JPH0789Y2 - 耳飾り - Google Patents
耳飾りInfo
- Publication number
- JPH0789Y2 JPH0789Y2 JP1991035676U JP3567691U JPH0789Y2 JP H0789 Y2 JPH0789 Y2 JP H0789Y2 JP 1991035676 U JP1991035676 U JP 1991035676U JP 3567691 U JP3567691 U JP 3567691U JP H0789 Y2 JPH0789 Y2 JP H0789Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pin
- attached
- ornamental
- earring
- held
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Adornments (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は主としてピアス式の耳
飾りに関し、ピンを耳の孔に無理なく挿入することがで
きるとともに、ピンを首振り自在として使用しないとき
に装飾体に沿って下向きに倒しても、装飾体からはみ出
して装飾性を損なうことがなく、かつ上記ピンを水平位
置に確実に保持することができるようにした耳飾りの改
良に関するものである。
飾りに関し、ピンを耳の孔に無理なく挿入することがで
きるとともに、ピンを首振り自在として使用しないとき
に装飾体に沿って下向きに倒しても、装飾体からはみ出
して装飾性を損なうことがなく、かつ上記ピンを水平位
置に確実に保持することができるようにした耳飾りの改
良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、耳たぶに孔を開けてピンを通し、
ピンの先端に止金具、いわゆるキャッチを取付けるよう
にした耳飾りが普及している。この従来の耳飾りにおい
ては、ピンとキャッチとが別々に形成されているため、
キャッチが抜けてしまったときに紛失しやすい。また、
ピンのキャッチへの挿入に手間がかかるという欠点があ
った。
ピンの先端に止金具、いわゆるキャッチを取付けるよう
にした耳飾りが普及している。この従来の耳飾りにおい
ては、ピンとキャッチとが別々に形成されているため、
キャッチが抜けてしまったときに紛失しやすい。また、
ピンのキャッチへの挿入に手間がかかるという欠点があ
った。
【0003】そのため、図5に示すように、ピン21を
取付けた装飾体22を支持するU字形本体23を有し、
この本体23の他端に回動可能に取付けられてピン21
側に付勢され、ピン21を挿入するための開口24を有
する加圧部材25とからなる耳飾りが考案されている。
そしてこの例においては、ピン21を装飾体22の背面
に軸着し、かつピン21を不使用時に装飾体22に沿っ
て立ち上げて加圧部材25のみによって保持することを
可能としている。
取付けた装飾体22を支持するU字形本体23を有し、
この本体23の他端に回動可能に取付けられてピン21
側に付勢され、ピン21を挿入するための開口24を有
する加圧部材25とからなる耳飾りが考案されている。
そしてこの例においては、ピン21を装飾体22の背面
に軸着し、かつピン21を不使用時に装飾体22に沿っ
て立ち上げて加圧部材25のみによって保持することを
可能としている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら上記耳飾
りにおいては、不使用時に装飾体22に沿って立ち上げ
るために装飾体22からはみ出して装飾性を損なう欠点
がある。
りにおいては、不使用時に装飾体22に沿って立ち上げ
るために装飾体22からはみ出して装飾性を損なう欠点
がある。
【0005】また、ピン21を加圧部材25にはめ込む
際に、加圧部材25が装飾体22側に所定の軌跡でスイ
ングするため、ピン21を正確に水平位置で加圧部材2
5によって保持することができず、耳の孔に取付けたと
きに不具合を生じる欠点もあった。
際に、加圧部材25が装飾体22側に所定の軌跡でスイ
ングするため、ピン21を正確に水平位置で加圧部材2
5によって保持することができず、耳の孔に取付けたと
きに不具合を生じる欠点もあった。
【0006】この考案は上記従来例の欠点を解消するこ
とを目的とするもので、不使用時にも装飾性を損なうこ
とがなく、またピンを正確に水平位置で加圧部材によっ
て保持するので、耳の孔に取付けたときに装着感の非常
に良好な耳飾りを提供することができる。
とを目的とするもので、不使用時にも装飾性を損なうこ
とがなく、またピンを正確に水平位置で加圧部材によっ
て保持するので、耳の孔に取付けたときに装着感の非常
に良好な耳飾りを提供することができる。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわちこの考案の耳飾
りは、装飾体(2)を支持するU字形本体(3)と、こ
の本体U字形(3)の他端に回転可能に取付けられて装
飾体(2)側に付勢された加圧部材(5)とを有する耳
飾りにおいて、上記装飾体(2)の背面に取付けた支持
金具(4)に軸着され、水平方向および下向きに首振り
したそれぞれの位置で、軸着部分近傍を弾性的に保持可
能とすることにより、ピアス式又は挟着式のいずれかの
装着方法を選択可能としたことを特徴としている。
りは、装飾体(2)を支持するU字形本体(3)と、こ
の本体U字形(3)の他端に回転可能に取付けられて装
飾体(2)側に付勢された加圧部材(5)とを有する耳
飾りにおいて、上記装飾体(2)の背面に取付けた支持
金具(4)に軸着され、水平方向および下向きに首振り
したそれぞれの位置で、軸着部分近傍を弾性的に保持可
能とすることにより、ピアス式又は挟着式のいずれかの
装着方法を選択可能としたことを特徴としている。
【0008】またこの考案はピン(1)を水平方向に首
振りした位置で軸着部分近傍を弾性的に保持する機構
が、装飾体(2)の背面に取付けた支持金具(4)にス
リワリ(6)を形成し、このスリワリ(6)から上記ピ
ン(1)を突出させるとともに、スリワリ(6)の適所
に形成した首部(7)によって保持させることをも特徴
としている。
振りした位置で軸着部分近傍を弾性的に保持する機構
が、装飾体(2)の背面に取付けた支持金具(4)にス
リワリ(6)を形成し、このスリワリ(6)から上記ピ
ン(1)を突出させるとともに、スリワリ(6)の適所
に形成した首部(7)によって保持させることをも特徴
としている。
【0009】
【作用】このように構成された本願考案においては、不
使用時に装飾体に沿って吊下げられてU字形本体で隠れ
るので、装飾体の装飾性を何ら損なうことがない。
使用時に装飾体に沿って吊下げられてU字形本体で隠れ
るので、装飾体の装飾性を何ら損なうことがない。
【0010】また、ピンを加圧部材にはめ込む際に加圧
部材が装飾体側に所定の軌跡でスイングしても、ピン自
体が水平位置で保持されるので、耳の孔に取付けたとき
にバランスのよい取付状態が得られる。
部材が装飾体側に所定の軌跡でスイングしても、ピン自
体が水平位置で保持されるので、耳の孔に取付けたとき
にバランスのよい取付状態が得られる。
【0011】さらに、ピンが水平位置と下向き方向とに
首振りする際、水平位置に弾性的に保持するので、首振
りさせて所定位置に保持する操作がワンタッチで簡単に
行なえる。
首振りする際、水平位置に弾性的に保持するので、首振
りさせて所定位置に保持する操作がワンタッチで簡単に
行なえる。
【0012】
【実施例】以下図面に基いてこの考案の耳飾りの一実施
例について説明する。
例について説明する。
【0013】図1ないし図4において、3は一端の頭部
に種々の装飾体2を持ち、この装飾体2の背面にピン1
を取付けたU字形本体である。上記ピン1は、装飾体2
の背面に上下方向に取付けた支持金具4に軸着され、こ
の支持金具4は上記本体3の一端において装飾体2を保
持するリング11に両端を固定されている。
に種々の装飾体2を持ち、この装飾体2の背面にピン1
を取付けたU字形本体である。上記ピン1は、装飾体2
の背面に上下方向に取付けた支持金具4に軸着され、こ
の支持金具4は上記本体3の一端において装飾体2を保
持するリング11に両端を固定されている。
【0014】上記支持金具4は、その長さ方向に沿って
上記ピン1を収納する幅のスリワリ6が形成され、支持
金具4の裏面にスリワリ6を横切って取付けた回転軸8
にピン1が軸着されて首振り自在に保持されている。上
記スリワリ6の適所にはピン1の太さよりもやや幅狭と
した首部7が形成され、スリワリ6によって得られる弾
性によりピン1は首部7を通過した位置、すなわち水平
位置に保持される。なお上記回転軸8はその一端のみを
支持金具4の裏面に固定し、スリワリ6で得られる支持
金具4の弾性を損なわないようにすることが望ましい。
上記ピン1を収納する幅のスリワリ6が形成され、支持
金具4の裏面にスリワリ6を横切って取付けた回転軸8
にピン1が軸着されて首振り自在に保持されている。上
記スリワリ6の適所にはピン1の太さよりもやや幅狭と
した首部7が形成され、スリワリ6によって得られる弾
性によりピン1は首部7を通過した位置、すなわち水平
位置に保持される。なお上記回転軸8はその一端のみを
支持金具4の裏面に固定し、スリワリ6で得られる支持
金具4の弾性を損なわないようにすることが望ましい。
【0015】上記本体3の他端には加圧部材5が回転可
能に取付けられている。この加圧部材5は、バネ弾性を
有する棒状体からなっており、両端を揃えるように折返
してさらに直角方向に折返し、上記本体3の端部に設け
た筒状の受部9上の開口10内にはめ込まれている。
能に取付けられている。この加圧部材5は、バネ弾性を
有する棒状体からなっており、両端を揃えるように折返
してさらに直角方向に折返し、上記本体3の端部に設け
た筒状の受部9上の開口10内にはめ込まれている。
【0016】上記受部9の開口10は先つぼまりに形成
されているため、ここにはめ込んだ加圧部材5は開口1
0の両縁に沿ってピン1側に付勢され、耳の裏面を押圧
する。
されているため、ここにはめ込んだ加圧部材5は開口1
0の両縁に沿ってピン1側に付勢され、耳の裏面を押圧
する。
【0017】前記U字形本体3は、耳の下端を取巻くよ
う形成し、一端を耳の片面に沿って上昇させるととも
に、他端を耳の他面側に折返している。加圧部材5は、
この折返し端部の受部9に回転自在に取付けられてい
る。
う形成し、一端を耳の片面に沿って上昇させるととも
に、他端を耳の他面側に折返している。加圧部材5は、
この折返し端部の受部9に回転自在に取付けられてい
る。
【0018】この考案の耳飾りの使用に際しては、図2
(ロ)のようにピン1を下向きに保持した状態で耳に装
着すれば、加圧部材5のバネ弾性のみで耳に保持させる
ことができる。また、図2(イ)のようにピン1の先端
を持上げてスリワリ6の首部7を通過させ、水平に保持
した状態で耳の孔にピン1を挿入し、加圧部材5を倒し
て抜け止めしてピアス式耳飾りとしても使用することが
できる。
(ロ)のようにピン1を下向きに保持した状態で耳に装
着すれば、加圧部材5のバネ弾性のみで耳に保持させる
ことができる。また、図2(イ)のようにピン1の先端
を持上げてスリワリ6の首部7を通過させ、水平に保持
した状態で耳の孔にピン1を挿入し、加圧部材5を倒し
て抜け止めしてピアス式耳飾りとしても使用することが
できる。
【0019】
【考案の効果】このように構成された本願考案において
は、不使用時に装飾体に沿って吊下げられてU字形本体
で隠れるので、装飾体の装飾性を何ら損なうことがな
い。
は、不使用時に装飾体に沿って吊下げられてU字形本体
で隠れるので、装飾体の装飾性を何ら損なうことがな
い。
【0020】また、ピンを加圧部材にはめ込む際に加圧
部材が装飾体側に所定の軌跡でスイングしても、ピン自
体が水平位置で保持されるので、耳の孔に取付けたとき
にバランスのよい取付状態が得られる。
部材が装飾体側に所定の軌跡でスイングしても、ピン自
体が水平位置で保持されるので、耳の孔に取付けたとき
にバランスのよい取付状態が得られる。
【0021】さらに、ピンが水平位置と下向き方向とに
首振りする際、水平位置に弾性的に保持するので、首振
りさせて所定位置に保持する操作がワンタッチで簡単に
行なえる。
首振りする際、水平位置に弾性的に保持するので、首振
りさせて所定位置に保持する操作がワンタッチで簡単に
行なえる。
【図1】この考案の耳飾りに使用されるピンの支持金具
の正面図である。
の正面図である。
【図2】図1のピンを備えた支持金具の断面図で、
(イ)はピンを水平位置に保持した状態、(ロ)は吊り
下げ状態を示すものである。
(イ)はピンを水平位置に保持した状態、(ロ)は吊り
下げ状態を示すものである。
【図3】上記支持金具に加圧部材を取り付けた状態の正
面図である。
面図である。
【図4】この考案の耳飾りの一実施例を示す耳飾りの正
面図である。
面図である。
【図5】従来の耳飾りを示す断面図である。
1 ピン 2 装飾体 3 U字形本体 4 支持金具 5 加圧部材 6 スリワリ 7 首部 8 回転軸 9 受部 10 開口 11 リング
Claims (2)
- 【請求項1】 装飾体(2)を支持するU字形本体
(3)と、この本体U字形(3)の他端に回転可能に取
付けられて装飾体(2)側に付勢された加圧部材(5)
とを有する耳飾りにおいて、上記装飾体(2)の背面に
取付けた支持金具(4)に軸着され、水平方向から下向
きに首振り自在としたピン(1)を、水平方向および下
向きに首振りしたそれぞれの位置で、軸着部分近傍を弾
性的に保持可能とすることにより、ピアス式又は挟着式
のいずれかの装着方法を選択可能としたことを特徴とす
る耳飾り。 - 【請求項2】 ピン(1)を水平方向に首振りした位置
で軸着部分近傍を弾性的に保持する機構が、装飾体
(2)の背面に取付けた支持金具(4)にスリワリ
(6)を形成し、このスリワリ(6)から上記ピン
(1)を突出させるとともに、スリワリ(6)の適所に
形成した首部(7)によって保持させるものである請求
項1に記載の耳飾り。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991035676U JPH0789Y2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 耳飾り |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991035676U JPH0789Y2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 耳飾り |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04120609U JPH04120609U (ja) | 1992-10-28 |
JPH0789Y2 true JPH0789Y2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=31917776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991035676U Expired - Lifetime JPH0789Y2 (ja) | 1991-04-18 | 1991-04-18 | 耳飾り |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0789Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0414020Y2 (ja) * | 1987-07-28 | 1992-03-31 | ||
JPH0226510U (ja) * | 1988-08-08 | 1990-02-21 |
-
1991
- 1991-04-18 JP JP1991035676U patent/JPH0789Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04120609U (ja) | 1992-10-28 |
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