JP2516629Y2 - アンダーカーペットタップ - Google Patents

アンダーカーペットタップ

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JP2516629Y2
JP2516629Y2 JP10641289U JP10641289U JP2516629Y2 JP 2516629 Y2 JP2516629 Y2 JP 2516629Y2 JP 10641289 U JP10641289 U JP 10641289U JP 10641289 U JP10641289 U JP 10641289U JP 2516629 Y2 JP2516629 Y2 JP 2516629Y2
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JP
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carpet
cable
tap
undercarpet
clamp
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JP10641289U
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JPH0344883U (ja
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喜直 ▲こ▼玉
義彰 宮川
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昭和電線電纜株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、一部にアンダーカーペットケーブルを有
し、カーペット下に簡易に布設できるアンダーカーペッ
トタップに関する。
(従来の技術) オフィス等において、各種事務機器を電源に接続する
場合には、例えば、第10図に示すように、プラグ1に対
しケーブル2を介してタップ3が接続されたものを使用
する。プラグ1としては、通常の100V単相用,三相用,
アース端子付等、種々の構成のものがある。
しかしながら、このようなタップを床面に布設する場
合、通路をケーブル2が横断し歩行の邪魔になったり、
ケーブル2を脚に引っ掛けてプラグ1をコンセントから
抜いたりする場合がある。
そこで、従来、例えば、第11図に示すように、カーペ
ット4の下に、断面偏平のいわゆるアンダーカーペット
ケーブル5を布設する工法が採用されている。このアン
ダーカーペットケーブル5は、壁面の電源ボックス6か
らカーペット4の下を通り、任意の場所に配置されたタ
ップボックス7に電源を供給する。アンダーカーペット
ケーブル5は、カーペット4の上に露出せず、美観や機
能的にも優れたものとして広く使用されている。
(考案が解決しようとする課題) ところで、第11図に示したようなアンダーカーペット
は、その構成上、簡易に布設することは難しく、特別の
工事を必要とし、又、相当の費用もかかるという問題が
あった。特に、模様変え等の際に事務機器の移動を行な
うと、工事のやり直し等も必要となり、簡便に据付可能
なタップの開発が望まれていた。
本考案は以上の点に着目してなされたもので、カーペ
ット下に簡便に布設し使用することのできるアンダーカ
ーペットタップを提供することを目的とするものであ
る。
(課題を解決するための手段) 本考案のアンダーカーペットタップは、カーペットの
エッジを挟み込んでカーペットに固定される一対のカー
ペットクランプと、前記一対のカーペットクランプの間
を接続するアンダーカーペットケーブルと、前記一方の
カーペットクランプの内部で前記アンダーカーペットケ
ーブルと電気接続され、カーペット上に露出したタップ
と、前記他方のカーペットクランプの内部で前記アンダ
ーカーペットケーブルと電気接続され、電源を供給する
電源ケーブルとを有することを特徴とするものである。
(作用) 以上のアンダーカーペットタップは、予め、電源ケー
ブルとカーペットクランプとアンダーカーペットケーブ
ル及びタップが一体化されている。そのアンダーカーペ
ットケーブル部分をカーペット下に配置し、カーペット
エッジにカーペットクランプを固定すれば、このタップ
の布設は完了する。従って、従来のように、特別の布設
工事等を必要とせず、手軽に据付移動等が可能である。
(実施例) 以下、本考案を図の実施例を用いて詳細に説明する。
第1図は、本考案のアンダーカーペットタップの実施
例を示す斜視図である。
図において、プラグ1には、電源ケーブル10と、カー
ペットクランプ11と、アンダーカーペットケーブル12
と、もう一方のカーペットクランプ13と、ケーブル14及
びタップ3が順に接続されている。
プラグ1は、単相用,三相用,アース端子付等、種々
の構成のものが採用される。電源ケーブル10は、プラグ
1の構成に応じた導体構成とする。タップ3は、事務機
器等に電源を供給するためのもので、従来一般に採用さ
れている種々のものが適用される。ケーブル14は、その
タップ3の構成に応じた導体構成の丸型ケーブルとす
る。
第2図に、第1図に示した本考案のアンダーカーペッ
トタップ縦断面図を示す。
図のように、本考案のアンダーカーペットタップは、
カーペット(タイル式のカーペット)4の各々異なる辺
のエッジを上下より挟み込んでカーペットに固定され
る、一対のカーペットクランプ11及び13を有している。
第3図に、カーペットクランプ11の斜視図を示す。
このカーペットクランプ11は、L型に直角に折曲げら
れた基台11aと、上面が滑らかに成型されたカバー11bと
から構成される。
基台11aには、L字盤21とビス22によりアンダーカー
ペットケーブル12の端末が固定されている。カバー11b
の上面には、カーペットクランプネジ23が設けられてい
る。
第4図に、カーペットクランプ11の縦断面図を示す。
図のように、カーペットクランプ11のカバー11bに
は、上下方向に貫通孔24が設けられており、カーペット
クランプネジ23がねじ込まれると、カーペット4のエッ
ジを把持する。一方、基台11aに挿入されたアンダーカ
ーペットケーブル12は、その導体32aが、ケーブル10の
導体10aに圧着端子30等により電気接続されている。
第5図に、本考案のアンダーカーペットタップに使用
されるアンダーカーペットケーブルの横断面図を示す。
本考案のアンダーカーペットタップは、アンダーカー
ペットケーブルを床面とカーペットとの間にそのまま布
設してしまう。従って、従来のアンダーカーペットケー
ブルを布設する際に使用されたトップシールド及びボト
ムシールド31が、電力用フラットケーブル32を挟むよう
に配置され、これらにシース33を被覆した構成とされて
いる。ここでは、電力用フラットケーブル32は、平角導
体32aを3本平行に配置し、絶縁体33aを被覆した構成の
ものとされている。これは、単相の場合2導体,接地線
を有する場合3導体,三相の場合は4導体とされる。
第6図に、カーペットクランプ11をカーペット4のエ
ッジに固定した場合の側面図を示す。
図のように、カーペットクランプネジ23がカーペット
4中にねじ込まれ、カーペットクランプ11はカーペット
4のエッジにワンタッチで固定される。この実施例で
は、例えばカーペット4をタイル式のものとした。カー
ペットには、タイル式のものと敷きつめ式のものがある
が、本考案のアンダーカーペットタップは、特にタイル
式のものに有効である。
即ち、床面のタイル式のカーペットを数枚剥がし、そ
こに本考案のアンダーカーペットタップを配置して、ア
ンダーカーペットケーブル上にカーペットをのせて、第
6図に示した要領で、カーペットクランプ11を固定す
る。これにより、容易に布設が完了する。
第7図には、アース端子付のアンダーカーペットタッ
プを布設した場合の結線図を示す。
図のように、第5図に示した3本の導体32aの内、中
心に配置されたものは接地用に使用され、トップシール
ド31と共にアース端子Gに電気接続される。このように
すれば、従来のアンダーカーペットケーブルと同様の接
続構成となり、安全性の基準にも適合する。
第8図に、本考案のアンダーカーペットタップの他の
実施例を示す。
この実施例は、一方のカーペットクランプ13にタップ
3′が一体に固定されている。タップ3′に引き回し用
のケーブルが不要の場合、このような構成にすると、布
設後の美観も良い。
第9図は、コンセントを使用せず、電源ケーブル10を
直接電源ボックス等に接続するよう、ケーブル10にラグ
盤35を接続したものである。これは、従来のアンダーカ
ーペットケーブル布設工事の際の、いわゆるプレハブ式
タップとして工期短縮に有効である。
尚、第8図及び第9図において、11′と11′′はそれ
ぞれ断面コ字状のカーペットクランプを示している。
本考案は以上の実施例に限定されない。
プラグの形式,タップの構成や数等は自由に変形して
良く、カーペットクランプの構成もそれに応じて種々変
形して差し支えない。
(考案の効果) 以上説明した本考案のアンダーカーペットタップは、
電源ケーブルとカーペットクランプとアンダーカーペッ
トケーブルとタップとが一体化されており、カーペット
クランプをアンダーカーペットケーブルのエッジに固定
するのみで、アンダーカーペットケーブルの布設が完了
する。従って、手軽にタップの取付けや位置の変更等が
可能となる。また、アンダーカーペットケーブル布設工
事自身の工期短縮にも役立つ。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のアンダーカーペットタップの実施例を
示す斜視図、第2図はその縦断面図、第3図はそのカー
ペットクランプの斜視図、第4図はカーペットクランプ
の縦断面図、第5図はアンダーカーペットケーブルの横
断面図、第6図はカーペットクランプをカーペットに固
定した場合の縦断面図、第7図は本考案のアンダーカー
ペットタップの一例を示す結線図、第8図及び第9図は
何れも本考案のアンダーカーペットタップの変形例を示
す斜視図、第10図は従来一般のタップの斜視図、第11図
は従来一般のアンダーカーペットケーブル布設状態の斜
視図である。 1……プラグ、3……タップ、10……ケーブル、11,13
……カーペットクランプ、12……アンダーカーペットケ
ーブル。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】タイル式のカーペットの各々異なる辺のエ
    ッジを上下より挟み込んでカーペットに固定される一対
    のカーペットクランプと、前記一対のカーペットクラン
    プの間を接続するアンダーカーペットケーブルと、前記
    一方のカーペットクランプの内部で前記アンダーカーペ
    ットケーブルと電気接続され、タイル式のカーペット上
    に露出したタップと、前記他方のカーペットクランプの
    内部で前記アンダーカーペットケーブルと電気接続さ
    れ、電源を供給する電源ケーブルとを有することを特徴
    とするアンダーカーペットタップ。
JP10641289U 1989-09-11 1989-09-11 アンダーカーペットタップ Expired - Lifetime JP2516629Y2 (ja)

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JPH0344883U JPH0344883U (ja) 1991-04-25
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