JP6514983B2 - カバー装着用治具及びカバー装着方法 - Google Patents

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Description

本発明は、電線保護用のカバーをコネクタに装着する際に用いられるカバー装着用治具及びカバー装着方法に関する。
車両用のワイヤハーネスのコネクタには、引き出された電線を保護するとともに電線を一方向へ配向させるためにカバーが装着されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2015−88256号公報
作業者は、一方の手で把持したコネクタに対して他方の手で把持したカバーを押し付けることでコネクタにカバーを装着している。
ところで、コネクタにカバーを装着する際に、装着方向に対してカバーが傾いていたり、コネクタに対してカバーが位置ずれしていると、コネクタへのカバーの装着が円滑に行われないことがある。このため、作業者は、カバーの傾きや位置ずれを抑えながらコネクタへカバーを装着しなければならず、負担を強いられていた。特に、複数のコネクタにカバーを装着する場合、作業者の手を痛めてしまうおそれがあった。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、コネクタへのカバーの装着作業性を大幅に向上させて作業者への負担を軽減させることが可能なカバー装着用治具及びカバー装着方法を提供することにある。
前述した目的を達成するために、本発明に係るカバー装着用治具は、下記(1)〜(5)を特徴としている。
(1) 相手側コネクタと接続される接続端の反対側が電線の引出端とされたコネクタに対して、前記引出端から引き出された前記電線を保護するカバーを前記引出端に押し付けて装着する際に用いるカバー装着用治具であって、
前記コネクタの前記接続端を嵌合させることで前記コネクタを支持するコネクタ固定穴を有するコネクタ支持台と、
前記カバーの両側面を覆って前記カバーを保持するカバー把持具と、
を備え、
前記コネクタ支持台は、前記コネクタ固定穴に嵌合された前記コネクタに沿う位置決め面を有し、
前記カバー把持具は、前記位置決め面に当接することで前記コネクタ固定穴に嵌合された前記コネクタに対して保持した前記カバーが位置決めされる位置決め部を有する
ことを特徴とするカバー装着用治具。
(2) 前記カバーは、天板部と、該天板部の両側縁から同一方向へ延びる側板部とを有し、
前記カバー把持具は、前記天板部の外側を覆う上面板と、該上面板から延びて前記カバーの前記側板部の外側を覆う一対の側面板とを有し、
前記上面板の内面に、前記カバーの前記天板部が嵌合されて位置決めされる位置決め凹部が形成されている
ことを特徴とする(1)に記載のカバー装着用治具。
(3) 前記カバー把持具は、前記側面板が前記上面板に対してそれぞれ回動可能とされ、前記側面板を前記カバーの前記側板部に当接させることで前記カバーを保持可能とされている
ことを特徴とする(2)に記載のカバー装着用治具。
(4) 前記側面板は、前記カバーの前記側板部の端部を係止する係止部を有する
ことを特徴とする(3)に記載のカバー装着用治具。
(5) 前記カバー把持具は、前記上面板の内面側に、前記カバーの前記天板部を吸着する吸盤部を有する吸着部材が設けられている
ことを特徴とする(2)に記載のカバー装着用治具。
上記(1)の構成のカバー装着治具では、カバーを保持したカバー把持具を把持し、このカバー把持具をコネクタ支持台に支持されたコネクタの引出端に近接させることで、カバーをコネクタの引出端に押し付けて装着させることができる。
このとき、カバー把持具の位置決め部をコネクタ支持台の位置決め面に当接させながら近接させることで、コネクタの引出端に対してカバーを、傾きや位置ずれを抑制しつつ押し付けて円滑に装着させることができる。これにより、コネクタへのカバーの装着作業性を大幅に向上させることが可能となり、カバーを装着させる作業者の負担を軽減させることができる。
上記(2)の構成のカバー装着治具では、カバー把持具の位置決め凹部にカバーの天板部を嵌合させることで、カバー把持具に対してカバーを容易に位置決めさせることができる。
上記(3)の構成のカバー装着治具では、両方の側面板の外側からつまむようにカバー把持具を把持することで、側面板がカバーの側板部に当接される。これにより、カバーをカバー把持具に容易に保持させることができる。
上記(4)の構成のカバー装着治具では、カバーの側板部に当接させた側面板の係止部がカバーの端部を係止する。これにより、カバー把持具に保持させたカバーの脱落を抑制することができる。
上記(5)の構成のカバー装着治具では、カバーの天板部を吸盤部に吸着させることで、カバーをカバー把持具に容易に保持させることができ、コネクタへのカバーの装着作業性をさらに高めることができる。
また、上述した目的を達成するために、本発明に係るカバー装着方法は、下記(6)を特徴としている。
(6) ワイヤハーネスに設けられた複数のコネクタに対してカバーを装着するカバー装着方法であって、
前記コネクタをそれぞれ支持する複数のコネクタ支持台及び前記カバーをそれぞれ保持する複数のカバー把持具を、前記ワイヤハーネスの前記コネクタの配置に対応した位置に配置しておき、
前記コネクタを、それぞれ対応した前記コネクタ支持台に支持させ、
前記コネクタに対応した前記カバー把持具で前記カバーを把持して前記コネクタに装着させる
ことを特徴とするカバー装着方法。
上記(6)の構成のカバー装着方法では、複数のコネクタを、対応するコネクタ支持台に支持させ、これらのコネクタ支持台に支持させたコネクタに対して、対応するカバー把持具に保持させたカバーを円滑に装着させることができる。これにより、ワイヤハーネスに設けられた複数のコネクタに対するカバーの装着作業性を大幅に高めることができ、作業者への負担を大幅に軽減させることができる。
本発明によれば、コネクタへのカバーの装着作業性を大幅に向上させて作業者への負担を軽減させることが可能なカバー装着用治具及びカバー装着方法を提供できる。
以上、本発明について簡潔に説明した。更に、以下に説明される発明を実施するための形態(以下、「実施形態」という。)を添付の図面を参照して通読することにより、本発明の詳細は更に明確化されるであろう。
図1は、本実施形態に係るカバー装着用治具が適用されるコネクタユニットの構造を示す分解斜視図である。 図2は、カバーが装着されたコネクタの斜視図である。 図3は、カバー装着時の不具合を説明する図であって、図3(a)はコネクタユニットの斜視図、図3(b)はコネクタユニットの側面図である。 図4は、カバー装着治具及びコネクタユニットの分解斜視図である。 図5は、コネクタ支持台の平面図である。 図6は、コネクタが支持されたコネクタ支持台の斜視図である。 図7は、カバー把持具を説明する図であって、図7(a)はカバー把持具の斜視図、図7(b)はカバー把持具の側面図である。 図8は、カバー把持具の側面板を開いた状態の内面側から視た斜視図である。 図9は、カバー把持具にコネクタを保持させる際の側面板を開いた状態のカバー把持具の内面側から視た斜視図である。 図10は、コネクタを保持させたカバー把持具の側面図である。 図11は、コネクタ支持台に支持されたコネクタにカバー把持具でカバーを装着させるカバー装着作業を説明するカバー装着用治具の斜視図である。 図12は、コネクタ支持台に支持されたコネクタにカバー把持具でカバーを装着させるカバー装着作業を説明するカバー装着用治具及びコネクタの断面図である。 図13は、カバーが装着されたコネクタの状態を示すコネクタ支持台の一部を断面視した斜視図である。 図14は、ワイヤハーネスに一直線上に配置されて設けられた複数のコネクタへのカバーの装着作業を説明する構成図である。 図15は、ワイヤハーネスに不規則に配置されて設けられた複数のコネクタへのカバーの装着作業を説明する構成図である。 図16は、変形例に係るカバー把持具の斜視図ある。 図17は、変形例に係るカバー把持具の分解斜視図ある。 図18は、変形例に係るカバー把持具を説明する図であって、図18(a)は側面図、図18(b)は、図18(a)におけるI−I断面図である。 図19は、カバー把持具の把持具本体を説明する図であって、図19(a)は上面図、図19(b)は側面図、図19(c)は裏面図である。 図20は、カバー把持具の吸着部材を説明する図であって、図20(a)は側面図、図20(b)は上方から視た斜視図、図20(c)は下方から視た斜視図である。 図21は、コネクタを保持させたカバー把持具の幅方向に沿う断面図である。 図22は、コネクタ支持台に支持されたコネクタに変形例に係るカバー把持具でカバーを装着させるカバー装着作業を説明するカバー装着用治具の斜視図である。 図23は、コネクタ支持台に支持されたコネクタに変形例に係るカバー把持具でカバーを装着させるカバー装着作業を説明するカバー装着用治具及びコネクタの断面図である。 図24は、コネクタが接続された機器側コネクタを備えるソレノイドの斜視図である。 図25は、機器側コネクタに接続されたコネクタの断面図である。 図26は、機器側コネクタからコネクタを取り外す際に用いられる係合解除治具の斜視図である。 図27は、係合解除治具を用いた機器側コネクタからのコネクタの取り外し作業を説明する係合解除治具の斜視図である。 図28は、係合解除治具を用いた機器側コネクタからのコネクタの取り外し作業を説明する図であって、図28(a)から図28(c)は、それぞれ機器側コネクタに接続されたコネクタの断面図である。 図29は、棒状の工具を用いた機器側コネクタからのコネクタの取り外し作業を説明する機器側コネクタに接続されたコネクタの断面図である。
以下、本発明に係る実施の形態の例を、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態に係るカバー装着用治具が適用されるコネクタユニットの構造を示す分解斜視図である。図2は、カバーが装着されたコネクタの斜視図である。図3は、カバー装着時の不具合を説明する図であって、図3(a)はコネクタユニットの斜視図、図3(b)はコネクタユニットの側面図である。
まず、コネクタ及びコネクタに装着されるカバーについて説明する。
図1に示すように、カバー10は、雌型のコネクタ20に装着され、このコネクタ20とカバー10とにより、コネクタユニット30が構成される。カバー10は、コネクタ20のハウジング21における電線22が引き出される後端からなる引出端23に装着される。
コネクタ20は、樹脂製のハウジング21を有している。ハウジング21には、端子収容部25が形成されており、このハウジング21の端子収容部25には、電線22に圧着されて接続された端子26が引出端23側から挿し込まれて収容される。カバー10は、コネクタ20のハウジング21の引出端23から引き出される電線22を一方向へ導くとともに、ハウジング21付近において電線22を覆って保護する。
コネクタ20は、雄型のコネクタである機器側コネクタ40に接続される。コネクタ20は、その先端が、機器側コネクタ40に接続される接続端29とされている。
コネクタ20と機器側コネクタ40とは、コネクタ20のハウジング21に設けられた上面突起27と機器側コネクタ40に設けられた係止部41とが係合することにより結合され、コネクタ20の端子26が機器側コネクタ40の端子に電気的に接続される。
コネクタ20のハウジング21には、その後端における各角部に、それぞれ係止突起28が形成されている。
カバー10は、樹脂から成形されたもので、天板部11と、天板部11の両側縁からコネクタ20への装着方向へ延在する一対の側板部12とを有している。それぞれの側板部12には、その先端における両側部に、係止孔13が形成されている。
図2に示すように、コネクタ20のハウジング21にカバー10を装着するには、コネクタ20に対してその引出端23側から、カバー10を押し付け、カバー10の係止孔13にハウジング21の係止突起28を嵌合させる。このようにすると、各係止突起28と係止孔13との係止力によってコネクタ20のハウジング21にカバー10が装着されることとなる。
ところで、図3(a)(b)に示すように、コネクタ20のハウジング21にカバー10を装着する際に、カバー10が装着方向に対して傾いていたり、コネクタ20のハウジング21に対してカバー10が位置ずれしていると、係止突起28と係止孔13とが嵌合せず、ハウジング21にカバー10が装着されないことがある。このため、作業者は、一方の手で把持したコネクタ20に対して他方の手で把持したカバー10を、傾きや位置ずれを抑えるように留意しながら押し付けて装着させなければならず、大きな負担を強いられていた。
このため、本実施形態では、カバー装着用治具50を用いてコネクタ20のハウジング21に対してカバー10を装着する。
図4は、カバー装着治具及びコネクタユニットの分解斜視図である。図5は、コネクタ支持台の平面図である。図6は、コネクタが支持されたコネクタ支持台の斜視図である。図7は、カバー把持具を説明する図であって、図7(a)はカバー把持具の斜視図、図7(b)はカバー把持具の側面図である。図8は、カバー把持具の側面板を開いた状態の内面側から視た斜視図である。
図4に示すように、本実施形態に係るカバー装着用治具50は、コネクタ20を支持するコネクタ支持台51と、カバー10を把持するカバー把持具61とを備えている。
図5及び図6に示すように、コネクタ支持台51は、その上面51aにおける中央に、コネクタ固定穴52を有している。コネクタ支持台51には、その上面51aにおける両側に、側壁53,54が形成されている。これらの側壁53,54には、それぞれ幅方向の中央に、電線収容溝55が形成されている。コネクタ固定穴52は、一方の側壁53側へ偏って近接した位置に形成されており、側壁53におけるコネクタ固定穴52の近接側の面は、位置決め面53aとされている。
コネクタ支持台51には、コネクタ固定穴52にコネクタ20の電線22が引き出された引出端23と反対側の接続端29が嵌合される。これにより、コネクタ20は、コネクタ固定穴52における上面51aに引出端23側を上方へ向けた状態で支持される。そして、このコネクタ固定穴52にコネクタ20を嵌合させた状態で、このコネクタ支持台51に支持されたコネクタ20及び他のコネクタ20から引き出された電線22が電線収容溝55に通される。
図7(a)(b)に示すように、カバー把持具61は、上面板62と、この上面板62の両側縁から一方側へ延びる側面板63とを有している。上面板62と側面板63とは、ヒンジ部64で連結されている。各側面板63は、ヒンジ部64を中心として、回動可能とされている。これにより、図8に示すように、カバー把持具61は、それぞれヒンジ部64を中心として側面板63を互いに離間する方向へ回動させることで、側面板63同士が開いた状態とされる。
上面板62には、側面板63の延在方向の面である内面に、位置決め凹部65が形成されている。この位置決め凹部65には、カバー10の天板部11が嵌合可能とされており、この位置決め凹部65にカバー10の天板部11を嵌合させることで、カバー10がカバー把持具61に位置決めされる。この位置決め凹部65は、上面板62における一方の縁部側へ偏って近接した位置に形成されており、上面板62及び側面板63における位置決め凹部65の近接側の縁部は、位置決め部62a,63aとされている。
側面板63の先端における内面側には、内方へ突出する係止部67が形成されている。この係止部67は、上面板62の位置決め凹部65に天板部11を嵌合させたカバー10の側板部12の先端部を係止する。また、側面板63の先端における外面側には、外方へ突出する滑り止め部68が形成されている。この滑り止め部68は、カバー把持具61の両方の側面板63を作業者が指で挟んで把持した際の滑り止めとなる突起である。
次に、上記のカバー装着用治具50を用いてコネクタ20にカバー10を装着する場合について説明する。
図9は、カバー把持具にコネクタを保持させる際の側面板を開いた状態のカバー把持具の内面側から視た斜視図である。図10は、コネクタを保持させたカバー把持具の側面図である。図11は、コネクタ支持台に支持されたコネクタにカバー把持具でカバーを装着させるカバー装着作業を説明するカバー装着用治具の斜視図である。図12は、コネクタ支持台に支持されたコネクタにカバー把持具でカバーを装着させるカバー装着作業を説明するカバー装着用治具及びコネクタの断面図である。図13は、カバーが装着されたコネクタの状態を示すコネクタ支持台の一部を断面視した斜視図である。
(コネクタ支持作業)
まず、カバー装着用治具50を構成するコネクタ支持台51のコネクタ固定穴52にコネクタ20の先端である接続端29を嵌合させ、コネクタ20をコネクタ支持台51の上面51aに支持させる。また、この支持させたコネクタ20及び他のコネクタ20の引出端23から引き出された電線22を側壁53,54の電線収容溝55に通して保持させる(図6参照)。
(カバー把持作業)
カバー装着用治具50を構成するカバー把持具61の側面板63を互いに離間する方向へ回動させて開く(図8参照)。
次に、図9に示すように、カバー把持具61の上面板62の位置決め凹部65に、側板部12側を側面板63側に配置させてカバー10の天板部11を嵌合させ、カバー把持具61に対してカバー10を位置決めさせる。
その後、図10に示すように、開いていた側面板63を互いに近接する方向へ回動させて閉じる。このようにすると、各側面板63によってカバー10が挟持されるとともに、カバー10の側板部12の下端が側面板63の係止部67で係止される。これにより、カバー10がカバー把持具61に脱落することなく保持された状態となる。
(カバー装着作業)
カバー10を保持したカバー把持具61の側面板63をつまむように把持し、図11及び図12に示すように、コネクタ支持台51に支持されているコネクタ20に対して、その上方側から近接させる。このとき、カバー把持具61の位置決め部62a,63aをコネクタ支持台51の位置決め面53aに当接させる。このようにすると、コネクタ支持台51に支持させたコネクタ20に対してカバー把持具61に保持させたカバー10が位置決めされる。
この状態で、カバー把持具61をコネクタ20側へ押し込む。すると、カバー把持具61に保持されているカバー10の係止孔13にコネクタ20のハウジング21の係止突起28が嵌合し、これらの係止突起28と係止孔13との係止力によってコネクタ20のハウジング21にカバー10が装着される。このとき、カバー把持具61の側面板63に形成された滑り止め部68に作業者の指が引っかかるため、作業者はカバー把持具61を安定して把持してコネクタ20側へ押し込むことができる。
カバー10をコネクタ20に装着させたら、図13に示すように、カバー把持具61をカバー10から外す。その後、カバー10が装着されたコネクタ20を、コネクタ支持台51から取り外す。
以上、説明したように、本実施形態に係るカバー装着用治具50を用いれば、カバー10を保持したカバー把持具61を把持し、このカバー把持具61をコネクタ支持台51に支持されたコネクタ20の引出端23に近接させることで、作業者は、カバー10をコネクタ20の引出端23に押し付けて円滑に装着させることができる。
このとき、カバー把持具61の位置決め部62a,63aをコネクタ支持台51の位置決め面53aに当接させながら近接させることで、コネクタ20の引出端23に対してカバー10を、傾きや位置ずれを抑制しつつ押し付けて円滑に装着させることができる。これにより、コネクタ20へのカバー10の装着作業性を大幅に向上させることが可能となり、カバー10を装着させる作業者の負担を軽減させることができる。
しかも、カバー把持具61の位置決め凹部65にカバー10の天板部11を嵌合させることで、カバー把持具61に対してカバー10を容易に位置決めさせることができる。
また、カバー把持具61では、両方の側面板63の外側からつまむようにカバー把持具61を把持することで、側面板63がカバー10の側板部12に当接される。これにより、カバー10をカバー把持具61に容易に保持させることができる。
また、カバー10の側板部12に側面板63を当接させると、側面板63の係止部67がカバー10の端部を係止する。これにより、カバー把持具61に保持させたカバー10の脱落を抑制することができる。
次に、カバー装着用治具50を用いて複数のコネクタ20を有するワイヤハーネスWのそれぞれのコネクタ20にカバー10を装着するカバー装着方法について説明する。
図14は、ワイヤハーネスに一直線上に配置されて設けられた複数のコネクタへのカバーの装着作業を説明する構成図である。図15は、ワイヤハーネスに不規則に配置されて設けられた複数のコネクタへのカバーの装着作業を説明する構成図である。
図14に示すように、ワイヤハーネスWには、複数のコネクタ20が一直線状に配置されている。このようなワイヤハーネスWの各コネクタ20にカバー10を装着する場合、コネクタ20の配置に対応した所定位置にコネクタ支持台51及びカバー把持具61をそれぞれ配置させておく。そして、各コネクタ支持台51にワイヤハーネスWの各コネクタ20を支持させ、各カバー把持具61によってカバー10を把持してコネクタ20へ組み付ける。
このように、上記のカバー装着方法によれば、複数のコネクタ20を、対応するコネクタ支持台51に支持させ、これらのコネクタ支持台51に支持させたコネクタ20に対して、対応するカバー把持具61に保持させたカバー10を円滑に装着させることができる。これにより、ワイヤハーネスWに設けられた複数のコネクタ20に対するカバー10の装着作業性を大幅に高めることができ、作業者への負担を大幅に軽減させることができる。
なお、ワイヤハーネスWに設けられた複数のコネクタ20は一直線上に配置されず、図15に示すように、一直線上に配置されていない場合もある。この場合も、ワイヤハーネスWの各コネクタ20にカバー10を装着するには、コネクタ20の配置に対応した所定位置にコネクタ支持台51及びカバー把持具61をそれぞれ配置させる。そして、各コネクタ支持台51にワイヤハーネスWの各コネクタ20を支持させ、各カバー把持具61によってカバー10を把持してコネクタ20へ組み付ける。このようにすると、複数のコネクタ20を有するワイヤハーネスWの各コネクタ20に対して極めて円滑にカバー10を装着することができる。
次に、変形例に係るカバー把持具71について説明する。
図16は、変形例に係るカバー把持具の斜視図ある。図17は、変形例に係るカバー把持具の分解斜視図ある。図18は、変形例に係るカバー把持具を説明する図であって、図18(a)は側面図、図18(b)は、図18(a)におけるI−I断面図である。図19は、カバー把持具の把持具本体を説明する図であって、図19(a)は上面図、図19(b)は側面図、図19(c)は裏面図である。図20は、カバー把持具の吸着部材を説明する図であって、図20(a)は側面図、図20(b)は上方から視た斜視図、図20(c)は下方から視た斜視図である。図21は、コネクタを保持させたカバー把持具の幅方向に沿う断面図である。図22は、コネクタ支持台に支持されたコネクタに変形例に係るカバー把持具でカバーを装着させるカバー装着作業を説明するカバー装着用治具の斜視図である。図23は、コネクタ支持台に支持されたコネクタに変形例に係るカバー把持具でカバーを装着させるカバー装着作業を説明するカバー装着用治具及びコネクタの断面図である。
図16、図17及び図18(a)(b)に示すように、変形例に係るカバー把持具71は、把持具本体70と、吸着部材80とを備えている。
把持具本体70は、硬質の樹脂から成形されたもので、上面板72と、この上面板72の両側縁から一方側へ延びる側面板73とを有している。上面板72には、固定孔74が形成されている。
図19(a)〜(c)に示すように、上面板72には、側面板73の延在方向の面である内面に、位置決め凹部75が形成されている。この位置決め凹部75には、カバー10の天板部11が嵌合可能とされており、この位置決め凹部75にカバー10の天板部11を嵌合させることで、カバー10がカバー把持具71に位置決めされる。位置決め凹部75には、その内壁面のそれぞれに窓部75aが形成されている。位置決め凹部75は、上面板72における一方の縁部側へ偏って近接した位置に形成されており、上面板72及び側面板73における位置決め凹部75の近接側の縁部は、位置決め部72a,73aとされている。
側面板73の先端における外面側には、外方へ突出する滑り止め部78が形成されている。この滑り止め部78は、カバー把持具71の両方の側面板73を作業者が指で挟んで把持した際の滑り止めとなる突起である。
図20(a)〜(c)に示すように、吸着部材80は、板状部82と、固定部83と、吸盤部84とを有している。この吸着部材80は、例えば、ゴム等の軟質の樹脂から成形されている。板状部82は、平面視矩形状に形成されており、各辺には、それぞれ凸部82aが形成されている。固定部83は、板状部82の上面における中心位置に突設されている。この固定部83は、その先端に、先細り形状の楔部83aが形成されている。吸盤部84は、板状部82の下面に形成されている。吸盤部84は、円筒状に形成されており、板状部82の下面から下方へ突出されている。
この吸着部材80は、把持具本体70の上面板72の位置決め凹部75内に、固定部83を向けて嵌め込むことで把持具本体70に組み付けられている。そして、この吸着部材80は、楔部83aが把持具本体70の上面板72の固定孔74に挿し込まれることで中央部分が上面板72に固定され、板状部82の凸部82aが窓部75aに係合することで外周部分が上面板72に固定される。
この変形例に係るカバー把持具71では、図21に示すように、カバー把持具71の上面板72の位置決め凹部75に、側板部12側を側面板73側に配置させてカバー10の天板部11を嵌合させ、カバー把持具71に対してカバー10を位置決めさせる。このようにすると、カバー把持具71の吸着部材80の吸盤部84にカバー10の天板部11が押し付けられ、吸盤部84内の空気が押し出される。これにより、カバー10の天板部11が吸盤部84に吸着された状態となり、カバー把持具71にカバー10が保持された状態となる。
カバー把持具71に保持させたカバー10をコネクタ20に装着するには、カバー把持具71の側面板73をつまんで把持し、図22及び図23に示すように、コネクタ支持台51に支持されているコネクタ20に対して、その上方側から近接させる。このとき、カバー把持具71の位置決め部72a,73aをコネクタ支持台51の位置決め面53aに当接させ、コネクタ支持台51に支持させたコネクタ20に対してカバー把持具71に保持させたカバー10を位置決めさせる。
この状態で、カバー把持具71をコネクタ20側へ押し込む。すると、カバー把持具71に保持されているカバー10の係止孔13にコネクタ20のハウジング21の係止突起28が嵌合し、これらの係止突起28と係止孔13との係止力によってコネクタ20のハウジング21にカバー10が装着される。このとき、カバー把持具71の側面板73に形成された滑り止め部78に作業者の指が引っかかるため、作業者はカバー把持具71を安定して把持することができる。
カバー10をコネクタ20に装着させたら、カバー把持具71を引き上げてカバー10から外す。ここで、吸盤部84の天板部11への吸着力は係止突起28と係止孔13との係止力よりも弱くされている。これにより、カバー把持具71は、引き上げることで、カバー10から引き離される。その後、カバー10が装着されたコネクタ20を、コネクタ支持台51から取り外す。
このように、この変形例に係るカバー把持具71によれば、カバー10の天板部11を吸着部材80の吸盤部84に吸着させることで、カバー10をカバー把持具71に容易に保持させることができ、コネクタ20へのカバー10の装着作業性をさらに高めることができる。
次に、機器側コネクタ40に結合されたコネクタ20を機器側コネクタ40から取り外す際に用いる係合解除治具について説明する。
図24は、コネクタが接続された機器側コネクタを備えるソレノイドの斜視図である。図25は、機器側コネクタに接続されたコネクタの断面図である。図26は、機器側コネクタからコネクタを取り外す際に用いられる係合解除治具の斜視図である。図27は、係合解除治具を用いた機器側コネクタからのコネクタの取り外し作業を説明する係合解除治具の斜視図である。図28は、係合解除治具を用いた機器側コネクタからのコネクタの取り外し作業を説明する図であって、図28(a)から図28(c)は、それぞれ機器側コネクタに接続されたコネクタの断面図である。図29は、棒状の工具を用いた機器側コネクタからのコネクタの取り外し作業を説明する機器側コネクタに接続されたコネクタの断面図である。
図24及び図25に示すように、上記実施形態に係るカバー装着用治具50でカバー10が装着されるコネクタ20は、例えば、ソレノイド44に設けられた機器側コネクタ40に接続される。この機器側コネクタ40にコネクタ20を接続すると、コネクタ20のハウジング21に設けられた上面突起27が、機器側コネクタ40のハウジング45に形成された通路46を通り、ハウジング45に設けられた爪状の係止部41に係合することにより結合される。
図26に示すように、係合解除治具90は、ハンドル部91と、金具部92とを有している。ハンドル部91は、作業者が把持し易い丸棒状に形成されており、このハンドル部91の先端に金具部92が配置されている。金具部92は、金属板から形成されたもので、棒状に延在する固定部93と、二股に分かれた当接板部94と、これらの当接板部94同士の間に設けられたロック解除突起95とを有している。固定部93は、ハンドル部91内に延在されており、ハンドル部91と一体化されている。ロック解除突起95は、一方側へ約90°屈曲されている。
コネクタ20を機器側コネクタ40から取り外すには、まず、係合解除治具90のハンドル部91を把持し、図27に示すように、当接板部94を機器側コネクタ40とカバー10との間で露出しているコネクタ20の両側に配置させ、ロック解除突起95をハウジング45の通路46に挿し込む。
次に、図28(a)に示すように、ハンドル部91をロック解除突起95の突出方向と反対方向(図28(a)中矢印A方向)へ倒す。このようにすると、図28(b)に示すように、当接板部94がカバー10及びハウジング45にそれぞれ当接し、これらの当接箇所が支点S1,S2となり、ロック解除突起95の先端がコネクタ20から離間する方向へ変位する。
すると、図28(c)に示すように、ロック解除突起95によって係止部41が持ち上げられて係止部41と上面突起27との係合が解除される。また、このとき、カバー10に当接している当接板部94によってカバー10がハウジング45から離間する方向(図28(c)中矢印B方向)へ押圧されて変位する。これにより、コネクタ20がハウジング45から離脱される。
ここで、係合解除治具90を使わずにコネクタ20を機器側コネクタ40のハウジング45から取り外すには、図29に示すように、ハウジング45の通路46へ挿し込んだ棒状の工具Kの後端側をコネクタ20から離間する方向(図29中矢印C方向)へ引き上げることで、係止部41を持ち上げる。そして、この状態を維持しながらコネクタ20をハウジング45から離間する方向(図29中矢印D方向)へ引っ張り、ハウジング45から離脱させる。
このように、単なる棒状の工具Kでは、工具Kによる係止部41の持ち上げ動作及び持ち上げ作業中におけるコネクタ20の引き抜き動作を行わなければならない。このため、コネクタ20の取り外し作業の作業性が悪く、特に狭隘な作業空間ではコネクタ20の取り外しが困難となることがある。
これに対して、係合解除治具90を用いれば、ロック解除突起95をハウジング45の通路46に挿し込んでハンドル部91を所定方向へ倒すことで、当接板部94の表裏のカバー10及びハウジング45との当接箇所を支点S1,S2としたテコの原理によって、係止部41と上面突起27との係合の解除及びハウジング45からのコネクタ20の離脱を同時にかつ軽い力で容易に行うことができる。したがって、狭隘な作業空間であってもコネクタ20をソレノイド44の機器側コネクタ40から容易に取り外すことができる。
なお、上記の例では、当接板部94のカバー10との当接箇所を支点S1としたが、コネクタ20に当接板部94が当接して支点S1となる部分を予め形成しておくことで、カバー10がない状態でも係合解除治具90を用いてコネクタ20を機器側コネクタ40のハウジング45から容易に取り外すことができる。
尚、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
ここで、上述した本発明に係るカバー装着用治具及びカバー装着方法の実施形態の特徴をそれぞれ以下[1]〜[6]に簡潔に纏めて列記する。
[1] 相手側コネクタ(機器側コネクタ40)と接続される接続端(29)の反対側が電線(22)の引出端(23)とされたコネクタ(20)に対して、前記引出端から引き出された前記電線を保護するカバー(10)を前記引出端に押し付けて装着する際に用いるカバー装着用治具(50)であって、
前記コネクタの前記接続端を嵌合させることで前記コネクタを支持するコネクタ固定穴(52)を有するコネクタ支持台(51)と、
前記カバーの両側面を覆って前記カバーを保持するカバー把持具(61,71)と、
を備え、
前記コネクタ支持台は、前記コネクタ固定穴に嵌合された前記コネクタに沿う位置決め面(53a)を有し、
前記カバー把持具は、前記位置決め面に当接することで前記コネクタ固定穴に嵌合された前記コネクタに対して保持した前記カバーが位置決めされる位置決め部(62a,63a,72a,73a)を有する
ことを特徴とするカバー装着用治具。
[2] 前記カバーは、天板部(11)と、該天板部の両側縁から同一方向へ延びる側板部(12)とを有し、
前記カバー把持具は、前記天板部の外側を覆う上面板(62,72)と、該上面板から延びて前記カバーの前記側板部の外側を覆う一対の側面板(63,73)とを有し、
前記上面板の内面に、前記カバーの前記天板部が嵌合されて位置決めされる位置決め凹部(65,75)が形成されている
ことを特徴とする[1]に記載のカバー装着用治具。
[3] 前記カバー把持具は、前記側面板が前記上面板に対してそれぞれ回動可能とされ、前記側面板を前記カバーの前記側板部に当接させることで前記カバーを保持可能とされている
ことを特徴とする[2]に記載のカバー装着用治具。
[4] 前記側面板は、前記カバーの前記側板部の端部を係止する係止部(67)を有する
ことを特徴とする[3]に記載のカバー装着用治具。
[5] 前記カバー把持具は、前記上面板の内面側に、前記カバーの前記天板部を吸着する吸盤部(84)を有する吸着部材(80)が設けられている
ことを特徴とする[2]に記載のカバー装着用治具。
[6] ワイヤハーネス(W)に設けられた複数のコネクタに対してカバーを装着するカバー装着方法であって、
前記コネクタをそれぞれ支持する複数のコネクタ支持台及び前記カバーをそれぞれ保持する複数のカバー把持具を、前記ワイヤハーネスの前記コネクタの配置に対応した位置に配置しておき、
前記コネクタを、それぞれ対応した前記コネクタ支持台に支持させ、
前記コネクタに対応した前記カバー把持具で前記カバーを把持して前記コネクタに装着させる
ことを特徴とするカバー装着方法。
10:カバー
11:天板部
12:側板部
20:コネクタ
22:電線
23:引出端
29:接続端
40:機器側コネクタ(相手側コネクタ)
50:カバー装着用治具
51:コネクタ支持台
52:コネクタ固定穴
53a:位置決め面
61,71:カバー把持具
62,72:上面板
63,73:側面板
62a,63a,72a,73a:位置決め部
65,75:位置決め凹部
80:吸着部材
84:吸盤部
W:ワイヤハーネス

Claims (6)

  1. 相手側コネクタと接続される接続端の反対側が電線の引出端とされたコネクタに対して、前記引出端から引き出された前記電線を保護するカバーを前記引出端に押し付けて装着する際に用いるカバー装着用治具であって、
    前記コネクタの前記接続端を嵌合させることで前記コネクタを支持するコネクタ固定穴を有するコネクタ支持台と、
    前記カバーの両側面を覆って前記カバーを保持するカバー把持具と、
    を備え、
    前記コネクタ支持台は、前記コネクタ固定穴に嵌合された前記コネクタに沿う位置決め面を有し、
    前記カバー把持具は、前記位置決め面に当接することで前記コネクタ固定穴に嵌合された前記コネクタに対して保持した前記カバーが位置決めされる位置決め部を有する
    ことを特徴とするカバー装着用治具。
  2. 前記カバーは、天板部と、該天板部の両側縁から同一方向へ延びる側板部とを有し、
    前記カバー把持具は、前記天板部の外側を覆う上面板と、該上面板から延びて前記カバーの前記側板部の外側を覆う一対の側面板とを有し、
    前記上面板の内面に、前記カバーの前記天板部が嵌合されて位置決めされる位置決め凹部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のカバー装着用治具。
  3. 前記カバー把持具は、前記側面板が前記上面板に対してそれぞれ回動可能とされ、前記側面板を前記カバーの前記側板部に当接させることで前記カバーを保持可能とされている
    ことを特徴とする請求項2に記載のカバー装着用治具。
  4. 前記側面板は、前記カバーの前記側板部の端部を係止する係止部を有する
    ことを特徴とする請求項3に記載のカバー装着用治具。
  5. 前記カバー把持具は、前記上面板の内面側に、前記カバーの前記天板部を吸着する吸盤部を有する吸着部材が設けられている
    ことを特徴とする請求項2に記載のカバー装着用治具。
  6. ワイヤハーネスに設けられた複数のコネクタに対してカバーを装着するカバー装着方法であって、
    前記コネクタをそれぞれ支持する複数のコネクタ支持台及び前記カバーをそれぞれ保持する複数のカバー把持具を、前記ワイヤハーネスの前記コネクタの配置に対応した位置に配置しておき、
    前記コネクタを、それぞれ対応した前記コネクタ支持台に支持させ、
    前記コネクタに対応した前記カバー把持具で前記カバーを把持して前記コネクタに装着させる
    ことを特徴とするカバー装着方法。
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