JPH0735385B2 - シランから直接珪素に結合した水素原子を有するシランを分離する方法 - Google Patents

シランから直接珪素に結合した水素原子を有するシランを分離する方法

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JPH0735385B2
JPH0735385B2 JP5307996A JP30799693A JPH0735385B2 JP H0735385 B2 JPH0735385 B2 JP H0735385B2 JP 5307996 A JP5307996 A JP 5307996A JP 30799693 A JP30799693 A JP 30799693A JP H0735385 B2 JPH0735385 B2 JP H0735385B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、直接珪素に結合した水
素原子を有するシランを炭化水素シラン、炭化水素ハロ
ゲンシラン及びハロゲンシランから分離する方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】メチルクロルシランを珪素及び塩化メチ
ルから250〜300℃で銅触媒で直接合成する場合に
は、一般式:MeaSiCl4-a(式中、aは0〜4の値
を有し、Meは以下明細書中と同様メチル基を表す)の
シランの他に、少量のエチルクロルシラン、種々のハロ
ゲンシラン、特にMebHSiCl3-b(bは0〜2の値
を有する)及びエチルジクロルシランEtHSiCl2
も生じる。該直接合成は、特に W.Noll, Chemistry and
Technology of Silicones, Academic Press, Inc., Or
lrando, Florida, 1968, chap.2.2 に記載されている。
【0003】直接合成の最も所望される目的生成物は、
加水分解及び重縮合により多官能基及び構造を有するシ
リコーンポリマーに転化することができるMe2SiC
2である。
【0004】大抵のシリコーンポリマーの重要な品質的
特徴は、ポリマー基礎組構造中の三官能性不純物の割合
をできるだけ低くすることである。使用されるMe2
iCl2の生じ得る三官能性不純物の一つはEtHSi
Cl2である。
【0005】Me2SiCl2をそれぞれの用途に必要な
純度を得るためには、非常に高い蒸留費用がかかる、例
えば高い還流比、理論的及び実際に多い棚段数、高いエ
ネルギー需要及び低い空時収率が必要である、それとい
うのもMe2SiCl2(70〜71℃)とEtHSiC
2(74〜76℃)の沸点が互いに僅か約4℃しか違
わないからである。
【0006】ヨーロッパ特許出願公開第423948号
明細書には、塩化水素ガスと、周期表のVIIIのB
族、すなわちPd,Pt,Ph,Ru,Ni,Os,I
r及びこれらの化合物からの適当な触媒の存在下で反応
させて、相応するアルキルクロルシランにすることによ
る、有機シラン混合物からの直接珪素に結合した水素原
子(H−シラン)を有するシランの分離が記載されてい
る。該手段により、所望の有機シランと不純物との沸点
の差異は、蒸留を著しく廉価で行うことができるように
高められる。
【0007】該公知の方法の欠点は、触媒として使用さ
れるニッケル以外の金属が比較的高価であること、触媒
としてニッケルを使用する場合には比較的高い触媒濃度
が必要であるが、そこで得られる添加率は低いこと、更
に金属が部分的に触媒毒に対して極度に抵抗力がないと
いうことである。
【0008】
【発明の構成】本発明は、直接珪素に結合した水素原子
を有するシランを塩化水素と、触媒として銀又は金の存
在下で反応させて相応するクロルシランにすることによ
り、一般式I: RxCl3-xSi−[SiRyCl2-yn−A (I) [式中、Rは場合によりハロゲン置換された1〜18個
の炭素原子を有する、エチレン系二重結合を有しない炭
化水素基を表し、Aは塩素原子又は基Rを表し、xは
0,1,2又は3の値を有し、yは0,1又は2の値を
有し、nは0又は1の値を有する]のシラン及びそれら
の混合物から直接珪素に結合した水素原子を有するシラ
ンを分離する方法に関する。
【0009】本発明の方法によれば、H−シランをほぼ
完全に、すでに水素原子が結合していた位置に塩素原子
が結合している高沸点クロルシランに転化することがで
きる。例えばトリクロルシランからテトラクロルシラ
ン、エチルジクロルシランからエチルトリクロルシラン
及びジメチルクロルシランからジメチルジクロルシラン
が生じる。これらのクロルシランは、該物質が生成混合
物中で好ましくない場合には、容易に蒸留により除去す
ることができる。
【0010】該反応は十分な速度で、かつ固体状の触媒
で行われる。従って、該反応は不均質触媒するので、触
媒を蒸留カラム又は貫流反応器内で使用することができ
る。
【0011】銀は、従来使用された金属、Pd,Pt,
Rh,Ru,Os及びIrよりもはるかに廉価であり、
かつ該反応は、Niよりも銀を用いた場合の方が明らか
に早く進行する。
【0012】金は、従来使用された金属、Pd,Pt,
Rh,Ru,Os,Ni及びIrに比して、元素の電気
化学列において標準電位が最も高いので、毒化現象及び
アルキルクロルシラン又は塩化水素との好ましくない反
応に対するより優れた安定性、ひいてはより長い寿命を
有する。
【0013】本発明による方法では、銀と金の合金も使
用することができる。
【0014】該触媒は、有利には担体上に存在し、微粒
子状で使用するのが有利である。担体上に銀と同様に金
も存在する担体も使用することができる。
【0015】担体の例は、活性炭、炭及び無機酸化物、
例えば二酸化珪素、酸化アルミニウム(III)、珪酸
塩、二酸化チタン、二酸化ジルコニウム;炭化物、例え
ば炭化珪素であり、その際、炭、活性炭及び二酸化珪素
が有利である。
【0016】担体上の微粒子状金属であるこのような触
媒は、担体の存在下で金属化合物の還元により製造する
ことができる。
【0017】担体上の金属の濃度は、触媒の総重量に対
して0.8〜5重量%が有利であるが、該濃度より高く
ても又は低くても使用することができる。
【0018】一般式Iの炭化水素基Rの例は、アルキル
基、例えばメチル基、エチル基、n−プロピル基、イソ
−プロピル基、n−ブチル基、イソ−ブチル基、t−ブ
チル基、n−ペンチル基、イソ−ペンチル基、ネオ−ペ
ンチル基、t−ペンチル基;ヘキシル基、例えばn−ヘ
キシル基;ヘプチル基、例えばn−ヘプチル基;オクチ
ル基、例えばn−オクチル基及びイソ−オクチル基、例
えば2,2,4−トリメチルペンチル基;ノニル基、例
えばn−ノニル基;デシル基、例えばn−デシル基;ド
デシル基、例えばn−ドデシル基;オクタデシル基、例
えばn−オクタデシル基;シクロアルキル基、例えばシ
クロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基
及びメチルシクロヘキシル基;アリール基、例えばフェ
ニル基、ナフチル基、アントリル基及びフェナントリル
基;アルカリル基、例えばo−,m−,p−トルイル
基、キシリル基及びエチルフェニル基;及びアラルキル
基、例えばベンジル基、α−及びβ−フェニルエチル基
である。
【0019】ハロゲン置換された基Rの例は、ハロゲン
アルキル基、例えば3,3,3−トリフルオル−n−プ
ロピル基、2,2,2,2′,2′,2′−ヘキサフル
オルイソプロピル基、ヘプタフルオルイソプロピル基及
びハロゲンアリール基、例えばo−,m−及びp−クロ
ルフェニル基である。
【0020】基Rとしては、非置換の炭化水素基が有利
であり、特に1〜8個の炭素原子を有するもの、特にメ
チル基、エチル基、トルイル基及びフェニル基が有利で
ある。
【0021】nは、0の値を有するのが有利である。
【0022】本発明による方法では、任意のH−シラン
を分離することができる。H−シランは、例えば一般式
II: R′ZSiH4-Z (II) [式中、R′は場合によりハロゲン置換された1〜18
個の炭素原子を有する炭化水素基を表し、zは0〜3の
値を有する]を有する。
【0023】R′の例は、前記のRの例に記載したもの
及びアルケニル基、例えばビニル基及びアリル基であ
る。
【0024】分離すべきH−シランの有利な例は、シラ
ン、クロルシラン、ジクロルシラン、トリクロルシラ
ン、メチルシラン、メチルクロルシラン、メチルジクロ
ルシラン、ジメチルクロルシラン及びエチルジクロルシ
ランである。
【0025】本発明による方法は、直接合成により生じ
るEtHSiCl2及び場合によりその他の副生成物を
含有する、メチルクロルシラン、特にジメチルジクロル
シランの直接合成からの粗製物及び前精製した生成物を
精製する際に使用するのが特に好適である。直接合成の
副生成物は、例えば W.Noll,Chemistry and Technology
of Silicones, Academic Press,Inc.,Orlando,Florid
a,1968,chap.2.2, 及びA.Hunyar,Chemie der Silikone,
Verlag Technik, Berlin 1952,p.92-94 に記載されて
いる。
【0026】H−シランの濃度は、一般的には100〜
5000ppmであるが、メチルクロルシラン合成から
の精製すべき生成物中のH−シランの濃度は、該濃度よ
り高くても又は低くてもよい。
【0027】本発明による方法は、温度50〜150℃
及び周囲の大気圧で行うのが有利である。しかしなが
ら、高い又は低い温度及び圧力も使用することができ
る。
【0028】本発明により使用される触媒は、液相又は
気相で使用することができる。
【0029】化学量論的な理由から、H−シランを完全
に分離するためには、1水素原子当り少なくとも1塩化
水素分子を使用しなければならない。塩化水素ガスを化
学量論的過剰で使用するのが有利である、それというの
もこのことにより滞留時間を短縮し、転化率を高めるこ
とができるからである。
【0030】本発明による方法は、不連続的に、半連続
的に又は完全に連続的に行うことができ、その際、完全
連続法を用いるのが有利である。
【0031】連続的方法では、H−シランの滞留時間
は、有利な実施態様におけるその出発濃度に依存して
0.5〜30秒であるが、該滞留時間より長い又は短い
滞留時間も選択することができる。
【0032】
【実施例】次に、本発明を以下の実施例につき詳細に説
明する。
【0033】以下の実施例では、特に断りのない限り、
それぞれ a)量の記載は、すべて重量に対するものであり、 b)圧力は、すべて0.10Mpa(絶対圧)であり、 c)温度は、すべて20℃である。
【0034】更に、以下の略語を使用する: Me:メチル基 Et:エチル基。
【0035】触媒の製造 硝酸で精製し、乾燥した細分状の活性炭(Conterbon B
A,製造元 Lurgi 社、Frankfurt )35gを、硝酸銀5
g、及び蒸留水140ml及び酢酸1mlと混合し、7
0℃に加熱した。引続き、撹拌下でホルムアルデヒド溶
液(37%)3mlを加えた。被覆された炭を液相から
分離し、蒸留水で洗浄し、油ポンプ真空中120℃で1
0時間乾燥した。炭上の銀含有率は約1.8重量%であ
った。
【0036】硝酸で精製し、乾燥したペレット状の活性
炭(Conterbon BA,製造元 Lurgi社、Frankfurt )35
gに、硝酸銀5g、蒸留水140ml及び酢酸1mlを
混合し、70℃に加熱した。引続き、撹拌下でホルムア
ルデヒド溶液(37%)3mlを加えた。被覆された炭
を液相から分離し、蒸留水で洗浄し、油ポンプ真空中1
20℃で10時間乾燥した。炭上の銀含有率は約1.8
重量%であった。
【0037】硝酸で精製し、乾燥したペレット状の活性
炭(Conterbon BA,製造元 Lurgi社、Frankfurt )30
gを、テトラクロロ金酸2.5g、蒸留水300ml及
び濃塩酸8mlを混合し、80℃に加熱した。引続き、
撹拌下でホルムアルデヒド溶液(37%)8mlを加え
た。被覆された炭を液相から分離し、蒸留水で洗浄し、
油ポンプ真空中120℃で10時間乾燥した。炭上の金
含有率は約0.23%であった。
【0038】例1及び2(本発明による)、及び例3
(本発明によらない) 滴下ロート、ガス導入管及び蒸留ヘッドが設けられたミ
ラーガラスカラム(Spiegelglaskolonne)を備えた三つ
首フラスコ中にアルゴン雰囲気下でMe2SiCl2と5
20ppmのEtHSiCl2からの混合物110gを
装入した。触媒Agをミラ−ガラスカラムに導入した。
【0039】フラスコ中のシランを撹拌下で70℃に加
熱し、塩化水素を4 l/hの量で混合物に導入した。
蒸発したシラン及び塩化水素ガスをカラムを通過させて
導入し、蒸留ヘッド内で凝縮して取り出した。留出液を
該系から分離した程度に、フラスコにMe2SiCl2
EtHSiCl2(520ppm)を計量供給した。
【0040】経過時間B分後に反応を中断し、留出液を
GCで分析した。
【0041】留出液の量は、記載の反応時間後Cml
(流量Dml/h)であり、これはMe2SiCl2に対
して、触媒上、ガス状で約E秒の滞留時間に相当する。
留出液中EtHSiCl2の濃度はFppmであった。
【0042】 第1表 例 触媒 A B C D E F (g) (分) (ml) (ml/h)(秒) (ppm) 1 金−活性炭 17 125 250 120 2.6 35 (0.23%)*) 2 銀−活性炭 22 155 350 135 3.5 25 (1.8%)*) 3 活性炭*) 17 193 610 190 1.7 120 *)触媒の製造、参照 例4(本発明による) 実験の構成及び実施は、例1の記載と同様であるが、但
し、使用したシランが以下の組成: テトラメチルジクロルジシラン60% メチルジクロルシラン34% 残り(種々のメチルクロル−モノ−及び−ジシラン)6
% を有するように変更した。
【0043】触媒としては、銀−活性炭(1.8%)2
0gを使用した。フラスコの温度を150℃に加熱し、
流量を50ml/hに減少させ、滞留時間を12秒に延
長した。得られた留出液は、以下の組成: テトラメチルジクロルジシラン30% メチルジクロルシラン57% メチルジクロルシラン(HClに対する転化率:94
%)4% を有していた。
【0044】反応フラスコ中、テトラメチルジクロルジ
シランは富化し、メチルジクロルシランは、なお痕跡で
存在するにすぎなかった。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式I: RxCl3-xSi−[SiRyCl2-yn−A (I) [式中、Rは非置換又はハロゲン置換された1〜18個
    の炭素原子を有する、エチレン系二重結合を有しない炭
    化水素基を表し、Aは塩素原子又は基Rを表し、xは
    0,1,2又は3の値を有し、yは0,1又は2の値を
    有し、nは0又は1の値を有する]のシラン及びそれら
    の混合物から、直接珪素に結合した水素原子を有するシ
    ランを分離する方法において、直接珪素に結合した水素
    原子を有するシランを塩化水素と、触媒として銀又は金
    の存在下で反応させて相応するクロルシランにすること
    を特徴とする、シランから直接珪素に結合した水素原子
    を有するシランを分離する方法。
  2. 【請求項2】 担体上の微粒子状触媒を使用する、請求
    項1記載の方法。
  3. 【請求項3】 直接珪素に結合した水素原子を有するシ
    ランを、メチルクロルシラン合成の際に生成する生成物
    混合物から分離する、請求項1又は2記載の方法。
  4. 【請求項4】 EtSiHCl2を分離する、請求項1
    から3のいずれか1項記載の方法。
JP5307996A 1992-12-10 1993-12-08 シランから直接珪素に結合した水素原子を有するシランを分離する方法 Expired - Lifetime JPH0735385B2 (ja)

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DE4241696.5 1992-12-10
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US (1) US5302736A (ja)
EP (1) EP0601578B1 (ja)
JP (1) JPH0735385B2 (ja)
CN (1) CN1041521C (ja)
DE (2) DE4241696A1 (ja)
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EP0601578B1 (de) 1995-04-05
DE59300123D1 (de) 1995-05-11
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