JPH069181Y2 - 天然スレート瓦用断熱下地材 - Google Patents
天然スレート瓦用断熱下地材Info
- Publication number
- JPH069181Y2 JPH069181Y2 JP1987162352U JP16235287U JPH069181Y2 JP H069181 Y2 JPH069181 Y2 JP H069181Y2 JP 1987162352 U JP1987162352 U JP 1987162352U JP 16235287 U JP16235287 U JP 16235287U JP H069181 Y2 JPH069181 Y2 JP H069181Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- natural slate
- base material
- roof
- tile
- natural
- Prior art date
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- Roof Covering Using Slabs Or Stiff Sheets (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、屋根の野地板と、この野地板上に敷設され
る側面視平板状の天然スレート瓦との間に介設される天
然スレート瓦用断熱下地材に関する。
る側面視平板状の天然スレート瓦との間に介設される天
然スレート瓦用断熱下地材に関する。
(従来の技術) 野地板上に天然スレート瓦を敷設する屋根に関しては、
従来、第1図〜第3図で示される第1〜第3従来例があ
る。
従来、第1図〜第3図で示される第1〜第3従来例があ
る。
上記第1図により、第1従来例を説明すると、屋根は、
野地板1と、この野地板1上に敷設される天然スレート
瓦3と、これら野地板1と天然スレート瓦3との間に介
設されるルーフィング2とで構成されている。
野地板1と、この野地板1上に敷設される天然スレート
瓦3と、これら野地板1と天然スレート瓦3との間に介
設されるルーフィング2とで構成されている。
上記構成において、天然スレート瓦3を敷設する場合に
は、まず、野地板1上にルーフィング2を敷設し、次
に、このルーフィング2上に天然スレート瓦3を敷設す
る。この場合、ルーフィング2上の所定位置に各天然ス
レート瓦3を位置決めさせるための線引きを、上記ルー
フィング2上に行う。
は、まず、野地板1上にルーフィング2を敷設し、次
に、このルーフィング2上に天然スレート瓦3を敷設す
る。この場合、ルーフィング2上の所定位置に各天然ス
レート瓦3を位置決めさせるための線引きを、上記ルー
フィング2上に行う。
そして、この線引きに従って、天然スレート瓦3を位置
決めし、この天然スレート瓦3を貫通させて釘4を野地
板1に打ち込み、この天然スレート瓦3を野地板1上に
固定させる。
決めし、この天然スレート瓦3を貫通させて釘4を野地
板1に打ち込み、この天然スレート瓦3を野地板1上に
固定させる。
このように、天然スレート瓦3を屋根の傾斜方向(以
下、これを単に傾斜方向という)に沿って順次棟にまで
葺き上げれば、天然スレート瓦3の敷設が完了する。
下、これを単に傾斜方向という)に沿って順次棟にまで
葺き上げれば、天然スレート瓦3の敷設が完了する。
次に、第2図により、第2従来例を説明すると、屋根
は、野地板1と、この野地板1上に敷設される天然スレ
ート瓦3と、これら野地板1と天然スレート瓦3との間
に介設される断熱下地材5とで構成されている。
は、野地板1と、この野地板1上に敷設される天然スレ
ート瓦3と、これら野地板1と天然スレート瓦3との間
に介設される断熱下地材5とで構成されている。
上記断熱下地材5の上面は上記傾斜方向に沿って段階状
とされ、その各段の上面に上記天然スレート瓦3の上記
傾斜方向における上部がそれぞれ載置されて、接着剤に
より接着されている。
とされ、その各段の上面に上記天然スレート瓦3の上記
傾斜方向における上部がそれぞれ載置されて、接着剤に
より接着されている。
上記構成において、天然スレート瓦3を敷設する場合に
は、まず、野地板1上に断熱下地材5を敷設し、次に、
上記傾斜方向で隣り合う上、下段のうち下段の上面に、
上記天然スレート瓦3の上部を載置させる。この際、上
記上、下段間の縦向きの段差面に、上記天然スレート瓦
3の同上傾斜方向における上端面を当接させてこの天然
スレート瓦3を位置決めし、同上天然スレート瓦3の上
部を上記段の上面に載置させると共に、接着剤により接
着させる。
は、まず、野地板1上に断熱下地材5を敷設し、次に、
上記傾斜方向で隣り合う上、下段のうち下段の上面に、
上記天然スレート瓦3の上部を載置させる。この際、上
記上、下段間の縦向きの段差面に、上記天然スレート瓦
3の同上傾斜方向における上端面を当接させてこの天然
スレート瓦3を位置決めし、同上天然スレート瓦3の上
部を上記段の上面に載置させると共に、接着剤により接
着させる。
このように、天然スレート瓦3を上記傾斜方向に沿って
順次棟まで葺き上げれば、天然スレート瓦3の敷設が完
了する。
順次棟まで葺き上げれば、天然スレート瓦3の敷設が完
了する。
次に、第3図により、第3従来例を説明すると、屋根
は、第2従来例で示した接着剤に代えて、断熱下地材5
の上面の各段に突設される突起部6と、天然スレート瓦
3に形成され、上記突起部6と嵌合可能とされる嵌合孔
7とが設けられている。
は、第2従来例で示した接着剤に代えて、断熱下地材5
の上面の各段に突設される突起部6と、天然スレート瓦
3に形成され、上記突起部6と嵌合可能とされる嵌合孔
7とが設けられている。
そして、上記嵌合によって、各天然スレート瓦3が断熱
下地材5上に固定されるようになっている。
下地材5上に固定されるようになっている。
(考案が解決しようとする問題点) ところで、上記第1従来例では、天然スレート瓦3を位
置決めさせるための線引きをルーフィング2上にする必
要があって、上記天然スレート瓦3の敷設作業が煩雑に
なっている。
置決めさせるための線引きをルーフィング2上にする必
要があって、上記天然スレート瓦3の敷設作業が煩雑に
なっている。
また、上記第2従来例では、断熱下地材5の上面の各段
のうち下段側から上段側に向けて順次天然スレート瓦3
を敷設していくが、この際、接着剤が硬化して十分な接
着力を生じるには、ある程度長い時間がかかる。このた
め、上段に天然スレート瓦3を敷設する際に、既に下段
に敷設してある天然スレート瓦3に作業者等から外力が
与えられると、この天然スレート瓦3が位置ずれするお
それがある。
のうち下段側から上段側に向けて順次天然スレート瓦3
を敷設していくが、この際、接着剤が硬化して十分な接
着力を生じるには、ある程度長い時間がかかる。このた
め、上段に天然スレート瓦3を敷設する際に、既に下段
に敷設してある天然スレート瓦3に作業者等から外力が
与えられると、この天然スレート瓦3が位置ずれするお
それがある。
よって、既に敷設した天然スレート瓦3に外力を与えな
いようにしながら、他の天然スレート瓦3の敷設を続け
ていく必要があるが、このような敷設作業は煩雑であ
る。
いようにしながら、他の天然スレート瓦3の敷設を続け
ていく必要があるが、このような敷設作業は煩雑であ
る。
そこで、天然スレート瓦3を貫通させて釘4を断熱下地
材5に打ち込むことにより、天然スレート瓦3を固定さ
せることが考えられるが、断熱下地材5は軟らかいもの
であるため、上記固定の強度が不十分になる。
材5に打ち込むことにより、天然スレート瓦3を固定さ
せることが考えられるが、断熱下地材5は軟らかいもの
であるため、上記固定の強度が不十分になる。
また、上記第3従来例によれば、天然スレート瓦3に
は、突起部6に見合うだけの大きな嵌合孔7を穿設する
必要があるが、上記天然スレート瓦3はしばしば石理を
有しており、このため、上記穿設時に、上記石理に沿っ
て容易にひび割れが生じるということがある。
は、突起部6に見合うだけの大きな嵌合孔7を穿設する
必要があるが、上記天然スレート瓦3はしばしば石理を
有しており、このため、上記穿設時に、上記石理に沿っ
て容易にひび割れが生じるということがある。
よって、上記ひび割れを防止しながら作業を進める必要
上、上記嵌合孔7の穿設作業は煩雑となっており、この
従来例においても天然スレート瓦3の敷設作業は煩雑と
なっている。
上、上記嵌合孔7の穿設作業は煩雑となっており、この
従来例においても天然スレート瓦3の敷設作業は煩雑と
なっている。
(考案の目的) この考案は、上記のような事情に注目してなされたもの
で、屋根における天然スレート瓦の敷設作業が容易にで
きるようにすると共に、この敷設による天然スレート瓦
の固定が強固にできるようにすることを目的とする。
で、屋根における天然スレート瓦の敷設作業が容易にで
きるようにすると共に、この敷設による天然スレート瓦
の固定が強固にできるようにすることを目的とする。
(考案の構成) 上記目的を達成するためのこの考案の特徴とするところ
は、断熱下地材の上面を屋根の傾斜方向に沿って階段状
とし、その各段の上面に、それぞれ側面視平板状の天然
スレート瓦の同上傾斜方向における上部を釘止め可能と
させる桟木を埋め込み、この桟木の上面と、この桟木を
埋め込ませた上記段の上面とを互いにほぼ面一にし、同
上桟木を各段の上記傾斜方向における上下中途部で、か
つ、上部側に配設した点にある。
は、断熱下地材の上面を屋根の傾斜方向に沿って階段状
とし、その各段の上面に、それぞれ側面視平板状の天然
スレート瓦の同上傾斜方向における上部を釘止め可能と
させる桟木を埋め込み、この桟木の上面と、この桟木を
埋め込ませた上記段の上面とを互いにほぼ面一にし、同
上桟木を各段の上記傾斜方向における上下中途部で、か
つ、上部側に配設した点にある。
(実施例) 以下、この考案の実施例を第4図により説明する。
図において、屋根の野地板1と、この野地板1上に敷設
される側面視平板状の天然スレート瓦3との間に断熱下
地材5が介設されている。
される側面視平板状の天然スレート瓦3との間に断熱下
地材5が介設されている。
上記天然スレート瓦3は表裏面とも不整な凹凸を有する
ものである。一方、上記断熱下地材5は発泡樹脂製であ
って、野地板1上に敷設されて固定されている。
ものである。一方、上記断熱下地材5は発泡樹脂製であ
って、野地板1上に敷設されて固定されている。
上記断熱下地材5の上面は上記屋根の傾斜方向Aに沿っ
て階段状とされており、その段10の上面に、上記天然
スレート瓦3の上記傾斜方向Aにおける上部3aがそれ
ぞれ載置されている。
て階段状とされており、その段10の上面に、上記天然
スレート瓦3の上記傾斜方向Aにおける上部3aがそれ
ぞれ載置されている。
上記各段10の上面には、それぞれ上記傾斜方向Aにほ
ぼ直交する方向(左右)に延びる桟木8が埋め込まれて
固定されている。これら各桟木8は、上記各段10の上
面に上記天然スレート瓦3の上部3aを釘止め可能とさ
せるものである。
ぼ直交する方向(左右)に延びる桟木8が埋め込まれて
固定されている。これら各桟木8は、上記各段10の上
面に上記天然スレート瓦3の上部3aを釘止め可能とさ
せるものである。
上記段10に対する桟木8の固定は、次のようにしてな
される。即ち、断熱下地材5の成形の際に、段10の上
面に上記桟木8を嵌入させる溝を成形する。そして、こ
の溝と、桟木8との互いの対向面にそれぞれ接着剤を塗
布し、上記溝に桟木8を嵌入させて、上記接着剤を硬化
させる。すると、上記段10への桟木8の固定が完了す
る。
される。即ち、断熱下地材5の成形の際に、段10の上
面に上記桟木8を嵌入させる溝を成形する。そして、こ
の溝と、桟木8との互いの対向面にそれぞれ接着剤を塗
布し、上記溝に桟木8を嵌入させて、上記接着剤を硬化
させる。すると、上記段10への桟木8の固定が完了す
る。
上記桟木8は、厚さが15〜25mm、幅は25〜35m
m、左右長さは断熱下地材5の左右幅と同一で、1m前
後である。また、桟木8の材質は天然木材であるが、樹
脂製の合成木材であってもよく、この場合には、耐久性
の上から一層好ましい。
m、左右長さは断熱下地材5の左右幅と同一で、1m前
後である。また、桟木8の材質は天然木材であるが、樹
脂製の合成木材であってもよく、この場合には、耐久性
の上から一層好ましい。
上記桟木8の上面と、この桟木8を埋め込ませた上記段
10の上面とは互いにほぼ面一とされている。また、上
記桟木8は各段10の上記傾斜方向Aにおける上下中途
部で、かつ、上部側に配設されている。
10の上面とは互いにほぼ面一とされている。また、上
記桟木8は各段10の上記傾斜方向Aにおける上下中途
部で、かつ、上部側に配設されている。
一方、上記天然スレート瓦3の上部3aには左右一対の
釘孔9,9が形成されている。
釘孔9,9が形成されている。
上記天然スレート瓦3を敷設する場合には、まず、野地
板1上に断熱下地材5を敷設し、次に、上記傾斜方向A
で隣り合う上、下段10,10のうち下段10の上面
に、上記天然スレート瓦3の上部3aを載置させる。こ
の際、上記上、下段10,10間の縦向きの段差面11
に、上記天然スレート瓦3の同上傾斜方向Aにおける上
端面を当接させて、この天然スレート瓦3を位置決め
し、同上天然スレート瓦3の上部3aを上記段10の上
面に載置させる。
板1上に断熱下地材5を敷設し、次に、上記傾斜方向A
で隣り合う上、下段10,10のうち下段10の上面
に、上記天然スレート瓦3の上部3aを載置させる。こ
の際、上記上、下段10,10間の縦向きの段差面11
に、上記天然スレート瓦3の同上傾斜方向Aにおける上
端面を当接させて、この天然スレート瓦3を位置決め
し、同上天然スレート瓦3の上部3aを上記段10の上
面に載置させる。
そして、上記天然スレート瓦3の上部3aの釘孔9,9
を貫通させて、釘4を桟木8に打ち込むことにより、天
然スレート瓦3を断熱下地材5上に固定させる。このよ
うに、天然スレート瓦3を傾斜方向Aに沿って順次棟に
まで葺き上げれば、天然スレート瓦3の敷設が完了す
る。
を貫通させて、釘4を桟木8に打ち込むことにより、天
然スレート瓦3を断熱下地材5上に固定させる。このよ
うに、天然スレート瓦3を傾斜方向Aに沿って順次棟に
まで葺き上げれば、天然スレート瓦3の敷設が完了す
る。
また、上記の場合、左右天然スレート瓦3,3は互いに
密接させて、これら両天然スレート瓦3,3間に隙間が
生じないようにする。
密接させて、これら両天然スレート瓦3,3間に隙間が
生じないようにする。
(考案の効果) この考案によれば、断熱下地材の上面を屋根の傾斜方向
に沿って階段状とし、その各段の上面に、それぞれ側面
視平板状の天然スレート瓦の同上傾斜方向における上部
を釘止め可能とさせる桟木を埋め込んである。
に沿って階段状とし、その各段の上面に、それぞれ側面
視平板状の天然スレート瓦の同上傾斜方向における上部
を釘止め可能とさせる桟木を埋め込んである。
このため、天然スレート瓦を敷設する場合には、まず、
断熱下地材の段の上面に、上記天然スレート瓦の上部を
載置させる。次に、上記天然スレート瓦の上部を貫通さ
せて釘を桟木に打ち込むことにより、天然スレート瓦を
断熱下地材上に固定させる。このように、天然スレート
瓦を上記傾斜方向に沿って順次葺き上げれば、天然スレ
ート瓦の敷設がなされる。
断熱下地材の段の上面に、上記天然スレート瓦の上部を
載置させる。次に、上記天然スレート瓦の上部を貫通さ
せて釘を桟木に打ち込むことにより、天然スレート瓦を
断熱下地材上に固定させる。このように、天然スレート
瓦を上記傾斜方向に沿って順次葺き上げれば、天然スレ
ート瓦の敷設がなされる。
上記の場合、桟木の上面と、この桟木を埋め込ませた上
記段の上面とを互いにほぼ面一にしてある。
記段の上面とを互いにほぼ面一にしてある。
このため、天然スレート瓦を段の上面に載置したとき、
この天然スレート瓦は段の上面と桟木の上面とに全体的
に接合することとなる。
この天然スレート瓦は段の上面と桟木の上面とに全体的
に接合することとなる。
よって、上記天然スレート瓦を貫通させて釘を桟木に打
ち込む際、上記天然スレート瓦に与えられる外力は上記
段と桟木の各上面によって支持される。この結果、上記
天然スレート瓦は靱性の低いものではあるが、この天然
スレート瓦にひび割れの生じることが防止されて、その
分、天然スレート瓦の敷設作業が容易になされると共
に、上記断熱下地材に対する天然スレート瓦の固定が強
固になされる。
ち込む際、上記天然スレート瓦に与えられる外力は上記
段と桟木の各上面によって支持される。この結果、上記
天然スレート瓦は靱性の低いものではあるが、この天然
スレート瓦にひび割れの生じることが防止されて、その
分、天然スレート瓦の敷設作業が容易になされると共
に、上記断熱下地材に対する天然スレート瓦の固定が強
固になされる。
また、上記桟木を各段の上記傾斜方向における上下中途
部に配設してある。
部に配設してある。
このため、上記天然スレート瓦の上部を貫通させて釘を
桟木に打ち込む場合、上記天然スレート瓦の同上傾斜方
向における上端から、ある程度同上傾斜方向における下
方に離れてそれ自体強度のあるところで、釘を貫通させ
ることができる。
桟木に打ち込む場合、上記天然スレート瓦の同上傾斜方
向における上端から、ある程度同上傾斜方向における下
方に離れてそれ自体強度のあるところで、釘を貫通させ
ることができる。
よって、上記したように釘を貫通させる際、天然スレー
ト瓦の上記上端側にひび割れの生じることが防止され、
この点でも、天然スレート瓦の敷設作業が容易になり、
かつ、断熱下地材にたいする天然スレート瓦の固定が強
固になされることとなる。
ト瓦の上記上端側にひび割れの生じることが防止され、
この点でも、天然スレート瓦の敷設作業が容易になり、
かつ、断熱下地材にたいする天然スレート瓦の固定が強
固になされることとなる。
ところで、天然スレート瓦の各段の上記傾斜方向におけ
る上端には上方に延びる段差面が連なっているが、同上
段の傾斜方向における下端には下方に延びる他の段差面
が連なっており、このため、上記段の同上傾斜方向にお
ける上部側の方が、下部側に比べて強度が大きくなりが
ちである。
る上端には上方に延びる段差面が連なっているが、同上
段の傾斜方向における下端には下方に延びる他の段差面
が連なっており、このため、上記段の同上傾斜方向にお
ける上部側の方が、下部側に比べて強度が大きくなりが
ちである。
そこで、この考案では、各段の上記上部側に桟木を配設
してあり、このため、断熱下地材に対する上記桟木の支
持強度が、より十分に確保される。
してあり、このため、断熱下地材に対する上記桟木の支
持強度が、より十分に確保される。
よって、上記したように桟木に釘止めされる各天然スレ
ート瓦の固定は、より強固になされる。
ート瓦の固定は、より強固になされる。
第1図は第1従来例を示す屋根の側面断面図、第2図は
第2従来例を示す屋根の側面断面図、第3図は第3従来
例を示す屋根の斜視図、第4図は本考案の実施例を示す
屋根の斜視図である。 1……野地板、3……天然スレート瓦、3a……上部、
4……釘、5……断熱下地材、8……桟木、10……
段、11……段差面、A……傾斜方向。
第2従来例を示す屋根の側面断面図、第3図は第3従来
例を示す屋根の斜視図、第4図は本考案の実施例を示す
屋根の斜視図である。 1……野地板、3……天然スレート瓦、3a……上部、
4……釘、5……断熱下地材、8……桟木、10……
段、11……段差面、A……傾斜方向。
Claims (1)
- 【請求項1】屋根の野地板と、この野地板上に敷設され
る側面視平板状の天然スレート瓦との間に介設され、上
面が上記屋根の傾斜方向に沿って階段状とされ、その各
段の上面に上記天然スレート瓦の上記傾斜方向における
上部をそれぞれ載置させるようにした発泡樹脂製の天然
スレート瓦用断熱下地材において、 上記各段の上面にそれぞれ上記天然スレート瓦の上部を
釘止め可能とさせる桟木を埋め込み、この桟木の上面
と、この桟木を埋め込ませた上記段の上面とを互いにほ
ぼ面一にし、同上桟木を各段の上記傾斜方向における上
下中途部で、かつ、上部側に配設した天然スレート瓦用
断熱下地材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987162352U JPH069181Y2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 | 天然スレート瓦用断熱下地材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987162352U JPH069181Y2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 | 天然スレート瓦用断熱下地材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0167218U JPH0167218U (ja) | 1989-04-28 |
JPH069181Y2 true JPH069181Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31446098
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987162352U Expired - Lifetime JPH069181Y2 (ja) | 1987-10-22 | 1987-10-22 | 天然スレート瓦用断熱下地材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH069181Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-10-22 JP JP1987162352U patent/JPH069181Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0167218U (ja) | 1989-04-28 |
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