JPH0732823U - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

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JPH0732823U
JPH0732823U JP063220U JP6322093U JPH0732823U JP H0732823 U JPH0732823 U JP H0732823U JP 063220 U JP063220 U JP 063220U JP 6322093 U JP6322093 U JP 6322093U JP H0732823 U JPH0732823 U JP H0732823U
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悟 今枝
仁 田口
宜伸 杉山
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H13/00Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch
    • H01H13/50Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member
    • H01H13/56Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon the next application of operating force
    • H01H13/60Switches having rectilinearly-movable operating part or parts adapted for pushing or pulling in one direction only, e.g. push-button switch having a single operating member the contact returning to its original state upon the next application of operating force with contact-driving member moved alternately in opposite directions

Abstract

(57)【要約】 【目的】 揺動部材が中立位置に停止することを確実に
防止する。また、揺動部材が中立位置に停止することが
あっても、揺動部材を二つの揺動位置のいずれか一方へ
簡単に揺動可能にする。 【構成】 本考案のスイッチ装置は、押圧移動操作可能
な自動復帰形のプッシュロッド4と、揺動可能に軸支さ
れ押圧される毎に反対方向へ揺動されるディマカム6
と、このディマカム6の先端部に設けられた節度ピース
8と、この節度ピース8が二つの斜面11b、11cの
一方に当接することによりディマカム6を二つの揺動位
置の一方に保持する節度山部11とを備え、ディマカム
6の揺動に応じてスイッチ動作するように構成されたも
のにおいて、ディマカム6の軸支点とプッシュロッド4
とを同一直線A上に配置し且つ節度山部11の頂点11
aを直線A上から若干ずらして配置する構成としたもの
である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば自動車のワンポジション式のディマスイッチ装置に好適する スイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のワンポジション式のディマスイッチ装置の一例として、実開昭64− 27931号公報に記載された構成があり、この構成について、図3に従って簡 単に説明する。図3に示すように、スイッチ本体1の上部には、操作部材2が上 下方向に移動操作可能に設けられていると共に、該操作部材2は、スイッチ本体 1と操作部材2との間に配設されたコイルばね3により上方へ向けて移動付勢さ れている。上記操作部材2の下面中央部には、操作子として例えば棒状をなすプ ッシュロッド4が設けられており、このプッシュロッド4は上記操作部材2と一 体的に直線Aに沿って移動操作されるように構成されている。この場合、操作部 材2は、その上面部を操作レバー5により下方へ向けて押圧操作されると、下方 へ移動され、一方、操作レバー5の押圧操作を止めると、コイルばね3のばね力 により上方へ移動されて図3に示す元位置に復帰するように構成されている。こ れにより、操作部材2及びプッシュロッド4が元位置に復帰するものであり、プ ッシュロッド4が自動復帰形の操作子となっている。
【0003】 また、上記プッシュロッド4の下方には、揺動部材である例えばディマカム6 が軸7を介して軸支されており、軸7を軸支点としてその回りに揺動(回動)可 能に設けられている。上記ディマカム6の先端部である下端部には、収容部6a が形成されており、この収容部6a内に節度ピース8が摺動可能に収容されてい る。この節度ピース8は、収容部6aの内底部と節度ピース8との間に配設され たコイルばね9により、先端方向(下方)へ移動付勢されている。また、上記デ ィマカム6の下方には、上記節度ピース8が当接する節度山部10が設けられて おり、この節度山部10は頂点10a及び二つの斜面10b、10cを有してい る。
【0004】 上記構成の場合、ディマカム6は、節度ピース8の下端が節度山部10の右側 の斜面10bに当接すると共に、上部右端部6bがスイッチ本体1の規制部に当 接することにより、図3に示す位置、即ち、第1の揺動位置に保持されるように なっている。そして、ディマカム6が第1の揺動位置に保持されている状態で、 操作レバー5により操作部材2及びプッシュロッド4が下方へ押圧移動されると 、プッシュロッド4の下端がディマカム6の上部右斜面及び凹部6cに当接して これを押すようになる。これにより、ディマカム6の下端側は、軸7を回動中心 として図3中左方へ揺動し、節度ピース8の下端が節度山部10の頂点10aを 乗り越えて左側の斜面10cに当接すると共に、ディマカム6の上部左端部6d がスイッチ本体1の規制部に当接することにより、図3に示す位置と左右対称な 位置、即ち、第2の揺動位置に保持されるようになる。
【0005】 また、ディマカム6が第2の揺動位置に保持されている状態で、操作レバー5 により操作部材2及びプッシュロッド4が下方へ押圧移動されると、プッシュロ ッド4の下端がディマカム6の上部左斜面及び凹部6eに当接してこれを押すこ とにより、ディマカム6は上述した方向と反対方向(右方)へ揺動して第1の揺 動位置に保持されるように構成されている。即ち、ディマカム6は、プッシュロ ッド4により押圧される毎に、第1の揺動位置と第2の揺動位置との間で交互に 揺動する構成となっている。
【0006】 ここで、ディマカム6の揺動に連動してスイッチ動作するディマ切換スイッチ は、ディマカム6が第1の揺動位置に位置しているときに、ハイビーム状態とな るように接点機構が切換わり、ディマカム6が第2の揺動位置に位置していると きに、ロウビーム状態となるように接点機構が切換わる構成となっている。この 結果、使用者が、操作レバー5を操作する毎に、即ち、操作部材2及びプッシュ ロッド4が下方へ押圧移動される毎に、ディマ切換スイッチがハイビーム状態か らロウビーム状態へ、又は、ロウビーム状態からハイビーム状態へ切換わるよう に構成されている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成では、図3に示すように、プッシュロッド4、デ ィマカム6の軸7の軸支点及び節度山部10の頂点10aを一つの直線A上に配 置する構成としているので、操作レバー5の操作の仕方によっては、図4に示す ように、ディマカム6の節度ピース8の下端が節度山部10の頂点10a上に乗 った状態、即ち、ディマカム6が中立位置に停止してロックしてしまうことがあ った。この場合、操作レバー5を操作して操作部材2及びプッシュロッド4を下 方へ押圧移動させても、プッシュロッド4の下端がディマカム6の上部の頂点6 fに当接してこれを押すだけであるので、ディマカム6が中立位置に停止したま まとなることがあり、操作レバー5を何回も操作してやらないと、ディマカム6 を第1或いは第2の揺動位置へ揺動させることができなかった。
【0008】 そこで、本考案の目的は、揺動部材が中立位置に停止することを確実に防止で きる、又は、揺動部材が中立位置に停止することがあっても、揺動部材を二つの 揺動位置のいずれか一方へ簡単に揺動させることができるスイッチ装置を提供す るにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のスイッチ装置は、押圧移動操作可能に設けられ元位置に復帰する自動 復帰形の操作子と、揺動可能に軸支され前記操作子により押圧される毎に反対方 向へ揺動される揺動部材と、この揺動部材の先端部に先端方向へ移動付勢される ように設けられた節度ピースと、頂点及び二つの斜面を有し前記節度ピースが前 記二つの斜面の一方に当接することにより前記揺動部材を二つの揺動位置の一方 に保持する節度山部とを備え、前記揺動部材の揺動に応じてスイッチ動作するよ うに構成されて成るスイッチ装置において、前記操作子、前記揺動部材の軸支点 及び前記節度山部の頂点のうちのいずれか二つを同一直線上に配置し且つ残りの 一つを該直線上から若干ずらして配置する構成としたところに特徴を有するもの である。
【0010】
【作用】
上記手段によれば、操作子、揺動部材の軸支点及び節度山部の頂点のうちのい ずれか二つを同一直線上に配置し且つ残りの一つを該直線上から若干ずらして配 置する構成とした。これにより、例えば操作子と揺動部材の軸支点とを同一直線 上に配置し且つ節度山部の頂点を該直線上から若干ずらして配置する構成とすれ ば、揺動部材の節度ピースが節度山部の頂点上に乗った状態で停止することがな くなる。即ち、揺動部材が中立位置に停止してロックしてしまうことがなくなる 。また、例えば揺動部材の軸支点と節度山部の頂点とを同一直線上に配置し且つ 操作子を該直線上から若干ずらして配置する構成とすれば、揺動部材の節度ピー スが節度山部の頂点上に乗った状態で停止することがあっても、操作子を1回押 圧操作することにより、揺動部材を二つの揺動位置のいずれか一方へ簡単に揺動 させることが可能になる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案を自動車のワンポジション式のディマスイッチ装置に適用した第 1の実施例につき図1を参照しながら説明する。この図1において、図3に示す 従来構成と同一部分には、同一符号を付すようにしている。即ち、図1において 、スイッチ本体1の上部には操作部材2が上下方向に移動操作可能に設けられ、 この操作部材2はコイルばね3により上方へ向けて移動付勢されている。上記操 作部材2の下面中央部には、自動復帰形の操作子であるプッシュロッド4が設け られており、このプッシュロッド4は上記操作部材2と一体的に直線Aに沿って 移動操作されるように構成されている。
【0012】 また、上記操作部材2の上方には、使用者により操作される操作レバー5が設 けられている。この操作レバー5を下方へ向けて操作すると、操作部材2が下方 へ押圧移動され、操作レバー5の押圧操作を止めると、操作部材2がコイルばね 3のばね力により上方へ移動されて図1に示す元位置に復帰する構成となってい る。更に、上記プッシュロッド4の下方には、揺動部材であるディマカム6が軸 7を介して軸支されている。ここで、ディマカム6の軸支点、即ち、軸7の軸支 点とプッシュロッド4とは、同一直線A上に配置されている。また、上記ディマ カム6の下端部に形成された収容部6a内には、節度ピース8が摺動可能に収容 されている。この節度ピース8は、コイルばね9により先端方向(下方)へ移動 付勢されている。
【0013】 そして、ディマカム6の下方には、上記節度ピース8が当接する節度山部11 が設けられており、この節度山部11は頂点11a及び二つの斜面11b、11 cを有している。ここで、上記頂点11aは、前記直線A上から若干(例えば左 方へ約0.5mm程度)ずらして配置されている。
【0014】 上記構成の場合、ディマカム6は、節度ピース8の下端が節度山部11の右側 の斜面11bに当接すると共に、上部右端部6bがスイッチ本体1の図示しない 規制部に当接することにより、図1に示す位置、即ち、第1の揺動位置に保持さ れるように構成されている。そして、ディマカム6が第1の揺動位置に保持され ている状態で、操作レバー5により操作部材2及びプッシュロッド4が下方へ押 圧移動されると、プッシュロッド4の下端がディマカム6の上部右斜面及び凹部 6cに当接してこれを押すようになる。これにより、ディマカム6の下部側は、 軸7を回動中心として図1中左方へ揺動し、節度ピース8の下端が節度山部11 の頂点11aを乗り越えて左側の斜面11cに当接すると共に、ディマカム6の 上部左端部6dがスイッチ本体1の図示しない規制部に当接することにより、図 1に示す位置と左右対称な位置、即ち、第2の揺動位置に保持されるように構成 されている。
【0015】 同様にして、ディマカム6が第2の揺動位置に保持されている状態で、操作レ バー5により操作部材2及びプッシュロッド4が下方へ押圧移動されると、プッ シュロッド4がディマカム6の上部左斜面及び凹部6eに当接してこれを押すこ とにより、ディマカム6は反対方向(右方)へ揺動して第1の揺動位置(図1に 示す位置)に保持されるように構成されている。
【0016】 また、図示はしないが、スイッチ本体1内には、ディマカム6の揺動に連動し てスイッチ動作するディマ切換スイッチが設けられている。このディマ切換スイ ッチは、ディマカム6が第1の揺動位置に位置しているときに、ハイビーム状態 となるように接点機構が切換わり、ディマカム6が第2の揺動位置に位置してい るときに、ロウビーム状態となるように接点機構が切換わるように構成されてい る。
【0017】 しかして、上記構成の本実施例によれば、図1に示すように、ディマカム6の 軸支点(軸7の軸支点)とプッシュロッド4とを同一直線A上に配置し且つ節度 山部11の頂点11aを上記直線A上から若干(例えば左方へ約0.5mm程度 )ずらして配置する構成としたので、従来構成(図3及び図4参照)とは異なり 、ディマカム6の節度ピース8が節度山部11の頂点11a上に乗った状態で停 止することがなくなる。従って、ディマカム6が中立位置に停止してロックして しまうことを確実に防止できる。
【0018】 図2は、本考案の第2の実施例を示すものであり、第1の実施例と異なるとこ ろを説明する。この図2において、図1に示す第1の実施例及び図3に示す従来 構成と同一部分には、同一符号を付すようにしている。上記第2の実施例におい ては、図2に示すように、ディマカム6の軸支点と節度山部10の頂点10aと を同一直線A上に配置し、且つ、操作子であるプッシュロッド12を該直線A上 から若干(例えば左方へ約0.5mm程度)ずらして配置する構成としている。 これによって、操作レバー5の操作の仕方によりディマカム6の節度ピース8が 節度山部10の頂点10a上に乗った状態で停止することがあっても、操作レバ ー5を操作してプッシュロッド12を押圧操作すれば、プッシュロッド12が直 線A上から若干ずらして配置されているので、ディマカム6を二つの揺動位置の いずれか一方へ簡単に揺動させることが可能になる。このため、ディマカム6が 中立位置に停止した場合に、従来構成とは異なり、操作レバー5を何回も操作し てやる作業を不要にできる。
【0019】 尚、上記した各実施例では、ディマカム6の軸支点とプッシュロッド4とを同 一直線A上に配置し且つ節度山部11の頂点11aを直線A上から若干ずらして 配置したり、或いは、ディマカム6の軸支点と節度山部10の頂点10aとを同 一直線A上に配置し且つプッシュロッド12を該直線A上から若干ずらして配置 したりすることにより、プッシュロッド、ディマカムの軸支点及び節度山部の頂 点のうちのいずれか二つを同一直線上に配置し且つ残りの一つを該直線上から若 干ずらして配置する構成としたが、これに代えて、プッシュロッドと節度山部の 頂点とを同一直線上に配置し且つディマカムの軸支点を該直線上から若干ずらし て配置する構成としても良い。
【0020】
【考案の効果】
本考案は以上の説明から明らかなように、操作子、揺動部材の軸支点及び節度 山部の頂点のうちのいずれか二つを同一直線上に配置し且つ残りの一つを該直線 上から若干ずらして配置する構成としたので、揺動部材が中立位置に停止するこ とを確実に防止できる、又は、揺動部材が中立位置に停止することがあっても、 揺動部材を二つの揺動位置のいずれか一方へ簡単に揺動させることができるとい う優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例を示す縦断正面図
【図2】本考案の第2の実施例を示す図1相当図
【図3】図1相当図
【図4】ディマカムが中立位置に停止した状態を示す縦
断正面図
【符号の説明】
1はスイッチ本体、2は操作部材、4はプッシュロッド
(操作子)、5は操作レバー、6はディマカム(揺動部
材)、7は軸(軸支点)、8は節度ピース、9はコイル
ばね、10は節度山部、10aは頂点、10b、10c
は斜面、11は節度山部、11aは頂点、11b、11
cは斜面、12はプッシュロッド(操作子)を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 押圧移動操作可能に設けられ元位置に復
    帰する自動復帰形の操作子と、揺動可能に軸支され前記
    操作子により押圧される毎に反対方向へ揺動される揺動
    部材と、この揺動部材の先端部に先端方向へ移動付勢さ
    れるように設けられた節度ピースと、頂点及び二つの斜
    面を有し前記節度ピースが前記二つの斜面の一方に当接
    することにより前記揺動部材を二つの揺動位置の一方に
    保持する節度山部とを備え、前記揺動部材の揺動に応じ
    てスイッチ動作するように構成されて成るスイッチ装置
    において、 前記操作子、前記揺動部材の軸支点及び前記節度山部の
    頂点のうちのいずれか二つを同一直線上に配置し且つ残
    りの一つを該直線上から若干ずらして配置することを特
    徴とするスイッチ装置。
JP1993063220U 1993-11-25 1993-11-25 スイッチ装置 Expired - Lifetime JP2596766Y2 (ja)

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JP1993063220U JP2596766Y2 (ja) 1993-11-25 1993-11-25 スイッチ装置
US08/346,245 US5521347A (en) 1993-11-25 1994-11-23 Switch device

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JP1993063220U JP2596766Y2 (ja) 1993-11-25 1993-11-25 スイッチ装置

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JPH0732823U true JPH0732823U (ja) 1995-06-16
JP2596766Y2 JP2596766Y2 (ja) 1999-06-21

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US5521347A (en) 1996-05-28
JP2596766Y2 (ja) 1999-06-21

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