JP4385362B2 - カーテンレール用レールカバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、既設のカーテンレールに付設してカーテンレールの意匠性を向上させるレールカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
既設のカーテンレールに付設してカーテンレールの意匠性を向上させるレールカバーは、特開平10−33359号により公開されている。この公開されたレールカバーは、工具を使用せずに既設のカーテンレールに付設することができるが、既存のカーテンレールの少なくとも前面を被覆する化粧部材と、その化粧部材を既存のカーテンレールに着脱自在に取り付ける止着部材を備えることを特徴とするから、化粧部材は横断面において既存のカーテンレールの少なくとも下端に部分的に接触する。したがって、化粧部材は既存のカーテンレールの形状寸法、特に上下幅に合わせたものを用意する必要がある。
【0003】
又、このレールカバーは、カーテン上縁がカーテンレール全面下部に沿って展開するカーテンを吊り下げたカーテンレールには使用することができない。
【0004】
さらに、このレールカバーは側面を被覆するキャップを外側面側から化粧部材に取り付けるため、カーテンレールの側面が壁面に近接する場合は、キャップを取り付けて側面をカバーすることができない。また、化粧部材を付設しないダブルカーテンレールの場合は、後側のカーテンレールの側面をカバーすることができない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
多様な上下幅のカーテンレール一つ一つに合わせて多種類のレールカバーを用意すると、レールカバーが高価につく。このため、多様な上下幅のカーテンレールに対応可能なレールカバーが要望されていた。又、カーテン上縁がカーテンレール全面下部に沿って展開するカーテンを吊り下げたカーテンレールにも使用可能なレールカバー、側面が壁面に近接するカーテンレールの側面をカバーすることができレールカバー、及びダブルカーテンレールの後方のカーテンレールの側面もカバーすることができるレールカバーも要望されていた。
【0006】
本発明は上記要望に応えるためになされたものであり、その課題は、工具を使用せずに容易に既設カーテンレールに取り付けてカーテンレールの意匠性を向上することができるレールカバーであって、広範囲な上下幅のカーテンレールに対応可能であり、かつカーテン上縁がカーテンレール全面下部に沿って展開するカーテンを吊り下げた既設カーテンレールにも使用可能であり、必要であれば、側面が壁面に近接するカーテンレールの側面をカバーすることも、ダブルカーテンレールの後側のカーテンレールの側面をカバーすることも可能なものを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を達成するため、本発明が採用する手段は、上下幅がカーテンレールの上下幅よりも大きい板状の前板と、カーテンレールにの上面側に取り付けられて前板の左右の中間部をアタッチメントを介して支持するサポートと、カーテンレールの下面側に取り付けられて前板の左右端部を左右方向摺動可能に支持するキャップとからなるレールカバーにおいて、前板を左右方向摺動可能に支持するアタッチメントをサポートに上下位置調整可能に取り付け、前板をカーテンレールの少なくとも前面下端から離間して配置し、キャップにカーテンレール端部の前面及び上面を被覆するフロントカバーを脱着自在に設けたことにある。
【0008】
この手段により、本発明のレールカバーは、カーテンレールの上下幅によってサポートの高さが変化しても、前板の中間部を支持するアタッチメントの上下位置はキャップに合わせて調整することができるから、前板を上下幅の比較的大きなカーテンレールに合わせておけば、それより上下幅の小さいカーテンレールには、そのまま適用することが可能である。したがって、一種類のレールカバーで多様な上下幅のカーテンレールに対応することができる。
【0009】
前板はカーテンレールの前面下端から離間するから、カーテン上縁がカーテンレール全面下部に沿って展開するカーテンを吊り下げたカーテンレールにも使用することができる。
【0010】
工具を使用せずにキャップとサポートをカーテンレールに取り付けるため、キャップは蝶ねじ等の素手で締め付けることができる止めねじでカーテンレールのレール溝に固定し、サポートは接着テープでカーテンレールの上面に張り付けることが好ましい。
【0011】
前板は、製造を容易にするため、合成樹脂製とし、横断面は上下に後方に曲がるリップ溝を有する弧状に形成して外観を重厚にすることが好ましい。前板の全長は切断により調整するから、前板のリップ溝の後面側の肉厚を前面側よりも薄くして、前板の切断を容易にすることが好ましい。
【0012】
好ましくは、サポートとアタッチメントは弾性に富む合成樹脂製とし、サポートとアタッチメントの一方に垂直板部を、他方にその垂直板部を左右から抱くアーム付き板受部を設け、垂直板部に上下に等間隔で並ぶ凹部を、板受部に板ばね部をそれぞれ形成する。板ばね部の先端に垂直板部の凹部にはまる凸部を設けてアタッチメントのサポートに対する上下位置を規定し、板ばね部の弾性力で垂直板部を板受部のアームに押圧してアタッチメントをサポートに固定する。アタッチメントを板ばね部に抗して昇降させることにより、アタッチメントのサポートに対する上下位置を調整する。アタッチメントの上下縁部は前板の上下リップ溝にはまりに、前板を左右方向に摺動可能に支持する。
【0013】
同じく好ましくは、キャップはカーテンレールの下面のレール溝に止めねじとナットで固定する固定金具と、その固定金具に凹凸係合を介して弾性的に固定可能な合成樹脂製のホルダと、そのホルダに凹凸係合を介して弾性的に外嵌固定可能な合成樹脂製のフロントカバーから形成する。ホルダは底なしのさや状に形成し、後面側に切り込みを入れて板ばね状の押圧部を設け、その押圧部を前面側に付勢し、ホルダ内に挿通された前板の端部を弾性的に前板を左右方向摺動可能に支持する。
【0014】
合成樹脂製のフロントカバーの側面に同じく合成樹脂製のサイドカバーを凹凸係合を介して弾性的にホルダとフロントカバーに固定し、前板の左右の端部の位置を規定すると共に、カーテンレールの側面をカバーする。ダブルのカーテンレールの場合は、このサイドカバーの後面に同じく合成樹脂製の延長サイドカバーを凹凸係合を介して弾性的に固定して後側カーテンレールの側面をカバーする。カーテンレールの側面が壁面に近接する場合は、キャップからサイドカバーと延長サイドカバーを外すことができる。
【0015】
【発明の実施の態様】
本発明のレールカバーを図面に示す実施例に基づいて説明する。
【0016】
図1及び図2はダブルカーテンレールに取り付けた本発明の実施例の正面図及び平面図であり、図3及び図4は図1のIII−III線及びIV−IV線矢視図である。
【0017】
図1ないし図4に示すように、レールカバー1は上下幅がカーテンレール10よりも大きい前板2と、カーテンレール10に取り付けられて前板2の左右端部を支持するキャップ3と、同じくカーテンレール10に取り付けられて前板2の中間部を支持するサポート4とからなる。
【0018】
キャップ3は固定金具6と、その固定金具6に脱着可能に固定した合成樹脂製のホルダ7と、そのホルダ7に脱着可能に固定した合成樹脂製のフロントカバー8と、ホルダ7とフロントカバーに脱着可能に固定した合成樹脂製のサイドカバー9と、そのサイドカバー9に脱着可能に固定した合成樹脂製の延長サイドカバー12とかなる。固定金具6は蝶ねじ13と板ナット14を備え、カーテンレール10のレール溝11に挿入し、板ナット14に蝶ねじ13をねじ込んでキャップ3をカーテンレール10に固定する。
【0019】
図5及び図6は図1のキャップ3の中央水平断面図及び分解底面図である。
【0020】
図3、図5及び図6に示すように、ホルダ7は底の抜けたさや状であり、フロントカバー8の内面にはまり込む。ホルダ7の後面側に板ばね状の押圧部15が一体に形成され、その押圧部15は、さや状のホルダ7内に挿入された前板2の端部をフロントカバー8側に弾圧して前板2を前後及び上下方向には移動できないが左右方向には摺動可能に把持する。
【0021】
固定金具6の中央の穴16と上下の切り欠き17にホルダ7の中央の突起18と上下の鉤19をはめ込んで弾性的に一体とする。ついで、ホルダ7にフロントカバー8を外嵌し、ホルダ7の上下の長穴20にフロントカバー8の上下の長鉤21をかけてホルダ7とフロントカバー8を弾性的に一体とする。それから、フロントカバー8の左右の一方の上下のほぞ溝22にサイドカバー9の上下のほぞ板23を挿入し、ホルダ7の長穴38にサイドカバー9のフック39を掛け、ホルダ7とフロントカバー8とサイドカバー9を弾性的に一体とする。
【0022】
図7及び図8はサポートの中央垂直断面図及び平面図であり、図9及び図10は図7のIX−IX線及びX−X線矢視図である。
【0023】
図4、図7、図8、図9、図10に示すように、サポート4はカーテンレール10の上面に両面接着テープ26を介して固定され、そのサポート4にアタッチメント27が取り付けられる。
【0024】
サポート4とアタッチメント28は共に透明な合成樹脂製である。サポート4は垂直板部28を備え、その垂直板部28の前面には複数の横長の凹部29が上下に等間隔に並ぶ。アタッチメント27はサポート4の垂直板部28を左右から抱くアーム33を備えた板受部31を有する。サポート4の垂直板部28と対面する板受部31の中央はU字形に切り込まれて板ばね部32を形成する。その板ばね部32の先端に垂直板部28の断面台形の凹部29に脱着自在にはまり込む横長の凸部30を形成する。
【0025】
板ばね部32の先端の凸部30をに垂直板部28の凹部29の一つにはめてアタッチメント27のサポート4に対する上下位置を規定し、板ばね部32の弾性力で垂直板部28を板受部31のアーム33に押圧してアタッチメント27をサポート4に固定する。アタッチメント27を板ばね部32の弾性力に抗して昇降させることにより、アタッチメントのサポートに対する上下位置を調整する。このときの凸部30と凹部29の脱着を容易にするため、凸部30の下側は傾斜角40〜45度の斜面とすることが好ましい。
【0026】
前板2は弧状の横断面を有し、上下両縁は後面側に折れてリップ溝5を形成する。アタッチメント27は全体として角が丸く左右の端部が少し先細る長円形であり、上下縁部34は前板2の上下のリップ溝5にはまる。前板2はアタッチメント27を介してサポート4に左右方向摺動自在に支持される。
【0027】
本発明のレールカバー1は、工具を全く使用せずに組み立てることも、既設のカーテンレールに取り付けることも可能である。組立後に取り付ける場合は、1本以上の前板2をカーテンレール10の全長に合わせて切断し、その前板2の端面からカーテンレール10の全長に応じた数のサポート4に取り付けたアタッチメント27を挿入し、サポート4を前板2上に間隔をあけて配置する。このとき、サポート4には両面接着テープの上面を貼り付ける。
【0028】
ついで、前板2の両端部を左右のキャップ3のホルダ7に挿入してレールカバー1を組み立てる。図3に示すように、組み立てたレールカバー1の左右のキャップ3をカーテンレール10の端部に掛け、板ナット14をカーテンレール10のレール溝11の上にのせ、レール溝11の下から蝶ねじ13を板ナット14にねじ込んで、カーテンレール10の下面にキャップ3を固定する。
【0029】
次に、サポート4の接着テープ26がカーテンレール10の上面に接触するように、サポート4とアタッチメント27の相対的高さを調整する。それから、各サポート4の下面の両面接着テープ26の張り紙を剥がし、サポート4をカーテンレール10の上面に押圧し、接着テープ26を介してサポート4をカーテンレール10の上面に固定する。
【0030】
組立前に取り付ける場合は、始めに、カーテンレール10の両端部のレール溝11にフロントカバー8を取り付けたキャップ3を固定金具6を介してねじ止め固定する。
【0031】
ついで、カーテンレール10の長さに応じた数のサポート4をカーテンレール10の中間部の上面に間隔をあけて両面接着テープ26を介して固定し、各サポート4のアタッチメント27の高さを両端のキャップのホルダ7と同じ高さになるように調整する。
【0032】
それから、カーテンレール10の全長に合わせて切断した前板2を片側のキャップ3の外側面からホルダ7に挿入し、順次、各サポート4のアタッチメントに挿通した後に、反対側のキャップ3のホルダ7に内側面から挿入する。最後に左右のキャップ3に延長サイドカバー12付きのサイドカバー9を取り付け、必要であれば、そのサイドカバー9を外す。
【0033】
図1及び図2に示すように、既設のダブルカーテンレールの前側のカーテンレール10にレールカバー1を取り付けたとき、正面から見ると、レールカバー1の前板2と両端のキャップ3が見えるだけである。また、側面から見ると、ダブルカーテンレールの前側カーテンレール10の側面も後側カーテンレールの側面も見えず、レールカバー1のキャップ3の前後のサイドカバー9、12が見えるだけである。前板2の上下縁は背面側に折れ曲がり、全体として重厚な外観を呈するから、ダブルのカーテンレール10、35の意匠性は格段に向上する。
【0034】
前板2は温度により左右の全長が伸縮するが、サポート3のアタッチメント27とキャップ3のホルダ7は左右方向摺動自在に前板2を支持するから、伸縮により前板2の形状が歪むおそれは全くない。
【0035】
本発明のレールカバー1は、前板2の上下幅よりも小さいカーテンレールであれば、どのような上下幅のカーテンレールにも適用可能であるから、広範囲な上下幅のダブル及びシングルのカーテンレールに対応することができる。
【0036】
レールカバー1の前板2はカーテンレールの前面から離れるから、カーテン上縁がカーテンレール全面下部に沿って展開するカーテンを吊り下げたカーテンレールにも使用することができる。
【0037】
【実施例】
図11に示す別の実施例は、側面を壁面に近接したカーテンレール10に取り付けたレールカバー36であり、前板2とキャップ3とからなる。カーテンレール10の壁側の側面は見えないので、レールカバー36のキャップ3にフロントカバー8は取り付けるが、サイドカバーと延長サイドカバーは取り付ける必要はない。上記以外の構成及び効果は前記実施例と同じである。
【0038】
図12に示すさらに別の実施例は、シングルのカーテンレール10に取り付けたレールカバー37であり、前板2とキャップ3を備える。シングルのカーテンレールの場合、キャップ3にフロントカバー8とサイドカバー9を取り付ければ、カーテンレール10の側面をすべてカバーすることができるので、延長サイドカバーは取り付けない。上記以外の構成及び効果は前記実施例と同じである。
【0039】
【発明の効果】
上記のとおり、カーテンレールの少なくとも前面を被覆する化粧部材を備えた従来のレールカバーは、上下幅の異なるカーテンレールごとに化粧部材を用意するため、一種類のレールカバーで多様な上下幅のカーテンレールに対応することは不可能であり、又、化粧部材がカーテンレールの前面下端に接するため、上縁がカーテンレールの前面下部に沿って展開するカーテンを吊り下げたカーテンレールには使用不能であり、さらに、キャップを化粧部材に取り付けるため、ダブルカーテンレールの場合、後側のカーテンレールの側面をカバーすることができない。
【0040】
しかし、本発明のレールカバーは、上下幅がカーテンレールの上下幅よりも大きい板状の前板と、カーテンレールの下面側に取り付けられて前板の左右端部を左右方向に摺動可能に支持するキャップと、カーテンレールの上面側に取り付けられて前板の中間部を上下位置調整可能に、かつ左右方向摺動可能に支持する1つ以上のサポートからなり、前板はカーテンレールの少なくとも前面下端から離隔して配置され、、キャップはカーテンレール端部の前面及び上面を被覆するフロントカバーを脱着自在に備えるから、次のような優れた効果を奏する。
【0041】
1.前板の上下幅を比較的大きく設定することにより、広範囲な上下幅の既設カーテンレールに容易に取り付けることができる。
2.上縁部がカーテンレールの前面下部に沿って展開するカーテンを吊り下げた既設カーテンレールにも容易に取り付けることができる。
3.キャップは蝶ねじでカーテンレールのレール溝に、サポートは接着テープでカーテンレールの上面に取り付けられるから、レールカバーは工具を使用しなくてもカーテンレールに取り付けることができる。
4.フロントカバーにサイドカバーを接続すると、シングルカーテンレールの側面をカバーすることが可能であり、そのサイドカバーに延長カバーを接続すると、ダブルカーテンレールの側面すべてをカバーすることができる。
5.前板は左右方向摺動自在に支持されているため、温度により前板が伸縮しても前板の形状が歪むおそれはない。
6.前板を合成樹脂製とし、上下にリップ溝部を設け、横断面を弧状としたものは、重厚な外観を呈し、前板の切断による全長の調整も容易である。
7.前板の中間部を支持するアタッチメントはサポートに凹凸係合及び弾性係合を介して取り付けるから、前板の上下位置は容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のレールカバーの正面図、
【図2】図1のレールカバーの平面図、
【図3】図1のIII−III線拡大矢視図、
【図4】図1のIV−IV線拡大矢視図、
【図5】図1のキャップの中央水平断面図、
【図6】図1のキャップの分解底面図、
【図7】図1のサポートの中央垂直断面図、
【図8】図1のサポートの平面図、
【図9】図7のIX−IX線矢視図、
【図10】図7のX−X線矢視図、
【図11】別の実施例の要部平面図、
【図12】別の実施例の要部平面図、
【符号の説明】
1:レールカバー
2:前板
3:キャップ
4:サポート
5:リップ溝部
6:固定金具
7:ホルダ
8:フロントカバー
9:サイドカバー(前)
10:カーテンレール
11:レール溝
12:サイドカバー(後)
13:止めねじ
14:板ナット
15:押圧部
16:穴
17:切り欠き
18:突起
19:鉤
20:長穴
21:長鉤
22:ほぞ溝
23:ほぞ板
24:ソケット
25:プラグ
26:接着テープ
27:アタッチメント
28:垂直板部
29:凹部
30:凸部
31:板受部
32:板ばね部
33:アーム
34:縁部
35:カーテンレール
36:レールカバー
37:レールカバー
38:長穴
39:フック
Claims (8)
- 上下幅がカーテンレール(10)の上下幅よりも大きい板状の前板(2)と、前記カーテンレールの下面側に取り付けられて前記前板の左右の端部を左右方向摺動可能に支持するキャップ(3)と、前記カーテンレールの上面側に取り付けられて前記前板の中間部をアタッチメント(27)を介して支持する少なくとも1つのサポート(4)とからなるレールカバー(1、36、37)であって、前記前板は前記カーテンレールの少なくとも前面下端から離間して配置され、前記キャップは前記カーテンレールの端部の前面及び上面を被覆するフロントカバー(8)を脱着自在に備え、前記アタッチメントは前記サポートに上下位置調整可能に取り付けて前記前板を左右方向摺動可能に支持することを特徴とするカーテンレール用レールカバー。
- キャップ(3)はカーテンレール(10)のレール溝(11)に止めねじ(13)で取り付けられ、サポート(4)は前記カーテンレールの上面に接着テープで取り付けられることを特徴とする請求項1記載のカーテンレール用レールカバー。
- キャップ(3)はカーテンレール(10)の側面を被覆し、かつ前板(2)の左右の限度位置を規定するサイドカバー(9)を脱着自在に備えることを特徴とする請求項1又は2記載のカーテンレール用レールカバー(1、37)。
- サイドカバー(9)はその被覆範囲を後方に延長する延長サイドカバー(12)を脱着自在に備えることを特徴とする請求項3記載のカーテンレール用レールカバー(1)。
- 前板(2)は上下にリップ溝(5)を備えた弧状横断面を有し、前記リップ溝の後面側は肉薄であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1つに記載のカーテンレール用レールカバー。
- キャップ(3)はカーテンレール(10)のレール溝(11)に脱着自在にねじ止め固定される固定金具(6)と、前記固定金具に凹凸係合を介して脱着自在に弾性的に固定されるホルダ(7)とからなり、フロントカバー(8)は前記ホルダに凹凸係合を介して弾性的に固定され、前記ホルダは内部に板ばね状の押圧部(15)が一体に形成されたさや状であり、前板(2)の端部は前記ホルダに挿入されて前記押圧部により左右方向摺動可能に把持され、サイドカバー(9)は前記ホルダと前記フロントカバーに凹凸係合を介して脱着自在に弾性的に固定されることを特徴とする請求項5記載のカーテンレール用レールカバー。
- アタッチメント(27)はその上下縁部(34)を前板(2)のリップ溝(5)にはめて前記前板の中間部を支持することを特徴とする請求項5又は6記載のカーテンレール用レールカバー。
- サポート(4)とアタッチメント(27)は一方に垂直板部(28)が他方に前記垂直板部を左右から抱きかかえるアーム(33)を備えた板受け部(31)がそれぞれ一体に形成され、前記垂直板部に上下に並ぶ複数の凹部(29)が、前記板受け部に先端に前記凹部と係合する凸部(30)を有する板ばね部(32)がそれぞれ形成され、前記凹部の一つと前記凸部が係合して前記サポート部と前記アタッチメントの上下相対位置が調整され、前記板ばね部が前記垂直板部を前記アームに弾圧して前記サポートと前記アタッチメントを一体とすることを特徴とする請求項6又は7記載のカーテンレール用レールカバー。
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