JPH054672Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH054672Y2
JPH054672Y2 JP17707687U JP17707687U JPH054672Y2 JP H054672 Y2 JPH054672 Y2 JP H054672Y2 JP 17707687 U JP17707687 U JP 17707687U JP 17707687 U JP17707687 U JP 17707687U JP H054672 Y2 JPH054672 Y2 JP H054672Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact piece
latching cam
movable contact
latching
lever
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP17707687U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0181832U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17707687U priority Critical patent/JPH054672Y2/ja
Publication of JPH0181832U publication Critical patent/JPH0181832U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH054672Y2 publication Critical patent/JPH054672Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野〕 本考案はレバースイツチの接点切換え機構に関
し、特に、ラツチングカムの反転動作によりスイ
ツチを交互に切換える構成の改良に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、この種のレバースイツチの接点切換え機
構としては、例えば、実公昭50−25329号や実開
昭55−40915号の各公報に係る技術などがあり、
ラツチングカムの反転動作により可動接片を弾性
変位させるものである。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記従来技術において、ラツチングカムと可動
接片間を連結したトグルばねの変位により、該可
動接片が反転する構成にあつては、接点同志の溶
着現象が発生した場合に、操作レバーを操作して
も該トグルばねが伸びるだけであり、接点間の離
間が不能になるという問題がある。また、ラツチ
ングカムの反転動作により、該ラツチングカムの
側壁に突設した突起で、可動接片をカム支軸方向
へ押圧する構成にあつては、該可動接片の弾性変
形する方向、即ち、反転方向に対し直角方向か
ら、該突起が押圧作用をするので、切換え動作が
円滑に行なわれないという問題が残る。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記問題点に鑑み考案したものであ
り、操作レバーの揺動操作でプツシユロツドを作
動することにより、ラツチングカムを反転動作さ
せ、スイツチを交互に切換えるレバースイツチの
接点切換え機構において、反転自在に軸支される
と共に軸支方向へ作動アームを突設したラツチン
グカムと、上記ラツチングカムの反転方向へ弾性
変形すべく配設され上記作動アームにより駆動さ
れて接点を交互に切換える可動接片とを備えてレ
バースイツチの接点切換え機構を構成し、上記問
題点を解消する。
〔作用〕
上記した構成によれば、可動接片をラツチング
カムの反転方向へ弾性変形するように配設し且つ
該ラツチングカムの軸支方向へ突設した作動アー
ムにより該可動接片を駆動するので、接点同志の
溶着現象が発生しても、接点間を強制的に離開さ
せることができると共に、該可動接片の開閉動作
が円滑に行なわれる。
〔実施例〕
添付図面に基づき、本考案に係る好適な一実施
例を車両用デイマ・パツシングスイツチに応用し
た例で説明する。
1はケース、2は中軸、3は該中軸2を回転自
在に嵌装した操作レバーである。操作レバー3は
支軸3aによりケース1へ上下揺動自在に軸支さ
れると共に、先端位置には圧縮バネ4で付勢され
たボール5を、該ケース1に形成した節度山1a
と係合させることにより、節度機構を構成してい
る。
6は上記ケース1へ固着されたラツチングケー
スであり、ラツチングカム7を支持ピン8により
上下揺動自在、即ち、反転自在に軸支している。
ラツチングカム7の端面には圧縮バネ9で付勢さ
れたボール10をラツチングケース6に形成され
た節度山6aと係合させることにより節度機構を
構成している。また、ラツチングカム7には、上
面の左右に2つの係合溝7a,7bを形成すると
共に、側壁へ支持ピン8と平行に2つの作動アー
ム7cを突設している。ラツチングケース6の上
面には、圧縮バネ11で上方の操作レバー3にお
ける作動部3b側に付勢された可動盤12を配置
し、該ラツチングケース6から突設したガイドピ
ン6bで上下移動自在に支持している。可動盤1
2の略中央位置には上下貫通したロツド支持孔1
2aを形成し、プツシユロツド13を挿装してい
る。プツシユロツド13は。下方へ突設したロツ
ド部13aが、ラツチングカム7における係合溝
7a,7b方向へ揺動自在且つ中立位置への自動
復帰とするために、一体形成されたバネ受ピン1
3bへネジリバネ14を挿装し、そのネジリバネ
14の各端部を可動盤12のバネ受段部12bへ
当接させると共に、当該プツシユロツド13の上
面を該可動盤12の段部12cと当接させて支持
されている。ラツチングケース6の外面には、上
方にメインランプ用接片15、下方にデイマラン
プ用接片16を、台座17を介してネジ18で固
着している。また、ラツチングケース6の外面に
は、上記パツシング用可動接片19がメインラン
プ用接片15に対向し、かつ離間して配設し、更
に、デイマ用可動接片20が該メインランプ用接
片15に常時接触すると共にデイマランプ用接片
16に対向かつ離開して配設している。各可動接
片19,20は台座21を介してネジ22で固定
する。パツシング用可動接片19は、可動盤12
の端部下面に突設した作動ロツド12dにより下
方に押圧される。また、デイマ用可動接片20
は、ラツチングカム7の反転方向に弾性変形すべ
く配設され、ラツチングケース6の貫通孔6cか
ら突出した作動アーム7cにより挟持されてい
る。
次に、上記構成に於ける作用を説明する。
操作レバー3が第1図で示すM位置にあり、ラ
ツチングカム7が第2図で示す状態にある時、メ
インランプ用接片15はデイマ用可動接片20に
接触しており、メインランプ点灯回路(図示せ
ず)が作動する。
今、操作レバー3を操作しP位置へ持ち上げる
と、可動盤12は作動部3bにより押圧されるの
で、作動ロツド12dでパツシング用可動接片1
9を弾性変形させ、メインランプ用接片15に接
触作動させる。尚、この時にプツシユロツド13
は、ラツチングカム7を反転駆動させる位置まで
下降しない。その後、手を放すと操作レバー3
は、ボール5と節度山1aとの節度機構が復帰す
ることにより、M位置へ自動復帰する。而して、
パツシング用可動接片19はメインランプ用接片
15に接触作用した時だけ、パツシング回路(図
示せず)を作動する。
更に、操作レバー3を操作しM位置からD位置
へ持ち上げると、可動盤12はパツシング用可動
接片19をONさせると共に、プツシユロツド1
3を下降させる。而して、プツシユロツド13は
そのロツド部13bがラツチングカム7の右側の
係合溝7aと当接し、更に下降することによりネ
ジリバネ14の付勢力に抗して、中立位置から該
係合溝7aに沿つて右側へ傾動しながら、該ラツ
チングカム7を押圧する。従つてラツチングカム
7は、ボール10が節度山6aを乗り越えること
により右方へ反転し、作動アーム7cによりデイ
マ用可動接片20を弾性変形させ、デイマランプ
用接片16に接触させる。この時、デイマランプ
点灯回路(図示せず)が作動する。その後、手を
放すと、操作レバー3はM位置へ自動復帰され、
可動盤12とプツシユロツド13も第2図で示す
状態に復帰し、パツシング用可動接片19がメイ
ンランプ用接片15から離開する。
操作レバー3を再度D位置へ操作すると、プツ
シユロツド13のロツド部13aがラツチングカ
ム7の左側の係合溝7bを押圧することにより、
デイマ用可動接片20は第2図で示す状態に復帰
する。
ところで、デイマ用可動接片20と各接片15
及び16の一方との間に溶着現象を発生した場
合、ラツチングカム7の作動アーム7cが該デイ
マ用可動接片20を押圧作動するだけで、強制的
に離開させる。
また、ラツチングカム7の作動アーム7cが、
デイマ用可動接片20の弾性変形する方向、即
ち、反転方向へ直ちに押圧するので、接点切換え
動作が円滑に行なわれる。
〔考案の効果〕
以上詳述したように本考案によれば、可動接片
をラツチングカムの反転方向へ弾性変形するよう
に配設し、且つ該ラツチングカムの軸支方向へ突
設した作動アームにより該可動接片を駆動するの
で、接点同志の溶着現象が発生しても接点間を強
制的に離開させることができると共に、該可動接
片の開閉動作が円滑に行なわれる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図は、本考案に係るレバース
イツチの接点切換え機構の一実施例を示し、第1
図は断面組立図、第2図は第1図における矢視A
−A線方向の断面図、第3図はラツチングカム回
りの要部分解斜視図である。 1……ケース、1a,6a……節度山、3……
操作レバー、3a……支軸、4,9……圧縮バ
ネ、5,10……ボール、6……ラツチングケー
ス、7……ラツチングカム、7a,7b……係合
溝、7c……作動アーム、8……支持ピン、12
……可動盤、13……プツシユロツド、14……
ネジリバネ、19……パツシング用可動接片、2
0……デイマ用可動接片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 操作レバーの揺動操作でプツシユロツドを作動
    することにより、ラツチングカムを反転動作さ
    せ、スイツチを交互に切換えるレバースイツチの
    接点切換え機構において、反転自在に軸支される
    と共に軸支方向へ作動アームを突設したラツチン
    グカムと、上記ラツチングカムの反転方向へ弾性
    変形すべく配設され上記作動アームにより駆動さ
    れて接点を交互に切換える可動接点とを備えたこ
    とを特徴とするレバースイツチの接点切換え機
    構。
JP17707687U 1987-11-20 1987-11-20 Expired - Lifetime JPH054672Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17707687U JPH054672Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17707687U JPH054672Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0181832U JPH0181832U (ja) 1989-05-31
JPH054672Y2 true JPH054672Y2 (ja) 1993-02-05

Family

ID=31468755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17707687U Expired - Lifetime JPH054672Y2 (ja) 1987-11-20 1987-11-20

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH054672Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0181832U (ja) 1989-05-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2525658Y2 (ja) シーソ型スイッチ
JPH054672Y2 (ja)
JPH074749Y2 (ja) レバースイッチ
JPH0615241U (ja) レバースイッチ
JPS6021872Y2 (ja) スライド式スイツチ
JP2519813Y2 (ja) パワーウィンド用スイッチ
JP2551195Y2 (ja) スイッチ装置
JPH066432Y2 (ja) マイクロスイツチ
JPH0732823U (ja) スイッチ装置
JPS5833633Y2 (ja) 小型スイッチ
JPH0323642Y2 (ja)
GB2110472A (en) Electric switch
JPS6140044Y2 (ja)
JPH0643964Y2 (ja) レバースイツチの接点切換え機構
JPH0648710Y2 (ja) スイッチ装置
JPH0422503Y2 (ja)
JPS6345714Y2 (ja)
JPH0197336A (ja) マイクロスイッチ
JP2543182Y2 (ja) スイツチ装置
JP2521554Y2 (ja) ワイパースイッチ
JP2697053B2 (ja) 電動工具用スイッチ
JPH0346435Y2 (ja)
JPH054670Y2 (ja)
JPH031855Y2 (ja)
JPH0126013Y2 (ja)