JPH07327218A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH07327218A
JPH07327218A JP6121145A JP12114594A JPH07327218A JP H07327218 A JPH07327218 A JP H07327218A JP 6121145 A JP6121145 A JP 6121145A JP 12114594 A JP12114594 A JP 12114594A JP H07327218 A JPH07327218 A JP H07327218A
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JP6121145A
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Tadashi Hagyuda
忠 萩生田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側と受信側が同じアプリケーション・ソ
フトウエアを持たなくても、同じデータ内容を参照でき
るようにする。 【構成】 電話帳に、ユーザ名称と電話番号の他に、相
手端末の保有するアプリケーション・ソフトウエアを登
録する。送信したいデータを作成したのと同じアプリケ
ーション・ソフトウエアを相手端末が有する場合、その
ままデータ送信し、同じアプリーケーション・ソフトウ
エアを持たない場合でも、データ・フォーマットの変換
で対応可能なときにはフォーマット変換装置34により
データ・フォーマットを変換して送信し、データ・フォ
ーマットの変換でも対応できないときには、フォーマッ
ト変換装置34によりビットマップに変換して送信す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信端末装置に関し、
より具体的には、データ転送機能を有するテレビ会議シ
ステムの通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、通信技術とコンピュータ技術の発
展は著しく、テキスト、音声、グラフィックス及びアニ
メーション等のタイプの異なる情報を包括的に通信し、
処理できるシステムが研究され、実用化されようとして
いる。具体的には、ISDN(サービス総合ディジタル
網)の普及に伴い、通信データとして動画像を扱うテレ
ビ電話やテレビ会議システム(又はビデオ会議システ
ム)が実用化され、そのための通信端末も市場に出回り
始めている。
【0003】ところで、従来のテレビ電話やテレビ会議
システムには、通信を行なう相手ユーザの名称やダイヤ
ル番号等を記憶する電話帳機能を有するものが一般的で
ある。
【0004】また、これらのシステムは、パーソナル・
コンピュータやワークステーション等の比較的安価で小
型なコンピュータ、即ち汎用コンピュータをベースに開
発されたものが多く、一般に、そのコンピュータ上で稼
働するワードプロセッサ、表計算ソフ卜ウエア、グラフ
ィック処理ソフトウエアなどのアプリケーション・ソフ
トウエアで作成されたファイルを転送するファイル転送
機能を備えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、汎用コンピュ
ータを使って構築されたテレビ会議システムにおいて、
他のアプリケーション・ソフトウエアにより作成された
データを転送する場合、相互の端末が、同じアプリケー
ション・ソフトウェア(データ互換性のあるアプリケー
ション・ソフトウエアを含む。)を持たなければ、ファ
イル転送又はデータ転送しても無意味である。
【0006】本発明はこのような不都合を解消し、テレ
ビ会議において、送信側と受信側が同じアプリケーショ
ン・ソフトウエアを持たなくても、同じデータ内容を参
照できるようにした通信端末装置を提示することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による通信端末装
置は、データ転送機能を持つ通信端末装置であって、受
信側端末の持つアプリケーション・ソフトウェアを検出
する検出手段と、当該検出手段により検出された受信側
端末の持つアプリケーション・ソフトウエアを各受信側
端末毎に記憶媒体に登録する登録手段とを具備すること
を特徴とする。
【0008】好ましくは、データ送信の際に、当該記憶
媒体に登録された受信側端末の持つアプリケーション・
ソフトウエアを参照し、送信データのフォーマットを前
記アプリケーション・ソフトウエアのフォーマットに変
換する変換手段を具備する。
【0009】好ましくは、送信側端末で変換可能なアプ
リケーション・ソフトウエアが複数存在する場合には、
送信側端末のユーザが選択指定する選択手段を具備す
る。
【0010】好ましくは、データ送信の際に、当該記憶
媒体に登録された受信側端末のアプリケーション・ソフ
トウェアを参照し、送信側の端末でフォーマット変換が
可能なアプリケーション・ソフトウェアが存在せず、送
信データが文字及び静止画データの何れかである場合に
は、ビットマップに変換して送信するように制御する制
御手段を具備する。
【0011】好ましくは、当該記憶媒体には電話帳が記
憶されており、当該登録手段は、当該電話帳に対応させ
て、当該アプリケーション・ソフトウエアを登録する。
【0012】
【作用】上記手段により、相手端末の持つアプリケーシ
ョン・ソフトウエアの登録が可能となり、テレビ会議シ
ステムによる遠隔会議ための資料作成に用いるアプリケ
ーション・ソフトウエアの選択が容易になる。
【0013】また、資料データ送信時において、登録さ
れている受信側端末の持つアプリケーション・ソフトウ
エアに合わせてフォーマット変換又はビットマップ変換
を行なうことで、複数の受信側ユーザが存在し、各々有
するアプリケーション・ソフトウエアが違う場合におい
ても、ある端末のユーザが作成した資料データを他の端
末でも表示可能になり、データ転送機能を有効活用でき
るようになる。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳
細に説明する。
【0015】図1は本発明の一実施例の端末の概略構成
ブロック図を示す。図2は、本実施例のデータ送信の際
のシーケンスを示す。図3は、本実施例における電話帳
機能の表示形態の一例を示す。図4は、受信側相手機の
持つアプリケーション・ソフトウエアを電話帳に登録す
る際の動作フローチャートを示す。図5は、送信側端末
が電話帳を参照し、データ・フォーマットの変換を行な
った後にデータ送信する動作のフローチャートである。
【0016】図1に示す端末の構成を説明する。10は
ユーザを撮影するカメラ、11はグラフや図面などを画
像入力する書画カメラ、12は自端末の入力画像、受信
画像及び操作画面などを表示する画像モニタ、14は、
ITU−T(旧CCITT)勧告H.261に従い、送
信すべき画像信号を符号化し、受信した符号化映像デー
タを復号する画像符号化復号化回路、16は、カメラ1
0,11の出力画像を伝送用フォーマットに変換して画
像符号化復号化回路16に供給すると共に、画像符号化
復号化回路16により復号された受信画像を伝送用フォ
ーマットから画像モニタ12に適合する形式に変換して
画像モニタ12に出力する画像インターフェースであ
る。画像インターフェース16はまた、カメラ10,1
1による入力画像と受信画像を選択及び合成並びに分割
表示する機能を具備する。
【0017】18は音声通話用のハンドセット、20は
音声入力用のマイク、22は音声出力用のスピーカ、2
4は、送信すべき音声信号を符号化すると共に、受信し
た符号化音声信号を復号化する音声符号化復号化回路
(音声コーデック)である。26は、ハンドセット1
8、マイク20及びスピーカ22と音声符号化復号化回
路24との間の音声インターフェースである。
【0018】音声インターフェース26は、ハンドセッ
ト18のオンフック及びオフフックを検出するオン/オ
フフック検出処理、マイク20及びスピーカ22使用時
のエコーを消去するエコー・キャンセル処理、並びに、
ダイヤル・トーン、呼出し音、ビジー・トーン及び着信
音などのトーン生成処理も行なう。
【0019】音声符号化復号化回路24は、符号化方式
として、64kbps PCM A−law、64kb
ps PCM μ−law、64kbps/56kbp
s/48kbps SB−ADPCM、32kbps
ADPCM、16kbps(例えばAPC−AB)、及
び8kbpsの音声信号の符号化復号化アルゴリズムを
選択可能である。
【0020】28はコード・データを入出力、表示及び
処理するデータ端末、30はデータ端末28のデータ・
インターフェースである。
【0021】32は、画像符号化復号化回路14、音声
符号化復号化回路24及びデータ・インターフェース3
0からの送信すべきデータ、及び通信回線を介して受信
した同様のデータを一時記憶するデータ蓄積装置であ
る。データ蓄積装置32はまた、これらのデータ以外に
も、電話帳としてのデータとして、通信相手の名前、電
話番号、及び相手端末の保有するアプリケーション・ソ
フトウエアの情報を記憶する。
【0022】34は、データ蓄積装置32からの画像、
音声及びデータの情報を必要によフォーマット変換する
フォーマット変換装置である。フォーマット変換装置3
4は、例えば、あるアプリケーション・ソフトウエアの
データ・フォーマットを別の又は標準的なアプリケーシ
ョン・ソフトウエアのデータ・フォーマットに変換する
機能と、ビットマップに展開する機能とを具備し、必要
により、どちらかが利用される。フォーマット変換の詳
細は後述する。
【0023】36は、フォーマット変換装置34からの
画像、音声及びデータの情報を多重化し、多重化された
受信情報を画像、音声及びデータに分離する多重化分離
装置、38は、本端末装置(具体的には、多重化分離装
置36)をISDNにISDNユーザ・網インターフェ
ース・プロトコルに従い接続する回線インターフェース
である。
【0024】40は、CPU、ROM、RAM、補助記
憶装置等の周知のデバイスからなり、全体を制御するシ
ステム制御回路、42は、システム制御回路40に使用
者が所定の指示を入力するための操作装置(例えば、テ
ン・キー、キーボード、タッチパネル等)である。
【0025】図1に示す端末装置の基本的な動作を先
ず、説明する。ビデオ・インターフェース16はシステ
ム制御回路40の制御下で、カメラ10及び/又は書画
カメラ11の出力画像を所定形式に変換して画像符号化
復号化回路14に印加する。画像符号化復号化回路14
は、回線インターフェース16からの画像をH.261
に従って符号化し、データ蓄積装置32に出力する。
【0026】データ蓄積装置32は受信情報の内の画像
に関する情報を画像符号化復号化回路14に供給する。
画像符号化復号化回路14はデータ蓄積装置32からの
受信画像情報を復号化し、受信画像データとして画像イ
ンターフェース16に供給する。画像インターフェース
16は、システム制御回路40の制御に従い、カメラ1
0,11の入力画像及び受信画像を選択合成して画像モ
ニタ12に印加する。
【0027】音声に関しては、ハンドセット18又はマ
イク20による入力音声は音声インターフェース26を
介して音声符号化復号化回路24に印加され、ここで符
号化されてデータ蓄積装置32に供給される。データ蓄
積装置32は受信情報の内の音声に関する情報を音声符
号化復号化回路24に供給する。音声符号化復号化回路
24はデータ蓄積装置32からの受信音声情報を復号化
し、受信音声データとして音声インターフェース26に
供給する。音声インターフェース26は、システム制御
回路40の制御に従い、受信音声をハンドセット18及
び/又はスピーカ22に供給する。
【0028】データ端末28で送信するように入力され
たデータ(例えば、表計算ソフトウエアで作成されたグ
ラフ・データなど)はデータ・インターフェース30を
介してデータ蓄積装置32に印加され、一時記憶され
る。データ端末28はデータ・インターフェース30を
介してデータ蓄積装置32にアクセスでき、データ蓄積
装置32に記憶されるデータ、特に、受信データの中で
データ端末28で処理(表示など)すべきデータを読み
出し、データ端末28に付属する記憶装置に記憶した
り、そのモニタ画面に表示したりできる。モニタ12を
データ端末28のデータ表示用に兼用してもよく、その
ように構成することが容易であることはいうまでもな
い。
【0029】データ蓄積装置32に蓄積された送信すべ
き情報は、読み出されたフォーマット変換装置34に印
加される。フォーマット変換装置34は、システム制御
回路40の指示に従い送信すべき情報、特に、書画カメ
ラ11により入力された静止画像及びデータ端末28か
ら入力されたコード・データを、フォーマット変換し、
特に指示されない情報は、そのまま出力する。フォーマ
ット変換装置34の機能の詳細は後述する。
【0030】多重化分離回路36は、ITU−T勧告
H.221に従い、フォーマット変換回路34からの画
像、音声及びコード・データの各情報、並びにシステム
制御回路40からの制御コマンドを、BASに変換し送
信フレーム単位で多重化して、回線インターフェース3
8に出力する。これにより、入力された種々の情報及び
制御コマンドが、多重化された形でISDNを介して通
信相手に送信される。回線インターフェース38はIS
DNユーザ・網インターフェースに従ってISDNを介
した通信を制御する。
【0031】他方、通信相手から受信した情報は、回線
インターフェース38から多重化分離回路36に入力さ
れる。多重化分離回路36は、受信フレームを画像、音
声、コード・データ及び制御コマンドに分離し、制御コ
マンドをシステム制御回路40に、残りをフォーマット
変換装置34に供給する。フォーマット変換装置34
は、受信データをそのままデータ蓄積装置32に出力
し、データ蓄積装置32は、受信情報の内のそれぞれの
情報を、先に説明したように、画像符号化復号化回路1
4、音声符号化復号化回路24及びデータ・インターフ
ェース30に供給する。
【0032】図2は、本実施例の通信手順の一例を示
す。端末Xに入力され、そのデータ蓄積装置32に蓄積
されたデータを別の端末Yへ送信することを想定してい
る。
【0033】まず、ISDNユーザ・インタフェースに
従いDチャネルを介して呼設定手順P200を実行し、
次に、設定されたBチャネルを介してITU一T勧告
H.221に従いフレーム同期化手順P201を実行す
る。このフレーム同期が確立すると、ITU−T勧告
H.242に従い、BASコードにより端末X,Y間で
能力交換手順P202を実行する。この能力交換手順P
202では、予め設定されている自端末の転送レート
と、音声やデータ等の端末能力を相手に送信し、相手側
から受信した相手端末能力とともに、ITU一T勧告
H.320に従って、適合する能力の範囲をその通信に
おける通信可能能力として記憶する。
【0034】そして、この能力交換後、通信可能能力の
範囲内で、実際に通信を行なう通信モードを指定すべ
く、ITUT勧告H.242に従いBASコードにより
モード切り換え手順P203を実行する。このモード切
り換え手順P203では、予め設定されている自端末の
転送レートと、音声符号化とデータ速度等の通信モード
を通信可能能力の範囲内で調整し、自通信モードとして
相手側端末に送信する。この場合に、相手側端末も同様
に自通信モードを送信し、相手側の通信モードを記憶す
る。このモード切り換え手順P203により、LSD
(LOW SPEED DATA)によるデータ転送を
開始する。
【0035】LSDにより、まず、送信側である端末X
は、受信側端末Yの持つアプリケーション・ソフトウエ
アを知るために、アプリケーション要求P204を送信
する。受信側端末である端末Yは、これに応じて、自端
末の持つアプリケーション・ソフトウェア(の識別情
報)をアプリケーション表示P205として送信側端末
Xに通知する。アプリケーション表示P205を受けた
端末Xのシステム制御回路40は、アプリケーション表
示P205に示される端末Yのアプリケーション・ソフ
トウェアを電話帳に登録する。
【0036】次に、端末Xのシステム制御回路40は、
相手端末Yの持つアプリケーション・ソフトウエアと自
端末Xの持つアプリケーション・ソフトウエアとを比較
し、両者が同じアプリケーション・ソフトウエアを持つ
場合には、送信すべきデータの素通りモードをフォーマ
ット変換装置36にセットし、データ・フォーマット変
換で対応可能な場合には、データ・フォーマット変換モ
ードをフォーマット変換装置36に設定し、データ・フ
ォーマット変換でも対応できない場合には、ビットマッ
プ展開モードをフォーマット変換装置36に設定する。
【0037】以後、モード変更されるまで、フォーマッ
ト変換装置34はここで設定されたモードで動作し、デ
ータ蓄積装置32からの送信すべきコード・データをそ
のまま、データ・フォーマット変換、又はビットマップ
に展開して多重化分離回路36に出力する。
【0038】このフォーマット変換の後、送信側である
端末Xから端末Yヘデータ・モード設定要求P206が
送信され、データ・フォーマット等が通知される。これ
を受けた端末Yは、端末Xにデータ受信可能表示P20
7を送信し、これにより、端末Yが端末Xの示すデータ
モードで受信可能であることを通知する。
【0039】以上のシーケンスを経て、端末Xから端末
Yに対してデータが送信される(P208)。
【0040】図3は本実施例における電話帳の構造又は
表示の一例である。
【0041】項目又はフィールドとして、従来の電話帳
と同様に、ユーザ略称及びダイヤル番号を登録する欄が
あるが、本実施例では、更に、通信相手が持つアプリケ
ーション・ソフトウエアを登録する欄を設けてある。そ
のアプリケーション・ソフトウエア登録欄は更に、アプ
リケーション・ソフトウエアのタイプに応じて、ワード
プロセッサ・ソフトウエア、表計算ソフトウエア、DT
Pソフトウエア及びその他のソフトウエアの各欄を具備
する。本実施例では、単に、アプリケーション・ソフト
ウエアを登録するだけだが、例えば、別に、データ互換
性のあるアプリケーション・ソフトウエアをグループと
して登録するテーブルを具備するのが好ましい。例え
ば、現在広く流通する2つの表計算ソフトウエアは相互
に相手にデータ・ファイルを読み込むことができる。こ
のようなソフトウエアは実質的に同じソフトウエアと評
価するのが便利であるからである。ワードプロセッサ・
ソフトウエア、DTPソフトウエア、及びCADソフト
ウエアなどについても同様である。
【0042】図4は受信側相手端末の持つアプリケーシ
ョン・ソフトウエアを図3に示す電話帳に登録する動作
のフローチャートを示す。
【0043】先ず、図2に示すシーケンスの呼設定手順
P200、H.221のフレーム同期手順P201、
H.242の能力交換手順P202、及び、H.242
のモード切り換え手順P203を経てLSDによるデー
タパスが設定される(S1)。次に、先に説明したよう
に、受信側相手機の持つアプリケーション・ソフトウェ
アを検出するため、アプリケーション要求を送出する
(S2)。
【0044】受信側相手機の具備するアプリケーション
・ソフトウエアを送信側に通知するためのアプリケーシ
ョン表示P205を受信側相手機から受信し(S3)、
これを受けて、送信側のシステム制御回路40は、この
受信側端末が電話帳に既に登録されているか否かを調べ
る(S4)。未登録であれば(S4)、アプリケーショ
ン表示P205に示される全データを登録し(S5)、
電話帳に登録済みの通信相手であれば(S4)、そのア
プリケーション表示P205によって示されるデータ
と、以前に登録したアプリケーション・ソフトウエアの
データとを比較し、内容に変更があれば(S6)、変更
箇所を更新し(S7)、内容に変更が無ければ何もせず
に終了する。
【0045】図5は、送信側端末が電話帳を参照し、デ
ータ・フォーマットの変換を行なった後にデータ送信す
る際の動作フローチャートを示す。
【0046】先ず、カメラ10、書画カメラ11、ハン
ドセット18、マイク20、データ端末28及び操作装
置28等から送信すべきデータが入力され、データ蓄積
装置32にいったん蓄積される(S11)。
【0047】次に、図4を参照して説明したように、呼
設定手順P200、H.221のフレーム同期手順P2
01、H.242の能力交換手順P202、及びH.2
42のモード切り換え手順P203の後、LSDデータ
転送により、電話帳に受信側相手端末のアプリケーショ
ン・ソフトウエアが登録される(S12)。
【0048】この電話帳を参照し(S13)、データ蓄
積装置32に蓄積されたデータのデータ・フォーマット
で受信側相手機が受信可能であるか否かを判断する(S
14)。ここで、受信側相手機が受信可能である場合
(S14)、そのままデータ送信を実行し(S21)、
受信不可能である場合(S14)、受信側相手機が送信
側においてフォーマット変換が可能なアプリケーション
・ソフトウエアを持っているか否かが判断される(S1
5)。
【0049】受信側相手機が送信側でフォーマット変換
可能なアプリケーション・ソフトウエアを持っていない
場合(S15)、データ蓄積装置32に蓄積された送信
データが文字又は静止画データであるか、それ以外(例
えば、音声、動画、又はその他のデータ)であるかを判
断し(S16)、送信データが文字又は静止画データの
場合には(S16)、そのデータをビットマップに変換
して(S17)、データ送信する(S21)。その他の
データの場合には、データを送信せずに通信を終了する
(S16)。
【0050】受信側相手機が送信側においてフォーマッ
ト変換可能なアプリケーション・ソフトウエアを有する
場合(S14)、そのアプリケーション・ソフトウエア
が複数あるか否かが判断される(S18)。複数のアプ
リケーション・ソフトウエアが存在する場合には(S1
8)、送信側端末のユーザが適宜の1つのアプリケーシ
ョン・ソフトウエアを選択する(S19)。送信すべき
データのデータ・フォーマットがフォーマット変換装置
34により変換され(S20)、変換後のデータがデー
タ送信される(S21)。
【0051】上記実施例によれば、通信時に相手端末の
持つアプリケーション・ソフトウエアを電話帳に登録す
ることにより、会議に必要とされる資料データの作成時
に、会議参加者の端末の持つアプリケーション・ソフト
ウエアが予めわかるようになる。この結果、作成に用い
るアプリケーション・ソフトウエアの選択が容易にな
る。また、資料データ送信時において、前記電話帳を参
照し、受信側に合わせたフォーマット変換又はビットマ
ップ変換を行なうことで、複数の受信側ユーザが存在
し、各々有するアプリケーション・ソフトウエアが違う
場合においても、あるユーザの作成した資料データの内
容を他の端末で参照可能になる。即ち、データ・フォー
マットの相違から受信側端末がそのデータを判読できな
いといった問題点が解消される。
【0052】
【発明の効果】以上の説明から容易に理解できるよう
に、本発明によれば、相手端末の持つアプリケーション
・ソフトウエアを登録するようにしたので、テレビ会議
システムを用いた遠隔会議の開催時に必要となる会議資
料等のドキュメントを事前に作成する場合に、この登録
情報を参照することで、参加者に合わせたデータ・フォ
ーマットのドキュメントを作成できる。
【0053】また、データ送信時にこの登録情報を参照
することで、受信側端末に、送信側で変換可能なフォー
マットを持つアプリケーション・ソフトウエアが存在す
る場合には、そのアプリケーション・ソフトウエアのフ
ォーマットに変換してデータを送信し、受信側端末に、
送信側端末で変換可能なアプリケーション・ソフトウエ
アが存在しない場合には、ビットマップに変換して送信
することで、受信側端末では受信データを最低限、イメ
ージ・データとして参照することが可能となる。
【0054】電話帳に対応させてアプリケーション・ソ
フトウエアを登録することにより、使い勝手が非常に良
くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図であ
る。
【図2】 本実施例のデータ送信シーケンスの一例であ
る。
【図3】 本実施例の電話帳の構造と内容例である。
【図4】 受信側相手機の持つアプリケーション・ソフ
トウエアを電話帳に登録する動作のフローチャートであ
る。
【図5】 データ送信の際の動作フローチャートであ
る。
【符号の説明】
10:カメラ 11:書画カメラ 12:画像モニタ 14:画像符号化復号化回路 16:画像インターフェース 18:ハンドセット 20:マイク 22:スピーカ 24:音声符号化復号化回路 26:音声インターフェース 28:データ端末 30:データ・インターフェース 32:データ蓄積装置 34:フォーマット変換装置 36:多重化分離回路 38:回線インターフェース 40:システム制御回路 42:操作装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ転送機能を持つ通信端末装置であ
    って、受信側端末の持つアプリケーション・ソフトウェ
    アを検出する検出手段と、当該検出手段により検出され
    た受信側端末の持つアプリケーション・ソフトウエアを
    各受信側端末毎に記憶媒体に登録する登録手段とを具備
    することを特徴とする通信端末装置。
  2. 【請求項2】 データ送信の際に、上記記憶媒体に登録
    された受信側端末の持つアプリケーションソ・フトウエ
    アを参照し、送信データのフォーマットを前記アプリケ
    ーション・ソフトウエアのフォーマットに変換する変換
    手段を具備する請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 送信側端末で変換可能なアプリケーショ
    ン・ソフトウエアが複数存在する場合には、送信側端末
    のユーザが選択指定する選択手段を具備する請求項1又
    は2に記載の通信端末装置。
  4. 【請求項4】 データ送信の際に、上記記憶媒体に登録
    された受信側端末のアプリケーション・ソフトウェアを
    参照し、送信側の端末でフォーマット変換が可能なアプ
    リケーション・ソフトウェアが存在せず、送信データが
    文字及び静止画データの何れかである場合には、ビット
    マップに変換して送信するように制御する制御手段を具
    備する請求項1、2又は3に記載の通信端末装置。
  5. 【請求項5】 上記記憶媒体には電話帳が記憶されてお
    り、上記登録手段は、当該電話帳に対応させて、上記ア
    プリケーション・ソフトウエアを登録する請求項1乃至
    4の何れか1項に記載の通信端末装置。
JP6121145A 1994-06-02 1994-06-02 通信端末装置 Withdrawn JPH07327218A (ja)

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JP6121145A Withdrawn JPH07327218A (ja) 1994-06-02 1994-06-02 通信端末装置

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JP (1) JPH07327218A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7505759B1 (en) 1999-06-21 2009-03-17 Alcatel-Lucent Usa Inc. System for message control and redirection in a wireless communications network

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