JPH0735983A - 液浸系顕微鏡対物レンズ - Google Patents

液浸系顕微鏡対物レンズ

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JPH0735983A
JPH0735983A JP5177780A JP17778093A JPH0735983A JP H0735983 A JPH0735983 A JP H0735983A JP 5177780 A JP5177780 A JP 5177780A JP 17778093 A JP17778093 A JP 17778093A JP H0735983 A JPH0735983 A JP H0735983A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 倍率60倍程度、NA1.4で、少ない構成
枚数でありながら、球面収差や軸上色収差を十分に補正
し、像面平坦性にも優れた顕微鏡対物レンズ。 【構成】 全体として正の屈折力を有し、接合面が物体
側に凹形状の接合レンズを含む第1レンズ群G1と、全
体として正の屈折力を有する第2レンズ群G2と、物体
側から像側に負レンズと正レンズと負レンズとの接合レ
ンズからなる第3レンズ群G3と、正の屈折力の第4レ
ンズ群G4と、最も物体側に凸面を有すると共に、最も
像側の面が像側に凹面を有する第5レンズ群G5と、最
も物体側に凹面を有すると共に、最も像側の面が像側に
凸面を有する第6レンズ群G6とを備えた液浸系顕微鏡
対物レンズ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液浸系顕微鏡対物レン
ズに関し、特に、倍率が60倍程度で開口数(NA)が
1.4のアポクロマート級液浸系顕微鏡対物レンズに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】後述する本発明の顕微鏡対物レンズに類
似する従来例としては、特開昭59−155822号と
特開昭61−240218号に記載されたものがある。
特開昭59−155822号記載の対物レンズは、物体
側から順に、埋め込みレンズの第1群、メニスカス正レ
ンズの第2群、正・負・正の3枚接合レンズからなる第
3群、負・正・負の3枚接合レンズからなる第4群、像
側に強い凹面を向けた接合メニスカスレンズの第5群、
物体側に強い凹面を向けた接合メニスカスレンズの第6
群で構成され、像面平坦性の良いアポクロマート対物レ
ンズであることを特徴としている。また、特開昭61−
240218号記載の対物レンズは、物体側から順に、
埋め込みレンズの第1群、メニスカス正レンズの第2
群、負・正の2枚接合レンズからなる第3群と第4群、
負・正・負の3枚接合レンズからなる第5群、像側に強
い凹面を向けた接合メニスカスレンズの第6群、物体側
に強い凹面を向けた接合メニスカスレンズの第7群、物
体側に凹面を向けたメニスカス正レンズの第8群で構成
され、像面平坦性の良いアポクロマート対物レンズであ
ることを特徴としている。上記2つの従来例は、埋め込
みレンズの第1群と、負・正・負の3枚接合レンズ及び
後群に凹面を向かい合わせたガウスタイプのレンズを配
置していることで共通している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
59−155822号の対物レンズは、球面収差や、軸
上色収差の補正が十分でない。また、特開昭61−24
0218号の対物レンズは、軸上収差の補正は十分であ
るが、8群15枚と構成枚数が多い。
【0004】本発明は上記のような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、その目的は、倍率が60倍
程度、NAが1.4で、特開昭61−240218号記
載のものよりも少ない構成枚数でありながら、球面収差
や軸上色収差を十分に補正し、さらに、像面平坦性にも
優れた液浸系顕微鏡対物レンズを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の液浸系顕微鏡対物レンズは、物体側から順に、全体
として正の屈折力を有し、接合面が物体側に凹形状の接
合レンズを含む第1レンズ群と、少なくとも1つの正レ
ンズと少なくとも1つの負レンズとを含んだ全体として
正の屈折力を有する第2レンズ群と、物体側から像側に
負レンズと正レンズと負レンズとの接合レンズからなる
第3レンズ群と、正の屈折力の第4レンズ群と、最も物
体側に凸面を有すると共に、最も像側の面が像側に凹面
を有する第5レンズ群と、最も物体側に凹面を有すると
共に、最も像側の面が像側に凸面を有する第6レンズ群
とを備えたものである。
【0006】また、もう1つの本発明の液浸系顕微鏡対
物レンズは、物体側から順に、平凸レンズと物体側に他
の面よりパワーの強い凹面を向けたメニスカスレンズと
の接合レンズを有する正屈折力の第1レンズ群と、全体
として正の屈折力を有し、少なくとも1つの正レンズと
少なくとも1つの負レンズとを含んだ第2レンズ群と、
負レンズ、正レンズ、負レンズの3枚接合レンズからな
る第3レンズ群と、正屈折力の第4レンズ群と、像側に
他の面よりパワーの強い凹面を向けた接合メニスカスレ
ンズを含む第5レンズ群と、物体側に他の面よりパワー
の強い凹面を向けた接合メニスカスレンズを含む第6レ
ンズ群とで構成され、第3レンズ群の負レンズ、正レン
ズ、負レンズの3枚接合レンズの物体側接合面で最大開
口数の光線が通る光線高をH3 、第4レンズ群の最も物
体側の面で最大開口数の光線が通る光線高をH4 とした
時、 (1) H3 <H4 の条件を満足することを特徴とするものである。
【0007】
【作用】以下、上記の構成を採用した理由と作用につい
て説明する。本発明においては、まず、周知の技術では
あるが、プラン対物レンズを得るために、第1レンズ群
の先玉レンズを接合レンズとし、その接合面の曲率半径
を非常に小さくして、その面に負のパワーを持たせる。
また、これも周知の技術であるが、対物レンズの後部、
本発明の場合は、第5レンズ群と第6レンズ群にガウス
タイプにしたレンズ群を配置し、このレンズ群の凹面に
よって像面湾曲を補正する。次に、球面収差や軸上色収
差を効果的に補正するために、第2レンズ群として、正
レンズと負レンズをそれぞれ少なくとも1つ含み、全体
として正屈折力のレンズ群を、また、第3レンズ群に、
負レンズ、正レンズ、負レンズの3枚接合レンズを配置
する。ここまでは従来例の特開昭59−155822号
の構成と同じであるが、本発明においては、さらに、球
面収差や軸上色収差を補正するために、第3レンズ群と
第5レンズ群の間に正屈折力の第4レンズ群を配置す
る。この構成によって、第3レンズ群の負・正・負の3
枚接合レンズの物体側接合面の負のパワーを効果的に軸
上収差補正に役立てることが可能となる。NAが1.4
で軸上収差補正を十分に行うためには、接合面での負の
パワーが必要不可欠であり、従来例の特開昭59−15
5822号でも、接合面の負のパワーは効いてはいるが
不十分なため、軸上収差の補正が不十分となってしま
う。本発明においては、第3レンズ群の物体側接合面と
第4レンズ群の最物体側面での最大開口数の光線が通る
光線高をそれぞれH3 、H4 とした時、 (1) H3 <H4 の条件を満足することが必要である。
【0008】この条件(1)を外れると、第3レンズ群
の物体側接合面の負のパワーが不十分となり、軸上収差
の補正が十分でなくなる。
【0009】さらに、以下の条件(2)を加えることに
よって、さらに良好に諸収差を補正することができる。 (2) 0.05<f/f4 <0.2 ただし、f4 は第4レンズ群の焦点距離、fは対物レン
ズ全系の焦点距離である。
【0010】条件(2)は、第4レンズ群のパワーを規
定したもので、軸外収差、特にコマ収差を良好に補正す
るために必要なものである。本発明と従来例の特開昭5
9−155822号のものとの違いは、正屈折力の第4
レンズ群の有無であるが、これがあることによって、前
述のように、第3レンズ群の3枚接合レンズの物体側接
合面の負のパワーを軸上収差補正に役立てることができ
る。第4レンズ群は、これと同時に軸外収差の補正にも
役立っている。すなわち、特開昭59−155822号
では、いわゆるガウスタイプの前群である像側に強い凹
面を向けた接合メニスカスレンズが配置されているが、
本発明では、この第4レンズ群をこのレンズの物体側に
付加することによって、ガウスタイプ群の最物体側面の
正のパワーを分散させることが可能となる。上記条件
(2)の上限の0.2を外れると、第4レンズ群の正の
パワーが強くなりすぎて、第5レンズ群の最物体側面の
正のパワーが弱くなってしまい、コマ収差が補正できな
くなる。下限の0.05を外れると、第4レンズ群のパ
ワーが弱く、第5レンズ群の最物体側面の正のパワーが
強くなってしまい、同様にコマ収差が補正できなくな
る。
【0011】また、第2レンズ群を正レンズ、負レン
ズ、正レンズの3枚接合レンズにし、物体側正レンズと
負レンズのd線の屈折率をn4 、n5 とした時、 (3) n5 −n4 >0.03 の条件を満たすようにすると、球面収差や軸上色収差の
曲がりを良好に補正することができる。従来例の特開昭
59−155822号記載のものでは、正・負・正の3
枚接合レンズの物体側の2枚のレンズをハイパークロマ
ティックにして、色の球面収差の曲がりを取り除くよう
にしたとしているが、この接合面にも屈折率差を付けて
接合面の負のパワーを有効利用したほうがよい。この条
件(3)の下限の0.03を外れると、接合面の負のパ
ワーが弱くなって、球面収差や軸上色収差の曲がりを良
好に補正することが難しくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の液浸系顕微鏡対物レンズの実
施例1〜2について説明する。
【0013】各実施例のレンズデータは後記するが、図
1は実施例1のレンズ構成を示す断面図であり、実施例
2の構成もほぼ同じであるので図示は省く。
【0014】各群の構成については、両実施例共、第1
群G1は、平凸レンズと物体側に凹面を向けたメニスカ
スレンズの接合レンズと、物体側に凹面を向けた正メニ
スカスレンズの3枚からなり、第2群G2は、両凸レン
ズ、両凹レンズ、両凸レンズの3枚接合レンズからな
り、第3群G3は、物体側に凸面を向けた負メニスカス
レンズ、両凸レンズ、像側に凸面を向けた負メニスカス
レンズの3枚接合レンズからなり、第4群G4は、物体
側に凸面を向けた正メニスカスレンズ1枚からなり、第
5群G5は、両凸レンズと両凹レンズの2枚接合レンズ
からなり、第6群G6は、実施例1は、両凹レンズと両
凸レンズの2枚接合レンズからなり、実施例2は、平凹
レンズと平凸レンズの2枚接合レンズからなる。
【0015】以下に各実施例のレンズデータを示すが、
記号は、上記の他、r1 、r2 …は物体側から順に示し
た各レンズ面の曲率半径、d1 、d2 …は物体側から順
に示した各レンズ面間の間隔、nd1、nd2…は物体側か
ら順に示した各レンズのd線の屈折率、νd1、νd2…は
物体側から順に示した各レンズのアッベ数である。さら
に、h1 、h2 …は各レンズ面における最大開口数の光
線が通る光線高である。
【0016】なお、実施例1、2共に、焦点距離f=
3、倍率=60×、開口数NA=1.4、作動距離は
0.14である。なお、何れも油浸系であり、使用する
オイルの屈折率とアッベ数は、それぞれnd =1.51
548、νd =43.10して設計してある。また、カ
バーガラスの屈折率、アッベ数、厚みは、それぞれnd
=1.521、νd =56.02、d=0.17mmと
して設計してある。
【0017】実施例1 r1 = ∞ d1 = 0.6000 nd1 =1.51633 νd1 =64.15 h1 = 0.738 r2 = -1.8192 d2 = 3.8400 nd2 =1.88300 νd2 =40.78 h2 = 1.165 r3 = -3.2177 d3 = 0.1000 h3 = 3.217 r4 = -20.4857 d4 = 2.1418 nd3 =1.56907 νd3 =71.30 h4 = 4.744 r5 = -8.7588 d5 = 0.3000 h5 = 5.181 r6 = 11.0685 d6 = 5.3000 nd4 =1.49700 νd4 =81.61 h6 = 6.329 r7 = -10.4406 d7 = 1.0000 nd5 =1.61340 νd5 =43.84 h7 = 6.251 r8 = 18.9938 d8 = 4.5000 nd6 =1.43875 νd6 =94.97 h8 = 6.237 r9 = -17.4921 d9 = 0.1500 h9 = 6.324 r10= 25.5110 d10= 1.0000 nd7 =1.67650 νd7 =37.54 h10= 6.081 r11= 6.4981 d11= 6.5000 nd8 =1.43875 νd8 =94.97 h11= 5.519 r12= -16.9602 d12= 1.0000 nd9 =1.74000 νd9 =31.71 h12= 5.638 r13= -37.6734 d13= 0.3000 h13= 5.789 r14= 8.7662 d14= 3.1000 nd10=1.45600 νd10=90.31 h14= 5.971 r15= 145.8837 d15= 0.1500 h15= 5.769 r16= 7.8660 d16= 5.7340 nd11=1.61800 νd11=63.38 h16= 5.130 r17= -8.8483 d17= 1.0000 nd12=1.67650 νd12=37.54 h17= 3.554 r18= 3.0648 d18= 3.2000 h18= 2.284 r19= -3.4631 d19= 2.0409 nd13=1.74000 νd13=31.71 h19= 2.127 r20= 270.3729 d20= 6.7011 nd14=1.80518 νd14=25.43 h20= 2.839 r21= -8.4836 h21= 4.206 H3 =5.519 、H4 =5.971 より、(1)H3 <H4 f=3、f4 =20.309 より、(2)f/f4 =0.
148すなわち、0.05<f/f4 <0.2 n5 =1.6134、n4 =1.497 より、(3)n5 −n4
0.1164>0.03 。
【0018】実施例2 r1 = ∞ d1 = 0.6000 nd1 =1.51633 νd1 =64.15 h1 = 0.738 r2 = -1.6667 d2 = 3.8400 nd2 =1.88300 νd2 =40.78 h2 = 1.127 r3 = -3.2023 d3 = 0.1000 h3 = 3.202 r4 = -52.2796 d4 = 2.1703 nd3 =1.56907 νd3 =71.30 h4 = 4.936 r5 = -10.3690 d5 = 0.3000 h5 = 5.292 r6 = 11.2374 d6 = 5.3000 nd4 =1.49700 νd4 =81.61 h6 = 6.242 r7 = -11.1093 d7 = 1.0000 nd5 =1.61340 νd5 =43.84 h7 = 9.139 r8 = 14.1710 d8 = 4.4000 nd6 =1.43875 νd6 =94.97 h8 = 6.087 r9 = -17.7800 d9 = 0.1500 h9 = 6.172 r10= 23.3833 d10= 1.0000 nd7 =1.67650 νd7 =37.54 h10= 5.969 r11= 6.6345 d11= 6.5000 nd8 =1.43875 νd8 =94.97 h11= 5.457 r12= -14.2468 d12= 1.1000 nd9 =1.74000 νd9 =31.71 h12= 5.524 r13= -39.1279 d13= 0.3000 h13= 5.692 r14= 9.6642 d14= 3.1000 nd10=1.43875 νd10=94.97 h14= 5.837 r15= 676.3617 d15= 0.1500 h15= 5.623 r16= 7.3814 d16= 5.7117 nd11=1.61800 νd11=63.38 h16= 5.055 r17= -7.8434 d17= 1.0000 nd12=1.64450 νd12=40.82 h17= 3.682 r18= 3.0966 d18= 3.2000 h18= 2.310 r19= -3.3876 d19= 2.0626 nd13=1.74000 νd13=31.71 h19= 2.119 r20= ∞ d20= 6.7611 nd14=1.80518 νd14=25.43 h20= 2.826 r21= -8.5494 h21= 4.198 H3 =5.457 、H4 =5.837 より、(1)H3 <H4 f=3、f4 =22.314 より、(2)f/f4 =0.
134すなわち、0.05<f/f4 <0.2 n5 =1.6134、n4 =1.497 より、(3)n5 −n4
0.1164>0.03 。
【0019】上記各実施例の対物レンズは、例えば以下
に示すレンズデータを有し、図2にレンズ断面を示す結
像レンズと組み合わせて用いられる。ただし、データ
中、r1'、r2'…は物体側から順に示した各レンズ面の
曲率半径、d1'、d2'…は物体側から順に示した各レン
ズ面間の間隔、nd1' 、nd2' …は物体側から順に示し
た各レンズのd線の屈折率、νd1' 、νd2' …は物体側
から順に示した各レンズのアッベ数である。
【0020】 r1'= 68.7541 d1'= 7.7321 nd1'=1.48749 νd1'=70.20 r2'= -37.5679 d2'= 3.4742 nd2'=1.80610 νd2'=40.95 r3'= -102.8477 d3'= 0.6973 r4'= 84.3099 d4'= 6.0238 nd3'=1.83400 νd3'=37.16 r5'= -50.7100 d5'= 3.0298 nd4'=1.64450 νd4'=40.82 r6'= 40.6619 。
【0021】この場合、実施例1、2の対物レンズと図
2の結像レンズの間の間隔は50mm〜170mmの間
の何れの位置でもよいが、この間隔を56mmとした場
合についての実施例1、2の球面収差、非点収差、歪曲
収差を表す収差図をそれぞれ図3、図4に示す。なお、
上記間隔が50mm〜170mmの間で56mm以外の
位置においてもほぼ同様の収差状況を示す。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
倍率が60倍程度、NAが1.4で、特開昭61−24
0218号記載のものよりも少ない構成枚数でありなが
ら、球面収差や軸上色収差を十分に補正し、さらに、広
視野にわたって像面を平坦にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の液浸系顕微鏡対物レンズの実施例1の
レンズ断面図である。
【図2】各実施例の対物レンズと共に用いる結像レンズ
のレンズ断面図である。
【図3】実施例1の球面収差、非点収差、歪曲収差を表
す収差図である。
【図4】実施例2の球面収差、非点収差、歪曲収差を表
す収差図である。
【符号の説明】
G1…第1レンズ群 G2…第2レンズ群 G3…第3レンズ群 G4…第4レンズ群 G5…第5レンズ群 G6…第6レンズ群

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物体側から順に、全体として正の屈折力
    を有し、接合面が物体側に凹形状の接合レンズを含む第
    1レンズ群と、少なくとも1つの正レンズと少なくとも
    1つの負レンズとを含んだ全体として正の屈折力を有す
    る第2レンズ群と、物体側から像側に負レンズと正レン
    ズと負レンズとの接合レンズからなる第3レンズ群と、
    正の屈折力の第4レンズ群と、最も物体側に凸面を有す
    ると共に、最も像側の面が像側に凹面を有する第5レン
    ズ群と、最も物体側に凹面を有すると共に、最も像側の
    面が像側に凸面を有する第6レンズ群とを備えた液浸系
    顕微鏡対物レンズ。
  2. 【請求項2】 物体側から順に、平凸レンズと物体側に
    他の面よりパワーの強い凹面を向けたメニスカスレンズ
    との接合レンズを有する正屈折力の第1レンズ群と、全
    体として正の屈折力を有し、少なくとも1つの正レンズ
    と少なくとも1つの負レンズとを含んだ第2レンズ群
    と、負レンズ、正レンズ、負レンズの3枚接合レンズか
    らなる第3レンズ群と、正屈折力の第4レンズ群と、像
    側に他の面よりパワーの強い凹面を向けた接合メニスカ
    スレンズを含む第5レンズ群と、物体側に他の面よりパ
    ワーの強い凹面を向けた接合メニスカスレンズを含む第
    6レンズ群とで構成され、第3レンズ群の負レンズ、正
    レンズ、負レンズの3枚接合レンズの物体側接合面で最
    大開口数の光線が通る光線高をH3 、第4レンズ群の最
    も物体側の面で最大開口数の光線が通る光線高をH4
    した時、 (1) H3 <H4 の条件を満足することを特徴とする液浸系顕微鏡対物レ
    ンズ。
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