JPS6039571Y2 - 伝動ケ−スのブリ−ザ装置 - Google Patents
伝動ケ−スのブリ−ザ装置Info
- Publication number
- JPS6039571Y2 JPS6039571Y2 JP10457480U JP10457480U JPS6039571Y2 JP S6039571 Y2 JPS6039571 Y2 JP S6039571Y2 JP 10457480 U JP10457480 U JP 10457480U JP 10457480 U JP10457480 U JP 10457480U JP S6039571 Y2 JPS6039571 Y2 JP S6039571Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gear
- transmission case
- breather device
- case
- output
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Self-Closing Valves And Venting Or Aerating Valves (AREA)
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として自動2輪車における伝動ケースのブリ
ーザ装置に関する。
ーザ装置に関する。
従来この種2輪車において、外周の伝動ケース内にエン
ジンに連動する入力歯車と、車輪を連動する出力歯車と
その中間にアイドル歯車とを並設すると共にその下側に
油溜室を備えて該アイドル歯車を該室内の油中に浸漬さ
せ、かくてこれにより油を飛散させて各歯車の潤滑を行
わせるようにした式のものは知られるが、この場合該ケ
ースはその内部を外気に連通ずるブリーザ孔を備えるべ
きもので、該孔は飛散する油を導かれない個所とされる
が好ましい。
ジンに連動する入力歯車と、車輪を連動する出力歯車と
その中間にアイドル歯車とを並設すると共にその下側に
油溜室を備えて該アイドル歯車を該室内の油中に浸漬さ
せ、かくてこれにより油を飛散させて各歯車の潤滑を行
わせるようにした式のものは知られるが、この場合該ケ
ースはその内部を外気に連通ずるブリーザ孔を備えるべ
きもので、該孔は飛散する油を導かれない個所とされる
が好ましい。
本考案はか)る要求に適合する装置を得ることをその目
的としたもので、伝動ケース1内に、エンジンに連動す
る入力歯車2と、車輪3を連動する出力歯車4と、その
中間のアイドル歯車5とを並設すると共にその下側に油
溜室6を形成させる式のものにおいて、該アイドル歯車
5を該入力歯車2及び該出力歯車4に対し下方に偏位さ
せてその上側に空間7を形成させると共に該空間7の上
側にのびる上面壁8に該歯車5の直上位置から側方に偏
位してブリーザ孔9を開口して戒る。
的としたもので、伝動ケース1内に、エンジンに連動す
る入力歯車2と、車輪3を連動する出力歯車4と、その
中間のアイドル歯車5とを並設すると共にその下側に油
溜室6を形成させる式のものにおいて、該アイドル歯車
5を該入力歯車2及び該出力歯車4に対し下方に偏位さ
せてその上側に空間7を形成させると共に該空間7の上
側にのびる上面壁8に該歯車5の直上位置から側方に偏
位してブリーザ孔9を開口して戒る。
図面は自動2輪車に適用した場合を示すもので、該伝動
ケース1は前方のエンジンの側面からその後方の前記し
た車輪3の側面に長手にのびてスイングユニットを構成
するようにした。
ケース1は前方のエンジンの側面からその後方の前記し
た車輪3の側面に長手にのびてスイングユニットを構成
するようにした。
該ケース1は第2図に明示するようにケース本体1aと
その外面に施すケースカバ1bとから戊り、両者1a、
1bはガスケット1cを介して互に重合されて螺子1d
その他で互に結着されるもので、前記した上面壁8はそ
の一側半部が第3図示のように該カバ1a側から一体に
のびてこれに該孔9が作られるようにした。
その外面に施すケースカバ1bとから戊り、両者1a、
1bはガスケット1cを介して互に重合されて螺子1d
その他で互に結着されるもので、前記した上面壁8はそ
の一側半部が第3図示のように該カバ1a側から一体に
のびてこれに該孔9が作られるようにした。
該孔9はその上側から後方にのびるブリーザ通路10を
介して外部に連るものとする。
介して外部に連るものとする。
更に説明すれば、該入力歯車2は入力軸11上に存する
もので、該入力軸11はエンジンの出力をベルト12と
Vプーリ13と遠心クラッチ14とを介して導かれるよ
うにし、更に該出力歯車4は出力軸15上に存するもの
で、該出力軸15は側方にのびてこれに前記した車輪3
を備えるようにした。
もので、該入力軸11はエンジンの出力をベルト12と
Vプーリ13と遠心クラッチ14とを介して導かれるよ
うにし、更に該出力歯車4は出力軸15上に存するもの
で、該出力軸15は側方にのびてこれに前記した車輪3
を備えるようにした。
図面で16は該アイドル歯車5を軸支する中間軸を示す
。
。
尚前記した上面壁8には第3図に明示するように前記し
た孔9の側方にのびるリブ8aを有し、これは該孔9を
該出力歯車4に伴われる油の飛沫から保護すべく作用す
る。
た孔9の側方にのびるリブ8aを有し、これは該孔9を
該出力歯車4に伴われる油の飛沫から保護すべく作用す
る。
このように本考案によるときは中間のアイドル歯車5を
両外側の歯車2,4に対し下方に偏位させるもので両歯
車2,4を互に近接させて全体として長さを減少させ得
ると共に該歯車5はその下側の油中に深く浸漬されて良
好な飛沫潤滑を行わせることが出来、更にブリーザ孔9
はその上側に形成される空間7を存してその上側に横方
向に偏位して設けられるもので、油の飛沫の浸入が可及
的減少され、更に車の場合その傾きに際し、これを介し
て油が流出するようなことがない等の効果を有する。
両外側の歯車2,4に対し下方に偏位させるもので両歯
車2,4を互に近接させて全体として長さを減少させ得
ると共に該歯車5はその下側の油中に深く浸漬されて良
好な飛沫潤滑を行わせることが出来、更にブリーザ孔9
はその上側に形成される空間7を存してその上側に横方
向に偏位して設けられるもので、油の飛沫の浸入が可及
的減少され、更に車の場合その傾きに際し、これを介し
て油が流出するようなことがない等の効果を有する。
第1図は本案装置の1例の裁断平面図、第2図はその一
部を截除した側面図、第3図はケースカバの内面図であ
る。 1・・・・・・伝動ケース、2・・・・・・入力歯車、
3・・・・・・車輪、4・・・・・・出力歯車、5・・
・・・・アイドル歯車、6・・・・・・油溜室、7・・
・・・・空間、8・・・・・・上面壁、9・・・・・・
ブリーザ孔。
部を截除した側面図、第3図はケースカバの内面図であ
る。 1・・・・・・伝動ケース、2・・・・・・入力歯車、
3・・・・・・車輪、4・・・・・・出力歯車、5・・
・・・・アイドル歯車、6・・・・・・油溜室、7・・
・・・・空間、8・・・・・・上面壁、9・・・・・・
ブリーザ孔。
Claims (1)
- 伝動ケース1内に、エンジンに連動する入力歯車2と、
車輪3を連動する出力歯車4と、その中間のアイドル歯
車5とを並設すると共にその下側に油溜室6を形成させ
る式のものにおいて、該アイドル歯車5を該入力歯車2
及び該出力歯車4に対し下方に偏位させてその上側に空
間7を形成させると共に該空間7の上側にのびる上面壁
8に該歯車5の直上位置から側方に偏位してブリーザ孔
9を開口して成る伝動ケースのブリーザ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10457480U JPS6039571Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 伝動ケ−スのブリ−ザ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10457480U JPS6039571Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 伝動ケ−スのブリ−ザ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5728950U JPS5728950U (ja) | 1982-02-16 |
JPS6039571Y2 true JPS6039571Y2 (ja) | 1985-11-27 |
Family
ID=29465957
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10457480U Expired JPS6039571Y2 (ja) | 1980-07-25 | 1980-07-25 | 伝動ケ−スのブリ−ザ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6039571Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-25 JP JP10457480U patent/JPS6039571Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5728950U (ja) | 1982-02-16 |
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