JPH0734078U - 水洗便器の凍結防止ヒーターの取り付け構造 - Google Patents

水洗便器の凍結防止ヒーターの取り付け構造

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JPH0734078U
JPH0734078U JP6290993U JP6290993U JPH0734078U JP H0734078 U JPH0734078 U JP H0734078U JP 6290993 U JP6290993 U JP 6290993U JP 6290993 U JP6290993 U JP 6290993U JP H0734078 U JPH0734078 U JP H0734078U
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wall surface
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晴夫 山崎
恭男 前田
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 封水槽の一部外壁面が露出する水洗便器1で
あって、凍結防止ヒーターを貼着した封水槽露出面を含
む便器外壁面にカバー体13を着脱自在に配設する。 【効果】 封水の凍結防止ヒーターを水洗便器に簡単か
つ確実に取り付け、または取り外すことが可能となる。
便器全体の外観性も向上し、結露水の滴下も防ぐことが
できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、水洗便器の凍結防止ヒーター取り付け構造に関するものである。 さらに詳しくは、便器内の封水の凍結を防止するための電熱ヒーターを簡単かつ 確実に取り付け、または取り外すことができ、しかも便器自体の見晴えもよくす ることのできる凍結防止ヒーターの取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、住宅および公共利用施設等のトイレルームには、様々な意匠と構造 からなる種々の水洗便器が設置されており、設置場所等に応じて、それぞれ独特 な付加機能が備えられるようになってもいる。 たとえば、寒冷地においては、冬季に便器内の封水が凍結するのを防止するた め、図8に例示したように、便器(ア)の封水槽(イ)の外壁面に凍結防止ヒー ター(ウ)を取り付けるようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図8に示したような従来の凍結防止された便器(ア)の場合に は、封水槽(イ)がスカート(エ)の内側に隠れているために、凍結防止ヒータ ー(ウ)の取り付けおよび取り外し作業は便器の底面側から行なうほかになく、 施工完了後にヒーター(ウ)の交換の必要が生じた場合には、便器(ア)を一旦 床面(オ)から取り外し、便器(ア)の底側からヒーター(ウ)を交換した後、 再度便器の取り付け施工を行なわなければならないという大変に面倒な作業が必 要とされていた。
【0004】 このため、従来は、取り付けおよび取り外しのメンテナンスにおいて作業上の 欠点が避けられなかった。 この考案は、以上の通りの事情に鑑みてなされたものであり、凍結防止ヒータ ーを簡単かつ確実に取り付け、または取り外すことができ、しかも便器自体の外 観性を向上させることのできる、新しい凍結防止ヒーター取り付け構造を提供す ることを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案は、上記の課題を解決するものとして、封水槽の一部外壁面が露出す る水洗便器であって、凍結防止ヒーターを貼着した封水槽露出面を含む便器外壁 面にカバー体を着脱自在に配設してなることを特徴とする水洗便器の凍結防止ヒ ーター取り付け構造を提供する。
【0006】 また、この考案の取り付け構造においては、上記カバー体がコーキング材によ ってその外周縁を便器外壁面に貼着されていることや、封水槽露出面に貼り付け た凍結防止ヒーターを、カバー体裏面の支持材が押圧していること、および凍結 防止ヒーターの接続コードを便器外壁面から引き出すこと等をその一つの態様と してもいる。
【0007】
【作用】
この考案の取り付け構造においては、水洗便器は、その封水槽の外壁面が一部 露出されており、露出した封水槽面には凍結防止ヒーターが貼着され、かつ、封 水槽露出面を含む便器外壁面にはカバー体が着脱自在に配設されているため、便 器を床面に固定したまま凍結防止ヒーターを取り付けることができ、また交換す ることもできる。そして、凍結防止ヒーターの存在が隠れるため便器全体の外観 性も向上する。
【0008】 さらに、カバー体は便器の外観結露面をも覆うため、結露水によるトイレ床面 の濡れ等も防止することができる。
【0009】
【実施例】
以下、添付した図面に沿って実施例を示し、この考案についてさらに詳しく説 明する。 図1は、この考案の取り付け構造に使用する水洗便器を例示した側面図(a) および後方正面図(b)である。
【0010】 この図1(a)に例示したように、この考案に用いる水洗便器(1)は、封水 槽(2)の後方外壁面(3)が外部に露出しており、その後側に切り欠け部(4 )を有している。また、図1(b)に示したように、封水槽(2)の両側には突 起面(5)を有しており、この突起面の一方に2つの開孔部(6)(7)が形成 されている。
【0011】 このような水洗便器(1)に凍結防止ヒーターを取り付ける場合には、まず、 図2に例示したように封水槽(2)の露出した外壁面(3)に面状のヒーター( 8)を当接させ、アルミテープ等の接着手段(9)を用いて貼り付ける。次いで 、図3に例示したように、切り欠け部(4)内に支持材(10)を挿入し、これ によってヒーター(8)を封水槽(2)の外壁面(3)に押圧する。
【0012】 一方、図4に例示したように、ヒーター(8)の電源接続コード(11)は、 便器側方の突起面(5)に設けた開孔部(6)から一旦便器内へ入れ、さらにも う一方の開孔部(7)から外へ引き出すようにする。そして、引き出したコード (11)は、たとえば図5に示したように、パッキン(12)によって開孔部( 7)に固定する。
【0013】 このようにしてヒーター(8)を貼りつけ、その電源接続コード(11)を便 器(1)から引き出したのち、カバー体を取り付ける。図6(a)(b)は、各 々このカバー体(13)の表面および裏面を例示した斜視図である。このカバー 体(13)は、その形状および大きさについて特段の制限はなく、ヒーター(8 )を貼りつけた封水槽(2)の外壁面(3)を含む便器外壁面を覆い隠すだけの 大きさと形状があればよい。ただし、このカバー体(13)は、図5(b)に示 したようにその裏面に支持体(14)を固定するのが好ましい。すなわち、この カバー体(13)を便器に取り付けた場合、この支持体(14)がヒーター(8 )を押圧するため、ヒーター(8)の固定はより一層強固となる。
【0014】 図7は、このカバー体(13)を取り付けた状態を例示した便器(1)の斜視 図である。 カバー体(13)は、たとえばシリコン等のコーキング材(15)によって、 その外周縁を便器(1)の外壁面に接着する。これによりカバー体(13)は着 脱自在となり、ヒーター(8)の交換、修理等も便器を据え付けたままの状態で 行なうことができる。
【0015】 また、このカバー体(13)によって覆い隠した領域、とくに封水槽(2)の 外壁面(3)は結露が生じやすいため、この領域をカバー体(13)で覆うこと により、結露水の底面への滴下を防止することもできる。 もちろんこの考案は以上の例によって限定されるものではなく、細部について は様々な態様が可能であることは言うまでもない。
【0016】
【考案の効果】
以上詳しく説明した通り、この考案の構造によって、封水の凍結防止ヒーター を水洗便器に簡単かつ確実に取り付け、または取り外すことが可能となる。便器 全体の外観性も向上し、結露水の滴下も防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に用いる水洗便器を例示した側面図お
よび後方正面図である。
【図2】この考案におけるヒーター取り付け工程を例示
した側面図である。
【図3】この考案におけるヒーターの押圧工程を例示し
た側面図である。
【図4】この考案における電源接続コードの引出しを例
示した側面図である。
【図5】この考案における電源接続コードのパッキンに
よる固定を例示した側面図である。
【図6】この考案に用いるカバー体の表面および裏面を
例示した斜視図である。
【図7】この考案の取り付け構造によりカバー体を取り
付けた便器を例示した外観斜視図である。
【図8】従来の凍結防止ヒーター取り付け構造を例示し
た正断面図である。
【符号の説明】
1 水洗便器 2 封水槽 3 外壁面 4 切り欠け部 5 突起面 6、7 開孔部 8 ヒーター 9 接着手段 10 支持材 11 電源接続コード 12 パッキン 13 カバー体 14 支持材 15 コーキング材

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 封水槽の一部外壁面が露出する水洗便器
    であって、凍結防止ヒーターを貼着した封水槽露出面を
    含む便器外壁面にカバー体を着脱自在に配設してなるこ
    とを特徴とする水洗便器の凍結防止ヒーター取り付け構
    造。
  2. 【請求項2】 カバー体は、コーキング材によってその
    外周縁が便器外壁面に貼着されている請求項1の水洗便
    器の凍結防止ヒーター取り付け構造。
  3. 【請求項3】 封水槽露出面に貼着した凍結防止ヒータ
    ーは、カバー体裏面の支持材により押圧されている請求
    項1または2の水洗便器の凍結防止ヒーター取り付け構
    造。
  4. 【請求項4】 凍結防止ヒーターの接続コードが便器外
    壁面より引き出される請求項1、2または3の水洗便器
    の凍結防止ヒーター取り付け構造。
JP1993062909U 1993-11-24 1993-11-24 水洗便器の凍結防止ヒーターの取り付け構造 Expired - Fee Related JP2582004Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5532941U (ja) * 1978-08-25 1980-03-03
JPS57178885U (ja) * 1981-05-06 1982-11-12
JPH0516870U (ja) * 1991-08-27 1993-03-02 松下電工株式会社 便器の防露カバー取付構造

Patent Citations (3)

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JPH0516870U (ja) * 1991-08-27 1993-03-02 松下電工株式会社 便器の防露カバー取付構造

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JP2582004Y2 (ja) 1998-09-30

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