JPH0736980Y2 - 平板状屋根材 - Google Patents

平板状屋根材

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JPH0736980Y2
JPH0736980Y2 JP10955988U JP10955988U JPH0736980Y2 JP H0736980 Y2 JPH0736980 Y2 JP H0736980Y2 JP 10955988 U JP10955988 U JP 10955988U JP 10955988 U JP10955988 U JP 10955988U JP H0736980 Y2 JPH0736980 Y2 JP H0736980Y2
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JP
Japan
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roof material
flat roof
shoulder
shaped notch
cutting
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JP10955988U
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育男 森田
国昭 佐藤
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Kubota Corp
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は切妻屋根に葺き上げられる石綿セメント等の平
板状屋根材、特に長方形をなす平板状屋根材の改良され
た形状に関するものである。
(従来の技術) 従来、平板状屋根材で葺き上げられる屋根のけらば部分
を耐浸水性にするため、けらば部分に対する屋根材の葺
き上げの際に、平板状屋根材上側のけらばに臨む片側隅
部を第6図および第7図に符号Cで示すように斜めに切
り落として肩おとしすることが行われている。上記従来
技術の詳細については、例えば、実公昭53-26826号公報
を参照されたい。
(考案が解決しようとする課題) 上述した従来の板状屋根材では、葺き上げの際に、ケラ
バ部分の屋根材は全板物、半裁物を問わず対浸水性を向
上させるべく肩おとしをしなければならないため大変煩
わしく、また肩おとしを忘れて葺き上げてしまうことも
しばしばで、屋根葺き作業の面で問題があった。
(課題を解決するための手段) 上記問題を解決するために、本考案においては、平板状
屋根材の、上位屋根材で覆われる上側両隅に少なくとも
けらば水切り捨板の幅と同じで、かつ肩おとし辺の傾斜
角は10°以上である肩おとし部を形成するものである。
また、上記平板状屋根材の上辺中央に浅いV字状切欠部
を設け、その谷底部が半裁切断時の位置決めマークとな
り、かつ切断後、前記肩おとし部の形状、寸法となり得
るように形成されるものである。
(作用) 上述のように、平板状屋根材の全板物については、その
上側両隅に予め肩おとし部が形成されているので、従来
のように現場で肩おとし作業をする必要がない。平板状
屋根材の半裁物については、全板物を、その上辺中央に
設けたV字状切欠部の谷底部を目安に切断すれば、直ち
に肩おとし形状となる。
そして、肩おとしやV字状切欠部の形状、寸法は平板状
屋根材に対し耐浸水性、耐風性および耐踏み割れ性に関
し悪影響を及ぼすことはない。
(実施例) 本考案の実施例につき、図面を参照して以下記述する。
一実施例をを示す第1図において、は長方形の平板状
屋根材を示し、2,2は前記屋根材1の上側両隅を斜めに浅
く切り落として形成された肩おとし部を示す。また、3
は上辺中央に形成された二等辺三角形のV字状切欠部を
を示す。そして耐浸水性、耐風性、耐踏み割れ性に悪影
響を与えないように、長さLが900mmの長方形の平板状
屋根材においては肩おとし部2の幅W1は100mm、高さh1
は20mmとすることが好ましく、また二等辺三角形のV字
状切欠部3の底辺w2は200mm、高さh2は20mmとすること
が好ましく、さらに肩おとし辺の傾斜角θは10°以上に
することが好ましい。
第2図は第1図にを示す長方形の平板状屋根材をV字
状切欠部3の谷底部4を目安にして切断した平板状屋根
材の半裁物1Aを図示しており、上側両隅には、第1図に
示す前記屋根材1と同じ形状、寸法の肩おとし部2,3Aが
形成されることはいうまでもない。
本考案の他の実施例を示す第3図において、1′は長方
形の平板状屋根材を示し、2′,2′は屋根材1′の上側
両隅を斜めに落として形成した第1図の屋根材と同じ形
状、寸法の肩おとし部をを示す。3′は上辺中央に形成
された小さな切欠部を示し、前記屋根材1′を半裁物に
切断する時の位置決めの役割を果たすものである。肩お
とし辺の傾斜角θは第1図の屋根材と同じく10°以上で
あることが好ましい。
第4図は肩おとし部2とけらば水切り捨板4との重なり
位置をを示す上面図で、肩おとし部2の幅w1はけらば水
切り捨板4の幅w3以上でなければ、雨水の一部は屋根材
の横方向の上側辺に沿って野地板5側に分流することに
なるため、肩おとし部2の幅w1は少なくとも水切り捨板
4の幅w3と同じでなければならない。なお、第5図はけ
らば水切り捨板4の横断面をを示す。上述した肩おとし
部やV字状切欠部は製造工場の加工工程において予め形
成されるものである。
(考案の効果) 本考案は、以上のとおりであるから、下記の効果を奏す
る。
屋根葺き作業をケラバ側から割り付けして行う場合、少
なくとも一方(葺き始め側)のケラバ部では肩おとし作
業を省くことができる。
ただ、ケラバに対向する屋根材が全板物または半裁物以
外の半端物の場合には肩おとし作業を必要とするが、葺
き並べた他の肩おとし付き屋根材の形状から肩おとしを
忘れることはなくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例をを示すもので、第1図は長方形
の平板状屋根材の平面図、第2図は第1図の平板状屋根
材を半分に切断した平板状屋根材の半裁物の平面図、第
3図は他の実施例の平板状屋根材の平面図、第4図は平
板状屋根材とけらば水切り捨板との重なり位置を示す平
面図、第5図はけらば水切り捨板の横断面図、第6図は
従来の平板状屋根材の全板物の平面図、第7図は従来の
平板状屋根材の半裁物の平面図をそれぞれ示す。11′……長方形の平板状屋根材、1A……平板状屋根
材の半裁物、2,2′……肩おとし部、3……V字状切欠
部、4……けらば水切り捨板。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状屋根材の、上位屋根材で覆われる上
    側両隅に少なくともけらば水切り捨板の幅と同じで、か
    つそれらの肩おとし辺の傾斜角が10°以上である肩おと
    し部を形成したことを特徴とする平板状屋根材。
  2. 【請求項2】上辺中央にV字状切欠部を設け、該V字状
    切欠部の谷底部が半裁切断時の位置決めマークとなり、
    また切断後には前記肩おとし部の形状を呈する請求項1
    に記載された平板状屋根材。
JP10955988U 1988-08-23 1988-08-23 平板状屋根材 Expired - Lifetime JPH0736980Y2 (ja)

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JP10955988U JPH0736980Y2 (ja) 1988-08-23 1988-08-23 平板状屋根材

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JPH0232531U JPH0232531U (ja) 1990-02-28
JPH0736980Y2 true JPH0736980Y2 (ja) 1995-08-23

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