JPH0732755Y2 - コンクリート型枠兼用基礎ボルト据付架台 - Google Patents
コンクリート型枠兼用基礎ボルト据付架台Info
- Publication number
- JPH0732755Y2 JPH0732755Y2 JP2810889U JP2810889U JPH0732755Y2 JP H0732755 Y2 JPH0732755 Y2 JP H0732755Y2 JP 2810889 U JP2810889 U JP 2810889U JP 2810889 U JP2810889 U JP 2810889U JP H0732755 Y2 JPH0732755 Y2 JP H0732755Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- foundation
- foundation bolt
- concrete formwork
- bolt installation
- installation frame
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、中央に開口部を有する機械基礎における基礎
ボルト据付けに適用される、コンクリート型枠兼用基礎
ボルト据付け架台に係るものである。
ボルト据付けに適用される、コンクリート型枠兼用基礎
ボルト据付け架台に係るものである。
第３図は従来のこの種の基礎ボルト据付工法を示すもの
で、床スラブに配設されたデツキプレート受Ｈ型鋼
（ａ）上に、仮設基礎ボルト設定用架台（ｂ）を設置
し、同架台（ｂ）上にテンプレート（ｃ）及び基礎ボル
ト（ｄ）を仮据付けする。この作業と並行して基礎鉄筋
（ｅ）及び木製型枠（ｆ）の組立を行ない、鉄筋組立の
終了後、基礎ボルトに振れ止め金物（ｇ）の取付け及び
本据付けを行なう。
で、床スラブに配設されたデツキプレート受Ｈ型鋼
（ａ）上に、仮設基礎ボルト設定用架台（ｂ）を設置
し、同架台（ｂ）上にテンプレート（ｃ）及び基礎ボル
ト（ｄ）を仮据付けする。この作業と並行して基礎鉄筋
（ｅ）及び木製型枠（ｆ）の組立を行ない、鉄筋組立の
終了後、基礎ボルトに振れ止め金物（ｇ）の取付け及び
本据付けを行なう。
前記従来の工法では現場での作業行程が多く複雑であ
り、機械側と建築側工事が輻湊し、また狭隘な個所での
作業及び高所作業を伴ない、錯綜した基礎鉄筋と基礎ボ
ルト据付架台とが干渉し、作業性、安全性の点で問題が
あった。
り、機械側と建築側工事が輻湊し、また狭隘な個所での
作業及び高所作業を伴ない、錯綜した基礎鉄筋と基礎ボ
ルト据付架台とが干渉し、作業性、安全性の点で問題が
あった。
更に木製型枠を使用するため、基礎開口部の寸法精度に
問題があった。
問題があった。
本考案は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、施工が簡略化され、施
工精度が向上され安全性が改善されたコンクリート型枠
兼用基礎ボルト据付架台を提供する点にある。
たもので、その目的とする処は、施工が簡略化され、施
工精度が向上され安全性が改善されたコンクリート型枠
兼用基礎ボルト据付架台を提供する点にある。
前記の目的を達成するため、本考案に係るコンクリート
型枠兼用基礎ボルト据付架台は、基礎中央開口部成型用
鋼板型枠の開口端部周縁にテンプレートを、同型枠外周
には基礎ボルト及び基礎鉄筋を夫々組立てて構成されて
いる。
型枠兼用基礎ボルト据付架台は、基礎中央開口部成型用
鋼板型枠の開口端部周縁にテンプレートを、同型枠外周
には基礎ボルト及び基礎鉄筋を夫々組立てて構成されて
いる。
本考案によれば基礎中央開口部成型用の型枠を鋼板型枠
として、寸法精度を向上するとともに、同鋼板型枠に予
めテンプレート、基礎ボルト及び基礎鉄筋を組込んで現
場に吊下ろし、所定位置にセツトすることによって、繁
雑な配筋工事、基礎ボルト据付のための仮設工事等を要
することなく、中央部に開口部を有する機械基礎を施工
しうるものである。
として、寸法精度を向上するとともに、同鋼板型枠に予
めテンプレート、基礎ボルト及び基礎鉄筋を組込んで現
場に吊下ろし、所定位置にセツトすることによって、繁
雑な配筋工事、基礎ボルト据付のための仮設工事等を要
することなく、中央部に開口部を有する機械基礎を施工
しうるものである。
以下本考案を図示の実施例について説明する。
（１）は基礎中央開口部成型用の鋼板型枠（１）で、開
口端部周縁に所定間隔毎にテンプレート受材（２）が配
設され、下端部外周縁にデツキプレート受リブ（３）が
突設され、外周壁面に所定間隔毎に基礎ボルト取付部片
（４）が突設されている。更に前記鋼板型枠（１）の上
端部間に直径方向に亘って架渡された補強部材（５）に
アイプレート（６）が突設されている。
口端部周縁に所定間隔毎にテンプレート受材（２）が配
設され、下端部外周縁にデツキプレート受リブ（３）が
突設され、外周壁面に所定間隔毎に基礎ボルト取付部片
（４）が突設されている。更に前記鋼板型枠（１）の上
端部間に直径方向に亘って架渡された補強部材（５）に
アイプレート（６）が突設されている。
前記テンプレート受材（２）にテンプレート（７）が配
設され、前記基礎ボルト取付部片（４）に植立された基
礎ボルト（８）が前記テンプレート（７）に貫挿緊締さ
れている。
設され、前記基礎ボルト取付部片（４）に植立された基
礎ボルト（８）が前記テンプレート（７）に貫挿緊締さ
れている。
更に前記鋼板型枠（１）の外周に基礎鉄筋（９）が組立
てられている。
てられている。
前記したように基礎ボルト（８）、テンプレート
（７）、基礎鉄筋（９）の組立てが完了した鋼板型枠
（１）を、揚重設備によってアイプレート（６）を介し
て吊上げ、基礎ボルト据付場所に予め設置されたツキプ
レート受けＨ型鋼（10）上に吊込み、据付を行なう。
（７）、基礎鉄筋（９）の組立てが完了した鋼板型枠
（１）を、揚重設備によってアイプレート（６）を介し
て吊上げ、基礎ボルト据付場所に予め設置されたツキプ
レート受けＨ型鋼（10）上に吊込み、据付を行なう。
図中（11）はデツキプレートである。
本考案に係るコンクリート型枠兼用基礎ボルト据付架台
は前記したように、基礎開口部成型用鋼板型枠の開口端
部周縁にテンプレートを、同型枠外周には基礎ボルト及
び基礎鉄筋を夫々組立てて構成されているので、所要の
個所に吊下ろして据付けることによって、機械基礎にお
ける現場作業が削減され、工程が短縮されるとともに、
機械側工事と建築側工事の輻湊が緩和されることとな
る。且つまた狭隘な個所での作業、並に高所作業が削減
され、作業性が向上され、安全性が改善される。
は前記したように、基礎開口部成型用鋼板型枠の開口端
部周縁にテンプレートを、同型枠外周には基礎ボルト及
び基礎鉄筋を夫々組立てて構成されているので、所要の
個所に吊下ろして据付けることによって、機械基礎にお
ける現場作業が削減され、工程が短縮されるとともに、
機械側工事と建築側工事の輻湊が緩和されることとな
る。且つまた狭隘な個所での作業、並に高所作業が削減
され、作業性が向上され、安全性が改善される。
また本考案によれば木製型枠を鋼製型枠に替えたことに
よって、基礎中央部の開口部の寸法精度を向上しうると
ともに、同鋼製型枠を基礎ボルト据付架台に使用するこ
とによって、錯綜して配筋された基礎鉄筋と基礎ボルト
据付架台との干渉を回避することができる。
よって、基礎中央部の開口部の寸法精度を向上しうると
ともに、同鋼製型枠を基礎ボルト据付架台に使用するこ
とによって、錯綜して配筋された基礎鉄筋と基礎ボルト
据付架台との干渉を回避することができる。
第１図は本考案に係るコンクリート型枠兼用基礎ボルト
据付架台の一実施例を示す平面図で、部分Ａ及びＢ並に
Ｃは夫々第２図の矢視Ａ図、及び矢視Ｂ図、並に矢視Ｃ
図、第２図は第１図の矢視Ｄ−Ｄ図、第３図は従来の基
礎ボルト据付工法の作業状態を示す一部を欠截した斜視
図である。 （１）……鋼製型枠、（７）……テンプレート （８）……基礎ボルト、（９）……基礎鉄筋
据付架台の一実施例を示す平面図で、部分Ａ及びＢ並に
Ｃは夫々第２図の矢視Ａ図、及び矢視Ｂ図、並に矢視Ｃ
図、第２図は第１図の矢視Ｄ−Ｄ図、第３図は従来の基
礎ボルト据付工法の作業状態を示す一部を欠截した斜視
図である。 （１）……鋼製型枠、（７）……テンプレート （８）……基礎ボルト、（９）……基礎鉄筋
Claims (1)
- 【請求項１】基礎中央開口部成型用鋼板型枠の開口端部
周縁にテンプレートを、同型枠外周には基礎ボルト及び
基礎鉄筋を夫々組立ててなることを特徴とするコンクリ
ート型枠兼用基礎ボルト据付架台。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2810889U JPH0732755Y2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | コンクリート型枠兼用基礎ボルト据付架台 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2810889U JPH0732755Y2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | コンクリート型枠兼用基礎ボルト据付架台 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02122838U JPH02122838U (ja) | 1990-10-09 |
| JPH0732755Y2 true JPH0732755Y2 (ja) | 1995-07-31 |
Family
ID=31251195
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2810889U Expired - Lifetime JPH0732755Y2 (ja) | 1989-03-14 | 1989-03-14 | コンクリート型枠兼用基礎ボルト据付架台 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0732755Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6728552B2 (ja) * | 2017-06-12 | 2020-07-22 | 青木あすなろ建設株式会社 | ベースモルタル構築方法 |
-
1989
- 1989-03-14 JP JP2810889U patent/JPH0732755Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02122838U (ja) | 1990-10-09 |
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