JP3882119B2 - ラッチ手段を有する電気コネクタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、一般に、電気コネクタに係り、より詳細には、保護されたラッチアームを有する改良されたラッチ機構に係る。
【0002】
【従来の技術】
典型的な電気コネクタ組立体は、第1コネクタと、これに嵌合される第2コネクタ又は他の相補的な接続装置とを備えている。例えば、雄即ちプラグコネクタは、雌即ちリセプタクルコネクタと嵌合することができる。これらコネクタは、通常、これら2つのコネクタが嵌合されたときに係合して電気的接続を形成するように配置された相補的に係合可能な導電性端子を有する。コネクタ対が外れるのを防止するために、コネクタ間には、ある種のラッチ機構がしばしば設けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
電気コネクタのためのある形式のラッチ機構は、一方のコネクタに設けられた柔軟なラッチアームが他方のコネクタに設けられた相補的なラッチに係合して、両コネクタを嵌合状態に保持するものを含む。ラッチアームは、例えば、その遠方端にラッチフックを有する。このようなラッチ機構に伴う問題は、ラッチアーム、ラッチフック又は他のラッチ突起が、個人の衣類からコネクタ組立体の周囲の電気的ワイヤに至るまでの外部物体に挟まったり絡まったりする傾向があることである。これらの問題は、ラッチ機構が露出していることにより生じる。更に、このようなラッチ機構は、通常、コネクタハウジングの外部に延びているので、例えば、コネクタの嵌合及び解離の間にダメージを受け易い。本発明は、ラッチ機構がコネクタハウジングによって保護されるような改良されたラッチ機構を設けることによりこれらの問題を解消することに向けられる。
【0004】
【課題を解決するための手段】
そこで、本発明の目的は、嵌合方向に相補的な接続装置に嵌合できる電気コネクタのための新規で且つ改良されたラッチ機構を提供することである。
本発明による電気コネクタは、複数の導電性端子を取り付ける誘電体ハウジングを備えている。このハウジングは、コネクタの嵌合方向にほぼ平行に延びるチャンネルを有する。このチャンネルは、ハウジングの前方嵌合端にチャンネルより幅広の大きなラッチ領域を有し、大きなラッチ領域は、互いに対向する側壁と、床と、前方嵌合端の開口を有する。柔軟なラッチアームは、その自由端がチャンネルに配置される。この自由端は、チャンネルの大きなラッチ領域に挿入された相補的な接続装置の適当なラッチにラッチ係合するためのラッチ穴を有するラッチプレートを有する。このラッチプレートは、嵌合方向にほぼ平行な平面内にあり、かつラッチアームにほぼ垂直の平面内にある。更に、ラッチプレートは、大きなラッチ領域の床上に持ち上がった状態で、かつ側縁を上記大きなラッチ領域の側壁に比較的接近した状態で収容される。それ故、柔軟なラッチアームを撓ませる操作によってラッチプレートが上記床に接近、離隔する、ラッチプレートの平面に略垂直の方向で往復移動できるが、ラッチプレートの平面内では動きが拘束される。
【0005】
本発明の好適な実施形態では、ラッチアーム及びラッチプレート又は他のラッチ部分は、ハウジングにおけるチャンネルの境界内にほぼ完全に配置される。これは、ラッチアームが外部物体に挟まったり絡まったりして、アームにダメージを与えたりアームを折ったりするのを防止する。
本発明の1つの特徴によれば、ラッチアーム及びラッチプレートは、ハウジングとは独立していて、金属材料で形成される。ラッチアームは、細長く、そして嵌合方向にほぼ平行で且つラッチプレートの平面にほぼ垂直な平面内でほぼ平らである。ラッチプレートには、相補的接続装置のラッチによりラッチ係合するためのラッチ穴が設けられる。
【0006】
本発明の別の特徴によれば、ラッチアーム及び各ラッチプレートの対がハウジングの両側に設けられる。ラッチアーム及びラッチプレートの対は、ハウジングにおける端子の細長いアレーの両端より外側に配置される。
本発明の更に別の特徴によれば、ラッチアーム及びラッチプレートの対は、共通の金属ラッチクリップの一体的要素である。このラッチクリップは、ハウジングの後方終端接続端に一体的な電気ケーブルクランプ部分を含む。又、ラッチクリップは、ラッチプレートを、相補的接続装置のラッチとのラッチ係合から解除するように移動するために、上記対のラッチアームを接合する一体的な操作部分を含む。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の他の目的、特徴及び効果は、添付図面を参照した以下の詳細な説明から明らかとなろう。
先ず、図1及び2を参照すれば、本発明の電気コネクタが、図1に参照番号10で示されている。この電気コネクタ10は、外部ハウジング12(図1)と、内部ハウジング14(図2に最も良く示す)とを備えている。これら内部及び外部の両ハウジングは、プラスチック等の非導電性誘電体材料で形成される。しかしながら、内部ハウジング14は、比較的硬いプラスチック材料で作られ、一方、外部ハウジング12は、より柔軟なプラスチック材料で作られ、押圧可能な操作ボタン16(図1)と、コネクタに終端された電気ケーブル(図示せず)を取り巻く後部ブート部分18とを備えている。
【0008】
図2に最も良く示すように、非導電性誘電体材料でなる内部ハウジング14は、前方嵌合端20と、後方終端接続端22とを含む。ハウジング、ひいては、電気コネクタ10は、矢印Aで示す嵌合方向に相補的な接続装置又は相手コネクタ(以下に述べる)と嵌合することができる。内部ハウジング14は、複数の端子23を取り付けており、これらの端子23は、前方に突出する端子ブレード24を内部ハウジング14の前方嵌合端20に有している。これらの端子23は、後方終端接続端22から内部ハウジング14に組み立てることができる。内部ハウジング14は、その両側付近で上面28に一対の後部チャンネル26を含む。内部ハウジング14の上面28には、その前方嵌合端20の付近に一対の前部チャンネル30も設けられている。実際に、この前部チャンネル30は、前部チャンネル30より幅広の大きなラッチ領域32を有し、これは、以下で明らかとなるように、相補的な相手コネクタの適当なラッチを受け入れるための開口を前方嵌合端20に画成する。本質的に、この大きなラッチ領域32は、前部チャンネル30の前方延長部を画成し、そしてその一部分は、両側壁34により画成される。図2に示す内部ハウジング14の好適な実施形態では、後部チャンネル26と前部チャンネル30が互いに一直線上にある。
【0009】
図1と共に図3を参照すれば、電気コネクタ10は、シートメタル材料から型抜き成形された一部片ラッチクリップ36を備えている。このラッチクリップ36は、主フラット本体38を有し、これは、後部クロス部分40と前部クロス部分42を含む。一対のL字型の取り付けフランジ44が後部クロス部分40の両側から垂下している。各取り付けフランジ44には、1つ以上の「持ち上がった」締りばめリブ44aが形成される。電気ケーブルクランプ部分46は、後部クロス部分40の後方に突出し、そして電気コネクタ10に終端された電気ケーブル(図示せず)をクランプするための一対のバンド46aを含む。実際に、電気ケーブルは、端子23に終端される複数の個別の電気ワイヤを含む。
【0010】
図2と共に図3を参照すれば、一対のラッチアーム48が一対の位置決めフランジ50から前方に突出し、そして位置決めフランジ50は、ラッチクリップ36の前部クロス部分42の両側から垂下している。各ラッチアーム48の遠方端にはラッチプレート52が形成される。各ラッチプレート52は、ラッチ穴54を有する。ラッチアーム48及びラッチプレート52の構造上の方向を理解するために、図1及び2について上述した嵌合方向Aが、図3にも矢印Aで示されている。これを理解した上で、各ラッチアーム48は、ほぼ平らであり(位置決めフランジ50と同一平面上にあり)、そして嵌合方向Aにほぼ平行に延びることが明らかであろう。又、各ラッチプレート52もほぼ平らであるが、これは、各ラッチアーム48の平面に対してほぼ垂直な平面にある。
【0011】
図4は、ラッチクリップ36が内部ハウジング14に組み立てられるところを示す。組み立て中に、ラッチアーム48の遠方端にあるラッチプレート52が、最初に、前部チャンネル30の大きなラッチ領域32内に適切に配置される。次いで、ラッチクリップ36は、位置決めフランジ50が最初に前部チャンネル30に入るときに、矢印Bの方向に下方に枢着回転される。ラッチクリップ36が更に枢着回転されると、取り付けフランジ44が後部チャンネル26に押し込まれる。取り付けフランジ44は、その締りばめリブ44aが内部ハウジング14にラッチクリップを確実に固定するときに後部チャンネル26に圧入され、一方、ラッチアーム48及びラッチプレート52は、前部チャンネル30及びその大きなラッチ領域32内を自由に移動できる。
【0012】
ラッチクリップ36が、図2に示すように、内部ハウジング14に完全に取り付けられるときには、2つの重要な事象が生じる。第1に、後部クロス部分40は、内部ハウジング14に対して確実に安住され、一方、前部クロス部分42は、上面28の上に持ち上がる。このようにして、前部クロス部分42は、ラッチアーム48を接合する一体的な操作部分として働く。換言すれば、前部クロス部分42は、外部ハウジング12の操作ボタン16(図1)を押したときに、下方に押圧されて、ラッチアーム48及びラッチプレート52を前部チャンネル30の大きなラッチ領域32内で下方に移動させ、電気コネクタ10を以下に述べる相補的な相手コネクタから解除することができる。本質的に、前部クロス部分42及びラッチアーム48は、後部クロス部分40により画成された支点の周りで垂直方向に往復運動する。
【0013】
第2に、図2と共に図5及び6を参照すれば、ラッチプレート52の側縁52aは、前部チャンネル30の大きなラッチ領域32の側壁34に比較的接近している。これら側壁34は、ラッチプレート52の平面内におけるラッチプレート52の横方向移動を制限する。一方、図6から明らかなように、ラッチプレート52は、大きなラッチ領域32の底壁即ち床60の上に持ち上がっており、ラッチプレート52は、双頭矢印Cの方向に自由に往復移動することができる。それ故、ラッチプレート52は、ラッチアーム48と、前部クロス部分42により形成される操作部分と共に垂直方向に往復運動することができ、一方、ラッチプレート52は、双頭矢印Cにほぼ垂直な方向に横移動しないように拘束される。又、図2、5及び6からも明らかなように、ラッチアーム48及びラッチプレート52は、前部チャンネル30及びその大きなラッチ領域32の境界内にほぼ完全に配置される。これは、ラッチアーム48及びラッチプレート52が、電気コネクタ10の運搬及び取り扱い中や嵌合及び解離中に、外部物体に挟まったり絡まったりするのを防止する。
【0014】
図7は、電気コネクタ10に嵌合するための相補的な相手コネクタ62を示す。電気コネクタ10には種々様々な相手接続装置を使用できるので、図7は一例を示すに過ぎない。このように理解した上で、相手コネクタ62は、複数のリセプタクル66を前方嵌合面に画成する非導電性ハウジング64を備えている。複数の端子70が非導電性ハウジング64内に取り付けられ、そしてリセプタクル66内に露出される。電気コネクタ10が相補的な相手コネクタ62と嵌合されるときには、端子ブレード24(図2)がリセプタクル66に挿入され、そして端子70に係合する。一対のラッチ器具72が非導電性ハウジング64の両端に取り付けられる。各ラッチ器具72は、面取りされた前縁74aを有するラッチフック74を含む。両コネクタが嵌合されたときには、ラッチフック74の前縁74aが、ラッチプレート52(図2)の前縁に係合して、ラッチプレート52及びラッチアーム48を下方にバイアスし、やがて、ラッチフック74がラッチプレート52のラッチ穴54に整列され、その際に、ラッチアーム48及びラッチプレート52が上方にパチンと戻り、ラッチ器具72のラッチフック74とラッチ係合する。両コネクタを解離するためには、前部クロス部分42により形成されたラッチクリップ36の操作部分を、操作ボタン16により下方に押圧して、ラッチプレート52を、相手コネクタ62のラッチフック74との係合を解除するように移動させる。これにより、相手コネクタ62は、電気コネクタ10から自由に引き出すことができる。
【0015】
図8は、各ラッチアーム48及びその一体的なラッチプレート52が個別のラッチ器具76の遠方前端に形成された本発明の別の実施形態を示す。換言すれば、一部片ラッチクリップ36(図3)が2つのラッチ器具76に置き換えられる。各ラッチ器具76は、ラッチアーム48と同延の後方に突出するアーム78と、垂下する取り付けアーム80とを含む。ラッチ器具76は、図4を参照してラッチクリップ36について上述した同様の取り付け手順で内部ハウジング14に取り付けられるが、1つのラッチクリップではなく2つのラッチ器具76が内部ハウジング14に取り付けられる。各ラッチ器具76は、上方に突出する操作タブ82を有し、従って、両方の操作タブ82が操作ボタン16(図1)により係合されて、ラッチアーム48及びラッチプレート52を一緒に移動させ、両コネクタを解離することができる。
【0016】
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、本発明は、その精神及び範囲から逸脱せずに他の特定の形態でも実施できることを理解されたい。それ故、上述した例は、本発明を単に例示するものであって、それらに何ら限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による電気コネクタの斜視図である。
【図2】 外部ハウジングを取り外した電気コネクタの斜視図である。
【図3】 電気コネクタの一部片ラッチクリップの斜視図である。
【図4】 ラッチクリップを内部ハウジングに組み立てるところを示す斜視図である。
【図5】 電気コネクタのラッチアームの端におけるラッチ領域を示す拡大斜視図である。
【図6】 図5のラッチ領域の前面図である。
【図7】 図1ないし6の電気コネクタに嵌合するための相補的な相手コネクタの斜視図である。
【図8】 本発明によるラッチアームの別の実施形態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 電気コネクタ
12 外部ハウジング
14 内部ハウジング
16 操作ボタン
18 後部ブート部分
20 前方嵌合端
22 後方終端接続端
23 端子
24 端子ブレード
26 後部チャンネル
28 上面
30 前部チャンネル
32 大きなラッチ領域
34 側壁
36 ラッチクリップ
38 主フラット部分
40 後部クロス部分
42 前部クロス部分
44 取り付けフランジ
44a 締まりばめリブ
46 電気ケーブルクランプ部分
46a バンド
48 ラッチアーム
50 位置決めフランジ
52 ラッチプレート
52a 側縁
54 ラッチ穴
60 床
62 相手コネクタ
64 非導電性ハウジング
66 リセプタクル
70 端子
72 ラッチ器具
74 ラッチフック
74a 面取りされた前縁
76 ラッチ器具
78 アーム
80 取り付けアーム
82 操作タブ
Claims (15)
- 相補的な接続装置と嵌合方向に嵌合するための電気コネクタにおいて、
複数の導電性端子を取り付ける非導電性ハウジングを備え、該ハウジングは、上記嵌合方向にほぼ平行に延びるチャンネルを有し、該チャンネルは、上記ハウジングの前方嵌合端に、チャンネルより幅広の大きなラッチ領域を有し、大きなラッチ領域は互いに対向する側壁と、床と、前方嵌合端の開口を有し、そして
上記チャンネルに自由端が配置された柔軟なラッチアームを更に備え、該自由端は、上記チャンネルの大きなラッチ領域に挿入された相補的接続装置の適当なラッチにラッチ係合するためのラッチ穴を有するラッチプレートを有し、該ラッチプレートは、上記嵌合方向にほぼ平行な平面内にあり、かつラッチアームの平面にほぼ垂直な平面内にあり、
上記ラッチプレートが上記大きなラッチ領域の床上に持ち上がった状態で、かつ側縁を上記大きなラッチ領域の側壁に比較的接近した状態で収容されており、これにより
上記柔軟なラッチアームを撓ませる操作によって、上記ラッチプレートが上記床に接近、離隔する、ラッチプレートの平面に略垂直の方向で往復移動できるが、ラッチプレートの平面内では動きが拘束されることを特徴とする電気コネクタ。 - 上記ラッチアーム及びラッチプレートは、上記ハウジングとは独立しており、そして金属材料で作られる請求項1に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチアームは、細長く、そして上記嵌合方向にほぼ平行で且つ上記ラッチプレートの平面にほぼ垂直な平面内でほぼ平らである請求項1に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチアーム及び各ラッチプレートの対を上記ハウジングの両側に含む請求項1に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチアーム及びラッチプレートの上記対は、上記ハウジングにおける上記端子の細長いアレーの両端より外側に配置される請求項4に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチアーム及びラッチプレートの上記対は、共通の金属ラッチクリップの一体的要素である請求項4に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチクリップは、上記ハウジングの後方終端接続端に一体的な電気ケーブルクランプ部分を含む請求項6に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチクリップは、上記ラッチプレートを、相補的接続装置のラッチとのラッチ係合から解除するように移動するために、上記一対のラッチアームを接合する一体的な操作部分を含む請求項6に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチアームは、上記ラッチプレートを、相補的接続装置のラッチとのラッチ係合から解除し易いように上記チャンネルから突出する操作部分を有する請求項1に記載の電気コネクタ。
- 相補的な接続装置と嵌合方向に嵌合するための電気コネクタにおいて、
複数の導電性端子を取り付ける非導電性ハウジングを備え、該ハウジングは、上記嵌合方向にほぼ平行に延びるチャンネルを有し、該チャンネルは、上記ハウジングの前方嵌合端に、チャンネルより幅広の大きなラッチ領域を有し、大きなラッチ領域は互いに対向する側壁と、床と、前方嵌合端の開口を有し、そして
上記ハウジングとは独立していて上記ハウジングに取り付けられた柔軟な金属ラッチアームであって、その自由端が上記チャンネルに配置されている柔軟な金属ラッチアームを更に備え、上記自由端は、上記チャンネルの大きなラッチ領域に挿入された相補的接続装置の適当なラッチにラッチ係合するためのラッチ穴をもつラッチプレートを有し、該ラッチプレートは、上記嵌合方向にほぼ平行な平面内にあり、かつラッチアームの平面にほぼ垂直な平面内にあり、そして上記大きなラッチ領域の両側壁によって閉じ込められる側縁を有し、上記ラッチアームは、細長いもので、上記嵌合方向にほぼ平行で且つ上記ラッチプレートの平面にほぼ垂直な平面内でほぼ平らであり、
上記ラッチプレートが上記大きなラッチ領域の床上に持ち上がった状態で、かつ側縁を上記大きなラッチ領域の側壁に比較的接近した状態で収容されており、これにより、
上記柔軟なラッチアームを撓ませる操作によって、上記ラッチプレートが上記床に接近、離隔する、ラッチプレートの平面に略垂直の方向で往復移動できるが、ラッチプレートの平面内では動きが拘束されることを特徴とする電気コネクタ。 - 上記ラッチアーム及び各ラッチプレートの対を上記ハウジングの両側に含む請求項10に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチアーム及びラッチプレートの上記対は、上記ハウジングにおける上記端子の細長いアレーの両端より外側に配置される請求項11に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチアーム及びラッチプレートの上記対は、共通の金属ラッチクリップの一体的要素である請求項11に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチクリップは、上記ハウジングの後方終端接続端に一体的な電気ケーブルクランプ部分を含む請求項13に記載の電気コネクタ。
- 上記ラッチクリップは、上記ラッチプレートを、相補的接続装置のラッチとのラッチ係合から解除するように移動するために、上記一対のラッチアームを接合する一体的な操作部分を含む請求項13に記載の電気コネクタ。
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