JP3066173U - ピアス兼用イヤリング金具 - Google Patents

ピアス兼用イヤリング金具

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JP3066173U
JP3066173U JP1999005675U JP567599U JP3066173U JP 3066173 U JP3066173 U JP 3066173U JP 1999005675 U JP1999005675 U JP 1999005675U JP 567599 U JP567599 U JP 567599U JP 3066173 U JP3066173 U JP 3066173U
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pin
slit
attached
decorative
earring
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JP1999005675U
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Inventor
政樹 柳澤
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株式会社柳澤商会
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ピアス式あるいはクリップ式として共用できる
ことはもちろん、ピンが装飾部の背面に隠れるので装飾
性が損なわれることもなく、またピン先端がスリットの
裏側で引っ掛かってスリットから出てこなくなるという
不具合の生じない、使い勝手のよい耳飾りを提供しよう
とするものである。 【解決手段】耳たぶ前面に取付けられる装飾部と、装飾
部の背面下部に開閉自在に取付けられ、耳たぶ方向への
付勢力を備えるとともに先端に下記ピンの案内部を設け
た弾性挟着部と、上記装飾部の背面に取り付けられ、ピ
ンが出没可能なスリットを設けた耳当て板と、耳当て板
の背面に軸着して、上記スリットから起伏自在としたピ
ンとを有し、耳当て板背面のスリット下部にピンの先端
を係止するストッパを設けたことを特徴とする耳飾り。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
この考案は、耳たぶの穴にピンを差し込むピアス式の耳飾りとして、またはバ ネで耳たぶをはさみつけるクリップ式の耳飾りとして、それぞれ兼用することが できるようにしたピアス兼用イヤリング金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の耳飾りは、耳たぶの穴にピンを差し込むピアス式の耳飾りや、またバネ で耳たぶをはさみつけるクリップ式の耳飾り等が知られている。これらの耳飾り は通常はそれぞれ単一の機能を有するよう作成されているが、例えば高価な耳飾 りなどの場合には複数の人が着用することも考えられる。そのような場合、片方 の着用者が耳たぶに穴が形成されていてピアス式の耳飾りとして使用し、もう一 方の着用者が耳たぶに穴がなく、バネで耳たぶをはさみつけるクリップ式の耳飾 りとして使用したいという要請がある。
【0003】 そのために、実公平4−14022号公報の考案においては、バネで耳たぶを はさみつけるクリップ式の耳飾りでありながら、ピンを装飾部の背面に回動可能 に取り付けている。すなわち、ピンを水平位置に保持した状態でピアス式の耳飾 りとして使用することができ、またピン先端を持ち上げて装飾部の背面に沿って 上向きに収納したときには、通常のバネで耳たぶをはさみつけるクリップ式の耳 飾りとして使用できるようにしてある。
【0004】 しかしながら、上記従来例においては、ピンを持ち上げて装飾部の背面に沿っ て収納するのでピンが倒れやすく、取扱いに不便である上、危険であるという問 題があった。そこで、実公平7−89号のように、装飾部の背面に沿って耳当て 板を取り付け、耳当て板の背後に軸着したピンを、クリップ式耳飾りとして使用 する場合に、耳当て板に設けたスリットを通って下向きに収納するようにした耳 飾りが提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ピアス式あるいはクリップ式として兼用できる耳飾りは次 のような欠点を有している。すなわちクリップ式の耳飾りとして使用する場合に は、ピンを装飾部の背面に沿って収納すると、ピン先端がスリットの裏側で横方 向に振れてしまい、スリットの裏側で引っ掛かってスリットから出てこなくなっ てしまうという欠点があった。
【0006】 この考案のピアス兼用イヤリング金具は従来例の上記欠点を解消しようとする もので、ピアス式あるいはクリップ式として共用できることはもちろん、ピンが 装飾部の背面に隠れるので装飾性が損なわれることもなく、またピン先端がスリ ットの裏側で引っ掛かってスリットから出てこなくなるという不具合の生じない 、使い勝手のよいピアス兼用イヤリング金具を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
この考案のピアス兼用イヤリング金具は、耳たぶ前面に取付けられる装飾部と 、装飾部の背面下部に開閉自在に取付けられ、耳たぶ方向への付勢力を備えると ともに先端に下記ピンの案内部を設けた弾性挟着部と、上記装飾部の背面に取り 付けられ、ピンが出没可能なスリットを設けた耳当て板と、耳当て板の背面に軸 着して、上記スリットから起伏自在としたピンとを有し、耳当て板背面のスリッ ト下部にピンの先端を係止するストッパを設けたことを特徴とするものである。
【0008】 この考案のピアス兼用イヤリング金具は、上記ストッパを備えた耳当て板が装 飾部の裏面に取り付けられ、この耳当て板に弾性挟着部およびピンを付設したこ とを特徴とするものである。
【0009】 この考案のピアス兼用イヤリング金具は、上記装飾部の裏面が中空に形成され 、この中空部分にピンの軸着部分を収納したことを特徴とするものである。
【0010】 この考案のピアス兼用イヤリング金具によれば、ピアス式あるいはクリップ式 として共用できることはもちろん、ピンが装飾部の背面に隠れるので装飾性が損 なわれることもなく、またピン先端がスリットの裏側で引っ掛かってスリットか ら出てこなくなるという不具合の生じない、使い勝手のよい耳飾りを提供するこ とができるようになった。
【0011】
【考案の実施の形態】
以下、この考案のピアス兼用イヤリング金具の実施の形態を、図面に基いて詳 細に説明する。図1はこの考案のピアス兼用イヤリング金具の1実施例を示す側 面図、図2は弾性挟着部を開いた状態の側面図、図3はその背面図、図4は耳当 て板の概要を示す斜視図である。
【0012】 図1ないし図4において、1は耳飾り前面に取り付けられる装飾部で、全体が 金や銀、プラチナ等の貴金属で形成され、背面には垂下した状態のピン3が収納 できるように中空部分2が形成されている。
【0013】 装飾部1の背面下部には弾性挟着部4が開閉自在に取付けられており、この弾 性挟着部4は耳たぶ方向への付勢力を備えるとともに、先端にピン3の案内部5 が設けてある。
【0014】 すなわち、上記弾性挟着部4は両端の脚部6を所定の間隔として、開く方向に 付勢された材質の線材で構成され、中間にループ状の案内部5が形成されている 。そして弾性挟着部4は、装飾部1に取り付けた軸受部7に、脚部6先端をその 長さ方向に対して直角に折り曲げて軸ピン8を形成するとともに、この軸ピン8 を軸受部7の軸穴9にはめ込むことによって、上記装飾部1に取り付けられてい る。
【0015】 この軸受部7には、図3のように軸穴9からハ字状に装飾部の方向に向かう前 溝11と、軸穴9から軸穴9から後方に向かう後溝12が形成されており、弾性 挟着部4はその両端を開く方向に付勢されているので、上記いずれかの前溝11 、後溝12にはまり合おうとする力が作用するのが自然である。そして例えば、 前溝11と後溝12との間において、所定の角度を分岐点として各溝11,12 に収納される方向に力が作用し、その力により例えば装飾部1側に付勢力が働く 。このときの力は、耳飾りを耳たぶから脱落させないためには充分であるが、長 時間耳飾りを耳たぶへ装着してもあまり痛みを感じない程度のものであり、非常 に好都合である。後溝12に係合しているときは、弾性挟着部4は開いた状態の ままである。
【0016】 14は耳たぶへ装着したときの痛み解消のためのクッション材で、弾性挟着部 4の上記ループ状の案内部5に、このクッション材14の外周に形成したリング 状の周溝15をはめ込んで取り付けてある。
【0017】 上記装飾部1の背面には、上記弾性挟着部4に対向して上下方向に耳当て板1 6が取り付けられている。そしてその中央には長さ方向に沿ってスリット17が 形成され、このスリット17を通ってピン3が出没するようになっている。
【0018】 上記装飾部1の中空部分2には、スリット17上部の耳当て板16裏面に軸着 されたピン3が収納されている。このピン3は一端を上記中空部分2内の上部に おいて耳当て板16に軸着され、他端を垂下させて首振り自在としてある。そし てこの垂下させた位置と、スリット17から突き出して保持される水平位置との 間で90度回転することができる。
【0019】 上記スリット17下部の耳当て板16裏面には、上記ピン3の先端を係止する ストッパ18が形成され、スリット17を通って耳当て板16の裏面に収納され たピン3の先端を保持することができるようになっている。このストッパ18は 、耳当て板16を構成する例えば貴金属板を打ち抜いてスリット17を形成する 際に、プレス等の手段でプレス加工や絞り加工等を施すことによって、同時に形 成することができる。もちろんその際、ストッパ18は耳当て板16から所定の 間隔をおいて形成されるが、その両側面は耳当て板16と連続していても、分断 されていてもよいことはもちろんである。
【0020】 こうすることによってピン3は、耳当て板16の背面で横方向に振れることが ほとんどなくなる。したがってスリット17の裏面に引っ掛かってしまうことも なく、首振りもスムーズで、スリット17を通って自在に出没することが可能と なる。
【0021】 なお図4に示すように、装飾部1の背面に取り付けられる上記耳当て板16に 、弾性挟着部4およびピン3を付設し、さらにストッパ18をも耳当て板16に 一体的に形成することにより、ピアス兼用イヤリング金具の主要な構成部材が一 体化され、装飾部1への組み付けが容易であり、しかも組み付け精度を高めて品 質の良好な耳飾りを提供することができる。
【0022】 この考案のピアス兼用イヤリング金具は以上のように構成されており、これを クリップ式の耳飾りとして使用する場合には、ピン3を垂下させた状態とし、そ の先端を装飾部1背面のストッパ18に保持しておく。この状態で弾性挟着部4 を耳当て板16側に倒すと、弾性挟着部4の脚部6は後溝12から外れて前溝1 1側にはまり合おうとする力を受け、耳当て板16側に付勢されて、耳たぶを耳 当て板16との間で挟着することにより、耳飾りは耳たぶに取り付けられる。
【0023】 次にピアス式の耳飾りとして使用する場合には、ピン3を装飾部1背面の耳当 て板16に設けたスリット17を通して振り出し、その先端を持ち上げた状態で ピン3を耳たぶの孔にはめ込んだ上、上述のように弾性挟着部4を耳当て板16 側に倒すと、耳たぶの孔から突き出たピン3の先端に、弾性挟着部4の案内部5 がはめ込まれて抜け止めされる。このとき、弾性挟着部4が耳当て板16側に付 勢する力を受けるのは上記と同様である。いずれにしても外す際はこれと逆の操 作を行なえばよい。
【0024】
【考案の効果】
この考案のピアス兼用イヤリング金具によれば、ピアス式あるいはクリップ式 として共用できることはもちろん、ピンが装飾部の背面に隠れるので装飾性が損 なわれることもなく、またピン先端がスリットの裏側で引っ掛かってスリットか ら出てこなくなるという不具合の生じない、使い勝手のよい耳飾りを提供するこ とができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案のピアス兼用イヤリング金具の1実施
例を示す側面図である。
【図2】弾性挟着部を開いた状態の側面図である。
【図3】その背面図である。
【図4】耳当て板の概要を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 装飾部 2 中空部分 3 ピン 4 弾性挟着部 5 案内部 6 脚部 7 軸受部 8 軸ピン 9 軸穴 11 前溝 12 後溝 14 クッション材 15 周溝 16 耳当て板 17 スリット 18 ストッパ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳たぶ前面に取付けられる装飾部と、装
    飾部の背面下部に開閉自在に取付けられ、耳たぶ方向へ
    の付勢力を備えるとともに先端に下記ピンの案内部を設
    けた弾性挟着部と、上記装飾部の背面に取り付けられ、
    ピンが出没可能なスリットを設けた耳当て板と、耳当て
    板の背面に軸着して、上記スリットから起伏自在とした
    ピンとを有し、耳当て板背面のスリット下部にピンの先
    端を係止するストッパを設けたことを特徴とするピアス
    兼用イヤリング金具。
  2. 【請求項2】 ストッパを備えた耳当て板が装飾部の裏
    面に取り付けられ、この耳当て板に弾性挟着部およびピ
    ンを付設してなる請求項1に記載のピアス兼用イヤリン
    グ金具。
  3. 【請求項3】 装飾部の裏面が中空に形成され、この中
    空部分にピンの軸着部分を収納してなる請求項1に記載
    のピアス兼用イヤリング金具。
JP1999005675U 1999-07-29 1999-07-29 ピアス兼用イヤリング金具 Expired - Lifetime JP3066173U (ja)

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ID=43199751

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0734567U (ja) * 1993-12-06 1995-06-23 リョービ株式会社 電気コード接続部の離脱防止具
JP2002125725A (ja) * 2000-10-27 2002-05-08 Puroje Kk ピアス

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