U priority patent/TW416381U/zh
Publication of JPH09175080A publication Critical patent/JPH09175080A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K25/00Attaching writing implements to wearing apparel or objects involving constructional changes of the implements
    • B43K25/02Clips
    • B43K25/022Clips attached to a pen cap
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K23/00Holders or connectors for writing implements; Means for protecting the writing-points
    • B43K23/08Protecting means, e.g. caps
    • B43K23/10Protecting means, e.g. caps for pencils
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K27/00Multiple-point writing implements, e.g. multicolour; Combinations of writing implements
    • B43K27/02Combinations of pens and pencils
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B43WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
    • B43KIMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
    • B43K29/00Combinations of writing implements with other articles
    • B43K29/02Combinations of writing implements with other articles with rubbers

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  • Pens And Brushes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 筆記具本体1からキャップ7が不本意に外れ
にくく、キャップ2の適正な着脱が確認しやすい、筆記
具を提供する。 【解決手段】 筆記具本体1の先端部およびその末端部
外周面に、先端側の環状凸部2b1 と末端側の環状凹部
2b2 とからなる係合部2bおよび末端側の環状凸部2
e1と中央側の環状凹部2e2とからなる係合部2eを
それぞれ形成し、キャップ7の内周面に複数の係合突起
8hを周方向に所要間隔で形成し、キャップ7の筆記具
本体1に対する着脱には、係合突起8hが環状凸部2b
1 を乗り越えて環状凹部2b2 に対し係脱するように
し、また筆記具本体1の使用時にはキャップ7の係合突
起8hが軸管末端側の環状凸部2e1を乗り越えて、環
状凹部2e2に係合することで装着され、キャップ7を
不本意に外れにくくし、キャップ7の装着時には音を発
して係合突起8hが環状凹部2b2 あるいは環状凹部2
e2に係合するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、筆記具本体と、
筆記具本体の先端部および末端部の外周面に着脱可能に
嵌合するキャップとを備えた詰替鉛筆、ボールペンなど
の筆記具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、筆記具本体とキャップとを備えた
筆記具として、実願平4−14874号に記載されたも
のがあった。前記筆記具は、軸管と、軸管の先端および
末端に連結した先端部および尾栓との3部材からなる筆
記具本体と、この筆記具本体内に大部分を収容して先端
筆記部が筆記具本体の先端から突出する芯部材と、キャ
ップ主体およびこの主体の先端部に嵌合保持させたカバ
ーを備えたキャップとを備えた詰替鉛筆などからなるも
のであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前述した従来
の筆記具は、筆記具本体の外周面に形成したキャップ嵌
合部にキャップを着脱可能に嵌合したものであるため、
筆記具の携行時に、振動などによってキャップが筆記具
本体から外れ、詰替鉛筆の場合には、最先端の筆記用カ
ートリッジの鉛筆芯が筆記具本体から突出しているの
で、前記鉛筆芯が折損したり、鉛筆芯の尖った先端部に
よって器物や人体の一部を傷つける恐れがあり、ポール
ペンの場合には、ボールが筆記具本体から突出している
ので、器物などをインキによって汚染する恐れがあっ
た。
【0004】また、万年筆などのように、筆記具本体の
外周面におねじ部、キャップの内周面にめねじ部をそれ
ぞれ形成し、前記おねじ部とめねじ部とをねじ嵌合させ
る筆記具もあったが、この筆記具は、キャップの着脱時
にキャップを回動させる必要があってその着脱操作が面
倒である上に、携行時に振動によってキャップが弛んで
がたついたり、外れたりする恐れがあるという問題点が
あった。
【0005】この発明は、前述した問題点を解決して、
キャップを筆記具本体に嵌めることが容易でありながら
筆記具本体からキャップが抜けにくく、しかもキャップ
が筆記具本体に適正に嵌まったことを容易に確認でき
る、詰替鉛筆、ボールペンなどの筆記具を提供すること
を目的としている。また、部品数を少なくしたり、筆記
具の外観を美しくすることなどを他の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る筆
記具は、筆記具本体と、この筆記具本体内に大部分を収
容して先端筆記部が筆記具本体の先端から突出する芯部
材と、筆記具本体の先端部および前記芯部材の先端筆記
部を覆って筆記具本体の外周に着脱可能に嵌まるキャッ
プとを備えた筆記具において、前記筆記具本体の先端部
およびその末端部の外周面に、環状凸部とこの環状凸部
より中央部側に連なる環状凹部とからなる係合部をそれ
ぞれ形成し、前記キャップの内周面に、複数の係合突起
を周方向に所要間隔で形成し、キャップの筆記具本体に
対する着脱によって前記係合突起を前記係合部の環状凹
部に係脱させるようにしたものである。
【0007】請求項2の発明は、請求項1に記載した筆
記具において、筆記具本体が、軸管と、この軸管の末端
部に嵌合保持した尾栓とを備え、前記軸管を透明または
半透明にし、軸管の外周面を軸方向全体にわたり横断面
円形に形成すると共に、軸管の内周面の少なくとも軸方
向中間部に横断面が正六角形状などの多角形部を形成し
たものである。
【0008】請求項3の発明は、請求項2に記載した筆
記具において、キャップが、透明または半透明のキャッ
プ主体と、このキャップ主体の先端部に嵌合保持させた
先端カバーとを備え、筆記具本体の尾栓および前記カバ
ーの少なくとも一方を着色不透明にしたものである。
【0009】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載した筆記具において、キャップが、キャップ主
体と、このキャップ主体の先端部に設けた突出筒に嵌合
保持させた先端カバーとを備え、このカバーの先端中央
部に、軸方向に貫通する通気孔を形成したものである。
【0010】請求項5の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載した筆記具において、筆記具本体が、軸管と、
この軸管の末端部に嵌合保持した尾栓とを備え、前記尾
栓が、末端部に大外径のフランジを形成した円筒状部の
先端側に先細のテーパー筒状体を一体に形成し、このテ
ーパー筒状体先端に開口して軸方向に延びる切欠部を周
方向の複数箇所に形成設けた弾性のあるプラスチック成
形品であり、前記テーパー筒状体および円筒状部を前記
軸管内に嵌合し、前記フランジを軸管の末端に当接さ
せ、芯部材が、保持筒の大径部先端側に段を介して突出
する小径部に鉛筆芯の基部を嵌合固定した多数の筆記具
カートリッジからなり、前記芯部材を構成する先端側筆
記用カートリッジの保持筒の大径部に、隣接する末端側
筆記用カートリッジの保持筒の小径部およびこの小径部
から突出する鉛筆芯の先端側部を遊挿した構成とし、多
数の筆記用カートリッジの大部分を前記軸管内に軸方向
に移動可能に嵌合させて収容し、最先端に位置する筆記
用カートリッジの保持筒の大径部を前記軸管の先端部に
抜き出し可能に保持させると共に、最末端に位置する筆
記用カートリッジの保持筒の大径部を前記尾栓内に嵌合
保持させ、最末端から2番目の筆記用カートリッジの保
持筒の大径部末端を、尾栓の先端に当接するようにし
た、詰替鉛筆からなるものである。
【0011】請求項6の発明は、請求項1〜4のいずれ
かに記載した筆記具において、筆記具本体が、軸管と、
この軸管の末端部に嵌合保持した尾栓とを備え、芯部材
が、内部にインキを入れたチューブの先端部に、ボール
を先端部に装着した金属筒の基部を嵌合固定したボール
ペン芯からなり、前記チューブの先端を前記軸管の先端
小内径部の末端に支持させ、前記金属筒の先端部を軸管
の先端から突出させ、前記芯部材の大部分を軸管内に軸
方向に沿って収容し、前記チューブの末端を前記尾栓内
の末端部に支持させ、チューブの先端部外周面を軸管の
先端部内周面から突出させた複数の凸条に支持させると
共に、チューブの末端部外周面を尾栓の内周面から突出
させた複数の凸片に支持させた、ボールペンからなるも
のである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につき
図を参照して説明する。第1実施形態の筆記具は、詰替
鉛筆からなり、図1〜図5の各図に示すように、筆記具
本体1が着色透明を含む透明なプラスチックの一体成形
品の軸管2、および弾性がある透明なプラスチックの一
体成形品の尾栓3の2部材によって構成してある。
【0013】前記軸管2は、外周面を横断面円形とし、
前記外周面には、先端部2aが先細のテーパー状に形成
してあり、先端部2aの末端側に連なる係合部2bを、
先端側の環状凸部2b1 とこれより軸管2中央部側の環
状凹部2b2 とによって形成し、係合部2bの末端側に
多数の凹部および凸部を環状に形成して軸方向に交互に
配設した把持部2cを形成し、軸方向に長い平滑部2d
を介して末端部に係合部2eを軸管2中央側の環状凹部
2e2とその末端側の環状凸部2e1とによって形成
し、その末端側に若干大外径になって末細テーパー状と
なる末端部2fが形成してある。
【0014】軸管2の内周面には、軸方向の中間部に横
断面が正六角形状などの多角形状部2gを形成し、多角
形状部2gの先端側には横断面が円形の小内径部2hを
形成し、多角形状部2gの末端側には大内径部2iを形
成してある。前記小内径部2hは、軸管2の係合部2b
またはその近くまでを横断面円形とし、滑らかに多角形
状部2gに連なり、また、大内径部2iは、先端が環状
凹2e2より少し先端側に位置して末端まで延び多角形
状部2gに内接する径に形成してある。
【0015】前記尾栓3は、図6〜図8にも示すよう
に、円筒状部3aの末端部外周に環状のフランジ3bを
突出させ、円筒状部3aの先端側に若干小外径となる段
3cを介して先細にテーパー筒状体3dを形成し、この
筒状体3dに先端に開口し段3cに至る1対の切欠部3
eを対向させかつ軸方向に沿って形成し、前記円筒状部
3aは、外周面のフランジ3b寄りにごく僅かな段3f
を形成して先端側を小外径にしてある。
【0016】前記尾栓3の円筒状部3aを軸管2の大内
径部2iに圧入嵌合して保持させ、軸管2の末端にフラ
ンジ3bを当接させて筆記具本体1を構成してある。そ
して、尾栓3のテーパー筒状体3dの先端を大内径部2
iの末端側に位置させ、尾栓3のフランジ3bの外周を
軸管2の末細テーパー部2fの外周から突出しないよう
にしてある。なお、尾栓3の円筒状部3aは、ごく僅か
な段3fをなくし、これより先端側を円筒状部のフラン
ジ3b側部分と同外径にしてもよい。
【0017】芯部材を構成する筆記用カートリッジ4
は、図1〜図4の各図に示すように、軸方向の長さが短
いものであり、プラスチックの一体成形品からなる白色
など着色不透明の保持筒5の小径部5aに鉛筆芯6の基
部を嵌合固定し、鉛筆芯6の先端側部を小径部5aの先
端から突出させ、保持筒5の小径部5a先端外周側の段
5cを介して形成した大径部5b外周面に4本など複数
の小突条5dを周方向に等間隔で軸方向に沿って長く形
成してある。
【0018】そして、軸管2の末端部に設けた尾栓3の
末端外側から、鉛筆芯6が先端側に位置する向きにした
前記カートリッジ4を、尾栓3を経て軸管2内に数個な
いし10数個押し込み、先端側のカートリッジ4の保持
筒5の大径部5b内に、末端側に隣接する筆記用カート
リッジ4の鉛筆芯6の突出部を遊挿し、先端側のカート
リッジ4に設けた保持筒5の大径部5b先端内周側の段
5eに、末端側に隣接する筆記用カートリッジ4に設け
た保持筒5の小径部5a先端を当接するようにして収容
し、最先端の筆記用カートリッジ4に設けた保持筒5の
大径部5bを軸管2の先端側に形成した小径内径部2h
に抜き出し可能に弾性保持させると共に、最末端の筆記
用カートリッジ4に設けた保持筒5の大径部5bを尾栓
3内に嵌合保持させる。
【0019】この状態で、最先端の筆記用カートリッジ
4に設けた保持筒5は、大径部5bを軸管2の先端部の
小内径部2hに小さな保持力で保持し、中間部のカート
リッジ4の保持筒5は、軸管2の多角形状部2gに軸方
向に摺動可能に嵌合させ、最末端の筆記用カートリッジ
4の保持筒5は、大径部5bの末端側部を尾栓3の円筒
状部3aに保持し、大径部5bの先端側部を尾栓3のテ
ーパー筒状体3dに、これを外周側に押し拡げて弾性保
持することで、大径部5bを尾栓3に大きな保持力で保
持し、大径部5bの末端を尾栓3の末端と一致させてあ
り、最末端のカートリッジ4に設けた保持筒5の大径部
5bの末端を尾栓3のテーパー筒状体3dの先端に当接
するようにしてある。
【0020】キャップ7は、図1〜図4の各図に示すよ
うに、キャップ主体8と消しゴム9と、先端カバー10
とを有しており、キャップ主体8は弾性のある透明なプ
ラスチックの一体成形品、先端カバー10は透明なプラ
スチック成形品とし、消しゴム9を着色不透明にしてあ
る。
【0021】前記キャップ主体8は、先端部の内周に中
心孔8aを有する支持板8bを形成し、キャップ主体8
の支持板8bより先端側に段8cを介して小外径となる
突出筒8dを形成し、突出筒8dの内周面に4本など複
数の小突条8eを周方向に等間隔で軸方向に沿って形成
してある。
【0022】突出筒8dの開口した先端外方から円柱状
の消しゴム9を圧入嵌合させ、消しゴム9の基部を突出
筒8d内に保持し、消しゴム9の基部外周部を小突条8
eに係合させて消しゴム9の軸回りの回動および軸方向
外側への抜け出しを防止している。前記突出筒8dの外
周面には、前記カバー10を着脱可能に嵌合保持させ
て、消しゴム9の突出筒8dから突出した部分をカバー
10で覆っている。カバー10の先端中央部にはカバー
10を軸方向に貫通する通気孔10aを形成し、カバー
10の開口した末端をキャップ主体8の段8cに当接さ
せてある。
【0023】キャップ主体8の支持板8bと反対側に突
出する覆い筒8fの開口側部分には、大内径部8gを形
成して肉厚を薄くし、大内径部8gの内周面には横断面
が軸方向に長い円形、または円形で球弧状に突出する4
個など複数の係合突起8hを周方向に等間隔で突出さ
せ、係合突起8hを筆記具本体1の軸管2の先端部2a
に設けた係合部2bの環状凹部2b2 に覆い筒8fの部
分的な弾性変形によって係脱可能に係合させ、覆い筒8
fによって、最先端の筆記用カートリッジ4の軸管2か
ら突出した部分および軸管2の滑り止め部2c中間部よ
り先端側を覆っている。
【0024】キャップ主体8の先端部外周にクリップ1
1の連結部11aを突出させ、連結部11aの突出端に
クリップ杆11bの基端部を一体に連結させ、クリップ
杆11bをキャップ主体8の外周面と間隔を設けてその
開口側に延出させ、開口端から突出したクリップ杆11
bの先端部内面に板状突起11cを突出させ、板状突起
11cはクリップ杆11bの幅方向部に位置させてその
長手方向に延ばし、かつ周面を円弧状に形成し、キャッ
プ主体8の軸管2への嵌合状態で、滑り止め部2cと適
宜の間隙で対向するようにしてある。
【0025】次に、前記構成の第1実施形態の詰替鉛筆
からなる筆記具の使用について説明する。第1実施形態
の筆記具を携帯するには、図9に示すように、筆記具本
体1にキャップ7を嵌めた状態で、衣服のポケット12
部に装着し、ポケット12の外側布12aをキャップ7
のクリップ11と、キャップ主体8および筆記具本体1
の軸管2とによって弾性挾持する。
【0026】この状態では、クリップ11の板状突起1
1cが前記外側布12aを湾曲させて軸管2の把持部2
cに設けた環状凹部に押し込み、外側布12aを介して
板状突起11cと軸管2とが係合した状態になる。この
ため、キャップ7のクリップ11などに外側布12aか
ら抜ける方向に外力が加わっても、キャップ7やこれと
筆記具本体1とがポケット12外に抜け落ちにくい。
【0027】また、キャップ7は、キャップ主体8の内
周面に突出した複数の係合突起8hを、筆記具本体2の
先端部外周面に形成した環状凸部2b1 とその末端側に
連なる環状凹部2b2 とからなる係合部2bの環状凹部
2b2 に係合していることで、キャップ7に筆記具本体
1の先端から抜ける軸方向に外力が加わっても、環状凸
部2b1 を乗り越えるのに抵抗があるため、キャップ7
が筆記具本体1から不本意に外れにくい。
【0028】そして、ポケット12の外側布12aから
キャップ7のキャップ主体8を手に持って引き上げるこ
とで、キャップ7を筆記具本体1と共に、ポケット12
外に抜き出し、キャップ7と筆記具本体1とを、一方の
手と他方の手に持って外側に引っ張ることで、キャップ
7を筆記具本体1から外し、これの軸管2に設けた把持
部2cを持ち、芯部材の最先端の筆記用カートリッジ4
に設けた鉛筆芯6を用いて紙などに筆記を行う。また、
筆記具本体1から外したキャップ7は、軸管2の末端側
より嵌合させることで、キャップ7の係合突起8hを軸
管2の末端側の係合部2eの環状凹部2e2に快音をも
って係合させておくことで、キャップ7の紛失を防止で
きる。
【0029】筆記時には、筆圧が最先端の筆記用カート
リッジ4の鉛筆芯6から保持筒5を介して末端側の筆記
用カートリッジ4の保持筒5に伝わるが、最末端から2
番目のカートリッジ4の保持筒5を尾栓3のテーパー筒
状体3dの先端で受け、この筒状体3dに外周側に拡が
る力が作用し、筆記具本体1の軸管2末端部に設けた大
内径部2iの内周面にテーパー筒状体3dの先端部が押
し付けられることで、尾栓3が末端側に変位せずに軸管
2に受けられ、最先端のカートリッジ4が筆圧によって
後退することがない。
【0030】なお、尾栓3の円筒状部3aに嵌合保持さ
れた最末端のカートリッジ3には、最末端から2番目の
カートリッジ3の前記筆圧による末端側への力がほとん
ど動かないので、最末端のカートリッジ3が尾栓3の末
端外に押し出されることもない。さらに、筆記時に、軸
管2外周面の把持部2cを指で把持して文字、図形など
を書くが、把持部2cには多数の凹部と凸部とを環状に
形成して軸方向に交互に連設してあるので、把持した指
が滑りにくく、把持がしやすい。
【0031】最先端のカートリッジ4の鉛筆芯6が磨耗
したり、折損したりして、使用不能になった場合には、
カートリッジ4の保持筒5の先端部を手に持って軸管2
の先端外に最先端のカートリッジ4を引き抜き、このカ
ートリッジ4の保持筒5を最末端のカートリッジ4の保
持筒5に先端側から押し込むことで、各カートリッジ4
を前進させ、先端から2番目のカートリッジ4を最先端
にし、その鉛筆芯6によって筆記を行えるようにする。
【0032】以後、前記の操作を繰り返すことで、軸管
3に嵌めた全部のカートリッジ4を用いて、多数の文字
などを書くことができる。そして、全部のカートリッジ
4が使用不能になった場合には、新しい別の筆記用カー
トリッジ4を、使用不可能なカートリッジ4に代えて軸
管2内に装着できる。
【0033】また、消しゴム9を使用するには、キャッ
プ7のキャップ主体8に設けた突出筒8dからカバー1
0を外して使用し、使用後にはカバー10を突出筒8d
に嵌合させる。
【0034】そして、幼児などが突出筒8dから外れた
カバー10を誤って飲み込み、気管や食道に入ってしま
った場合には、カバー10の先端中央部に通気孔10a
が形成してあるので、この通気孔10aを利用してカバ
ー10を身体外に取り出しやすく、またカバー10が気
管に引っ掛かっても、息が詰まることがなく、病院など
で医師により、カバー10を身体外に取り出すことがで
きて、安全である。筆記具本体1の軸管2から外したキ
ャップ7を筆記具本体1に嵌めるには、キャップ7を手
に持って、筆記具本体1の軸管2および最先端の筆記用
カートリッジ4の軸管2先端から突出した部分を覆うよ
うに、軸管2の先端部にキャップ7のキャップ主体8を
嵌め、この主体8の内周面に設けた係合突起8hが軸管
2の外周面に形成した係合部2bの環状凸部2b1 を乗
り越える際にキャップ主体8が弾性変形し、環状凹部2
b2 に係合させる際に、キャップ主体8が復元して、係
合突起8hが環状凹部2b2 に係合し、この特に快音を
発することで、係合突起8hが係合部2bの環状凹部2
b2 に適正に係合したことを確認できる。
【0035】筆記具本体1の軸管2は透明であると共
に、内周面の軸方向中間部に、横断面が正六角形状など
の多角形状部2gを形成し、これと対応する外周面の横
断面が円形にしてあるので、レンズ機能を有し、外観を
美しくできる。
【0036】第2実施形態の筆記具は、ボールペンから
なり、図10〜図13の各図に示すように、筆記具本体
1は、軸管2および尾栓13を有している。前記軸管2
は、外周面の末端部に小外径部2jを形成し、小外径部
2jに4本の係止突条2j1 を軸方向に所定間隔で環状
に形成してあり、内周面の多角形状部2g先端側には、
横断面が円形の小内径部2hを形成し、小内径部2hの
先端部を段2kを介してさらに小内径にした金属筒嵌挿
部2sを形成し、小内径部2hの段2kより末端側に軸
方向に沿う4本の凸条2mを周方向に等間隔で形成して
ある。
【0037】前記尾栓3は、図14,図15にも示すよ
うに、筒状部に末端に底を形成し、内周面には複数の係
合突条3gを軸方向に所定間隔で環状に形成してあり、
係合突条3gより底側に4個の凸片3hを周方向に等間
隔で形成し、底部中央に支え突条3iを形成してある。
また、尾栓3は、若干の弾性がある着色不透明のプラス
チックの一体成形品である。なお、軸管2および尾栓3
の前述した以外の構成は、前述した第1実施形態の軸管
および尾栓と同様であるので、図10〜図16に図1〜
図8と同符号をつけて説明を省略する。
【0038】芯部材を構成するボールペン芯14は、ボ
ール15が回動自由に先端部に嵌合保持させてある金属
筒16の基部を透明または半透明のプラスチックチュー
ブ17の先端部に嵌合固定し、このチューブ17と金属
筒16とに油性インキ18を入れた従来公知のものであ
る。
【0039】そして、軸管2の末端外側からボール17
が先端側に位置する向きにしたボールペン芯14を、軸
管2内に差し込み、ボールペン芯14の前記チューブ1
7の先端を軸管の先端部に設けた小内径部2hの段2k
に支持させ、金属筒16の前記チューブ17から突出し
た部分を小内径部2hの金属筒嵌挿部2sにほとんど隙
間なく挿通し、金属筒16の先端部をボール15と共
に、軸管2の先端から突出させ、前記チューブ17の先
端部外周面を小内径部2hに形成した凸条2mに支持さ
せてある。
【0040】前述した状態で、尾栓3を軸管2の末端部
に形成した小外径部2jに圧入嵌合させ、尾栓3の内周
面に形成した係合突条3gを小外径部2jに設けた係止
突条2j1 に係合させて、尾栓3を軸管2に保持させ、
尾栓3の支え突条3iによって前記チューブ17の末端
を支持させ、かつ尾栓3の内周面に形成した凸片3hに
よってチューブ17の末端部外周面を支持させてある。
【0041】キャップ7は、消しゴムをなくし、かつ先
端カバー10を前記尾栓3と同色の着色不透明にした以
外、前述した第1実施形態のキャップの構成と同様な構
成であるので、図10〜図13に図1〜図5と同符号を
つけて説明を省略する。
【0042】次に、前記構成の第2実施形態のボールペ
ンからなる筆記具の使用について説明する。第2実施形
態の筆記具は、筆記具本体1にキャップ7を嵌めた状態
では、衣服のポケット部に装着して携帯する場合にキャ
ップ7などが外れにくく、また、キャップ7が筆記具本
体1から不本意に外れにくいことは、前述した第1実施
形態の筆記具と同様である。
【0043】そして、キャップ7と共に筆記具本体1を
ポケット外に抜き出して、キャップ7を筆記具本体1か
ら外し、キャップ7の係合突起8hを軸管2の末端側の
係合部2eに係合させて保持し、ボールペン芯14に設
けたボール15で、金属筒16とチューブ17とに入れ
てある油性インキ18により、紙などに筆記を行う。
【0044】筆記時には、筆圧がボールペン芯14の金
属筒16、チューブ17を介して尾栓3の支え突条3i
で受け、尾栓3の係合突条3gが軸管2の末端部外周面
に設けた小外径部2jに設けた係止突条2j1 に係合し
ているので、尾栓3が末端側に変位せずに軸管2に受け
られ、ボールペン芯14が筆圧によって後退することが
ない。
【0045】また、ボールペン芯14の金属筒16が軸
管2の先端部に設けた金属筒嵌挿部2sにほとんど隙間
なく挿通してあるだけではなく、プラスチックチューブ
17外周面の先端部、および末端部を、軸管2先端部に
設けた小内径部2h内周面に設けた4本の凸条2m、お
よび尾栓3の内周面に設けた4個の凸片3hにそれぞれ
支持させたので、筆記時などにボールペン芯14や前記
チューブ17が軸管2の軸方向と交差する方向に変位す
ることがなく、前記チューブ17の先端と末端とを、軸
管2の小内径部2hの段2kと、尾栓3の支え突条3i
とによって支持したことで、チューブ17やボールペン
芯14が軸管2の軸方向にがたつくことがない。
【0046】さらに、筆記時に、軸管2の把持部2cに
は環状に形成した多数の凹部と凸部とを軸方向に交互に
連設してあることで、把持部2cを把持した指が滑りに
くいこと、および筆記具本体1の使用中および不使用中
に軸管2に、これから外したキャップ7のキャップ主体
8を先端部および末端部に嵌める際に、この主体8の内
周面に設けた係合突起8hが軸管2の外周面に形成した
係合部2b,2eの環状凸部2b1,2e1を乗り越えて
環状凹部2b2, 2e2に係合して快音を発することで、
キャップ7が筆記具本体1に適正に嵌合したことを確認
でき、さらにキャップ7が不本意に外れにくいことも、
前述した第1実施形態の筆記具と同様である。
【0047】筆記具本体1の軸管2は、透明であると共
に、内周面の中間部に多角形状部2gを形成し、外周面
の横断面を円形にしたことで、レンズ機能によって外観
を美しくでき、かつ軸管2外からボールペン芯14のチ
ューブ17内の油性インキ18の残量を知ることもでき
る。
【0048】第2実施形態の筆記具のキャップは、前述
した第1実施形態の筆記具のキャップから消しゴムをな
くしたものを用い、共通化を図ることで、キャップを安
価にできるが、第2実施形態のキャップは、カバーをキ
ャップ主体の突出筒に接着剤によって固着することが好
ましい。
【0049】また、第2実施形態の筆記具は、尾栓を外
して油性インキを使い果たしたボールペン芯を新しいボ
ールペン芯と交換するようにしてもよいが、この場合に
尾栓を接着剤によって軸管の末端部に形成した小外径部
に再固着することが好ましい。
【0050】この発明において、キャップ内周面に形成
した複数の係合突起は、3〜6個を周方向に沿って等間
隔で形成し、係合突起の横断面形状は軸方向に長い楕円
形に形成することが好ましい。
【0051】また、筆記具本体の軸管に形成した横断面
が多角形状部は、正四角形〜正八角形とし、正六角形に
することが最も好ましく、多角形状部は、第2実施形態
の軸管ではこれの末端まで形成してもよい。
【0052】この発明において、第1実施形態のキャッ
プは、先端カバーを着色透明を含む透明または半透明に
しても、消しゴムが着色不透明であれば、先端カバーを
着色不透明にしたものと同様な美観が得られ、先端カバ
ーと尾栓とを同色または近似した色の着色不透明にすれ
ばバランスがよく、第2実施形態の筆記具すなわちボー
ルペンの場合に好適するが、これを第1実施形態に適用
してもよい。この発明に係る筆記具は、詰替鉛筆、ボー
ルペンに限られることなく、これらに近似した他の筆記
具にも適用できる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
係る筆記具は、筆記具本体の先端部およびその末端部の
外周面に、環状凸部とこれより中央部側に連なる環状凹
部とからなる係合部をそれぞれ形成し、キャップの内周
面に複数の係合突起を周方向に所要間隔で形成し、キャ
ップの筆記具本体に対する着脱によって前記係合突起を
前記係合部の環状凹部に対し、キャップが弾性変形して
係脱するようにしたので、次の効果がある。
【0054】すなわち、キャップを筆記具本体の先端部
または末端部の外周面に嵌めてその中央部側に押し込む
ことで、キャップの内周面に形成した複数の係合突起が
筆記具本体の係合部の環状凸部を乗り越える際に前記キ
ャップが弾性変形して部分的に拡径し、続いて係合突起
が係合部の環状凹部に係合する際にキャップの弾性変形
がある程度復元することで、係合時に音を発するので、
係合突起が環状凹部に適正に係合したことを容易に確認
できる。
【0055】また、係合突起が係合部の環状凹部に係合
している状態で、キャップを筆記具本体から外すには、
キャップの係合突起が筆記具本体の係合部の環状凸部を
乗り越える際に、キャップが弾性変形して抵抗が生じる
ので、不本意にキャップが筆記具本体から抜け出すこと
を防止でき、キャップの外れによる詰替鉛筆の鉛筆芯の
折損、鉛筆芯の尖った先端部での器物、身体の一部に対
する損傷が生じにくく、ボールペンのボールでの器物に
対するインキ汚染も生じにくい。
【0056】請求項2に係る発明は、請求項1に記載し
た筆記具において、筆記具本体が軸管と、軸管の末端部
に嵌合保持した尾栓との2部材からなるので、従来の筆
記具本体が、大先部(先端側部)と軸管と尾栓との3部
材からなるのに比べ、部材数が少なくなって構成が簡単
になり、組立も容易になる。また、軸管を透明または半
透明にし、軸管の外周面を軸方向全体にわたり横断面円
形にし、軸管の内周面の少なくとも軸方向中間部に横断
面多角形状部を形成したのでレンズ機能を有し、光の反
射などによって外観を美しくできる。
【0057】請求項3に係る発明は、請求項2に記載し
た筆記具において、キャップが透明または半透明のキャ
ップ主体と、この主体の先端部に嵌合保持させた先端カ
バーとを備え、筆記具本体の尾栓および前記カバーの少
なくとも一方を着色不透明にしたので、色彩効果が加わ
って外観がより向上する。
【0058】請求項4に係る発明は、請求項1〜3のい
ずれかに記載した筆記具において、キャップのキャップ
主体の先端部に設けた突出筒に、先端カバーを嵌合さ
せ、このカバーの先端中央部に軸方向に貫通する通気孔
を形成したので、幼児などが前記カバーを誤って気管や
食道などに入れてしまった場合に、前記通気孔を利用し
てカバーを身体外に取り出しやすく、カバーが気管に引
っ掛かって息が詰まるのを通気孔で防止できる。
【0059】請求項5に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載された筆記具において、筆記具本体の尾栓
を、大外径のフランジを形成した円筒状部の先端側に先
細のテーパー筒状体を一体に形成し、この筒状体に先端
に開口して軸方向末端に延びる切欠部を周方向の複数箇
所に設けた弾性のあるプラスチック成形品とし、前記テ
ーパー筒状体および円筒状部を筆記具本体の軸管の末端
部内に嵌合保持させ、前記フランジを軸管の末端面に当
接させ、芯部材を、保持筒の大径部先端側に段を介して
突出する小径部に鉛筆芯の基部を嵌合固定した多数の筆
記用カートリッジを軸方向に連結させた詰替鉛筆芯と
し、最末端の筆記用カートリッジの保持筒の大径部を前
記尾栓内に嵌合保持させ、最末端から2番目の筆記用カ
ートリッジの保持筒の大径部末端が尾栓の先端に当接す
るようにした、詰替鉛筆であるので、次の効果がある。
【0060】すなわち、筆記具本体の先端から鉛筆芯と
保持筒の小径部の一部が突出する最先端の筆記用カート
リッジを用いて、その鉛筆芯によって紙などに筆記する
際に、前記鉛筆芯の筆圧が最先端の筆記用カートリッジ
の保持筒から末端側の筆記用カートリッジの保持筒に順
次伝わるが、最末端から2番目の筆記用カートリッジの
保持筒を、尾栓のテーパー筒状体の先端で受け、この筒
状体に外周面に拡がる力が作用し、軸管の末端部内周面
に前記筒状体の先端側の部分が押し付けられ、このた
め、尾栓が軸管の末端側に変位せず、この軸管に受けら
れることで、最先端の筆記用カートリッジが筆圧によっ
て末端側に後退する恐れがなく、安定した筆記ができ
る。
【0061】請求項6に係る発明は、請求項1〜4のい
ずれかに記載した筆記具において、芯部材を、先端部に
ボールを装着した金属筒の基部をチューブの先端部に嵌
合固定したボールペン芯からなり、前記チューブの先端
を筆記具本体の軸管内周面に設けた先端小内径部の末端
に支持させ、前記金属筒の先端部を軸管の先端から突出
させ、チューブの先端部および末端部の外周面を軸管の
先端部内周面から突出させた複数の凸条および軸管の末
端部に嵌合保持した尾栓の内周面から突出させた複数の
凸片にそれぞれ支持させ、チューブの末端を前記尾栓の
底に設けた支え突条に支持させたので、チューブが筆記
具本体の軸方向と交差する方向に変位したり、軸方向に
がたついたりすることがなく、ボールペン芯および筆記
具本体が簡単な構成でありながら、ボールペン芯によっ
て紙などに安定した筆記ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態に係る筆記具を示した
正面図。
【図2】図1に示した筆記具の縦断側面図。
【図3】図1に示した筆記具の要部の拡大縦断側面図。
【図4】図3のA−A線拡大横断面図。
【図5】図1のB−B線拡大横断面図。
【図6】この発明の第1実施形態に係る筆記具の尾栓を
示した拡大正面図。
【図7】図6に示した尾栓の縦断側面図。
【図8】図6に示した尾栓のC−C線矢視図。
【図9】この発明の第1実施形態に係る筆記具の携帯状
態を示した部分拡大説明図。
【図10】この発明の第2実施形態に係る筆記具を示し
た正面図。
【図11】図10に示した筆記具の縦断側面図。
【図12】図10に示した筆記具の要部の一部省略拡大
縦断側面図。
【図13】図12のD−D線横断面図。
【図14】この発明の第2実施形態に係る筆記具の尾栓
を示した縦断側面図。
【図15】図14に示した尾栓のE−E線矢視図。
【符号の説明】
1 筆記具本体 2 軸管 2a 先端部 2b 係合部 2b1 環状凸部 2b2 環状凹部 2c 把持部 2d 平滑部 2e 係合部 2e1 環状凸部 2e2 環状凹部 2g 多角形状部 2h 小内径部 2i 大内径部 2j 小外径部 2k 段 2m 凸状 2s 金属筒嵌挿部 3 尾栓 3a 円筒状部 3b フランジ 3d テーパー筒状体 3e 切欠部 3h 凸片 3i 支え突条 4 筆記具カートリッジ 5 保持筒 5a 小径部 5b 大径部 5c 段 5d 小突条 6 鉛筆芯 7 キャップ 8 キャップ主体 8b 支持板 8d 突出筒 8e 小突条 8f 覆い筒 8h 係合突起 9 消しゴム 10 カバー 10a 通気孔 11 クリップ 11b クリップ杆 11c 板状突起 14 ボールペン芯 15 ボール 16 金属筒 17 プラスチックチューブ 18 油性インキ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筆記具本体と、この筆記具本体内に大部
    分を収容して先端筆記部が筆記具本体の先端から突出す
    る芯部材と、筆記具本体の先端部および前記芯部材の先
    端筆記部を覆って筆記具本体の外周に着脱可能に嵌まる
    キャップとを備えた筆記具において、前記筆記具本体の
    先端部およびその末端部の外周面に、環状凸部とこの環
    状凸部より中央部側に連なる環状凹部とからなる係合部
    をそれぞれ形成し、前記キャップの内周面に、複数の係
    合突起を周方向に所要間隔で形成し、キャップの筆記具
    本体に対する着脱によって前記係合突起を前記係合部の
    環状凹部に係脱させるようにしたことを特徴とする筆記
    具。
  2. 【請求項2】 筆記具本体が、軸管と、この軸管の末端
    部に嵌合保持した尾栓とを備え、前記軸管を透明または
    半透明にし、軸管の外周面を軸方向全体にわたり横断面
    円形に形成すると共に、軸管の内周面の少なくとも軸方
    向中間部に横断面が正六角形状などの多角形部を形成し
    たことを特徴とする請求項1に記載の筆記具。
  3. 【請求項3】 キャップが、透明または半透明のキャッ
    プ主体と、このキャップ主体の先端部に嵌合保持させた
    先端カバーとを備え、筆記具本体の尾栓および前記カバ
    ーの少なくとも一方を着色不透明にしたことを特徴とす
    る請求項2に記載の筆記具。
  4. 【請求項4】 キャップが、キャップ主体と、このキャ
    ップ主体の先端部に設けた突出筒に嵌合保持させた先端
    カバーとを備え、このカバーの先端中央部に、軸方向に
    貫通する通気孔を形成したことを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の筆記具。
  5. 【請求項5】 筆記具本体が、軸管と、この軸管の末端
    部に嵌合保持した尾栓とを備え、前記尾栓が、末端部に
    大外径のフランジを形成した円筒状部の先端側に先細の
    テーパー筒状体を一体に形成し、このテーパー筒状体先
    端に開口して軸方向に延びる切欠部を周方向の複数箇所
    に形成設けた弾性のあるプラスチック成形品であり、前
    記テーパー筒状体および円筒状部を前記軸管内に嵌合
    し、前記フランジを軸管の末端に当接させ、芯部材が、
    保持筒の大径部先端側に段を介して突出する小径部に鉛
    筆芯の基部を嵌合固定した多数の筆記具カートリッジか
    らなり、前記芯部材を構成する先端側筆記用カートリッ
    ジの保持筒の大径部に、隣接する末端側筆記用カートリ
    ッジの保持筒の小径部およびこの小径部から突出する鉛
    筆芯の先端側部を遊挿した構成とし、多数の筆記用カー
    トリッジの大部分を前記軸管内に軸方向に移動可能に嵌
    合させて収容し、最先端に位置する筆記用カートリッジ
    の保持筒の大径部を前記軸管の先端部に抜き出し可能に
    保持させると共に、最末端に位置する筆記用カートリッ
    ジの保持筒の大径部を前記尾栓内に嵌合保持させ、最末
    端から2番目の筆記用カートリッジの保持筒の大径部末
    端を、尾栓の先端に当接するようにした、詰替鉛筆から
    なることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の
    筆記具。
  6. 【請求項6】 筆記具本体が、軸管と、この軸管の末端
    部に嵌合保持した尾栓とを備え、芯部材が、内部にイン
    キを入れたチューブの先端部に、ボールを先端部に装着
    した金属筒の基部を嵌合固定したボールペン芯からな
    り、前記チューブの先端を前記軸管の先端小内径部の末
    端に支持させ、前記金属筒の先端部を軸管の先端から突
    出させ、前記芯部材の大部分を軸管内に軸方向に沿って
    収容し、前記チューブの末端を前記尾栓内の末端部に支
    持させ、チューブの先端部外周面を軸管の先端部内周面
    から突出させた複数の凸条に支持させると共に、チュー
    ブの末端部外周面を尾栓の内周面から突出させた複数の
    凸片に支持させた、ボールペンからなることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれかに記載の筆記具。
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