JPH0736775B2 - 机 - Google Patents

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JPH0736775B2
JPH0736775B2 JP4133489A JP4133489A JPH0736775B2 JP H0736775 B2 JPH0736775 B2 JP H0736775B2 JP 4133489 A JP4133489 A JP 4133489A JP 4133489 A JP4133489 A JP 4133489A JP H0736775 B2 JPH0736775 B2 JP H0736775B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、天板の側面にエッジ部材を着脱可能に設けて
なる机に関するものである。
[従来の技術] 従来、オフィスで使用される執務机等の天板側面には、
エッジ部材が接着剤等を用いて固着されているのが一般
的である。
[発明が解決しようとする課題] ところで、机の天板の側面は、輸送中や使用中等に外力
を受けて傷付き易い。しかして、その側面を保護するエ
ッジ部材が接着等により固定されていると、傷のないも
のと部品交換をしようとした場合、天板全体を取換えな
ければならないという不経済さがある。また、その側面
を硬質のものから軟質のものに変更したいという要望が
でたり、その逆の要求が生じても、容易に対処すること
ができないという不便さもある。
このような不具合に対処するために、天板本体の側面
に、エッジ部材を着脱可能に装着することが考えられ
る。ところが、従来考えられているものは、天板本体の
側縁板の中央部分に、前記エッジ部材を位置決め装着す
るようにしている。しかるに、合成樹脂等により作られ
た長尺なエッジ部材には、寸法誤差が発生し易い。その
ため、かかるエッジ部材を、側縁板の中央部分に位置決
めして止着しても、そのエッジ部材の使用端側が、天板
本体の前縁よりも若干突出したり、エッジ部材の上面と
天板本体の上面との間に段差が生じ易いという問題があ
る。
本発明は、以上のような課題を解消することを目的とし
ている。
[課題を解決するための手段] 本発明は、このような目的を達成するために、次のよう
な構成を採用したものである。
すなわち、本発明に係る机は、天板本体の側面に、エッ
ジ部材を着脱可能に装着してなるものであって、天板本
体を、使用端側に垂下部を有してなる上面構造板と、こ
の上面構造板の側縁近傍部の下面に固設されその側縁下
面との間に外方へ開口する溝を形成する側縁板とを具備
してなるものにし、前記エッジ部材を、前記垂下部の内
面に当接する突起と、前記溝に嵌合する突条とを有し前
記側縁板に着脱可能に止着されたベースを具備してなる
ものにしたことを特徴とする。
エッジ部材内を、天板連結金具や小配線を収容するのに
有効に利用したい場合には、エッジ部材を、外面の上縁
近傍部に位置決め突条を有してなるベースと、上縁部を
前記位置決め突条に係合させて該ベースの外面側に着脱
可能に装着した側面カバーとを具備してなるものにして
おき、このベースと側面カバーとの間に空洞を形成する
のがよい。
金具の導出部分や、小配線の導出入部分を目立たないよ
うにするには、側面カバーの下縁に、前記空洞と外部と
を連通させる切欠部を設けておくのがよい。
[作用] このような構成のものであれば、エッジ部材の使用側端
縁と天板本体の使用側端縁との間の段差、及び、エッジ
部材の上面と天板本体の上面との間の段差を可及的に小
さなものにすることができる。すなわち、突起は、垂下
部の内面に当接させるようになっており、この突起と該
エッジ部材の使用側端縁との距離、及び、垂下部の内面
と天板本体の使用側端縁との距離はそれぞれ極めて小さ
なものである。そのため、寸法誤差が累積することがな
く、エッジ部材の使用側端縁と天板本体の使用側端縁と
の間の段差をほとんどなくすことができる。同様に、突
条とエッジ部材の上面との距離、及び、前記溝を形成す
る構造板の下面と天板本体の上面との距離は、それぞれ
非常に小さなものになるため、そのエッジ部材の上面と
天板本体の上面との間の段差も、零に近づけることが容
易である。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を、第1図〜第17図を参照して
説明する。
この机は、第1図〜第4図に示すように、天板1を左右
のサイドパネル2により支持するとともに、それら両サ
イドパネル2の先端縁部2s間をフロントパネル3の上縁
部分と前記天板1の先端縁部1sとの間に配線挿通用のス
リット4を設けてなる。
天板1は、第1図〜第3図に示すように、天板本体10の
左右両側面に、エッジ部材5を着脱可能に装着してな
る。天板本体10は、第5図及び第6図に示すように、上
面構造板11の上面に化粧板12を添設し、その上面構造板
11の下面における両側縁近傍部に側縁板16を固着すると
ともに、それら両側縁板16間に位置する部位に、横桟13
を複数本平行に固設したものである。そして、この横桟
13をボルト14を用いてサイドパネル2のブラケット21に
止着している。ブラケット21は、下方に開口するチャン
ネル状のもので、天板1の上面構造板11を下面側から支
持する水平な上板21aと、この上板21aの両側縁から垂下
させた側板21b,21cとを具備してなる。そして、一方の
側板21bを前記ボルト14を用いて天板1の横桟13に緊締
連結するようになっている。上面構造板11は、板金製の
もので、その使用端側に垂下部11aを有している。垂下
部11aは、板金素材を湾曲成形することにより上面構造
板11の水平部11bと一体に形成されており、化粧板12の
延長部分とともに天板本体10の使用側端縁10tを構成し
ている。一方、側縁板16は、第6図〜第11図に示すよう
に、上端に水平な取付片16aを有した横断面逆L字形の
もので、その取付片16aを前記上面構造板11の下面に溶
接により固着してある。なお、取付片16aの外方縁部分
には、上面構造板11と離れる方向の段部16bが形成して
あり、この段部16bとその上面構造板11の側縁下面との
間に、外側方に開口する連続的な溝17を形成している。
また、エッジ部材5は、ベース51と、このベース51の外
面側に着脱可能に装着した側面カバー56とを具備してな
る。ベース51は、第12図〜第14図に示すように、合成樹
脂による一体成形品であり、その内面側に位置決め用の
突起52と突条53とを突設している。突起52は、ベース51
の使用側端縁51tに近接する位置に突設されており、天
板本体10の垂下部11aの内面に当接するようになってい
る。突条53は、ベース51の上面近傍部に突設されたもの
で、第6図〜第11図に示すように、天板本体10に設けた
前記溝17に嵌合するようになっている。そして、このベ
ース51の中間部には、ボルト挿通孔54が穿設してあり、
このボルト挿通孔54に挿通させたボルト55を前記端板16
に穿設したねじ孔16cに螺着することにより該ベース51
を天板本体10に固定している。なお、このベース51に
は、ボルト挿通孔51以外に、金具取付孔50が穿設してあ
り、この金具取付孔50を利用して、コーナー天板1A等を
支持するための支持金具19を装着し得るようにしてい
る。第6図及び第9図は支持金具19を装着する場合の例
を示している。この支持金具19は、板状素材をL字形に
屈曲成形したもので、その起立片19aに設けたボルト孔1
9bと、前記ベース51の取付孔50とに貫通させたボルト19
cを、前記側縁板16の内面側に配設したナット板18に螺
着することにより、該支持金具19を天板本体10に固定し
ている。ナット板18は、水平板部18aと鉛直板部18bとを
有してなる断面L字形のもので、その鉛直板部18bに前
記ボルト19cを螺合させるためのねじ孔18cを有してお
り、前記ブラケット21内に位置させてある。
一方、側面カバー56は、第15図〜第17図に示すように、
上縁部56aと、下縁部56bと、この下縁部56bと上縁部56a
を使用側において連続させる手前縁部56cとを内面周縁
部分に突設してなる偏平なもので、合成樹脂により一体
に成形されている。なお、前記上縁部56aの先端には、
下方に突出する下向係止部56eが間欠的に設けてあり、
前記下縁部56bの先端には、上方に突出する上向係止部5
6fが間欠的に設けてある。そして、この側面カバー56の
前記ベース51への接続構造は、次のようになっている。
まず、前記ベース51の外面における上縁近傍部に、上面
にアンダーカット部57aを有した位置決め突条57を一体
に突設するとともに、下縁近傍部に上下方向に弾性変形
可能な弾性爪58を複数個間隔をあけて設けている。弾性
爪58は、第7図及び第11図に示すように、U字形に湾曲
するスプリング部58aを介してベース51に一体に設けら
れ、その先端58bが上下方向に弾性変位し得るようにな
っている。なお、58cは、弾性爪58が上下方向以外に弾
性変位するのを防止するための補強リブである。側面カ
バー56をベース51に装着する場合には、その側面カバー
56の上縁部56aに設けた下向係止部56eを前記ベース51の
位置決め突条57のアンダーカット部57aに係合させた状
態で、この側面カバー56をベース51方向に押圧すること
によって、その下縁部56bに設けた上向係止部56fを前記
弾性爪58に弾性係合させることができるようになってい
る。このようにして側面カバー56をベース51に装着した
状態では、この側面カバー56とベース51との間に、偏平
な空洞59が形成されるようになっており、この空洞59
は、側面カバー56の下縁部56bに設けた切欠部56dを介し
て外部に連通している。しかして、前記支持金具19を装
着しない場合には、この空洞59を小配線を挿通させるた
めの空間として利用し、前記切欠孔56dを配線を導出さ
せるための導出口として用いることができる。一方、支
持金具19を装着した場合には、この支持金具19の先端側
を、この切欠部56から外部に導出させることができるよ
うにしてある。
サイドパネル2は、第1図及び第4図に示すように、ア
ジャスタ22を介して床F上に載置されるベース部23と、
このベース部23の先端側に立設した胴部24と、この胴部
24の上端から使用端側へ延出させたアーム部25とを具備
してなるもので、全体として天板1を支える脚としての
役割を担っている。そして、このサイドパネル2の先端
近傍部に、内面側に開口する凹溝26を、該サイドパネル
2の下端部から上端部に亘って形成し、この凹溝26に合
成樹脂製のカバー27を装着している。なお、カバー27の
下端部には、凹溝26を外部に連通させる配線通過孔28が
設けてある。
さらに、この机では第3図及び第6図に示すように、前
記両サイドパネル2に前記スリット4の端部を側方に解
放するための切欠窓29を設け、この切欠窓29の上端側に
上部カバー6を着脱可能に装着するとともに、切欠窓29
の下部側に下部カバー7を着脱可能に蓋着している。
上部カバー6は、第6図に示すように、上面板61と側面
板62とを備えてなるもので、その上面板61には切欠孔63
を設け、この切欠孔63に回動扉64を下方に回動開成し得
るように螺着している。上面板61の下面における両縁近
傍部には、弾性爪65、66を一体に突設しており、使用端
側の弾性爪65を天板1の先端部材15に設けたアンダーカ
ット部15aに弾性係合させるとともに、先端側の弾性爪6
6を、ポストキャップ8に突設した突条81の下面81aに弾
性係合させることにより、切欠窓29の上部に上方へ着脱
し得る装着されている。なお、装着状態においては、こ
の上部カバー6の上面板61の使用端側の縁部61dが天板
1の上面により支持されるとともに、先端側の縁部61e
が前記ポストキャップ8の突条81により支持されるよう
になっている。そして、この装着状態においては、前記
エッジ部材5のベース51の反使用側端縁51sが、この上
部カバー6内に侵入し、隠されるようになっている。エ
ッジ部材5の側面カバー56は、前記上部カバー6の端面
に当接または近接し、その外面が前記上部カバー6の側
面板62の外面と面一になるようにしてある。
下部カバー7は、第5図及び第6図に示すように、板状
のもので、その上縁部を上部カバー6の側面板62の内面
に重合させて、前記切欠窓29に配設されている。そし
て、前記上部カバー6内に下部カバー退避用のスペース
を設けて、この下部カバー7を上方にスライドさせ得る
ように構成している。詳述すれば、サイドパネル2の切
欠窓29の両内側壁に、角柱状のレール91、92を配設する
とともに、下部カバー7の内面に、先端部に爪71aを有
し相寄る方向に弾性変形可能な対をなす弾性壁71を上下
に所定ピッチで複数対突設している。そして、それら弾
性壁71の一時的な弾性変形を利用してそれら各弾性爪71
aを前記両レール91、92の縁部に係合させて、前記各弾
性壁71を両レール91、92の対向面91a、92aに上下にスラ
イド可能に摺接させている。しかして、この下部カバー
7は、上部カバー6の側面板の内面に添って上下動する
ようになっており、前記エッジ部材5のベース51は、こ
の下部カバー7の配設位置よりもさらに内側に設けた上
部カバー6の切欠部67内に挿入されるようになってい
る。
なお、36は配線保持用の樋であり、41は前記スリット4
に開閉可能に蓋着した蓋体である。
このような構成のものであれば、エッジ部材5のベース
51の使用側端縁51tと天板本体10の使用側端縁10tとの間
の段差、及び、エッジ部材5のベース51の上面51jと天
板本体10の上面10jとの間の段差を可及的に小さなもの
にすることができる。すなわち、突起52は、垂下部11a
の内面に当接させるようになっており、この突起52と該
ベース51の使用側端縁51tとの距離、及び、垂下部11aの
内面と天板本体10の使用側端縁10tとの距離はそれぞれ
極めて小さなものである。そのため、寸法誤差が累積す
ることがなく、エッジ部材5のベース51の使用側端縁51
tと天板本体10の使用側端縁10tとの間の段差をほとんど
なくすことができる。同様に、突条53とベース51の上面
51jとの距離、及び、前記溝17を形成する上面構造板11
の下面と天板本体10の上面10jとの距離は、それぞれ非
常に小さなものになるため、そのベース51の上面51jと
天板本体10の上面10jとの間の段差も、零に近づけるこ
とが容易である。しかして、ベース51の寸法誤差は、反
使用側端縁51s及び下面51k部分にしわよせされるが、か
かる部分は目立ち難くいため、問題とならない。特に、
この実施例のものでは、ベース51の反使用側端縁51s
を、上部カバー6内に挿入するようにしているため、寸
法誤差による飛び出し部分等は外部から一切視認するこ
とが不可能となり、外観的に優れたものとなる。
なお、エッジ部材は、ベースと側面カバーとからなるも
のに限られないが、このようなものにすれば、ベースと
側面カバーとの間に形成される空洞を支持金具を配設し
たり小配線を挿通させるための空間として有効に利用す
ることができる。しかも、前記実施例のように、ベース
の上縁近傍部に突設した位置決め突条で、側面カバーの
上縁部を位置決めできるようにしておけば、側面カバー
の上面をベースの上面に面一に揃えることが容易にな
る。エッジ部材を、ベースと側面カバーとにより構成す
る場合の変形例としては、第18図に示すようなものも考
えられる。すなわち、第18図に示すエッジ部材205は、
側面カバー256の外周縁256aをベース251の外周に嵌合さ
せるようにしたもので、前記ベース251は、前記実施例
と同様に、図示しない突起を天板本体10の垂下部11aの
内面に当接させるとともに、突条253を溝17に嵌合させ
て、天板本体10の側縁板16に止着される。そして、側面
カバー256のベース251に対する取り付けは、前記実施例
に準じ、部材の弾性を利用した弾性爪258等を用いて着
脱可能に行えばよい。しかして、このようにすれば、ベ
ース251の使用側端縁及び上面が、天板本体10の使用側
端縁及び上面と一定の関係をもって正確に位置決めされ
るため、前記側面カバー256の外周縁256aを正確にベー
ス251の外周に嵌合させるようにすれば、その側面カバ
ー256の使用側端縁及び上面256jを天板本体10の使用側
端縁及び上面10jに面一に揃えることが容易である。し
かも、このようにすれば、ベース251と側面カバー256と
の接合面が外部に露出することがないため、外観上優れ
たものになるという効果も得られる。
また、前述した第1図〜第17図に示す実施例では、エッ
ジ部材5のベース51に、未使用の第2、第3のボルト挿
通孔54II、54III、及び、第2、第3の取付孔50II、50I
IIを設けているが、本発明は、このようなものに限定さ
れないのは勿論である。しかしながら、前記実施例のよ
うにしておけば、奥行寸法の異なる3種類の天板に容易
に対応することが可能となる。すなわち、第19図に示す
ような長尺なベース51IIIを成形することができる金型
を設けておき、この共通の金型にいわゆる入子を組み合
わせて3種類のベース51、51II、51IIIを製作する。そ
して、最も短いベース51は、第1図から第17図に示す実
施例のように、第1のボルト挿通孔54及び第1の取付孔
50を使用して天板本体10に取着し、また支持金具を止着
する。同様に、中間長さのベース51IIは、第2のボルト
挿通孔54II及び第2の取付孔50IIを使用し、最も長いベ
ース51IIIは、第3のボルト挿通孔54III及び第3の取付
孔50IIIを使用する。なお、第1、第2、第3のボルト
挿通孔54、54II、54III間のピッチ及び第1、第2、第
3の取付孔50、50II、50III間のピッチは、各ベース5
1、51II、51IIIの長さの差に対応する値に設定してあ
る。このようにしておけば、定まった位置にブラケット
21を有する共通のサイドパネル2に、使用側端縁の延出
長さのみが異なる3種類の天板本体10を選択的に装着し
た場合に、それら各天板本体10の側面に対応するベース
51、51II、51IIIを不具合なく取着することができる。
[発明の効果] 本発明は、以上のような構成であるから、エッジ部材を
着脱することが可能であり、傷付いたり破損したような
場合には容易に交換することができる。しかも、このエ
ッジ部材は、その突起を天板本体の垂下部の内面に当接
させるとともに、その上端近傍部に設けた突条を上面構
造板の下面により形成される溝に嵌合させて装着するよ
うにしているので、そのエッジ部材の使用側端縁と天板
本体の使用側端縁とを間、及び、エッジ部材の上面と天
板本体の上面との間に段差が生じるのを有効に防止する
ことができる。したがって、見えがかり部分の形態を整
えることができ、また、使用者がその部分に触れること
があっても、違和感を与えることがない。
また、エッジ部材を、外面の上縁近傍部に位置決め突条
を有してなるベースと、上縁部を前記位置決め突条に係
合させて該ベースの外面側に着脱可能に装着した側面カ
バーとを具備してなるものにしておき、このベースと側
面カバーとの間に空洞を形成すれば、エッジ部材内を、
コーナ天板を支持するための支持金具や小配線を収容す
るのに有効に利用することができ、使い勝手を向上させ
ることができる。
さらに、側面カバーの下縁に、前記空洞と外部とを連通
させる切欠部を設けておけば、金具の導出部分や、小配
線の導出入部分を目立たないようにすることができ好都
合である。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第17図は本発明の一実施例を示し、第1図は正
面図、第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は天板
を省略して内部を示す斜視図、第5図は第1図における
L−L線に沿う概略断面図、第6図は机の側縁部分を分
解して示す部分斜視図、第7図は第6図のM−M線に対
応する部分の断面図、第8図は第6図のN−N線に対応
する部分の断面図、第9図は第6図のO−O線に対応す
る部分の断面図、第10図は第6図のP−P線に対応する
部分の断面図、第11図は第6図のQ−Q線に対応する部
分の断面図、第12図はエッジ部材のベースを示す平面
図、第13図は同正面図、第14図は同底面図、第15図はエ
ッジ部材の側面カバーを示す正面図、第16図は同底面
図、第17図は同背面図である。第18図は本発明の他の実
施例を示す第7図相当の断面図である。第19図は本発明
のさらに他の実施例を説明するためのベースの正面図で
ある。 1…天板、2…サイドパネル 5…エッジ部材、6…上部カバー 10…天板本体、11…上面構造板 11a…垂下部、16…側縁板 17…溝 51、51II、51III…ベース 52…突起、53…突条 56…側面カバー、56d…切欠部 57…位置決め突条、59…空洞 205…エッジ部材、251…ベース 253…突条

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天板本体の側面に、エッジ部材を着脱可能
    に装着してなる机であって、天板本体を、使用端側に垂
    下部を有してなる上面構造板と、この上面構造板の側縁
    近傍部の下面に固設されその側縁下面との間に外方へ開
    口する溝を形成する側縁板とを具備してなるものにし、
    前記エッジ部材を、前記垂下部の内面に当接する突起
    と、前記溝に嵌合する突条とを有し前記側縁板に着脱可
    能に止着されたベースを具備してなるものにしたことを
    特徴とする机。
  2. 【請求項2】エッジ部材が、外面の上縁近傍部に位置決
    め突条を有してなるベースと、上縁部を前記位置決め突
    条に係合させて該ベースの外面側に着脱可能に装着した
    側面カバーとを具備してなり、このベースと側面カバー
    との間に空洞を形成していることを特徴とする請求項1
    記載の机。
  3. 【請求項3】側面カバーの下縁に、前記空洞と外部とを
    連通させる切欠部を設けていることを特徴とする請求項
    2記載の机。
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