JPH09259977A - コネクタ保持機構 - Google Patents

コネクタ保持機構

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Publication number
JPH09259977A
JPH09259977A JP8881596A JP8881596A JPH09259977A JP H09259977 A JPH09259977 A JP H09259977A JP 8881596 A JP8881596 A JP 8881596A JP 8881596 A JP8881596 A JP 8881596A JP H09259977 A JPH09259977 A JP H09259977A
Authority
JP
Japan
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connector
panel
holder
piece
locking
Prior art date
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Pending
Application number
JP8881596A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukifumi Machida
幸文 町田
Hideo Kon
英雄 近
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
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Publication date
Application filed by Ryosei Electro Circuit Systems Ltd filed Critical Ryosei Electro Circuit Systems Ltd
Priority to JP8881596A priority Critical patent/JPH09259977A/ja
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  • Details Of Connecting Devices For Male And Female Coupling (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 コネクタが結合した後に被保持体の拘束から
解除する。 【構成】 第1のコネクタ1を第1のパネル2に第1の
ホルダ3を介して保持する。第1のコネクタ1のコネク
タ本体11の後部に、後端部を自由端とする可撓片15
を例えば上下左右に設け、可撓片15の略中間には外向
きの突起16を設け、可撓片15の後端部には外向きの
係止片17を設ける。第1のパネル2と第1のホルダ3
には、第2のコネクタ4のコネクタ本体31を挿通する
コネクタ挿通孔18とコネクタ挿通孔19をそれぞれ設
け、コネクタ挿通孔19の周壁には係止片17が係合す
る係合溝20を設ける。第1のコネクタ1と第2のコネ
クタ4が完全結合した後に、第2のコネクタ4の先端部
4aが突起16を押圧し、可撓片15が内方に撓み、係
止片17が係合溝20から抜け出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のイ
ンストルメントパネル等の組付体、又はダッシュパネル
等の被組付体にコネクタを保持するコネクタ保持機構に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のインストルメントパネル
等をダッシュパネル等に組み付ける際には、それぞれに
保持したコネクタ同士を結合する必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パネル
の位置決めに対してコネクタの位置は正確なものとは限
らず、コネクタ同士の結合後にパネルを移動しなければ
ならないことは屡々生ずる。また、コネクタ同士の結合
後にパネルの位置を変えることができることが望ましい
場合もある。更に、結合したコネクタ同士にはパネルの
ずれによる荷重が加わり続けるため、コネクタの耐久性
が劣化するという問題もある。
【0004】本発明の目的は、上述した問題点に鑑み、
コネクタ同士を結合した後にコネクタへのパネルからの
拘束を解除し得るコネクタ保持機構を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るコネクタ保持機構は、接続端子を収容し
た一方のコネクタを被保持体に保持するコネクタ保持機
構において、前記一方のコネクタに相手側の他方のコネ
クタを挿入して結合した後に、前記一方のコネクタが前
記被保持体から解離する機構を有することを特徴とす
る。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明を図示の実施例に基づいて
詳細に説明する。図1は第1の実施例の断面図であり、
第1のコネクタ1は例えば自動車のインストルメントパ
ネル等の第1のパネル2に第1のホルダ3を介して保持
され、第2のコネクタ4は例えば自動車のダッシュパネ
ル等の第2のパネル5に第2のホルダ6を介して保持さ
れている。第1のホルダ3は第1のパネル2に固定ねじ
7により取り付けられ、第2のホルダ6は第2のパネル
5に図示しない固定手段により取り付けられている。こ
れらの第1のコネクタ1、第1のホルダ3、第2のコネ
クタ4、第2のホルダ6は合成樹脂材料により形成さ
れ、第1のコネクタ1と第2のコネクタ4は、第1のパ
ネル2を第2のパネル5に組み付ける際に結合するよう
になっている。
【0007】第1のコネクタ1のコネクタ本体11の前
方内部には嵌合孔12が設けられ、前方外周面には突起
13が例えば上下左右の4個所に形成されている。コネ
クタ本体11の中央内部は、図示しない接続端子を収容
するための端子収容部14とされている。コネクタ本体
11の後部外周には、後端部を自由端とする可撓片15
が例えば上下左右の4個所に設けられている。可撓片1
5の略中間には外向きの突起16が設けられ、可撓片1
5の後端部には係止片17が外向きに突設されている。
【0008】第1のパネル2には、相手側の第2のコネ
クタ4の前方部を挿通する大きさのコネクタ挿通孔18
が設けられている。第1のホルダ3は中央部が厚い板体
状にされ、第1のパネル2のコネクタ挿通孔18の径に
略一致するコネクタ挿通孔19が中央に設けられてい
る。このコネクタ挿通孔19の後部側には、第1のコネ
クタ1の係止片17を係合する係合溝20が形成され、
この係合溝20の前方の側壁は第1のホルダ3に一体の
係止部21とされ、後方の側壁は第1のパネル2による
係止部22とされている。そして、第1のホルダ3の周
縁には、固定ねじ7を挿通するねじ挿通孔23が設けら
れている。
【0009】ここで、可撓片15に対する突起16の位
置は、次のような条件により設定されている。即ち、第
1のコネクタ1と第2のコネクタ4が完全に結合した後
に、第2のコネクタ4の先端部4aが突起16を押圧
し、この押圧力により可撓片15が内方に撓み、係合片
17が係合溝20から抜け出す。
【0010】一方、第2のコネクタ4のコネクタ本体3
1は、第1のホルダ3のコネクタ挿通孔19と第1のパ
ネル2のコネクタ挿通孔18に挿通される外形とされ、
コネクタ本体31の前後の略中間にはフランジ32が設
けられている。コネクタ本体31の後部には、外向きの
突起33が例えば上下左右の4個所に設けられている。
コネクタ本体31の前方内部には、第1のコネクタ1の
コネクタ本体11を挿通させる本体挿通孔34と、コネ
クタ本体11を案内するテーパ孔35と、コネクタ本体
11を嵌合する本体嵌合孔36とが順次に設けられてい
る。本体嵌合孔36の周壁には、第1のコネクタ1の突
起13により押圧されて撓み、復元してそれらを係止す
る可撓片37が突起13に対応する数だけ設けられてい
る。そして、本体嵌合孔36の内方には、ワイヤハーネ
スWに接続した図示しない接続端子を保持し、第1のコ
ネクタ1の嵌合孔12に嵌合する端子保持部38が設け
られている。
【0011】第2のホルダ6のホルダ本体41は筒状と
され、ホルダ本体41の後部には、ワイヤハーネスWを
挿通させる挿通孔42が設けられている。ホルダ本体4
1の前方部には、前方フランジ43と後方フランジ44
が内向きに設けられ、これらの前方フランジ43と後方
フランジ44の前後の間隔は、第2のコネクタ4のフラ
ンジ32を前後に移動させる大きさとされている。ま
た、第2のコネクタ4のフランジ32の外周面と、第2
のホルダ6のホルダ本体41の内周面との間隔は、第2
のコネクタ4を上下左右に移動させる大きさとされてい
る。
【0012】そして、前方フランジ43には、第2のコ
ネクタ4のコネクタ本体31の前方部を中立位置に弾性
を有して保持する前方保持片45が、斜め前方に向けて
例えば上下左右の4個所に設けられている。また、後方
フランジ44には、第2のコネクタ4のコネクタ本体3
1の後方部を中立位置に弾性を有して保持する後方保持
片46が、斜め後方に向けて前方保持片45に対応して
設けられ、後方保持片46は第2のコネクタ4の突起3
3に係止するようになっている。
【0013】第1のパネル2を第2のパネル5に組み付
ける前には、第2のコネクタ4は前方保持片45と後方
保持片46により中立位置に保持されている。第1のパ
ネル2を第2のパネル5に組み付けるために、第1のパ
ネル2を第2のパネル5に近付けると、第1のコネクタ
1のコネクタ本体11が第2のコネクタ4の本体挿通孔
34に嵌合し、コネクタ本体11の先端が本体挿通孔3
4を通過してテーパ孔35の周壁に当接する。
【0014】このとき、図2に示すように第2のコネク
タ4が後方に移動し、フランジ32が第2のホルダ6の
後方フランジ44に当接する。第1のパネル2を第2の
パネル5に対して押し込むと、第1のコネクタ1は第2
のコネクタ4を保持片45、46に抗して上下左右に移
動させながら、コネクタ本体11が本体嵌合孔36に進
入する。このとき、突起13は可撓片37を外方に撓ま
せながら移動すると共に、第2のコネクタ4の端子保持
部38が第1のコネクタ1の嵌合孔12に嵌合する。同
時に、突起13が可撓片37の後端部に係止し、第1の
コネクタ1と第2のコネクタ4が完全に結合する。
【0015】次に、第1のパネル2を第2のパネル5に
対して更に強い余力で押し込むと、図3に示すように第
2のコネクタ4の先端部4aが第1のコネクタ1の突起
16を押圧する。これにより、可撓片15が内方に撓む
と共に係止片17が係合溝20から抜け出し、係止片1
7が第1のパネル2の係止部22から外れて、第1のコ
ネクタ1は第1のパネル2及び第1のホルダ3から解離
する。同時に、図4に示すように第1のコネクタ1は、
第2のコネクタ4に結合した状態で保持片45、46の
弾発力により中立位置に移動する。そして、第1のパネ
ル2は第2のパネル5に対して最終的な位置決めを行い
得る状態になり、第1のパネル2を第2のパネル5に位
置決めして固定することにより、第1のパネル2と第2
のパネル5の組付作業が完了する。
【0016】このように、第1の実施例では第1のコネ
クタ1と第2のコネクタ4を完全に結合した後に、第2
のコネクタ4の押圧力により第1のコネクタ1の係止片
17が係合溝20から抜け出すので、第1のパネル2を
第2のパネル5に自由な状態で容易に位置決めし組み付
けることができる。また、結合した第1のコネクタ1と
第2のコネクタ4の間に荷重が加わり続けることがなく
なるので、これらのコネクタ1、4の耐久性を向上させ
ることが可能になる。
【0017】図5は第2の実施例の断面図であり、第1
のコネクタ51と第1のホルダ52が第1の実施例と異
なっており、その他は第1の実施例と同様になってい
る。第1のコネクタ51のコネクタ本体11の後部に
は、第1のパネル2のコネクタ挿通孔18の径よりも小
さい外径のフランジ53が設けられ、フランジ53の周
縁には外向きの係止突起54aを有する係止片54が前
向きに設けられている。また、フランジ53の周縁には
第2のコネクタ4の前端部4aが当接する内向きの突片
55が、基部を係止片54の基部と一体になるように設
けられ、突片55の後方のフランジ53には、突片55
が移動し得る窓56が設けられている。
【0018】一方、第1のホルダ52には第1のパネル
2のコネクタ挿通孔18と同径のコネクタ挿通孔57が
設けられ、このコネクタ挿通孔57の前方部には、第1
のコネクタ1の係止片54の係止突起54aを係止する
係止部58が、コネクタ挿通孔57内に若干突出するよ
うに設けられている。そして、第1のホルダ52の周縁
には、固定ねじ7のねじ挿通孔59が設けられている。
【0019】第1のパネル2を第2のパネル5に組み付
ける際には、図6に示すように第1のコネクタ51と第
2のコネクタ4は第1の実施例と同様に結合する。この
状態から第1のパネル2を第2のパネル5に対して押し
込むと、図7に示すように第2のコネクタ4の先端部4
aが第1のコネクタ51の突片55を押圧し、突片55
が後方に移動する。これにより、突片55と基部を同一
とする係止片54の自由端が内方に移動し、係止突起5
4aが第1のホルダ52の係止部58から解離する。同
時に、図8に示すように第1のコネクタ51は第2のコ
ネクタ4に結合した状態で、保持片45、46の弾発力
により中立位置に移動する。この後の作用は第1の実施
例と同様になり、この第2の実施例も第1の実施例と同
様な効果を得ることができる。
【0020】図9は第3の実施例の断面図であり、第1
のコネクタ61と第2のホルダ62が第1、第2の実施
例と異なっており、その他は第1の実施例と同様になっ
ている。第1のコネクタ61のコネクタ本体11の後部
外周には、外向きの係止突起63aを有する係止片63
が、連結片64を介して例えば上下左右の4個所に前向
きに設けられている。
【0021】一方、第1のホルダ62のホルダ本体65
は筒状にされ、ホルダ本体65の前端部には内向きのフ
ランジ66が設けられている。フランジ66には第1の
コネクタ61の係止片63を挿通する係止孔67が設け
られ、この係止孔67の周壁は係止突起63aを係止す
る係止部68とされている。そして、ホルダ本体65の
後部には、固定ねじ7の挿通孔69を有する取付部70
が設けられている。
【0022】ここで、第1のコネクタ61は次のような
条件で、第1のホルダ62から解離するようになってい
る。即ち、第1のコネクタ61と第2のコネクタ4が完
全に結合した後に、これらの完全結合に要する力よりも
大きな余力が第2のコネクタ4に加わった場合に、第1
のコネクタ61の係止突起63aが第1のホルダ62の
係止部68から外れ、係止片63が係止孔67から抜け
出す。
【0023】第1のパネル2を第2のパネル5に組み付
ける際には、図10に示すように第1のコネクタ61と
第2のコネクタ4は第1の実施例と同様に結合する。こ
の状態から、第1のコネクタ61と第2のコネクタ4を
完全結合する力よりも大きな余力で、第1のパネル2を
第2のパネル5に対して押し込むと、図11に示すよう
に第1のコネクタ61の係止片63の係止突起63aが
第1のホルダ62の係止部68から外れ、係止片63が
係止孔67から抜け出す。同時に、図12に示すよう
に、第1のコネクタ61は第2のコネクタ4に結合した
状態で保持片45、46の弾発力により中立位置に移動
する。この後の作用は第1の実施例と同様になり、この
第3の実施例も第1の実施例と同様な効果を得ることが
できる。
【0024】なお、上述した第1〜第3の実施例におい
て、第1のコネクタ1、51、61を第1のパネル2に
保持し、第2のコネクタ4を第2のパネル5に保持する
ようにしたが、その逆であってもよい。また、第3の実
施例において、第1のコネクタ61の係止突起63a
が、第1のホルダ62の係止部68から外れるようにし
たが、係止片63と係止部68の少なくとも一方が破損
するようにしてもよい。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るコネク
タ保持機構は、一方のコネクタに相手側の他方のコネク
タが結合した後に、一方のコネクタが被保持体から解離
するので、一方コネクタを被保持体の拘束から解除した
状態で、被保持体を一方のコネクタに対して自由に移動
させ、被保持体の位置決めを容易に行わせることができ
る。また、結合したコネクタ同士の間に荷重が加わるこ
とをなくすことができ、双方のコネクタの耐久性を向上
させることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例の断面図である。
【図2】コネクタ同士が結合した状態の断面図である。
【図3】第1のコネクタが第1のホルダから解離すると
きの作用説明図である。
【図4】第1のコネクタが第1のパネルから解離した後
の作用説明図である。
【図5】第2の実施例の拡大断面図である。
【図6】コネクタ同士が結合した状態の断面図である。
【図7】第1のコネクタが第1のホルダから解離すると
きの作用説明図である。
【図8】第1のコネクタが第1のパネルから解離した後
の作用説明図である。
【図9】第3の実施例の拡大断面図である。
【図10】コネクタ同士が結合した状態の断面図であ
る。
【図11】第1のコネクタが第1のホルダから解離する
ときの作用説明図である。
【図12】第1のコネクタが第1のパネルから解離した
後の作用説明図である。
【符号の説明】
1、51、61 第1のコネクタ 2 第1のパネル 3、52、62 第1のホルダ 4 第2のコネクタ 5 第2のパネル 6 第2のホルダ 15 可撓片 16 突起 17、54、63 係止片 20 係合溝 22、58、68 係止部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接続端子を収容した一方のコネクタを被
    保持体に保持するコネクタ保持機構において、前記一方
    のコネクタに相手側の他方のコネクタを挿入して結合し
    た後に、前記一方のコネクタが前記被保持体から解離す
    る機構を有することを特徴とするコネクタ保持機構。
  2. 【請求項2】 前記解離は結合後に前記他方のコネクタ
    の押圧力によりなされる請求項1に記載のコネクタ保持
    機構。
  3. 【請求項3】 前記解離は完全結合力よりも大きな余力
    が前記他方のコネクタから前記一方のコネクタに加わっ
    た際になされる請求項1に記載のコネクタ保持機構。
JP8881596A 1996-03-18 1996-03-18 コネクタ保持機構 Pending JPH09259977A (ja)

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JP8881596A JPH09259977A (ja) 1996-03-18 1996-03-18 コネクタ保持機構

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