JPH0724792Y2 - 低圧t分岐接続装置 - Google Patents

低圧t分岐接続装置

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JPH0724792Y2
JPH0724792Y2 JP1989108765U JP10876589U JPH0724792Y2 JP H0724792 Y2 JPH0724792 Y2 JP H0724792Y2 JP 1989108765 U JP1989108765 U JP 1989108765U JP 10876589 U JP10876589 U JP 10876589U JP H0724792 Y2 JPH0724792 Y2 JP H0724792Y2
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JP
Japan
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branch
cable
socket
connection
handhole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1989108765U
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JPH0348885U (ja
Inventor
一朗 木村
譲 塩月
裕 小林
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Publication date
Application filed by 昭和電線電纜株式会社 filed Critical 昭和電線電纜株式会社
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  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は低圧T分岐接続装置に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 市街地の美観上、現在配電系統を地中化することが進め
られている。このような地中配電系統において、変圧器
から出た低圧幹線から各需要家に電力を供給するには分
岐部を地中に設けられたハンドホールのような穴内に設
置すれば、ケーブルの接続、保守作業に有利であるが、
第4図A、Bに示したような従来使用されてきたT分岐
接続体Tでは、次のような問題がある。
すなわち、 リードレス型にしても、リード付型にしても幹線ケ
ーブル、分岐ケーブルがT分岐接続体の各脚に圧縮接続
されているため、一旦接続した後は分岐ケーブルの切り
離しができないこと。
ハンドホール内に設置した場合ケーブルの引き廻し
が困難となるので、ハンドホールを大きくする必要があ
ること。
[考案の目的] 本考案は上記の事情に基づきなされたもので、分岐ケー
ブルをハンドホール外からの操作により着脱することが
でき、しかもハンドホールを大きくしなくても地上から
の着脱作業及び保守作業を容易に行うことのできるT分
岐接続装置を提供することを目的としている。
[考案の概要] 本考案は、複数の幹線ケーブルに対応する分岐ケーブル
をそれぞれ着脱可能に接続するために、地中の穴内に設
置される低圧T分岐接続装置において、対応する幹線ケ
ーブルに電気的に接続されたソケットがそれぞれ設けら
れた複数の接続本体と、幹線ケーブルに対応した分岐ケ
ーブルの端部に該分岐ケーブルに電気的に接続されて設
けられ、対応する前記接続本体の前記ソケットに着脱可
能に電気的に接続されるプラグと、前記穴内の開口縁部
近傍に配置され、前記ソケットが装着された前記各接続
本体を前記各ソケットを上方に向けて整列して載置する
複数の段部が設けられた多段の支持台とを含むことを特
徴とする。
[考案の実施例] 第1図は本考案一実施例の一部を切欠して示す模式的正
面図である。この図において、T字型の分岐導体1の頂
部片両端には圧縮部2が設けられ、中央片端部にはプラ
グイン式接続部のソケット3が設けられている。なお、
分岐導体1には絶縁層4が施され、その両端には前記圧
縮部2を覆う防水キャップ5がそれぞれ係合されてい
る。図中6は防水キャップ5と絶縁層4、防水キャップ
5と幹線ケーブルそれぞれの間を締めつける緊締具を示
す。ソケット3に接続される分岐ケーブル端部には第2
図に示したプラグが設けられている。第2図において、
プラグは分岐ケーブル導体(図示せず)に圧縮接続され
る圧縮部11と、これと一体の導棒12と、この導棒の中間
部に設けられた円板部13と、前記導棒先端近傍に導棒軸
線に垂直に設けた接続ロッド14とからなる接続用導体15
を有する。この接続用導体15には円板部13を包囲し圧縮
部近傍まで垂下した筒状部16aと、前記接続ロッド14を
同心的に包囲しその先端部を露出させた筒状部16bとを
有するゴムモールド絶縁キャップ16が装着されている。
筒状部16aには防水カバー17が係合されるようになって
いる。また、筒状部16bの開口端内周には、前記ソケッ
ト3と嵌合する段付孔18が設けられている。
上記構成の本考案に係る接続本体21及びプラグ15におい
ては、幹線ケーブルはT分岐接続体に圧縮部2の圧縮接
続により接続し、分岐ケーブルはその導体端末をプラグ
の圧縮部11に圧縮接続し接続ロッド14をソケット3に挿
入してプラグイン式に接続する。
従って、T分岐接続体をそのソケット3を上に向けてハ
ンドホール内に設置すれば、ハンドホール外からの操作
によって分岐ケーブルの負荷開閉すなわち着脱を行うこ
とができる。
第3図Aは上記構成の本考案T分岐接続体の使用例を示
す側面図、第3図Bはその正面図である。これ等の図に
おいて、本考案の3箇のT分岐接続本体21を収容するハ
ンドホール22内には、ハンドホール側壁に斜辺を当接し
各垂辺を平行にした直角三角形状の断面の連続した3箇
の段部23aと、最上段の段部に連なり垂辺を前記側壁に
当接し斜辺を隣接する段部23aの垂辺と垂直にした直角
三角形状断面の1箇の段部23bとを具えたT分岐接続体
支持台23が設けられている。このT分岐接続体支持台の
下端の段部の垂辺には、隣接する2箇の段部の垂辺およ
び最上段の段部23bの斜辺と平行な部分を具えた階段状
屈曲板24の一端が枢着されている。階段状屈曲板24の自
由端には図示省略の鎖錠機構が設けられ、T分岐接続体
支持台23上端にロックされるようになっている。
3箇のT分岐接続体21は、それぞれT分岐接続体支持台
23の各段部23aの垂辺および隣接する段部の垂辺(最上
段のT分岐接続体は隣接する段部23bの斜辺)に当接し
て支持され、図示省略の固定手段によりT分岐接続体支
持台23に固定されている。
上記のようにして本考案のT分岐接続体をハンドホール
22に取り付けて分岐接続を行えば、第3図Bに示す通り
幹線ケーブル25、分岐ケーブル26の引き廻しが簡単且つ
容易となり、ハンドホール22もそれほど大きくする必要
はない。また、分岐ケーブルはワンタッチ式のプラグイ
ン接続であるが、接続後に屈曲板24を各T分岐接続体に
接続した分岐ケーブルのソケットに被せ、その自由端の
鎖錠機構によりT分岐接続体支持台23にロックすれば、
ソケットを不用意に離脱させるおそれはない。
上記のようにして本考案の低圧T分岐接続体を使用すれ
ば、 分岐ケーブルが着脱可能である。
特に、分岐ケーブルはプラグイン接続で、ワンタッ
チ、ハンドホール外からの操作で負荷開閉することがで
きる。
分岐ケーブルは上部に並ぶため、それ等についての
処理は全てハンドホール外からできる。
支持台を使用してハンドホール側壁に容易に取り付
けることができる。
各ケーブルの接続部には防水キャップが装着されて
いるから、完全防水であり水没しても安全である。
等の利点がある。
[考案の効果] 上記構成の本考案T分岐接続体においては、幹線ケーブ
ル、分岐ケーブルの接続をハンドホール外から行うこと
ができるから、ケーブルの引き廻しが複雑であってもハ
ンドホールを大きくする必要はなく、地中配電系統設置
の工事量を減少させることができる。さらに、分岐ケー
ブルは分岐接続体にワンタッチにプラグイン接続されて
いるため、負荷開閉が可能である。また、分岐ケーブル
を着脱できるため、ケーブル交換、フューズ交換、事故
点切り離し等を分岐接続体と関係なく容易になし得、配
電系統の保守管理が容易となる。
また、本願考案に係る低圧T分岐接続装置では、幹線ケ
ーブルに接続された接続本体は、それぞれに設けられた
ソケットを上方に向けて、しかもこれらは互いに重なり
合うことなく整列して支持台の段部にそれぞれ載置され
ている。
しかも、支持台は、穴内の開口縁部近傍に配置されてい
ることから、各ソケットに装着されたプラグは、地上か
ら見て、穴の開口縁部で、それぞれが上方へ向けて整列
して配置されている。
そのため、作業者は、地上から穴内に体を深く曲げ込む
必要はなく、穴内に手を差入れるだけで、所望の各ソケ
ットに容易に触れることができる。
従って、本考案によれば、地上から穴内に作業者が深く
身を差入れることなく、プラグをソケットから容易に着
脱することができることから、分岐ケーブルの幹線ケー
ブルへの着脱作業及びケーブル交換のような保守作業を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の一部を切欠して示す正面図、
第2図は分岐ケーブル端部に設けられるワンタッチ式接
続のソケットの縦断面図、第3図Aは前記実施例のハン
ドホールへの取付状態の模式的側面図、第3図Bはその
模式的正面図、第4図Aは従来のT分岐接続体の一例の
正面図、第4図Bは他の例の正面図である。 1……分岐導体、2、11……圧縮部、3……ソケット、
4……絶縁層、5……防水キャップ、6……緊締具、12
……導棒、13……円板部、14……接続ロッド、15……接
続用導体、16……ゴムモールド絶縁キャップ、16a、16b
……筒状部、21……T分岐接続体、22……ハンドホー
ル、23……T分岐接続体支持台、23a、23b……段部、24
……屈曲板、25……幹線ケーブル、26……分岐ケーブル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の幹線ケーブルに対応する分岐ケーブ
    ルをそれぞれ着脱可能に接続するために、地中の穴内に
    設置される低圧T分岐接続装置であって、 対応する幹線ケーブルに電気的に接続されたソケットが
    それぞれ設けられた複数の接続本体と、 幹線ケーブルに対応した分岐ケーブルの端部に該分岐ケ
    ーブルに電気的に接続されて設けられ、対応する前記接
    続本体の前記ソケットに着脱可能に電気的に接続される
    プラグと、 前記穴内の開口縁部近傍に配置され、前記ソケットが装
    着された前記各接続本体を、前記各ソケットを上方に向
    けて整列して載置する複数の段部が設けられた多段の支
    持台とを含む低圧T分岐接続装置。
JP1989108765U 1989-09-18 1989-09-18 低圧t分岐接続装置 Expired - Lifetime JPH0724792Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989108765U JPH0724792Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 低圧t分岐接続装置

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JP1989108765U JPH0724792Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 低圧t分岐接続装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0348885U JPH0348885U (ja) 1991-05-10
JPH0724792Y2 true JPH0724792Y2 (ja) 1995-06-05

Family

ID=31657385

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989108765U Expired - Lifetime JPH0724792Y2 (ja) 1989-09-18 1989-09-18 低圧t分岐接続装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52135081A (en) * 1976-05-06 1977-11-11 Fujikura Ltd Prefabricated cable unit with branch lines

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0348885U (ja) 1991-05-10

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