JP2503173Y2 - ブ―ム付コンクリ―トポンプ車 - Google Patents
ブ―ム付コンクリ―トポンプ車Info
- Publication number
- JP2503173Y2 JP2503173Y2 JP1990091554U JP9155490U JP2503173Y2 JP 2503173 Y2 JP2503173 Y2 JP 2503173Y2 JP 1990091554 U JP1990091554 U JP 1990091554U JP 9155490 U JP9155490 U JP 9155490U JP 2503173 Y2 JP2503173 Y2 JP 2503173Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- tip
- concrete pump
- hose guide
- extension
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Reciprocating Pumps (AREA)
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は,ブーム付コンクリートポンプ車に関するも
のである。
のである。
(従来の技術) 従来の3段屈折式ブーム付コンクリートポンプ車を第
4図により説明すると,(1)がコンクリートポンプ車
のキヤブ付シヤーシ,(2)が根本ブーム(NO1ブー
ム),(3)が中間ブーム(NO2ブーム),(4)が先
端ブーム(NO3ブーム),(5)がこれらのブームを支
持して旋回する上部架台,(6)が下部架,(7)がホ
ツパ,(8)がコンクリートポンプ装置,(9a)(9b)
(9c)がコンクリート輸送管,(10)が先端ホース,
(12)が先端ホースガイドで,第4図の鎖線はコンクリ
ート打設時の状態を示しており,ホツパ(7)内のコン
クリートをコンクリートポンプ装置(8)から吐出し,
これをコンクリート輸送管(9a)(9b)と先端ブーム
(NO3ブーム)(4)のコンクリート輸送管(9c)と先
端ホース(10)とを経て目的の箇所へ吐出するようにな
っている。
4図により説明すると,(1)がコンクリートポンプ車
のキヤブ付シヤーシ,(2)が根本ブーム(NO1ブー
ム),(3)が中間ブーム(NO2ブーム),(4)が先
端ブーム(NO3ブーム),(5)がこれらのブームを支
持して旋回する上部架台,(6)が下部架,(7)がホ
ツパ,(8)がコンクリートポンプ装置,(9a)(9b)
(9c)がコンクリート輸送管,(10)が先端ホース,
(12)が先端ホースガイドで,第4図の鎖線はコンクリ
ート打設時の状態を示しており,ホツパ(7)内のコン
クリートをコンクリートポンプ装置(8)から吐出し,
これをコンクリート輸送管(9a)(9b)と先端ブーム
(NO3ブーム)(4)のコンクリート輸送管(9c)と先
端ホース(10)とを経て目的の箇所へ吐出するようにな
っている。
(考案が解決しょうとする課題) 前記第4図に示す従来の3段屈折式ブーム付コンクリ
ートポンプ車では,(i)ホイールベースの長いシヤー
シを使用して,各ブームを長くすると,車両の全長が長
くなって,走行時に小回りがきかなくなる。(ii)多段
ブーム(例えば3段屈折ブーム→4段屈折ブーム)にす
ると,車両全長を短くできるが,その場合,重量増,コ
ストアツプ,輸送管内の圧力損失増を招来する。(ii
i)先端ブーム(4)の箱内に伸縮ブームを設け,これ
を作業時のみに伸長方向に作動する場合にも,重量増,
コストアツプを招来するという欠点があった。
ートポンプ車では,(i)ホイールベースの長いシヤー
シを使用して,各ブームを長くすると,車両の全長が長
くなって,走行時に小回りがきかなくなる。(ii)多段
ブーム(例えば3段屈折ブーム→4段屈折ブーム)にす
ると,車両全長を短くできるが,その場合,重量増,コ
ストアツプ,輸送管内の圧力損失増を招来する。(ii
i)先端ブーム(4)の箱内に伸縮ブームを設け,これ
を作業時のみに伸長方向に作動する場合にも,重量増,
コストアツプを招来するという欠点があった。
本考案は前記の問題点に鑑み提案するものであり,そ
の目的とする処は,ホイールベースの長いシヤーシを使
用しなくても,ブームの長さを長くできて,重量増,コ
ストアツプ,輸送管内の圧力損失増を生じさせないブー
ム付コンクリートポンプ車を提供しようとする点にあ
る。
の目的とする処は,ホイールベースの長いシヤーシを使
用しなくても,ブームの長さを長くできて,重量増,コ
ストアツプ,輸送管内の圧力損失増を生じさせないブー
ム付コンクリートポンプ車を提供しようとする点にあ
る。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために,本考案のブーム付コン
クリートポンプ車は,先端ブームの先端部に延長ブーム
を接続し,先端ホースガイドを同延長ブームにその軸線
に沿った移動を可能に取付けている。
クリートポンプ車は,先端ブームの先端部に延長ブーム
を接続し,先端ホースガイドを同延長ブームにその軸線
に沿った移動を可能に取付けている。
(作用) 本考案のブーム付コンクリートポンプ車は前記のよう
に構成されており,ブームの収納時には、先端ホースガ
イドの先端部をリヤ・オーバ・ハングの制限寸法の範囲
内に収まるように位置決めする。また作業時には、先端
ホースガイドを延長ブームの先端部まで引出して、ブー
ム先端のホースのリーチを長くする。
に構成されており,ブームの収納時には、先端ホースガ
イドの先端部をリヤ・オーバ・ハングの制限寸法の範囲
内に収まるように位置決めする。また作業時には、先端
ホースガイドを延長ブームの先端部まで引出して、ブー
ム先端のホースのリーチを長くする。
(実施例) 次に本考案のブーム付コンクリートポンプ車を第1,2,
3図に示す一実施例により説明すると,(1)がコンク
リートポンプ車のキヤブ付シヤーシ,(2)が根本ブー
ム(NO1ブーム),(3)が中間ブーム(NO2ブーム),
(4)が先端ブーム(NO3ブーム),(5)がこれらの
ブームを支持して旋回する上部架台,(6)が下部架
台,(7)がホツパ,(8)がコンクリートポンプ装
置,(9a)(9b)がコンクリート輸送管,(10)が先端
ホース,(11)延長ブーム,(11′)が同延長ブーム
(11)の端部,(12)が先端ホースガイド,(13)がピ
ン,(13′)がピン孔,(14)が油圧シリンダで,先端
ブーム(NO3ブーム)(4)き先端部に延長ブーム(1
1)を一体的に接続する。この延長ブーム(11)の箱断
面外周には,先端ホースガイド(12)を延長ブーム(1
1)の軸線に沿った移動を可能に取付け,この延長ブー
ム(11)には,ピン孔(13′)を設け,このピン孔(1
3′)と先端ホースガイド(12)に設けた貫通孔とにピ
ン(13)を挿入することにより,先端ホースガイド(1
2)の位置を可変にしている。また油圧シリンダ(14)
により先端ホースガイド(12)の位置を変えることも可
能である。先端ホースガイド(12)を移動させる際,先
端ホース(10)の先端部を固縛しないで自由にしておけ
ば,第2図に示すように先端ホース(10)を先端ホース
ガイド(12)に沿って移動させることができる。
3図に示す一実施例により説明すると,(1)がコンク
リートポンプ車のキヤブ付シヤーシ,(2)が根本ブー
ム(NO1ブーム),(3)が中間ブーム(NO2ブーム),
(4)が先端ブーム(NO3ブーム),(5)がこれらの
ブームを支持して旋回する上部架台,(6)が下部架
台,(7)がホツパ,(8)がコンクリートポンプ装
置,(9a)(9b)がコンクリート輸送管,(10)が先端
ホース,(11)延長ブーム,(11′)が同延長ブーム
(11)の端部,(12)が先端ホースガイド,(13)がピ
ン,(13′)がピン孔,(14)が油圧シリンダで,先端
ブーム(NO3ブーム)(4)き先端部に延長ブーム(1
1)を一体的に接続する。この延長ブーム(11)の箱断
面外周には,先端ホースガイド(12)を延長ブーム(1
1)の軸線に沿った移動を可能に取付け,この延長ブー
ム(11)には,ピン孔(13′)を設け,このピン孔(1
3′)と先端ホースガイド(12)に設けた貫通孔とにピ
ン(13)を挿入することにより,先端ホースガイド(1
2)の位置を可変にしている。また油圧シリンダ(14)
により先端ホースガイド(12)の位置を変えることも可
能である。先端ホースガイド(12)を移動させる際,先
端ホース(10)の先端部を固縛しないで自由にしておけ
ば,第2図に示すように先端ホース(10)を先端ホース
ガイド(12)に沿って移動させることができる。
次に前記第1,2,3図に示すブーム付コンクリートポン
プ車の作用を具体的に説明する。先端ホースガイド(1
2)を延長ブーム(11)の根本側に位置させのときに
は,先端ホースガイド(12)の先端部(10′)をリヤ・
オーバ・ハングの制限寸法の範囲内に収まるように位置
決めする。また作業時には,先端ホースガイド(12)を
延長ブーム(11)の端部(11′)まで引出して,ブーム
全長を長くする。
プ車の作用を具体的に説明する。先端ホースガイド(1
2)を延長ブーム(11)の根本側に位置させのときに
は,先端ホースガイド(12)の先端部(10′)をリヤ・
オーバ・ハングの制限寸法の範囲内に収まるように位置
決めする。また作業時には,先端ホースガイド(12)を
延長ブーム(11)の端部(11′)まで引出して,ブーム
全長を長くする。
(考案の効果) 本考案のブーム付コンクリートポンプ車は前記のよう
にブームの収納時には、先端ホースガイドの先端部をリ
ヤ・オーバ・ハングの制限寸法の範囲内に収まるように
位置決めする。また作業時には、先端ホースガイドを延
長ブームの先端部まで引出して、ブーム先端のホースの
リーチを長くするので、ホイールベースの長いシヤーシ
を使用しなくても、ブームの長さを長くできて、重量
増、コストアツプ、輸送管内の圧力損失増を生じさせな
い効果がある。
にブームの収納時には、先端ホースガイドの先端部をリ
ヤ・オーバ・ハングの制限寸法の範囲内に収まるように
位置決めする。また作業時には、先端ホースガイドを延
長ブームの先端部まで引出して、ブーム先端のホースの
リーチを長くするので、ホイールベースの長いシヤーシ
を使用しなくても、ブームの長さを長くできて、重量
増、コストアツプ、輸送管内の圧力損失増を生じさせな
い効果がある。
第1図は本考案に係わるブーム付コンクリートポンプ車
の一実施例を示す側面図,第2図はその斜視図,第3図
はその縦断正面図,第4図は従来のブーム付コンクリー
トポンプ車を示す側面図である。 (1)……ブーム付コンクリートポンプ車のキヤブ付シ
ヤーシ,(4)……先端ブーム,(11)……延長ブー
ム,(12)……先端ホースガイド。
の一実施例を示す側面図,第2図はその斜視図,第3図
はその縦断正面図,第4図は従来のブーム付コンクリー
トポンプ車を示す側面図である。 (1)……ブーム付コンクリートポンプ車のキヤブ付シ
ヤーシ,(4)……先端ブーム,(11)……延長ブー
ム,(12)……先端ホースガイド。
Claims (1)
- 【請求項1】先端ブームの先端部に延長ブームを接続
し,先端ホースガイドを同延長ブームにその軸線に沿っ
た移動を可能に取付けたことを特徴とするブーム付コン
クリートポンプ車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990091554U JP2503173Y2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | ブ―ム付コンクリ―トポンプ車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1990091554U JP2503173Y2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | ブ―ム付コンクリ―トポンプ車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0451541U JPH0451541U (ja) | 1992-04-30 |
JP2503173Y2 true JP2503173Y2 (ja) | 1996-06-26 |
Family
ID=31827301
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1990091554U Expired - Fee Related JP2503173Y2 (ja) | 1990-09-03 | 1990-09-03 | ブ―ム付コンクリ―トポンプ車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2503173Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0734108Y2 (ja) * | 1989-02-09 | 1995-08-02 | 極東開発工業株式会社 | コンクリートポンプ車におけるブーム装置 |
-
1990
- 1990-09-03 JP JP1990091554U patent/JP2503173Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0451541U (ja) | 1992-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5489114A (en) | Tie rod extendable and retractable telescopic axle assembly | |
EP0704406A1 (en) | Carrier track system for independent and/or synchronized operation of a multi-section telescopic boom structure | |
US5638967A (en) | Vehicle with a built-on swiveling mast and a frame support | |
JP2503173Y2 (ja) | ブ―ム付コンクリ―トポンプ車 | |
EP4164980B1 (en) | Mobile telescopic hydraulic crane | |
US2491357A (en) | Wrecking truck hoist mechanism | |
EP1488990B1 (en) | Mobile construction for freight traffic | |
US6557276B2 (en) | Earth-moving machine | |
US5115925A (en) | Jib stretching and folding device for crane | |
CN214215745U (zh) | 一种倒装式液压支腿、支承底盘及云梯车 | |
GB2369810A (en) | Engine cooling arrangement in a work machine with an extensible arm | |
JPH042953Y2 (ja) | ||
JPS6019116Y2 (ja) | 三段式マスト装置の配管構造 | |
JPH0714558Y2 (ja) | コンクリートポンプのブーム装置 | |
JPH0144548Y2 (ja) | ||
JPH0218074Y2 (ja) | ||
JPH078729Y2 (ja) | コンクリートポンプ装置のブーム装置 | |
JPS5953985B2 (ja) | 流動体移送装置におけるホ−スガイド装置 | |
JPH0712544Y2 (ja) | コンクリートポンプ装置のブーム装置 | |
JPH02117908U (ja) | ||
JPS6129799Y2 (ja) | ||
JPS59192656A (ja) | トラツククレ−ン等のアウトリガ | |
JP4264311B2 (ja) | 伸縮ブーム | |
CN210191282U (zh) | 一种低平板半挂车上用爬梯装置 | |
DE60313806D1 (de) | Lasthandhabungsfahrzeug |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |