JP2016037185A - スポイラユニット及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】スポイラユニットのフレームの内側に異物が侵入してしまうことを抑制する。【解決手段】スポイラユニット10は、車両10用の可動スポイラ1と、可動スポイラ1を車両10に固定するフレーム2と、フレーム2上に取り付けられたカバー3とを備える。【選択図】図2

Description

車両用の可動スポイラを備えるスポイラユニット及びその製造方法に関し、特に可動スポイラを車両に固定するフレーム上に取り付けられたカバーを備えるスポイラユニット及びその製造方法に関する。
特許文献1には、車両のスポイラを展開及び格納する駆動装置が記載されている。この駆動装置は、モーターを備えており、このモーターからの出力はスピンドル機構を介して車両の左右に配置された接続要素(四節リンク機構)に接続されている。そして、スポイラは、この四節リンク機構に締結されており、展開位置と格納位置との間で移動可能である。
独国特許出願公開第102011081899号明細書
特許文献1の構造では、スポイラを展開したときに、水等の異物がフレームの内側に侵入してしまう可能性があった。例えば、高圧洗車時に、四節リンク機構とモーターとを接続する駆動シャフトが高圧の洗浄水を直接被るおそれがあった。
上記課題を解決するため、本発明の一例としてのスポイラユニットは、車両用の可動スポイラと、前記可動スポイラを車両に固定するフレームと、前記フレーム上に取り付けられたカバーとを備える。
スポイラユニットがこのようなカバーを備えることにより、フレームの内側に異物が侵入してしまうことを抑制できる。
上記課題を解決するため、本発明の一例としてのスポイラユニットの製造方法は、車両用の可動スポイラと、前記可動スポイラを車両に固定するフレームとを備えるスポイラユニットの製造方法であって、可撓性の周縁部を有していると共に、前記周縁部の下面に分離部分が接続されているカバーを準備し、前記カバーを前記フレーム上に取り付け、前記カバーの外周に沿って、前記分離部分を引き上げながら前記周縁部から分離することにより、前記周縁部を上方に変形させる。
このような製造方法により、上記のようなカバーを備えるスポイラユニットを容易に製造することができる。なお、本発明のさらなる特徴は、添付図面を参照して例示的に示した以下の実施例の説明から明らかになる。
車両に搭載されたスポイラユニットを示す概略側面図である。 フレームとカバーを示す概略斜視図である。 フレームの凹部に対応する箇所の概略断面図である。 カバーの本体部と周縁部を示す概略斜視図である。 周縁部の変形を説明するための概略断面図である。 第2実施形態に係る周縁部の概略断面図である。 第2実施形態に係る分離部分の位置を説明するための概略斜視図である。 第2実施形態の変形形態を示す概略断面図である。 図9A,図9B及び図9Cは、変形形態を示す概略平面図である。
以下、本発明を実施するための例示的な実施形態を、図面を参照して詳細に説明する。ただし、以下の実施形態で説明する寸法、材料、形状、構成要素の相対的な位置等は任意であり、本発明が適用される装置の構成又は様々な条件に応じて変更できる。また、特別な記載がない限り、本発明の範囲は、以下に具体的に記載された実施形態に限定されるものではない。なお、本明細書において、上下とは重力方向における上方向と下方向とにそれぞれ対応する。また、フロント側は車両の運転席が設けられる側に対応し、リア側はフロント側の反対側に対応する。
[第1実施形態]
図1は、車両100のリア側に搭載されたスポイラユニット10を示す概略側面図であり、展開位置にある可動スポイラ1を示している。また、図2は、分離した状態のフレーム2とカバー3を示す概略斜視図である。
スポイラユニット10は、車両用の可動スポイラ1と、格納位置にある可動スポイラ1を展開位置へ移動させるアクチュエータとを有するスポイラ装置を備えている。さらに、スポイラユニット10は、可動スポイラ1を車両100に固定するフレーム2と、フレーム2上に取り付けられたカバー3とを備えている。
可動スポイラ1は、車両100の車幅方向に延在しており、車両100のリア側に設けられた格納部20に格納することができる。そして、可動スポイラ1は、格納部20に格納された格納位置(格納状態)から図1の展開位置(展開状態)へと、アクチュエータによって上方に向かって移動させられる。また、アクチュエータは一対のリンク機構を有しており、可動スポイラ1はこのリンク機構によって支持されている。なお、図1においては、格納部20を点線で示している。
フレーム2は、鉄板又は鋼板等により形成されており、車両100のリア側ボデーにおいて溶接ボルト等によってトランクリッド(格納部20)に固定されている。そして、格納状態において、フレーム2は、可動スポイラ1と車両100のボデーとの間に位置する。また、格納状態において目立ち難くするために、可動スポイラ1の上面は、格納位置において車両100のリア側ボデーの上面と略連続するように形成されている。
図2に示すように、カバー3は、フレーム2に取り付けられた状態において、フレーム2の少なくとも一部を上方から覆うようなサイズ及び形状を有する。そして、フレーム2上に取り付けられるカバー3は、本体部31を有している。この本体部31は、フレーム2の外形に相似する外形を有し、フレーム2よりわずかに大きい外寸を有している。また、本体部31は、剛性を有する樹脂等によって形成することができる。そして、本体部31は、フレーム2に形成された複数の穴21、例えば、フレーム2を車両100のボデーに締結するためのボルト穴等を覆っている。これにより、展開状態において穴21が外部に露出することがないので、意匠性を向上させることができる。
本体部31の周縁端32(図4)の内側には、周縁端32に沿って長手方向に延在する第1段差部35が形成されている。そして、この第1段差部35の内側には、長手方向に延在する第2段差部36が形成されている。この第2段差部36は略矩形状であり、第1段差部35は第2段差部36を囲むような形状を有している。また、第1段差部35は周縁端32よりも下方に設けられており、第2段差部36は第1段差部35よりも下方に設けられている。これにより、カバー3は、可動スポイラ1の長手方向に延在する3段の段差(周縁端32、第1段差部35、第2段差部36)を有する。
このように、カバー3が第1段差部35及び第2段差部36を有しているので、カバー3の剛性を高めることができる。これにより、風又は振動等によってカバー3が変形することを抑制して、変形したカバー3がフレーム2等に当たってしまうこと等を防止できる。また、使用者がカバー3に触れた場合であっても、カバー3が変形してしまうことを抑制できる。
なお、第2段差部36は、可動スポイラ1の底面を受け入れる収納部としても機能する。そのため、第2段差部36の内面は、可動スポイラ1の底面と相補的な形状を有している。これにより、カバー3が可動スポイラ1を阻害せず、格納位置へ可動スポイラ1を移動させることができる。
次に図3を参照してカバー3の延在部分について説明する。なお、図3は、カバー3がフレーム2に取り付けられた状態を示し、フレーム2の凹部22に対応する箇所の長手方向に沿った断面を示している。
可動スポイラ1を駆動するアクチュエータ4は、リンク機構41と、リンク機構41に接続されたロッド42と、ロッド42を駆動する駆動部43としてのモーターとを有している。そして、駆動部43がロッド42を回転させると、可動スポイラ1はリンク機構41を介して格納位置と展開位置との間で移動する。この駆動部43としては、油圧ポンプ等を用いることができる。また、フレーム2には、リンク機構41を格納するための凹部22が形成されており、リンク機構41は凹部22の底面上に固定されている。さらに、フレーム2には、ロッド42が貫通する貫通穴23が形成されている。この貫通穴23は、上下方向に直交する水平方向に凹部22の内壁を貫通するように形成されている。
カバー3の本体部31は、凹部22内に延在する延在部分として、内側延在部分37を有している。この内側延在部分37は、貫通穴23の上方に位置するように下方に延在している。これにより、内側延在部分37は、ロッド42が貫通する貫通穴23を上方から覆う。そのため、高圧洗浄時に、水等が貫通穴23に侵入してしまうことを抑制できる。
さらに、本体部31は、内側延在部分37に対向して下方に延在する外側延在部分38を有している。これらの内側延在部分37及び外側延在部分38は、カバー3を取り付ける際にフレーム2の凹部22に挿入される。また、内側延在部分37及び外側延在部分38は、第1段差部35と第2段差部36との境界を横断するように形成されている。
なお、ロッド42にはネジ溝が形成されており、ロッド42と貫通穴23との隙間には、ゴム等から形成された止水部材44が配置されている。この止水部材44は、ロッド42に螺合しており、水等の異物の侵入を抑制する機能を有している。
さらに、内側延在部分37と外側延在部分38との間には開口部が形成されており、両者は互いに離間している。そして、内側延在部分37は、外側延在部分38に近づく方向に下方に傾斜している。また、外側延在部分38は、内側延在部分37に近づく方向に下方に傾斜している。そのため、内側延在部分37及び外側延在部分38の下部同士の距離Aは、内側延在部分37及び外側延在部分38の上部同士の距離Bよりも短くなっている。これにより、カバー3の本体部31に形成される開口部をより小さくすることができる。そのため、開口部に指等を誤って挿入してしまうことを抑制することができる。
続いて図4及び図5を参照して、カバー3の周縁部33について説明する。なお、図4はカバー3の本体部31と周縁部33とを分離させた状態を示す概略斜視図である。また、図5は、格納状態における、周縁部33のフロント側の長手方向に直交する方向に沿った概略断面図である。
図4に示すように、カバー3は可撓性の周縁部33を有しており、周縁部33は例えばゴム等により形成されている。そして、この周縁部33は、取付部分332を介して本体部31の周縁端32の下面に、接着手段39、例えば両面テープ又は接着剤等によって取り付けられている。そのため、取付部分332は、本体部31の周縁端32とフレーム2の周縁端との間に位置する。また、周縁部33は、本体部31の外周を囲むように、フレーム2の外形と相似する略リング状の形状を有している。
周縁部33を有するカバー3は、車両100のリア側ボデー(格納部20)に固定されたフレーム2にタッピング又はネジ止め等の方法により取り付けられる。図5において点線で示す取り付け前の周縁部33の先端部分331は、フレーム2側、すなわち下方に傾斜するような形状を有している。また、本体部31及び周縁部33の外寸は、フレーム2の外寸よりも大きく設定されている。さらに、周縁部33は、本体部31の周縁端32の端面321に当接するように取り付けられる。そして、カバー3をフレーム2に取り付けると、フレーム2の周囲において、周縁部33の先端部分331がカバー3の本体部31の周縁端32から突出する。
そのため、可撓性の周縁部33は、取り付けの際にボデーに当接して、矢印Cで示す方向に上方へと撓んで変形する。そして、周縁部33が変形した状態で、カバー3がフレーム2に取り付けられる。これにより、フレーム2とボデーとの間の隙間を周縁部33が覆うので、水等の異物の侵入を抑制することができる。特に、図5に示すように、可動スポイラ1とボデーとの間の隙間Dに対応する位置に周縁部33が突出している場合、この隙間から侵入する異物を効果的に抑制することができる。
このような第1実施形態に係るスポイラユニット10によれば、フレーム2のボルト穴等がカバー3によって覆われるため、可動スポイラ1が展開位置に移動した際に外部に露出することがない。そのため、異物の侵入を抑制することができると共に、意匠性を向上させることができる。また、周縁部33を有するカバー3を取り付けることにより、車両100のボデーとフレーム2との間の隙間を覆うことができる。これにより、止水性を向上させると共に、異物の侵入を抑制することができる。さらに、カバー3の形状は、車両100の形状に合わせて設計することができるので、統一感のある意匠を提供することができる。
[第2実施形態]
図6及び図7を参照して第2実施形態に係るスポイラユニット10について説明する。なお、図7においては分離部分234を点線で示している。また、第2実施形態の説明においては、第1実施形態との相違点について説明し、第1実施形態で説明した構成要素については同じ参照番号を付し、その説明を省略する。特に説明した場合を除き、同じ参照符号を付した構成要素は略同一の動作及び機能を奏し、その作用効果も略同一である。
第2実施形態に係るスポイラユニット10は、カバー3の周縁部233が、先端部分331の下面に接続された紐状の分離部分234を含んでいる。この分離部分234は、周縁部233の下面に弱化部分235を介して接続されている。また、分離部分234は、カバー3の端面321に当接する周縁部233の当接部236と、先端部分331の外側端部との間で周縁部233に接続されている。そして、分離部分234は、カバー3がフレーム2に取り付けられた状態において、フレーム2の周縁端よりも外側に位置する。
分離部分234と周縁部233とを接続する弱化部分235は、分離部分234と一体的に形成されると共に、切断容易に構成されている。すなわち、弱化部分235は、分離部分234よりも薄い厚みを有している。そのため、作業者が分離部分234を掴んで引き上げることにより、弱化部分235が切断され、分離部分234を周縁部33から分離させることができる。このとき、作業者は分離部分234と共に周縁部233の先端部分331を同時に引き上げる。これにより、可撓性の周縁部233は、矢印Cで示す方向に上方へと撓んで変形する。そして、変形した周縁部233の先端部分331は、不図示のボデーに当接する。これにより、車両100のボデーとフレーム2との間の隙間を確実に覆うことができる。
また、図7に点線で示すように、分離部分234は、フレーム2の外周を囲むように略枠状の形状を有している。そして、分離部分234には両端が互いに離間した離間領域Eが設けられており、離間領域Eには分離部分234が存在しない。この離間領域Eは、車両100のリア側に設けられていることが好ましい。すなわち、リア側以外の分離部分234は連続した形状を有していることが好ましい。これにより、離間領域Eにおいて分離部分234を掴んだ状態で作業者が引き上げると、分離部分234が連続して引き上げられる。そのため、分離部分234全体を容易に周縁部233から分離することができる。
さらに、離間領域Eは、分離部分234のリア側の中央に設けられていることがより好ましい。離間領域Eがこのような位置に設けられていることにより、車両100のリア側からカバー3の下方に手を挿入して分離部分234を容易に掴むことができる。そのため、スポイラユニット10の製造時にカバー3を取り付ける際の作業性を向上させることができる。
このようなスポイラユニット10は、以下のようにして製造する(取り付ける)ことができる。まず、車両用の可動スポイラ1と、可動スポイラ1を車両100に固定するフレーム2とを準備する。また、可撓性の周縁部233を有していると共に、周縁部233の下面に弱化部分235を介して分離部分234が接続されているカバー3を準備する。そして、フレーム2を車両100に取り付けた後に、カバー3をフレーム2上に取り付ける。その後、カバー3の下方に手を挿入して分離部分234を掴み、カバー3の外周に沿って、分離部分234を上方に向かって引き上げながら周縁部233から分離する。これにより、周縁部233の先端部分331を上方に変形させる。
このような第2実施形態に係るスポイラユニット10によっても、フレーム2のボルト穴等はカバー3によって覆われるため、可動スポイラ1が展開位置に移動した際に外部に露出することがない。そのため、異物の侵入を抑制することができると共に、意匠性を向上させることができる。また、周縁部233を有するカバー3を取り付けることにより、車両100のボデーとフレーム2との間の隙間を覆うことができる。これにより、止水性を向上させると共に、異物の侵入を抑制することができる。さらに、周縁部233に分離部分234を設けることにより、スポイラユニット10の製造(取り付け)を容易に行うことができる。
なお、弱化部分235は、スリット又は切込み等、薄い厚み以外の構成を有していてもよい。また、弱化部分235は、周縁部233よりも破断しやすい材料によって形成することもできる。
[変形形態]
以上、各実施形態を参照して本発明について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明に反しない範囲で変更された発明、及び本発明と均等な発明も本発明に含まれる。また、上述の各実施形態及び各変形例は、本発明に反しない範囲で適宜組み合わせることができる。例えば、周縁部33は、本体部31の周縁端32の上面又は端面に取り付けてもよい。
また、分離部分は、紐形状には限られず、接着剤等によって接続させることもできる。図8に示されるように、このような変形形態に係るスポイラユニット10は、カバー3の周縁部333が、先端部分331と、この先端部分331に接続されたシート状の分離部分334とを含んでいる。そして、分離部分334は、先端部分331の下面に接着手段335によって接続されている。
分離部分334は、その先端が周縁部333の先端部分331よりも外側に突出するように接着されている。そして、作業者が分離部分334を掴んで引き上げることにより、分離部分334が周縁部333から剥がれて分離する。このとき、作業者は分離部分334と共に周縁部333の先端部分331を同時に引き上げる。これにより、可撓性の周縁部333は上方へと撓んで変形し、変形した周縁部333の先端部分331は不図示のボデーに当接する。
なお、変形形態の分離部分334も、フレーム2の外周を囲むように略枠状の形状を有している。そして、分離部分334にも車両100のリア側に離間領域Eが設けられていることが好ましく、分離部分334の中央に離間領域Eが設けられていることがより好ましい。
また、第1及び第2実施形態の変形形態を示す図9A,図9B及び図9Cに示されるように、カバーは、種々の形状を有することができる。なお、図9A,図9B及び図9Cは、カバーの概略上面図を示している。
図9Aに示す変形形態においては、カバー403が本体部31を有しておらず、周縁部433のみから構成されている。そして、周縁部433の内側には開口434が形成されている。このカバー403は、周縁部433の外側端部がフレーム2の外側に突出するように取り付けられる。そのため、フレーム2上に取り付けられたカバー403により、車両100のボデーとフレーム2との間の隙間を覆うことができる。これにより、止水性を向上させると共に、異物の侵入を抑制することができる。
また、図9Bに示す変形形態においては、カバー503が周縁部33を有しておらず、本体部531のみから構成されている。そして、カバー503には、本体部531の周縁端532に沿って長手方向に延在する第1段差部535が形成されており、この第1段差部535の内側には長手方向に延在する第2段差部536が形成されている。そして、第2段差部536は略矩形状であり、第1段差部535は第2段差部536を囲むような形状を有している。また、第1段差部535は周縁端532よりも下方に設けられており、第2段差部536は第1段差部535よりも下方に設けられている。
また、カバー503には、フレーム2の凹部22内に延在する内側延在部分537と、内側延在部分537に対向して下方に延在する外側延在部分538とを有している。この内側延在部分537及び外側延在部分538は、カバー503を取り付ける際にフレーム2の凹部22に挿入される。また、内側延在部分537及び外側延在部分538は、第1段差部535と第2段差部536との境界を横断するように形成されている。このようなカバー503を有するスポイラユニット10であっても、フレーム2上に取り付けられたカバー503により、ボルト穴等が外部に露出することがない。そのため、異物の侵入を抑制することができると共に、意匠性を向上させることができる。
また、図9Cに示す変形形態においては、カバー603の本体部631及び周縁部633が一体的に形成されており、周縁部633が本体部631から連続している。このようなカバー603は、例えばゴム等の材料により両者を一体的に成形することにより製造することができる。この場合、本体部631が可撓性を有する材料により形成されることになる。さらに、図9Cに示す変形形態においては、二色成形等の方法により、本体部631及び周縁部633を一体的に形成してもよい。この場合、本体部631は剛性を有する材料により形成され、周縁部633は可撓性を有する材料により形成される。
カバー603も、本体部631の周縁端632に沿って長手方向に延在する第1段差部635と、第1段差部635の内側において長手方向に延在する第2段差部636と、フレーム2の凹部22内に延在する内側延在部分637と、内側延在部分637に対向して下方に延在する外側延在部分638とを有している。これらのようなカバー603を有するスポイラユニット10であっても、フレーム2上に取り付けられたカバー603により、ボルト穴等が外部に露出することがない。そのため、異物の侵入を抑制することができると共に、意匠性を向上させることができる。
1:可動スポイラ、2:フレーム、3:カバー、10:スポイラユニット、31:本体部、33:周縁部、100:車両

Claims (9)

  1. 車両用の可動スポイラと、
    前記可動スポイラを車両に固定するフレームと、
    前記フレーム上に取り付けられたカバーとを備える、スポイラユニット。
  2. 前記フレームには、凹部が形成されており、
    前記カバーは、本体部を有しており、
    前記本体部は、前記凹部内に延在する延在部分を有している、請求項1に記載のスポイラユニット。
  3. 前記カバーは、本体部を有しており、
    前記本体部の周縁端の内側に前記周縁端に沿って延在する第1段差部が形成されており、前記第1段差部の内側に第2段差部が形成されている、請求項1に記載のスポイラユニット。
  4. 前記カバーは、前記本体部に取り付けられた可撓性の周縁部を有する、請求項2又は3に記載のスポイラユニット。
  5. 前記カバーは、可撓性の周縁部を有する、請求項1に記載のスポイラユニット。
  6. 前記周縁部の下面に、分離部分が接続されている、請求項4又は5に記載のスポイラユニット。
  7. 前記分離部分には、前記分離部分の両端が互いに離間した離間領域が設けられており、
    前記離間領域は、車両のリア側に設けられている、請求項6に記載のスポイラユニット。
  8. 前記離間領域は、前記分離部分の中央に設けられている、請求項7に記載のスポイラユニット。
  9. 車両用の可動スポイラと、前記可動スポイラを車両に固定するフレームとを備えるスポイラユニットの製造方法であって、
    可撓性の周縁部を有していると共に、前記周縁部の下面に分離部分が接続されているカバーを準備し、
    前記カバーを前記フレーム上に取り付け、
    前記カバーの外周に沿って、前記分離部分を引き上げながら前記周縁部から分離することにより、前記周縁部を上方に変形させる、スポイラユニットの製造方法。
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