JP2002242370A - 屋根における改修用の屋根部材 - Google Patents

屋根における改修用の屋根部材

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JP2002242370A
JP2002242370A JP2001035778A JP2001035778A JP2002242370A JP 2002242370 A JP2002242370 A JP 2002242370A JP 2001035778 A JP2001035778 A JP 2001035778A JP 2001035778 A JP2001035778 A JP 2001035778A JP 2002242370 A JP2002242370 A JP 2002242370A
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JP
Japan
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roof
roof tile
tile
repaired
cover
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JP2001035778A
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English (en)
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Iwao Tsuzuki
巌 都築
Minoru Osada
実 長田
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Yanegiken Co Ltd
Original Assignee
Yanegiken Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 雨処理対策や見栄えを良くするとともに、構
造簡単かつ容易にしてその施工等の作業性の良化向上を
図ることができる。 【解決手段】 家屋等の屋根構造体に対し葺き重ねられ
た屋根瓦の改修用の屋根部材であって、改修すべき当該
屋根瓦の上面を覆う平板状の覆蓋部2を主体部1Aと
し、該主体部の長さ方向の一端側を前記当該屋根瓦の上
位に位置する屋根瓦との葺き重ね部位に挿通される挿通
覆蓋部3となし、他端側には前記当該屋根瓦の頭部端面
を覆いかつ下位に位置する屋根瓦との葺き重ね部位に挿
通する端面覆蓋部4が形成されているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、家屋等の屋根構造
体に対し葺き重ねられた屋根瓦、とくに、平スレートや
アスベスト等の屋根瓦(屋根部材ともいう。)の改修用
に使用される屋根部材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、葺き上げられた屋根瓦(屋根部
材)の全体或いは損傷した一部の屋根瓦(屋根部材)を
改修する場合には、該屋根瓦(屋根部材)と同種のもの
を用意して行われている現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記屋
根瓦(屋根部材)の改修するに際し、例えば、損傷した
一部の屋根瓦(屋根部材)を改修する場合、ときとし
て、同種の屋根瓦(屋根部材)が用意することができ
ず、応急処置として当該部位に別の部材等を使用して対
処しているのが現状であり、雨処理対策や見栄え、作業
性等の点において満足するには至らず、新たな改修用の
屋根部材が希求されていた。そこで、本発明は、上記し
た従来の問題点に鑑み、雨処理対策や見栄えを良くする
とともに、構造簡単かつ容易にしてその施工等の作業性
の良化向上を図ることができる屋根における改修用の屋
根部材を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した目的を達成する
ために、請求項1の発明は、家屋等の屋根構造体に対し
葺き重ねられた屋根瓦の改修用の屋根部材であって、改
修すべき当該屋根瓦の上面を覆う平板状の覆蓋部を主体
部とし、該主体部の長さ方向の一端側を前記当該屋根瓦
の上位に位置する屋根瓦との葺き重ね部位に挿通される
挿通覆蓋部となし、他端側には前記当該屋根瓦の頭部端
面を覆いかつ下位に位置する屋根瓦との葺き重ね部位に
挿通する端面覆蓋部が形成されているを要旨とするもの
である。
【0005】この構成によれば、改修すべき当該屋根瓦
の上面に対し、平板状の覆蓋部を主体部を位置させ、一
端側の挿通覆蓋部を前記当該屋根瓦の上位に位置する屋
根瓦との葺き重ね部位に挿通し、かつ他端側の端面覆蓋
部により前記当該屋根瓦の頭部端面を覆うとともに、下
位に位置する屋根瓦との葺き重ね部位に挿通することに
よって、改修すべき当該屋根瓦全体を覆蓋して葺き上げ
て改修することができ、雨処理対策や見栄えを良くして
構造簡単かつ容易にして施工等その作業性の良化向上を
図ることができる。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の屋根に
おける改修用の屋根部材であって、主体部及び挿通覆蓋
部、端面覆蓋部を金属製の平板から一体的に形成してな
ることを要旨とするものである。
【0007】この構成によれば、改修用の屋根部材とし
て全体の構造の更なる簡素化を図るとともに、簡易に成
形することができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1記載の屋根に
おける改修用の屋根部材であって、主体部の幅方向の長
さを改修すべき当該屋根瓦の複数枚分の長さに形成して
なることを要旨とするものである。
【0009】この構成によれば、複数枚の改修すべき屋
根瓦(屋根部材)を一枚の改修用の屋根部材により、雨
処理対策や見栄えを一層良くして簡単かつ容易に施工す
ることができ、その作業性の一層の良化向上を図ること
ができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
形態を図にしたがって詳述する。本発明の実施の形態に
おける改修用の屋根部材1は、図1に示すように、全体
として比較的薄い平板状の軽量金属等から形成されてお
り、改修すべき当該屋根瓦Wの上面を覆う平板状の覆蓋
部2を主体部1Aとし、該主体部1Aの長さ方向の一端
側には前記当該屋根瓦Wの上位に位置する屋根瓦W1と
の葺き重ね部位に挿通するための挿通覆蓋部3が形出さ
れ、他端側には前記当該屋根瓦Wの頭部端面waを覆い
かつ下位に位置する屋根瓦W2との葺き重ね部位に挿通
するための端面覆蓋部4が内方に向けてほぼコ字状態で
曲折形成されている。
【0011】そして、改修用の屋根部材1全体の長さ方
向の全長(主体部1Aと挿通覆蓋部3を含む)寸法は、
改修すべき当該屋根瓦Wの長さより長く(約5cm位長
いほうが好ましい。)形成され、かつ幅方向の長さは、
改修すべき当該屋根瓦Wの複数枚分(図では2枚分)の
長さより若干長く形成されている。
【0012】なお、改修用の屋根部材1全体、すなわ
ち、主体部1A及び挿通覆蓋部3、端面覆蓋部4を一体
的に形成することが好ましく、また、覆蓋部2を構成す
る主体部1A、挿通覆蓋部3、端面覆蓋部4のそれぞれ
の表面には防錆用の塗装面がほどこされている。
【0013】上述のよに構成された改修用の屋根部材1
を用いて屋根瓦の改修をする場合について説明する。図
2及び図3に示すように、改修すべき当該屋根瓦W(図
の場合は瓦2枚分でかつ桁行き方向に2列を示す。)の
上面に改修用の屋根部材1の主体部1Aを載置するとと
もに、端面覆蓋部4を改修すべき屋根瓦Wの頭部端面w
aを覆うようにして嵌合してその曲折片4aを下位に位
置した屋根瓦W2との葺き重ね部位に挿通し、さらに、
挿通覆蓋部3を上位に位置した屋根瓦W1との葺き重ね
部位に挿通して、改修用の屋根部材1全体を改修すべき
屋根瓦Wに他の屋根瓦W1、W2との葺き重ね状態を利
用して葺き重ねるものである。
【0014】そして、図2及び図3に示すように、挿通
覆蓋部3のほぼ端部は、上位に位置した屋根瓦W1から
釘Pにより改修すべき当該屋根瓦W及び下地材に固設さ
れて下方への落下及びずれ等が防止されるものである。
【0015】また、改修用の屋根部材1を上位或いは下
位に葺き重ねて使用する場合には、図2及び図3に示す
ように、前述と同様にして取付けた下位に位置する屋根
瓦W2を覆蓋した主体部1Aの挿通覆蓋部3の上部に、
上位に位置する屋根瓦W1を覆蓋した主体部1Aの端面
覆蓋部4を重ね合せて取付けるものである。
【0016】本実施の形態においては、上述のようにし
て、改修用の屋根部材1により葺き上げられた屋根瓦
(屋根部材)の全体或いは損傷した一部の屋根瓦(屋根
部材)を改修するものである。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明においては、改修すべき
当該屋根瓦全体を覆蓋して葺き上げて改修することがで
き、雨処理対策や見栄えを良くして構造簡単かつ容易に
して施工等その作業性の良化向上を図ることができる。
【0018】請求項2の発明においては、改修用の屋根
部材として全体の構造の更なる簡素化を図るとともに、
簡易に成形することができる。
【0019】請求項3の発明においては、複数枚の改修
すべき屋根瓦(屋根部材)を一枚の改修用の屋根部材に
より、雨処理対策や見栄えを一層良くして簡単かつ容易
に施工することができ、その作業性の一層の良化向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す改修用の屋根部材の
一部破断を含む斜視図である。
【図2】改修用の屋根部材の実施状態を示す平面図であ
る。
【図3】同じく、改修用の屋根部材の実施状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
1 改修用の屋根部材 1A 主体部 2 覆蓋部 3 挿通覆蓋部 4 端面覆蓋部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 長田 実 愛知県愛知郡長久手町大字岩作字色金35の 12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家屋等の屋根構造体に対し葺き重ねられ
    た屋根瓦の改修用の屋根部材であって、改修すべき当該
    屋根瓦の上面を覆う平板状の覆蓋部を主体部とし、該主
    体部の長さ方向の一端側を前記当該屋根瓦の上位に位置
    する屋根瓦との葺き重ね部位に挿通される挿通覆蓋部と
    なし、他端側には前記当該屋根瓦の頭部端面を覆いかつ
    下位に位置する屋根瓦との葺き重ね部位に挿通する端面
    覆蓋部が形成されている屋根における改修用の屋根部
    材。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の屋根における改修用の屋
    根部材であって、主体部及び挿通覆蓋部、端面覆蓋部を
    金属製の平板から一体的に形成してなる屋根における改
    修用の屋根部材。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の屋根における改修用の屋
    根部材であって、主体部の幅方向の長さを改修すべき当
    該屋根瓦の複数枚分の長さに形成してなる屋根における
    改修用の屋根部材。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010038324A1 (ja) * 2008-10-02 2010-04-08 Sakai Keijiro 屋根瓦材と屋根瓦材を備えた瓦屋根構造
JP2019151975A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 日鉄日新製鋼株式会社 壁の補修方法及びその壁構造
JP2020076317A (ja) * 2020-02-19 2020-05-21 エバー修栄株式会社 屋根の差し込み固定カバー構造およびその工法

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JP2022088673A (ja) * 2020-02-19 2022-06-14 エバー修栄株式会社 屋根補修方法および屋根材
JP7365723B2 (ja) 2020-02-19 2023-10-20 エバー修栄株式会社 屋根補修方法および屋根材

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