JPH0735895Y2 - 溝蓋受枠の養生カバー - Google Patents
溝蓋受枠の養生カバーInfo
- Publication number
- JPH0735895Y2 JPH0735895Y2 JP1637090U JP1637090U JPH0735895Y2 JP H0735895 Y2 JPH0735895 Y2 JP H0735895Y2 JP 1637090 U JP1637090 U JP 1637090U JP 1637090 U JP1637090 U JP 1637090U JP H0735895 Y2 JPH0735895 Y2 JP H0735895Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- receiving frame
- groove lid
- lid receiving
- piece
- groove
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Sewage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、建築物のコンクリート床面に、排水，配管等
の目的で形成される溝路の、その両側上部に固定される
溝蓋受枠の養生カバーに関する。
の目的で形成される溝路の、その両側上部に固定される
溝蓋受枠の養生カバーに関する。
［従来技術］ 第３図に示すように、溝路ｘの両側上縁には溝蓋受枠ａ
が敷設され、該蓋受枠ａにより溝蓋ｄを支持するように
している。この蓋受枠ａは、溝蓋ｄを乗載する乗載片ｂ
と、該乗載片ｂの端部から垂直に立上がる区画片ｃとを
備え、更にその区画片ｃの上端には周囲に敷設される床
仕上材ｆの端縁上に被着する縁取端ｅが連成されてい
る。
が敷設され、該蓋受枠ａにより溝蓋ｄを支持するように
している。この蓋受枠ａは、溝蓋ｄを乗載する乗載片ｂ
と、該乗載片ｂの端部から垂直に立上がる区画片ｃとを
備え、更にその区画片ｃの上端には周囲に敷設される床
仕上材ｆの端縁上に被着する縁取端ｅが連成されてい
る。
この蓋受枠ａの施工は、該蓋受枠ａに取付けられたアン
カーｈを溝路ｘの両側のコンクリート基盤ｋに立設され
た差筋ｊに溶着し、その下部及び側部にモルタルｍを充
填することにより蓋受枠ａが固定される。
カーｈを溝路ｘの両側のコンクリート基盤ｋに立設され
た差筋ｊに溶着し、その下部及び側部にモルタルｍを充
填することにより蓋受枠ａが固定される。
ところで、この施工過程で縁取端等の、外部に露出する
部分にモルタルｍが付着するのを防止するために、従来
は区画片ｃの縁取端ｅから露出側面に至る部分にテープ
ｇを貼り付けていた。
部分にモルタルｍが付着するのを防止するために、従来
は区画片ｃの縁取端ｅから露出側面に至る部分にテープ
ｇを貼り付けていた。
［考案が解決しようとする問題点］ ところでこのテープｇを接合する手段にあっては、区画
片ｃの長さに寸法取りして合致させる手作業を要し、テ
ープｇを所要の長さにすることが難しい。またテープが
前記縁取端ｅよりも食出すと、これを除去した際に回り
のモルタルｍもテープと一緒に剥れてしまうという問題
があった。
片ｃの長さに寸法取りして合致させる手作業を要し、テ
ープｇを所要の長さにすることが難しい。またテープが
前記縁取端ｅよりも食出すと、これを除去した際に回り
のモルタルｍもテープと一緒に剥れてしまうという問題
があった。
さらにはテープを除去した後に受枠に接合糊が残る場合
があり、拭き取り工程が増えて、施工が面倒であった。
があり、拭き取り工程が増えて、施工が面倒であった。
本考案はかかる問題点を解決することを目的とするもの
である。
である。
［問題点を解決するための手段］ 本考案は、溝蓋を支持する乗載片と、該乗載片の端部か
ら垂直に立上がって上端を縁取端とする区画片とを連成
してなる溝蓋受枠の、前記区画片の縁取端から露出側面
に至り、さらに乗載片の溝蓋受面にまで延成され、その
裏面には溝蓋受枠の露出面に結合する両面テープが接合
されてなる溝蓋受枠の養生カバーに関するものである。
ら垂直に立上がって上端を縁取端とする区画片とを連成
してなる溝蓋受枠の、前記区画片の縁取端から露出側面
に至り、さらに乗載片の溝蓋受面にまで延成され、その
裏面には溝蓋受枠の露出面に結合する両面テープが接合
されてなる溝蓋受枠の養生カバーに関するものである。
［作用］ あらかじめ溝蓋受枠に養生カバーを被着し、該受枠の露
出面を覆っておく。そして溝蓋受枠を溝路の両側に固定
し、その下部及び側部に打ち込んだモルタルｍが凝固し
た後に、養生カバーを除去する。
出面を覆っておく。そして溝蓋受枠を溝路の両側に固定
し、その下部及び側部に打ち込んだモルタルｍが凝固し
た後に、養生カバーを除去する。
［実施例］ 第1,2図について、１は溝蓋受枠であって、上面の乗載
受面３により溝蓋20を支持する乗載片２と、該乗載片２
の端縁から立上がり状に連成される区画片４とにより断
面Ｌ形状に構成される。また前記区画片４の上端には外
方へ突出する縁取端５が直角状に連成される。
受面３により溝蓋20を支持する乗載片２と、該乗載片２
の端縁から立上がり状に連成される区画片４とにより断
面Ｌ形状に構成される。また前記区画片４の上端には外
方へ突出する縁取端５が直角状に連成される。
前記乗載受面３の上面及び下面には嵌装溝6a,6bが形成
される。下部の嵌装溝6bは溝蓋受枠１を反転して適用可
能とするように形成されているものである。前記嵌装溝
6aには上部に前記乗載受面３を覆う緩衝板部８と、該嵌
装溝6a内に嵌着する嵌入部９とが連成された合成樹脂製
クッション材７が装着され、該乗載受面３を覆ってい
る。
される。下部の嵌装溝6bは溝蓋受枠１を反転して適用可
能とするように形成されているものである。前記嵌装溝
6aには上部に前記乗載受面３を覆う緩衝板部８と、該嵌
装溝6a内に嵌着する嵌入部９とが連成された合成樹脂製
クッション材７が装着され、該乗載受面３を覆ってい
る。
前記区画片４の裏面下部には上下のＬ形突片10,10によ
り外方へ開口する嵌挿溝11が形成されている。そして嵌
挿溝11にはアンカーhnが摺動可能に装着される。
り外方へ開口する嵌挿溝11が形成されている。そして嵌
挿溝11にはアンカーhnが摺動可能に装着される。
前記構成からなる溝蓋受枠１の主露出面には、本考案に
係る養生カバー15が被着される。前記区画片４の縁取端
５から露出側面に至り、さらに乗載片２の溝蓋受面３に
まで延成されてなるものであり、該溝蓋受面３を覆う部
分の裏面には両面テープ16が接合されている。そして該
両面テープ16を前記クッション材７の緩衝板部８上面に
接合し、養生カバー15は区画片４及び乗載片２に沿って
接合されることとなる。
係る養生カバー15が被着される。前記区画片４の縁取端
５から露出側面に至り、さらに乗載片２の溝蓋受面３に
まで延成されてなるものであり、該溝蓋受面３を覆う部
分の裏面には両面テープ16が接合されている。そして該
両面テープ16を前記クッション材７の緩衝板部８上面に
接合し、養生カバー15は区画片４及び乗載片２に沿って
接合されることとなる。
この養生カバー15により覆われた溝蓋受枠１は溝路の両
側のコンクリート基盤ｋに植設した差筋ｊに溶着したア
ンカーｈの先端の嵌着片ｉを嵌挿溝11に嵌入して溝路上
に取付けられる。そして溝蓋受枠１の外側及び乗載片２
下面にはモルタルｍが打ち込まれる。
側のコンクリート基盤ｋに植設した差筋ｊに溶着したア
ンカーｈの先端の嵌着片ｉを嵌挿溝11に嵌入して溝路上
に取付けられる。そして溝蓋受枠１の外側及び乗載片２
下面にはモルタルｍが打ち込まれる。
この施工過程にあって、モルタルｍは縁取端５及び区画
片4,乗載片２の主表面上に付着する場合がある。ところ
が該面には養生カバー15により覆われている。このため
溝蓋受枠１は直接汚れることはなく、モルタルｍの凝固
後に養生カバー15を除去することにより溝蓋受枠１は美
麗な面を露出することとなる。
片4,乗載片２の主表面上に付着する場合がある。ところ
が該面には養生カバー15により覆われている。このため
溝蓋受枠１は直接汚れることはなく、モルタルｍの凝固
後に養生カバー15を除去することにより溝蓋受枠１は美
麗な面を露出することとなる。
また前記養生カバー15の両面テープ16はクッション材７
の緩衝板部８上面に接合され、このため養生カバー15の
接合糊により溝蓋受枠１が汚されることはない。
の緩衝板部８上面に接合され、このため養生カバー15の
接合糊により溝蓋受枠１が汚されることはない。
而して、前記乗載受面３上には溝蓋20が被着される。
［考案の効果］ 本考案は上述のように、溝蓋受枠１の区画片4,乗載片２
の主露出面を養生カバー15であらかじめ覆って、モルタ
ルｍの打ち込みにより施工するものであるから、該モル
タルｍにより溝蓋受枠１の露出面が汚れることはなく、
しかも取付けが簡単であり、養生カバー15を離脱させた
場合に、モルタルｍの破損を生じることがない等の効果
がある。
の主露出面を養生カバー15であらかじめ覆って、モルタ
ルｍの打ち込みにより施工するものであるから、該モル
タルｍにより溝蓋受枠１の露出面が汚れることはなく、
しかも取付けが簡単であり、養生カバー15を離脱させた
場合に、モルタルｍの破損を生じることがない等の効果
がある。
第１図は溝蓋受枠１の施工状態を示す縦断側面図、第２
図は養生カバー15の斜視図である。また第３図は従来の
溝蓋受枠ａの施工状態を示す縦断側面図である。 １…溝蓋受枠 ２…乗載片 ３…乗載受面 ４…区画片 ５…縁取端 ８…クッション材 15…養生カバー 16…両面テープ
図は養生カバー15の斜視図である。また第３図は従来の
溝蓋受枠ａの施工状態を示す縦断側面図である。 １…溝蓋受枠 ２…乗載片 ３…乗載受面 ４…区画片 ５…縁取端 ８…クッション材 15…養生カバー 16…両面テープ
Claims (1)
- 【請求項１】溝蓋を支持する乗載片と、該乗載片の端部
から垂直に立上がって上端を縁取端とする区画片とを連
成してなる溝蓋受枠の、前記区画片の縁取端から露出側
面に至り、さらに乗載片の溝蓋受面にまで延成され、そ
の裏面には溝蓋受枠の露出面に結合する両面テープが接
合されてなる溝蓋受枠の養生カバー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1637090U JPH0735895Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 溝蓋受枠の養生カバー |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1637090U JPH0735895Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 溝蓋受枠の養生カバー |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03108085U JPH03108085U (ja) | 1991-11-07 |
| JPH0735895Y2 true JPH0735895Y2 (ja) | 1995-08-16 |
Family
ID=31519639
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1637090U Expired - Lifetime JPH0735895Y2 (ja) | 1990-02-20 | 1990-02-20 | 溝蓋受枠の養生カバー |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0735895Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-02-20 JP JP1637090U patent/JPH0735895Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03108085U (ja) | 1991-11-07 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |