JPH0735308Y2 - フラットケーブル接続器 - Google Patents
フラットケーブル接続器Info
- Publication number
- JPH0735308Y2 JPH0735308Y2 JP1990119924U JP11992490U JPH0735308Y2 JP H0735308 Y2 JPH0735308 Y2 JP H0735308Y2 JP 1990119924 U JP1990119924 U JP 1990119924U JP 11992490 U JP11992490 U JP 11992490U JP H0735308 Y2 JPH0735308 Y2 JP H0735308Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flat cable
- floor
- case
- hole
- lead
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、フロアダクトに通された丸線と、床面上に
沿うフラットケーブルとを接続する電話線等のフラット
ケーブル接続器に関するものである。
沿うフラットケーブルとを接続する電話線等のフラット
ケーブル接続器に関するものである。
アンダーカーペット配線システムでは、カーペットの下
に電話線等の電線を敷設しなければならないため、フラ
ットケーブルであることが不可欠である。このため、一
般の丸線を敷設途中からフラットケーブルに変換するフ
ラットケーブル接続器が必要になる。
に電話線等の電線を敷設しなければならないため、フラ
ットケーブルであることが不可欠である。このため、一
般の丸線を敷設途中からフラットケーブルに変換するフ
ラットケーブル接続器が必要になる。
第1の従来例は、第6図に示すように壁面50に接続ボッ
クス51を設け、1次側の丸線52を上側から引込み、フラ
ットケーブル53を下側から床面に沿わせている。
クス51を設け、1次側の丸線52を上側から引込み、フラ
ットケーブル53を下側から床面に沿わせている。
第2の従来例は、第7図に示すようにビル等の建物の建
設段階で床配線システムと組み合わせて予め床面54下に
接続ボックス55を埋め込んでおき、必要に応じてフロア
ダクト56より引出した丸線と床面54のフロアダクト57と
を接続するものである。
設段階で床配線システムと組み合わせて予め床面54下に
接続ボックス55を埋め込んでおき、必要に応じてフロア
ダクト56より引出した丸線と床面54のフロアダクト57と
を接続するものである。
〔考案が解決しようとする課題〕 ところが、第1の従来例は、接続ボックス51を壁面50に
取付けるため、フラットケーブル53の配線長さが長くな
り、経済的に好ましくないという欠点があった。
取付けるため、フラットケーブル53の配線長さが長くな
り、経済的に好ましくないという欠点があった。
第2の従来例は、接続ボックス55を床面54に埋設するた
め、フラットケーブル配線長を低減化できるが、建物の
建設時の工事に手間がかかり、また床配管システムとの
とりあい寸法があり、設計段階での考慮が必要であっ
た。しかも、レイアウト変更等の配線変えのときは接続
ボックス55ごと変更しなければならなかった。
め、フラットケーブル配線長を低減化できるが、建物の
建設時の工事に手間がかかり、また床配管システムとの
とりあい寸法があり、設計段階での考慮が必要であっ
た。しかも、レイアウト変更等の配線変えのときは接続
ボックス55ごと変更しなければならなかった。
したがって、この考案の目的は、配線長を長くすること
なく既設の建物に簡単かつ安価に対応でき、レイアウト
変更も容易にできるフラットケーブル接続器を提供する
ことである。
なく既設の建物に簡単かつ安価に対応でき、レイアウト
変更も容易にできるフラットケーブル接続器を提供する
ことである。
この考案のフラットケーブル接続器は、床面に埋設され
たフロアダクトの引出孔に被さるように前記床面に設置
されて前記引出孔に整合可能な丸線の引込孔を一端の下
面に形成するとともに他端側の側面にフラットケーブル
の引込部を形成した薄箱形のケースと、このケースの中
央に配置されて前記引込孔より引き込まれた前記丸線を
接続する接続端子を有するとともに前記接続端子に接続
されて前記引込部より引き込まれた前記フラットケーブ
ルを接続する接続端子を有する接続器本体とを備えたも
のである。
たフロアダクトの引出孔に被さるように前記床面に設置
されて前記引出孔に整合可能な丸線の引込孔を一端の下
面に形成するとともに他端側の側面にフラットケーブル
の引込部を形成した薄箱形のケースと、このケースの中
央に配置されて前記引込孔より引き込まれた前記丸線を
接続する接続端子を有するとともに前記接続端子に接続
されて前記引込部より引き込まれた前記フラットケーブ
ルを接続する接続端子を有する接続器本体とを備えたも
のである。
この考案の構成によれば、フロアダクトの引出孔上にフ
ラットケーブル接続器のケースが取付けられ、フロアダ
クト内の丸線と床面のフラットケーブルとが接続器本体
の接続端子に接続される。このため、配線長を長くする
ことなく既設の建物に簡単かつ安価に対応できるととも
に、レイアウト変更も容易に行える。また引出孔をケー
スで覆うため、丸線が床面に露出することがなくカーペ
ットの浮き上がりもないので仕上がりがきれいになると
ともに、ケースとは別に引出孔のカバーを設ける必要が
ない。しかも丸線を床面に引出すことなくケース内で施
工でき、またケースに水平的に部品を配置できるため、
ケースの形状を偏平に薄く形成することができるので床
面およびカーペットから大きく突出することがなく、ケ
ースにつまずくことがない。
ラットケーブル接続器のケースが取付けられ、フロアダ
クト内の丸線と床面のフラットケーブルとが接続器本体
の接続端子に接続される。このため、配線長を長くする
ことなく既設の建物に簡単かつ安価に対応できるととも
に、レイアウト変更も容易に行える。また引出孔をケー
スで覆うため、丸線が床面に露出することがなくカーペ
ットの浮き上がりもないので仕上がりがきれいになると
ともに、ケースとは別に引出孔のカバーを設ける必要が
ない。しかも丸線を床面に引出すことなくケース内で施
工でき、またケースに水平的に部品を配置できるため、
ケースの形状を偏平に薄く形成することができるので床
面およびカーペットから大きく突出することがなく、ケ
ースにつまずくことがない。
この考案の第1の実施例を第1図ないし第5図に基づい
て説明する。すなわち、このフラットケーブル接続器
は、ケース1と、接続器本体2とを有する。
て説明する。すなわち、このフラットケーブル接続器
は、ケース1と、接続器本体2とを有する。
ケース1は、床面3に埋設されたフロアダクト4の引出
孔5に被さるように床面3に設置された薄箱形である。
実施例のケース1はベース10とカバー11からなり、ベー
ス10は丸線6を引き込む引込孔12を一端側の下面に形成
するとともに、フラットケーブル8を通す切欠状の引込
部13を他端側の側面に形成し、接続器本体2がベース10
の略中央位置に取付けられている。16はカバー取付用
爪、17は取付孔である。またカバー11に取付用爪が係止
する係止部(図示せず)を有するとともに、引込部13に
対応する切欠部(図示せず)を形成している。
孔5に被さるように床面3に設置された薄箱形である。
実施例のケース1はベース10とカバー11からなり、ベー
ス10は丸線6を引き込む引込孔12を一端側の下面に形成
するとともに、フラットケーブル8を通す切欠状の引込
部13を他端側の側面に形成し、接続器本体2がベース10
の略中央位置に取付けられている。16はカバー取付用
爪、17は取付孔である。またカバー11に取付用爪が係止
する係止部(図示せず)を有するとともに、引込部13に
対応する切欠部(図示せず)を形成している。
接続器本体2は、ケース1の中央に配置されて引込孔5
より引き出され引込孔12より引き込まれた丸線6を接続
する接続端子7を有するとともに接続端子7に接続さ
れ、床面3に沿って引込孔13より引き込まれたフラット
ケーブル8を接続する接続端子9を有する。丸線6およ
びフラットケーブル8は電話線を実施例としている。接
続器本体2は両側に圧接刃を実施例とする接続端子7,9
を有し、引込孔12から引き込んだ丸線6を接続端子7に
接続するとともに引込部13より引き込んだフラットケー
ブル8を他の接続端子9に接続する。
より引き出され引込孔12より引き込まれた丸線6を接続
する接続端子7を有するとともに接続端子7に接続さ
れ、床面3に沿って引込孔13より引き込まれたフラット
ケーブル8を接続する接続端子9を有する。丸線6およ
びフラットケーブル8は電話線を実施例としている。接
続器本体2は両側に圧接刃を実施例とする接続端子7,9
を有し、引込孔12から引き込んだ丸線6を接続端子7に
接続するとともに引込部13より引き込んだフラットケー
ブル8を他の接続端子9に接続する。
18はタイルカーペットである。
この実施例によれば、フロアダクト4の引出孔5上にフ
ラットケーブル接続器のケース1が取付けられ、フロア
ダクト4内の丸線6と床面3のフラットケーブル8とが
接続器本体2の接続端子7,9に接続される。このため、
配線長を長くすることなく既設の建物の簡単かつ安価に
対応できるとともに、レイアウト変更も容易に行える。
また引出孔5をケース1で覆うため、丸線6が床面3に
露出することがなくカーペットの浮き上がりもないので
仕上がりがきれになるとともに、ケース1とは別に引出
孔5のカバーを設ける必要がない。
ラットケーブル接続器のケース1が取付けられ、フロア
ダクト4内の丸線6と床面3のフラットケーブル8とが
接続器本体2の接続端子7,9に接続される。このため、
配線長を長くすることなく既設の建物の簡単かつ安価に
対応できるとともに、レイアウト変更も容易に行える。
また引出孔5をケース1で覆うため、丸線6が床面3に
露出することがなくカーペットの浮き上がりもないので
仕上がりがきれになるとともに、ケース1とは別に引出
孔5のカバーを設ける必要がない。
しかも丸線6を床面3に引出すことなくケース1内で施
工でき、またケース1に水平的に配置できるため、ケー
ス1の形状を偏平に薄く形成することができるので床面
3およびカーペット18から大きく突出することがなく、
ケース1につまずくことがない。
工でき、またケース1に水平的に配置できるため、ケー
ス1の形状を偏平に薄く形成することができるので床面
3およびカーペット18から大きく突出することがなく、
ケース1につまずくことがない。
なお、フラットケーブル接続器に別の分岐フラットケー
ブルを接続可能な圧接子等の接続部を設けてもよい。ま
た接続用端子7,9に電話用モジュラージャックが接続で
きるユニットを取付けてもよい。
ブルを接続可能な圧接子等の接続部を設けてもよい。ま
た接続用端子7,9に電話用モジュラージャックが接続で
きるユニットを取付けてもよい。
この考案のフラットケーブル接続器によれば、フロアダ
クトの引出孔上にフラットケーブル接続器のケースが取
付けられ、フロアダクト内の丸線と床面のフラットケー
ブルとが接続器本体の接続端子に接続される。このた
め、配線長を長くすることなく既設の建物に簡単かつ安
価に対応できるとともに、レイアウト変更も容易に行え
る。また引出孔をケースで覆うため、丸線が床面に露出
することがなくカーペットの浮き上がりもないので仕上
がりがきれいになるとともに、ケースとは別に引出孔の
カバーを設ける必要がない。また丸線を床面に引出すこ
となくケース内で施工でき、しかもケースに水平的に部
品を配置できるため、ケースの形状を偏平に薄く形成す
ることができるので床面およびカーペットから大きく突
出することがなく、ケースにつまずくことがないという
効果がある。
クトの引出孔上にフラットケーブル接続器のケースが取
付けられ、フロアダクト内の丸線と床面のフラットケー
ブルとが接続器本体の接続端子に接続される。このた
め、配線長を長くすることなく既設の建物に簡単かつ安
価に対応できるとともに、レイアウト変更も容易に行え
る。また引出孔をケースで覆うため、丸線が床面に露出
することがなくカーペットの浮き上がりもないので仕上
がりがきれいになるとともに、ケースとは別に引出孔の
カバーを設ける必要がない。また丸線を床面に引出すこ
となくケース内で施工でき、しかもケースに水平的に部
品を配置できるため、ケースの形状を偏平に薄く形成す
ることができるので床面およびカーペットから大きく突
出することがなく、ケースにつまずくことがないという
効果がある。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の第1の実施例の断面図、第2図は使
用状態の斜視図、第3図は接続前の斜視図、第4図はカ
バーを外した状態の分解斜視図、第5図は外観斜視図、
第6図は第1の従来例の斜視図、第7図は第2の従来例
の断面図である。 1……ケース、2……接続器本体、3……床面、4……
フロアダクト、5……引出孔、6……丸線、7,9……接
続端子、8……フラットケーブル、12……引込孔、13…
…引込部
用状態の斜視図、第3図は接続前の斜視図、第4図はカ
バーを外した状態の分解斜視図、第5図は外観斜視図、
第6図は第1の従来例の斜視図、第7図は第2の従来例
の断面図である。 1……ケース、2……接続器本体、3……床面、4……
フロアダクト、5……引出孔、6……丸線、7,9……接
続端子、8……フラットケーブル、12……引込孔、13…
…引込部
Claims (1)
- 【請求項1】床面に埋設されたフロアダクトの引出孔に
被さるように前記床面に設置されて前記引出孔に整合可
能な丸線の引込孔を一端の下面に形成するとともに他端
側の側面にフラットケーブルの引込部を形成した薄箱形
のケースと、このケースの中央に配置されて前記引込孔
より引き込まれた前記丸線を接続する接続端子を有する
とともに前記接続端子に接続されて前記引込部より引き
込まれた前記フラットケーブルを接続する接続端子を有
する接続器本体とを備えたフラットケーブル接続器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990119924U JPH0735308Y2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | フラットケーブル接続器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990119924U JPH0735308Y2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | フラットケーブル接続器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0476258U JPH0476258U (ja) | 1992-07-03 |
JPH0735308Y2 true JPH0735308Y2 (ja) | 1995-08-09 |
Family
ID=31867854
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990119924U Expired - Lifetime JPH0735308Y2 (ja) | 1990-11-15 | 1990-11-15 | フラットケーブル接続器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0735308Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4220750B2 (ja) * | 2002-09-30 | 2009-02-04 | 株式会社フジクラ | 補機のケーブル接続構造及び防水構造 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4323723A (en) * | 1980-04-04 | 1982-04-06 | H. H. Robertson Company | Surface mounted outlet unit |
JPS62225121A (ja) * | 1986-03-25 | 1987-10-03 | 松下電工株式会社 | フラツトケ−ブルの接続構造 |
JPH048619Y2 (ja) * | 1986-10-17 | 1992-03-04 |
-
1990
- 1990-11-15 JP JP1990119924U patent/JPH0735308Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0476258U (ja) | 1992-07-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |