JP2021015717A - コネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネス - Google Patents

コネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネス Download PDF

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Abstract

【課題】適正な導通性能を確保することができるコネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。【解決手段】ワイヤハーネスWHのコネクタ接続構造100は、接続対象101との接点を形成する端子31を保持するコネクタ体1と、固定対象102に固定され、コネクタ体1が接続対象101に接続されていない状態で当該コネクタ体1を保持し、かつ、コネクタ体1が接続対象101に接続された状態で当該コネクタ体1との間にクリアランスCを形成するプロテクタ2とを備え、コネクタ体1は、一対の突出部42を有し、プロテクタ2は、一対の突出部空間部25、及び、規制壁部26を有し、規制壁部26は、コネクタ体1が接続対象101に接続されていない状態で突出部42とそれぞれ当接可能であり、突出部42の突出方向Yに沿った相互の間隔が徐々に狭くなる一対の第1傾斜面26Aを含むことを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、コネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネスに関する。
車両のワイヤハーネスに適用されるコネクタ接続構造に関する技術として、例えば、特許文献1には、内燃機関のインジェクタに対して該インジェクタを作動させる電源を接続するために用いる内燃機関のインジェクタ用コネクタブロックが開示されている。
特開平10−184490号公報
ところで、上述の特許文献1に記載の内燃機関のインジェクタ用コネクタブロックは、例えば、内燃機関からの振動が作用するような状況下であっても、適正に導通性能が確保されていることが望まれている。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、適正な導通性能を確保することができるコネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るコネクタ接続構造は、接続対象と接続された状態で当該接続対象との接点を形成する端子を保持するコネクタ体と、固定対象に固定され、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記コネクタ体を保持し、かつ、前記コネクタ体が前記接続対象に接続された状態で当該コネクタ体との間に直交する3方向に対してクリアランスを形成するプロテクタとを備え、前記コネクタ体は、互いに反対側に突出して形成される一対の突出部を有し、前記プロテクタは、前記一対の突出部をそれぞれ収容する一対の突出部空間部、及び、前記コネクタ体が前記接続対象に接続された状態で前記突出部空間部に収容された前記突出部との間に前記クリアランスを形成し、かつ、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記突出部空間部に収容された前記突出部の当該突出部空間部からの脱落を規制する規制壁部を有し、前記規制壁部は、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記突出部とそれぞれ当接可能であり、前記接続対象に対する前記コネクタ体の接続方向に沿って前記接続対象側にいくにしたがって前記突出部の突出方向に沿った相互の間隔が徐々に狭くなる一対の第1傾斜面を含むことを特徴とする。
また、上記コネクタ接続構造では、前記突出部は、前記第1傾斜面と当接する面に、当該第1傾斜面に沿う第1案内傾斜面を有するものとすることができる。
また、上記コネクタ接続構造では、前記規制壁部は、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記突出部とそれぞれ当接可能であり、前記接続方向に沿って前記接続対象側にいくにしたがって前記接続方向及び前記突出方向と交差する奥行方向に沿った相互の間隔が徐々に狭くなる一対の第2傾斜面を含むものとすることができる。
また、上記コネクタ接続構造では、前記プロテクタは、前記突出部と当接し前記接続対象に対して前記コネクタ体を前記接続方向に沿って接続させる力の反力を受ける反力受けを挿通可能である挿通孔を有するものとすることができる。
上記目的を達成するために、本発明に係るワイヤハーネスは、導電性を有する配索材と、前記配索材の端末に設けられ接続対象と接続された状態で当該接続対象との接点を形成する端子を保持するコネクタ体と、固定対象に固定され、前記配索材が配索されると共に、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で当該コネクタ体を保持し、かつ、前記コネクタ体が前記接続対象に接続された状態で当該コネクタ体との間に直交する3方向に対してクリアランスを形成するプロテクタとを備え、前記コネクタ体は、互いに反対側に突出して形成される一対の突出部を有し、前記プロテクタは、前記一対の突出部をそれぞれ収容する一対の突出部空間部、及び、前記コネクタ体が前記接続対象に接続された状態で前記突出部空間部に収容された前記突出部との間に前記クリアランスを形成し、かつ、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記突出部空間部に収容された前記突出部の当該突出部空間部からの脱落を規制する規制壁部を有し、前記規制壁部は、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記突出部とそれぞれ当接可能であり、前記接続対象に対する前記コネクタ体の接続方向に沿って前記接続対象側にいくにしたがって前記突出部の突出方向に沿った相互の間隔が徐々に狭くなる一対の第1傾斜面を含むことを特徴とする。
本発明に係るコネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネスは、端子を保持するコネクタ体が、固定対象に固定されたプロテクタに保持される。この場合、プロテクタは、コネクタ体が接続対象に接続されていない状態で、コネクタ体の突出部、プロテクタの突出部空間部、規制壁部を介して、当該コネクタ体を保持する。一方、プロテクタは、コネクタ体が接続対象に接続された状態で、当該コネクタ体の突出部と規制壁部との間に直交する3方向に対してクリアランスを形成する。この構成により、このコネクタ接続構造は、コネクタ体が接続対象に接続された状態では、コネクタ体に保持された端子の接続対象との接点において、当該接点の摩耗を抑制することができる。このような構成において、コネクタ接続構造は、コネクタ体が接続対象に接続されていない状態で、規制壁部に形成された一対の第1傾斜面がコネクタ体の一対の突出部と当接することで、当該コネクタ体を所定の位置に位置出しし易い構成とすることができる。この結果、コネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネスは、コネクタ体を接続対象に接続する際の作業性を向上した上で、適正な導通性能を確保することができる、という効果を奏する。
図1は、実施形態に係るコネクタ接続構造の概略構成を表す斜視図である。 図2は、実施形態に係るコネクタ接続構造の概略構成を表す斜視図である。 図3は、実施形態に係るコネクタ接続構造の概略構成を表す分解斜視図である。 図4は、実施形態に係るコネクタ接続構造が適用されたワイヤハーネスの概略構成を表す正面図である。 図5は、実施形態に係るコネクタ接続構造のコネクタ体の概略構成を表す分解斜視図である。 図6は、実施形態に係るコネクタ接続構造のコネクタ体を含む部分断面図である。 図7は、実施形態に係るコネクタ接続構造のコネクタ体を含む部分正面図である。 図8は、実施形態に係るコネクタ接続構造のコネクタ体を含む部分斜視図である。 図9は、実施形態に係るコネクタ接続構造のコネクタ体を含む部分斜視図である。 図10は、実施形態に係るコネクタ接続構造の部分断面斜視図である。 図11は、変形例に係るコネクタ接続構造の部分断面図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が置換可能かつ容易なもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。
なお、以下で説明する図4、図6、図9、図10は、インジェクタを二点鎖線で省略して図示し、他図ではインジェクタの図示自体を省略している。図4、図6は、デリバリパイプ、配索材を二点鎖線で省略して図示し、他図ではデリバリパイプ、配索材の図示自体を省略している。図6は、端子を二点鎖線で省略して図示し、他図では端子の図示自体を省略している。また、図4、図7、図8、図9は、プロテクタのカバーの図示を省略している。また、図1、図2、図3、図4、図6、図9、図10は、コネクタ体が接続対象に接続された状態(フローティング状態)を表す。一方、図7、図8は、コネクタ体が接続対象に接続されていない状態を表す。
また、以下の説明では、互いに交差する3つの方向をそれぞれ「第1方向X」、「第2方向Y」、及び、「第3方向Z」という。第1方向Xと第2方向Yと第3方向Zとは、典型的には、相互に直交する。第1方向Xは、典型的には、接続対象に対するコネクタ体の接続方向(嵌合方向)に相当する。第2方向Yは、典型的には、スペーサの突出部の突出方向に相当する。第3方向Zは、典型的には、プロテクタの奥行方向に相当し、プロテクタを構成するベースとカバーとの積層方向に相当する。また、以下の説明で用いる各方向は、特に断りのない限り、各部が相互に組み付けられた状態での方向として説明する。
[実施形態]
図1、図2、図3、図4に示す本実施形態のコネクタ接続構造100は、車両等に配索されるワイヤハーネスWHに組み込まれるものである。ワイヤハーネスWHは、例えば、車両に搭載される各機器間の接続のために、電源供給や信号通信に用いられる複数の配索材Wを束にして集合部品とし、コネクタ(後述するコネクタ3を含む)等で配索材Wを各機器に接続するようにしたものである。本実施形態のワイヤハーネスWHは、導電性を有する配索材W(図4参照)と、コネクタ接続構造100とを備える。配索材Wは、例えば、金属棒、電線、電線束等によって構成される。金属棒は、導電性を有する棒状部材の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線は、複数の導電性を有する金属素線からなる導体部(芯線)の外側を、絶縁性を有する被覆部によって覆ったものである。電線束は、当該電線を束ねたものである。ワイヤハーネスWHは、この他、さらに、コルゲートチューブ、グロメット等の外装部材、電気接続箱、固定具など種々の構成部品を含んで構成されてもよい。
コネクタ接続構造100は、配索材Wの端末に設けられたコネクタ体1と、上述の配索材Wが配索されるプロテクタ2とを備える。本実施形態のコネクタ接続構造100は、接続対象101(図4参照)に接続されるコネクタ体1を、固定対象102(図4参照)に固定されたプロテクタ2に保持し保護したものである。
ここで、接続対象101は、コネクタ体1を介して配索材Wと導通接続される接続相手となるものである。固定対象102は、プロテクタ2を固定する固定部材となるものである。本実施形態では、一例として、接続対象101は、車両に搭載された内燃機関に設けられ、内燃機関の燃焼室等に燃料を噴射するインジェクタINJ(図4参照)であり、固定対象102は、インジェクタINJに燃料を供給するデリバリパイプDPであるものとして説明する。つまり、本実施形態のコネクタ体1は、接続対象101であるインジェクタINJ等の装置と配索材Wとを電気的に接続する配索材対装置用の接続装置を構成するものである。
本実施形態のコネクタ接続構造100は、上記ように接続対象101がインジェクタINJとされ、固定対象102がデリバリパイプDPとされることで、内燃機関からの振動が作用するような状況下にある。コネクタ接続構造100は、このような構成にあってコネクタ体1が接続対象101に接続された状態でコネクタ体1とプロテクタ2との間にクリアランスC(図4参照)を形成しコネクタ体1をプロテクタ2から浮かせたフローティング構造を適用したものである。コネクタ接続構造100は、この構造を適用したことにより、振動に対する摩耗対策を図り、適正な導通性能の確保を図ったものである。以下、各図を参照してコネクタ接続構造100の各構成について詳細に説明する。
具体的には、コネクタ体1は、図3、図4、図5、図6に示すように、配索材Wの端末に設けられ、接続対象101であるインジェクタINJと導通接続可能に構成されるものである。本実施形態のコネクタ接続構造100は、コネクタ体1を3つ備えている。なお、3つのコネクタ体1は、相互にほぼ同様の構成であるので、以下では、特に断りのない限り、3つのコネクタ体1についての構成を共通で説明する。
本実施形態のコネクタ体1は、配索材Wの端末に設けられたコネクタ3と、コネクタ3に装着されるスペーサ4とを備える。そして、本実施形態のコネクタ体1は、別体に形成されたコネクタ3とスペーサ4とが相互に組み付けられることでコネクタ組立体として構成される。
コネクタ3は、端子31(図6参照)と、コネクタハウジング32とを有し、コネクタハウジング32に端子31(図6参照)を保持するものである。
端子31は、コネクタ体1が接続対象101であるインジェクタINJと接続された状態で当該インジェクタINJが有する相手端子との接点を形成するものである。端子31は、導電性を有する金属材料によって構成される金属金具である。端子31は、配索材Wの端末に電気的に接続され、配索材Wと接続対象101とを導通接続する。端子31は、雄型の端子形状であってもよいし、雌型の端子形状であってもよい。本実施形態の端子31は、雌型の端子形状であり、雄型の端子形状の相手端子と電気的に接続される。つまり、本実施形態のコネクタ3は、雌型の端子31を有する雌型のコネクタである。端子31は、コネクタハウジング32に複数、ここでは2つ設けられる。
コネクタハウジング32は、端子31を保持すると共に接続対象101であるインジェクタINJと嵌合可能に構成されるものである。コネクタハウジング32は、絶縁性を有する樹脂材料によって構成される。ここでは、コネクタハウジング32は、雌型のハウジング形状として構成される。コネクタハウジング32は、第1方向Xに沿って端子31を収容し保持する。ここでは、コネクタハウジング32は、角部が曲面形状をなす略直方体形状に形成され、内部にキャビティ32aが形成される。キャビティ32aは、第1方向Xに沿って端子31を挿入可能な端子挿入室を構成する空間部である。キャビティ32aは、第1方向Xに沿って延在しコネクタハウジング32を貫通する。キャビティ32aは、内面に端子31を正規位置で係止するためのランス等が形成されている。キャビティ32aは、コネクタハウジング32に設けられる端子31の数に応じて複数、ここでは2つ設けられ、それぞれ1つずつ端子31を収容し保持する。
上記のように構成されるコネクタ3は、第1方向Xに対してインジェクタINJと対向して配置され嵌合される。コネクタ3は、インジェクタINJと相互に嵌合しコネクタ接合されることで、端子31とインジェクタINJの相手端子とが電気的に接続され相互間に電気的な接続部位が形成される。この結果、コネクタ3は、配索材WとインジェクタINJとを電気的に接続することができる。
スペーサ4は、コネクタ3とは別体に形成され、コネクタ3に装着されることで、当該コネクタ3と共にコネクタ体1を構成するものである。スペーサ4は、絶縁性を有する樹脂材料によって構成される。ここでは、スペーサ4は、本体部41、及び、一対の突出部42を有し、各部が一体で形成される。
本体部41は、コネクタ3に装着される主たる部分である。本体部41は、中心軸線が第1方向Xに沿う略C字形筒状に形成される。本体部41は、第1方向Xの両側、及び、第3方向Zの一方側が開口している。本体部41は、第1方向Xに沿ってコネクタ3の外面に装着され、複数の係止爪部41a(図5参照)等を介して当該コネクタ3に組み付けられる。本体部41は、コネクタ3に装着された状態で、内部の空間部にコネクタ3が位置し、当該コネクタ3の第2方向Yの両側、及び、第3方向Zの他方側を覆う。
一対の突出部42は、本体部41から互いに反対側に突出して形成される部分である。一対の突出部42は、本体部41の第2方向Yの両側に突出して形成される。つまり、一対の突出部42は、本体部41から第2方向Yに沿って互いに反対側に突出する。各突出部42は、それぞれ板厚方向が第3方向Zに沿う略三角形板状(あるいは略台形板状)に形成される。各突出部42は、本体部41に支持された基端側から先端側に向かって徐々に第1方向Xに沿った長さ(幅)が短くなるように先細り形状に形成される。各突出部42は、コネクタ体1が接続対象101であるインジェクタINJに接続されていない状態で当該プロテクタ2に支持される部分として構成され、プロテクタ2からの脱落防止部として機能する。そして、各突出部42は、後述するように、コネクタ体1が接続対象101であるインジェクタINJに接続された状態ではプロテクタ2との間にクリアランスCが形成される。なお、この突出部42の形状については、後でより詳細に説明する。
プロテクタ2は、図3、図4、図6等に示すように、ワイヤハーネスWHの配索材Wに装着され、内部に当該配索材Wが配索されると共に、上記のように構成されるコネクタ体1を保持するものである。プロテクタ2は、絶縁性を有する樹脂材料によって構成される。プロテクタ2は、全体として第2方向Yに沿う略筒形状に形成される。プロテクタ2は、筒形状の内部に、第2方向Yに沿って配索材Wが配索される。これにより、プロテクタ2は、配索材Wを覆い保護すると共に当該配索材Wの配索経路を規制する。そして、本実施形態のプロテクタ2は、コネクタ体1を保持し保護する部材としても機能する。
具体的には、プロテクタ2は、ベース5と、カバー6とを備える。ベース5とカバー6とは、別体に形成され、複数の係止機構7を介して相互に係止される。各係止機構7は、ベース5側に設けられた係止受け部71、及び、カバー6側に設けられた係止片72を含んで構成される。各係止機構7は、係止受け部71と係止片72とが相互に係止されることで、ベース5とカバー6とを係止する。プロテクタ2は、ベース5とカバー6とが第3方向Zに対して互いに向かい合う位置関係で、複数の係止機構7によって相互に組み付けられることで、全体として第2方向Yに沿った略筒形状に形成される。
ベース5は、内部に第2方向Yに沿って配索材Wが配索される主たる部材である。ベース5は、底面部51、一対の側壁部52、53、分岐側壁部54、及び、クランプ部55を含んで構成され、これらが一体で形成される(図1、図2等も参照)。
底面部51、側壁部52、53、分岐側壁部54は、ベース5の内部空間部として配索空間部8を区画するための構造体である。配索空間部8は、後述する配索部21を構成する空間部であり、配索材Wが配索される空間部である。底面部51は、板厚方向が第3方向Zに沿う板状に形成され、第2方向Yに沿って延在する。一対の側壁部52、53は、底面部51の第1方向Xの両端部からそれぞれ底面部51の板厚方向(第3方向Z)に沿って突出して形成され、第2方向Yに沿って延在する。これにより、ベース5は、底面部51、及び、一対の側壁部52、53によって、第2方向Yに沿った略樋形状に形成される。ここでは、ベース5は、底面部51と第3方向Zに対向する面、及び、第2方向Yの両端部が開口した略樋形状に形成される。ベース5は、底面部51、及び、側壁部52、53によって囲われた空間部が上述の配索空間部8を構成する。つまり配索空間部8は、第2方向Yに沿って延在し両端が開口している。
ここでは、底面部51は、第2方向Yの一方側の端部が二股に分岐しており、配索空間部8も第2方向Yの一方側の端部が二股に分岐している。分岐側壁部54は、底面部51、及び、配索空間部8の当該二股の分岐部分を形成するものであり、略V字形状の壁体として形成される。底面部51、及び、配索空間部8は、第2方向Yの一方側の端部が当該分岐側壁部54によって二股の分岐部分として区画されている。上述した各係止機構7の係止受け部71は、側壁部52、53、及び、当該分岐側壁部54に設けられている。
クランプ部55は、固定対象102であるデリバリパイプDPに係止され固定される部分である。クランプ部55は、側壁部52に、第2方向Yに沿って間隔をあけて複数、ここでは、2つ設けられる。各クランプ部55は、第1方向Xに沿って突出してアーム状に形成された一対の係止爪部が、デリバリパイプDPのブラケットDPa(図4参照)に係止される。プロテクタ2は、ベース5に形成された各クランプ部55がデリバリパイプDPのブラケットDPaに係止されることで、固定対象102であるブラケットDPaに固定される。
そして、本実施形態のベース5は、底面部51、及び、側壁部53の一部が切り欠かれることで、後述するコネクタ保持部22が形成される。ここでは、底面部51、及び、側壁部52、53は、コネクタ保持部22の形状や上述した二股の分岐部分の形状等にあわせて、第1方向Xに対して、幅広な幅広部(凸状部(山状)部)や幅狭な幅狭部(凹状(谷状)部)が形成される。これにより、ベース5は、全体として第1方向Xに沿って起伏を有して形成される。ベース5は、第1方向Xに沿った長さ(幅)が相対的に短い幅狭部に上述のクランプ部55が設けられており、第1方向Xに沿った長さ(幅)が相対的に長い幅広部に後述するコネクタ保持部22が設けられる。
カバー6は、ベース5に組み付けられ、当該ベース5において底面部51と第3方向Zに対向する開口を塞ぐ(閉鎖する)部材である。カバー6は、蓋部61、一対の鍔部62、63、及び、分岐鍔部64を含んで構成され、これらが一体で形成される(図1、図2等も参照)。蓋部61、鍔部62、63、分岐鍔部64は、ベース5の配索空間部8を、底面部51と対向する開口側で塞ぐための構造体である。蓋部61は、板厚方向が第3方向Zに沿う板状に形成され、第2方向Yに沿って延在する。一対の鍔部62、63は、蓋部61の第1方向Xの両端部からそれぞれ蓋部61の板厚方向(第3方向Z)に沿ってベース5側に突出して形成され、第2方向Yに沿って延在する。これにより、カバー6は、蓋部61、及び、一対の鍔部62、63によって、第2方向Yに沿った略樋形状に形成される。カバー6は、係止機構7を介してベース5に係止され組み付けられた状態で、蓋部61、及び、一対の鍔部62、63が配索空間部8の底面部51側とは反対側の開口を塞ぐ。
ここでは、蓋部61は、上述した底面部51の形状にあわせて、第2方向Yの一方側の端部が二股に分岐している。分岐鍔部64は、当該蓋部61の二股の分岐部分を形成するものであり、略V字形状の壁体として形成される。蓋部61は、第2方向Yの一方側の端部が当該分岐鍔部64によって二股の分岐部分として区画されている。上述した各係止機構7の係止片72は、鍔部62、63、及び、分岐鍔部64に設けられている。
そして、本実施形態のカバー6は、ベース5と同様に、蓋部61、及び、鍔部63の一部が切り欠かれることで、後述するコネクタ保持部22が形成される。蓋部61、及び、鍔部62、63は、ベース5の形状にあわせて、第1方向Xに対して、幅広部や幅狭部が形成される。これにより、カバー6は、ベース5と同様に、全体として第1方向Xに沿って起伏を有して形成される。
本実施形態のプロテクタ2は、上記のように構成されるベース5とカバー6とが第3方向Zに対して互いに向かい合う位置関係で、複数の係止機構7によって相互に組み付けられる。そして、本実施形態のプロテクタ2は、当該ベース5と当該カバー6とによって、配索部21、及び、3つのコネクタ保持部22が構成される(図1、図2も参照)。配索部21、及び、3つのコネクタ保持部22は、それぞれがベース5、カバー6の一部分として構成される。言い換えれば、プロテクタ2は、それぞれがベース5、カバー6の一部分によって構成される配索部21、及び、3つのコネクタ保持部22を備えるものである。配索部21は、プロテクタ2において、複数の配索材Wが配索される部分である。一方、コネクタ保持部22は、配索部21に配索された配索材Wの端末に接続されたコネクタ体1を保持する部分である。コネクタ保持部22は、ベース5、カバー6において、第1方向Xに沿った長さ(幅)が相対的に長い幅広部に設けられる。ここでは、コネクタ保持部22は、第2方向Yに沿って間隔をあけて3つ設けられる。配索部21は、第2方向Yに沿って3つのコネクタ保持部22に渡って延在するようにして設けられる。以下、各図を参照して配索部21、コネクタ保持部22の各構成について詳細に説明する。なお、3つのコネクタ保持部22は、相互にほぼ同様の構成であるので、以下では、特に断りのない限り、3つのコネクタ保持部22についての構成を共通で説明する。
配索部21は、複数の配索材Wが配索される部分であり、上述した配索空間部8を含んで構成される部分である。すなわち、配索部21は、ベース5、カバー6において、配索空間部8が形成された部分である。配索部21は、ベース5の底面部51、側壁部52、53、分岐側壁部54、カバー6の蓋部61、鍔部62、63、分岐鍔部64によって内部に配索空間部8が形成される。配索空間部8は、第2方向Yに沿って3つのコネクタ保持部22の間に渡り、かつ、各コネクタ保持部22の第1方向Xの一方側を通るようにして延在して形成される。プロテクタ2は、ベース5とカバー6とが第3方向Zに対して互いに向かい合う位置関係で相互に組み付けられた状態で、当該配索空間部8に、第2方向Yに沿って配索材Wが配索され、当該配索材Wを覆い保護すると共に配索経路を規制する。配索部21の内部の配索空間部8に配索される各配索材Wは、一方の端末がいずれかのコネクタ保持部22に保持されたコネクタ体1のコネクタ3の端子31に接続されている。
コネクタ保持部22は、図6、図7、図8、図9、図10に示すように、ベース5とカバー6との間にコネクタ体1を挟み込み保持する部分である(図1、図2も参照)。コネクタ保持部22に保持される当該コネクタ体1は、配索空間部8に配索された配索材Wの端末に接続されている。コネクタ保持部22は、図7、図8に示すように、コネクタ体1が接続対象101であるインジェクタINJに接続されていない状態で当該コネクタ体1を保持する。そして、コネクタ保持部22は、図6、図9、図10に示すように、コネクタ体1が接続対象101であるインジェクタINJに接続された状態でコネクタ体1との間に直交する3方向(第1方向X、第2方向Y、及び、第3方向Z)に対してクリアランスCを形成する。
具体的には、本実施形態のコネクタ保持部22は、本体部空間部23、枠状壁部24、一対の突出部空間部25、規制壁部26を有する。
本体部空間部23は、コネクタ体1においてコネクタ3、及び、スペーサ4の本体部41を含む部分を、プロテクタ2の外部に露出させて位置させる空間部である。本体部空間部23は、第3方向Zに対して、ベース5の底面部51と、カバー6の蓋部61との間に位置する空間部として形成される。本体部空間部23は、ベース5の底面部51、側壁部53に渡って形成される切り欠き部23a、及び、カバー6の蓋部61、鍔部63に渡って形成される切り欠き部23bによってプロテクタ2の外部に対して開放されている。切り欠き部23a、及び、切り欠き部23bは、共に略矩形状に形成される。切り欠き部23aと切り欠き部23bとは、第3方向Zに対して互いに対向する位置に形成される。切り欠き部23a、及び、切り欠き部23bは、共に第1方向Xに対して、接続対象101であるインジェクタINJが位置する側に向かって開放されている。この構成により、本体部空間部23は、コネクタ体1においてコネクタ3、及び、スペーサ4の本体部41を含む部分を、切り欠き部23a、23bを介して、プロテクタ2の外部に露出させて位置させることができる。コネクタ体1は、コネクタ保持部22に保持された状態で、コネクタ3によって保持される端子31が第1方向Xに沿い、かつ、接続対象101であるインジェクタINJが位置する側を向く位置関係で、当該本体部空間部23内に位置する。
枠状壁部24は、本体部空間部23を囲うようにして形成される壁体である。枠状壁部24は、本体部空間部23を区画する構造体ということもできる。枠状壁部24は、ベース5の底面部51に形成された切り欠き部23aの縁部に沿って形成される。枠状壁部24は、底面部51から第3方向Zに沿って立設され、第1方向Xに対して、接続対象101であるインジェクタINJが位置する側に向かって開放された略コの字型形状に形成される。枠状壁部24は、本体部空間部23の第2方向Yの両側、及び、第1方向Xの一方側を囲い区画する。ここでは、枠状壁部24は、第1方向Xの他方側の端部(インジェクタINJが位置する側の端部)が、切り欠き部23aの第1方向Xに沿った辺の略中央近傍に位置している。
一対の突出部空間部25は、コネクタ体1を構成するスペーサ4の一対の突出部42をそれぞれ収容する空間部である。一対の突出部空間部25は、第3方向Zに対して、ベース5の底面部51と、カバー6の蓋部61とによって挟まれた空間部として形成される。一対の突出部空間部25は、第2方向Yに対して本体部空間部23を挟んで当該本体部空間部23の両側に設けられる。一対の突出部空間部25は、第2方向Yに沿って本体部空間部23と隣接し、かつ、当該本体部空間部23と連通する。一対の突出部空間部25は、第1方向Xに対して、接続対象101であるインジェクタINJが位置する側の端部で当該本体部空間部23と連通する。各突出部空間部25は、略直方体形状の空間部として形成される。コネクタ体1は、コネクタ保持部22に保持された状態で、スペーサ4の一方の突出部42が一方の突出部空間部25内に位置し、スペーサ4の他方の突出部42が他方の突出部空間部25内に位置する。
規制壁部26は、突出部空間部25を囲うようにして形成される壁体である。枠状壁部24は、突出部空間部25を区画する構造体ということもできる。規制壁部26は、コネクタ体1が接続対象101であるインジェクタINJに接続された状態で突出部空間部25に収容された突出部42との間にクリアランスCを形成する(図6、図9、図10参照)。そして、各規制壁部26は、コネクタ体1が接続対象101であるインジェクタINJに接続されていない状態で突出部空間部25に収容された突出部42と当接し、当該突出部42の当該突出部空間部25からの脱落を規制する(図7、図8参照)。
本実施形態の規制壁部26は、対向壁部26a、26b、及び、立設壁部26cを含んで構成される。対向壁部26a、26b、及び、立設壁部26cは、一対の突出部空間部25に対応してそれぞれ設けられる。
対向壁部26aと対向壁部26bとは、第3方向Zに対して、突出部空間部25を挟んで互いに対向して形成される(特に図10参照)。ここでは、対向壁部26aは、ベース5の底面部51において、突出部空間部25と対向する部分によって構成される。一方、対向壁部26bは、カバー6の蓋部61において、突出部空間部25と対向する部分によって構成される。対向壁部26aと対向壁部26bとは、突出部空間部25の第3方向Zの両側を囲い区画する。
このように構成される対向壁部26a、26bは、図10に示すように、コネクタ体1がインジェクタINJに接続された状態で突出部空間部25に収容された突出部42との間に第3方向Zに沿ったクリアランスCZを形成する。そして、対向壁部26a、26bは、コネクタ体1がインジェクタINJに接続されていない状態で突出部空間部25に収容された突出部42と当接可能とし、突出部42が第3方向Zに沿って当該突出部空間部25から脱落することを規制し当該突出部42を保持する。
立設壁部26cは、ベース5の底面部51から第3方向Zに沿って立設され、第2方向Yに対して、本体部空間部23側に向かって開放された略コの字型形状に形成される。この構成により、突出部空間部25は、立設壁部26cによって、第2方向Yに沿って本体部空間部23と連通し、かつ、他の部分が閉塞した空間部として区画される。この立設壁部26cは、底面部51から第3方向Zに沿った突出量が枠状壁部24の突出量より大きくなるように形成されている。ここでは、立設壁部26cは、第1方向Xの一方側の端部(インジェクタINJが位置する側とは反対側の端部)で枠状壁部24の端部と交わる。また、立設壁部26cは、第1方向Xの他方側の一部(インジェクタINJが位置する側の一部であり後述する端部壁部26dに相当)がベース5の側壁部53によって兼用されている。上述した対向壁部26a、26bは、第3方向Zに沿って視た第3方向視(図6、図7等参照)にて、それぞれ、底面部51、蓋部61においてこの立設壁部26cによって囲われた領域に相当する。
このように構成される立設壁部26cは、図6、図9に示すように、コネクタ体1がインジェクタINJに接続された状態で突出部空間部25に収容された突出部42との間に第1方向Xに沿ったクリアランスCX、及び、第2方向Yに沿ったクリアランスCYを形成する。そして、立設壁部26cは、図7、図8に示すように、コネクタ体1がインジェクタINJに接続されていない状態で突出部空間部25に収容された突出部42と当接可能とし、突出部42が第1方向X、又は、第2方向Yに沿って当該突出部空間部25から脱落することを規制し当該突出部42を保持する。なお、この立設壁部26cの形状については、後でより詳細に説明する。
上記のように構成されるコネクタ接続構造100は、プロテクタ2において、配索部21の配索空間部8に配索材Wが配索され、各コネクタ保持部22にコネクタ体1が保持される。この場合、各コネクタ体1は、コネクタ3、及び、スペーサ4の本体部41を含む部分が本体部空間部23内に位置し、スペーサ4の一対の突出部42がそれぞれ突出部空間部25内に位置する位置関係で、プロテクタ2の各コネクタ保持部22に組み付けられる。これにより、コネクタ接続構造100は、図7、図8等に示すように、各突出部空間部25に収容された突出部42の当該突出部空間部25からの脱落を規制壁部26によって規制し、コネクタ体1を各コネクタ保持部22に保持することができる。この状態で、コネクタ接続構造100は、コネクタ体1のコネクタ3と接続対象101であるインジェクタINJとが第1方向Xに沿って相互に嵌合しコネクタ接合されることで、端子31を介して配索材WとインジェクタINJとを電気的に接続することができる。また、コネクタ接続構造100は、固定対象102であるデリバリパイプDPにクランプ部55を介して当該プロテクタ2が固定される。この構成により、コネクタ接続構造100は、プロテクタ2によって、配索材Wの配索経路を規制すると共に配索材W、及び、コネクタ体1が周辺部品と干渉することを規制し、これらを保護することができる。
そして、コネクタ接続構造100は、例えば、内燃機関からの振動が作用するような状況下にあって、図6、図9、図10等に示すように、コネクタ体1が接続対象101に接続された状態で、コネクタ体1をプロテクタ2から浮かせたフローティング構造となる。この結果、コネクタ接続構造100は、例えば、コネクタ体1が振動した場合に、当該コネクタ体1がプロテクタ2とは縁を切った状態で当該プロテクタ2側の振動の影響を受けずに振動するようにすることができる。
この構成により、コネクタ接続構造100は、プロテクタ2側からコネクタ体1側に作用する力を低減し、当該コネクタ体1に作用する重力等を合成した合力の作用点の位置(重心位置)を接続対象101であるインジェクタINJ側に近接させることができる。これにより、コネクタ接続構造100は、コネクタ体1のコネクタ3が接続対象101に接続された状態で、コネクタ体1に振動が伝達されたとしても、コネクタ3に保持された端子31の接続対象101との接点に作用する力を相対的に小さく抑制することができる。この結果、コネクタ接続構造100は、端子31と接続対象101との接点の摩耗を抑制することができる。
また、コネクタ接続構造100は、接続対象101であるインジェクタINJ側の振動と固定対象102であるデリバリパイプDP側の振動との振動モードの相違に起因して接続対象101側の部材と固定対象102側の部材とに相対変位が発生することがある。これに対して、コネクタ接続構造100は、接続対象101側の部材と固定対象102側の部材との当該相対変位を上記のフローティング構造によって吸収するこができる。これにより、コネクタ接続構造100は、コネクタ体1のコネクタ3が接続対象101に接続された状態では、上記相対変位に起因する端子31と接続対象101との接点の摺動自体も抑制することができる。この点でも、コネクタ接続構造100は、端子31と接続対象101との接点の摩耗を抑制することができる。
そして、コネクタ接続構造100は、上記のようなフローティング構造が適用された各コネクタ保持部22それぞれにおいて、図6に示すように、規制壁部26が一対の第1傾斜面26Aを含んで構成されることでコネクタ体1の接続作業性の向上が図られている。
具体的には、第1傾斜面26Aは、図6、図7、図8、図9に示すように、各コネクタ保持部22の規制壁部26を構成する一対の立設壁部26cにおいて側壁部53によって兼用されている端部壁部26dにそれぞれ形成されている。端部壁部26dは、各立設壁部26cにおいて、第1方向Xに対して最もインジェクタINJ側に位置する端部を構成する部分であり、第1方向X、及び、第2方向Yに対して傾斜して延在する。端部壁部26dは、各コネクタ保持部22それぞれにおいて、一対設けられる。一対の端部壁部26dは、第2方向Yに対して本体部空間部23を挟んで対向して位置する。第1傾斜面26Aは、当該一対の端部壁部26dにそれぞれ1つずつ形成される。すなわち、第1傾斜面26Aは、各コネクタ保持部22それぞれにおいて、第2方向Yに対して本体部空間部23を挟んで当該本体部空間部23の両側に一対で形成される。つまり、コネクタ保持部22を3つ有する本実施形態のプロテクタ2は、一対の第1傾斜面26Aを3組備えることとなる。
各第1傾斜面26Aは、端部壁部26dの突出部空間部25側の面に形成される。各第1傾斜面26Aは、図7、図8に示すように、コネクタ体1が接続対象101に接続されていない状態でスペーサ4の突出部42とそれぞれ当接可能である。そして、一対の第1傾斜面26Aは、第1方向Xに沿って接続対象101側にいくにしたがって第2方向Yに沿った相互の間隔が徐々に狭くなるように、第1方向X、及び、第2方向Yに対して傾斜して形成される。言い換えれば、一対の第1傾斜面26Aは、第1方向Xに沿う仮想線を基準として、互いに対称形の傾斜となっており、第1方向Xに沿って接続対象101側に近接するのにしたがって、互いに接近するように傾斜して形成される。つまり、一対の第1傾斜面26Aは、第3方向Zに沿って視た第3方向視(図6、図7等参照)にて、互いの間の空間部が第1方向Xに沿って接続対象101側に近接するのにしたがって先細りとなるように傾斜して形成されている。ここで、上述したように、第1方向Xは、接続対象101に対するコネクタ体1の接続方向であり、第2方向Yは、突出部42の突出方向である。
また、本実施形態のコネクタ体1は、各突出部42が第1傾斜面26Aに対応するように第1案内傾斜面42Aを有している。第1案内傾斜面42Aは、図7、図8に示すように、各突出部42において第1傾斜面26Aと当接する面、すなわち、第1方向Xに対してインジェクタINJが位置する側の面に形成される。各第1案内傾斜面42Aは、当該第1傾斜面26Aの傾斜に沿うように傾斜して形成されている。すなわち、一対の第1案内傾斜面42Aは、第1方向Xに沿って接続対象101側にいくにしたがって第2方向Yに沿った相互の間隔が徐々に狭くなるように、第1方向X、及び、第2方向Yに対して傾斜して形成される。言い換えれば、一対の第1案内傾斜面42Aは、第1方向Xに沿う仮想線を基準として、互いに対称形の傾斜となっており、第1方向Xに沿って接続対象101側に近接するのにしたがって、互いに接近するように傾斜して形成される。つまり、一対の第1案内傾斜面42Aは、第3方向Zに沿って視た第3方向視(図6、図7等参照)にて、互いの間の部分が第1方向Xに沿って接続対象101側に近接するのにしたがって先細りとなるように傾斜して形成されている。
またさらに、本実施形態のプロタクタ2は、挿通孔27を有している。挿通孔27は、各コネクタ保持部22の規制壁部26を構成する対向壁部26aに形成されている。挿通孔27は、各コネクタ保持部22それぞれにおいて、ベース5の底面部51の一部として構成される対向壁部26aを第3方向Zに沿って貫通して形成される。対向壁部26aは、各コネクタ保持部22それぞれにおいて、一対設けられている。そして、挿通孔27は、当該一対の対向壁部26aにそれぞれ1つずつ形成される。すなわち、挿通孔27は、各コネクタ保持部22それぞれにおいて、第2方向Yに対して本体部空間部23を挟んで当該本体部空間部23の両側に一対で形成される。つまり、コネクタ保持部22を3つ有する本実施形態のプロテクタ2は、一対の挿通孔27を3組備えることとなる。
各挿通孔27は、図7、図8に示すように、コネクタ体1がインジェクタINJに接続されていない状態で、第1方向Xに対して突出部42のインジェクタINJ側とは反対側、すなわち、側壁部52側に位置する。各挿通孔27は、第1方向Xに沿った長孔形状に形成される。各挿通孔27は、コネクタ体1の接続作業時に治具200を挿通可能な貫通孔として形成される。治具200は、コネクタ体1がインジェクタINJに接続されていない状態で、各挿通孔27に挿通されることで、突出部空間部25内に突出して位置する。そして、治具200は、突出部42と当接し接続対象101であるインジェクタINJに対してコネクタ体1を第1方向Xに沿って接続させる力の反力を受ける反力受けとして機能する。治具200は、各挿通孔27に挿通されることで、突出部空間部25内に突出して位置した状態で、第1方向Xに対して突出部42の第1案内傾斜面42A側とは反対側の面と当接する。
以上で説明したコネクタ接続構造100、ワイヤハーネスWHは、端子31を保持するコネクタ体1が固定対象102に固定されたプロテクタ2に保持される。この場合、プロテクタ2は、コネクタ体1が接続対象101に接続されていない状態で、コネクタ体1の突出部42、プロテクタ2の突出部空間部25、規制壁部26を介して、当該コネクタ体1を保持する。一方、プロテクタ2は、コネクタ体1が接続対象101に接続された状態で当該コネクタ体1の突出部42と規制壁部26との間に直交する3方向に対してクリアランスC(CX、CY、CZ)を形成する。この構成により、このコネクタ接続構造100は、コネクタ体1が接続対象101に接続された状態では、コネクタ体1に保持された端子31の接続対象101との接点において、当該接点の摩耗を抑制することができる。
ここでは、以上で説明したコネクタ接続構造100、ワイヤハーネスWHは、接続対象101がインジェクタINJとされ、固定対象102がデリバリパイプDPとされることで、内燃機関からの振動が作用するような状況下にある。このような構成にあって、コネクタ接続構造100、ワイヤハーネスWHは、接続対象101であるインジェクタINJからの振動がコネクタ体1に伝わっても、上記のように端子31と接続対象101との接点の摩耗を抑制し、適正な導通性能を確保することができる。
このような構成において、コネクタ接続構造100は、コネクタ体1が接続対象101に接続されていない状態で、規制壁部26に形成された一対の第1傾斜面26Aがコネクタ体1の一対の突出部42と当接することで、当該コネクタ体1を第2方向Yに対して所定の位置に位置出しし易い構成とすることができる。すなわち、一対の第1傾斜面26Aは、第1方向Xに沿って接続対象101側にいくにしたがって第2方向Yに沿った相互の間隔が徐々に狭くなるように傾斜している。この構成により、コネクタ接続構造100は、一対の第1傾斜面26Aによって、一対の突出部42を含むコネクタ体1全体を、第2方向Yに対して一対の第1傾斜面26Aの中間位置に寄せるようにセンタリングすることができる。これにより、コネクタ接続構造100は、コネクタ体1を接続対象101に対して接続し易い位置に位置決めすることができる。この結果、コネクタ接続構造100、ワイヤハーネスWHは、コネクタ体1を接続対象101に接続する際の作業性を向上した上で、適正な導通性能を確保することができる。
ここでは、以上で説明したコネクタ接続構造100、ワイヤハーネスWHは、コネクタ体1の各突出部42側にも第1傾斜面26Aに対するあて面として第1案内傾斜面42Aが形成されている。この構成により、コネクタ接続構造100は、より確実に当該コネクタ体1を接続対象101に対して接続し易い位置に位置決めすることができる。この結果、コネクタ接続構造100、ワイヤハーネスWHは、コネクタ体1を接続対象101に接続する際の作業性をより確実に向上した上で、適正な導通性能を確保することができる。
また、以上で説明したコネクタ接続構造100、ワイヤハーネスWHは、コネクタ体1の接続対象101への接続作業を、挿通孔27に治具200を挿通した状態で行うことができる。この構成により、コネクタ接続構造100は、挿通孔27に挿通された治具200が、コネクタ3を第1方向Xに沿ってインジェクタINJに接続させる力の反力を受ける反力受けとして機能することで、適正な作業性を確保することができる。この点でも、コネクタ接続構造100、ワイヤハーネスWHは、コネクタ体1を接続対象101に接続する際の作業性をより確実に向上した上で、適正な導通性能を確保することができる。
なお、上述した本発明の実施形態に係るコネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネスは、上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された範囲で種々の変更が可能である。
以上の説明では、一例として、接続対象101は、インジェクタINJであり、固定対象102は、デリバリパイプDPであるものとして説明したがこれに限らない。
以上の説明では、コネクタ体1は、別体に形成されたコネクタ3とスペーサ4とが相互に組み付けられることでコネクタ組立体として構成されるものとして説明したがこれに限らない。コネクタ体1は、コネクタ3とスペーサ4との一体構造であってもよく、つまり、コネクタハウジング32から直接的に一対の突出部42が突出して形成されたものであってもよい。
以上の説明では、接続対象101に対してコネクタ体1を接続させる力の反力を受ける反力受けは、治具200であるものとして説明したがこれに限らず、例えば、作業者の指等であってもよい。
以上の説明では、コネクタ接続構造100は、コネクタ体1を第2方向Yに対して位置出しするための構成として、第1傾斜面26Aを備えるものとして説明したが、これに加えて、コネクタ体1を第3方向Zに対しても位置出しするための構成を備えていてもよい。
図11に示す変形例に係るワイヤハーネスWHAが備えるコネクタ接続構造100Aは、規制壁部26が、さらに、一対の第2傾斜面26Bを含んで構成される点で、上述したコネクタ接続構造100と異なる。
第2傾斜面26Bは、各コネクタ保持部22の規制壁部26を構成する一対の対向壁部26a、26bにそれぞれ形成されている。第2傾斜面26Bは、各対向壁部26a、26bにおいて、第1方向Xに対して最もインジェクタINJ側に位置する端部に形成される。第2傾斜面26Bは、当該一対の対向壁部26a、26bにそれぞれ1つずつ形成される。すなわち、第2傾斜面26Bは、各コネクタ保持部22の各突出部空間部25それぞれにおいて、第3方向Zに対して当該突出部空間部25を挟んで突出部空間部25の両側に一対で形成される。第2傾斜面26Bは、各突出部空間部25それぞれに対して1対が設けられ、各コネクタ保持部22において2組ずつ設けられる。つまり、コネクタ保持部22を3つ有する本実施形態のプロテクタ2は、一対の第2傾斜面26Bを6組備えることとなる。
各第2傾斜面26Bは、対向壁部26a、26bの突出部空間部25側の面に形成される。各第2傾斜面26Bは、コネクタ体1が接続対象101に接続されていない状態でスペーサ4の突出部42とそれぞれ当接可能である。そして、一対の第2傾斜面26Bは、第1方向Xに沿って接続対象101側にいくにしたがって第3方向Zに沿った相互の間隔が徐々に狭くなるように、第1方向X、及び、第3方向Zに対して傾斜して形成される。言い換えれば、一対の第2傾斜面26Bは、第1方向Xに沿う仮想線を基準として、互いに対称形の傾斜となっており、第1方向Xに沿って接続対象101側に近接するのにしたがって、互いに接近するように傾斜して形成される。つまり、一対の第2傾斜面26Bは、第2方向Yに沿って視た第2方向視(図11参照)にて、互いの間の空間部が第1方向Xに沿って接続対象101側に近接するのにしたがって先細りとなるように傾斜して形成されている。ここで、第3方向Zは、プロテクタ2の奥行方向である。
このように構成されるコネクタ接続構造100Aは、コネクタ体1が接続対象101に接続されていない状態で、規制壁部26に形成された一対の第2傾斜面26Bがコネクタ体1の一対の突出部42と当接することで、当該コネクタ体1を第3方向Zに対しても所定の位置に位置出しし易い構成とすることができる。すなわち、一対の第2傾斜面26Bは、第1方向Xに沿って接続対象101側にいくにしたがって第3方向Zに沿った相互の間隔が徐々に狭くなるように傾斜している。この構成により、コネクタ接続構造100Aは、一対の第2傾斜面26Bによって、一対の突出部42を含むコネクタ体1全体を、第3方向Zに対して一対の第2傾斜面26Bの中間位置に寄せるようにセンタリングすることができる。これにより、コネクタ接続構造100Aは、コネクタ体1を接続対象101に対して接続し易い位置に位置決めすることができる。この結果、コネクタ接続構造100A、ワイヤハーネスWHAは、コネクタ体1を接続対象101に接続する際の作業性をさらに向上した上で、適正な導通性能を確保することができる。
以上で説明した挿通孔27は、各コネクタ保持部22それぞれにおいて、ベース5の底面部51の一部として構成される対向壁部26aに形成されるものとして説明したがこれに限らない。挿通孔27は、図10等に示すように、各コネクタ保持部22それぞれにおいて、カバー6の蓋部61の一部として構成される対向壁部26bを第3方向Zに沿って貫通して形成された貫通孔27Bによって構成されてもよい。また、挿通孔27は、対向壁部26aと対向壁部26bとの双方に形成され、治具200は、対向壁部26aに形成された挿通孔27と、対向壁部26bに形成された挿通孔27(貫通孔27B)とに渡って、プロテクタ2を貫通するように挿通されてもよい。
本実施形態に係るコネクタ接続構造、及び、ワイヤハーネスは、以上で説明した実施形態、変形例の構成要素を適宜組み合わせることで構成してもよい。
1 コネクタ体
2 プロテクタ
3 コネクタ
4 スペーサ
5 ベース
6 カバー
7 係止機構
8 配索空間部
21 配索部
22 コネクタ保持部
23 本体部空間部
23a、23b 切り欠き部
24 枠状壁部
25 突出部空間部
26 規制壁部
26A 第1傾斜面
26B 第2傾斜面
26a、26b 対向壁部
26c 立設壁部
26d 端部壁部
27 挿通孔
27B 貫通孔(挿通孔)
31 端子
32 コネクタハウジング
32a キャビティ
41 本体部
41a 係止爪部
42 突出部
42A 第1案内傾斜面
51 底面部
52、53 側壁部
54 分岐側壁部
55 クランプ部
61 蓋部
62、63 鍔部
64 分岐鍔部
71 係止受け部
72 係止片
100、100A コネクタ接続構造
101 接続対象
102 固定対象
200 治具(反力受け)
C、CX、CY、CZ クリアランス
DP デリバリパイプ
INJ インジェクタ
W 配索材
WH、WHA ワイヤハーネス
X 第1方向(接続方向)
Y 第2方向(突出方向)
Z 第3方向(奥行方向)

Claims (5)

  1. 接続対象と接続された状態で当該接続対象との接点を形成する端子を保持するコネクタ体と、
    固定対象に固定され、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記コネクタ体を保持し、かつ、前記コネクタ体が前記接続対象に接続された状態で当該コネクタ体との間に直交する3方向に対してクリアランスを形成するプロテクタとを備え、
    前記コネクタ体は、互いに反対側に突出して形成される一対の突出部を有し、
    前記プロテクタは、前記一対の突出部をそれぞれ収容する一対の突出部空間部、及び、前記コネクタ体が前記接続対象に接続された状態で前記突出部空間部に収容された前記突出部との間に前記クリアランスを形成し、かつ、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記突出部空間部に収容された前記突出部の当該突出部空間部からの脱落を規制する規制壁部を有し、
    前記規制壁部は、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記突出部とそれぞれ当接可能であり、前記接続対象に対する前記コネクタ体の接続方向に沿って前記接続対象側にいくにしたがって前記突出部の突出方向に沿った相互の間隔が徐々に狭くなる一対の第1傾斜面を含むことを特徴とする、
    コネクタ接続構造。
  2. 前記突出部は、前記第1傾斜面と当接する面に、当該第1傾斜面に沿う第1案内傾斜面を有する、
    請求項1に記載のコネクタ接続構造。
  3. 前記規制壁部は、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記突出部とそれぞれ当接可能であり、前記接続方向に沿って前記接続対象側にいくにしたがって前記接続方向及び前記突出方向と交差する奥行方向に沿った相互の間隔が徐々に狭くなる一対の第2傾斜面を含む、
    請求項1又は請求項2に記載のコネクタ接続構造。
  4. 前記プロテクタは、前記突出部と当接し前記接続対象に対して前記コネクタ体を前記接続方向に沿って接続させる力の反力を受ける反力受けを挿通可能である挿通孔を有する、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコネクタ接続構造。
  5. 導電性を有する配索材と、
    前記配索材の端末に設けられ接続対象と接続された状態で当該接続対象との接点を形成する端子を保持するコネクタ体と、
    固定対象に固定され、前記配索材が配索されると共に、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で当該コネクタ体を保持し、かつ、前記コネクタ体が前記接続対象に接続された状態で当該コネクタ体との間に直交する3方向に対してクリアランスを形成するプロテクタとを備え、
    前記コネクタ体は、互いに反対側に突出して形成される一対の突出部を有し、
    前記プロテクタは、前記一対の突出部をそれぞれ収容する一対の突出部空間部、及び、前記コネクタ体が前記接続対象に接続された状態で前記突出部空間部に収容された前記突出部との間に前記クリアランスを形成し、かつ、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記突出部空間部に収容された前記突出部の当該突出部空間部からの脱落を規制する規制壁部を有し、
    前記規制壁部は、前記コネクタ体が前記接続対象に接続されていない状態で前記突出部とそれぞれ当接可能であり、前記接続対象に対する前記コネクタ体の接続方向に沿って前記接続対象側にいくにしたがって前記突出部の突出方向に沿った相互の間隔が徐々に狭くなる一対の第1傾斜面を含むことを特徴とする、
    ワイヤハーネス。
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