JPH0735269U - 自動車用のリヤスポイラ装置 - Google Patents

自動車用のリヤスポイラ装置

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JPH0735269U
JPH0735269U JP6631393U JP6631393U JPH0735269U JP H0735269 U JPH0735269 U JP H0735269U JP 6631393 U JP6631393 U JP 6631393U JP 6631393 U JP6631393 U JP 6631393U JP H0735269 U JPH0735269 U JP H0735269U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】スポイラフィンと蓋体とを嵩張らないで収納し
て、トランク容積を減縮することなく、使い勝手をよく
することができる。 【構成】使用状態では、スポイラフィン50が十分に突
出してスポイラ効果を高めるとともに、蓋体80が収納
凹部A2の開口A3を塞ぎ、格納状態ではスポイラフィ
ン50と蓋体80とが上下に重なるようにしたので、収
納した際に全体として上下方向に嵩張らないようにな
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、トランクリッドにスポイラフィン用の収納凹部が形成されており、 スポイラフィンを動力により前記収納凹部に没入して該収納凹部の開口を塞ぐ格 納状態と前記収納凹部から突出する使用状態とに出没するようにした自動車用の リヤスポイラ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の自動車用のリヤスポイラ装置としては、例えば、欧州特許出願公開番号 0226778号公報に開示されたものがある。
【0003】 すなわち、バックドア本体にスポイラフィン用の収納凹部が形成され、スポイ ラフィンが収納凹部に没入した格納状態と収納凹部から突出した使用状態とに出 没可能に支持され、スポイラフィンと蓋体とが上下に一体的に形成されている。 格納状態においてスポイラフィンが収納凹部を塞いで、外観品質を向上すること ができ、使用状態において蓋体が収納凹部の開口を塞いで、スポイラ効果が減少 しないようになっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の自動車用のリヤスポイラ装置では、スポイラ フィンと蓋体とが上下に一体的に形成されており、スポイラ効果からスポイラフ ィンを上下方向に一定量作動する必要があり、その結果、スポイラフィンと蓋体 との上下方向の間隔を狭めることにも限界があり、全体として上下方向に嵩張っ た形になって、スポイラフィンと蓋体とを収納するために十分な深さの収納凹部 が必要となる。十分な深さの収納凹部を設けると、その分だけトランク容量が大 幅に少なくなって、使い勝手がよくないという問題点があった。
【0005】 本考案は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、スポイラ効果 を減少することなく、トランク容量を大幅に減縮しないで使い勝手がよい自動車 用のリヤスポイラ装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するための要旨とするところは、 トランクリッドにスポイラフィン用の収納凹部が形成されており、スポイラフ ィンを動力により前記収納凹部に没入して該収納凹部の開口を塞ぐ格納状態と前 記収納凹部から突出する使用状態とに出没するようにした自動車用のリヤスポイ ラ装置であって、 前記スポイラフィンを前記格納状態と前記使用状態とに出没可能なスポイラフ ィン用の作動機構と、 前記収納凹部の開口を塞ぎ可能な蓋体と、 前記スポイラフィン用の作動機構に連動して、前記スポイラフィンが前記格納 状態にあるとき前記スポイラフィンの下面に近接して格納される下降位置と、前 記スポイラフィンが前記使用状態にあるとき前記収納凹部の開口を塞ぐ上昇位置 とに前記蓋体を昇降可能な蓋体用の作動機構とを備えたことを特徴とする自動車 用のリヤスポイラ装置に存する。
【0007】
【作用】
トランクリッドにスポイラフィン用の収納凹部が形成されており、スポイラフ ィンは、格納状態において、収納凹部に没入していて収納凹部の開口を塞いでい る。このとき、蓋体は下降位置にあって、スポイラフィンの下面に近接して同じ く格納されており、スポイラフィンと蓋体との全体の厚みが可能な限り薄くなっ て、その分、収納凹部の深さも最小限になり、トランク容積の減縮をできるだけ 少なくすることができる。
【0008】 スポイラフィン用の作動機構を駆動すると、スポイラフィンが収納凹部から突 出して、使用状態になる。
【0009】 スポイラフィンが突出すると、これに蓋体用の作動機構が連動する。それによ り、蓋体が上昇位置に上昇して、収納凹部の開口を塞ぐようになる。
【0010】 スポイラフィン用の作動機構を駆動して、スポイラフィンを収納凹部に没入し て格納位置にすると、これに蓋体用の作動機構が連動して、蓋体も下降位置に変 位する。
【0011】
【実施例】
以下、図面に基づき本考案の各種実施例を説明する。 図1〜図8は本考案の第1実施例を示している。 図1〜図4および図7に示すように、リヤスポイラ装置10は、セダン型の自 動車の車体Aの後端部のトランクリッドA1に装着されており、図1に実線で示 す収納位置と同じく図2実線で示す使用位置とに転換可能なものである。トラン クリッドA1にはスポイラフィン50用の収納凹部A2が形成されている。リヤ スポイラ装置10は左右一対のベース部材20を有している。以下、一方のベー ス部材20側を代表して説明し、他方のベース部材20側については重複した説 明を省略する。
【0012】 収納凹部A2の両側端は一段深くなっていて、その側端の底面部にはスポイラ フィン用の作動機構20aのベース部材20が固定されている。 ベース部材20にはガイドレール25が前後方向に延設されている。ガイドレ ール25は上に開いたコ字形断面をしており、前後方向に延びる摺動案内部26 が形成されている。摺動案内部26の一方の壁部にはギヤードケーブル24用の 挿通溝26aが形成されている。
【0013】 車体の両側方向の中央部には駆動部30が配設され、ギヤードケーブル24の 前端部が駆動部30側に延ばされている。駆動部30は駆動ベース31、駆動モ ータ32および減速機構33を有し、減速機構33の出力部となる出力ピニオン 34にギヤードケーブル24が噛合している。 摺動案内部26には移動シュー27が前後移動可能に嵌合され、移動シュー2 7には上下方向に延びた長孔27aが穿設されている。長孔27aには、スポイ ラフィン50のメイン脚部材51の前端部に植設したフォロワピン52が移動可 能に嵌合されている。
【0014】 摺動案内部26には、移動シュー27の前位置にあって出力シュー28が前後 移動可能に嵌合されている。出力シュー28には略U字形状の係合凹部29が形 成されている。係合凹部29は前側の壁部29aより後側の壁部29bが低くな っている。 ガイドレール25を挟んで、内側と外側には支持ブラケット61,65が延設 されている。支持ブラケット65にはカム部材66が固設されている。カム部材 66には、前記フォロワピン52が移動可能に嵌合する、前端部が後方へ傾斜す るテーパ溝66aとテーパ溝66aに連続する水平溝66bとから成る。
【0015】 支持ブラケット65の後端上縁部には、スポイラフィン50のサブ脚部材53 が起倒可能に支持されている。支持ブラケット65の後端にはサブ脚部材53用 の起立ストッパ部材65dが固設されている。サブ脚部材53にはロックピン5 4が植設されている。支持ブラケット65の後端部には、ロッキングプレート5 5が揺動可能に枢着され、ロッキングプレート55の上端部には、ロックピン5 4に係合してサブ脚部材53を起立位置に拘束する係合溝55aと、同じくロッ クピン54に係合してサブ脚部材53を前倒位置に拘束する係合溝55bとが上 下に形成されている。ロッキングプレート55の上端部には連設ロッド56が連 結されている。 連設ロッド56は支持ブラケット65にガイドピン65aを介して前後移動可 能に支持され、ロッキングプレート55は連設ロッド56を介してばね部材57 により前方へ、すなわち、係合溝55a,55bがロックピン54から外れる方 向に付勢されている。連設ロッド56には拘束ピン58が上下方向に出没可能に 支持されている。拘束ピン58は、ばね部材59により突出して、連設ロッド5 6を後方位置に拘束すべく支持ブラケット65側の凹部に嵌合する方向に付勢さ れている。
【0016】 ロッキングプレート55の下端部には出力ロッド部材55cの後端部が連結さ れている。出力ロッド部材55cの後端部は、支持ブラケット65の後端部に穿 設した長溝65bを通り、支持ブラケット65の外側に沿って前方へ延ばされ、 出力ロッド部材55cの前端部55dは、再び支持ブラケット65の前端部に穿 設した長溝65cを通り、支持ブラケット65の内方に突出していて、出力シュ ー28の前端部に係止するものである。 サブ脚部材53の上端部にはガイドピン53aが植設されている。メイン脚部 材51には前後方向に延びる長溝51aが穿設され、長溝51aにガイドピン5 3aが相対的に前後移動可能に嵌合している。
【0017】 図1、図3および図5に示すように、支持ブラケット61には、蓋体80用の 作動機構70を介して蓋体80が、収納凹部A2の開口A3を塞ぐ上昇位置とス ポイラフィン50の下面に近接する下降位置とに昇降可能に支持されている。蓋 体80用の作動機構70は略X形状に交差する2本の駆動リンク71,72を有 している。駆動リンク71の後端部および駆動リンク72の前端部には昇降ブラ ケット73が支持され、左右一対の昇降ブラケット73には蓋体80が架設され ている。 駆動リンク71および駆動リンク72は交差する部分で回動可能に枢着され、 駆動リンク71の後端部が昇降ブラケット73に回動可能に枢着され、駆動リン ク72の後端部が支持ブラケット61に回動可能に枢着されている。駆動リンク 71の前端部に植設したピン部材71aが、支持ブラケット61に穿設した長孔 62に前後移動可能に嵌合しており、同じく、駆動リンク72の前端部に植設し たピン部材72aが、昇降ブラケット73に穿設した長孔73aに前後移動可能 に嵌合している。
【0018】 ピン部材71aにはアーム部材75が揺動可能に枢支され、アーム部材75の 先端部には引込用のピン部材76が固設され、引込用のピン部材76は、支持ブ ラケット61に穿設したカム溝63に移動可能に嵌合しながら係合凹部29に係 脱するものである。アーム部材75はばね部材77により図1において反時時計 方向に付勢されている。カム溝63の前端部が斜め前方へ上がるテーパ溝63a になっていて、カム溝63の後端部が水平溝63bになっている。
【0019】 次に作用を説明する。 図1において、スポイラフィン50は格納状態にあり、収納凹部A2に没入し ていて、収納凹部A2の開口A3を塞いでいる。
【0020】 このとき、蓋体80は下降位置にあって、スポイラフィン50の下面に近接し て同じく格納されているため、スポイラフィン50と蓋体80との全体の厚みが 可能な限り薄くなって、その分、収納凹部A2の深さも最小限になり、トランク 容積の減縮をできるだけ少なくすることができる。 メイン脚部材51のフォロワピン52がカム部材66の前端部に位置していて 、サブ脚部材53のロックピン54がロッキングプレート55の係合溝55bに 係合していて、サブ脚部材53が前倒位置に拘束されている。また、駆動リンク 71がばね部材77の付勢力により後方へ倒れていて、蓋体80用の作動機構7 0の駆動リンク71と駆動リンク72とは折畳まれた状態になっている。
【0021】 また、ロッキングプレート55はばね部材57により連設ロッド56を介して 前方へ付勢されているものの、出力ロッド部材55cにより揺動不能に拘束され ている。
【0022】 駆動モータ32を起動して、ギヤードケーブル24を後方移動させると、まず 出力シュー28が後方へ移動する。それにより、出力ロッド部材55cがばね部 材57の付勢力により後退して、ロッキングプレート55が徐々に揺動し、やが てロッキングプレート55の係合溝55bからサブ脚部材53のロックピン54 が外れる。次に移動シュー27が後方へ移動する。それにより、フォロワピン5 2がテーパ溝66aに沿って移動する。 フォロワピン52がテーパ溝66aに沿って移動していくと、サブ脚部材53 が次第に起立する。前後して、出力シュー28の掛止突起28aが連設ロッド5 6の図示省略した被掛止部に係止して、連設ロッド56を後方に移動させ、それ により、再び、ロッキングプレート55の係合溝55aがサブ脚部材53のロッ クピン54に係合して、サブ脚部材53が起立位置に拘束される。
【0023】 また、拘束ピン59が支持ブラケット65側の凹部に嵌合して、連設ロッド5 6が後方位置に拘束される。それにより、ロッキングプレート55が拘束位置を 維持するようになる。 サブ脚部材53が起立すると、スポイラフィン50が収納凹部A2から上方へ 突出するようになる。
【0024】 さらに、ギヤードケーブル24を後方へ移動させると、フォロワピン52がテ ーパ溝66aに沿って移動している間は徐々にスポイラフィン50が上方へ突出 するようになり、フォロワピン52が水平溝66bに沿って移動するようになる と、スポイラフィン50が一定の傾きで後方の使用位置へ向かって移動する。そ れにより、収納凹部A2の開口A3が徐々に開かれる。このとき、サブ脚部材5 3のガイドピン53aがメイン脚部材51の長溝51aに沿って相対的に前方へ 移動する。 さらに、ギヤードケーブル24を後方へ移動させると、移動シュー27の係合 凹部29の前側の壁部29aがアーム部材75の引込用のピン部材76に当接し て、引込用のピン部材76を後方へ移動させる。それにより、引込用のピン部材 76がカム溝63のテーパ溝63aに沿って移動し、アーム部材75がばね部材 77の付勢力に抗して後方へ倒れ、引込用のピン部材76が水平溝63bに沿っ て移動するようになる。
【0025】 引込用のピン部材76が水平溝63bに沿って移動すると、アーム部材75を 介してピン部材71aが後方へ引き込まれる。それにより、図6に示すように、 駆動リンク71および駆動リンク72が上方へ展開するようになり、昇降ブラケ ット73を介して蓋体80が上昇して、蓋体80が開いていた収納凹部A2の開 口A3を閉じるようになる。 図8において、ギヤードケーブル24を前方へ移動させると、移動シュー27 を介してフォロワピン52が前方へ移動し、サブ脚部材53のガイドピン53a がメイン脚部材51の長溝51aに沿って相対的に後方へ移動し、スポイラフィ ン50が姿勢を一定に保って前方へ移動する。
【0026】 また、出力シュー28が前方へ移動すると、アーム部材75を介して引込用の ピン部材76がカム溝63の水平溝63bに沿って前方へ移動する。それにより 、駆動リンク71および駆動リンク72が次第に折畳まれ、昇降ブラケット73 を介して蓋体80が下降するようになる。さらに、出力シュー28が前方へ移動 して、テーパ溝63aに差し掛かると、ばね部材77の付勢力により、駆動リン ク71および駆動リンク72が完全に折畳まれる一方、アーム部材75が起立し て、引込用のピン部材76がテーパ溝63aに沿って上昇する。それにより、引 込用のピン部材76が、係合凹部29の後側の壁部29bより高くなって、係合 凹部29から外れ、前進する出力シュー28から取り残されるようになる。 ギヤードケーブル24が前進して移動シュー27および出力シュー28が前進 していくと、フォロワピン52が水平溝66bからテーパ溝66aに差し掛かる と、移動シュー27の上端部が拘束ピン58をばね部材59に抗して押しあげて 支持ブラケット65の凹部から外す。それにより、連設ロッド56が前進して、 ロッキングプレート55が揺動して、その係合溝55aがサブ脚部材53のロッ クピン54から外れ、サブ脚部材53が前倒可能になる。
【0027】 フォロワピン52がテーパ溝66aを移動するようになると、サブ脚部材53 が前倒していき、スポイラフィン50が次第に収納凹部A2に没入していく。そ して、出力シュー28の前端部に出力ロッド部材55cの前端部55dが掛止し 、出力シュー28が出力ロッド部材55cを介してロッキングプレート55を揺 動させ、図7に示すように、ロッキングプレート55の係合溝55bがサブ脚部 材53のロックピン54に係合し、サブ脚部材53が前倒位置に拘束される。前 後して、スポイラフィン50が収納凹部A2に完全に没入して格納状態になる。
【0028】 図9〜図12は本考案の第2実施例を示している。 本実施例では、ギヤードケーブル24の代りに移動ロッド100が用いられ、 スポイラフィン用の作動機構として平行リンク機構110が用いられているもの である。
【0029】 すなわち、駆動モータ112の出力ウオーム113がホイールギア114に噛 合し、ホイールギア114の回転軸に出力アーム115が固設され、出力アーム 115の先端部に移動ロッド100が連結され、移動ロッド100がベース部材 116に前後移動可能に支持され、移動ロッド100の前後方向の中間部と後端 部とにリンク部材118,119の各下端部が回動可能に連結され、リンク部材 118,119の各上端部に支持ブラケット121が連結されている。支持ブラ ケット121にはスポイラフィン50が支持されている。 ベース部材116の後端部に固設された起立用のピン部材122は、移動ロッ ド100が後方へ移動したときリンク部材119に当接しながら相対的に移動し リンク部材119を次第に起立させるものである。
【0030】 リンク部材118の上下方向の中間部およびリンク部材119の上下方向の中 間部には、それぞれリフト用のピン131,131が植設されている。 ベース部材116には支持ブラケット141を介して蓋体80が上下移動可能 に支持され、蓋体80はばね部材142により下降する方向に付勢されている。 支持ブラケット141にはリフト用のピン131,131に当接してこれに押し 上られる、被当接フランジ143が形成されている。 本実施例においては、スポイラフィン50用の作動機構と蓋体80用の作動機 構との各構成一部を兼用したので、部品点数が少なくなり、コストを低減するこ とができる。
【0031】
【考案の効果】 本考案にかかる自動車用のリヤスポイラ装置によれば、使用状態では、スポイ ラフィンが十分に突出してスポイラ効果を高めるとともに、蓋体が収納凹部の開 口を塞ぎ、格納状態ではスポイラフィンと蓋体とが近接して上下に重なるように したので、収納した際に全体として上下方向に嵩張らないで、比較的浅めの収納 凹部で済み、トランク容量が大幅に減縮することがなく、結果的に使い勝手がよ くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示すリヤスポイラ装置の
側面図である。
【図2】本考案の第1実施例を示すリヤスポイラ装置の
平面図である。
【図3】図1のA矢視図である。
【図4】本考案の第1実施例を示すリヤスポイラ装置の
斜視図である。
【図5】本考案の第1実施例を示すリヤスポイラ装置の
斜視図である。
【図6】本考案の第1実施例を示すリヤスポイラ装置の
作用説明図である。
【図7】本考案の第1実施例を示すリヤスポイラ装置の
作用説明図である。
【図8】本考案の第1実施例を示すリヤスポイラ装置の
作用説明図である。
【図9】本考案の第2実施例を示すリヤスポイラ装置の
要部斜視図である。
【図10】本考案の第2実施例を示すリヤスポイラ装置
の全体斜視図である。
【図11】本考案の第2実施例を示すリヤスポイラ装置
の作用説明図である。
【図12】本考案の第2実施例を示すリヤスポイラ装置
の作用説明図である。
【符号の説明】
A1…トランクリッド A2…収納凹部 A3…開口 10…リヤスポイラ装置 20…ベース部材 25…ガイド部材 50…スポイラフィン 70…蓋体用の作動機構 80…蓋体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】トランクリッドにスポイラフィン用の収納
    凹部が形成されており、スポイラフィンを動力により前
    記収納凹部に没入して該収納凹部の開口を塞ぐ格納状態
    と前記収納凹部から突出する使用状態とに出没するよう
    にした自動車用のリヤスポイラ装置であって、 前記スポイラフィンを前記格納状態と前記使用状態とに
    出没可能なスポイラフィン用の作動機構と、 前記収納凹部の開口を塞ぎ可能な蓋体と、 前記スポイラフィン用の作動機構に連動して、前記スポ
    イラフィンが前記格納状態にあるとき前記スポイラフィ
    ンの下面に近接して格納される下降位置と、前記スポイ
    ラフィンが前記使用状態にあるとき前記収納凹部の開口
    を塞ぐ上昇位置とに前記蓋体を昇降可能な蓋体用の作動
    機構とを備えたことを特徴とする自動車用のリヤスポイ
    ラ装置。
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JP2576770Y2 (ja) 1998-07-16

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