JPH08138526A - ヒューズプラー - Google Patents

ヒューズプラー

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JPH08138526A
JPH08138526A JP26976494A JP26976494A JPH08138526A JP H08138526 A JPH08138526 A JP H08138526A JP 26976494 A JP26976494 A JP 26976494A JP 26976494 A JP26976494 A JP 26976494A JP H08138526 A JPH08138526 A JP H08138526A
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fuse
puller
gripping
connecting beam
plate
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JP26976494A
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Hirokazu Ito
裕和 伊藤
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】狭いスペースでのヒューズの着脱作業を容易に
行えるようにする。 【構成】一対の細長い板状のアーム部2、3の長さ方向
の略中間を弾性を有する連結梁部4で連結し、この連結
梁部より長さ方向の一側部をヒューズ着脱部9とすると
共に他側部を把持部10とし、ヒューズ着脱部9側のア
ーム部2、3先端の内面にヒューズ係止用の爪部5、6
を突設する一方、把持部10側のアーム部2、3の板幅
w1をヒューズ着脱部9側の板幅w2より細くしてい
る。かつ、細幅とした把持部10側のアーム部2、3の
板厚端面に把持用凹凸部8を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ヒューズプラーに関
し、主として、ヒューズボックス等の電気接続箱のヒュ
ーズ装着部に差し込まれたヒューズを、ヒューズ装着部
からスムーズに抜き取ることができるヒューズプラーに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ヒューズプラーは、成形金型内に
樹脂を射出して一体成形されており、図7に示すよう
に、ヒューズプラー50は一対のアーム部51,51の
中間部が連結梁部52で連結され、その一端内面に2組
のヒューズ係止用の爪部54,55、56,57が突設
されている。
【0003】上記ヒューズプラー50でヒューズを抜き
取る場合、上記アーム部51,51の爪部突設側と反対
側の把持部59,59を挾持して、連結梁部52を支点
として爪部54(55)と56(57)を開く。該状態
で図8(A),(B)に示すヒューズ60の本体部61
の前後両面の両側に夫々形成した係止溝61に爪部54
(55)と56(57)を係止させる。係止させた後、
把持部59,59の押圧を解いて、抜き方向へ引っ張る
ことにより、ヒューズ60をヒューズボックス等のヒュ
ーズ装着部より抜き取っている。
【0004】しかしながら、把持部59,59を把持し
た状態で抜き取ると、把持部59,59に力が入ると、
爪部54(55)と56(57)が広がり、ヒューズ係
止溝61との係止が解かれてヒューズ60が脱落する恐
れがある。よって、連結梁部52の部分あるいは、該連
結梁部52より爪部突出側によった部分のアーム部を把
持して、爪部の開きを確実に防止しながらヒューズを抜
き取る場合が多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近時、ヒューズボック
ス等の電気接続箱は、高密度化および小型化の要請に伴
い、図9に示すように、ヒューズ装着部31が電気接続
箱30のケース側壁32に近接した四隅に配置される場
合が多い。特に、エンジンルーム等に備え付けられるヒ
ューズボックスでは、防水対策としてケース側壁32が
高く設けられているので、ケース側壁32に近接して配
置されたヒューズ装着部31’では、高いケース側壁3
2との間に小さい隙間S1およびS2しかない。
【0006】上記ヒューズ装着部31’に装着されたヒ
ューズ60をヒューズプラー50で抜き取る場合、ケー
ス側壁32とヒューズプラー50の一方のアーム部51
との隙間S1、S2に作業員の指が容易に挿入できず、
ヒューズプラー50による抜き取りが非常に困難となっ
ている。特に、ヒューズプラー50の爪部54〜57を
ヒューズ係止溝61に係止した後、ヒューズプラーを引
き抜く時、上記のように、ヒューズプラー50の先端側
り更に指を挿入して連結梁部の部位を把持しようとして
も、隙間S1が狭いために指が挿入できない。よって、
ヒューズプラーの先端を把持せざるをえないが、力が入
り過ぎて爪部が開きヒューズとの係止が解かれて、ヒュ
ーズが脱落する問題が発生している。
【0007】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たもので、狭いスペースでヒューズプラーによるヒュー
ズの抜き取りが容易かつ確実に出来るようにすることを
目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る本発明は、一対の細長い板状のアー
ム部の長さ方向の略中間を弾性を有する連結梁部で連結
し、この連結梁部より長さ方向の一側部をヒューズ着脱
部とすると共に他側部を把持部とし、上記ヒューズ着脱
部側のアーム部先端の内面にヒューズ係止用の爪部を突
設する一方、上記把持部側のアーム部の板幅をヒューズ
着脱部側より細くしていることを特徴とするヒューズプ
ラーを提供している。
【0009】また、請求項2に係わる発明では、略U字
形状で、両側に一対の板状のアーム部を備えると共にこ
れらアーム部の一端を弾性を有する連結梁部で連結し、
これらアーム部の他端内面にヒューズ係止用の爪部を突
設する一方、上記連結梁部の外周面中央より板幅の細い
矩形状の1つの把持部を爪部と反対側へ突出しているこ
とを特徴とするヒューズプラーを提供している。
【0010】上記請求項1および請求項2のいずれのヒ
ューズプラーにおいても、上記把持部では、細くした板
幅と直交する板厚方向の両側端面に把持用凹凸部を形成
していることが好ましい。(請求項3)
【0011】
【作用】請求項1に記載のヒューズプラーでは、把持部
側のアーム部先端を、その板幅側の外面を挾持して力を
加え、弾性連結梁部を支点として他側のヒューズ着脱部
先端のヒューズ係止用の爪部の間隔を広げ、ヒューズの
係止溝に上記ヒューズ係止用爪部を係止し、係止後、把
持部に加えた力を開放し、ヒューズ係止用爪部でヒュー
ズを保持する。ついで、把持部側のアーム部先端の板厚
側の外面を挟持するように持ち替えて、ヒューズプラー
を引き抜く。
【0012】其の際、把持部側ではアーム部の板幅を細
くしているため、ケース側壁との隙間を広く使え、作業
員は把持部側の先端のアーム部の板幅方向の外面を押圧
して爪部を開き、ヒューズの係止溝と係止することがで
きる。また、係止後に引き抜く時、アーム部の板幅を細
くしてケース側壁との隙間を広くしたアーム部の板厚方
向に持ち替えるため、隙間に指が挿入でき、かつ、板厚
方向を強く把持して引く抜いても、爪部の開き方向とは
直交する方向に力が加わるため、爪部が開いてヒューズ
との係止が解かれることはない。よって、ヒューズを脱
落させずに確実に引き抜くことができる。
【0013】上記請求項1に記載のヒューズプラーは、
必要に応じて、ヒューズを保持した状態でヒューズ装着
部にヒューズを差し込む時にも使用できることは言うま
でもない。
【0014】請求項2に記載のヒューズプラーも同様で
あって、細幅で突出させた把持部とケース側壁との隙間
が大きいため、爪部をヒューズの係止溝に係止した後、
隙間に指を挿入し、把持部を持って引き抜くことができ
る。該請求項2のヒューズプラーでは、把持部は、その
板幅方向および直交する板厚方向のいずれを把持して
も、爪部を開く力が負荷されず、把持部の持ち方向が規
制されない。
【0015】請求項3に記載のように、把持部の板厚側
の端面に把持用の凹凸部を形成しておくと、当該部分を
把持する時に指が滑らず、確実に引き抜きが行える。
【0016】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明のヒューズ
プラーについて説明する。図1から図5に示す第1実施
例のヒューズプラー1は、細長い板材からなる一対のア
ーム部2、3と、これらアーム部2、3の中間を連結す
る弾性を有する連結梁部4と、各アーム部2、3の長さ
方向の一側先端の対向する内面に突設する夫々一対のヒ
ューズ係止用の爪部5、6、上記連結梁部4の内周面よ
り爪部突出側のアーム部内面にかけて一連に突設したリ
ブ7と、上記アーム部2、3の爪部突出側と反対側の先
端の板厚端面に形成した把持用凹凸部8を備え、樹脂で
一体成形している。
【0017】上記アーム部2、3は爪部5、6を突設し
た側をヒューズ着脱部9とし、該ヒューズ着脱部9を互
いに平行な直線形状とし、連結梁部4により連結される
部位よりも手前側より所定角度で外広がりに傾斜させ、
連結梁部4により他側端にかけて互いに平行な直線状と
し、この他側部を把持部10としている。
【0018】上記把持部10は連結梁部4側より次第に
板幅を細くして、先端側では一定の板幅w1とした細幅
部を設けている。該板幅w1は、着脱部9側のアーム部
2、3の板幅w2に対して約50%〜65%程度として
いる。本実施例では、w1を5mm、w2を8.5mm
に設定している。
【0019】上記把持部10側の板幅を細くしたアーム
部2、3では、その板厚方向の両端面には上記把持用凹
凸部8を形成し、ヒューズ引き抜き時に把持した時に指
が滑らないようにしている。また、アーム部2、3の把
持部10側の先端に、互いに近接する方向へ突出させた
ストッパ部15を設け、かつ、該ストッパ部15からア
ーム部2、3の内面にかけて幅方向の中心にリブ16を
設け、把持部10側のアーム部2、3の補強を図ってい
る。
【0020】なお、上記連結梁部4で連結されたアーム
部2、3の略中央の板幅方向の外面にも把持用凹凸部1
1を形成し、ヒューズ装着部の設置スペースが広い場合
には、上記把持用凹凸部11を把持してヒューズを引き
抜くようにしている。
【0021】上記連結梁部4は、ヒューズ着脱部9より
把持部10に向かって円弧形状に突出する形状とし、ヒ
ューズ着脱部9側に両側部が延在した略U字形状として
いる。上記のように、連結梁部4をU字状とすると共
に、該連結梁部4で連結されたアーム部2、3を爪部
5、6の突出側に向かって近接する方向に傾斜させてい
るため、弾性を有する連結梁部4により、爪部5、6を
閉じ方向に付勢している。また、上記連結梁部4はアー
ム部2、3との接続部をR形状として、接続部に応力集
中が発生しないようにしている。
【0022】連結梁部4の内周面より、ヒューズ着脱部
9側のアーム部2、3の内面の幅方向の中心部に、上記
リブ7をU字状に一連に突設している。該リブ7の先端
には、互いに近接する方向に突出させた上記突起16を
設けている。上記リブ7を設けることにより、アーム部
2、3のヒューズ着脱部9側の補強が図れると共に、先
端の爪部5、6を強く閉じ方向に付勢することができ
る。また、上記突起16は、ヒューズの本体部の上端面
に当接し、該突起16と爪部5、6との間でヒューズ本
体部の一部を挟持する作用を有し、爪部5、6による係
止と合わせて、ヒューズプラー1のヒューズに対する保
持力を高めることができる。
【0023】アーム部2、3のヒューズ着脱部9側の先
端内面に設ける爪部5、6は、夫々幅方向の両側に突設
して、合計4個形成している。これら爪部5、6は先端
より連結梁部4側に向かって次第に肉厚が増すテーパ形
状とし、その端面をアーム部2、3の内面より直角方向
に突出する係止面5a、6aとしている。
【0024】上記ヒューズプラー1で抜き取られるヒュ
ーズは、一般的に使用される周知の形状のものであっ
て、図1に示すように、ヒューズ25は絶縁樹脂からな
る本体部26と、該本体部26に一側部が埋設され、他
側部が突出した一対の端子板27とから構成され、本体
部26の前後両面にヒューズプラー1の爪部5と6が係
止される係止溝28が設けられている。
【0025】次に、上記ヒューズプラー1を使用し、ヒ
ューズ25をヒューズ装着部から抜き取る動作について
説明する。図3〜5に示すヒューズボックス30は、乗
用車のエンジンルームに配置されるもので、複数のヒュ
ーズ装着部31はケース側壁32の隅部に沿って配置さ
れていると共に、上記ケース側壁32は防水性を考慮し
て高く設けられている。
【0026】上記ヒューズプラー1によりヒューズ25
をヒューズ装着部31から抜き取る時、まず、把持部1
0側のアーム部2、3の先端を、その板幅方向を指で挟
んで近接方向に押圧することで、連結梁部4を支点とし
て、ヒューズ着脱部9側の先端を広げる。このように、
アーム部2、3の細幅とした先端を掴んでヒューズ装着
部31側へ持っていくため、ケース側壁32との隙間が
狭くても、操作が可能となる。
【0027】ヒューズ着脱部9側は広げられているた
め、爪部5、6はヒューズ25の本体部26を越えて4
個の係止溝28に夫々係止させることができ、爪部5、
6が各係止溝28に夫々係止保持されるように、把持部
10の上記押圧を解除する。
【0028】上記のように爪部5、6を係止溝28に係
止した後、ヒューズプラー1を直交する方向に持ち替
え、把持部10側先端のアーム部2、3の板厚方向の両
面を指で挟む。其の際、把持部10側のアーム部2、3
の板幅を細くしたため、該板厚面とケース側壁32の隙
間はS3となって、前記図9で示す従来の隙間S2より
も広くなっている。
【0029】よって、上記広くなった隙間S3に指を容
易に挿入することができる。かつ、指で把持する板厚方
向の端面には把持用凹凸部8が形成されているため、指
が滑ることなく把持できる。このように、板厚方向の把
持用凹凸部8を把持した状態で、ヒューズプラー1を引
き抜く。
【0030】上記ヒューズプラー1の引き抜き時、把持
用凹凸部8は爪部5、6と直交方向に位置するため、把
持用凹凸部8を強く把持して力を入れても、爪部5、6
が開くことはなく、引き抜く過程で爪部5、6が開いて
ヒューズ25を脱落させることはなく、確実に保持して
ヒューズ装着部31からヒューズ25を引き抜くことが
できる。
【0031】なお、上記ヒューズプラー1でヒューズ2
5を保持した状態でヒューズ装着部31に挿入する場合
にも、爪部5、6をヒューズ係止溝61に係止した状態
で把持用凹凸部8を把持して挿入すると、挿入過程で爪
部5、6がヒューズの係止溝61から外れてヒューズ2
5が脱落することはない。かつ、ヒューズ25をヒュー
ズ装着部31に差し込んだ後は、把持部10の先端を持
ち替えて板幅面を近接方向に押圧し、爪部5、6を開い
て、ヒューズ係止溝との係止を解く。よって、ヒューズ
プラー1をヒューズと分離して取り出すことができる。
【0032】図6は本発明の第2実施例のヒューズプラ
ー1’を示し、該ヒューズプラー1’は、略U字形状
で、両側に一対の板状のアーム部2’、3’を備えると
共に、これらアーム部2’、3’の一端を円弧形状とし
た弾性を有する連結梁部4’で連結している。上記アー
ム部2’、3’の他端内面に第1実施例と同様に、ヒュ
ーズ係止用の爪部5’、6’(図示せず)を突設してい
る。
【0033】上記ヒューズプラー1’は引き抜き専用で
あって、爪部5’、6’は、図6に示すヒューズ25’
の本体部28’の上端突出部29’に当接すると、連結
梁部4’を支点として撓みながら開き、上端突出部2
9’を越えると連結梁部4’の弾性力で閉じ方向へ復帰
し、上端突出部29’の下面に係止するものである。
【0034】上記連結梁部4’の外周面の中央部には幅
w4が狭い細幅矩形状の1つの把持部10’を突設して
いる。上記把持部10’は、その幅方向の両端面およ
び、直交する板厚さ方向の両端面、即ち、4面全体に把
持用凹凸部8’を形成している。なお、いずれか一方、
好ましくは板厚方向の両端面に把持用凹凸部8’を形成
してもよい。
【0035】上記ヒューズプラー1’では、ヒューズ装
着部に装着したヒューズを引き抜く時、把持用凹凸部
8’を把持してアーム部2’、3’を挿入していくと、
爪部5’、6’が撓んでヒューズ25’の上端突出部2
9’に係止する。係止後、上記把持部9’の把持用凹凸
部8’を把持して抜き方向に引っ張ると、爪部5’、
6’で係止されたヒューズ25’はヒューズ装着部より
引き抜かれる。
【0036】上記引き抜き操作時、ヒューズプラー1’
のヒューズ装着部側への挿入およびヒューズ装着部側か
らの抜き方向への移動のいずれもが、細幅の把持部1
0’を把持して行えるため、ヒューズ装着部とケース側
壁との隙間が狭くても、把持部9’との間にスペースを
確保でき、指を挿入して容易に引き抜き作業を行える。
【0037】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1に係るヒューズプラーは、把持部側のアームの板幅を
細くしているため、ヒューズ装着部とケース側壁との間
に小さい隙間しかない場合でも、指を挿入するスペース
を確保でき、ヒューズの引き抜きを容易に行うことがで
きる。かつ、引き抜き時に、爪部を開かない板厚方向の
端面を両側から把持するようにしているため、引き抜き
過程で、爪が開いてヒューズを脱落することはなく、ヒ
ューズを確実に保持して引き抜くことができる。
【0038】請求項2に記載のヒューズプラーも同様
に、幅の狭い把持部を設けているため、狭いスペースで
のヒューズの引き抜きを容易に行うことができる。か
つ、請求項2のヒューズプラーでは、ヒューズ装着部へ
の挿入およびヒューズとの係止作用も、引き抜き時と同
一面の把持部を把持して行え、実施例1のように、指で
把持する位置を変える必要がない利点がある。
【0039】請求項3に記載したように、細幅とした板
厚方向の端面に把持用凹凸部を設けると、引き抜き時に
把持した指が滑らない利点がある。かつ、凹凸部を設け
ているため、ヒューズプラーを持つ位置を、作業員が一
目で認識できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るヒューズプラーとヒューズとの
斜視図である。
【図2】 本発明に係るヒューズプラーの平面図であ
る。
【図3】 ヒューズボックスに装着されたヒューズをヒ
ューズプラーで引き抜く動作を説明する平面図である。
【図4】 図3のIV−IV線の断面図である。
【図5】 図3のV−V線の断面図である。
【図6】 他の実施例に係るヒューズプラーの斜視図で
ある。
【図7】 従来のヒューズプラーの斜視図である。
【図8】 (A)はヒューズの正面図であり、(B)は
側面図である。
【図9】 ヒューズボックスのヒューズ装着部、ケース
側壁、ヒューズプラーの位置関係を示す平面図である。
【符号の説明】
1 ヒューズプラー 2、3 アーム部 4 連結梁部 5、6 爪部 8 把持用凹凸部 9 ヒューズ着脱部 10 把持部 25 ヒューズ w1 把持部側のアーム部の板幅 w2 ヒューズ着脱部側のアーム部の板幅

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の細長い板状のアーム部の長さ方向
    の略中間を弾性を有する連結梁部で連結し、この連結梁
    部より長さ方向の一側部をヒューズ着脱部とすると共に
    他側部を把持部とし、上記ヒューズ着脱部側のアーム部
    先端の内面にヒューズ係止用の爪部を突設する一方、上
    記把持部側のアーム部の板幅をヒューズ着脱部側より細
    くしていることを特徴とするヒューズプラー。
  2. 【請求項2】 略U字形状で、両側に一対の板状のアー
    ム部を備えると共にこれらアーム部の一端を弾性を有す
    る連結梁部で連結し、これらアーム部の他端内面にヒュ
    ーズ係止用の爪部を突設する一方、上記連結梁部の外周
    面中央より板幅の細い矩形状の1つの把持部を爪部と反
    対側へ突出していることを特徴とするヒューズプラー。
  3. 【請求項3】 上記把持部では、細くした板幅と直交す
    る板厚方向の両側端面に把持用凹凸部を形成している請
    求項1または請求項2に記載のヒューズプラー。
JP26976494A 1994-11-02 1994-11-02 ヒューズプラー Withdrawn JPH08138526A (ja)

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DE69510639T DE69510639T2 (de) 1994-11-02 1995-10-27 Vorrichtung zum Ziehen von Sicherungen
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6871567B2 (en) * 2003-08-01 2005-03-29 Lear Corporation Fuse and relay puller
JP2011113851A (ja) * 2009-11-27 2011-06-09 Taiheiyo Seiko Kk ブレード形ヒューズ及びそのヒューズ着脱用クリップ

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