JPH01290859A - 屋根隅棟部の施工方法 - Google Patents

屋根隅棟部の施工方法

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JPH01290859A
JPH01290859A JP12136488A JP12136488A JPH01290859A JP H01290859 A JPH01290859 A JP H01290859A JP 12136488 A JP12136488 A JP 12136488A JP 12136488 A JP12136488 A JP 12136488A JP H01290859 A JPH01290859 A JP H01290859A
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JP
Japan
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corner ridge
roof
corner
board
ridge
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JP12136488A
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Toshihiro Tsujitani
辻谷 敏浩
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TANITA SHINDO KK
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TANITA SHINDO KK
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  • Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は金属板製の屋根の施工方法に関するものである
(従来技術と問題点) 屋根を施工する場合、社寺や茶室など建物の形状によっ
ては屋根面どうしが交叉する隅棟部分が生じ、この隅棟
部分には通常の屋根面に施工する屋根板(−文字葺など
)と異なり隅棟板と呼ばれ略し字状をした特殊な形状の
屋根板が用いられ従来より廻し葺などとも呼ばれていた
この隅棟部を有する屋根は社寺などの高級な建築物に多
く見られ、施工後の外観も重要視されるものである。
そして、従来よりの隅棟部の施工方法としては略し字状
の隅棟板本体部の周縁と一文字葺など他の屋根板の端縁
を立ち上げて当接し、この端縁どうじをつかみ箸などで
つかみ込んで屋根材の下面側に折曲して係合接続する方
法がとられていた。
しかし、このようなつかみ箸を使用しての接続作業は板
金技術の中でも高度なものであり熟練と経験を要し、雨
仕舞も万全にして外観よく施工するには多大な手間を要
するものであった。
又、従来より一文字葺屋根材を施工する場合、隅棟側の
端部は屋根材本体の端部を切断して隅棟部に合せている
ため隅棟部付近は第7図に示す如く屋根材の継目の数が
多くなり外観を損なうものであった。
(発明の目的) 本発明は上述したような問題点に対して発明したもので
あり、屋根の隅棟部を施工する際、従来のようにつかみ
箸などを使用せずに隅棟板の上下の係合片どうしを順次
係合してゆくだけで施工でき、作業も熟練や経験を必要
とせず、又−文字画の屋根面の隅棟部付近も長さの長い
調整屋根板を使用することにより継目も少なく施工後の
外観も良好なる隅棟部の施工方法を提供するものである
(発明の構成) 以下本発明を添付図面に示した一実施例にもとづいて詳
説する。
第1図は隅棟板Aの斜視図を示し、第2図は第1図に於
ける隅棟板Aを下面側から見た時の斜視図を示す。
銅板等の金属薄板を折曲形成してなる隅棟板Aは略し字
状に形成した本体1を有し、該本体部1の中央には上下
方向となる屋根の隅棟に当接する棟頂部14にて下面側
に折曲されている。
この棟頂部14の折曲角度は、施工する隅棟部の角度に
合せて設計し、屋根勾配が大きい時は角度を大きくし、
屋根勾配が小さい時は折曲角度も小ざくすればよく、又
本体部1の略り字状の内隅角及び外隅角も隅棟部の角度
に合せて任意に設計されるものでおる。
又、本体部1の水上側である内隅角を形成する上端縁は
隙間を設けて上面側に折り曲げた不係合片11が設けら
れ、水下側で必る外隅角を形成する下端縁は同じく隙間
を設けて下面側に折り曲げた不係合片12が第3図(b
)に示す如く設けられている。
更に第2図の斜視図及び第3図(a)に示す如く本体部
1の両側端縁は下面側に折り返されて側部折曲片13が
形成されており、側端縁が波打ったり変形するのを防い
でいる。
この側部折曲片13は図示例では180°折り返されて
いるが、この折り曲げ角度は例えば90’ないし150
°程度でもその目的は達けられる。
上記の如く構成される隅棟板Aを第4図に示す如く屋根
の隅棟部に施工してゆくが、屋根面にはあらかじめ一文
字葺屋根材2が施工しであるが、この屋根材2は略角形
の本体部の周縁に係合片を折曲して構成されている。
そして、屋根面の中央より隅棟に向って葺いてゆく一文
字葺屋根材2は隅棟に達する部分には隅棟に沿って斜め
に切断した調整屋根板23を配置し、その端縁は上方に
折曲した立設部21が第5図に示す如く形成されている
この時、調整屋根板23は通常の一文字葺屋根材2の長
さより長く(例えば1.6倍程度)することにより、第
6図に示す如く、隅棟付近の継目が少なくなり、外観も
良好なものとなる。
このように−文字葺屋根材2及び調整屋根板23を施工
した屋根の隅棟部に隅棟板Aを下方より上方に向けて順
次施工してゆくが、下部に位置する隅棟板Aの不係合片
11と上部に位置する隅棟板Aの不係合片12を係合し
て上方に葺き上げてゆく。
すなわち、隙間を設けて折曲した不係合片11の隙間に
不係合片12を差し込んで係合接続してゆくが、この時
隅棟板Aの不係合片11は、調整屋根板23の上辺に隙
間を設けて上面側に折り返した不係合片22の隙間に差
し込んで隅棟板Aを施工する。
このように不係合片22の隙間に隅棟板Aの上端を差し
込むことにより、隅棟板Aの側端部が屋根材2の上面に
隙間なく密接し、外観も良好となり雨水の侵入も防げる
ものである。
又、隅棟板Aの側端からの雨仕舞に関しては屋根材2の
隅棟側端部に設Cプた立設部21によって完全に防げる
ものである。
(発明の効果) 上述したように本発明に係る隅棟板の施工方法は略し字
状本体の上下に隙間を設けて折曲した係合片を下方より
上方に向けて順次係合接続するだけで施工でき、従来の
ようにつかみ箸などを使用しないため熟練な経験を必要
とせず容易に施工できるものである。
又、隅棟部付近に長さの長い調整屋根板が施工しである
ため屋根面上の継目が少なくなり外観も良好となるもの
でおる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例に係り、 第1図は隅棟板の斜視図、 第2図は隅棟板を下面から見た時の斜視図、第3図(a
>及び(b)はそれぞれ第1図に於ける隅棟板のa−a
断面、b−b断面を示す端面図、 第4図は隅棟板を屋根に施工する途中の斜視図、 第5図は屋根の隅棟部付近に施工する一文字葺屋根材の
斜視図、 第6図は本発明の一実施例により施工した屋根の片側の
平面図、 第7図は従来例による屋根の片側の平面図である。 A・・・隅棟板   1・・・本体部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 屋根面どうしが交叉する隅棟部に於いて、屋根面の隅棟
    部分に、隅棟部に沿つて立設部を設けた調整屋根板を配
    設し、該調整屋根板の隅棟側端部の上方を覆つて略L字
    状の隅棟板を載置し、隅棟板の上端縁を上面側に折曲し
    た上係合片と、下端縁を下面側に折曲した下係合片を順
    次係合し、隅棟部の下方から上方へ施工してなる屋根隅
    棟部の施工方法。
JP63121364A 1988-05-17 1988-05-17 屋根隅棟部の施工方法 Expired - Fee Related JPH07103649B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05331973A (ja) * 1992-06-02 1993-12-14 Kubota Corp 建物の屋根の施工方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6033228U (ja) * 1983-08-15 1985-03-07 元旦ビューティ工業株式会社 屋根の接続部構造
JPS6128656A (ja) * 1984-07-20 1986-02-08 三晃金属工業株式会社 横葺屋根における降り棟修構造

Patent Citations (2)

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