JPH0656344U - ブーム装置における保護装置 - Google Patents

ブーム装置における保護装置

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JPH0656344U
JPH0656344U JP95793U JP95793U JPH0656344U JP H0656344 U JPH0656344 U JP H0656344U JP 95793 U JP95793 U JP 95793U JP 95793 U JP95793 U JP 95793U JP H0656344 U JPH0656344 U JP H0656344U
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JP
Japan
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boom
concrete
pipe
hydraulic
swung
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JP95793U
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正敏 吉田
真作 千々岩
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 旋回・起伏可能なブームに沿設される油圧配
管を建物等との接触の際にブームに沿設されるコンクリ
ート配管にて保護するようにした。 【構成】 旋回・起伏可能なブーム10の側方にコンク
リート配管19を沿設し、前記ブーム10の側面とコン
クリート配管19との間にブーム10屈折のために必要
とする圧油を導くための油圧配管22を配置した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンクリート配管を沿設したブーム装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のコンクリート配管を沿設したブーム装置は特公昭57−51500号公 報に開示されている如く車体上にブームを旋回・起伏可能に設け、ブーム側方に はコンクリートポンプにて圧送された生コンクリートを導くためのコンクリート 配管を設けてある。
【0003】 更にブーム先部側に設けたブーム屈折用のシリンダに圧油を供給するための油 圧配管をブーム上面に設けた構造になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
一般に生コンクリートの打設現場においてはブームの上方や側方に建築物等の 障害物が有るのを知らずに誤操作にてブームを旋回起立させて、ブームを障害物 に接触させる場合がある。 ところが前記構造であればブーム上面の油圧配管がブームと障害物との間に挾 まれて破損し、ブームが自重にて屈折したり油を周囲にまき散らすという問題が あった。
【0005】 そこで本考案はブームを旋回・起伏させた際に障害物と接触する場合があって も油圧配管を保護することができるブーム装置における保護装置を提供するもの である。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、架台上に旋回・起伏可能なブームを設け、前記ブームにコンクリー ト配管を沿設したブーム装置において、前記ブームに設けられた油圧機器に圧油 を導くための油圧配管をブームに沿設するとともにブーム壁面とコンクリート配 管との間に配置したことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
生コンクリート打設作業中にブームを旋回・起伏させるが、誤操作にて障害物 と接触する方向にブームを旋回させても、障害物にはコンクリート配管が当たっ て、油圧配管に当たるのを防止するようになっている。
【0008】
【実施例】
以下本考案の実施例を図面にて説明すると、1はコンクリートポンプ2を搭載 した車体で、該車体1には車体1を安定させるための前部アウトリガ3及び後部 アウトリガ4が設けられ、前記コンクリートポンプ2はホッパ5に収容された生 コンクリートを吐出管6に供給できるようになっている。
【0009】 前記車体1の前部には架台7を介して旋回台8が設けられ旋回台8上に支柱9 が立設されている。 前記支柱9の上部にはブーム10の基部を起伏可能に軸支し、ブーム10と支 柱9との間に設けた起伏シリンダ11にてブーム10を起伏させうるようになっ ている。
【0010】 前記ブーム10は基部ブーム12、第1中間ブーム13、第2中間ブーム14 及び先部ブーム15から成り、それぞれが上下方向に屈折できるように軸支され ている。 前記第1中間ブーム13の屈折は基部ブーム12に設けた第1屈折用シリンダ 16にて、第2中間ブーム14の屈折は第1中間ブーム13に設けた第2屈折用 シリンダ17にて、先部ブーム15の屈折は第2中間ブーム14に設けた第3屈 折用シリンダ18にてそれぞれ屈折できるようになっている。
【0011】 19は吐出管6より延びてきたコンクリート配管で、該コンクリート配管19 はブーム10の右側方(図2下側)に沿設されている。 前記コンクリート配管19は各ブーム12,13,14,15に支持ステー2 0を介して支持され、各ブーム12,13,14,15の屈折部分と同一線上で 蛇行するとともに回転継手21を介して各ブーム12,13,14,15と一体 に屈折できるようになっている。
【0012】 22は各シリンダ11,16,17,18に圧油を供給するための油圧配管で 、該油圧配管22は各ブーム12,13,14の右側面とコンクリート配管19 との間に配置するとともに各ブーム12,13,14に沿設させてある。 また各ブーム12,13,14の適宜位置の右側面に支持ブラケット23を突 出させて、前記油圧配管22を支持するようになっている。
【0013】 尚、実施例ではブームを上下方向の屈折構造にしてコンクリート配管をブーム 側方に沿設させているが、ブームを左右方向の屈折構造にしてコンクリート配管 をブームの上方若しくは下方位置にて沿設させる構造でもよく、その際には油圧 配管をコンクリート配管が沿設されている側のブームの壁面に沿設させる。 本考案は前記の如き構成で次に作用について説明すると、図1の状態で打設現 場まで移動し、打設現場にて前後部アウトリガ3,4を張り出す。
【0014】 次に折り畳まれて格納されているブーム10を張り出すために油圧配管22を 通して各シリンダ11,16,17,18に圧油を供給し、各シリンダ11,1 6,17,18を伸縮させ、コンクリート配管19先端を打設場所に臨ませる。 その後コンクリートポンプ2WP作動させ、ホッパ5内の生コンクリートを吐 出管6に供給するとともにコンクリート配管19内を圧送させ、生コンクリート を打設場所に送る。
【0015】 打設作業終了後は各シリンダ11,16,17,18を伸縮させてブーム10 を屈折させ、図1の状態に格納する。 ところで、ブーム10の張り出しや格納のためにブーム10を旋回、起伏、屈 折させた際、誤操作にて建築物等に接触する場合がある。 その場合には油圧配管22より先に断面円形で強度の高いコンクリート配管1 9が接触し、油圧配管22に接触するのを防護するので、油圧配管22が破損す るのを確実に防止することができる。
【0016】
【考案の効果】
以上の如く本考案はブームにコンクリート配管を沿設し、ブームに設けた油圧 機器に圧油を導くための油圧配管をブームとコンクリート配管との間に設けるよ うにしたので、誤操作にてブームが障害物に接触しても油圧配管はコンクリート 配管にて保護され、従来の欠点であるブームの自重降下や圧油の飛散等を全て解 消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を装備したコンクリートポンプ車の全体
図である。
【図2】ブーム装置を最伸長させたときの平面図であ
る。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図2のA−A断面拡大図である。
【図5】図2のB−B断面拡大図である。
【符号の説明】
7 架台 10 ブーム 19 コンクリート配管 22 油圧配管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架台上に旋回・起伏可能なブームを設
    け、前記ブームにコンクリート配管を沿設したブーム装
    置において、前記ブームに設けられた油圧機器に圧油を
    導くための油圧配管をブームに沿設するとともにブーム
    壁面とコンクリート配管との間に配置してなるブーム装
    置における保護装置。
JP95793U 1993-01-19 1993-01-19 ブーム装置における保護装置 Expired - Lifetime JP2564917Y2 (ja)

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JPH0656344U true JPH0656344U (ja) 1994-08-05
JP2564917Y2 JP2564917Y2 (ja) 1998-03-11

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