JPH07334662A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH07334662A
JPH07334662A JP7072662A JP7266295A JPH07334662A JP H07334662 A JPH07334662 A JP H07334662A JP 7072662 A JP7072662 A JP 7072662A JP 7266295 A JP7266295 A JP 7266295A JP H07334662 A JPH07334662 A JP H07334662A
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Masato Sen
真人 染
Takashi Kaneko
孝史 金子
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 小さい容量のメモリを使用して、表示された
画像中の領域を図形によって囲み、関心領域を指定す
る。 【構成】 図形データ記部104に記憶された図形デー
タの中から、関心領域を画定するべき図形を選択する図
形選択部106、選択された図形データに対応する図形
を編集するためのモードを決定する編集モード決定部1
08、決定されたモードに基づいて、選択された図形デ
ータを編集する図形データ編集部110、及び編集結果
に基づいて、編集図形データを生成する図形データ生成
部112を備え、合成データ生成部114が、合成デー
タを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像形成装置に関する
ものであり、さらに詳細には、画像内に関心領域を所望
のように画定して、画像を表示手段に形成することので
きる画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】放射性標識を付与した物質を、生物体に
投与した後、その生物体あるいはその生物体の組織の一
部を試料とし、この試料を、高感度X線フィルムなどの
放射線フィルムに一定時間重ね合わせることによって、
放射線フィルムを感光させ或いは露光し、放射線フィル
ムの感光された部位に基づき、試料中の放射性標識物質
の位置情報を得るようにしたオートラジオグラフィ検出
方法や、蛋白質、核酸配列などの固定された高分子を、
化学発光物質と接触して、化学発光を生じさせる標識物
質により、選択的に標識し、標識物質によって選択的に
標識された高分子と、化学発光物質とを接触させて、化
学発光物質と標識物質との接触によって生ずる可視光波
長域の化学発光を検出することによって、遺伝子情報な
どの高分子に関する情報を得るようにした化学発光検出
方法、金属あるいは非金属試料などに電子線を照射し、
試料の回折像あるいは透過像などを検出して、元素分
析、試料の組成解析、試料の構造解析などをおこなった
り、生物体組織に電子線を照射して、生物体組織の画像
を検出する電子顕微鏡による検出方法、放射線を試料に
照射し、得られた放射線回折像を検出して、試料の構造
解析などをおこなう放射線回折画像検出方法などが知ら
れている。
【0003】これらの方法は、従来、検出材料として、
写真フイルムを用い、写真フイルム上に、放射線画像、
化学発光画像、電子顕微鏡画像、放射線回折画像などを
記録し、目視によって、可視画像を検出することによっ
て、おこなわれていたが、検出材料として、写真フイル
ムを用いる場合には、オートラジオグラフィ検出方法や
放射線回折画像検出方法にあっては、放射線フイルムの
感度が低く、画像記録に多大な時間を要するという問題
があり、また、化学発光検出方法にあっては、微弱な化
学発光を確実に検出するために、γ値の高い高感度フイ
ルムを用いる必要があるが、γ値の高い高感度フイルム
を用いるときは、確実に、特性曲線の直線部を用いて、
露光することが困難であって、露光ミスが多く、露光条
件を変えて、繰り返し、露光する必要があるという問題
があり、さらには、電子顕微鏡による検出方法にあって
は、電子顕微鏡用の写真フイルムは、特性曲線の直線部
が少ないため、露光条件の選択が難しく、露光ミスによ
り、繰り返し、露光をしなければならないという問題が
あり、また、いずれの方法にあっても、現像処理という
化学的処理が必要不可欠であって、操作が煩雑であると
いう問題を有している。
【0004】そこで、従来の写真フイルムに代えて、放
射線、可視光、電子線などが照射されると、そのエネル
ギーを吸収して、蓄積し、その後に、特定の波長域の電
磁波を用いて励起すると、照射された放射線、可視光、
電子線などのエネルギーの量に応じた光量の輝尽光を発
する特性を有する輝尽性蛍光体を、放射線、可視光、電
子線などの検出材料として用い、輝尽性蛍光体から発せ
られた輝尽光を、光電的に検出して、ディジタル信号に
変換し、得られた画像データに所定の画像処理を施した
後に、画像を、CRT画面などの表示手段あるいは写真
フイルム上に再生するようにしたオートラジオグラフィ
検出方法、化学発光検出方法、電子顕微鏡による検出方
法、放射線回折画像検出方法が提案されている(たとえ
ば、特公平1−60784号公報、特公平1−6078
2号公報、特公平4−3952号公報、米国特許第5,
028,793号、英国特許出願公開GB第2,24
6,197A、特開昭61−51738号公報、特開昭
61−93538号公報、特開昭59−15843号公
報など)。この輝尽性蛍光体を用いた検出方法によれ
ば、現像処理という化学的処理が不必要であるだけでな
く、オートラジオグラフィ検出方法や放射線回折画像検
出方法にあっては、露光時間を大幅に短縮することがで
き、化学発光検出方法や電子顕微鏡による検出方法にあ
っては、露光ミスが少なく、容易に、露光をおこなうこ
とができるという利点があり、さらには、ディジタル信
号に変換された後に、画像が再生されるので、画像デー
タに、信号処理を施すことによって、所望のように、画
像を再生し、あるいは、コンピュータによる定量解析が
可能になり、好ましい。
【0005】したがって、上述した方法を利用して生成
された画像データを、CRTの画面上に、可視画像とし
て再生する画像形成装置が提案されている。このような
画像形成装置においては、一般に、画像の所望の領域間
の比較をするために、CRTなどの表示手段に表示され
た画像中の所望の領域を関心領域として画定し、蓄積性
蛍光体シートからの発光量を、画像の関心領域の画素ご
とに数値化して、その総和を求める定量処理をすること
ができるように構成されている。このような定量処理を
するために、画像形成装置は、関心領域を画定するため
に用いられる円、矩形などの図形の座標データからなる
図形データを記憶する図形データ記憶手段を、画像デー
タを記憶する画像データ記憶手段とは別個に備えてお
り、画像データ記憶手段に記憶された画像データと、図
形データ記憶手段に記憶された図形データとを合成し
て、CRTなどの表示手段に出力し、この合成されたデ
ータが、可視画像として、CRTの画面上に再生される
ように構成されている。このような画像形成装置におい
ては、操作者が、マウスなどを用いて、円、矩形などの
図形を、CRTの画面に表示された画像上に描くと、画
像形成装置が、描かれた円、矩形などの図形に対応する
図形データを生成し、これを図形データ記憶手段に記憶
するとともに、操作者の所定の指示にしたがって、図形
データと画像データとを用いて、図形データに含まれる
画像データの定量処理を実行するように構成されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図形デ
ータ記憶手段に、非常に数多くの形状の異なる図形に対
応する図形データや、同種の大きさの異なる図形に対応
する図形データを記憶させるためには、きわめて容量の
大きいメモリを使用しなければならず、効率的ではな
く、仮に、きわめて容量の大きいメモリを使用して、非
常に数多くの形状の異なる図形に対応する図形データ
や、同種の大きさの異なる図形に対応する図形データを
図形データ記憶手段に記憶させたとしても、CRTなど
の表示手段に形成された画像の関心領域を画定する場
合、関心領域の形状、大きさは一様ではないから、図形
データ記憶手段に記憶されている図形データを用いて、
所望のように、関心領域を囲んで、指定することは不可
能であった。同様の問題は、オートラジオグラフィ画像
や、化学発光画像、電子顕微鏡画像、放射線回折画像な
どを、一旦、写真フイルムに記録し、記録された画像を
光電的に読み取り、ディジタル信号化し、得られた画像
信号に、所望の信号処理を施すことにより、可視画像と
して、CRT画面などの表示手段に再生する場合にも生
ずる。
【0007】
【発明の目的】本発明は、画像データに基づき、表示手
段に画像を形成することができ、小さい容量のメモリを
使用して、表示手段に表示された画像中の領域を図形に
よって囲み、所望のように、関心領域を指定することの
できる画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【発明の構成】本発明のかかる目的は、画像データを記
憶する画像データ記憶手段と、該画像データ記憶手段に
記憶された画像データに基づき、画像を表示手段に表示
する画像表示手段と、前記表示手段に表示された画像中
の関心領域を画定するための図形に対応する図形データ
を記憶する図形データ記憶手段と、前記画像データと前
記図形データとを合成した合成データを生成する合成デ
ータ生成手段とを備え、前記画像表示手段が、前記合成
データに基づき、表示手段に、画像および図形を表示す
るように構成された画像形成装置であって、前記図形デ
ータ記憶手段に記憶された前記図形データの中から、前
記関心領域を画定するべき図形に対応する図形データを
選択する図形選択手段と、前記図形選択手段により選択
された図形データに対応する図形を編集するためのモー
ドを決定する編集モード決定手段と、該編集モード決定
手段により決定されたモードに基づいて、前記図形選択
手段により選択された図形データを編集する図形データ
編集手段と、該図形データ編集手段の編集結果に基づい
て、編集図形データを生成する編集図形データ生成手段
とを備え、前記合成データ生成手段が、前記画像データ
と、前記図形データおよび/または前記編集図形データ
とを合成した合成データを生成するように構成された画
像形成装置により達成される。
【0009】本発明の好ましい実施態様においては、前
記図形選択手段が、前記表示手段上に表示される移動可
能なカーソル手段によって指示された第1の座標データ
に基づいて、前記図形データ記憶手段に記憶された図形
データから、所定の図形データを選択するように構成さ
れている。本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記編集モード決定手段が、前記カーソル手段によ
って指示された第2の座標データに基づいて、前記編集
モードを決定するように構成されている。本発明のさら
に好ましい実施態様においては、前記図形データ編集手
段が、前記カーソル手段によって指示された第2の座標
データと、前記カーソル手段により指定された第3の座
標データとの間の変位を算出し、前記変位と前記図形デ
ータとに基づき、所定の演算を実行することにより、前
記図形データを編集するように構成されている。本発明
のさらに好ましい実施態様においては、さらに、前記カ
ーソル手段の移動にしたがって、前記第3の座標データ
を、逐次記憶し、前記図形データ編集手段に、逐次出力
する座標データ記憶手段を備えている。
【0010】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記画像データが、蓄積性蛍光体シートを用いて生
成されている。本発明のさらに好ましい実施態様におい
ては、前記画像データが、オートラジオグラフィ画像デ
ータ、放射線回折画像データ、電子顕微鏡画像データお
よび化学発光画像データよりなる群から選ばれる画像デ
ータにより構成されている。本発明のさらに好ましい実
施態様においては、オートラジオグラフィ画像データ、
放射線回折画像データまたは電子顕微鏡画像データが、
試料から発せられる放射線または電子線を、輝尽性蛍光
体に蓄積、吸収させ、しかる後に、前記輝尽性蛍光体
に、電磁波を照射して、該輝尽性蛍光体から発せられた
光を光電変換することにより得られている。本発明のさ
らに好ましい実施態様においては、化学発光画像が、試
料から発せられる可視光を、輝尽性蛍光体に蓄積、吸収
させ、しかる後に、前記輝尽性蛍光体に、電磁波を照射
して、該輝尽性蛍光体から発せられた光を光電変換する
ことにより得られている。本発明において、オートラジ
オグラフィ画像、放射線回折画像または電子顕微鏡画像
を生成するために使用することのできる輝尽性蛍光体と
しては、放射線または電子線のエネルギーを蓄積可能
で、電磁波によって励起され、蓄積している放射線また
は電子線のエネルギーを光の形で放出可能なものであれ
ばよく、とくに限定されるものではないが、可視光波長
域の光によって励起可能であるものが好ましい。具体的
には、たとえば、特開昭55−12145号公報に開示
されたアルカリ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光体(B
1-x,2+ x )FX:yA(ここに、M2+はMg、C
a、Sr、ZnおよびCdからなる群より選ばれる少な
くとも一種のアルカリ土類金属元素、XはCl、Brお
よびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲ
ン、AはEu、Tb、Ce、Tm、Dy、Pr、He、
Nd、YbおよびErからなる群より選ばれる少なくと
も一種の3価金属元素、xは0≦x≦0.6、yは0≦
y≦0.2である。)、特開平2−276997号公報
に開示されたアルカリ土類金属弗化ハロゲン化物系蛍光
体SrFX:Z(ここに、XはCl、BrおよびIから
なる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン、ZはE
uまたはCeである。)、特開昭59−56479号公
報に開示されたユーロピウム付活複合ハロゲン物系蛍光
体BaFX・xNaX’:aEu2+(ここに、Xおよび
X’はいずれも、Cl、BrおよびIからなる群より選
ばれる少なくとも一種のハロゲンであり、xは0<x≦
2、aは0<a≦0.2である。)、特開昭58−69
281号公報に開示されたセリウム付活三価金属オキシ
ハロゲン物系蛍光体であるMOX:xCe(ここに、M
はPr、Nd、Pm、Sm、Eu、Tb、Dy、Ho、
Er、Tm、YbおよびBiからなる群より選ばれる少
なくとも一種の三価金属元素、XはBrおよびIのうち
の一方あるいは双方、xは、0<x<0.1であ
る。)、特開昭60−101179号公報および同60
−90288号公報に開示されたセリウム付活希土類オ
キシハロゲン物系蛍光体であるLnOX:xCe(ここ
に、LnはY、La、GdおよびLuからなる群より選
ばれる少なくとも一種の希土類元素、XはCl、Brお
よびIからなる群より選ばれる少なくとも一種のハロゲ
ン、xは、0<x≦0.1である。)および特開昭59
−75200号公報に開示されたユーロピウム付活複合
ハロゲン物系蛍光体MIIFX・aMI X’・bM'II
'' 2 ・cMIII ''' 3 ・xA:yEu2+(ここに、M
IIはBa、SrおよびCaからなる群より選ばれる少な
くとも一種のアルカリ土類金属元素、MI はLi、N
a、K、RbおよびCsからなる群より選ばれる少なく
とも一種のアルカリ金属元素、M' IIはBeおよびMg
からなる群より選ばれる少なくとも一種の二価金属元
素、MIII はAl、Ga、InおよびTlからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種の三価金属元素、Aは少なく
とも一種の金属酸化物、XはCl、BrおよびIからな
る群より選ばれる少なくとも一種のハロゲン、X’、X
''およびX''' はF、Cl、BrおよびIからなる群よ
り選ばれる少なくとも一種のハロゲンであり、aは、0
≦a≦2、bは、0≦b≦10-2、cは、0≦c≦10
-2で、かつ、a+b+c≧10-2であり、xは、0<x
≦0.5で、yは、0<y≦0.2である。)が、好ま
しく使用し得る。
【0011】本発明において、化学発光画像を生成する
ために、使用することのできる輝尽性蛍光体としては、
可視光波長域の光のエネルギーを蓄積可能で、電磁波に
よって励起され、蓄積している可視光波長域の光のエネ
ルギーを光の形で放出可能なものであればよく、とくに
限定されるものではないが、可視光波長域の光によって
励起可能であるものが好ましい。具体的には、たとえ
ば、特開平4−232864号公報に開示された金属ハ
ロリン酸塩系蛍光体、希土類元素付活蛍光体、アルミン
酸塩系蛍光体、珪酸塩系蛍光体、フッ化物系蛍光体が、
好ましく使用し得る。
【0012】
【作用】本発明によれば、図形選択手段により選択され
た図形の図形データを、図形編集モードにより決定され
たモードに基づいて、所望のように変更し、画像データ
と、編集図形データ生成手段により生成された編集図形
データとを合成した合成データを生成することができる
ので、操作者は、図形データを所望のように変更するこ
とにより、図形データ記憶手段の容量が小さくとも、図
形によって、画像中の関心領域を所望のように画定する
ことができる。本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、第3の座標データが、カーソル手段の移動にしたが
って、座標データ記憶手段に、逐次記憶され、図形デー
タ編集手段に、逐次出力されるため、編集図形データ生
成手段により、カーソル手段の移動にしたがって、編集
図形データを逐次生成することができ、より容易に、所
望のように図形データの形状、大きさなどを変更するこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面に基づいて、本発明にかかる
好ましい実施例につき、詳細に説明を加える。図1は、
本発明の実施例にかかるオートラジオグラフィ画像形成
装置のための画像データを生成する画像読み取り装置の
一例を示す略斜視図である。本実施例においては、サザ
ン・ブロッティング(Southern blotting)法およびハイ
ブリタイゼーション法を利用した遺伝子の位置情報が、
蓄積性蛍光体シート1に蓄積記録されている。ここに、
放射性標識物質の位置情報とは、試料中における放射性
標識物質もしくはその集合体の位置を中心とした各種の
情報、たとえば、試料中に存在する放射性標識物質の集
合体の存在位置と形状、その位置における放射性標識物
質の濃度、分布などからなる情報の一つもしくは任意の
組み合わせとして得られる各種の情報を意味するもので
ある。試料中の放射性標識物質の位置情報は、たとえ
ば、次のようにして、蓄積性蛍光体シート1に蓄積記録
されている。すなわち、まず、目的とする遺伝子からな
るDNA断片を含む複数のDNA断片を、ゲル支持媒体
上で、電気泳動をおこなうことにより、分離展開し、ア
ルカリ処理により変性(denaturation) して、一本鎖の
DNAとする。次いで、公知のサザン・ブロッティング
法により、このゲル支持媒体とニトロセルロースフィル
タなどの転写支持体とを重ね合わせ、転写支持体上に、
変性DNA断片の少なくとも一部を転写して、加温処理
により、固定する。次いで、目的とする遺伝子のDNA
と相補的なDNAあるいはRNAを放射性標識するなど
の方法により調製したプローブと転写支持体上の変性D
NA断片とを、加温処理により、ハイブリタイズさせ、
二本鎖のDNAの形成(re−naturation) またはDNA
・RNA結合体の形成をおこなう。このとき、転写支持
体上の変性DNA断片は固定されているので、プローブ
DNAまたはプローブRNAと相補的なDNA断片のみ
が、ハイブリタイズして、放射性標識プローブを捕獲す
る。しかる後に、適当な溶液で、ハイブリッドを形成し
なかったプローブを洗い流すことにより、転写支持体上
では、目的遺伝子を有するDNA断片のみが、放射性標
識が付与されたDNAまたはRNAとハイブリッドを形
成し、放射性標識が付与される。こうして、得られた転
写支持体と、蓄積性蛍光体シート1とを一定時間重ね合
わせて、露光操作をおこなうことにより、転写支持体上
の放射性標識物質から放出される放射線の少なくとも一
部が、蓄積性蛍光体シート1に吸収され、試料中の放射
性標識物質の位置情報が、蓄積性蛍光体シート1に蓄積
記録される。
【0014】こうして試料中の放射性標識物質の位置情
報が蓄積記録された蓄積性蛍光体シート1を、レーザ光
2により、走査して、励起し、輝尽光を発生させる。レ
ーザ光2は、レーザ光源3により発生され、フィルタ4
を通過することにより、レーザ光2による励起によって
蓄積性蛍光体シート1から発生する輝尽光の波長領域に
対応する波長領域の部分がカットされる。次いで、レー
ザ光2は、ビーム・エクスパンダ5により、そのビーム
径が正確に調整され、ガルバノミラー等の光偏向器6に
入射する。光偏向器6によって偏向されたレーザ光2
は、fθレンズ7を介して、平面反射鏡8により反射さ
れ、蓄積性蛍光体シート1上に、一次元的に入射する。
fθレンズ7は、蓄積性蛍光体シート1上を、レーザ光
2により走査するときに、つねに、均一のビーム速度
で、走査がなされることを保証するものである。このよ
うなレーザ光2による走査と同期して、蓄積性蛍光体シ
ート1は、図1において、矢印Aの方向に移動され、そ
の全面が、レーザ光2によって走査されるようになって
いる。蓄積性蛍光体シート1は、レーザ光2が照射され
ると、蓄積記録していた放射線エネルギーに比例する光
量の輝尽光を発光し、発光した輝尽光は、導光性シート
9に入射する。
【0015】導光性シート9は、その受光端部が直線状
をなし、蓄積性蛍光体シート1上の走査線に対向するよ
うに近接して配置され、また、その射出端部は、円環状
をなし、フォトマルチプライアなどの光電変換型の光検
出器10の受光面に接続されている。この導光性シート
9は、アクリル系合成樹脂などの透明な熱可塑性樹脂シ
ートを加工して作られており、受光端部から入射した光
が、その内面で、全反射を繰り返しながら、射出端部を
経て、光検出器10の受光面に伝達されるように、その
形状が定められている。したがって、レーザ光2の照射
に応じて、蓄積性蛍光体シート1から発光した輝尽光
は、導光性シート9に入射し、その内部で、全反射を繰
り返しながら、射出端部を経て、光検出器10によって
受光される。光検出器10の受光面には、蓄積性蛍光体
シート1から発光される輝尽光の波長領域の光のみを透
過し、レーザ光2の波長領域の光をカットするフィルタ
が貼着されており、光検出器10は、蓄積性蛍光体シー
ト1から発光された輝尽光のみを光電的に検出するよう
に構成されている。光検出器10によって光電的に検出
された輝尽光は、電気信号に変換され、所定の増幅率を
有する増幅器11によって、所定のレベルの電気信号に
増幅された後、A/D変換器12に入力される。電気信
号は、A/D変換器12において、信号変動幅に適した
スケールファクタで、ディジタル信号に変換され、ライ
ンバッファ13に入力される。ラインバッファ13は、
走査線1列分の画像データを一時的に記憶するものであ
り、以上のようにして、走査線1列分の画像データが記
憶されると、そのデータを、ラインバッファ13の容量
よりもより大きな容量を有する送信バッファ14に出力
し、送信バッファ14は、所定の容量の画像データが記
憶されると、画像データを、オートラジオグラフィ画像
形成装置に出力するように構成されている。
【0016】図2は、本発明の実施例にかかるオートラ
ジオグラフィ画像形成装置および画像読み取り装置のブ
ロックダイアグラムである。図2において、オートラジ
オグラフィ画像形成装置30は、蓄積性蛍光体シート1
に蓄積記録され、画像読み取り装置20により読み取ら
れて、ディジタル信号に変換された試料に含まれる放射
線標識物質の位置情報を含む画像データを受け、画像デ
ータに、たとえば、濃度、色調、コントラストなどが適
正で、観察解析特性に優れた可視画像を再生し得るよう
に信号処理を施すとともに、画像データの一部分に所望
の領域を画定し、該領域内の濃度などを算出する信号処
理手段40と、画像読み取り装置20から信号処理手段
40に入力された画像データを一時的に記憶するととも
に、信号処理後の画像データを記憶する画像データ記憶
手段50と、試料に含まれる放射線標識物質の位置情報
を含む画像データを画像として再生するCRT60を備
えている。画像読み取り装置20の送信バッファ14
に、一時的に記憶された画像データは、オートラジオグ
ラフィ画像形成装置30の信号処理手段40の受信バッ
ファ41に入力されて、一時的に記憶され、受信バッフ
ァ41内に、所定量の画像データが記憶されると、記憶
された画像データが、画像データ記憶手段50の画像デ
ータ一時記憶部51に出力され、記憶される。このよう
にして、画像読み取り装置20の送信バッファ14か
ら、信号処理手段40の受信バッファ41に送られ、一
時的に記憶された画像データは、さらに、受信バッファ
41から、画像データ記憶手段50の画像データ一時記
憶部51に記憶される。こうして、蓄積性蛍光体シート
1の全面を、レーザ光2によって走査して得られた画像
データが、画像データ記憶手段50の画像データ一時記
憶部51に記憶されると、信号処理手段40の信号処理
部42は、画像データ一時記憶部51から所定の画像デ
ータを読み出し、画像データ記憶部52に記憶する。
【0017】図3は、本実施例にかかるオートラジオグ
ラフィ画像形成装置の信号処理手段40の画像形成部4
3およびその周辺回路の詳細を示したブロック図であ
る。図3に示されるように、画像形成部43は、操作者
がマウス(図示せず)を操作することよって、CRT6
0の画面上を移動するマウスポインタの画像データ内の
座標データを記憶する座標データ記憶部102と、CR
T60の画面上に表示される画像の関心領域を取り囲む
ための円、矩形などの図形に対応する図形データを記憶
する図形データ記憶部104と、座標データ記憶部10
2に記憶されたマウスポインタの座標データに基づい
て、図形データ記憶部104から、編集すべき図形デー
タを選択する図形選択部106と、後述する種々の編集
モードの中から、所定の編集モードを選択して、編集モ
ードを決定する編集モード決定部108と、編集モード
決定部108により決定された編集モードにしたがっ
て、図形選択部106により選択された図形データを編
集する図形データ編集部110と、図形選択部106に
より選択された図形データを一時的に記憶し、図形デー
タ編集部110により与えられる信号に基づき、編集さ
れた図形データを生成する図形データ生成部112と、
画像データ記憶部52に記憶された画像データと図形デ
ータ生成部112において生成された図形データとを合
成して、合成データを生成する合成データ生成部114
と、合成データ生成部114により生成された合成デー
タを一時的に記憶する合成データ記憶部116とを備え
ている。
【0018】本実施例においては、操作者が、CRT6
0の画面上に表示された画像の関心領域を取り囲むため
に、マウス(図示せず)を操作して、メモリ(図示せ
ず)に予め記憶された図形データの形状を選択し、選択
された形状の図形をCRT60の画面上に描く。これに
よって、図形データ120が生成されて、図形データ記
憶部104に記憶される。また、上述したように、図形
データの形状が選択され、選択された形状の図形がCR
T60の画面上に描かれた場合、画像データ記憶部52
に記憶された画像データと図形データ記憶部104に記
憶された図形データとが、合成データ生成部114にお
いて合成され、合成データに対応する合成画像が、合成
データ記憶部116を介して、CRT60の画面上に表
示される。図形データ記憶部104は、このようにし
て、操作者により選択された形状を有し、所定の座標を
有する各種の図形に対応する図形データを、図形ごとに
記憶している。図4は、図形データ記憶部104に記憶
された図形データの内容の一例を示す図面である。図4
に示されるように、図形データ120は、それぞれ、図
形の種類を示す図形種データ、図形の基準点のx座標デ
ータ、図形の基準点のy座標データ、図形の幅データ
w、図形の高さデータh、図形の基準点からの回転角デ
ータθ1 および斜め方向の変形度を示す角度データθ2
を備えている。
【0019】本実施例においては、図形種には、たとえ
ば、円、矩形、折れ線により囲まれた図形などが含まれ
る。また、図形の基準点のx座標データおよびy座標デ
ータは、図形に外接する矩形の左上の座標(x,y)を
示している。したがって、図5(a)に示されるよう
に、図形122が矩形である場合には、図形122とこ
れに外接する矩形とは一致する。以下、図形種が矩形で
ある場合について、説明を加える。幅データwは、図形
122のx軸方向の長さを示しており、また、高さデー
タは、図形122のy軸方向の長さを示している。回転
角データθ1 は、図5(b)に示されるように、基準点
の座標(x,y)を中心に回転させられた図形126
と、基準位置にある基準図形124との間の回転角を示
している。さらに、斜め方向の変形度を示す角度データ
θ2 は、図5(c)に示されるように、図形の面積を維
持したまま、基準図形124を歪ませた際の、図形12
8の辺128−1と、基準図形124の辺124−1と
の間の角度を示している。図4に示されるように、たと
えば、第1の図形データ120−1は、図形種データ
“円”、x座標データx1 、y座標データy1 、幅デー
タw1 、高さデータh1 、回転角データθ11、および、
斜め方向の変形度を示す角度データθ21を備えている。
第2の図形データ120−2も、同様に、7つのデー
タ、すなわち、図形種データ“矩形”、x座標データx
2 、y座標データy2 、幅データw2 、高さデータ
2 、回転角データθ12、および、斜め方向の変形度を
示す角度データθ22を備えている。このように、図形デ
ータ記憶部104には、CRT60の画面に描かれた図
形の数だけ、図形データが記憶されている。たとえば、
CRT60の画面に、n個の図形が描かれていた場合
に、座標データ記憶部102には、図4に示されるよう
に、n個の図形データ120−1ないし120−nが記
憶されている。
【0020】以上のように構成された画像形成部43お
よびその周辺回路により、関心領域は、以下のようにし
て、画定される。まず、操作者は、マウス(図示せず)
を用いて、CRT60の画面に表示されるマウスポイン
タを、編集すべき図形が表示されている部分に移動し、
マウスをクリックすることにより、編集すべき図形を選
択する。これによって、図形データ記憶部104に記憶
されている図形データの図形種が選択される。次いで、
操作者は、マウスを用いて、CRT60の画面に表示さ
れるマウスポインタを、図形を表示すべき位置に動か
し、クリックする。操作者によりクリックされたマウス
ポインタの座標データは、第1の座標データ(x00,y
00)として座標データ記憶部102に記憶される。座標
データ記憶部102に記憶された第1の座標データ(x
00,y00)は、図形選択部106に与えられ、図形選択
部106は、第1の座標データ(x00,y00)に基づい
て、図形データ記憶部104から、操作者が編集すべき
図形として選択した図形130に対応する図形データ1
20−iを選択し、この図形データ120−iを、図形
データ生成部112に与える。図形データ生成部112
は、与えられた図形データ120−iを一時的に記憶す
るとともに、この図形データ120−iを合成データ生
成部114に与える。合成データ生成部114に与えら
れた図形データ120−iは、画像データ記憶部52に
記憶された画像データと合成され、合成データ記憶部1
16に一時に記憶された後に、CRT60の画面上に、
所定の画像とともに、操作者が、マウスポインタをクリ
ックした位置に、図形として表示される。
【0021】図6は、第1の座標データ(x00,y00
が与えられ、これに基づいて、所定の図形データ120
−iが選択された場合に、CRT60の画面に表示され
る選択された図形を示す図である。図6に示されるよう
に、選択された図形データ120−iに対応する図形1
30には、信号処理部41の所定の処理により、11個
のドット131ないし141が形成されている。これら
ドット131ないし141については、後述する。CR
T60の画面上に表示された図形130の形状、大きさ
などを変更したいときは、操作者は、マウスポインタが
所定の位置に移動したときに、マウスのボタンを押す。
こうして、操作者によりマウスのボタンが押されると、
座標データ記憶部102は、操作者が、マウスのボタン
を押したときのマウスポインタの座標データを、第2の
座標データ(x01, y01) として記憶し、第2の座標デ
ータ(x01, y01) を、編集モード決定部108に与え
る。こうして、第2の座標データ(x01, y01) が与え
られると、編集モード決定部108は、この第2の座標
データ(x01, y01) に基づいて、編集モードを選択す
る。ここに、編集モードとは、CRT60の画面上に表
示された図形の形状、大きさなどを変更するためのモー
ドをいい、図形を移動する移動モード、図形を拡大また
は縮小する拡大/縮小モード、図形を一方向のみに沿っ
て拡大する一方向拡大モード、図形を回転させる回転モ
ード、および、図形を斜め方向に変形させる変形モード
から構成されている。図6に示されるように、CRT6
0の画面上に表示された図形130には、11個のドッ
ト131ないし141が形成されている。編集モード決
定部108は、第2の座標データ(x01, y01) が、こ
れらドット131ないし141あるいは図形130の内
部142のいずれかに含まれるかを判断し、操作者が、
いずれのドット131ないし141あるいは内部142
を選択しているかを判断することによって、編集モード
を選択するように構成されている。本実施例において
は、図形130の内部142が選択されたときには、移
動モード、ドット131、133、135或いは137
が選択されたときには、拡大/縮小モード、ドット13
2、134、136或いは138が選択されたときに
は、一方向拡大モード、ドット140が選択されたとき
には、回転モード、ドット141が選択されたときに
は、変形モード、ドット139が選択されたときには、
回転モードおよび変形モードが、それぞれ選択されるよ
うに構成されている。編集モード決定部108は、選択
した編集モードに対応する編集モードデータおよび座標
データ記憶部102により与えられた第2の座標データ
(x01, y01) を、図形データ編集部110に出力す
る。
【0022】こうして、マウスポインタが所定の位置に
移動したときに、マウスのボタンを押して、編集モード
を選択した後、操作者は、図形130の形状、大きさな
どをどのように、変更するかを、オートラジオグラフィ
画像形成装置30に指示するため、さらに、マウスのボ
タンを押した状態で、マウスポインタを、CRT60の
画面内で移動させる。その結果、座標データ記憶部10
2は、マウスのボタンを押したまま、移動させられてい
るマウスポインタの座標データを、第3の座標データ
(x02, y02) として記憶し、この第3の座標データ
(x02, y02) を、編集モード決定部108を介して、
図形データ編集部110に、逐次与える。図形データ編
集部110は、座標データ記憶部102により与えられ
た第2の座標データ(x01, y01) および第3の座標デ
ータ(x02, y02) と、編集モード決定部108により
与えられた編集モードデータとに基づいて、図形130
の形状、大きさなどを変更するために、図形データ生成
部112に一時的に記憶された図形データ120−iに
含まれるx座標データ、y座標データなどの各種データ
を変更する。図形データ編集部110によってなされる
図形データ120に含まれる各種データの変更につい
て、以下に説明する。まず、図形データ編集部110
は、操作者がマウスのボタンを押した際のマウスポイン
タの座標データを示す第2の座標データ(x01, y01)
と、マウスのボタンを押したまま移動している際のマウ
スポインタの座標データを示す第3の座標データ
(x02, y02) との間の変位を求める。図7は、第2の
座標データ(x01, y01) と第3の座標データ(x02,
02) との間の変位の演算方法を説明するための図であ
る。図7に示されるように、第2の座標データ(x01,
01) に対応するCRT60の画面150上の位置は、
ドット152であり、また、第3の座標データ(x02,
02) に対応する位置は、ドット154である。また、
ドット156は、図形130の図形データ120のx座
標データおよびy座標データに対応する位置であり、こ
れは(x,y)として表されている。図形データ編集部
110は、 (1) 横方向(x軸方向)の変位量δx=x02−x01 (2) 縦方向(y軸方向)の変位量δy=y02−y01 (3) 回転変位量δθ=tan -1{( y02−y)/(x02
−x) }−tan -1{( y01−y)/(x01−x) } を算出する。
【0023】次いで、図形データ編集部110は、編集
モード決定部108により与えられた編集モードデータ
ならびに算出された変位量δx、δyおよびδθに基づ
き、図形データ生成部112の図形データ120の6つ
のデータ、すなわち、x座標データ、y座標データ、幅
データ、高さデータ、回転角データ、斜め方向の変形度
を示す角度データの少なくとも一つを変更する。たとえ
ば、編集モード決定部108により与えられた編集モー
ドデータが、移動モードに対応するデータであった場
合、すなわち、図形130の内部142が選択された旨
を示す場合には、図形データ編集部110は、x座標デ
ータをx=x+δx、y座標データをy=y+δyに変
更して、変更されたデータの各々を、図形データ生成部
112に一時的に記憶された図形データ120−iの所
定の部分に書き込む。また、編集モード決定部108に
より与えられた編集モードデータが、拡大/縮小モード
に対応するデータであった場合には、図6に示されるよ
うに、CRT60の画面に表示されたドット131、1
33、135或いは137から、操作者により選択され
たドットにしたがって、下記のように、データを変更す
る。 (1) ドット131が選択されていた場合、x座標データ
をx=x−δx、y座標データをy=y−δy、幅デー
タをw=w+δx、高さデータをh=h+δyに変更し
て、変更されたデータの各々を、図形データ生成部11
2に一時的に記憶された図形データ120−iの所定の
部分に書き込む。
【0024】(2) ドット133が選択されていた場合、
y座標データをy=y−δy、幅データをw=w+δ
x、高さデータをh=h+δyに変更して、変更された
データの各々を、図形データ生成部112に一時的に記
憶された図形データ120−iの所定の部分に書き込
む。 (3) ドット135が選択されていた場合、幅データをw
=w+δx、高さデータをh=h+δyに変更して、変
更されたデータの各々を、図形データ生成部112に一
時的に記憶された図形データ120−iの所定の部分に
書き込む。 (4) ドット137が選択されていた場合、x座標データ
をx=x−δx、幅データをw=w+δx、高さデータ
をh=h+δyに変更して、変更されたデータの各々
を、図形データ生成部112に一時的に記憶された図形
データ120−iの所定の部分に書き込む。 さらに、編集モード決定部108により与えられた編集
モードデータが、一方向拡大モードに対応するデータで
あった場合には、図6に示されるように、CRT60の
画面に表示されたドット132、134、136或いは
138中から、操作者によって選択されたドットにした
がって、下記のように、データを変更する。
【0025】(1) ドット132が選択されていた場合、
y座標データをy=y−δy、高さデータをh=h+δ
yに変更して、変更されたデータを、それぞれ、図形デ
ータ生成部112に一時的に記憶された図形データ12
0−iの所定の部分に書き込む。 (2) ドット134が選択されていた場合、幅データをw
=w+δxに変更して、変更されたデータを、図形デー
タ生成部112に一時的に記憶された図形データ120
−iの所定の部分に書き込む。 (3) ドット136が選択されていた場合、高さデータを
h=h+δyに変更して、変更されたデータを、図形デ
ータ生成部112に一時的に記憶された図形データ12
0−iの所定の部分に書き込む。 (4) ドット138が選択されていた場合、x座標データ
をx=x−δx、幅データをw=w+δx、に変更し
て、変更されたデータを、それぞれ、図形データ生成部
112に一時的に記憶された図形データ120−iの所
定の部分に書き込む。 また、編集モード決定部108により与えられた編集モ
ードデータが、回転モードに対応するデータであった場
合には、回転角データをθ1 =θ1 +δθに変更して、
この変更された回転角データを、図形データ生成部11
2に一時的に記憶された図形データ120−iの所定の
部分に書き込む。
【0026】さらに、編集モード決定部108により与
えられた編集モードデータが、変形モードに対応するデ
ータであった場合には、斜め方向の変形度を示す角度デ
ータをθ2 =θ2 +δθに変更して、変更されたデータ
を、図形データ生成部112に一時的に記憶された図形
データ120−iの所定の部分に書き込む。また、編集
モード決定部108により与えられた編集モードデータ
が、回転モードおよび変形モードに対応するデータであ
った場合には、回転角データをθ1=θ1 +δθ、斜め
方向の変形度を示す角度データをθ2 =θ2 −δθに変
更して、変更されたデータの各々を、図形データ生成部
112に一時的に記憶された図形データ120−iの所
定の部分に書き込む。上述したように、図形データ編集
部110は、編集モード決定部108により与えられた
編集モードデータと、座標データ記憶部により与えられ
た第2の座標データ(x01, y01) および第3の座標デ
ータ(x02, y02) とに基づいて、図形データ生成部1
12に一時的に記憶された図形データを変更する。した
がって、図形データ生成部112には、その形状、大き
さなどが変更された図形データが生成される。この変更
された図形データは、合成データ生成部114に与えら
れ、合成データ生成部114は、変更された図形データ
と、画像データ記憶部52から出力された画像データと
を合成して、合成データを生成する。
【0027】合成データ生成部114において生成され
た合成データは、合成データ記憶部116によって、一
時的に記憶され、さらに、CRT60に出力されて、C
RT60の画面に、可視画像として表示される。操作者
が、マウスを押したまま移動することにより、座標デー
タ記憶部102には、第3の座標データ(x02, y02)
が、逐次記憶される。したがって、第3の座標データ
(x02, y02) の変更にしたがって、画像形成部43に
おいて、上述した処理が繰り返され、CRT60の画面
には、その形状および大きさが変更された図形が、逐次
表示される。このようにして、操作者は、所望の形状、
大きさの図形を生成することができる。図形の形状、大
きさが決定された後に、操作者の所定の操作により、信
号処理手段40の信号処理部42は、図形データ生成部
112に記憶された図形データ120−iと、画像デー
タ記憶部52に記憶された画像データとを比較し、図形
データ120−iに含まれる画像データの部分につい
て、定量処理をすることができる。本実施例によれば、
座標データ記憶部102に記憶された第1の座標データ
(x00,y00)に基づいて、図形選択部106により、
編集すべき図形の図形データ120−iが選択されて、
図形データ生成部112に一時的に記憶され、座標デー
タ記憶部102に記憶された第2の座標データ(x01,
01) に基づいて、編集モード決定部108により、編
集モードが決定され、さらに、座標データ記憶部102
に記憶された第2の座標データ(x01, y01) および第
3の座標データ(x02, y02) 並びに編集モード決定部
108により決定された編集モードに基づいて、図形デ
ータの種々のデータが変更され、変更されたデータが、
図形データ生成部112に一時的に記憶された図形デー
タ120−iの所定の部分に書き込まれ、この図形デー
タが、合成データ生成部114において、画像データと
合成されて、合成データが生成されるので、操作者は、
所望の形状および大きさの図形をCRT60の画面上に
形成して、画像中の関心領域を、所望のように、画定す
ることができる。
【0028】本発明は、以上の実施例に限定されること
なく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々
の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含さ
れるものであることがいうまでもない。たとえば、前記
実施例においては、サザン・ブロッティング法によるハ
イブリタイゼーション法を利用した遺伝子の位置情報
を、蓄積性蛍光体シート1に蓄積記録させ、これを光電
的に読み出して、所定の信号処理を施し、CRT50の
画面上に表示し、所望の形状および大きさを有する図形
に対応する図形データを生成して、所望の形状および大
きさを有する図形により画像中の関心領域を画定する場
合につき、説明を加えたが、本発明は、かかるオートラ
ジオグラフィに限定されることなく、たとえば、蛋白質
の薄層クロマトグラフィ(TLC)により生成されたオ
ートラジオグラフィ画像、ポリアクリルアミドゲル電気
泳動法によって、蛋白質の分離、同定、あるいは、分子
量、特性の評価などをおこなうオートラジオグラフィ画
像、実験用マウスのにおける投与物質の代謝、吸収、排
泄の経路、状態などを研究するためのオートラジオグラ
フィ画像などの他のオートラジオグラフィ画像はもとよ
り、サザン・ブロット・ハイブリダイゼーション法を用
いた遺伝子の化学発光画像、蛋白質の薄層クロマトグラ
フィによって生成された化学発光画像、ポリアクリルア
ミドゲル電気泳動法によって、蛋白質の分離、同定、あ
るいは、分子量、特性の評価などをおこなうための化学
発光画像などの化学発光法を利用した化学発光画像や、
電子顕微鏡を用いて生成された金属あるいは非金属試料
の電子線透過画像や電子線回折画像、生物体組織などの
電子顕微鏡画像、さらには、金属あるいは非金属試料な
どの放射線回折画像などにも、広く適用することができ
る。
【0029】さらに、前記実施例においては、関心領域
を画定するための図形として、円、矩形、折れ線に囲ま
れた図形を使用し、これに対応する図形データが図形デ
ータ記憶部102に記憶されているが、画像中の関心領
域を画定するために使用される図形は、これに限定され
るものでなく、たとえば、図形として、多角形などを用
いることも可能である。また、前記実施例においては、
図形データが、図形種データ、x座標データ、y座標デ
ータ、幅データ、高さデータ、回転角データ、斜め方向
の変形度を示す角度データを備えているが、これに限定
されるものではなく、図形データが、上記データの一部
を備えていてもよいし、或いは、他の種類のデータを付
加していてもよい。さらに、前記実施例においては、蓄
積性蛍光体シート1を用いて、電気信号に変換して得た
画像データを、CRT60の画面上に、可視画像として
表示しているが、蓄積性蛍光体シート1に代えて、写真
フィルムを用いて、一旦、可視画像を形成し、この可視
画像を光電的に読み取り、電気信号に変換した画像デー
タに対して、同様の処理をおこなうことも可能である。
【0030】また、本発明において、手段とは、必ずし
も物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウエアによって実現される場合も包含する。
また、一つの手段の機能が二以上の物理的手段により実
現されても、二以上の手段の機能が一つの物理的手段に
より実現されてもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明によれば、画像データに基づき、
表示手段に画像を形成することができ、小さい容量のメ
モリを使用して、表示手段に表示された画像中の領域を
図形によって囲み、所望のように、関心領域を指定する
ことのできる画像形成装置を提供することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例にかかるオートラジオグラフィ
画像形成装置のための画像データを生成する画像読み取
り装置の一例を示す略斜視図である。
【図2】本発明の実施例にかかるオートラジオグラフィ
画像形成装置および画像読み取り装置のブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施例にかかるオートラジオグラフィ
画像形成装置の画像形成部およびその周辺回路を詳細に
示したブロック図である。
【図4】図形データ記憶部に記憶された図形データの内
容を例示する図である。
【図5】図形データを説明するための図である。
【図6】第1の座標データが与えられ、これに基づい
て、所定の図形データが選択された場合に、CRTの画
面に表示される選択された図形を示す図である。
【図7】第2の座標データと第3の座標データとの間の
変位の演算方法を説明するための図である。
【符号の説明】
1 蓄積性蛍光体シート 2 レーザ光 3 レーザ光源 4 フィルタ 5 ビーム・エクスパンダ 6 光偏向器 7 fθレンズ 8 平面反射鏡 9 導光性シート 10 光検出器 11 増幅器 12 A/D変換器 13 ラインバッファ 20 画像読み取り装置 30 オートラジオグラフィ画像形成装置 40 信号処理手段 41 ラインバッファ 42 信号処理部 43 画像形成部 50 画像データ記憶手段 51 画像データ一時記憶部 52 画像データ記憶部 60 CRT 102 座標データ記憶部 104 図形データ記憶部 106 図形選択部 108 編集モード決定部 110 図形データ編集部 112 図形データ生成部 114 合成データ生成部 116 合成データ記憶部 120 図形データ

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを記憶する画像データ記憶
    手段と、該画像データ記憶手段に記憶された画像データ
    に基づき、画像を表示手段に表示する画像表示手段と、
    前記表示手段に表示された画像中の関心領域を画定する
    ための図形に対応する図形データを記憶する図形データ
    記憶手段と、前記画像データと前記図形データとを合成
    した合成データを生成する合成データ生成手段とを備
    え、前記画像表示手段が、前記合成データに基づき、表
    示手段に、画像および図形を表示するように構成された
    画像形成装置であって、前記図形データ記憶手段に記憶
    された前記図形データの中から、前記関心領域を画定す
    るべき図形を選択する図形選択手段と、前記図形選択手
    段により選択された図形データに対応する図形を編集す
    るためのモードを決定する編集モード決定手段と、該編
    集モード決定手段により決定されたモードに基づいて、
    前記図形選択手段により選択された図形データを編集す
    る図形データ編集手段と、該図形データ編集手段の編集
    結果に基づいて、編集図形データを生成する編集図形デ
    ータ生成手段とを備え、前記合成データ生成手段が、前
    記画像データと、前記図形データおよび/または前記編
    集図形データとを合成した合成データを生成するように
    構成されたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記図形選択手段が、前記表示手段に表
    示される移動可能なカーソル手段によって指示された第
    1の座標データに基づいて、前記図形データ記憶手段に
    記憶された図形データの中から、所定の図形データを選
    択するように構成されたことを特徴とする請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記編集モード決定手段が、前記カーソ
    ル手段によって指示された第2の座標データに基づい
    て、前記モードを決定するように構成されたことを特徴
    とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記図形データ編集手段が、前記カーソ
    ル手段によって指示された第2の座標データと、前記カ
    ーソル手段により指定された第3の座標データとの間の
    変位を算出し、前記変位と前記図形データとに基づき、
    所定の演算を実行することにより、前記図形データを編
    集するように構成されたことを特徴とする請求項3に記
    載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記カーソル手段の移動にした
    がって、前記第3の座標データを、逐次記憶し、前記図
    形データ編集手段に、逐次出力する座標データ記憶手段
    を備えたことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】 前記画像データが、蓄積性蛍光体シート
    を用いて生成されたものであることを特徴とする請求項
    1ないし5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記画像データが、オートラジオグラフ
    ィ画像データ、放射線回折画像データ、電子顕微鏡画像
    データおよび化学発光画像データよりなる群から選ばれ
    る画像データにより構成されたことを特徴とする請求項
    1ないし6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記オートラジオグラフィ画像データ、
    前記放射線回折画像データまたは前記電子顕微鏡画像デ
    ータが、試料から発せられる放射線または電子線を、輝
    尽性蛍光体に蓄積、吸収させ、しかる後に、前記輝尽性
    蛍光体に、電磁波を照射して、該輝尽性蛍光体から発せ
    られた光を光電変換することにより得られたものである
    ことを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 【請求項9】 前記化学発光画像が、試料から発せられ
    る可視光を、輝尽性蛍光体に蓄積、吸収させ、しかる後
    に、前記輝尽性蛍光体に、電磁波を照射して、該輝尽性
    蛍光体から発せられた光を光電変換することにより得ら
    れたものであることを特徴とする請求項7に記載の画像
    形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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