JPH0531163U - 電気コネクタ - Google Patents
電気コネクタInfo
- Publication number
- JPH0531163U JPH0531163U JP7801791U JP7801791U JPH0531163U JP H0531163 U JPH0531163 U JP H0531163U JP 7801791 U JP7801791 U JP 7801791U JP 7801791 U JP7801791 U JP 7801791U JP H0531163 U JPH0531163 U JP H0531163U
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- Japan
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- connector housing
- bracket
- connector
- mating
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- Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】雄型コネクタハウジング11を嵌合保持すべき
ブラケット16の内側面に、コネクタハウジングの外側
面に突設した可撓性舌片13を係合して、そのコネクタ
ハウジングを仮位置決めするための係止段部17を増設
して、双方コネクタハウジングの嵌合初期時にあって
は、ブラケット16内におけるコネクタハウジングの姿
勢を規制し、双方コネクタハウジングが嵌合された後
は、相手コネククの位置に応じて自由に変位して嵌合性
能を高めることができるようにした。 【効果】コネクタハウジングが、正規の位置に仮保持さ
れ、コネクタハウジングへの相手コネクタハウジングの
挿入操作がきわめて円滑にされ、一対のコネクタハウジ
ングの嵌合が確実に行える。
ブラケット16の内側面に、コネクタハウジングの外側
面に突設した可撓性舌片13を係合して、そのコネクタ
ハウジングを仮位置決めするための係止段部17を増設
して、双方コネクタハウジングの嵌合初期時にあって
は、ブラケット16内におけるコネクタハウジングの姿
勢を規制し、双方コネクタハウジングが嵌合された後
は、相手コネククの位置に応じて自由に変位して嵌合性
能を高めることができるようにした。 【効果】コネクタハウジングが、正規の位置に仮保持さ
れ、コネクタハウジングへの相手コネクタハウジングの
挿入操作がきわめて円滑にされ、一対のコネクタハウジ
ングの嵌合が確実に行える。
Description
【0001】
本考案は、電線を接続するために使用される電気コネクタであって、特に相手 コネクタと嵌合する前に、固定物に固定される固定用ブラケットに仮保持せしめ る電気コネクタに関するものである。
【0002】
従来のこの種の電気コネクタ構造としては、例えば図1に示す如き構造のもの がある。すなわち、1は電線束2を接続する雄型コネクタハウジンであり、3は その雄型コネクタハウジング1を、例えば車体等の固定体に保持せしめるための ブラケットであって、このブラケット3には不図示のボルト等によって、該ブラ ケット3を車体(図示せず)に固定する取付孔4が設けられている。さらに上記 ブラケット3には、雄型コネクタハウジング1を余裕をもって遊嵌せしめる嵌合 孔5が形成されており、この嵌合孔5の内側には、雄型コネクタハウジング1の 外側面に翼状に突設されている舌片6を受けている弾性受片7が形成されており 、前記雄型コネクタハウジング1はブラケット3内において、相手コネクタハウ ジングの嵌合時に、その相手コネクタハウジングの位置に追従して変位し得るよ うに揺動可能に保持されているものである。
【0003】
しかしながらこのような従来の電気コネクタにあっては、ブラケット3により 保持されている雄型コネクタハウジングの変位量が大きく設定されているために 、該ブラケット3内における雄型コネクタハウジング1は、そのハウジングの自 重、あるいは電線束2の重力、引張り力等により傾きが生じたり、あるいはブラ ケット3内の一方向へ片寄ってしまって相手コネクタハウジング(雌型コネクタ ハウジング)との嵌合が円滑になされ難いものであるという不具合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】 本考案はかかる従来の不具合に着目してなされたもので、コネクタハウジング を嵌合保持すべきブラケットの内側面に、コネクタハウジングの外側面に突設し た舌片を係合して、そのコネクタハウジングを仮位置決めするための係止部を増 設して、双方コネクタハウジングの嵌合初期時にあっては、ブラケット内におけ るコネクタハウジングの姿勢を規制し、双方コネクタハウジングが嵌合された後 は、相手コネククの位置に応じて自由に変位して嵌合性能を高めることができる ようにした電気コネクタを提供することにある。
【0005】
以下に本考案を図面に示す実施例に基いて詳細に説明する。
【0006】 図2及び図3において、11は雄型コネクタハウジングであって、この雄型コ ネクタハウジング11の一対の外側面には、鍔片12と可撓性舌片13の夫々が 突設されており、またその雄型コネクタハウジング11の相手コネクタハウジン グ嵌合口縁部には、相手コネクタハウジングとの嵌合時にセルフロケートさせる ためのガイド面14が形成されている。15は雄型コネクタハウジングから引き 出される電線束を示す。
【0007】 16は上記コネクタハウジング11を保持せしめるための筒枠形状のブラケッ トであって、このブラケット16の内側面には、前記可撓性舌片13の先端部を 係止し得る略半円形状の係止段部19と、前記鍔片12を受け止めることができ る弾性受片18が一体形成されているものである。
【0008】 19はこのブラケット16を車体等に固定するための取付ねじ(図示せず)を 挿通するための取付孔である。
【0009】 以上が本実施例の構成であるが、次にその作用について述べると、ブラケット 16を車体等に固定する前に、そのブラケット16の係止段部17にコネクタハ ウジング11の可撓性舌片13の先端部を係止させ、ブラケット16に対してコ ネクタハウジング11を仮保持せしめる。従ってこの仮保持状態にあるコネクタ ハウジング11にあっては、係止段部17と可撓性舌片13との係止作用によっ て、そのコネクタハウジング11が、その自重や電線束15の引張り力等により 傾向いたり片寄ったりすることなく略定位置に保持されている。従ってこのコネ クタハウジング11への相手コネクタの嵌入操作がきわめて容易かつ円滑に行な える。
【0010】 次いでその相手コネクタの嵌入操作が進み相手コネクタの嵌入押入が強まると 、その押入力により係止段部17に係止されている可撓性舌片13が撓まされ、 その係止段部17を乗り越えて、図2において下方へ落ち、その結果コネクタハ ウジング11の鍔片12がブラケット16の弾性受片18に受け止められる。こ のときのコネクタハウジング11は、ブラケット16に対して揺動可能に保持さ れていることから、そのコネクタハウジング11は、相手コネクタの位置に追従 して変位し、その結果コネクタハウジング11と相手コネクタとの嵌着動作が円 滑になされる。この両コネクタハウジングが嵌着された後、ブラケット16を車 体等の固定体に固定すれば、ブラケット16を介してコネクタハウジング11が 固定体に取付けられる。
【0011】 このように本実施例にあっては、コネクタハウジング11と、このコネクタハ ウジングを揺動可能に遊嵌保持するブラケト16との間に、上記コネクタハウジ ングを正規の向き、位置で仮位置決めせしめるための可撓性舌片13と、この可 撓性舌片13を受け止める係止段部17を設けたものであるから、そのコネクタ ハウジングの仮位置決めにより、該コネクタハウジングが、正規の位置に仮保持 され、その結果、該コネクタハウジングへの相手コネクタハウジングの嵌入操作 がきわめて円滑になされ一対コネクタハウジングの嵌合が確実に行なえる。
【0012】 なお上記実施例では、可撓性舌片13をコネクタハウジング11に、係止段部 17をブラケット16に設けたが、これとは逆に、可撓性舌片13をブラケット 16に係止段部17をコネクタハウジング11に設けるようにしてもよい。
【0013】
以上のように本考案は、コネクタハウジング11と、該コネクタハウジング1 1を揺動可能に遊嵌保持するブラケット16を有するセルフロケーティング電気 コネクタにおいて、そのコネクタハウジング11の外側面と、ブラケット16の 内側面との間に、上記コネクタハウジング11を正規の向き、位置で仮位置決め するための可撓性舌片13とこの可撓性舌片13を受け止める係止段部17とか らなる仮位置決め手段を設けた電気コネクタであるから、これによれば、そのブ ラケット16によるコネクタハウジングの仮位置決めにより、該コネクタハウジ ングが、正規の位置に仮保持され、その結果、該コネクタハウジングへの相手コ ネクタハウジングの嵌入操作がきわめて円滑になされ一対コネクタハウジングの 嵌合が確実に行なえるという効果が得られる。
【図1】従来例の説明図。
【図2】本考案実施例の構造説明図。
【図3】本考案実施例の要部構造を示した斜視図。
11…雄型コネクタハウジング12…鍔片 13…可撓性舌片 14…ガイド面 15…電線束 16…ブラケット 17…係止段部 18…弾性受片 19…取付孔
Claims (1)
- 【請求項1】 コネクタハウジング(11)と、該コネ
クタハウジング(11)を揺動可能に遊嵌保持するブラ
ケット(16)を有するセルフロケーティング電気コネ
クタにおいて、そのコネクタハウジング(11)の外側
面と、ブラケット(16)の内側面との間に、上記コネ
クタハウジング(11)を正規の向き、位置で仮位置決
めするための可撓性舌片(13)とこの可撓性舌片(1
3)を受け止める係止段部(17)とからなる仮位置決
め手段を設けたことを特徴とする電気コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991078017U JP2550350Y2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991078017U JP2550350Y2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0531163U true JPH0531163U (ja) | 1993-04-23 |
JP2550350Y2 JP2550350Y2 (ja) | 1997-10-08 |
Family
ID=13650032
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991078017U Expired - Fee Related JP2550350Y2 (ja) | 1991-09-26 | 1991-09-26 | 電気コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2550350Y2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012256474A (ja) * | 2011-06-08 | 2012-12-27 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタの取付構造 |
JP2015153661A (ja) * | 2014-02-17 | 2015-08-24 | 株式会社オートネットワーク技術研究所 | コネクタ |
JP2019055321A (ja) * | 2019-01-17 | 2019-04-11 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
JP2021015717A (ja) * | 2019-07-12 | 2021-02-12 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネス |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0192773U (ja) * | 1987-12-14 | 1989-06-19 | ||
JPH03201374A (ja) * | 1989-12-27 | 1991-09-03 | Yazaki Corp | 端子係止具付コネクタ |
JP3084563U (ja) * | 2001-09-06 | 2002-03-29 | ジョン マニュファクチャリング リミテッド | 蛍光ランプおよびスポットライト装置 |
-
1991
- 1991-09-26 JP JP1991078017U patent/JP2550350Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0192773U (ja) * | 1987-12-14 | 1989-06-19 | ||
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2550350Y2 (ja) | 1997-10-08 |
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