JP3220410B2 - 潤滑油排出構造 - Google Patents

潤滑油排出構造

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JP3220410B2 JP10731697A JP10731697A JP3220410B2 JP 3220410 B2 JP3220410 B2 JP 3220410B2 JP 10731697 A JP10731697 A JP 10731697A JP 10731697 A JP10731697 A JP 10731697A JP 3220410 B2 JP3220410 B2 JP 3220410B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動二輪
車のミッションケースの出力軸が軸支されるウェット室
側壁の潤滑油排出構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の潤滑油排出構造の例(実公昭61
−43615号)を図11に示し説明する。図11は、
ミッションケース01を出力軸03を含む鉛直面で截断した
断面図である。
【0003】ミッションケース01の歯車列04を収容する
ウェット室02の側壁01aに軸孔01bが穿設され、同軸孔
01bを貫通して外側へ突出する出力軸03を同軸孔01bに
嵌合された軸受05が回転自在に軸支し、同軸孔01bには
軸受05よりウェット室02側にオイルシール06が介装され
ている。
【0004】ウェット室02の側壁01aより外側に突出し
た出力軸03の突出部分にはブレーキドラム08が嵌着さ
れ、側壁01aとの間にブレーキ手段07が構成され、ブレ
ーキドラム08は後輪のハブを兼ね後輪を支持する。
【0005】軸孔01b内で出力軸03を軸支する軸受05と
オイルシール06との間の環状空間09から下方へ側壁01a
を穿って排油路010 が延出し、同排油路010 の先端開口
010aは後方に向いている。
【0006】ミッションケース01のウェット室02内の潤
滑油は、オイルシール06により遮断されているが、出力
軸03に沿って環状空間09に漏れてしまった潤滑油は排油
路010 に導かれて外部に排出されるので、軸受05から外
部に漏れるのを防止してブレーキ手段08を潤滑油から保
護している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ミッションケース01の
割り面は、図11において示されていないが、図示され
た歯車よりもさらに左側にあり、したがって排油路010
の先端開口010aは該割り面よりは右側に位置する。
【0008】かかる排油路010 の先端開口010aの位置
は、出力軸03の突出部に嵌着される後輪に近接した左右
方向の位置にあり、開口010aから排出される潤滑油が後
輪のタイヤにかかる可能性がある。特に幅広のタイヤで
あると、排出された潤滑油によりタイヤが汚される可能
性が大きい。
【0009】本発明は、かかる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、簡単な構造で潤滑油からタイ
ヤを保護することができる潤滑油排出構造を供する点に
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用効果】上記目的
を達成するために、本発明は、ベルトコントロールケー
スの後端にベルトコントロールケースを挟んでベルトと
反対側にケース割り面を有してミッションケースが設け
られ、同ミッションケースのウェット室の側壁の外側に
ブレーキ手段を設けるとともに、同側壁に穿設された軸
孔を貫通して外側へ突出する出力軸を前記軸孔に嵌合さ
れた軸受が回転自在に軸支するとともに、同軸孔の前記
軸受よりウェット室内側にオイルシールを介装し、前記
オイルシールと軸受の間に形成される環状空間を下方へ
延びる排油路で外方空間と連通した潤滑油排出構造にお
いて、前記排油路を前記ケース割り面側に徐々に近づけ
て斜め下方へ延出し、同排油路の先端を前記ケース割り
面に位置させた潤滑油排出構造とした。
【0011】排油路をケース割り面側に徐々に近づけて
延出し、同排油路の先端をケース割り面に位置させたの
で、排油路の先端は出力軸の端部に嵌着される車輪から
左右方向に離れ、排油路の先端から排出される潤滑油が
タイヤを汚すことはない。排油路の先端を車輪から十分
離すことができ、幅広のタイヤを用いてもタイヤを潤滑
油から保護することができる。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の潤
滑油排出構造において、前記排油路の先端が、前記ケー
ス割り面に開口を向け同ケース割り面と同一面をなす端
面を形成したことを特徴とする。
【0013】排油路の先端開口端面がケース割り面と同
一面をなして、開口をケース割り面に向けているので、
同開口から排出される潤滑油をケ−ス割り面に対して車
輪とは反対側に落下させ、潤滑油がタイヤにかかるのを
より確実に防止することができる。また開口端面をケー
ス割り面と同一面としているので、加工が容易である。
【0014】請求項3記載の発明は、ベルトコントロー
ルケースの後端にベルトコントロールケースを挟んでベ
ルトと反対側にケース割り面を有してミッションケース
が設けられ、同ミッションケースのウェット室の側壁の
外側にブレーキ手段を設けるとともに、同側壁に穿設さ
れた軸孔を貫通して外側へ突出する出力軸を前記軸孔に
嵌合された軸受が回転自在に軸支するとともに、同軸孔
の前記軸受よりウェット室内側にオイルシールを介装
し、前記オイルシールと軸受の間に形成される環状空間
を下方へ延びる排油路で外方空間と連通した潤滑油排出
構造において、前記排油路を前記ケース割り面側に徐々
に近づけて斜め下方へ延出し、同排油路の先端を前記ケ
ース割り面を越えて位置させた潤滑油排出構造とした。
【0015】排油路をケース割り面側に徐々に近づけて
延出し、ケース割り面を越えてさらに延出し同排油路の
先端をケース割り面を越えた位置としたので、排油路の
先端は車輪からさらに離れ、排出される潤滑油からタイ
ヤを保護することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図9に図示し説明する。本実施の形態
はユニットスイング内燃機関を備えた自動二輪車1に適
用したものであり、図1に同自動二輪車1の全体側面図
を示す。
【0017】車体前部2と車体後部3とが低いステップ
部4を介して連結されており、車体の骨格をなす車体フ
レーム5は、車体前部を下降する前部フレーム5aと同
前部フレーム5aの下端で2本に分岐してステップ部4
の下方を後方へ延びる左右一対の水平フレーム5b,5
bと同水平フレーム5b,5bの各後部から立ち上がり
斜め後方へ延びる左右一対の後部フレーム5c,5cと
からなる。
【0018】車体後部3の後部フレーム5cの上方にシ
ート6が設けられ、シート6の下側に収納ボックス7が
配設されている。車体前部2には、上部にハンドル8を
備えたステアリングヘッド9が設けられ、下側はフロン
トフォーク10を介して前輪11が懸架され、ハンドル8に
よって操向される。
【0019】水平フレーム5bの後部の屈曲部にリンク
部材12を介してスイングユニット15の前端が連結されて
いる。スイングユニット15は、リンク部材12により車体
フレーム5に連結されて、上下に揺動自在であり、スイ
ングユニット15の後部とその上方の後部フレーム5b間
にはリアクッション13が介装されている。
【0020】スイングユニット15は、前後に長尺のベル
トコントロールケース20の前部がクランクケースを兼ね
内燃機関16が一体に設けられており、後部はミッション
ケースを兼ねて後輪18が軸支され、内燃機関16の動力は
自動変速機能付きのベルト伝達機構であるベルトコント
ロール装置17により後輪18に伝達される。
【0021】内燃機関16は、2サイクル内燃機関であ
り、シュラウド19に覆われたシリンダ16aが若干後傾気
味に立設し、シリンダ16aの左方クランクケースの上面
に吸気口21が形成され、吸気口21の下流側吸気ポートに
はリードバルブが嵌装されている。吸気口21からは吸気
管22が延出し後方に屈曲して気化器23に接続され、気化
器23は連結管24を介してベルトコントロールケース20の
後半部上側に配設されたエアクリーナ25に接続されてい
る。
【0022】図2は、以上のスイングユニット15を概ね
II−II線に沿って截断し展開した断面図である。ベルト
コントロールケース20は、前部において左側クランクケ
ースをなしシリンダ軸心を含む鉛直面を割り面として右
側クランクケース30と分割されている。
【0023】クランクケース内にはクランク軸31が、主
軸受29L,29Rに回転自在に軸支されて左右方向に延
び、その両端はクランクケースから外方へ突出してい
る。シリンダ16a内を往復動するピストン32とクランク
軸31のクランクピン31aとをコネクティングロッド33が
連結している。
【0024】クランク軸31の右端部には発電機34および
冷却ファン35が取付けられ、左端にはベルトコントロー
ル装置17のドライブプーリ36が取付けられている。前後
に長尺のベルトコントロールケース20の左側開放面は、
外周縁にパッキンを介して伝動ケースカバー40によって
覆われ、その内部にベルトコントロール装置17が納めら
れ、クランク軸31の回転がドライブプーリ36,Vベルト
37,ドリブンプーリ38,遠心クラッチ39を経てミッショ
ン45の入力軸46に伝えられる。
【0025】ベルトコントロールケース20の後部は、左
側ミッションケースをなし、右側面を割り面とし対応し
てケース割り面52を有するミッションケース51が右側か
らパッキンを介して合体される。
【0026】ミッションケース内部は、ギア列からなる
ミッション45が収納されており、前記入力軸46に伝達さ
れた動力はギア46a,ギア47の噛合により中間軸48に伝
達され、中間軸48の回転はギア48a,ギア49の噛合によ
り出力軸50に伝達される。出力軸50が後輪18の車軸であ
り、上記ミッション45のギア列により減速されて後輪18
が駆動される。
【0027】ミッションケース51は、図4ないし図6に
示すように側壁51aとその周囲を覆う周壁51bからな
り、周壁51bの端面が平面をなすケース割り面52を形成
している。
【0028】周壁51bにケース割り面52側から切削され
たボルト穴53が複数形成されている。また周壁51bの後
部より後方へブラケット54,55が突出しており、その端
部にキャリパー取付孔54a,55aが穿設されている。
【0029】一方側壁51aには、2つの円形凹部56,57
が形成されるとともに、軸孔を構成する円筒部58が外方
へ突出して形成されている。
【0030】ミッションケース51は、ケース割り面52を
左側に向けてベルトコントロールケース20の後部の割り
面にパッキンを介して合わせられ、ベルトコントロール
ケース20側には、円形凹部56,円形凹部57,円筒部58に
それぞれ対応して軸受孔部20a,円形凹部20b,円形凹
部20cが形成され、軸受孔部20aと円形凹部56とに軸受
62,63を介して前記入力軸46が軸支され、円形凹部20b
と円形凹部57に軸受64,65を介して中間軸48が軸支さ
れ、円形凹部20cと円筒部58に軸受66,67を介して出力
軸50が軸支される。
【0031】以上のようにミッション45のギア列が収容
されるミッションケース51内は潤滑油が充填されたウェ
ット室70であり、ウェット室70と外部とを仕切る側壁51
aを出力軸50は貫通しており、出力軸50が貫通する円筒
部58の内周に嵌合された軸受67は、シール付き軸受であ
り、円筒部58の外側寄りに位置しており、内側寄りには
オイルシール68が嵌装されている。
【0032】こうして円筒部58は、内側をオイルシール
68により外側をシール付き軸受67により2重にシールし
てウェット室70と外部とを遮断している。円筒部58内に
おいてオイルシール68と軸受67との間に環状空間59が形
成されており、この円筒部分58の環状空間59の下部から
図3および図7に示すように下方斜め左側に向けて排油
路60が直線的に形成されている。
【0033】排油路60は、側壁51aの外表面に膨出した
突条61内に形成され(図8,図9参照)、突条61はケー
ス割り面52まで延びて突出部61aを有しており、円筒を
斜めに切断したように突出部61aの先端面すなわち排油
路60の先端開口面はケース割り面と同一面に形成されて
いる。したがって排油路60の先端開口はケース割り面52
に向いて形成されている。
【0034】前記したように出力軸50が貫通する円筒部
58はオイルシール68とシール付き軸受67によりシールさ
れているが、それでもウェット室70から環状空間59に潤
滑油が漏れた場合でも潤滑油は環状空間59から排油路60
に入り下方へ導かれて外部に排出され、軸受67より右側
方には出ない構造となっている。
【0035】軸受67に支持されて右側外方へ突出した出
力軸50にはハブ76が嵌合され、ハブ76から右側へ突設さ
れたボルト77に後輪18のホイール78が嵌挿されナット79
で螺着緊締される。かかるハブ76の左側にブレーキディ
スク74がボルト80により螺着され、一体に回転する。
【0036】このブレーキディスク74を跨ぐキャリパー
73は、対向ピストン方式のもので、前記ミッションケー
ス51の後方へ突出したブラケット54,55のキャリパー取
付孔54a,55aに挿入されたボルト72により螺着されて
取付けられている。
【0037】このようにミッションケース51の側壁51a
の右側外方にはブレーキディスク74が配設されてブレー
キ手段が設けられているが、前記したようにウェット室
70内の潤滑油は排油路60により軸受67より側方には出な
いように構成されているので、ブレーキ手段を潤滑油か
ら保護している。
【0038】図3を参照して後輪18の左側面すなわちホ
イール78のリム78aに嵌着されたタイヤ18aの左側面
(図3において鉛直面Vt)は、ミッションケース51の
ケース割り面52(図3において鉛直面Vp)よりも右側
に位置している。したがってケース割り面52まで延出し
た排油路60は、構造が簡単であるにもかかわらず、排油
路60の先端開口から落下される潤滑油は鉛直面Vpに沿
って落下しタイヤ18aに掛からずタイヤ18aを汚すこと
はない。
【0039】特に排油路60の先端は、その開口端面がケ
ース割り面52と同一面に形成されて、開口がケース割り
面52に向いて形成されているので、同開口より排出され
る潤滑油は、鉛直面Vpより右側には入り込まずタイヤ
18aを汚すことはない。
【0040】また該鉛直面Vpと鉛直面Vt(タイヤ18
aの左側面)との間隔は十分あり、幅広のタイヤを装着
しても図3に二点鎖線で示すようにまだ余裕がある。し
たがって各種サイズのタイヤを装着しても排出潤滑油で
タイヤを汚すことはない。
【0041】以上のようにミッションケース51に排油路
60をケース割り面52まで延出していても、先端開口面が
ケース割り面52と同一面に形成されているので、加工が
容易である。また排油路60が直線状に貫通形成されてい
る点も加工を容易にしている。
【0042】以上の実施の形態では排油路60がケース割
り面52まで延出していたが、さらに排油路を延ばしても
よい。
【0043】すなわち図10に示すようにミッションケ
ース90の排油路95を突条96とともに直線的に延ばしケー
ス割り面91を越えて突出させている(ミッションケース
90以外は前記実施の形態と同じであり、同じ部材は同じ
符号を用いる)。突出部97は略円筒状をなし、先端はケ
ース割り面91と平行な鉛直面Vqをなしている。
【0044】したがって本排油路95の先端開口は後輪18
の左側面から益々遠くなり、排油路95を通って先端開口
から排出される潤滑油が後輪18を汚すことはなく、さら
に幅広サイズのタイヤにも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る自動二輪車の全体
側面図である。
【図2】図2において略II−O−II線に沿って截断した
断面図である。
【図3】図2においてIII −III 線に沿って截断した断
面図である。
【図4】ミッションケースの外面図である。
【図5】同内面図である。
【図6】図4においてVI−VI線に沿って截断した断面図
である。
【図7】図4においてVII −VII 線に沿って截断した断
面図である。
【図8】図7においてVIII−VIII線に沿って截断した断
面図である。
【図9】図7におけるIX矢視図である。
【図10】別の実施の形態の要部断面図である。
【図11】従来の潤滑油排出構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1…自動二輪車、2…車体前部、3…車体後部、4…ス
テップ部、5…車体フレーム、6…シート、7…収納ボ
ックス、8…ハンドル、9…ステアリングヘッド、10…
フロントフォーク、12…リンク部材、13…リアクッショ
ン、15…スイングユニット、16…内燃機関、17…ベルト
コントロール装置、18…後輪、20…ベルトコントロール
ケース、21…吸気口、22…吸気管、23…気化器、24…連
結管、25…エアクリーナ、29L,29R…主軸受、30…右
側クランクケース、31…クランク軸、32…ピストン、33
…コネクティングロッド、34…発電機、35…冷却ファ
ン、36…ドライブプーリ、37…Vベルト、38…ドリブン
プーリ、39…遠心クラッチ、40…伝動ケースカバー、45
…ミッション、46…入力軸、47…ギア、48…中間軸、49
…ギア、50…出力軸、51…ミッションケース、52…ケー
ス割り面、53…ボルト穴、54,55…ブラケット、56,57
…円形凹部、58…円筒部、59…環状空間、60…排油路、
61…突条、62,63,64,65,66,67…軸受、68…オイル
シール、70…ウェット室、72…ボルト、73…キャリパ
ー、74…ブレーキディスク、76…ハブ、77…ボルト、78
…リヤホイール、79…ナット、80…ボルト、90…ミッシ
ョンケース、95…排油路、96…突条、97…突出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16N 31/00 B62M 9/08

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベルトコントロールケースの後端にベル
    トコントロールケースを挟んでベルトと反対側にケース
    割り面を有してミッションケースが設けられ、同ミッシ
    ョンケースのウェット室の側壁の外側にブレーキ手段を
    設けるとともに、同側壁に穿設された軸孔を貫通して外
    側へ突出する出力軸を前記軸孔に嵌合された軸受が回転
    自在に軸支するとともに、同軸孔の前記軸受よりウェッ
    ト室内側にオイルシールを介装し、前記オイルシールと
    軸受の間に形成される環状空間を下方へ延びる排油路で
    外方空間と連通した潤滑油排出構造において、 前記排油路を前記ケース割り面側に徐々に近づけて斜め
    下方へ延出し、同排油路の先端を前記ケース割り面に位
    置させたことを特徴とする潤滑油排出構造。
  2. 【請求項2】 前記排油路の先端は、前記ケース割り面
    に開口を向け同ケース割り面と同一面をなす端面を形成
    したことを特徴とする請求項1記載の潤滑油排出構造。
  3. 【請求項3】 ベルトコントロールケースの後端にベル
    トコントロールケースを挟んでベルトと反対側にケース
    割り面を有してミッションケースが設けられ、同ミッシ
    ョンケースのウェット室の側壁の外側にブレーキ手段を
    設けるとともに、同側壁に穿設された軸孔を貫通して外
    側へ突出する出力軸を前記軸孔に嵌合された軸受が回転
    自在に軸支するとともに、同軸孔の前記軸受よりウェッ
    ト室内側にオイルシールを介装し、前記オイルシールと
    軸受の間に形成される環状空間を下方へ延びる排油路で
    外方空間と連通した潤滑油排出構造において、 前記排油路を前記ケース割り面側に徐々に近づけて斜め
    下方へ延出し、同排油路の先端を前記ケース割り面を越
    えて位置させたことを特徴とする潤滑油排出構造。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3431374A1 (en) * 2017-07-19 2019-01-23 Honda Motor Co., Ltd. Straddle-type vehicle

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3431374A1 (en) * 2017-07-19 2019-01-23 Honda Motor Co., Ltd. Straddle-type vehicle

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CN1197023A (zh) 1998-10-28
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