JPH0775239A - 二重床の配線装置及び配線方法 - Google Patents
二重床の配線装置及び配線方法Info
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- JPH0775239A JPH0775239A JP5219819A JP21981993A JPH0775239A JP H0775239 A JPH0775239 A JP H0775239A JP 5219819 A JP5219819 A JP 5219819A JP 21981993 A JP21981993 A JP 21981993A JP H0775239 A JPH0775239 A JP H0775239A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cable
- wiring
- floor
- connector
- type connector
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- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
- Connection Or Junction Boxes (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Floor Finish (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】二重床の配線装置において、ケーブルとモール
ド形コネクターとの組み合わせで装置自体を安価なもの
にしユーザーによって簡単に二重床内の配線作業を行え
るようにすること、また、二重床の配線方法において、
ユーザー側配線のアクセスの自由度を増すことのできる
方法を提供すること。 【構成】二重床内に展開するケーブルの延長端に硬質プ
ラスチックボディを有したモールド形コネクターを予め
設け、このモールド形コネクターを延長端に有する延長
側ケーブルの所定長さ分で余長による蓄線部を形成し、
この蓄線部をモールド形コネクターとともに二重床内に
非固定状態で配置しておき、事後においてかかる貯線部
をその余長分でほぐして延長側ケーブルを延長しながら
モールド形コネクターを適当な位置に移し、その移され
たモールド形コネクターに対して二重床上のOA機器用
タップ付属コード或いは機器付属ケーブルにおけるプラ
グを差し込み接続する。
ド形コネクターとの組み合わせで装置自体を安価なもの
にしユーザーによって簡単に二重床内の配線作業を行え
るようにすること、また、二重床の配線方法において、
ユーザー側配線のアクセスの自由度を増すことのできる
方法を提供すること。 【構成】二重床内に展開するケーブルの延長端に硬質プ
ラスチックボディを有したモールド形コネクターを予め
設け、このモールド形コネクターを延長端に有する延長
側ケーブルの所定長さ分で余長による蓄線部を形成し、
この蓄線部をモールド形コネクターとともに二重床内に
非固定状態で配置しておき、事後においてかかる貯線部
をその余長分でほぐして延長側ケーブルを延長しながら
モールド形コネクターを適当な位置に移し、その移され
たモールド形コネクターに対して二重床上のOA機器用
タップ付属コード或いは機器付属ケーブルにおけるプラ
グを差し込み接続する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、二重床の配線技術に関
し、より具体的には、フリーアクセスフロアやOAフロ
アと称する簡易低床の二重床内へケーブルを延長配線し
ケーブルの延長端にコネクターを設けるような配線装置
と配線方法の改良に関する。
し、より具体的には、フリーアクセスフロアやOAフロ
アと称する簡易低床の二重床内へケーブルを延長配線し
ケーブルの延長端にコネクターを設けるような配線装置
と配線方法の改良に関する。
【0002】
【従来の技術・発明が解決しようとする課題】最近のオ
フィス内のOA機器の多用とその配置換えの頻発に対応
して、フリーアクセスフロアやOAフロアと称する簡易
低床置敷式二重床が提供され、それにより構築された二
重床内で配線を必要位置にアクセスする方法が普及して
いる。電力用配線に関しては、図3のように、広い床面
を適当な面積でゾーンニング(区分)し、各ゾーン
(A)(B)において、分電盤1からの電源用のFケー
ブル2を展開しさらに送り配線用のFケーブル2′を展
開している。
フィス内のOA機器の多用とその配置換えの頻発に対応
して、フリーアクセスフロアやOAフロアと称する簡易
低床置敷式二重床が提供され、それにより構築された二
重床内で配線を必要位置にアクセスする方法が普及して
いる。電力用配線に関しては、図3のように、広い床面
を適当な面積でゾーンニング(区分)し、各ゾーン
(A)(B)において、分電盤1からの電源用のFケー
ブル2を展開しさらに送り配線用のFケーブル2′を展
開している。
【0003】或るゾーン(A)では、特殊な分岐コネク
ター3を二重床内に据え付け、電源用のFケーブル2と
送り配線用Fケーブル2′とを中継接続して二重床内の
固定配線が形成されていた。3′は前述したような特殊
な分岐コネクターにして、二重床内に据え付けられた状
態で送り配線用ケーブル2′の末端を接続していた。4
はそれら電源側ケーブル2と送り配線用ケーブル2′の
挿入接続部である。
ター3を二重床内に据え付け、電源用のFケーブル2と
送り配線用Fケーブル2′とを中継接続して二重床内の
固定配線が形成されていた。3′は前述したような特殊
な分岐コネクターにして、二重床内に据え付けられた状
態で送り配線用ケーブル2′の末端を接続していた。4
はそれら電源側ケーブル2と送り配線用ケーブル2′の
挿入接続部である。
【0004】二重床上に設置されるOA機器用タップ7
は、それ自身から延長するキャブタイヤコード8を二重
床の中に引き込み、キャブタイヤコード8の末端に設け
た特殊なハーネスプラグ5を分岐コネクター3の接続部
6に差し込み接続することにより、二重床内配線との電
気的な接続がなされていた。その場合、二重床を一旦剥
がして所定のプラグイン接続を行いその後に二重床の再
構築が行われていた。かかる配線作業において、電源側
ケーブル2及び送り配線用ケーブル2′の配線並びに分
岐コネクター3,3′の設置等の二重床内固定配線は、
電気接続工事となるので専門工事業者による施工とな
る。ユーザーが扱えるのは、二重床への剥脱作業や二重
床上のOA機器用タップ7から延長するキャブタイヤコ
ード8におけるハーネスプラグ5の分岐コネクター3へ
のプラグイン接続作業や二重床におけるコード立ち上げ
部分での保護キャップ9の取り付け作業だけである。
は、それ自身から延長するキャブタイヤコード8を二重
床の中に引き込み、キャブタイヤコード8の末端に設け
た特殊なハーネスプラグ5を分岐コネクター3の接続部
6に差し込み接続することにより、二重床内配線との電
気的な接続がなされていた。その場合、二重床を一旦剥
がして所定のプラグイン接続を行いその後に二重床の再
構築が行われていた。かかる配線作業において、電源側
ケーブル2及び送り配線用ケーブル2′の配線並びに分
岐コネクター3,3′の設置等の二重床内固定配線は、
電気接続工事となるので専門工事業者による施工とな
る。ユーザーが扱えるのは、二重床への剥脱作業や二重
床上のOA機器用タップ7から延長するキャブタイヤコ
ード8におけるハーネスプラグ5の分岐コネクター3へ
のプラグイン接続作業や二重床におけるコード立ち上げ
部分での保護キャップ9の取り付け作業だけである。
【0005】また、或るゾーン(B)では、専用の分岐
ボックス10を固定設置して、電源用のFケーブル2と
送り配線用Fケーブル2′とを中継接続して二重床内の
固定配線が形成されていた。この分岐ボックス10は、
堅牢な金属箱を外郭としてなり、金属箱内に収納して用
いる一般用配線器具の配線コネクター11や端子台12
を組み込んでいる。電源側ケーブル2及び送り配線用ケ
ーブル2′は端子台12によって接続されている。1
0′は、前述したような分岐ボックスにして、二重床内
に据え付けられた状態で送り配線用ケーブル2′の末端
を接続していた。これら電源側ケーブル2及び送り配線
用ケーブル2′の配線並びに分岐ボックス10,10′
の据え付け等の二重床内固定配線は、電気接続工事とな
るので専門工事業者による施工となる。
ボックス10を固定設置して、電源用のFケーブル2と
送り配線用Fケーブル2′とを中継接続して二重床内の
固定配線が形成されていた。この分岐ボックス10は、
堅牢な金属箱を外郭としてなり、金属箱内に収納して用
いる一般用配線器具の配線コネクター11や端子台12
を組み込んでいる。電源側ケーブル2及び送り配線用ケ
ーブル2′は端子台12によって接続されている。1
0′は、前述したような分岐ボックスにして、二重床内
に据え付けられた状態で送り配線用ケーブル2′の末端
を接続していた。これら電源側ケーブル2及び送り配線
用ケーブル2′の配線並びに分岐ボックス10,10′
の据え付け等の二重床内固定配線は、電気接続工事とな
るので専門工事業者による施工となる。
【0006】ユーザーの使用において、二重床上に設置
されるOA機器用タップ7のキャブタイヤコード8や机
上設置OA機器14のリードケーブル15を二重床の中
に引き込み、それらのコード8やケーブル15の末端に
有した汎用プラグ13を配線コネクター11に差し込み
接続するようにしていた。その場合、二重床を一旦剥が
して所定のプラグイン接続を行いその後に二重床の再構
築が行われていた。
されるOA機器用タップ7のキャブタイヤコード8や机
上設置OA機器14のリードケーブル15を二重床の中
に引き込み、それらのコード8やケーブル15の末端に
有した汎用プラグ13を配線コネクター11に差し込み
接続するようにしていた。その場合、二重床を一旦剥が
して所定のプラグイン接続を行いその後に二重床の再構
築が行われていた。
【0007】上述したような配線において、ハーネス対
応の分岐コネクター3やハーネスプラグ5は、厚みが約
20mmと薄いので、低床のOAフロア内に収納可能で
はあるが、そのプラグイン部の構造は特殊で而も二重床
内で常時目視点検ができない状況でもあるため独自の抜
け止め機構が必要であり、汎用品と比べて割高となる。
一方、専用の分岐ボックス10では、配線コネクター1
1が約30mmの厚さであって金属箱に組み込むときの
取り付け枠の寸法等から最低でも30mmの厚さとな
り、それ以下の低床二重床には適用できない場合があ
り、端子台12等の内蔵で複雑化するので高価なものと
なる。
応の分岐コネクター3やハーネスプラグ5は、厚みが約
20mmと薄いので、低床のOAフロア内に収納可能で
はあるが、そのプラグイン部の構造は特殊で而も二重床
内で常時目視点検ができない状況でもあるため独自の抜
け止め機構が必要であり、汎用品と比べて割高となる。
一方、専用の分岐ボックス10では、配線コネクター1
1が約30mmの厚さであって金属箱に組み込むときの
取り付け枠の寸法等から最低でも30mmの厚さとな
り、それ以下の低床二重床には適用できない場合があ
り、端子台12等の内蔵で複雑化するので高価なものと
なる。
【0008】また、それらの配線方式では、分岐コネク
ター3や分岐ボックス10が二重床内に据え付け固定さ
れケーブルの固定配線が行われるので、電気工事業者に
よる初期配線工事コストが嵩む上に、OA機器用タップ
7のコードやOA機器用リードケーブル15を二重床内
に引き入れて二重床内でプラグイン接続する作業が、当
該分岐コネクター3や分岐ボックス10の据え付け位置
に依存して行わなければならず、このことは、事後の配
線メンテナンス時のユーザー側配線の自由度が低くなら
ざるを得なかった。因みに、配線メンテナンス時には、
ユーザーが二重床をめくってプラグインの作業を行うケ
ースが多くなるが、その際には、OAタップやOA機器
のように限られた長さのコードやケーブルを固定された
コネクターへ接続することと相まって二重床をめくるポ
イントがある程度限定される傾向にあり、ひいては床上
に設置された机等を仮に移動して二重床のめくり作業を
行い再び机の復元設置を行うというような余分で煩雑な
作業が数多く必要となるのである。
ター3や分岐ボックス10が二重床内に据え付け固定さ
れケーブルの固定配線が行われるので、電気工事業者に
よる初期配線工事コストが嵩む上に、OA機器用タップ
7のコードやOA機器用リードケーブル15を二重床内
に引き入れて二重床内でプラグイン接続する作業が、当
該分岐コネクター3や分岐ボックス10の据え付け位置
に依存して行わなければならず、このことは、事後の配
線メンテナンス時のユーザー側配線の自由度が低くなら
ざるを得なかった。因みに、配線メンテナンス時には、
ユーザーが二重床をめくってプラグインの作業を行うケ
ースが多くなるが、その際には、OAタップやOA機器
のように限られた長さのコードやケーブルを固定された
コネクターへ接続することと相まって二重床をめくるポ
イントがある程度限定される傾向にあり、ひいては床上
に設置された机等を仮に移動して二重床のめくり作業を
行い再び机の復元設置を行うというような余分で煩雑な
作業が数多く必要となるのである。
【0009】本発明は、前述した諸問題を解決すべくな
されたもので、二重床の配線装置において、ケーブルと
モールド形コネクターとの組み合わせにして、装置自体
を安価なものにし且つまたユーザーによって簡単に二重
床内の配線作業を行えるこの種の配線装置を提供するこ
とにある。また、二重床の配線方法において、ユーザー
側配線のアクセスの自由度を増せるこの種の配線方法を
提供することにある。
されたもので、二重床の配線装置において、ケーブルと
モールド形コネクターとの組み合わせにして、装置自体
を安価なものにし且つまたユーザーによって簡単に二重
床内の配線作業を行えるこの種の配線装置を提供するこ
とにある。また、二重床の配線方法において、ユーザー
側配線のアクセスの自由度を増せるこの種の配線方法を
提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する二
重床の配線装置は、二重床内に展開するケーブルとその
延長端に設けるモールド形コネクターとの組み合わせか
らなり、モールド形コネクターは、コネクター本体とこ
のコネクター本体における硬質プラスチックボディを核
として軟質プラスチックでモールド一体化した軟質プラ
スチックボディとを有し、この軟質プラスチックボディ
の中にコネクター本体とケーブル延長端との結線部を埋
め込ませたとを特徴とする。また、上記のケーブルは、
電源側ケーブルとこの電源側ケーブルの末端でプレハブ
接続され延長端にモールド形コネクターを有する延長側
ケーブルとで構成したことを特徴とする。かかる電源側
ケーブルが固定配線用ケーブルであり、延長側ケーブル
が可撓性の移動用ケーブルであると良い。
重床の配線装置は、二重床内に展開するケーブルとその
延長端に設けるモールド形コネクターとの組み合わせか
らなり、モールド形コネクターは、コネクター本体とこ
のコネクター本体における硬質プラスチックボディを核
として軟質プラスチックでモールド一体化した軟質プラ
スチックボディとを有し、この軟質プラスチックボディ
の中にコネクター本体とケーブル延長端との結線部を埋
め込ませたとを特徴とする。また、上記のケーブルは、
電源側ケーブルとこの電源側ケーブルの末端でプレハブ
接続され延長端にモールド形コネクターを有する延長側
ケーブルとで構成したことを特徴とする。かかる電源側
ケーブルが固定配線用ケーブルであり、延長側ケーブル
が可撓性の移動用ケーブルであると良い。
【0011】また、本発明により提供する二重床の配線
方法は、二重床内に展開するケーブルの延長端に硬質プ
ラスチックボディを有したモールド形コネクターを予め
設け、このモールド形コネクターを延長端に有する延長
側ケーブルの所定長さ分で余長による蓄線部を形成し、
この蓄線部をモールド形コネクターとともに二重床内に
非固定状態で配置しておき、事後においてかかる貯線部
をその余長分でほぐして延長側ケーブルを延長しながら
モールド形コネクターを適当な位置に移し、その移され
たモールド形コネクターに対して二重床上のOA機器用
タップ付属コード或いは機器付属ケーブルにおけるプラ
グを差し込み接続することを特徴とする
方法は、二重床内に展開するケーブルの延長端に硬質プ
ラスチックボディを有したモールド形コネクターを予め
設け、このモールド形コネクターを延長端に有する延長
側ケーブルの所定長さ分で余長による蓄線部を形成し、
この蓄線部をモールド形コネクターとともに二重床内に
非固定状態で配置しておき、事後においてかかる貯線部
をその余長分でほぐして延長側ケーブルを延長しながら
モールド形コネクターを適当な位置に移し、その移され
たモールド形コネクターに対して二重床上のOA機器用
タップ付属コード或いは機器付属ケーブルにおけるプラ
グを差し込み接続することを特徴とする
【0012】。
【実施例】図1は、本発明にかかる二重床の配線装置の
実施例をモールド形コネクターを主体にして示したもの
で、(a)は平面的断面図、(b)は側面図である。符
号16のコネクター本体は、汎用の配線用コネクターか
らなり、硬質プラスチックボディ16′を外殻として、
平行2本刃+接地刃を内蔵したものであり、前面にそれ
らの刃に対応するプラグ刃差し込み口17を形成してい
る。裏面側にはリード線の挿入口があり、その中に結線
端子を内蔵している。しかして、コネクター本体16
は、2個並列にし、各々において結線したリード線18
を各極性毎に揃えて延長側ケーブル19の各線心導体に
絶縁圧着端子20等を用いて接続し、そうして得られた
ケーブル付属のコネクター本体16をインジェクション
機のモールド金型内に装着し、軟質ビニルコンパウンド
等のプラスチック材料を射出成形することにより、軟質
プラスチックボディ21′で覆われたモールド形コネク
ター21をとしてなるものである。コネクター本体16
の硬質プラスチックボディ16′は、軟質プラスチック
によるインジェクションモールド時の圧力、温度で変形
することがなく、また、硬質プラスチックボディ16′
で外殻をなすことにより、モールドされた軟質プラスチ
ックコンパウンドがコネクター本体16の内部機構や空
間部への流入することがなく、ひいては金型構造が極め
て簡単なものにできる。寸法的に見ても厚さ方向で約2
5mm程度まで薄くでき、極めてコンパクトで製作費用
も安価となる。図1(b′)に示すものは、コネクター
本体の変形例で、2本刃+接地刃付のツイスト抜け止め
の構造からなる。
実施例をモールド形コネクターを主体にして示したもの
で、(a)は平面的断面図、(b)は側面図である。符
号16のコネクター本体は、汎用の配線用コネクターか
らなり、硬質プラスチックボディ16′を外殻として、
平行2本刃+接地刃を内蔵したものであり、前面にそれ
らの刃に対応するプラグ刃差し込み口17を形成してい
る。裏面側にはリード線の挿入口があり、その中に結線
端子を内蔵している。しかして、コネクター本体16
は、2個並列にし、各々において結線したリード線18
を各極性毎に揃えて延長側ケーブル19の各線心導体に
絶縁圧着端子20等を用いて接続し、そうして得られた
ケーブル付属のコネクター本体16をインジェクション
機のモールド金型内に装着し、軟質ビニルコンパウンド
等のプラスチック材料を射出成形することにより、軟質
プラスチックボディ21′で覆われたモールド形コネク
ター21をとしてなるものである。コネクター本体16
の硬質プラスチックボディ16′は、軟質プラスチック
によるインジェクションモールド時の圧力、温度で変形
することがなく、また、硬質プラスチックボディ16′
で外殻をなすことにより、モールドされた軟質プラスチ
ックコンパウンドがコネクター本体16の内部機構や空
間部への流入することがなく、ひいては金型構造が極め
て簡単なものにできる。寸法的に見ても厚さ方向で約2
5mm程度まで薄くでき、極めてコンパクトで製作費用
も安価となる。図1(b′)に示すものは、コネクター
本体の変形例で、2本刃+接地刃付のツイスト抜け止め
の構造からなる。
【0013】上記のようにしてモールド形プラグ21
は、硬質プラスチックボディ16′により内部の端子機
構等が機械的に保護されているので、床上の足で踏みつ
けられるような所に置かれても、十分に実用できるだけ
の強度を持っている。そのようなモールド形コネクター
21を末端に有する延長側ケーブル19は、可撓性を有
したキャブタイヤケーブル等の移動用ケーブルとするこ
とにより、床内或いは床上への引回しに耐えられるもの
である。
は、硬質プラスチックボディ16′により内部の端子機
構等が機械的に保護されているので、床上の足で踏みつ
けられるような所に置かれても、十分に実用できるだけ
の強度を持っている。そのようなモールド形コネクター
21を末端に有する延長側ケーブル19は、可撓性を有
したキャブタイヤケーブル等の移動用ケーブルとするこ
とにより、床内或いは床上への引回しに耐えられるもの
である。
【0014】なお、コネクター本体16は、2個の並列
に限らず、3個以上の並列であっても差し支えない。場
合によっては、単数であっても良い。
に限らず、3個以上の並列であっても差し支えない。場
合によっては、単数であっても良い。
【0015】図2(a)(b)は、上記のような配線装
置により二重床へ配線例を示したものである。前述のよ
うにして構成されたモールド形コネクター21を末端に
有する延長側ケーブル19は、電源側ケーブルとなるF
ケーブル2の末端でプレハブ分岐接続部23で予め分岐
接続され、1回路用の配線装置を構成する。図の例で
は、2本の延長側ケーブル19が1本のFケーブル2に
分岐接続されたもので1セットとしており、このセット
の3組を各々ゾーン別に分けて配線するようにしてあ
る。
置により二重床へ配線例を示したものである。前述のよ
うにして構成されたモールド形コネクター21を末端に
有する延長側ケーブル19は、電源側ケーブルとなるF
ケーブル2の末端でプレハブ分岐接続部23で予め分岐
接続され、1回路用の配線装置を構成する。図の例で
は、2本の延長側ケーブル19が1本のFケーブル2に
分岐接続されたもので1セットとしており、このセット
の3組を各々ゾーン別に分けて配線するようにしてあ
る。
【0016】電源側配線用のFケーブル2は、電源側の
先端24が分電盤1の所で立ち上げて床施工時と同時に
布設され、これの分電盤内へのつぎ込み作業が電気工事
業者の施工とする。図の例では、床の6分割したゾーン
に対する配線例を示しており、各ゾーンに対して1本あ
たりの延長側ケーブル19が延長され1個のモールド形
コネクター21が配置されている。しかして、モールド
形コネクター21が設定されたゾーンの中央で二重床内
に非固定状態でフリーに配置してあり、それと電源側F
ケーブル2との間を結ぶ延長側ケーブル19が、余長を
持った長さとして適宜とぐろ巻きする等して蓄線部22
を形成し、この蓄線部22もかかるモールド形コネクタ
ー21と同様に二重床内に非固定状態で配置しておくも
のである。それら、モールドコネクター21が硬質プラ
スチックボディを有していること及び延長側ケーブル1
9がキャブタイヤケーブル等の移動用ケーブルからなる
ことで、延長側ケーブルはモールド形コネクターととも
に二重床内は勿論床上の引回しを任意に引き回せるもの
となり、ひいては、これらの配線部が電気工事業者によ
らず、ユーザーが扱える配線となる。
先端24が分電盤1の所で立ち上げて床施工時と同時に
布設され、これの分電盤内へのつぎ込み作業が電気工事
業者の施工とする。図の例では、床の6分割したゾーン
に対する配線例を示しており、各ゾーンに対して1本あ
たりの延長側ケーブル19が延長され1個のモールド形
コネクター21が配置されている。しかして、モールド
形コネクター21が設定されたゾーンの中央で二重床内
に非固定状態でフリーに配置してあり、それと電源側F
ケーブル2との間を結ぶ延長側ケーブル19が、余長を
持った長さとして適宜とぐろ巻きする等して蓄線部22
を形成し、この蓄線部22もかかるモールド形コネクタ
ー21と同様に二重床内に非固定状態で配置しておくも
のである。それら、モールドコネクター21が硬質プラ
スチックボディを有していること及び延長側ケーブル1
9がキャブタイヤケーブル等の移動用ケーブルからなる
ことで、延長側ケーブルはモールド形コネクターととも
に二重床内は勿論床上の引回しを任意に引き回せるもの
となり、ひいては、これらの配線部が電気工事業者によ
らず、ユーザーが扱える配線となる。
【0017】二重床は、床下地面28に支持脚29を多
数本立設し、その上で床パネル30を多数枚敷き詰める
ことにより、低床OAフロアとして構築されたもので、
床パネル30上にはタイルカーペット等の床仕上げ材3
1が設けられている。床パネル30と床下地面28との
間において、かかるモールド形コネクター21及び延長
側ケーブル19の蓄線部22が配置されている。
数本立設し、その上で床パネル30を多数枚敷き詰める
ことにより、低床OAフロアとして構築されたもので、
床パネル30上にはタイルカーペット等の床仕上げ材3
1が設けられている。床パネル30と床下地面28との
間において、かかるモールド形コネクター21及び延長
側ケーブル19の蓄線部22が配置されている。
【0018】上記のようにして初期の配線が済みフロー
リングつまり二重床の構築が済んだ後で、事務用机31
の設置、OA機器14の机上設置等のレイアウトが決定
される。その際OA機器やその他の電気器具への電力供
給のために事後の配線が必要となる。本実施例では、二
重床上設置のOA機器14及び(または)その他電気器
具のプラグイン用として設置されたOAタップに対し
て、それらを含むゾーン或いは最寄りのゾーンにおい
て、机等の床上設置物を置いていない床パネル30を剥
がし、初期投資した延長側ケーブルの蓄線部22をほぐ
して延長側ケーブル19を延長しながらモールド形コネ
クター21を机の近傍で二重床の下側または床上に移設
し、もって、OA機器やOAタップ付属のリードケーブ
ル或いは延長コードの末端に有する標準のプラグを差し
込み接続できるようにするのである。これは、一旦設置
した机等を事後配線のために移動せずに済み、一旦延長
配線し床パネルを復元した後は、配線のメンテナンス時
において床をめくる頻度を少なくなることにつながり、
OAフロアのフリーアクセスのさらなる向上が図れるの
である。
リングつまり二重床の構築が済んだ後で、事務用机31
の設置、OA機器14の机上設置等のレイアウトが決定
される。その際OA機器やその他の電気器具への電力供
給のために事後の配線が必要となる。本実施例では、二
重床上設置のOA機器14及び(または)その他電気器
具のプラグイン用として設置されたOAタップに対し
て、それらを含むゾーン或いは最寄りのゾーンにおい
て、机等の床上設置物を置いていない床パネル30を剥
がし、初期投資した延長側ケーブルの蓄線部22をほぐ
して延長側ケーブル19を延長しながらモールド形コネ
クター21を机の近傍で二重床の下側または床上に移設
し、もって、OA機器やOAタップ付属のリードケーブ
ル或いは延長コードの末端に有する標準のプラグを差し
込み接続できるようにするのである。これは、一旦設置
した机等を事後配線のために移動せずに済み、一旦延長
配線し床パネルを復元した後は、配線のメンテナンス時
において床をめくる頻度を少なくなることにつながり、
OAフロアのフリーアクセスのさらなる向上が図れるの
である。
【0019】(b)の図示例において、右側では、延長
側ケーブルを床パネル30を通して床上に立ち上げ床上
のモールド形コネクター26とし、机上に設置されたO
Aタップ7の付属延長コード8を下ろし、コード末端の
プラグ13をかかるモールドコネクター26に差し込み
接続しており、中央では、上記と同様に延長側ケーブル
19を床パネル30を通して床上に立ち上げ床上のモー
ルド形コネクター26とし、机上に設置されたOA機器
の付属リードケーブル15を下ろし、リードケーブル末
端のプラグ13をかかるモールド形コネクター26に差
し込み接続している。モールド形コネクター26のよう
に床上設置することで、事後の配線メンテナンスの際に
は、二重床を剥がす作業を大幅に減らすことができ、床
内で手の届きにくい所でのプラグインの際に必須となっ
ていた抜け止め構造を省くことが可能である。25はか
かる延長側ケーブル19の立ち上がり部に被せる保護用
キャップである。さらに左側の例では、床上設置のOA
タップ7における延長コード8を床パネルを通して二重
床内に引き込み、コード末端のプラグ13を最寄りのモ
ールド形コネクター27に差し込み接続している。この
ようにすると、モールド形コネクター27の移設距離
(及び蓄線部22をほぐしての延長側ケーブルの延長距
離)を小さくすることができる。何れを選択するかは、
ユーザーの使い勝手とすることができる。
側ケーブルを床パネル30を通して床上に立ち上げ床上
のモールド形コネクター26とし、机上に設置されたO
Aタップ7の付属延長コード8を下ろし、コード末端の
プラグ13をかかるモールドコネクター26に差し込み
接続しており、中央では、上記と同様に延長側ケーブル
19を床パネル30を通して床上に立ち上げ床上のモー
ルド形コネクター26とし、机上に設置されたOA機器
の付属リードケーブル15を下ろし、リードケーブル末
端のプラグ13をかかるモールド形コネクター26に差
し込み接続している。モールド形コネクター26のよう
に床上設置することで、事後の配線メンテナンスの際に
は、二重床を剥がす作業を大幅に減らすことができ、床
内で手の届きにくい所でのプラグインの際に必須となっ
ていた抜け止め構造を省くことが可能である。25はか
かる延長側ケーブル19の立ち上がり部に被せる保護用
キャップである。さらに左側の例では、床上設置のOA
タップ7における延長コード8を床パネルを通して二重
床内に引き込み、コード末端のプラグ13を最寄りのモ
ールド形コネクター27に差し込み接続している。この
ようにすると、モールド形コネクター27の移設距離
(及び蓄線部22をほぐしての延長側ケーブルの延長距
離)を小さくすることができる。何れを選択するかは、
ユーザーの使い勝手とすることができる。
【0020】なお、1本あたりの電源側ケーブル2に対
する延長側コード19の本数は、2本に限らず3本以上
であっても良い。場合によっては、1本のみであっても
構わない。この場合にはプレハブ分岐は、プレハブ接続
に置き換えれば良い。
する延長側コード19の本数は、2本に限らず3本以上
であっても良い。場合によっては、1本のみであっても
構わない。この場合にはプレハブ分岐は、プレハブ接続
に置き換えれば良い。
【0021】
【発明の作用・効果】本発明の配線装置によれば、ケー
ブルの末端に有せしめるモールド形コネクターが、軟質
プラスチックボディの中にコネクター本体をモールド一
体化させ、そのコネクター本体の硬質プラスチックボデ
ィを核としてなるものであるから、軟質プラスチックプ
ラスチックボディをインジェクション機によるコンパウ
ンドの射出成形で形成した際、その圧力や温度でコネク
ター本体を変形させることがなく、また、外殻となる硬
質プラスチックボディにおける複雑な内部機構や空間へ
のコンパウンドの流入がないので金型の構造を簡単化で
きる。また、寸法的にも厚さ方向で約25mm程度に薄
くすることができる。而も、このコネクターは、コネク
ター本体の硬質プラスチックボディによる内蔵端子の保
護が確実に図れるので、格別な金属ボックスを用いずに
堅牢なコネクターボディとして扱える。従って、当該モ
ールド形コネクターは、二重床の中または上にフリーに
置けるものとなる。また、ケーブルが、モールド形コネ
クターを末端に有する延長側ケーブルが電源側ケーブル
の末端にプレハブ接続してなるものであるから、固定配
線のための格別な電気工事を必要とすることなく、ユー
ザーによって延長側ケーブルを引き回してモールド形コ
ネクターを任意の位置に設けることが可能であり、使い
勝手が向上する。従って、二重床の配線装置において、
ケーブルとモールド形コネクターとの組み合わせにし
て、装置自体を安価なものにし且つまたユーザーによっ
て簡単に二重床内の配線作業を行えるこの種の配線装置
を提供するという所期の目的は十分に達成される。
ブルの末端に有せしめるモールド形コネクターが、軟質
プラスチックボディの中にコネクター本体をモールド一
体化させ、そのコネクター本体の硬質プラスチックボデ
ィを核としてなるものであるから、軟質プラスチックプ
ラスチックボディをインジェクション機によるコンパウ
ンドの射出成形で形成した際、その圧力や温度でコネク
ター本体を変形させることがなく、また、外殻となる硬
質プラスチックボディにおける複雑な内部機構や空間へ
のコンパウンドの流入がないので金型の構造を簡単化で
きる。また、寸法的にも厚さ方向で約25mm程度に薄
くすることができる。而も、このコネクターは、コネク
ター本体の硬質プラスチックボディによる内蔵端子の保
護が確実に図れるので、格別な金属ボックスを用いずに
堅牢なコネクターボディとして扱える。従って、当該モ
ールド形コネクターは、二重床の中または上にフリーに
置けるものとなる。また、ケーブルが、モールド形コネ
クターを末端に有する延長側ケーブルが電源側ケーブル
の末端にプレハブ接続してなるものであるから、固定配
線のための格別な電気工事を必要とすることなく、ユー
ザーによって延長側ケーブルを引き回してモールド形コ
ネクターを任意の位置に設けることが可能であり、使い
勝手が向上する。従って、二重床の配線装置において、
ケーブルとモールド形コネクターとの組み合わせにし
て、装置自体を安価なものにし且つまたユーザーによっ
て簡単に二重床内の配線作業を行えるこの種の配線装置
を提供するという所期の目的は十分に達成される。
【0022】本発明の配線方法によれば、硬質プラスチ
ックボディを有して機械的に堅牢なモールド形コネクタ
ーを延長端に有する延長側ケーブルの所定長さ分で余長
による蓄線部を形成し、この蓄線部をモールド形コネク
ターとともに二重床内に非固定状態で配置しておき、事
後において、かかる蓄線部をその余長分でほぐして延長
側ケーブルを延長しながらモールド形コネクターを適当
な位置に移すので、モールド形コネクターを最寄りの位
置つまりOA機器用タップの設置位置の直下や電気機器
の設置位置の近傍であるとかそれに近接するように二重
床上に持ち出し、そうしてプラグインに供することがで
きる。このことによって、電気機器の設置にかかわら
ず、二重床の任意の位置から配線立ち上げが行える。従
って、二重床の配線方法において、ユーザー側配線のア
クセスの自由度を増したこの種の配線方法を提供すると
いう所期の目的は十分に達成され、実用上の効果は大き
いものがある。
ックボディを有して機械的に堅牢なモールド形コネクタ
ーを延長端に有する延長側ケーブルの所定長さ分で余長
による蓄線部を形成し、この蓄線部をモールド形コネク
ターとともに二重床内に非固定状態で配置しておき、事
後において、かかる蓄線部をその余長分でほぐして延長
側ケーブルを延長しながらモールド形コネクターを適当
な位置に移すので、モールド形コネクターを最寄りの位
置つまりOA機器用タップの設置位置の直下や電気機器
の設置位置の近傍であるとかそれに近接するように二重
床上に持ち出し、そうしてプラグインに供することがで
きる。このことによって、電気機器の設置にかかわら
ず、二重床の任意の位置から配線立ち上げが行える。従
って、二重床の配線方法において、ユーザー側配線のア
クセスの自由度を増したこの種の配線方法を提供すると
いう所期の目的は十分に達成され、実用上の効果は大き
いものがある。
【図1】本発明にかかる二重床の配線装置の実施例を示
し、(a)は平面的断面図、(b)は側面図、(b)は
コネクター本体のプラグ挿入部の変形例を示す側面図。
し、(a)は平面的断面図、(b)は側面図、(b)は
コネクター本体のプラグ挿入部の変形例を示す側面図。
【図2】本発明にかかる二重床の配線方法の実施例を示
し、(a)は平面的説明図、(b)は断面的側面図。
し、(a)は平面的説明図、(b)は断面的側面図。
【図3】従来の二重床の配線例を示す平面的説明図。
1 分電盤 2 電源側ケーブル(固定配線用Fケーブル) 7 OA機器用タップ 8 OA機器用タップ付属コード 13 差し込みプラグ 14 OA機器 15 OA機器付属リードケーブル 16 コネクター本体 16′ 硬質プラスチックボディ 17 プラグ挿入口 18 リード線 19 延長側ケーブル(移動用ケーブル) 20 絶縁圧着端子 21 モールド形コネクター 21′ 軟質プラスチックボディ 22 蓄線部 23 プレハブ分岐接続部 25 保護用キャップ 29 支持脚 30 床パネル 31 タイルカーペット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 増岡 信雄 茨城県日立市助川町3丁目1番1号 日立 ゴム加工株式会社内 (72)発明者 金田 実 茨城県日立市助川町3丁目1番1号 日立 ゴム加工株式会社内 (72)発明者 勝呂 政夫 東京都北区東田端1丁目10番8号 京三電 線株式会社内 (72)発明者 遠藤 誠一 茨城県北相馬郡藤代町椚木825番地 京三 電線株式会社藤代工場内 (72)発明者 佐藤 実 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日立 電線加工株式会社内 (72)発明者 岩間 勉 茨城県日立市川尻町4丁目10番1号 日立 電線加工株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】二重床内に展開するケーブルとその延長端
に設けるモールド形コネクターとの組み合わせからな
り、モールド形コネクターは、コネクター本体とこのコ
ネクター本体における硬質プラスチックボディを核とし
て軟質プラスチックでモールド一体化した軟質プラスチ
ックボディとを有し、この軟質プラスチックボディの中
にコネクター本体とケーブル延長端との結線部を埋め込
ませたとを特徴とする二重床の配線装置。 - 【請求項2】二重床に展開するケーブルとその延長端に
設けるモールド形コネクターとの組み合わせからなり、
ケーブルは、電源側ケーブルとこの電源側ケーブルの末
端でプレハブ接続され延長端にモールド形コネクターを
有する延長側ケーブルとで構成したことを特徴とする二
重床の配線装置。 - 【請求項3】電源側ケーブルが固定配線用ケーブルであ
り、延長側ケーブルが可撓性の移動用ケーブルである請
求項4記載の配線装置。 - 【請求項4】二重床内に展開するケーブルの延長端に硬
質プラスチックボディを有したモールド形コネクターを
予め設け、このモールド形コネクターを延長端に有する
延長側ケーブルの所定長さ分で余長による蓄線部を形成
し、この蓄線部をモールド形コネクターとともに二重床
内に非固定状態で配置しておき、事後においてかかる貯
線部をその余長分でほぐして延長側ケーブルを延長しな
がらモールド形コネクターを適当な位置に移し、その移
されたモールド形コネクターに対して二重床上のOA機
器用タップ付属コード或いは機器付属ケーブルにおける
プラグを差し込み接続することを特徴とする二重床の配
線方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5219819A JPH0775239A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 二重床の配線装置及び配線方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5219819A JPH0775239A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 二重床の配線装置及び配線方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0775239A true JPH0775239A (ja) | 1995-03-17 |
Family
ID=16741540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5219819A Pending JPH0775239A (ja) | 1993-09-03 | 1993-09-03 | 二重床の配線装置及び配線方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0775239A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101416501B1 (ko) * | 2012-09-27 | 2014-07-16 | 주식회사 솔고 바이오메디칼 | 전기온열기용 플러그 커넥터 및 그 제조방법 |
-
1993
- 1993-09-03 JP JP5219819A patent/JPH0775239A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101416501B1 (ko) * | 2012-09-27 | 2014-07-16 | 주식회사 솔고 바이오메디칼 | 전기온열기용 플러그 커넥터 및 그 제조방법 |
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