JPH07327749A - 天板のサイドエッジ取付構造 - Google Patents

天板のサイドエッジ取付構造

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JPH07327749A
JPH07327749A JP15054794A JP15054794A JPH07327749A JP H07327749 A JPH07327749 A JP H07327749A JP 15054794 A JP15054794 A JP 15054794A JP 15054794 A JP15054794 A JP 15054794A JP H07327749 A JPH07327749 A JP H07327749A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
side edge
edge
hook
top plate
locking piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP15054794A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiharu Tazaki
道晴 田崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KYOEI IND
Kyoei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
KYOEI IND
Kyoei Kogyo Co Ltd
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Publication date
Application filed by KYOEI IND, Kyoei Kogyo Co Ltd filed Critical KYOEI IND
Priority to JP15054794A priority Critical patent/JPH07327749A/ja
Publication of JPH07327749A publication Critical patent/JPH07327749A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 接着剤やねじや中間部材を用いることなくサ
イドエッジを天板の側端補強枠の側端面に簡単に取り付
けることができることができる天板のサイドエッジ取付
構造を提供する。 【構成】 天板1の側端補強枠4の外側面4aには前後
方向に長孔状に延びる複数個の取付孔6と小孔状の嵌合
部7を形成する。適度の弾性を有するサイドエッジ5の
側面5aには、各々が取付孔に摺動可能に係合し、且
つ、先端に係止片部8aを有する横向き略L字形の複数
個のフック8を設ける。各フックの係止片部とサイドエ
ッジの側面との間には取付孔の一端縁を挟持可能な隙間
を形成する。さらにサイドエッジの側面には凸部9を設
ける。この凸部は、フックを取付孔に挿入した後、サイ
ドエッジを弾性変形させながらフックの係止片部が取付
孔の一端縁に係止される位置までフックを取付孔の長さ
方向に摺動させたとき嵌合部に嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は机、テーブル等における
天板のサイドエッジ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、実公昭57−36027号、
実公昭59−29575号、実公昭61−22492号
等に開示されているように、机、テーブル等の天板の側
端部の美感を向上するため、天板の側端にサイドエッジ
を取り付けることがある。
【0003】実公昭57−37027号に開示された従
来の天板のサイドエッジ取付構造においては、天板の主
板の下面に当板が固着され、この当板の上面と天板の主
板との間にはスリット状の嵌合部が形成されている。一
方、サイドエッジの側面には嵌合部に差し込まれる凸条
が設けられるとともに、その下部に前後方向に延びる接
着溝が形成されている。そして、この接着溝に接着材を
塗布した状態で凸条を嵌合部に差し込むことにより、サ
イドエッジを天板の側端面に固着する構成となってい
る。
【0004】実公昭61−22492号に開示された従
来の天板のサイドエッジ取付構造においては、天板の主
板の側端下面に補強枠体が固着されており、この補強枠
体の側面には上下縁に係合片を設けたサイドエッジ本体
がねじ止めされており、サイドエッジの嵌合部材がサイ
ドエッジ本体の上下の係合片に係合してサイドエッジ本
体に保持されるとともに、サイドエッジ本外の側面部を
覆う構成となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】実公昭57−3702
7号に開示された従来の天板のサイドエッジ取付構造に
おいては接着剤が用いられるので、接着剤がサイドエッ
ジと当板との間からはみ出て美観を損ねたり、作業者の
衣服を汚したりする虞れがある。また、サイドエッジを
接着剤で天板に固着するので、サイドエッジを簡単に取
り外すことができず、それ故、サイドエッジの交換等を
容易に行うことができない。
【0006】実公昭61−22492号に開示された従
来の天板のサイドエッジ取付構造においては、サイドエ
ッジを天板に取り付けるために、ねじと取付部材を必要
とするので、部品点数が多くなり、コストが高くつく。
また、ねじ止め作業はサイドエッジの取付け作業効率を
大きく低下させる原因となる。
【0007】したがって、本発明の目的は、接着剤やね
じや中間部材を用いることなくサイドエッジを天板の側
端補強枠の側端面に簡単に取り付けることができること
ができる天板のサイドエッジ取付構造を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、天板の側端補強枠の外側面
に適度の弾性を有するサイドエッジを止着する天板のサ
イドエッジ取付構造において、前記天板の前記側端補強
枠の外側面には前後方向に長孔状に延びる複数個の取付
孔と小孔状若しくは窪状の嵌合部を形成し、前記側端補
強枠の外側面に当接される前記サイドエッジの側面に
は、各々が前記取付孔に摺動可能に係合し、且つ、先端
に係止片部を有する横向き略L字形の複数個のフックを
設け、前記各フックの前記係止片部と前記サイドエッジ
の側面との間には前記取付孔の一端縁を挟持可能な隙間
を形成し、さらに前記サイドエッジの側面には、前記フ
ックを前記取付孔に挿入した後、前記サイドエッジを弾
性変形させながら前記フックの前記係止片部が前記取付
孔の一端縁に係止される位置まで前記フックを前記取付
孔の長さ方向に摺動させたとき前記嵌合部に嵌合する凸
部を設けたことを特徴とする。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載の天
板のサイドエッジ取付構造において、前記サイドエッジ
の側面の周縁全周に凸条を設け、前記凸条と前記係止片
部とで前記側端補強枠を挟持するようにしたことを特徴
とする。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1記載の天
板のサイドエッジ取付構造において、前記サイドエッジ
の側面と対向する側の前記係止片部の先端角部を傾斜面
としたことを特徴とする。
【0011】
【作用】請求項1記載の天板のサイドエッジ取付構造に
おいては、サイドエッジの各フックを側端補強枠の外側
面に設けられている取付孔に挿入した後、サイドエッジ
を弾性変形させながらフックの係止片部が取付孔の一端
縁に係止される位置までフックを取付孔の長さ方向に摺
動させたとき、サイドエッジに設けられている凸部が側
端補強枠の外側面に設けられている嵌合部に嵌合する。
一旦、凸部が嵌合部に嵌合すると、取付孔内におけるフ
ックの摺動が規制され、それ故、フックの係止片部は取
付孔の一端縁に係止した位置に保持されるので、取付孔
からフックが外れることはない。したがって、サイドエ
ッジを天板の側端補強枠の外側面に確実に係止固定する
ことができる。
【0012】請求項2記載の天板のサイドエッジ取付構
造においては、サイドエッジの側面の周縁全周に設けら
れた凸条を側端補強枠の外側面に当接させるので、サイ
ドエッジに弾性撓み変位が生じ易くなる。したがって、
フックを取付孔に挿入した後、係止片部が取付孔の一端
縁に係止される位置までフックを摺動させる際にサイド
エッジを容易に弾性撓み変位させることができるので、
フックを摺動させて凸部を嵌合部に嵌合させる作業を容
易に行うことができる。また、サイドエッジの弾性撓み
を利用してフックの係止片部を取付孔の一端縁に弾接係
止させることができるので、側端補強枠の外側面とサイ
ドエッジとの間の遊びをなくすることができる。
【0013】請求項3記載の天板のサイドエッジ取付構
造においては、フックを取付孔に挿入した後該フックを
摺動させるときに、係止片部の傾斜面が取付孔の一端縁
に当接するので、サイドエッジを弾性変形させながら凸
部が嵌合部に嵌合する位置までフックを容易に摺動させ
ることができる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につき
説明する。
【0015】図1から図5までは本発明の一実施例を示
したものであり、図1は机の全体斜視図、図2は机の天
板とサイドエッジとの要部分解斜視図、図3は天板とサ
イドエッジとの取付構造を示す要部縦断面図、図4は天
板とサイドエッジとの取付構造を示す要部横断面図、図
5はサイドエッジに設けられるフックの斜視図である。
【0016】これらの図を参照すると、机の天板1は、
図3に示すように、主板2と、その上面に貼り合わされ
た化粧板3と、主板2の側端縁に沿って主板2の下面に
固着された側端補強枠4とを有している。この側端補強
枠4は金属板の折曲げ加工により形成されており、側端
補強枠4の縦片部は主板2および化粧板3の側端縁と同
一平面をなす外側面4aを有する。したがって、天板1
は主板2および化粧板3の側端縁と側端補強枠4の外側
面4aとで構成される側端面を有するが、この側端面に
は主板2および化粧板3の側端縁が表出しているので、
美感上好ましくない。
【0017】そこで、天板1の左右両側端面において、
側端補強枠4の外側面4aには天板1の側端面全体を覆
うサイドエッジ5が取り付けられる(図1参照)。サイ
ドエッジ5はプラスチック等の適度な弾性を有する材料
で形成される。このサイドエッジ5を取り付けるため
に、図2に示すように、側端補強枠4の縦片部の外側面
4aには前後方向に長孔状に延びる複数個の取付孔6
と、小孔状の嵌合部7が穿設されている。取付孔6は互
いに前後および上下方向にそれぞれ適度の間隔をあけて
前後方向に2列状態で配列されている。
【0018】一方、側端補強枠4の外側面4aに当接さ
れるサイドエッジ5の側面5aには、図2〜図5に示す
ように、各々が取付孔6に摺動可能に係合するフック8
が設けられている。各フック8は横向き略L字形をなし
ており、先端に係止片部8aを一体に有している。フッ
ク8の係止片部8aとサイドエッジ5の側面5aとの間
には取付孔6の一端縁を挟持可能な隙間が形成されてい
る。さらにサイドエッジ5の側面5aには凸部9が設け
られており、この凸部9は、フック8を取付孔6に挿入
した後、サイドエッジ5を弾性変形させながらフック8
の係止片部8aが取付孔6の一端縁に係止される位置ま
でフック6を取付孔6の長さ方向に摺動させたとき嵌合
部7に嵌合するように位置決めされている。
【0019】さらに、この実施例では、図2および図3
に示すように、サイドエッジ5の側面5aの周縁全周に
凸条10が設けられており、凸条10とフック8の係止
片部8aとで側端補強枠の縦片部を挟持するように構成
されている。
【0020】さらに、この実施例においては、図4およ
び図5に示すように、サイドエッジ5の側面5aと対向
する側のフック8の係止片部8aの先端角部が傾斜面8
bとされている。
【0021】上記構成を有する天板のサイドエッジ取付
構造においては、サイドエッジ5の各フック8を側端補
強枠4の外側面4aに設けられている取付孔6に挿入し
た後、サイドエッジ5を弾性変形させながらフック8の
係止片部8aが取付孔6の一端縁に係止される位置まで
フック8を取付孔6の長さ方向に摺動させたとき、サイ
ドエッジ5の凸部9が側端補強枠4の嵌合部7に嵌合す
る。そして、一旦、凸部9が嵌合部7に嵌合すると、取
付孔6内におけるフック8の摺動が規制され、それ故、
フック8の係止片部8aは取付孔6の一端縁に係止した
位置に保持されるので、取付孔6からフック8が外れる
ことはない。したがって、サイドエッジ5を側端補強枠
4の外側面4aに確実に係止固定することができる。
【0022】特に、取付孔6とフック8は側端補強枠4
またはサイドエッジ5の前端近傍から後端近傍までそれ
ぞれ前後方向に2列状態で多数配置されているので、サ
イドエッジ5の一部が側端補強枠4から剥がれたり、側
端補強枠4との間に隙間が生じたりすることを防止でき
る。また、取付孔6は側端補強枠4の前後方向に長孔状
に延びているので、サイドエッジ5の側面5aに沿った
フック8の係止片部8aの突出量を大きくしても十分な
摺動量を確保することができる。したがって、フック8
の係止片部8aの十分な突出量と、フック8の十分な摺
動量により、係止片部8aを取付孔6の一端縁に確実に
係止させることができる。さらに、この実施例のフック
8は2本の縦リブと係止片部8aの先端まで延びる横リ
ブとを有しているので、軽量でありながら高い強度を有
し、破損しにくくいものとなっている。
【0023】また、サイドエッジ5の側面5aの周縁全
周に設けられた凸条10を側端補強枠4の外側面4aに
当接させるので、サイドエッジ5に弾性撓み変位が生じ
易くなる。したがって、フック8を取付孔6に挿入した
後、係止片部8aが取付孔6の一端縁に係止される位置
までフック8を摺動させる際に、サイドエッジ5を容易
に弾性撓み変位させることができるので、フック8を摺
動させて凸部9を嵌合部7に嵌合させる作業を容易に行
うことができる。また、サイドエッジ5の弾性撓みを利
用してフック8の係止片部8aを取付孔6の一端縁に弾
接係止させることができるので、側端補強枠4の外側面
4aとサイドエッジ5との間の遊びをなくすることがで
きる。
【0024】さらに、フック8を取付孔6に挿入した後
該フック8を摺動させるときに、はじめに係止片部8a
の傾斜面8bが取付孔6の一端縁に当接するので、サイ
ドエッジ5を弾性変形させながら凸部9が嵌合部7に嵌
合する位置までフック8を容易に摺動させることができ
る。
【0025】以上、一実施例につき説明したが、本発明
は上記実施例の態様のみに限定されるものではなく、特
許請求の範囲に記載した発明の範囲内においてその構成
要素に種々の変更を加えることができる。例えば、側端
補強枠4の外側面4aに形成される嵌合部7は、図6に
示すように、内面が湾曲した窪状のものであってもよ
く、この場合、嵌合部7に嵌合する凸部9も湾曲したド
ーム状の凸部とするのが好ましい。さらに、上記実施例
においては、フック8が前後方向に2列状態で配列され
ているが、これを前後方向に1列または3列以上の配列
とすることも可能である。さらに、嵌合部7および凸部
9はそれぞれ複数個設けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、接着剤やねじや中間部材を用いることなくサ
イドエッジを天板の側端補強枠の側端面に簡単に取り付
けることができることができる天板のサイドエッジ取付
構造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る天板のサイドエッジ取
付構造を適用した机の斜視図である。
【図2】図1の天板とサイドエッジの要部分解斜視図で
ある。
【図3】図1の天板のサイドエッジ取付構造を示す要部
縦断面図である。
【図4】図1の天板のサイドエッジ取付構造を示す要部
横断面図である。
【図5】サイドエッジに設けられるフックの斜視図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例を示す図4と類似の図であ
る。
【符号の説明】
1 天板 2 主板 3 化粧板 4 側端補強枠 4a 側端補強枠の外側面 5 サイドエッジ 5a サイドエッジの側面 6 取付孔 7 嵌合部 8 フック 8a 係止片部 8b 傾斜面 9 凸部 10 凸条

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板の側端補強枠の外側面に適度の弾性
    を有するサイドエッジを止着する天板のサイドエッジ取
    付構造において、前記天板の前記側端補強枠の外側面に
    は前後方向に長孔状に延びる複数個の取付孔と小孔状若
    しくは窪状の嵌合部を形成し、前記側端補強枠の外側面
    に当接される前記サイドエッジの側面には、各々が前記
    取付孔に摺動可能に係合し、且つ、先端に係止片部を有
    する横向き略L字形の複数個のフックを設け、前記各フ
    ックの前記係止片部と前記サイドエッジの側面との間に
    は前記取付孔の一端縁を挟持可能な隙間を形成し、さら
    に前記サイドエッジの側面には、前記フックを前記取付
    孔に挿入した後、前記サイドエッジを弾性変形させなが
    ら前記フックの前記係止片部が前記取付孔の一端縁に係
    止される位置まで前記フックを前記取付孔の長さ方向に
    摺動させたとき前記嵌合部に嵌合する凸部を設けたこと
    を特徴とする天板のサイドエッジ取付構造。
  2. 【請求項2】 前記サイドエッジの側面の周縁全周に凸
    条を設け、前記凸条と前記係止片部とで前記側端補強枠
    を挟持するようにしたことを特徴とする請求項1記載の
    天板のサイドエッジ取付構造。
  3. 【請求項3】 前記サイドエッジの側面と対向する側の
    前記係止片部の先端角部を傾斜面としたことを特徴とす
    る請求項1記載の天板のサイドエッジ取付構造。
JP15054794A 1994-06-08 1994-06-08 天板のサイドエッジ取付構造 Pending JPH07327749A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100854745B1 (ko) * 2002-11-14 2008-08-27 엘지전자 주식회사 서랍식 냉장고 도어의 이동레일 체결구조
KR20220002860U (ko) * 2021-05-27 2022-12-06 최성만 냉장고 서랍용 레일 조립체

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