JPH0734118U - 飾り板 - Google Patents

飾り板

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Publication number
JPH0734118U
JPH0734118U JP6506693U JP6506693U JPH0734118U JP H0734118 U JPH0734118 U JP H0734118U JP 6506693 U JP6506693 U JP 6506693U JP 6506693 U JP6506693 U JP 6506693U JP H0734118 U JPH0734118 U JP H0734118U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
decorative plate
driving
decorative
nail
tile
Prior art date
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Pending
Application number
JP6506693U
Other languages
English (en)
Inventor
勝姫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eyetec Co Ltd
Original Assignee
Eyetec Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Eyetec Co Ltd filed Critical Eyetec Co Ltd
Priority to JP6506693U priority Critical patent/JPH0734118U/ja
Publication of JPH0734118U publication Critical patent/JPH0734118U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 飾り板の製造を簡単化する。 【構成】 広小舞7には飾り板9が取付けられている。
この飾り板9は、その上面形状が唐草瓦6aの湾曲形状
に対応したものに形成され、唐草瓦6aと広小舞7との
間を覆っている。この場合、飾り板9は耐衝撃性に優れ
た合成樹脂から形成され、割れ等の虞れがないため、釘
10が直接打込まれることにより広小舞7に固定されて
いる。従って、釘10を打込むための打込孔を飾り板9
に形成しておく必要がなくなり、その結果、飾り板9の
製造が簡単化される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、軒先に位置する瓦と広小舞との間に設けられる化粧用の飾り板に関 する。
【0002】
【従来の技術】
軒先に位置する唐草瓦と広小舞との間を覆うにあたっては、広小舞に瓦座を取 付け、湾曲した唐草瓦と平らな瓦座との隙間に漆喰を埋めて化粧仕上げすること が行われていた。しかしながら、漆喰を埋めて化粧仕上げする一連の作業には高 度な技術を要するため、人材を容易に確保できない現状では、この施工方法を採 用するのが困難になっている。
【0003】 そこで、施工の簡単化を図るべく、木板や金属板からなる飾り板を釘等の打込 部材により広小舞に固定し、唐草瓦と広小舞との間を覆う技術がある。しかしな がら、木板製の飾り板に釘を打込むにあたっては、飾り板が割れないように注意 深く打込み作業を行う必要があり、金属板製の飾り板に釘を打込むにあたっては 、比較的大きな打込み力を作用させる必要がある。従って、これら飾り板におい ては、釘が打込まれる打込孔を予め飾り板に形成しておく必要があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、使用される釘には各種太さのものがあり、どのような太さの釘 が用いられるか分からない。このため、上記従来技術では、径寸法の異なる打込 孔が形成された各種の飾り板を製造しておかなくてはならず、製造が面倒である という不具合があった。
【0005】 本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、製造が容易な飾 り板を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、打込部材が打込まれることにより広小舞に取付けられ、軒先に位置 する瓦と広小舞との間を覆う飾り板において、この飾り板は、耐衝撃性のある合 成樹脂から形成され、前記打込部材が打込まれる打込孔が形成されていないとこ ろに特徴を有する。
【0007】
【作用】
上記手段によれば、耐衝撃性のある合成樹脂から飾り板を形成したので、木板 製のものとは異なり、打込部材の打込み作業を注意深く行わなくとも、飾り板が 割れなる虞れはない。しかも、金属板製のものとも異なり、比較的小さな打込み 力で打込部材を飾り板に打込むことが可能になるので、飾り板に打込孔を予め形 成しておく必要がなくなる。このため、飾り板としては、打込孔が形成されてい ないものを1種類だけ製造しておけば良いので、製造が簡単化される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。まず、図1において、1 は鼻もや、2は軒げた、3は垂木であり、この垂木3には野地板4が被せられて いる。そして、この野地板4には瓦座5a,5bが取付けられ、このうち軒先寄 りに位置する瓦座5aには複数枚の唐草瓦6aが伏せられ(図2参照)、残りの 瓦座5bにも複数枚の瓦6bが伏せられている(但し1枚のみ図示する)。また 、垂木3の先端部には広小舞7が取付けられ、広小舞7と唐草瓦6aとの間には 淀8が設けられている。
【0009】 広小舞7には、図2に示すように、複数枚の飾り板9が取付けられている。こ れら各飾り板9は、耐衝撃性に優れた合成樹脂、例えばスチロール系樹脂から形 成されたものであり、図1に示すように、打込部材である複数の釘10によって 広小舞7に固定されている。そして、各飾り板9は、図2に示すように、その上 面形状が唐草瓦6aの湾曲形状に対応したものに形成され、各唐草瓦6aと広小 舞7との間を全面側から覆っている。尚、各飾り板9には、釘10が打込まれる 打込孔は形成されておらず、釘10は、ガンタッカー(図示せず)により任意の 位置に打込まれている。
【0010】 各飾り板9には、図1に示すように、その上端部に位置してリブ9aが突設さ れ、その下端部に位置して円弧状に膨らむリブ9bが設けられている。さらに、 飾り板9には、図2に示すように、両リブ9a,9b間に位置して複数本のリブ 9cが設けられ、総じて剛性アップがなされている。しかも、リブ9aおよび9 bの一端部には切欠部9´aおよび9´bが形成されており、隣接する飾り板9 相互間は、これら切欠部9´aおよび9´bを重ね合わせるようにして広小舞7 に取付けられている。
【0011】 上記実施例によれば、耐衝撃性のある合成樹脂から飾り板9を形成したので、 釘10の打込み作業を注意深く行わなくとも、飾り板が割れなる虞れはない。し かも、比較的小さな打込み力で釘10を飾り板に打込むことが可能になるので、 飾り板9に打込孔を予め形成しておく必要がなくなる。このため、飾り板9とし ては、打込孔が形成されていないものを1種類だけ製造しておけば良いので、製 造が簡単化される。しかも、ガンタッカー等の工具を使用して釘10を打込む場 合には、打込孔に狙いを付けることをしなくても良いので、釘10の打込み作業 を素早く行うことも可能になる。
【0012】 また、飾り板9に各種のリブ9a〜9cを設けたので、飾り板9の剛性アップ を図ることができる。しかも、リブ9aおよび9bの一端部に切欠部9´aおよ び9´bを設け、これら切欠部9´aおよび9´bを隣接する飾り板9に重ね合 わせるようにしたので、飾り板9の取付け位置を厳密に調整しなくとも、飾り板 9相互間に隙間が生じてしまうことを防止でき、ひいては、広小舞7への取付作 業性が向上する。
【0013】 尚、上記実施例においては、打込部材として釘10を用いたが、これに限定さ れるものではなく、鋲や針ピン等を用いても良い。
【0014】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案の飾り板によれば、耐衝撃性のある合 成樹脂から飾り板を形成したので、飾り板に打込孔を予め形成しておく必要がな くなる。このため、飾り板としては、打込孔が形成されていないものを1種類だ け製造しておけば良く、その結果、製造が簡単化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す縦断面図
【図2】図1のイ−イ線に沿う断面図
【符号の説明】
6aは唐草瓦(軒先に位置する瓦)7は広小舞、9は飾
り板、10は釘(打込部材)を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 打込部材が打込まれることにより広小舞
    に取付けられ、軒先に位置する瓦と広小舞との間を覆う
    ものにおいて、 この飾り板は、耐衝撃性のある合成樹脂から形成され、
    前記打込部材が打込まれる打込孔が形成されていないこ
    とを特徴とする飾り板。
JP6506693U 1993-12-06 1993-12-06 飾り板 Pending JPH0734118U (ja)

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JP6506693U JPH0734118U (ja) 1993-12-06 1993-12-06 飾り板

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JP6506693U JPH0734118U (ja) 1993-12-06 1993-12-06 飾り板

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JPH0734118U true JPH0734118U (ja) 1995-06-23

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ID=13276216

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JP6506693U Pending JPH0734118U (ja) 1993-12-06 1993-12-06 飾り板

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JP (1) JPH0734118U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0842235A (ja) * 1994-07-26 1996-02-13 Takigen Mfg Co Ltd 二軸型蝶番
KR100711606B1 (ko) * 2007-01-31 2007-04-27 (주)테마종합건축사사무소 건축 지붕 마감구조

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JPH0842235A (ja) * 1994-07-26 1996-02-13 Takigen Mfg Co Ltd 二軸型蝶番
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