JPH0734048Y2 - 給紙コロ装置 - Google Patents

給紙コロ装置

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Publication number
JPH0734048Y2
JPH0734048Y2 JP1988149463U JP14946388U JPH0734048Y2 JP H0734048 Y2 JPH0734048 Y2 JP H0734048Y2 JP 1988149463 U JP1988149463 U JP 1988149463U JP 14946388 U JP14946388 U JP 14946388U JP H0734048 Y2 JPH0734048 Y2 JP H0734048Y2
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JP
Japan
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paper feed
feed roller
roller
paper
cover
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Application number
JP1988149463U
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JPH0269633U (ja
Inventor
史 田鍋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は複写機等の画像形成装置の給紙部に使用される
給紙コロを外来光から保護する給紙コロ用カバーに関す
る。
(従来の技術) 複写機、ファクシリミ、プリンタ等のように記録紙を給
紙搬送する機構を備えた機器に使用される給紙手段とし
てフィードコロ、リバースコロ、ピックアップコロから
成るFRR(Fricti on Reverse Roll)方式と呼ばれるも
のがある。これらの給紙コロとしては記録紙を搬送する
際に紙面との間に充分な摩擦抵抗を発生させる必要があ
るため、摩擦係数の大きなゴム材等から成るものが使用
される。
また、給紙コロとフリクションパッドとの協働により給
紙カセット上の記録紙を一枚づつ取出すFP方式と呼ばれ
るものもある。
これらの各方式に使用される給紙コロは、機器外部に露
出した位置に配設されているため、太陽光にさらされる
ことが多い。特に、中、低速機の複写機(デスクトップ
型)は、大型機(フロア型)のように給紙コロが機器本
体に内蔵されていないため、太陽光が給紙コロに照射さ
れると、太陽光中の紫外線が給紙コロを構成するゴム材
を経時的に劣化させる。給紙コロの中でも特にピックア
ップコロは最外部に位置しているため、紫外線による劣
化の進行が速い。給紙コロの劣化により摩擦係数が低下
し、記録紙を的確に給紙することが困難となる。特に、
コロの材質として含油タイプのゴム材を使用している場
合には紫外線による劣化が急速化する。
このような問題を解決するために、給紙カセット装着口
に遮光部材を開閉自在に取着し、カセットを離脱したと
きに装着口全体を閉止するように構成した給紙装置が提
案されている(特開昭62-290638号公報)。
しかしながらこの装置は、大型の遮光部材を設置してい
るためにコストが増大したり、カセット着脱の際に遮光
部材とカセットとが当って両者共に損傷するという欠点
を有する。また、着脱に際して遮光部材にカセットが引
っ掛かって着脱の障害となる虞れもある。
(考案の目的) 本考案は上記に鑑みてなされたものであり、大型の遮光
部材をカセット装着口に設けることによるコストアップ
や、カセット着脱時における損傷の発生を防止すること
ができる給紙コロ用カバーを提供することを目的として
いる。
(考案の構成) 上記目的を達成するため本考案は、積層された記録紙を
記録紙供給口から機器内に導入する給紙コロと、給紙コ
ロの外周に沿って円周方向の少なくとも1/2以上の範囲
及び給紙コロの端面部分の1/2以上を当該給紙コロに近
接して覆い、給紙コロが記録紙に当接して当該記録紙を
ピックアップするための開口部が給紙コロの記録紙に対
向する部分に形成されたカバーと、前記給紙コロを支持
する軸と、前記給紙コロを回転させる駆動手段と、前記
カバーを前記軸の所定の位置に保持させる保持手段とを
備えてなる給紙コロ装置。
以下、本考案を添付図面に示した実施例に基づいて詳細
に説明する。
第1図は本考案をFP方式の給紙装置に適用した実施例の
概略構成説明図、第2図はその斜視図、第3図は軸方向
断面図であり、給紙コロ3の上面は遮光カバー1で覆わ
れている。カセットC上に積層された記録紙Pは給紙コ
ロ3によって取出され、フリクションパッドFPによって
分離されて機器内部へ搬送される。
第2図及び第3図に示すように給紙コロ3は軸9によっ
て軸心を一体的に支持されて一体回転するよう構成さ
れ、軸9は固定板6によって回転自在に軸支されるとと
もにギヤ8を介して駆動力の伝達を受ける。カバー1は
給紙コロ3の下部を除いた全面を覆うものであり、下方
が開放した中空のカマボコ形状を有した本体1aと、本体
の一端から延出したストッパ片1bとを有する。ストッパ
片1bは固定板6の凹部6aに嵌合してカバーがローラ3或
は軸9によって連れ回りすることを阻止する。また、カ
バー1と軸9との係合部は摺動関係とする必要があるた
め、カバー両端の嵌合部5に対応する軸9上に溝10を形
成して両者を摺動的に嵌合させる。
ギヤ8から軸9に対して駆動力が伝達されると、軸9上
に一体化された給紙コロ3は一体回転し、カバー1から
露出したコロ下部で記録紙Pに圧接してこれを取出す。
第4図は本考案をFRR方式の給紙装置に適用した例を示
し、ピックアップコロ2の下部を除いた全面を覆うよう
にカバー1が配設されている。ピックアップコロ2はブ
ラケット12によって固定的に支持された軸9の回りに回
転自在に軸心を支持されており、ピックアップコロ2の
一端に同軸状に一体化されたギヤが噛合し合う他のギヤ
8a,8bから順次駆動力の伝達を受けたときに回転して給
紙を行う。軸9は回転しないため、カバー1の嵌合部5
は軸9の溝10内に固定的に嵌合される。符号15はフィー
ドコロ、16はセパレートコロである。
このように本考案はカセット装着口近辺において外部に
露出して配置される給紙コロ(FRR方式にあってはピッ
クアップコロ)の上部にカバーを設置するとともに、給
紙コロの下部を露出させて記録紙との接触を可能とし
た。また、カバーが給紙コロの回転軸によって連れ回り
を起こす虞れがある場合にはカバーから伸びたストッパ
を固定ブラケット等によって係止することによって回転
方向への動きを規制するようにした。
このため、光により劣化しやすいコロを遮光して耐久性
を向上させることができる。またカバーとカセットとは
非接触であるため、カセット着脱時における両者の損傷
を防止することができるとともに、着脱操作の障害とな
ることもない。更にコストを低減することができる。
(考案の効果) 以上のように本考案によれば、給紙コロに近接した位置
で給紙コロの外周に沿って円周方向の少なくとも1/2以
上の部分がカバーによって覆われているので、最小限の
大きさで外部からの給紙コロに対する遮光が可能とな
り、これによって給紙コロの劣化を防止することが可能
な給紙コロ装置を低コストで提供することができる。ま
た、カバーが給紙コロに対して最小限の大きさに形成さ
れているので、カセット着脱の際にカセットが前記カバ
ーに当接して損傷するおそれもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案をFP方式の給紙装置に適用した実施例の
概略構成説明図、第2図はその斜視図、第3図は軸方向
断面図、第4図は本考案をFRR方式の給紙装置に適用し
た実施例の概略構成説明図、第5図はその斜視図であ
る。 1……カバー、2……ピックアップコロ 3……給紙コロ、6……固定板 9……軸、10……溝

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】積層された記録紙を記録紙供給口から機器
    内に導入する給紙コロと、 給紙コロの外周に沿って円周方向の少なくとも1/2以上
    の範囲及び給紙コロの端面部分の1/2以上を当該給紙コ
    ロに近接して覆い、給紙コロが記録紙に当接して当該記
    録紙をピックアップするための開口部が給紙コロの記録
    紙に対向する部分に形成されたカバーと、 前記給紙コロを支持する軸と、 前記給紙コロを回転させる駆動手段と、 前記カバーを前記軸の所定の位置に保持させる保持手段
    と、 を備えてなる給紙コロ装置。
JP1988149463U 1988-11-16 1988-11-16 給紙コロ装置 Expired - Lifetime JPH0734048Y2 (ja)

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JP1988149463U JPH0734048Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 給紙コロ装置

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JP1988149463U JPH0734048Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 給紙コロ装置

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Publication Number Publication Date
JPH0269633U JPH0269633U (ja) 1990-05-28
JPH0734048Y2 true JPH0734048Y2 (ja) 1995-08-02

Family

ID=31421712

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JP1988149463U Expired - Lifetime JPH0734048Y2 (ja) 1988-11-16 1988-11-16 給紙コロ装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6037201B2 (ja) * 2012-06-01 2016-12-07 株式会社リコー シート搬送装置、画像読取装置及び画像形成装置

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS597315Y2 (ja) * 1979-03-20 1984-03-06 株式会社リコー シ−ト自動給送装置
JPH0435308Y2 (ja) * 1984-12-17 1992-08-21

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0269633U (ja) 1990-05-28

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