JPH0735850B2 - ブリ−ザ装置 - Google Patents

ブリ−ザ装置

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JPH0735850B2
JPH0735850B2 JP60262361A JP26236185A JPH0735850B2 JP H0735850 B2 JPH0735850 B2 JP H0735850B2 JP 60262361 A JP60262361 A JP 60262361A JP 26236185 A JP26236185 A JP 26236185A JP H0735850 B2 JPH0735850 B2 JP H0735850B2
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JP
Japan
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chamber
breather
chain case
transmission gear
hole
Prior art date
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JP60262361A
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English (en)
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JPS62124357A (ja
Inventor
高橋  健
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Co Ltd
Original Assignee
Suzuki Motor Co Ltd
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/02Gearboxes; Mounting gearing therein
    • F16H57/027Gearboxes; Mounting gearing therein characterised by means for venting gearboxes, e.g. air breathers

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は耐水車用エンジンのミッションギヤ室およびチ
ェンケース室に設けられるブリーザ装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
近時、車輪上部までの水深走行が可能で、クランクケー
スの完全な水没を許容する耐水車が開発されている。こ
のような車輌では閉構造のチェンケース室が必要となる
一方で、そのチェンケース室やミッションギヤ室内の潤
滑油蒸発に対するブリーザ装置が必要となり、しかもそ
のブリーザ装置は浸水を防止できる構造にしなければな
らない。
この場合、ブリーザパイプを水面の達する位置よりも高
所まで立上げることが普通であるが、ミッションギヤ室
とブリーザ室からそれぞれ独立したブリーザパイプを立
上げると配管構成が煩雑となる。
なお、ブリーザパイプの立上りを低くし、その上端にチ
ェックバルブ構造の部品を取付けて、空気の通過のみ許
容し水の侵入を遮断するようにすることが考えられる
が、そのような構成を実現することは極めて困難であ
る。
また、ブリーザ装置を設けずに、ミッションギヤ室およ
びチェンケース室を完全密封構造とすることも考えられ
るが、実際上はガスケットやオイルシール部からのリー
クが生じたり、チェンケースが変形するなどの不具合が
生じるおそれがある。
〔発明の目的〕
本発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、ミッ
ションギヤ室およびチェンケースから立上げるブリーザ
パイプの配管構造を簡素化し、それにより車体の軽量
化、低コスト化および外観の向上等が図れるブリーザ装
置を提供することを目的とする。
〔発明の概要〕
本発明は、クランクケースのミッションギヤ室上部にこ
れと連通するブリーザ室を設ける一方、前記ミッション
ギヤ室に隣接して密閉形のチェンケース室を設けたもの
において、前記クランクケースに接合固定した取付プレ
ートとこの取付プレートの外面にガスケットを介して接
合したチェンケースとの接合部分をフランジ状に形成
し、このチェンケースのフランジ状の接合部分を前記ブ
リーザ室の一端側の小径なブリーザ孔部分にシール用の
Oリングを介して接合するとともに、前記取付プレート
のブリーザ孔と合致する部分に穿設した小孔とこの小孔
から前記ガスケットに形成したチェンケース室内に亘る
溝とを介して前記ブリーザ室とチェンケース室とを互い
に連通させ、かつそのブリーザ室またはミッションギヤ
室から共通なブリーザパイプを立上げたことを特徴とす
る。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図は第1実施例を示している。
第1図はクランクケースおよびチェンケースの側面構成
を示し、第2図はクランクケースおよびチェンケースの
接合部の断面構成を示す。
クランクケース1にはベルト室2およびミッションギヤ
室3が形成されている。ベルト室2内にはカウンタシャ
フト4が設けられ、このカウンタシャフト4は図示しな
いクランクシャフトのドライブプーリにベルト5、ドリ
ブンプーリ6および遠心クラッチ7等を介して連結さ
れ、回転駆動される。ミッションギヤ室3内にはドライ
ブシャフト8が設けられ、このドライブシャフト8はミ
ッションギヤ9を介してカウンタシャフト4に連結され
て回転駆動される。
ミッションギヤ室3はギヤボックスカバー10によってベ
ルト室2から区画され、このミッションギヤ室3内に潤
滑油が収容されている。そして、ミッションギヤ室3の
上部にブリーザ室11が形成され、このブリーザ室11はギ
ヤボックスカバー10にあけた孔12を介してミッションギ
ヤ室3と連通している。なお、ブリーザ室11の底面は孔
12の側が低い傾斜面とされ、ブリーザ室11内で凝縮する
潤滑油を孔12側に戻すようになっている。
一方、クランクケース1から突出したドライブシャフト
8の先端には小スプロケット13が設けられ、駆動車輪と
しての後輪14に設けた大スプロケット15にチェン16を介
して連結されている。このチェン15がチェンケース17に
よって被覆され、密封されたチェンケース室18が形成さ
れている。なお、チェンケース17はクランクケース1に
接合固定した取付プレート17aと、この取付プレート17a
の外面にガスケット19を介して接合ししたケースカバー
17bとから構成され、この取付プレート17aとケースカバ
ー17bとの接合部分はフランジ状に形成されている。
このチェンケース17のフランジ状の接合部分がブリーザ
室11の一端側の小形なブリーザ孔11a部分にシール用の
Oリング20を介して接合され、ブリーザ室11を閉塞して
いる。そして取付プレート17aのブリーザ孔11aと合致す
る部分に小孔21が穿設され、この小孔21からチェンケー
ス室18内に亘る溝22がガスケット19に形成されている。
この小孔21および溝22を介して、チェンケース室18とブ
リーザ室11とが連通している。
また、チェンケース17のケースカバー17bに取付孔23が
穿設され、この取付孔23部にブリーザユニオン24を介し
てブリーザパイプ25が接続されている。このブリーザパ
イプ25の先端は図示しないが車輌に設定される水深より
も高所に立上げられ、大気に開放している。
しかして、エンジン駆動時には、ミッションギヤ室3内
で蒸発した潤滑油がギヤボックスカバー10の孔12を介し
てブリーザ室11に流入し、ここで凝縮して再びミッショ
ンギヤ室3に戻される。そしてブリーザ室11内の空気
は、ブリーザ孔11a、取付プレート17aの小孔21およびガ
スケット19の溝22を介してチェンケース室18に流入し、
その後、ブリーザパイプ25を介して大気に放出される。
このような第1実施例の構成によると、ブリーザ室11と
チェンケース室18とを連通させ、チェンケース室18から
ブリーザパイプ25を立上げるようにしたので、両室11,1
8の減圧用のブリーザパイプ25は1本の共通なものとさ
れ、これによって配管構成が簡素化される。したがっ
て、配管数の減少により耐水車としての軽量化、低コス
ト化等が図れるとともに、外観の向上も図れる。
なお、ブリーザ室11はミッションギヤ室3から必ずしも
独立させて構成する必要はなく、ミッションギヤ室3の
一部として構成してもよい。
第3図は本発明の第2実施例を示している。
この実施例においては、ブリーザパイプ25aがブリーザ
ユニオン24aを介してブリーザ室11に連通して設けられ
ている。そして、チェンケース室18はブリーザ室11に連
通し、チェンケース17側にはブリーザパイプが省略され
ている。その他の構成は前述した第1実施例のものと変
らないから、図の対応部分に第2図と同一符号を付して
その説明を省略する。
このような第2実施例の構成によると、ミッションギヤ
室3およびチェンケース室18内の蒸発ガスが共にブリー
ザ室11に導かれ、油分凝縮後の空気がブリーザ室11から
ブリーザパイプ25aを介して排出される。そして、この
ブリーザパイプ25aは、前記実施例と同様に1本で両室
3,18の減圧に寄与でき、簡素な配管構成となる。
〔発明の効果〕
以上のように、本発明によれば、ミッションギヤ室上部
のブリーザ室と密閉形のチェンケース室との両方に対し
て共通ブリーザパイプを水面高さ以上に立上げるように
したので、ブリーザパイプの1本化により配管構成が簡
素化できる。
特にクランクケースに接合固定した取付プレートとこの
取付プレートの外面にガスケットを介して接合したチェ
ンケースとの接合部分をフランジ状に形成し、このチェ
ンケースのフランジ状の接合部分をブリーザ室の一端側
の小径なブリーザ孔部分にシール用のOリングを介して
接合するとともに、取付プレートのブリーザ孔と合致す
る部分に穿設した小孔とこの小孔からガスケットに形成
したチェンケース室内に亘る溝とを介してブリーザ室と
チェンケース室とを互いに連通させ、かつそのブリーザ
室またはミッションギヤ室から共通なブリーザパイプを
立上げることで、耐水車における軽量化、低コスト化お
よび外観の向上等が図れるという効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す側面図、第2図は第
1図のII−II線断面図、第3図は第2実施例を示す断面
図である。 1……クランクケース、3……ミッションギヤ室、11…
…ブリーザ室、11a……ブリーザ孔、17a……取付プレー
ト、17b……ケースカバー、18……チェンケース室、19
……ガスケット、20……Oリング、21……小孔、22……
溝、25,25a……ブリーザパイプ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クランクケースのミッションギヤ室上部に
    これと連通するブリーザ室を設ける一方、前記ミッショ
    ンギヤ室に隣接して密閉形のチェンケース室を設けたも
    のにおいて、前記クランクケースに接合固定した取付プ
    レートとこの取付プレートの外面にガスケットを介して
    接合したチェンケースとの接合部分をフランジ状に形成
    し、このチェンケースのフランジ状の接合部分を前記ブ
    リーザ室の一端側の小径なブリーザ孔部分にシール用の
    Oリングを介して接合するとともに、前記取付プレート
    のブリーザ孔と合致する部分に穿設した小孔とこの小孔
    から前記ガスケットに形成したチェンケース室内に亘る
    溝とを介して前記ブリーザ室とチェンケース室とを互い
    に連通させ、かつそのブリーザ室またはミッションギヤ
    室から共通なブリーザパイプを立上げたことを特徴とす
    るブリーザ装置。
JP60262361A 1985-11-25 1985-11-25 ブリ−ザ装置 Expired - Lifetime JPH0735850B2 (ja)

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JP60262361A JPH0735850B2 (ja) 1985-11-25 1985-11-25 ブリ−ザ装置

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JPS62124357A JPS62124357A (ja) 1987-06-05
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US7669586B2 (en) * 2007-05-01 2010-03-02 Gm Global Technology Operations, Inc. Vented gear drive assembly for a supercharger
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