JPH0734108Y2 - コンクリートポンプ車におけるブーム装置 - Google Patents

コンクリートポンプ車におけるブーム装置

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JPH0734108Y2
JPH0734108Y2 JP1989014200U JP1420089U JPH0734108Y2 JP H0734108 Y2 JPH0734108 Y2 JP H0734108Y2 JP 1989014200 U JP1989014200 U JP 1989014200U JP 1420089 U JP1420089 U JP 1420089U JP H0734108 Y2 JPH0734108 Y2 JP H0734108Y2
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勝志 田中
太郎 岡本
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本考案は車体上にコンクリートポンプと屈折可能なブー
ム装置を搭載したコンクリートポンプ車の分野で利用さ
れるものである。
(b) 従来の技術 一般にコンクリートポンプ車にはコンクリート用配管を
沿設したブーム装置が設けられ、またブーム先端には配
管先端に接続したホースを支持する円弧状のホースガイ
ドが取付けられている。
ところでブーム装置が屈折式で偶数段のブームの場合に
は先部ブームを下方に屈折して格納すると、ホースガイ
ドがブームの支柱等に近接するためブーム特に先部ブー
ムの長さが制限されていた。
そのため、従来は特開昭57-40066号公報に開示されてい
るようにホースガイドを回動可能にして、ブーム使用時
にはホースガイドを張出し状態で固定し、ブーム格納時
にはホースガイドを回動させて格納状態にして支柱等に
当接しないようにし、ブームの全長を長くするようにし
ている。
(c) 考案が解決しようとする課題 ところが前記構造であれば、作業の開始・終了毎に作業
者がホースガイドの張出し、格納作業を行なわなければ
ならず、作業効率を低下させるという欠点がある。
本考案は上記の欠点を解決するためになされたもので、
その目的はブームの全長を短かくすることなく、ホース
ガイドを作業状態のまゝで支柱等に当接することなくブ
ームを格納できるようにしたコンクリートポンプ車にお
けるブーム装置を提供するものである。
(d) 課題を解決するための手段 本考案は前記の如き欠点を解消するもので、車体上にコ
ンクリートポンプを搭載するとともに支柱を立設した旋
回台を設け、この支柱に偶数段のブームを下方に屈折可
能に設け、前記ブームにコンクリートポンプから圧送さ
れたコンクリートを導く配管を沿設し、前記ブーム先端
には前記配管先端に接続したホースを支持するホースガ
イドを設けたコンクリートポンプ車において、前記ブー
ムの内のいずれかのブームを側方に屈折させて先部ブー
ムの一部若しくは全体を支柱の中心より片側に偏心さ
せ、さらに前記配管を先部ブームの偏心方向の外側方に
配置するとともに、前記ホースガイドを配管と同一線上
になるように先部ブームに取付けてなるコンクリートポ
ンプ車におけるブーム装置に関するものである。
(e) 作用 作業を行なう場合にはブーム装置を格納状態から起立さ
せ、その後各ブームを屈伸させて配管先端のホースをコ
ンクリート打設場所に臨ませる。
その状態でコンクリートポンプを始動させコンクリート
を配管を通して所定の場所まで圧送する。作業終了後は
各ブームを屈伸させ、その後ブーム装置を伏倒させる。
その際、ホースガイドが張出し状態のまゝのため支柱等
に近づくが支柱の中心より大きく偏心しているため当接
することなくブーム装置を格納することができる。
(f) 実施例 以下本考案の実施例を図面にて説明すると、(1)は車
体で、該車体(1)の後部にはコンクリートポンプ
(2)とホッパ(3)が設けられている。
車体(1)の前部には基台(4)を介して旋回台(5)
が設けられ、前記旋回台(5)上に支柱(6)が立設さ
れている。
前記支柱(6)にはブーム装置(7)が起伏シリンダ
(8)にて起伏可能に設けられている。
前記ブーム装置(7)は1段目の基部ブーム(9)、2
段目、3段目の中間ブーム(10)(11)、4段目の先部
ブーム(12)から成り、屈折シリンダ(13)…にて屈折
できるようになっている。
また格納時には下方向に折りたたむようになっている。
前記ブーム装置(7)は、ブーム装置(7)格納時に基
部ブーム(9)及び2段目の中間ブーム(10)は支柱
(6)の中心線上に位置し、3段目の中間ブーム(11)
には側方(第2図上方)に屈折させた屈折部(14)を形
成し、中間ブーム(11)の一部と先部ブーム(12)とを
支柱(6)の中心線より偏心させた位置になるようにし
てある。
(15)はコンクリートポンプ(2)から圧送されたコン
クリートを導くための配管で、該配管(15)は支持フレ
ーム(16)…を介して各ブーム(9)(10)(11)(1
2)の側面に沿設されている。
特に先部ブーム(12)に沿設した配管(15)は先部ブー
ム(12)の外側方に配置し、支柱(6)の中心線より大
きく偏心させている。
前記先部ブーム(12)の先端には支持具(17)を介して
円弧状のホースガイド(18)をピン(19)にて結合させ
ている。
前記ホースガイド(18)は配管(15)と同一線上になる
ように配置され、配管(15)先端に接続されたホース
(20)を支持するようになっている。
(21)はホース(20)先端をホースガイド(18)に固定
するチェーン(21)である。
尚、実施例では4段のブーム装置にて説明したが、偶数
段のブーム装置であれば同様の効果を有するものであ
る。
また屈折部を設けるのは3段目の中間ブームに限定され
るものではなく、他のブームに設けることも可能であ
る。
本考案は前記の如き構成で次に作用について説明する
と、まず第1図の状態から起伏シリンダ(8)を伸長さ
せてブーム装置(7)を起立させる。
ブーム装置(7)起立後屈折シリンダ(13)…にて各ブ
ーム(9)(10)(11)(12)を屈伸させ、ホース(2
0)先端をコンクリート打設場所に臨ませる。
その状態でコンクリートポンプ(2)を始動させ、ホッ
パ(3)内のコンクリートを吸込むとともに圧送し、配
管(15)ホース(20)を通して打設場所に供給する。
作業終了後は屈折シリンダ(13)にて中間ブーム(10)
(11)及び先部ブーム(12)を基部ブーム(9)の下方
に格納し、その後起伏シリンダ(8)にて基部ブーム
(9)を伏倒させる。
これにて第1図及び第2図の如く基部ブーム(9)と中
間ブーム(10)とを支柱(6)の中心線上でコンクリー
トポンプ(2)の上方に格納し、中間ブーム(11)と先
部ブーム(12)とを支柱(6)の中心線より偏心すると
ともにコンクリートポンプ(2)の側方に格納できる。
その際、ホースガイド(20)が先部ブーム(12)から張
出した状態のまゝであるが支柱(6)から大きく偏心し
ているので支柱(6)及び旋回台(5)の側方に十分格
納することができる。
(g) 考案の効果 以上の如く本考案は偶数段のブームのいずれかを側方に
屈折させて先部ブームの一部若しくは全体を支柱の中心
線より偏心させ、更に配管を先部ブームの外側方に沿設
させるとともにホースガイドを配管と同一線上になるよ
うに設けたので、ブームを短くすることなく、ホースガ
イドを張出し状態のまゝで支柱に当接することなくブー
ム装置を格納することができ、作業効率を著しく高める
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体図、第2図は第1図の上面図、第3図は第
2図A−A図、第4図はブーム装置の部分上面図であ
る。 (1)は車体、(6)は支柱、(7)はブーム装置、
(12)は先部ブーム、(14)は屈折部、(15)は配管、
(18)はホースガイド、(20)はホース。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−40066(JP,A) 特開 昭57−42421(JP,A) 特開 昭57−68466(JP,A) 実願昭54−155285号(実開昭56−71571 号)の願書に添付した明細書及び図面の内 容を撮影したマイクロフィルム(JP, U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体上にコンクリートポンプを搭載すると
    ともに支柱を立設した旋回台を設け、この支柱に偶数段
    のブームを下方に屈折格納可能に設け、前記ブームにコ
    ンクリートポンプから圧送されたコンクリートを導く配
    管を沿設し、前記ブーム先端には前記配管先端に接続し
    たホースを支持するホースガイドを設けたコンクリート
    ポンプ車において、前記ブームの内いずれかのブームを
    側方に屈折させて先部ブームの一部若しくは全体を支柱
    の中心より片側に偏心させ、さらに前記配管を先部ブー
    ムの偏心方向の外側方に配置するとともに前記ホースガ
    イドを配管と同一線上になるように先部ブームに取付け
    てなるコンクリートポンプ車におけるブーム装置。
JP1989014200U 1989-02-09 1989-02-09 コンクリートポンプ車におけるブーム装置 Expired - Fee Related JPH0734108Y2 (ja)

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JPS5953986B2 (ja) * 1980-10-15 1984-12-27 極東開発工業株式会社 生コンクリ−ト移送装置におけるホ−スガイド装置

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