JPH0733109A - 小部品等の移載装置 - Google Patents

小部品等の移載装置

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JPH0733109A
JPH0733109A JP12506693A JP12506693A JPH0733109A JP H0733109 A JPH0733109 A JP H0733109A JP 12506693 A JP12506693 A JP 12506693A JP 12506693 A JP12506693 A JP 12506693A JP H0733109 A JPH0733109 A JP H0733109A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 安価に製作可能で且つ移載作業の作業能率を
向上し得る小部品等の移載装置を提供する。 【構成】 回動手段の作動軸27に連結されて180°
に角度θを加算した所定角度回動される作動アーム30
と、作動アーム30と平行な支軸24に回転自在に支持
され作動アーム30と平行に配置された従動アーム24
と、従動アーム24の回動範囲を180°の範囲に規制
するストッパー33と、作動軸27及び支軸24から等
距離離れた位置において両アーム24・30に連結さ
れ、作動アーム30に対しては作動軸27と平行な軸心
回りに回転自在で且つ少なくとも小部品を移載する位置
において軸方向に移動不能に連結され、従動アーム30
に対しては支軸27と平行な軸心回りに回転自在で且つ
軸方向に移動可能に連結された軸杆26と、軸杆26に
支持され小部品を吸着保持可能な部品保持部25と、を
備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ICチップ等の小部品
を搬送手段からテープの部品実装用凹部に移載するのに
好適な小部品等の移載装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ICチップ等の小部品を管理
する方式として、同一種類の小部品を袋状に形成された
部品実装用テープの複数の部品実装用凹部に夫々実装さ
せ、1本の部品実装用テープに同一種類の複数の小部品
を収容させて管理する方式が知られている。前記小部品
を部品実装用凹部に実装するための実装機としては種々
のものが提案されているが、例えば、部品実装用テープ
と平行に小部品を搬送するベルトコンベア等の搬送手段
と、搬送手段により搬送される小部品を部品実装用テー
プに形成された複数の部品実装用凹部に順々に移載して
装着する移載装置と、小部品が装着された部品実装用テ
ープの表面に熱溶着フィルムを溶着する溶着手段とを備
えたもの用いられる。
【0003】また、前記移載装置としては、小部品を吸
着保持可能な保持手段と、保持手段を部品実装用テープ
と搬送手段とに亙って移動させる水平方向移動手段と、
保持手段を上下方向に移動させる上下方向移動手段とを
備え、搬送手段で搬送された小部品を保持手段により保
持させた状態で保持手段を上昇させ、次に保持手段を部
品実装用凹部の上方に対応する位置へ水平方向に移動さ
せ、次に保持手段を下方させて保持手段により保持され
た小部品を部品実装用凹部に移載して装着し、前記とは
逆の手順で保持手段を搬送手段側へ移動させて搬送手段
で搬送された新たな小部品を保持手段に保持させ、この
操作を繰り返して搬送手段で搬送される小部品を部品実
装用凹部に順々に移載して装着するように構成したもの
が広く採用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記移載装置では、保
持手段を上下方向及び水平方向に移動させるため2つの
移動手段を必要とし、移載装置の構造が複雑化するとと
もにその製作コストが高くなること、保持手段の移動方
向を切り換えるときに保持手段の移動を一旦停止させる
必要があり、その分移載のためのサイクルタイムが長く
なって作業能率が低下すること、などの問題がある。本
発明の目的は、安価に製作可能で且つ移載作業の作業能
率を向上し得る小部品等の移載装置を提供することであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る小部品等
の移載装置は、回動手段の作動軸に連結されて所定角度
回動される作動アームと、前記作動アームと平行な支軸
に回転自在に支持され作動アームと平行に配置された従
動アームと、前記従動アームの回動範囲を前記所定角度
よりも小さな範囲に規制する規制手段と、前記作動軸及
び支軸から等距離離れた位置において両アームに連結さ
れ、作動アームに対しては作動軸と平行な軸心回りに回
転自在で且つ少なくとも小部品等を移載する位置におい
て軸方向に移動不能に連結され、従動アームに対しては
支軸と平行な軸心回りに回転自在で且つ軸方向に移動可
能に連結された軸杆と、前記軸杆に支持され小部品等を
吸着保持可能な保持手段と、を備えたものである。ここ
で請求項2のように、規制手段により従動アームの回動
角度が180°に規制されるようにしてもよい。
【0006】
【作用】請求項1に係る小部品等の移載装置において
は、コンベアなどで搬送される小部品等が保持手段で吸
着保持された状態で、回動手段により作動アームが回動
されるとともに、作動アームと連動して従動アームが回
動され、両アームに連結された軸杆とともに保持手段が
円弧を描きながら平行移動して、保持手段に吸着保持さ
れた小部品などがテープなどの移載部位の上方位置へ移
送される。そして、規制手段により従動アームの回動が
規制され、従動アームが回動規制された後における作動
アームの回動により、軸杆がその軸方向に移動して保持
手段に吸着保持された小部品等がテープの部品実装凹部
などの移載部位に移載される。ここで請求項2において
は、規制手段により従動アームの回動角度が180°に
規制されるので、コンベアなどの搬送手段の搬送面と同
じ高さ位置にテープなどを配設して、搬送面よりも一段
低い部品実装凹部などの移載部位に対して小部品等を移
載することになる。
【0007】
【実施例】本発明の詳細は、更に図示した実施例により
説明される。本実施例は、テープへの部品実装装置の移
載装置に本発明を適用した場合のものである。図1は、
テープへの部品実装装置の全体外観図を示すものであ
り、図中1が実装用テープ、2が該実装用テープ1を案
内する為のガイドレールで、その上端にガイド溝3を有
している。このガイドレール2の途上には、前記ガイド
レール2の側位にICチップその他の電子部品や小部品
aを送給する為のベルトコンベア、その他の搬送手段4
が設定され、搬送手段4上の小部品aである被実装品を
前記実装用テープ1へ移す為の移載装置が5として示さ
れている。実装された後は、実装不良を検査する為の検
知装置6や実装後の前記実装用テープ1表面を封止する
為のシールテープが上方に7として示されている。又8
は、このような実装用テープ1を図中右方から左方へ送
る為のピンローラー等の送り部8である。
【0008】このようなテープへの部品実装装置におけ
る実装用テープ1は、図1並びに図2で示される如く、
合成樹脂フィルム、とりわけ熱可塑性フィルムで作成さ
れ、その中央部には前記被実装品としてのICチップ、
電子部品、その他の小部品aを収容する為の部品実装用
凹部9を設けており、更に、その側位、図2においては
その右側に、該実装用テープ1を移送する為の送り孔10
を設けている。この凹部9並びに送り孔10は、一定ピッ
チで設けられており、その凹部9には、後述の移載装置
5により被実装品aが実装される。図2で示される如
く、実装用テープ1は、ガイドレール2上を案内され、
その側端から送り孔10中央迄の巾(L)までは、通常、
一定の巾を維持して作成されているが、部品実装用凹部
9は、種々な部品の大きさに対応すべく、大きさの異な
る凹部9を設けた各種実装用テープ1が用いられる。従
って、大きさの異なる部品に対応する大きさの異なる部
品実装用凹部9を有するテープを用いんとするときに
は、各テープ1毎にこれを案内する為のガイドレール2
の巾調整が求められるのである。
【0009】次に、このような実装用テープ1を案内す
る為のガイドレールは、図中2として示されている。図
2は、テープ案内状態における正面図を示すものであ
り、ガイドレール2の上端内側には、前記の如き実装用
テープ1を受け入れる為のガイド溝3を設けている。こ
のガイド溝3中に前記実装用テープ1が受け入れられ、
溝内には前記実装用テープ1の凹部9が、そして溝3両
側の受面には、テープ両側の係止片部11が載置されるこ
とになる。ガイドレール2上端のガイド溝3で前記実装
用テープ1をいかに案内するかは、図1で示される如
く、図中右端から実装用テープ1が送られ、ローラ12、
12で案内されてガイドレール2上端間のガイド溝3に受
け入れられて、図中左方へ移動する。このとき、実装用
テープ1の巾が変化したときには、ガイドレール2の巾
も変化させなければならないが、このガイドレール2の
巾は、ガイドレール巾調整手段13によってなされる。
【0010】ガイドレール巾調整手段13としては、種々
のものが考慮さるが、少なくとも前記一対の並設したガ
イドレール2がその一方又は双方が互いに拡縮する方向
へ移動することにより、上端のガイド溝3巾を調整しう
るものであれば、種々のものが採用される。例えば、両
ガイドレール2を図示しない移送レール上に設定し、そ
の上面をスライドさせることにより調整する方式とか、
又は、図示しない軸体をガイドレール2に貫挿し、ガイ
ドレール2を軸体にそって摺動させることにより、ガイ
ドレール巾を調整する方式等が採用されるものの、本発
明における実施例では、図3で示す如き二個の螺軸を用
いて各ガイドレール2を移動させんとしている。
【0011】即ち、このガイドレール2のガイド溝巾調
整手段13は、前記並設した一対のガイドレール2を長さ
方向で隔てた図中左右2個所に巾調整軸14を貫装し、一
方のガイドレール2に対して設けた螺状14a関係と、他
方のガイドレール2に対して設けた螺状14b関係を互い
に逆螺子の関係に設定するとともに、一方の巾調整軸14
の回転を他方の巾調整軸14の回転に伝達する為の回転伝
達手段15を関係づけてなるものを用いており、一方の巾
調整軸14を回転させることで他方の巾調整軸14をも回転
させ、もって一対の並設したガイドレール2の巾を拡縮
可能にしているのである。図中の巾調整軸14は、各ガイ
ドレール2に対してガイドレール2に固定された軸受16
を介して関係づけられ、この軸受16、16と前記巾調整軸
14、14とは互いに螺合関係としている。そして、この巾
調整軸14の一端は、ガイドレール2の手前側にその一端
を露出させ、手動の場合は図例の如き回転用ハンドル17
を設けるとともに露出した螺軸一端と他側の露出した螺
軸一端には、それぞれ歯車18を設け、歯車18、18間に回
転伝達手段15としてのチェーン、ベルト等を張設してい
る。図例の如き、一方の巾調整軸14のハンドル17を回転
させれば、その回転は、他側の巾調整軸14にも伝えら
れ、両軸は同期回転しながら、図中手前側のガイドレー
ル2に対し、奥側のガイドレール2を拡縮なす。従っ
て、この動作によりガイドレール2上端に位置するガイ
ド溝3の巾は、各種の実装用テープ1の巾に対応して設
定しうるのである。このとき、図中右側端に位置する奥
側のテープ案内用ローラ12に対し手前側のテープ案内用
のローラ12が一体のものであるときには、当然、ガイド
レール2の拡縮動作を規制することになるので、各ロー
ラ12、12は、それぞれ独立した状態で各ガイドレール
2、2に、図示する如く、互いに分離した軸体で回転可
能に取付けている。尚、この対設したガイドレール2の
巾調整軸14の側に位置する19、19は、2本の巾調整軸1
4、14でガイドレール2、2を拡縮する際に、並行を保
ちながら移動しうるように案内する為のガイド軸であっ
て、各側に2本のガイド軸を設けている。一方のガイド
軸19は、ガイドブッシュ20を介して一方のガイドレール
2に、他方のガイド軸19は他方のガイドブッシュ20を介
して他方のガイドレール2に関係づけられ、各ガイドレ
ール2、2を移動させるときには、それぞれに対応する
ガイド軸19にガイドされながら拡縮動作をするのであ
る。つまりこのような構成の一対の並設したガイドレー
ル2、2の巾、即ち、ガイド溝3の巾を拡縮するには、
前記した外側に露出したハンドル17を回転するだけで、
2本の巾調整軸14、14が回転し、逆螺子の関係で関係づ
けられた両ガイドレール2、2は互いに拡縮運動をなす
のであり、このとき両側に位置するガイド軸19…は、各
ガイドレール2、2の並行を保ちながら拡縮動をなすの
である。
【0012】尚、奥側のガイドレール2に設けた図中8
は、ピンローラによる送り部であって、他方のガイドレ
ール2、2の上部内面に位置して回転可能に設けられ、
ステッピングモーター等に関係づけられており、ピンロ
ーラ8の先端はガイドレール2の表面からやや突出した
状態に設けられて、前記ガイドレール2のガイド溝3表
面を走行する実装用テープ1の送り孔10に係合して、こ
の実装用テープ1を装置の図中右方から左方へ移動させ
んとしている。又、図中21は、ピンローラ8の上面に位
置し、実装用テープ1が上方へ逃げないようこれを押え
る為の押えローラであって、図中左方へ送られた実装用
テープ1は、ガイドレール2終端のローラ22、22で案内
されて、図示しないケースに巻き取られるのである。
【0013】次に、このようなガイドレール2、2と実
装用テープ1の関係において、この実装用テープ1にI
Cチップ並びに電子部品等小部品aを移載する移載装置
は、図中5として示されている。この移載装置5は、基
端を回転軸23で軸支し、先端では垂直方向に配した軸杆
を上下動可能に保持し、且つ180°回転できるように
回転規制した少なくとも1本以上の従動アーム24と;、
前記アーム24の先端に上下動可能に保持され、先端に吸
盤等の部品保持部(これが保持手段に相当する)25を設
け、前記アーム24と交叉配置された実装用部品aのピッ
キング杆26と;前記従動アーム24と並行に配され、回動
手段へ関係づけた作動軸27で軸支し、先端ピッキング杆
26側には上下二条のガイド片28、28を突設するととも
に、ピッキング杆26に側設した突軸29をガイド片28長さ
方向へ摺動自在に保持してなる作動アーム30と;よりな
るものである。
【0014】即ち、この符号5で示されている移載装置
において、従動アーム24は、上下に2本配され、その基
端を本体内部に貫通して互いに同期回転するようにチェ
ーン、ベルト等で連結された回転軸で軸支され、又、先
端では垂直方向に配した軸杆を上下動可能に、例えば先
端に案内孔31内を有する保持部32を突設し、該保持部32
に前記軸杆26を上下動可能に内挿して取付けており、且
つ従動アーム24は、水平方向で180°回転できるよう
に、例えばその前記回転軸23の回転角を規制すること
で、又は図例の如くアーム24の180°回転両側の位置
でストッパー(これが規制手段に相当する)33、33を設
けている。つまり、図例の2本の従動アーム24、24は、
その先端位置の保持部32に垂直方向のピッキング杆26を
保持したまま180°の半円形のリンク運動を可能とし
ている。そして、図中26として示すものがピッキング杆
で、このピッキング杆26は前記2本の従動アーム24、24
先端に上下動可能に設けた軸杆並びにこの軸杆から連結
片34、34を介して並行に保持杆35を垂設し、この杆体35
の先端に吸引手段に関係づけた吸盤等の部品保持部25を
設け、又2つの連結片34、34の間にはバネ部材36が介在
している。そして、この2本の従動アーム24、24で繋が
れたピッキング杆26の中間、即ち上下2本の従動アーム
24、24の間には、作動アーム30が設けられている。この
作動アーム30は、従動アーム24、24と同様に基端側は、
本体内部に位置するモーター等に関係づけられた作動軸
27に取付けられ、先端は前記したピッキング杆26を保持
すると同時に図5で示す如く、従動アーム24が2つのス
トッパ33、33間で180°回転しおわった後、作動アー
ム30をやや回転させることができ、且つ図中左右方向へ
移動規制されたピッキング杆26の下降動を許容可能なよ
うに、作動アーム30の先端におけるピッキング杆26側に
は、上下二条のガイド片28、28を突設しており、ピッキ
ング杆26に側設した突軸29を該ガイド片28長さ方向へ移
動自在なように保持している。つまり、従動アーム24は
180°の回転を可能とし、その段階で回転が停止され
るに対し、作動アーム30は作動軸27の回転により180
°の回転よりも更にある角度の回転を可能とするもので
あるものの、従動アーム24によりピッキング杆26の位置
が固定されていることから作動アーム30の回転が規制さ
れるが、前記作動アーム30の二条のガイド片28、28に突
軸29が案内され作動アーム30の先端側へ摺動しうるよう
に設定されてなるので、ピッキング杆26下端、即ちピッ
キング杆26に連結片34で側設した保持杆35下端の保持部
25を図5における実線状態から想像線状態へ下降させ
る。つまり、図1並びに図4で示されるように、装置側
方に供給された小部品は、移載装置の180°の回転に
より、一方では、部品の上面にピッキング杆26の部品保
持部25が位置し、他方では前記実装用テープ1の凹部9
上方に位置することになる。そして前記作動アーム30の
180°回転後、更にある角度分回転させることで、ピ
ッキング杆26は更に下降動をなし、部品を保持したり、
又は部品を実装したりするものである。この運動は、被
実装品のピッキングとテープへの実装運動を最短距離で
なすものである。
【0015】次いで、実装用テープ1に実装された部品
は、図中6で示される蓋板の下方を通過せんとするが、
図4で示す如く実装用部品aが正確に収容されていない
ときには、その突出した部品角部が蓋板にあたり、この
蓋板6を上方へ押し上げる。この蓋板6の荷重により、
この部品が収容用凹部9へ収容されたときには、当然、
問題ないが、蓋板6をある位置以上に持ち上げたときに
は、実装不良状態を示す為のアラーム、又は送り装置の
停止をなし、実装不良の状態を知らしめるものである。
正常な実装状態においては、当然、このセンサー下を通
過し、そして次に上方から供給されるシールテープ7が
実装用テープ1の表面に被覆される。被覆された状態で
ヒートシーラー37により連続又は間欠的にシールテープ
7が付着され、この付着された状態で前記ピンローラ8
により装置左方へ送られるのである。
【0016】以上の如く、テープへの部品実装装置にお
いて該テープ1の巾が種々変化した場合においては、2
軸の一方の巾調整軸14を回動させれば他方の軸も同期し
て回転し、実装用テープ1の巾に応じたガイドレール
2、2巾、即ちその上端に位置するガイド溝3の巾を調
整して各種のテープを収容案内することができるのであ
る。
【0017】
【発明の効果】請求項1に係る小部品の移載装置によれ
ば、作動アームと従動アームの円弧運動を利用して小部
品を移送するので、移載装置の構成を大幅に簡単化出来
ること、移送方向を切り換えるたりする必要がなく移載
時間を短縮可能なこと、従動アームの回動を規制した後
において、作動アームにより軸杆をその軸方向に移動さ
せて保持手段を直線的に移動させることが可能となり、
窪んだ位置に対しても小部品を落下させたりすることな
く小部品等を移載出来ること、などの効果が得られる。
ここで請求項2によれば、コンベアなどの搬送手段の搬
送面と同じ高さ位置に配置されたテープなどに対して小
部品等を移載することが可能なので、搬送手段とテープ
とをレイアウト性良く配置することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるテープへの部品実装装置を示す要
部説明用斜視図
【図2】ガイドレール上に実装用テープを載置した状態
の部分断面説明図
【図3】ガイドレールに対する巾調整手段を設けた状態
の平断面説明図
【図4】実装機による実装状態を説明する図1の他の角
度からみた説明図
【図5】実装機で180°回転後の垂直運動を示す説明
【符号の説明】
1 実装用テープ 2 ガイドレール 3 ガイド溝 4 搬送手段 5 移載装置 6 検知装置 7 シールテープ 8 送り部 9 凹部 10 送り孔 11 係止片部 12 ローラー 13 ガイドレール巾調整手段 14 巾調整軸 14a 螺条 14b 螺条 15 回転伝達手段 16 軸受 17 回転用ハンドル 18 歯車 19 ガイド軸 20 ガイドブッシュ 21 押圧ローラー 22 ローラ 23 回転軸 24 従動アーム 25 部品保持部 26 ピッキング杆 27 作動軸 28 ガイド片 29 突軸 30 作動アーム 31 案内孔 32 保持部 33 ストッパー 34 連結片 35 保持杆 36 バネ部材 37 ヒートシーラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動手段の作動軸に連結されて所定角度
    回動される作動アームと、 前記作動アームと平行な支軸に回転自在に支持され作動
    アームと平行に配置された従動アームと、 前記従動アームの回動範囲を前記所定角度よりも小さな
    範囲に規制する規制手段と、 前記作動軸及び支軸から等距離離れた位置において両ア
    ームに連結され、作動アームに対しては作動軸と平行な
    軸心回りに回転自在で且つ少なくとも小部品等を移載す
    る位置において軸方向に移動不能に連結され、従動アー
    ムに対しては支軸と平行な軸心回りに回転自在で且つ軸
    方向に移動可能に連結された軸杆と、 前記軸杆に支持され小部品等を吸着保持可能な保持手段
    と、 を備えたことを特徴とする小部品等の移載装置。
  2. 【請求項2】 前記規制手段により従動アームの回動角
    度が180°に規制されることを特徴とする請求項1に
    記載の小部品等の移載装置。
JP12506693A 1993-04-28 1993-04-28 小部品等の移載装置 Expired - Lifetime JPH085454B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5219056B1 (ja) * 2012-09-06 2013-06-26 上野精機株式会社 テーピングユニット及び電子部品検査装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5219056B1 (ja) * 2012-09-06 2013-06-26 上野精機株式会社 テーピングユニット及び電子部品検査装置
CN103476236A (zh) * 2012-09-06 2013-12-25 上野精机株式会社 编带单元及电子零件检查装置
CN103476236B (zh) * 2012-09-06 2017-11-14 上野精机株式会社 编带单元及电子零件检查装置

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