JPH0236793Y2 - - Google Patents
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- JPH0236793Y2 JPH0236793Y2 JP1984127222U JP12722284U JPH0236793Y2 JP H0236793 Y2 JPH0236793 Y2 JP H0236793Y2 JP 1984127222 U JP1984127222 U JP 1984127222U JP 12722284 U JP12722284 U JP 12722284U JP H0236793 Y2 JPH0236793 Y2 JP H0236793Y2
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- JP
- Japan
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- oil pan
- transmission
- side cover
- crankcase
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 53
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 54
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
A 考案の目的
(1) 産業上の利用分野
本考案は本体の後部に駆動論を軸架したパワー
ユニツトを上下に揺動可能能に支承した自動二輪
車におけるパワーユニツトのオイルパン装置に関
するものである。
ユニツトを上下に揺動可能能に支承した自動二輪
車におけるパワーユニツトのオイルパン装置に関
するものである。
(2) 従来の技術
エンジンと伝動部とをユニツト体として構成
し、そこに駆動輪を軸架したパワーユニツトを、
車体に上下揺動可能に懸架した自動二輪車におい
て、4サイクルエンジンが採用される場合には、
該エンジンの潤滑性を向上させるために十分な量
の潤滑オイルを確保することが望ましいが、従来
のかかるパワーユニツトでは、エンジンのクラン
クケースにのみオイルパンが形成されるため、潤
滑オイル容量を大きくしようとすれば、前記クラ
ンクケースが大きくなり重量増、コスト増を招く
ばかりでなく所定の最低地上高の確保が難しくな
るという問題があつた。
し、そこに駆動輪を軸架したパワーユニツトを、
車体に上下揺動可能に懸架した自動二輪車におい
て、4サイクルエンジンが採用される場合には、
該エンジンの潤滑性を向上させるために十分な量
の潤滑オイルを確保することが望ましいが、従来
のかかるパワーユニツトでは、エンジンのクラン
クケースにのみオイルパンが形成されるため、潤
滑オイル容量を大きくしようとすれば、前記クラ
ンクケースが大きくなり重量増、コスト増を招く
ばかりでなく所定の最低地上高の確保が難しくな
るという問題があつた。
またパワーユニツトは車両の走行中絶えず上下
に揺動するので、前記従来のもののように単にク
ランクケースの下部にオイルパンを一体に設けた
ものでは、オイルパン内のオイルの油面の波立ち
が大きくなり、オイル中へのエア噛み量が多くな
つて、エンジンの潤滑に悪影響を及ぼすという問
題もあつた。
に揺動するので、前記従来のもののように単にク
ランクケースの下部にオイルパンを一体に設けた
ものでは、オイルパン内のオイルの油面の波立ち
が大きくなり、オイル中へのエア噛み量が多くな
つて、エンジンの潤滑に悪影響を及ぼすという問
題もあつた。
(3) 考案が解決しようとする問題点
本考案は上記実情にかんがみてなされたもの
で、伝動部の伝動ケースを構成するクランクケー
ス半体とサイドカバーとに跨つてオイルパンを形
成するとともにこのオイルパンがミツシヨン室と
離隔できるようにして前記問題点を解決できるよ
うにした、自動二輪車におけるパワーユニツトの
オイルパン装置を提供することを目的とするもの
である。
で、伝動部の伝動ケースを構成するクランクケー
ス半体とサイドカバーとに跨つてオイルパンを形
成するとともにこのオイルパンがミツシヨン室と
離隔できるようにして前記問題点を解決できるよ
うにした、自動二輪車におけるパワーユニツトの
オイルパン装置を提供することを目的とするもの
である。
B 考案の構成
(1) 問題点を解決するための手段
本考案によれば、前記目的達成のため、車体
に、エンジン、該エンジンの一側に連設される伝
動部、およびその伝動部の後部に支持される駆動
輪とを備えたパワーユニツトを上下に揺動可能に
懸架してなる自動二輪車において、前記伝動部の
伝動ケースは、前記エンジンと一体のクランクケ
ース半体と該クランクケース半体の開放側面に被
着されるサイドカバーとより構成され、該伝動ケ
ースの前部下側には、オイルパンが形成され、該
オイルパンは、前記クランクケース半体とサイド
カバーとにそれぞれ形成されるオイルパン半体と
で構成され、そのオイルパン内を伝動ケース内の
伝動室と離隔する。
に、エンジン、該エンジンの一側に連設される伝
動部、およびその伝動部の後部に支持される駆動
輪とを備えたパワーユニツトを上下に揺動可能に
懸架してなる自動二輪車において、前記伝動部の
伝動ケースは、前記エンジンと一体のクランクケ
ース半体と該クランクケース半体の開放側面に被
着されるサイドカバーとより構成され、該伝動ケ
ースの前部下側には、オイルパンが形成され、該
オイルパンは、前記クランクケース半体とサイド
カバーとにそれぞれ形成されるオイルパン半体と
で構成され、そのオイルパン内を伝動ケース内の
伝動室と離隔する。
(2) 作用
パワーユニツトの伝動ケースを形成する、クラ
ンクケース半体とサイドカバーとに跨つてオイル
パンが形成され、さらにこのオイルパンは伝動ケ
ースの前部にあるとともに伝動室と離隔され、パ
ワーユニツトの重量増を招くことなく、かつ所定
の最低地上高を確保しつつオイルパン容量を拡大
することができ、しかもオイルパン内のオイルの
波立ちを抑えることができる。
ンクケース半体とサイドカバーとに跨つてオイル
パンが形成され、さらにこのオイルパンは伝動ケ
ースの前部にあるとともに伝動室と離隔され、パ
ワーユニツトの重量増を招くことなく、かつ所定
の最低地上高を確保しつつオイルパン容量を拡大
することができ、しかもオイルパン内のオイルの
波立ちを抑えることができる。
(3) 実施例
以下、第1〜4図を参照して本考案の第1実施
例について説明する。
例について説明する。
自動二輪車の車体B後部には、パワーユニツト
Pが上下に揺動示在に懸架される。このパワーユ
ニツトPは、4サイクルエンジンEと、このエン
ジンEの一側下部に連設される伝動部Tと、この
伝動部Tの後部に軸架される後車輪すなわち駆動
輪Wとを備える。
Pが上下に揺動示在に懸架される。このパワーユ
ニツトPは、4サイクルエンジンEと、このエン
ジンEの一側下部に連設される伝動部Tと、この
伝動部Tの後部に軸架される後車輪すなわち駆動
輪Wとを備える。
前記エンジンEのクランクケース1は左、右ク
ランクケース半体1l,1rを一体に結合して構
成され、該クランクケース1にクランク軸2が回
転自在に支承される。前記左クランクケース半体
1lは、前記右クランクケース半体1rより後方
に長く延びており、その左クランクケース半体1
lの後部外側面には、ミツシヨンケース3が固着
されてミツシヨン室4が画成され、さらに左クラ
ンクケース半体1lの開放外側面および前記ミツ
シヨンケース3の外側面にはガスケツト6を介し
てサイドカバー5が固着されそれによつて伝動室
7が画成される。而して左クランクケース半体1
l、ミツシヨンケース3およびサイドカバー5に
よつて前記伝動部Tの伝動ケースTcを構成する。
左クランクケース1lの後部およびミツシヨンケ
ース3とにわたつて前記クランク軸2と平行な出
力軸8および車輪軸9が回転自在に支承され、ク
ランク軸2と出力軸8とは、伝動室7内に収容さ
れる、ベルト式無段変速機10を介して連結さ
れ、また出力軸8と車輪軸9とは、ミツシヨン室
4内に収容される減速歯車群11を介して連結さ
れる。車輪軸9の外端には駆動輪Wが固着され
る。前記ベルト式無段変速機10はクランク軸2
に支持される駆動可変径プーリ12、出力軸8に
支持される従動可変径プーリ13および前記両プ
ーリ12,13間に懸回される無端状Vベルト1
4とを備えており、従来公知の構造を備えてい
る。
ランクケース半体1l,1rを一体に結合して構
成され、該クランクケース1にクランク軸2が回
転自在に支承される。前記左クランクケース半体
1lは、前記右クランクケース半体1rより後方
に長く延びており、その左クランクケース半体1
lの後部外側面には、ミツシヨンケース3が固着
されてミツシヨン室4が画成され、さらに左クラ
ンクケース半体1lの開放外側面および前記ミツ
シヨンケース3の外側面にはガスケツト6を介し
てサイドカバー5が固着されそれによつて伝動室
7が画成される。而して左クランクケース半体1
l、ミツシヨンケース3およびサイドカバー5に
よつて前記伝動部Tの伝動ケースTcを構成する。
左クランクケース1lの後部およびミツシヨンケ
ース3とにわたつて前記クランク軸2と平行な出
力軸8および車輪軸9が回転自在に支承され、ク
ランク軸2と出力軸8とは、伝動室7内に収容さ
れる、ベルト式無段変速機10を介して連結さ
れ、また出力軸8と車輪軸9とは、ミツシヨン室
4内に収容される減速歯車群11を介して連結さ
れる。車輪軸9の外端には駆動輪Wが固着され
る。前記ベルト式無段変速機10はクランク軸2
に支持される駆動可変径プーリ12、出力軸8に
支持される従動可変径プーリ13および前記両プ
ーリ12,13間に懸回される無端状Vベルト1
4とを備えており、従来公知の構造を備えてい
る。
左,右クランクケース半体1l,1rよりなる
クランクケース1のうち左クランクケース半体1
lの前部下側には、該半体1lの壁面によつて伝
動室7から離隔される、クランクケース1側のオ
イルパン半体151が形成され、また前記サイド
カバー5の前部下側には、該カバー5の壁面によ
つて伝動室7から離隔される、サイドカバー5側
のオイルパン半体152が形成され、これら両オ
イルパン半体151,152は、左クランクケース
半体1lにサイドカバー5を固着した際に互いに
連通結合されてオイルパン15が形成され、ここ
に潤滑用オイルが貯留される。サイドカバー5側
のオイルパン半体152の上部には、キヤツプ1
6によつて閉成される注油口17が開口され、ま
たその下部には、プラグ18によつて閉成される
ドレン19が開口される。
クランクケース1のうち左クランクケース半体1
lの前部下側には、該半体1lの壁面によつて伝
動室7から離隔される、クランクケース1側のオ
イルパン半体151が形成され、また前記サイド
カバー5の前部下側には、該カバー5の壁面によ
つて伝動室7から離隔される、サイドカバー5側
のオイルパン半体152が形成され、これら両オ
イルパン半体151,152は、左クランクケース
半体1lにサイドカバー5を固着した際に互いに
連通結合されてオイルパン15が形成され、ここ
に潤滑用オイルが貯留される。サイドカバー5側
のオイルパン半体152の上部には、キヤツプ1
6によつて閉成される注油口17が開口され、ま
たその下部には、プラグ18によつて閉成される
ドレン19が開口される。
通常のようにクランクケース1内には、クラン
ク軸2によつて駆動されるオイルポンプPoが固
着され、このオイルポンプPoによつて前記オイ
ルパン15内の潤滑オイルはパワーユニツトPの
各被潤滑部に給油される。
ク軸2によつて駆動されるオイルポンプPoが固
着され、このオイルポンプPoによつて前記オイ
ルパン15内の潤滑オイルはパワーユニツトPの
各被潤滑部に給油される。
而してオイルパン15は、伝動ケースTcを構
成する左クランクケース半体1lとサイドカバー
5とに跨つて形成されることより最低地上高を確
保しつつその容量を拡大することができ、潤滑能
率の向上を図ることができる。また該オイルパン
15は伝動ケースTcの前部にあつて伝動室7か
ら離隔されているため、自動二輪車の走行により
パワーユニツトPが絶えず上下に揺動してもオイ
ルパン15内のオイルの波立ちを極力抑えること
ができ、オイル内へのエア噛み量が大幅に低減さ
れる。
成する左クランクケース半体1lとサイドカバー
5とに跨つて形成されることより最低地上高を確
保しつつその容量を拡大することができ、潤滑能
率の向上を図ることができる。また該オイルパン
15は伝動ケースTcの前部にあつて伝動室7か
ら離隔されているため、自動二輪車の走行により
パワーユニツトPが絶えず上下に揺動してもオイ
ルパン15内のオイルの波立ちを極力抑えること
ができ、オイル内へのエア噛み量が大幅に低減さ
れる。
尚、図中Pwはウオータポンプである。
次に第5,6図を参照して本考案の第2実施例
について説明する。
について説明する。
この第2実施例では、サイドカバー5とミツシ
ヨンケース3とが一体に形成され、これが左クラ
ンクケース半体1lの開放外側面に被着される。
その他の構成は前記第1実施例と同じであつてサ
イドカバー5の前方下部には、サイドカバー5側
オイルパン半体152が一体に形成され、該オイ
ルパン半体152は左クランクケース半体1l側
オイルパン半体151とともにオイルパン15を
構成する。
ヨンケース3とが一体に形成され、これが左クラ
ンクケース半体1lの開放外側面に被着される。
その他の構成は前記第1実施例と同じであつてサ
イドカバー5の前方下部には、サイドカバー5側
オイルパン半体152が一体に形成され、該オイ
ルパン半体152は左クランクケース半体1l側
オイルパン半体151とともにオイルパン15を
構成する。
次に第7,8図を参照して本考案の第3実施例
について説明する。
について説明する。
この第3実施例では、サイドカバー5は内側サ
イドカバー半体5iと外側サイドカバー半体5o
とより構成される。内側サイドカバー半体5iの
後部にはミツシヨンケース3が一体に形成され
る。内側サイドカバー半体5iは、その内、外両
側面が開放され、その開放内側面は左クランクケ
ース半体1lの開放外側面にガスケツト61を介
して固着され、さらにその開放外側面には、前記
外側サイドカバー半体5oがガスケツト62を介
して固着される。第8図に明瞭に示すように内側
サイドカバー半体5iの前方下部には、サイドカ
バー5側オイルパン半体152が一体に形成され、
このオイルパン半体152は、クランクケース1
側オイルパン半体151とともにオイルパン15
を構成する。而して外側サイドカバー半体5oに
はオイルパンは形成されておらず内側サイドカバ
ー半体5iの外壁部によつてオイルパン15の外
壁が形成されている。この第3実施例では、外側
サイドカバー半体5oを外し、潤滑オイルを抜か
ずに伝動部T内のメンテナンス等を行うことがで
きる。
イドカバー半体5iと外側サイドカバー半体5o
とより構成される。内側サイドカバー半体5iの
後部にはミツシヨンケース3が一体に形成され
る。内側サイドカバー半体5iは、その内、外両
側面が開放され、その開放内側面は左クランクケ
ース半体1lの開放外側面にガスケツト61を介
して固着され、さらにその開放外側面には、前記
外側サイドカバー半体5oがガスケツト62を介
して固着される。第8図に明瞭に示すように内側
サイドカバー半体5iの前方下部には、サイドカ
バー5側オイルパン半体152が一体に形成され、
このオイルパン半体152は、クランクケース1
側オイルパン半体151とともにオイルパン15
を構成する。而して外側サイドカバー半体5oに
はオイルパンは形成されておらず内側サイドカバ
ー半体5iの外壁部によつてオイルパン15の外
壁が形成されている。この第3実施例では、外側
サイドカバー半体5oを外し、潤滑オイルを抜か
ずに伝動部T内のメンテナンス等を行うことがで
きる。
C 考案の効果
パワーユニツトの伝動部の伝動ケースはエンジ
ンと一体のクランクケース半体と該クランクケー
ス半体の開放側面に被着されるサイドカバーとよ
り構成され、該伝動ケースの前部下側には、オイ
ルパンが形成され、該オイルパンは、前記クラン
クケース半体とサイドカバーとにそれぞれ形成さ
れるオイルパン半体とで構成され、そのオイルパ
ン内を伝動ケース内の伝動室と離隔したので、エ
ンジンのクランクケースにオイルパンを一体に形
成した従来のものに比べて最低地上高を確保しつ
つオイルパンの容量が大幅に拡大されてそこに十
分の量の潤滑オイルを貯留することができ、しか
もサイドカバー側オイルパン半体はクランクケー
スに比べて肉薄に形成することが可能であるの
で、潤滑オイルの冷却効果も良好となり、さらに
オイルパンは、伝動室の前部下側にあつて伝動室
から離隔されることにより、パワーユニツトの上
下揺動によるも、オイルパン内のオイルの波立ち
を極力抑えることができ、オイル内へのエア噛込
み量を可及的に低減することができ、全体として
潤滑能率の大幅な向上を図ることができ、特に必
要な潤滑オイル量の多い4サイクルエンジンを有
するパワーユニツトのオイルパン装置として有効
である。
ンと一体のクランクケース半体と該クランクケー
ス半体の開放側面に被着されるサイドカバーとよ
り構成され、該伝動ケースの前部下側には、オイ
ルパンが形成され、該オイルパンは、前記クラン
クケース半体とサイドカバーとにそれぞれ形成さ
れるオイルパン半体とで構成され、そのオイルパ
ン内を伝動ケース内の伝動室と離隔したので、エ
ンジンのクランクケースにオイルパンを一体に形
成した従来のものに比べて最低地上高を確保しつ
つオイルパンの容量が大幅に拡大されてそこに十
分の量の潤滑オイルを貯留することができ、しか
もサイドカバー側オイルパン半体はクランクケー
スに比べて肉薄に形成することが可能であるの
で、潤滑オイルの冷却効果も良好となり、さらに
オイルパンは、伝動室の前部下側にあつて伝動室
から離隔されることにより、パワーユニツトの上
下揺動によるも、オイルパン内のオイルの波立ち
を極力抑えることができ、オイル内へのエア噛込
み量を可及的に低減することができ、全体として
潤滑能率の大幅な向上を図ることができ、特に必
要な潤滑オイル量の多い4サイクルエンジンを有
するパワーユニツトのオイルパン装置として有効
である。
第1〜4図は本考案装置の第1実施例を示すも
ので、第1図は本考案装置を備えたパワーユニツ
トの側面図、第2図はその正面図、第3図は第1
図−線拡大横断面図、第4図は、第2図−
線よりみたサイドカバーの内面図、第5,6図
は本考案装置の第2実施例を示すもので、第5図
は、前記第3図と同じ拡大横断面図、第6図は第
5図線矢視図、第7,8図は本考案装置の第3
実施例を示すもので、第7図は、前記第3図と同
じ拡大横断面図、第8図は、第7図−線断面
図である。 B……車体、E……エンジン、P……パワーユ
ニツト、T……伝動部、Tc……伝動ケース、W
……駆動輪、1l……左クランクケース半体、5
……サイドカバー。
ので、第1図は本考案装置を備えたパワーユニツ
トの側面図、第2図はその正面図、第3図は第1
図−線拡大横断面図、第4図は、第2図−
線よりみたサイドカバーの内面図、第5,6図
は本考案装置の第2実施例を示すもので、第5図
は、前記第3図と同じ拡大横断面図、第6図は第
5図線矢視図、第7,8図は本考案装置の第3
実施例を示すもので、第7図は、前記第3図と同
じ拡大横断面図、第8図は、第7図−線断面
図である。 B……車体、E……エンジン、P……パワーユ
ニツト、T……伝動部、Tc……伝動ケース、W
……駆動輪、1l……左クランクケース半体、5
……サイドカバー。
Claims (1)
- 車体Bに、エンジンE、該エンジンEの一側に
連設される伝動部T、およびその伝動部Tの後部
に支持される駆動輪Wとを備えたパワーユニツト
Pを上下に揺動可能に懸架してなる自動二輪車に
おいて、前記伝動部Tの伝動ケースTcは、前記
エンジンEと一体のクランクケース半体1lと該
クランクケース半体1lの開放側面に被着される
サイドカバー5とより構成され、該伝動ケース
Tcの前部下側には、オイルパン15が形成され、
該オイルパン15は、前記クランクケース半体1
lとサイドカバー5とにそれぞれ形成されるオイ
ルパン半体151,152とで構成され、そのオイ
ルパン15内を伝動ケースTc内の伝動室7と離
隔したことを特徴とする自動二輪車におけるパワ
ーユニツトのオイルパン装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984127222U JPH0236793Y2 (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1984127222U JPH0236793Y2 (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6159194U JPS6159194U (ja) | 1986-04-21 |
JPH0236793Y2 true JPH0236793Y2 (ja) | 1990-10-05 |
Family
ID=30685869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1984127222U Expired JPH0236793Y2 (ja) | 1984-08-22 | 1984-08-22 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236793Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4556611B2 (ja) * | 2004-10-19 | 2010-10-06 | スズキ株式会社 | 自動二輪車のパワーユニット |
JP5301184B2 (ja) * | 2008-03-25 | 2013-09-25 | 本田技研工業株式会社 | パワーユニット |
JP6519046B2 (ja) * | 2017-07-19 | 2019-05-29 | 本田技研工業株式会社 | 鞍乗り型車両 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS612309Y2 (ja) * | 1980-12-25 | 1986-01-24 | ||
JPS5864808U (ja) * | 1981-10-28 | 1983-05-02 | 本田技研工業株式会社 | 自動二輪車用内燃機関 |
JPS58109508U (ja) * | 1982-01-21 | 1983-07-26 | スズキ株式会社 | ブリ−ザ装置 |
-
1984
- 1984-08-22 JP JP1984127222U patent/JPH0236793Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6159194U (ja) | 1986-04-21 |
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