JPS625709Y2 - - Google Patents

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JPS625709Y2
JPS625709Y2 JP16791980U JP16791980U JPS625709Y2 JP S625709 Y2 JPS625709 Y2 JP S625709Y2 JP 16791980 U JP16791980 U JP 16791980U JP 16791980 U JP16791980 U JP 16791980U JP S625709 Y2 JPS625709 Y2 JP S625709Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
shift lever
lever retainer
extension housing
retainer
oil
Prior art date
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Expired
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JP16791980U
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English (en)
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JPS5742427U (ja
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Publication date
Application filed filed Critical
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Priority to US06/288,018 priority patent/US4606238A/en
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  • Control Of Transmission Device (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、自動車用直接操作式歯車変速機にお
けるシフトレバーリテーナの組付構造に関し、詳
しくは、シフトレバーを支承するシフトレバーリ
テーナを、エクステンシヨンハウジングの上方開
口部にゴム等の弾性体からなるオイルバツフルを
介して複数のボルトにより固定するようにしたシ
フトレバーリテーナの組付構造の改良に関するも
のである。
この組付構造においては、シフトレバーリテー
ナより車室内へ発散される駆動装置の振動・騒音
を軽減するためにエクステンシヨンハウジングか
らシフトレバーリテーナへの振動の伝達を効果的
に抑制する必要があり、またシフトレバーの操作
フイーリングを良好とするためにシフトレバーリ
テーナのエクステンシヨンハウジングに対する移
動量を適度に抑える必要があり、更にオイルバツ
フルとエクステンシヨンハウジング及びシフトレ
バーリテーナ間からのオイル洩れを防止するため
に両者間のシール性を確保する必要がある。
本考案は、かかる諸要求を満たすべくなされた
もので、以下に一実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図は自動車用直接操作式歯車変速機の後
方内部を示していて、第5速ドリブンギヤ10及
びスピードメータドライブギヤ11(スピードメ
ータドリブンギヤ12と噛合している)を備えた
アウトプツトシヤフト13がエクステンシヨンハ
ウジング14内を貫通して延び、その中央部13
aにてベアリング15を介してエクステンシヨン
ハウジング14の隔壁14aにより軸支されてい
る。なお、アウトプツトシヤフト13の後端部は
エクステンシヨンハウジング14の後端部14b
により周知の態様にて軸支されてハウジング14
外へ突出している。またエクステンシヨンハウジ
ング14の隔壁14aには、第5速ドライブギヤ
16を備えたカウンターギヤシヤフト17がベア
リング18を介して軸支されている。
また歯車変速機の後方内部には、シフトレバー
19の操作によりシフトレバーハウジング20を
介して回動又は軸方向へ移動されるシフトアンド
セレクトレバーシヤフト21が配設されている。
シフトアンドセレクトレバーシヤフト21は、そ
の前方部分21aを隔壁14a上部の貫通孔14
cにて摺動自在に支承され、またその後端部21
bをエクステンシヨンハウジング14の上方開口
部14d内に設けた突出部14eの貫通孔14f
にて摺動自在に支承されている。またエクステン
シヨンハウジング14の上方開口部14dには、
ゴム等の弾性体からなるオイルバツフル22を介
してシフトレバーリテーナ23が組付けられてい
る。シフトレバーリテーナ23にはシフトレバー
19が前後及び左右方向へ傾動可能に組付けられ
るとともにブーツ24が組付けられている。
しかして、本実施例においては、第1図及び第
2図にて示したように、突出部14eと上方開口
部14dの左右両内壁14d1,14d2間にリブ1
4g1,14g2が立設され、貫通孔14fの後方開
口14f1に連通するオイル溜Sが形成されてい
る。かかる構成により、本実施例においては、ス
ピードメータギヤ列11,12によつて飛散され
た潤滑油がオイル溜S内に入り、オイル溜S内に
溜つた潤滑油が貫通孔14fの後方開口14f1
ら貫通孔14f内に流入してシフトアンドセレク
トレバーシヤフト21の後端部21bと貫通孔1
4fとの摺動部を潤滑し、しかる後貫通孔14f
の前方開口14f2から下方へ流下する。したがつ
て、シフトアンドセレクトレバーシヤフト21の
後端部21bと貫通孔14fとの摺動部が充分に
潤滑され、シフトアンドセレクトレバーシヤフト
21の摺動性を良好として、シフトフイーリング
の向上をはかることができる。
また、本実施例においては、エクステンシヨン
ハウジング14とシフトレバーリテーナ23との
後方下方へ傾斜している接合部をシールするとと
もにエクステンシヨンハウジング14の上方開口
部14dをシフトレバーハウジング20の貫通す
る開口部22aを除いて覆うオイルバツフル22
が、第1図、第3図、第4図及び第5図にて示し
たように、突出部14eの頂部をわずかな間隔を
おいて覆う湾曲部22bと、シフトレバーハウジ
ング20の前方上部を覆う傾斜部22cとを有し
ている。傾斜部22cはシフトアンドセレクト操
作時にシフトレバーハウジング20と干渉しない
範囲で極力シフトレバーハウジング20に近接し
て設けるのが望ましい。かかる構成により、本実
施においては、スピートメータギヤ列11,12
によつて飛散された潤滑油の大部分がオイルバツ
フル22によつて上方への流動を阻止されてブー
ツ24からのオイル洩れが防止されること・及び
エクステンシヨンハウジング14内を空気伝播す
る騒音が遮音されることは勿論のこと、傾斜部2
2cの下面に当つた潤滑油の一部がその流動方向
を後方とされてオイル溜Sに向けて誘導される。
更に、本実施例においては、エクステンシヨン
ハウジング14とシフトレバーリテーナ23の固
定が、前方の4ケ所を第6図に示す構造とし、か
つ後端2ケ所を第7図に示す構造とすることによ
りなされている。第6図に示した固定構造におい
て、シフトレバーリテーナ23は、オイルバツフ
ル22の周縁部22d及びこれと一体の筒部22
e(シフトレバーリテーナ23の取付孔に対して
径方向に締代をもたせて仮組付できるようにして
ある)と、筒部25aを備えたゴムシート25
(シフトレバーリテーナ23の取付孔に対して径
方向に締代をもたせて仮組付できるようにしてあ
る)を介して、ボルト26によりエクステンシヨ
ンハウジング14に対して浮動状態(すなわち、
ボルト26の頭部と同頭部によつて押えられるシ
フトレバーリテーナ23の上面間にゴムシート2
5が介在する状態)にて固定されており、エクス
テンシヨンハウジング14の振動はシフトレバー
リテーナ23への伝達を防止されている。(な
お、筒部22eにゴムシート25を一体成形して
同様に実施することも可能である。)一方第7図
に示した固定構造において、シフトレバーリテー
ナ23は、オイルバツフル22の周縁部22dを
介して、ボルト26によりエクステンシヨンハウ
ジング14に対して固定されており、ボルト26
の頭部は同頭部によつて押えられるシフトレバー
リテーナ23の上面に直接係合してシフトレバー
リテーナ23のエクステンシヨンハウジング14
に対する移動を適度に抑えている。したがつて、
本実施例においては、シフトレバーリテーナ23
がエクステンシヨンハウジング14に対して半浮
動状態にて固定され、エクステンシヨンハウジン
グ14からシフトレバーリテーナ23への振動の
伝達が効果的に抑制されるとともに、シフトアン
ドセレクト操作時において適度な節度感(良好な
操作フイーリング)が得られる。また、本実施例
においては、シフトレバーリテーナ23における
シフトレバー19の直下に近接する後端2ケ所の
固定構造を上記のようにして、シフトレバーリテ
ーナ23の浮き上り防止対策及びゴムシート25
の耐久性向上が図られており、シフトレバー19
に上下方向の振動加速度が作用した場合、シフト
レバーリテーナ23の浮き上りが抑制され、オイ
ルバツフル22とエクステンシヨンハウジング1
4及びシフトレバーリテーナ23間からのオイル
洩れが効果的に防止される。
なお、本実施例においては、オイルバツフル2
2の表裏両面において周縁部22dに連続した膨
出部22fがそれぞれ2条設けられており、エク
ステンシヨンハウジング14とシフトレバーリテ
ーナ23間のシール性の向上がはかられている。
以上の説明は本考案の一実施例に基づくもので
あり、本考案は上記実施例に限らず、シフトレバ
ーを支承するシフトレバーリテーナを、エクステ
ンシヨンハウジングの上方開口部にゴム等の弾性
体からなるオイルバツフルを介して複数のボルト
により固定するようにした自動車用直接操作式歯
車変速機における種々なシフトレバーリテーナの
組付構造に適宜変更して実施し得るものである。
要するに、本考案においては、上記したシフト
レバーリテーナの組付構造において、前記シフト
レバーの直下に近接するボルトの頭部と同頭部に
よつて押えられる前記シフトレバーリテーナの上
面間にはゴム等振動減衰体が介在しないように
し、かつ残余のボルトの頭部と同頭部によつて押
えられる前記シフトレバーリテーナの上面間には
ゴム等振動減衰体が介在するようにして、前記シ
フトレバーリテーナをエクステンシヨンハウジン
グの上方開口部に半浮動状態にて固定するように
したことにその特徴があり、これにより、エクス
テンシヨンハウジングからシフトレバーリテーナ
への振動の伝達を効果的に抑制することができる
とともに、シフトレバーの操作フイーリングを良
好に設定することができ、またオイルバツフルと
エクステンシヨンハウジング及びシフトレバーリ
テーナ間からのオイル洩れを効果的に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は歯車変速機の後方内部を示す縦断面
図、第2図はエクステンシヨンハウジングの上方
開口部の形状を示す平面図、第3図はオイルバツ
フルの平面図、第4図は第3図の−線に沿う
縦断面図、第5図はオイルバツフルの背面斜視
図、第6図はエクステンシヨンハウジングとシフ
トレバーリテーナの前方における固定構造を示す
縦断面図、第7図はエクステンシヨンハウジング
とシフトレバーリテーナの後端における固定構造
を示す縦断面図である。 符号の説明、14……エクステンシヨンハウジ
ング、14d……上方開口部、19……シフトレ
バー、22……オイルバツフル、23……シフト
レバーリテーナ、25……ゴムシート(振動減衰
体)、26……ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シフトレバーを支承するシフトレバーリテーナ
    を、エクステンシヨンハウジングの上方開口部に
    ゴム等の弾性体からなるオイルバツフルを介して
    複数のボルトにより固定するようにした自動車用
    直接操作式歯車変速機におけるシフトレバーリテ
    ーナの組付構造において、前記シフトレバーの直
    下に近接するボルトの頭部と同頭部によつて押え
    られる前記シフトレバーリテーナの上面間にはゴ
    ム等振動減衰体が介在しないようにし、かつ残余
    のボルトの頭部と同頭部によつて押えられる前記
    シフトレバーリテーナの上面間にはゴム等振動減
    衰体が介在するようにして、前記シフトレバーリ
    テーナをエクステンシヨンハウジングの上方開口
    部に半浮動状態にて固定するようにしたことを特
    徴とするシフトレバーリテーナの組付構造。
JP16791980U 1980-08-20 1980-11-20 Expired JPS625709Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16791980U JPS625709Y2 (ja) 1980-11-20 1980-11-20
US06/288,018 US4606238A (en) 1980-08-20 1981-07-29 Mounting construction of shift lever retainer casing in change-speed gearing unit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16791980U JPS625709Y2 (ja) 1980-11-20 1980-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5742427U JPS5742427U (ja) 1982-03-08
JPS625709Y2 true JPS625709Y2 (ja) 1987-02-09

Family

ID=29526540

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16791980U Expired JPS625709Y2 (ja) 1980-08-20 1980-11-20

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JP (1) JPS625709Y2 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS646923U (ja) * 1987-06-30 1989-01-17

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Publication number Publication date
JPS5742427U (ja) 1982-03-08

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