JPH0734567U - 電気コード接続部の離脱防止具 - Google Patents
電気コード接続部の離脱防止具Info
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- JPH0734567U JPH0734567U JP6509193U JP6509193U JPH0734567U JP H0734567 U JPH0734567 U JP H0734567U JP 6509193 U JP6509193 U JP 6509193U JP 6509193 U JP6509193 U JP 6509193U JP H0734567 U JPH0734567 U JP H0734567U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 延長用電気コードが、本体用電気コードから
離脱しないようにした電気コードの離脱防止具を提供す
る。 【構成】 電気コードをグリップする一対のグリップ部
6,66を連結部材3を介して所定間隔を隔てて配設
し、グリップ部6,66に電気コードを略U字状に曲折
して挿通するための開口部13,14を形成し、開口部
13,14にそれぞれ挿通された2本の電気コードを接
続部材(プラグとコンセント)を介して接続するように
した。
離脱しないようにした電気コードの離脱防止具を提供す
る。 【構成】 電気コードをグリップする一対のグリップ部
6,66を連結部材3を介して所定間隔を隔てて配設
し、グリップ部6,66に電気コードを略U字状に曲折
して挿通するための開口部13,14を形成し、開口部
13,14にそれぞれ挿通された2本の電気コードを接
続部材(プラグとコンセント)を介して接続するように
した。
Description
【0001】
本考案は、コンセント付電気コードとプラグ付電気コードにおける前記コンセ ントとプラグの接続部が離脱しないようにした電気コード接続部の離脱防止具に 関する。
【0002】
図4に示すように、例えば、家庭用電動工具(卓上グラインダー)51には、 商用電源コンセント52に差し込むためのプラグ53aが取り付けられたプラグ 付電気コード53が配設されている。
【0003】 一方、前記プラグ付電気コード53の長さは限られていて(例えば、2m)、 その長さ以上の位置に商用電源コンセント52が固定されている場合には、前記 電気コード53のプラグ53aを前記コンセント52に接続することができない 。かかる場合の対策の一手段として、両端にコンセント54aとプラグ54bと を備えた延長用コンセント付電気コード54を使用し、前記グラインダー51側 のプラグ53aと延長用コンセント付電気コード側のコンセント54aを接続し 、延長用コンセント付電気コードのプラグ54bを商用電源コンセント52に挿 入接続するようにしている。
【0004】
しかしながら、前記グラインダー51側のプラグ53aを延長用電気コード5 4のコンセント54aに接続して使用中に、例えば作業者が足で引っ掛けたりし たために矢印E,F方向に引張力が作用し、前記プラグ53aがコンセント54 aから離脱することがあった。そのために、例えば研磨が中断されたり、新たに 電源スイッチをオンした場合には卓上グラインダー51が回転しないという問題 点があった。
【0005】 そこで、本考案は上記課題を解決するためになされたものであり、コンセント とプラグの接続部の両側の電気コードに引張力を加えても、前記接続部が離脱し ないようにした電気コード接続部の離脱防止具を提供することを目的とする。
【0006】
本考案は上記課題を解決するために、電気コードをグリップする一対のグリッ プ部6,66を連結部材3を介して所定間隔を隔てて配設し、前記グリップ部6 ,66に前記電気コードを略U字状に曲折して挿通するための開口部13,14 を形成し、前記開口部13,14にそれぞれ挿通された2本の電気コード53, 54を接続部材53a,54aを介して接続するようにした。
【0007】 また、前記開口部13,14の電気コード挿通方向に沿った両側に、挿通され た電気コードを挟持するための挟持部16,18,26,28,16A,18A ,26A,28Aを形成した。
【0008】
本考案によれば、図2に示すように、電気コード53,54は、それぞれ略U 字状に曲折されて切欠部11,12を介して電気コード挿通孔(開口部)13, 14に挿通され、プラグ53aとコンセント54aが挿入接続される。この状態 で電気コード53,54に矢印E,F方向の力が作用すると、電気コード53, 54とグリップ部6,66の符号X1 〜X8 で示す接触部の摩擦抵抗が大きく、 電気コード53,54とグリップ部6,66とが位置ズレを起さない。従って、 プラグ53aとコンセント54aとには前記矢印E,F方向の力が作用せず、プ ラグ53aとコンセント54aとが離脱することがない。
【0009】 また、図3に示すように、リブ(挟持部)18Aと26A、16Aと26A、 16Aと28Aとの間に電気コード53,54を押し込めば、矢印E,F方向に 力が加えられても、前記リブと電気コードとの間に摩擦力が作用するので、プラ グやコンセントが離脱することがない。
【0010】
以下、本考案の電気コード接続部の離脱防止具(以下、離脱防止具と称する) を図示の実施例に基づいて説明する。
【0011】 図1(A),(B)に示すように、離脱防止具Rは、66ナイロン等の可撓性 部材からなる連結片3の両端部に、電気コードを略U字状に曲折して係止するた めの第1,第2グリップ部6,66が取り付けられて構成されている。なお、第 1,第2グリップ部6,66は同一形状をなしているので、第1グリップ部6の みの構成を説明し、第2グリップ部66の構成の説明を省略する。
【0012】 前記第1グリップ部6の平面形状は、略長楕円形をなし、楕円の長軸方向に電 気コードを挿通するための「開口部」である楕円形の一対の第1挿通孔13と第 2挿通孔14とが列設され、該第1挿通孔13と第2挿通孔14との間に平坦な ブリッジ部6aが形成されている。そして、第1挿通孔13の下辺側に電気コー ドを挿脱するための切欠部11が形成され、第2挿通孔14の上辺側に電気コー ドを挿脱するための切欠部12が形成されている。前記切欠部11,12の開口 幅は、電気コードの直径より僅かに広く形成されている。
【0013】 前記第1グリップ部6の表面には、第1挿通孔13の上辺に沿って、「挟持部 」である略L字状の第1リブ16が形成され、該第1リブ16は切欠部12の一 側面をなす第1突状部16aと、該第1突状部16aの下部側から右方に直角に 曲折した第2突状部16bとからなっている。そして、前記第2挿通孔14の左 上には第2リブ18が形成され、該第2リブ18は前記切欠部12の他の一側面 をなす第1突状部18aと、前記第2突状部16bの下面と同一面をなす第2突 状部18bとからなっている。
【0014】 同様に、第2挿通孔14の下辺に沿って略L字状の第3リブ26が形成され、 該第3リブ26は切欠部11の一側面をなす第1突状部26aと、該第1突状部 26aの上部から左方に直角に曲折した第2突状部26bとからなっている。そ して、前記第1挿通孔13の右下には第4リブ28が形成され、該第4リブ28 は前記切欠部11の他の一側面をなす第1突状部28aと、前記第2突状部26 bの上面と同一面をなす第2突状部28bとからなっている。
【0015】 また、図1(B),(C)に示すように、前記第1グリップ部6の裏面には、 第1挿通孔13の下辺に沿って前記第1リブ16と同一形状の第5リブ16Aが 形成され、前記第2挿通孔14の左下には前記第2リブ18と同一形状の第6リ ブ18Aが形成されている。同様に、前記第2挿通孔14の上辺に沿って前記第 3リブ26と同一形状の第7リブ26Aが形成され、前記第1挿通孔13の右上 には前記第4リブ28と同一形状の第8リブ28Aが形成されている。
【0016】 次に、作用を説明する。電気コードをリブに押し込まない場合 図2に示すように、先ず、第2グリップ部66の手前側の切欠部12を介して 電気コード挿通孔14に延長用コンセント付電気コード54を挿入し、該電気コ ード54を略U字状に曲折して背面側の切欠部11を介して電気コード挿通孔1 4に前記コンセント付電気コード54を挿入する。同様に、プラグ付電気コード 53を略U字状に曲折して電気コード挿通孔13,14に挿通し、プラグ53a とコンセント54aを挿入接続する。この状態で電気コード53,54に矢印E ,F方向に引っ張ると、電気コード53,54とグリップ部6,66の符号X1 〜X8 で示す接触部の摩擦抵抗が大きく、電気コード53,54とグリップ部6 ,66とが位置ズレを起さない。従って、プラグ53aとコンセント54aとに は前記矢印E,F方向の力が作用せず、プラグ53aとコンセント54aとが離 脱することがない。電気コードをリブに押し込んで挟持した場合 図1(C)および図3に示すように、前記電気コード54は、第2グリップ部 66の前記リブ18A,26Aにより間隔lを隔てて形成される第3掛止部33 に挟持され、前記リブ16,26により間隔lを隔てて形成される第2掛止部3 2(図1(A)参照)に挟持され、更に前記リブ16A,28Aにより間隔lを 隔てて形成される第1掛止部31により挟持される。従って、例えば矢印Fで示 す一方から力を加えても前記電気コード54が前記第1〜第3掛止部31〜33 からズレて移動することがない。
【0017】 同様に、第1グリップ部6の表面側の切欠部12からプラグ付電気コード53 を挿入し、裏面側の切欠部11から前記プラグ付電気コード53を挿入し、矢印 E,F方向に引っ張る。すると、前述と同様に、前記電気コード53は、前記第 1〜第3掛止部31〜33にそれぞれ挟持され、例えば矢印Eで示す一方から力 を加えても前記電気コード53が前記第1〜第3掛止部31〜33からズレて移 動することがない。このように電気コードをリブに押し込んで挟持すると、前記 図2に示した符号X1 〜X8 の位置において、電気コードに食い込み傷が形成さ れるおそれが極めて少ない。
【0018】 このようにして、第1,第2グリップ部6,66にそれぞれ前記電気コード5 3,54を係止した後、プラグ53aとコンセント54aとを接続して使用する 。
【0019】
本考案によれば、電気コードをグリップする一対のグリップ部を連結部材を介 して所定間隔を隔てて配設し、前記グリップ部に前記電気コードを略U字状に曲 折して挿通するための開口部を形成し、前記開口部にそれぞれ挿通された2本の 電気コードを接続部材(プラグとコンセント)を介して接続するようにしたので 、接続された2本の電気コードの両端部に力が加えられても電気コードがずれる ことがなく、プラグとコンセントが離脱することがない。
【提出日】平成7年2月17日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【0004】
しかしながら、前記グラインダー51側のプラグ53aを延長用コンセント付 電気コード54 のコンセント54aに接続して使用中に、例えば作業者が足で引 っ掛けたりしたために矢印E,F方向に引張力が作用し、前記プラグ53aがコ ンセント54aから離脱することがあった。そのために、例えば研磨が中断され たり、新たに電源スイッチをオンした場合には卓上グラインダー51が回転しな いという問題点があった。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【0016】 次に、作用を説明する。電気コードをリブに押し込まない場合 図2に示すように、先ず、第2グリップ部66の手前側の切欠部12を介して 電気コード挿通孔14に延長用コンセント付電気コード54を挿入し、該電気コ ード54を略U字状に曲折して背面側の切欠部11を介して電気コード挿通孔1 3 に前記コンセント付電気コード54を挿入する。同様に、プラグ付電気コード 53を略U字状に曲折して電気コード挿通孔13,14に挿通し、プラグ53a とコンセント54aを挿入接続する。この状態で電気コード53,54に矢印E ,F方向に引っ張ると、電気コード53,54とグリップ部6,66の符号X1 〜X8 で示す接触部の摩擦抵抗が大きく、電気コード53,54とグリップ部6 ,66とが位置ズレを起さない。従って、プラグ53aとコンセント54aとに は前記矢印E,F方向の力が作用せず、プラグ53aとコンセント54aとが離 脱することがない。電気コードをリブに押し込んで挟持した場合 図1(C)および図3に示すように、前記電気コード54は、第2グリップ部 66の前記リブ18A,26Aにより間隔lを隔てて形成される第3掛止部33 に挟持され、前記リブ16,26により間隔lを隔てて形成される第2掛止部3 2(図1(A)参照)に挟持され、更に前記リブ16A,28Aにより間隔lを 隔てて形成される第1掛止部31により挟持される。従って、例えば矢印Fで示 す一方から力を加えても前記電気コード54が前記第1〜第3掛止部31〜33 からズレて移動することがない。
【図1】本考案の電気コード接続部の離脱防止具を示す
図であって、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)
は電気コードを挟持した前記離脱防止具をなすグリップ
部の底面図である。
図であって、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)
は電気コードを挟持した前記離脱防止具をなすグリップ
部の底面図である。
【図2】前記離脱防止具に電気コードを軽く係止した場
合の側面図である。
合の側面図である。
【図3】前記離脱防止具のリブに電気コードを押し込ん
だ場合の側面図である。
だ場合の側面図である。
【図4】従来の延長用電気コードの使用状態を説明する
図である。
図である。
E,F…引張力を示す方向 R…離脱防止具 3…連結片 6,66…グリップ部 11,12…切欠部 13,14…挿入孔(開口部) 16,18,26,28…リブ(挟持部) 31,32,33…掛止部 53…プラグ付電気コード 54…延長用コンセント付電気コード
Claims (2)
- 【請求項1】 電気コードをグリップする一対のグリッ
プ部を連結部材を介して所定間隔を隔てて配設し、前記
グリップ部に前記電気コードを略U字状に曲折して挿通
するための開口部を形成し、前記開口部にそれぞれ挿通
された2本の電気コードを接続部材を介して接続するよ
うにしたことを特徴とする電気コード接続部の離脱防止
具。 - 【請求項2】 前記開口部の電気コード挿通方向に沿っ
た両側に、挿通された電気コードを挟持するための挟持
部を形成したことを特徴とする請求項1記載の電気コー
ド接続部の離脱防止具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993065091U JP2596296Y2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 電気コード接続部の離脱防止具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993065091U JP2596296Y2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 電気コード接続部の離脱防止具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0734567U true JPH0734567U (ja) | 1995-06-23 |
JP2596296Y2 JP2596296Y2 (ja) | 1999-06-07 |
Family
ID=13276915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993065091U Expired - Fee Related JP2596296Y2 (ja) | 1993-12-06 | 1993-12-06 | 電気コード接続部の離脱防止具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596296Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011210627A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電線の接続部材及び接続方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5882781U (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-04 | 松下電工株式会社 | 接続器のコ−ド係止具 |
JP3066173U (ja) * | 1999-07-29 | 2000-02-18 | 株式会社柳澤商会 | ピアス兼用イヤリング金具 |
-
1993
- 1993-12-06 JP JP1993065091U patent/JP2596296Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5882781U (ja) * | 1981-11-30 | 1983-06-04 | 松下電工株式会社 | 接続器のコ−ド係止具 |
JP3066173U (ja) * | 1999-07-29 | 2000-02-18 | 株式会社柳澤商会 | ピアス兼用イヤリング金具 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011210627A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Furukawa Electric Co Ltd:The | 電線の接続部材及び接続方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2596296Y2 (ja) | 1999-06-07 |
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