JPH074285Y2 - アンカーボルトの据付治具 - Google Patents
アンカーボルトの据付治具Info
- Publication number
- JPH074285Y2 JPH074285Y2 JP7658790U JP7658790U JPH074285Y2 JP H074285 Y2 JPH074285 Y2 JP H074285Y2 JP 7658790 U JP7658790 U JP 7658790U JP 7658790 U JP7658790 U JP 7658790U JP H074285 Y2 JPH074285 Y2 JP H074285Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- anchor bolt
- angle
- installation
- reinforcing bar
- installation jig
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、梁の天端にアンカーボルトを据付る際に使用
するアンカーボルトの据付治具に関するものである。
するアンカーボルトの据付治具に関するものである。
（従来の技術） 従来、梁の天端にアンカーボルトを据付る場合は、第４
図に示す据付治具A1を用いていた。
図に示す据付治具A1を用いていた。
これは振止めアングルａに一対の補強アングルa1を垂直
に取り付け、該補強アングルa1に梁鉄筋ｂの主筋b1を溶
接して該梁鉄筋ｂを型枠M1に組込むと共に、前記振止め
アングルａにテンプレートn1とアンカーボルトm1とを取
り付けていた。
に取り付け、該補強アングルa1に梁鉄筋ｂの主筋b1を溶
接して該梁鉄筋ｂを型枠M1に組込むと共に、前記振止め
アングルａにテンプレートn1とアンカーボルトm1とを取
り付けていた。
（考案が解決しようとする課題） しかし、上記のアンカーボルトの据付治具は、梁鉄筋を
補強アングルに溶接して取り付けていたため、梁鉄筋の
主筋を傷付けてしまうという欠点があり、また型枠内に
コンクリートを打設する際に鉄筋の振動によりアンカー
ボルトが動くため、該アンカーボルトの据付精度を悪く
していた。
補強アングルに溶接して取り付けていたため、梁鉄筋の
主筋を傷付けてしまうという欠点があり、また型枠内に
コンクリートを打設する際に鉄筋の振動によりアンカー
ボルトが動くため、該アンカーボルトの据付精度を悪く
していた。
本考案は、上記のような問題に鑑みてなされたものであ
り、その目的は、梁の天端にアンカーボルトを連続的に
据付ける際に、梁鉄筋の主筋を傷付けることなくアンカ
ーボルトの据付精度を高めることのできるアンカーボル
トの据付治具を提供することである。
り、その目的は、梁の天端にアンカーボルトを連続的に
据付ける際に、梁鉄筋の主筋を傷付けることなくアンカ
ーボルトの据付精度を高めることのできるアンカーボル
トの据付治具を提供することである。
（課題を達成するための手段） 以上の課題を達成するための、本考案のアンカーボルト
の据付治具は、振止めアングルに適宜間隔をもってアン
カーボルト固定具を連続的に設け、該アンカーボルト固
定具が前記振止めアングルと交差した一対の据付アング
ルと、該据付アングルと格子状に交差したレベル調整ア
ングルとによりなり、該レベル調整アングルに鉄筋吊下
げ具を設けてなることを特徴とする構成にすることであ
る。
の据付治具は、振止めアングルに適宜間隔をもってアン
カーボルト固定具を連続的に設け、該アンカーボルト固
定具が前記振止めアングルと交差した一対の据付アング
ルと、該据付アングルと格子状に交差したレベル調整ア
ングルとによりなり、該レベル調整アングルに鉄筋吊下
げ具を設けてなることを特徴とする構成にすることであ
る。
（作用） 而して、上記構成によれば、据付アングルとレベル調整
アングルとが格子状に交差して形成したアンカーボルト
固定具に、テンプレートとアンカーボルトとを設置し、
かつ鉄筋吊下げ具で梁鉄筋を型枠内に組み込んだことに
より、梁鉄筋を傷付けることなく、しかもコンクリート
の打設時にも梁鉄筋の振動でアンカーボルト固定具が動
かないため、アンカーボルトの据付精度を高めることが
できる。
アングルとが格子状に交差して形成したアンカーボルト
固定具に、テンプレートとアンカーボルトとを設置し、
かつ鉄筋吊下げ具で梁鉄筋を型枠内に組み込んだことに
より、梁鉄筋を傷付けることなく、しかもコンクリート
の打設時にも梁鉄筋の振動でアンカーボルト固定具が動
かないため、アンカーボルトの据付精度を高めることが
できる。
（実施例） 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第１図、第２図及び第３図は本考案のアンカーボルトの
据付治具の断面図、側面図及び平面図である。
据付治具の断面図、側面図及び平面図である。
アンカーボルトの据付治具Ａは振止めアングル１と、該
振止めアングル１に適宜間隔をもって連続的に設けたア
ンカーボルト固定具２とによりなり、該アンカーボルト
固定具２にテンプレートｎとアンカーボルトｍとを設置
した状態で、梁型枠Ｍの短辺方向にわたって取り付ける
ものである。
振止めアングル１に適宜間隔をもって連続的に設けたア
ンカーボルト固定具２とによりなり、該アンカーボルト
固定具２にテンプレートｎとアンカーボルトｍとを設置
した状態で、梁型枠Ｍの短辺方向にわたって取り付ける
ものである。
アンカーボルト固定具２は、振止めアングル１の下部に
直角状に交差して取り付けられた振付アングル2aと、該
据付アングル2aの下部に格子状に交差して取り付けられ
たレベル調整アングル2bとによりなり、該レベル調整ア
ングルに2b鉄筋吊下げ具３が設けられている。
直角状に交差して取り付けられた振付アングル2aと、該
据付アングル2aの下部に格子状に交差して取り付けられ
たレベル調整アングル2bとによりなり、該レベル調整ア
ングルに2b鉄筋吊下げ具３が設けられている。
また、このアンカーボルト固定具２はレベル調整アング
ル2bを適宜間隔ごとに据付アングル2aに取り付けること
により据付アングル2aに連続的に設けられるものであ
る。
ル2bを適宜間隔ごとに据付アングル2aに取り付けること
により据付アングル2aに連続的に設けられるものであ
る。
そして、アンカーボルト固定具２の据付アングル2aにア
ンカーボルトｍを備えたテンプレートｎを取り付けるこ
とにより、アンカーボルトｍが所定位置に設置されるも
のである。
ンカーボルトｍを備えたテンプレートｎを取り付けるこ
とにより、アンカーボルトｍが所定位置に設置されるも
のである。
鉄筋吊下げ具３はレベル調整アングル2bに適宜間隔をも
って一対設けられ、先端の引掛部3aに梁鉄筋４の主筋4a
が掛け止めされて梁型枠Ｍ内に組込まれている。
って一対設けられ、先端の引掛部3aに梁鉄筋４の主筋4a
が掛け止めされて梁型枠Ｍ内に組込まれている。
また、この引掛部3aには締付ボルト3bが備えられ、主筋
4aを引っ掛けた時に、この締付ボルト3bを締め付けるこ
とにより、梁鉄筋４が固定される。
4aを引っ掛けた時に、この締付ボルト3bを締め付けるこ
とにより、梁鉄筋４が固定される。
この状態で梁型枠Ｍ内にコンクリートを打設すると、そ
の打設で梁鉄筋４は振動するが、レベル調整アングル2b
と据付アングル2aとにより格子状に形成されたアンカー
ボルト固定具２には影響せずにアンカーボルトｍの据付
精度を高いレベルで確保する。
の打設で梁鉄筋４は振動するが、レベル調整アングル2b
と据付アングル2aとにより格子状に形成されたアンカー
ボルト固定具２には影響せずにアンカーボルトｍの据付
精度を高いレベルで確保する。
（考案の効果） 本考案は以上の様な構成にしたことにより下記の効果を
有する。
有する。
振止めアングルに適宜間隔をもってアンカーボルト
固定具を連続的に設け、該アンカーボルト固定具が前記
振止めアングルと交差した一対の据付アングルと、該据
付アングルと格子状に交差したレベル調整アングルとに
よりなり、該レベル調整アングルに鉄筋吊下げ具を設け
たことにより、コンクリートの打設時における梁鉄筋の
振動に影響されずにアンカーボルトを据付ることができ
るので、その据付精度を高めることができる。
固定具を連続的に設け、該アンカーボルト固定具が前記
振止めアングルと交差した一対の据付アングルと、該据
付アングルと格子状に交差したレベル調整アングルとに
よりなり、該レベル調整アングルに鉄筋吊下げ具を設け
たことにより、コンクリートの打設時における梁鉄筋の
振動に影響されずにアンカーボルトを据付ることができ
るので、その据付精度を高めることができる。
梁鉄筋をレベル調整アングルに設けた鉄筋吊下げ具
で引っ掛けて梁型枠内に組込んだので、鉄筋を傷つけな
い。
で引っ掛けて梁型枠内に組込んだので、鉄筋を傷つけな
い。
第１図は本考案のアンカーボルトの据付治具の断面図、
第２図は同側面図、第３図は同平面図、第４図は従来の
アンカーボルトの据付治具の断面図である。 尚、図中、 A:アンカーボルトの据付治具 1:振止めアングル 2:アンカーボルト固定具 2a:据付アングル 2b:レベル調整アングル 3:鉄筋吊下げ具 である。
第２図は同側面図、第３図は同平面図、第４図は従来の
アンカーボルトの据付治具の断面図である。 尚、図中、 A:アンカーボルトの据付治具 1:振止めアングル 2:アンカーボルト固定具 2a:据付アングル 2b:レベル調整アングル 3:鉄筋吊下げ具 である。
Claims (1)
- 【請求項１】振止めアングルに適宜間隔をもってアンカ
ーボルト固定具を連続的に設け、該アンカーボルト固定
具が前記振止めアングルと交差した一対の据付アングル
と、該据付アングルと格子状に交差したレベル調整アン
グルとによりなり、該レベル調整アングルに鉄筋吊下げ
具を設けてなることを特徴とするアンカーボルトの据付
治具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7658790U JPH074285Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | アンカーボルトの据付治具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7658790U JPH074285Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | アンカーボルトの据付治具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0472144U JPH0472144U (ja) | 1992-06-25 |
| JPH074285Y2 true JPH074285Y2 (ja) | 1995-02-01 |
Family
ID=31808474
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7658790U Expired - Lifetime JPH074285Y2 (ja) | 1990-07-20 | 1990-07-20 | アンカーボルトの据付治具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH074285Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020133300A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | 三井ホームコンポーネント株式会社 | アンカー設置フレーム及び梁施工方法 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6734156B2 (ja) * | 2016-09-06 | 2020-08-05 | 鹿島建設株式会社 | アンカー固定構造、およびアンカー固定方法 |
-
1990
- 1990-07-20 JP JP7658790U patent/JPH074285Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2020133300A (ja) * | 2019-02-21 | 2020-08-31 | 三井ホームコンポーネント株式会社 | アンカー設置フレーム及び梁施工方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0472144U (ja) | 1992-06-25 |
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