JP3010055B2 - 通信端末及び通信端末の制御方法 - Google Patents

通信端末及び通信端末の制御方法

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JP3010055B2 JP2089794A JP8979490A JP3010055B2 JP 3010055 B2 JP3010055 B2 JP 3010055B2 JP 2089794 A JP2089794 A JP 2089794A JP 8979490 A JP8979490 A JP 8979490A JP 3010055 B2 JP3010055 B2 JP 3010055B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は少なくとも音声情報と、動画又は静止画等の
映像情報とを同時に相互通信可能なテレビ電話装置を代
表とするAV(Audio Visual)通信端末、マルチメディア
通信端末などの通信端末及び通信端末の制御方法に関す
る。
(従来の技術) 近年ISDN回線による通信サービス実用化が開始され、
この様なデジタル回線を用いたテレビ電話・テレビ会議
システム等のAV(Audio Visual)サービスが注目されて
おり、AVサービス用のサービス規定、プロトコル規定、
マルチメディア多重化フレーム構成規定書が、CCITT
(国際電信電話諮問委員会)の勧告草案H.320,H.242,H.
221等として発表されている。草案H.221では、64kbps〜
1,920kbpsチャネル上でのAVサービスにおけるフレーム
構成及び端末能力交換、端末モード切替、ビット割当指
示等に使用されるBAS(Bit Allocatin Signal)の符号
化割当てが定義されている。草案H.242ではAV端末間で
のプロトコル手順が定義され、H.320ではAVサービス全
般のシステム・アスペクトが定義されている。AGC(Aud
io Graphic Conference)関連の勧告草案も順次検討さ
れている。
上記草案においては、エンド・ツー・エンドの物理的
コネクション及び同期化確立後、インチャネルでのBAS
を用いた端末能力交換シーケンス、モード切替シーケン
ス等の手順により端末間で最も能力の高い相互通信を選
択していく手順が規定されている。
但し、各端末において自己の端末能力を状況に応じて
可変にしたり、途中で変更したりする手順は範囲外であ
り規定されていない。
ところでこの種のテレビ電話が今後普及されていくに
従って、従来の音声のみの通信とは異なり、利用者の映
像を相互通信する機能が含まれているため、端末利用者
のプライバシーの保護が問題となってくると考えられ
る。しかしながら、現状では着信時に応答を受付ける際
にこの点に関して充分にかつ簡易に対応できる様には考
えられていない。
又、AV通信端末においては従来の電話との相互通信も
求められているが、AV通信と電話通信においてはISDNの
Dch呼設定の段階で利用サービスパラメータが異なって
いるため、その処理手法が端末にまかされている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、従来の端末は端末能力に応じて着信受
付時に自動的に応答するため、映像の相互通信を行いた
くない相手端末に対して、自端末が映像通信能力を通知
してしまう。この場合、モードの切替が通信途中で可能
ではあっても、この様に相手端末に通知してしまうこと
自体が問題となることが考えられる。又、ときにはどの
相手とも映像通信を行ないたくない場合もあり、単に相
手による切替だけでなく一時的に自己端末能力を切替え
たい場合も想定されるが、従来の端末では充分な対応が
なされていない。例えば、端末の能力をパラメータ設定
画面により再設定する方法はあるが、この方法は一時的
な変更というには煩雑すぎる。
又、任意の相手番号に対して相手側がAV端末が通常の
電話であるかを常に利用者が選択指示するのは非常に困
難になってくると考えられる。又、例えばAV通信による
発信後、切断される理由によって相手側がAV端末でない
ことを認知し、次に電話による発信を自動的に行なうと
いった方式も考えられているが、一度相手側とAV通信し
た事があった場合においても毎回この手順をふむことは
非常に無駄である。
本発明は上述の点に鑑みなされたものであり、AV通信
が可能な通信端末であって、使用者のプライバシーを適
切に保護するとともに、相手端末の能力に応じた最適な
通信モードによって通信することができる通信端末及び
通信端末の制御方法を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段及び作用) 上記目的を達成するため本発明は、通信回線を介して
少なくとも音声情報及び映像情報を多重化して相互に通
信することが可能な通信端末であって、自端末の通信可
能な情報の種類を相手端末に通知するための情報を、そ
れぞれ相手端末の番号に対応して複数記憶する記憶手段
と、着信又は受信時に、自端末の通信可能な情報の種類
を相手端末に通知する通知手段と、前記通知手段を制御
する手段であって、相手端末の番号に対応して、前記記
憶手段に記憶する情報を通知する第1のモードと、相手
端末の番号に関わらず、自端末の通信可能な情報の種類
を相手端末に通知する第2のモードとを、与えられた指
示に応じて切替え制御する制御手段とを有することによ
り、相手端末に通知すべき自端末の通信可能な情報の種
類を、相手端末ごとに変更することが出来る。そして、
例えば画像による通信を許可した通信相手であっても、
一時的に画像を送信したくないような場合に、モードの
切り替え指示に応じて柔軟に対応するものである。
また更に、前記記憶手段に記憶していない相手先から
の着信時、または前記記憶手段に記憶していない相手先
の発信時に、前記記憶手段に記憶していない相手端末に
通知すべき自端末の通信可能な情報の種類を記憶してい
ることにより、未登録の相手に対しての自端末の通信可
能な情報の種類を通知するものである。
また更に、相手端末との通信時に、通信可能な情報の
種類を変更する変更手段を有し、前記変更に応じて、前
記記憶手段の記憶内容を更新するようにしたものであ
る。
(実施例) 以下本発明の実施例を添付図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例であるテレビ電話装置の構
成を示すブロック図である。同図中1は、本装置の制御
全般を行うための制御情報入力に使用する制御情報入力
部(例えばキーボード、テンキー等)であり、制御情報
の入出力制御を行う制御情報入出力インターフェース部
8を介して全体制御部21に接続されている。制御情報入
出力インターフェース部8には制御情報を表示するため
のモニタ等の制御情報出力部2が接続されている。
マイク等の音声入力部3及びスピーカ等の音声出力部
4が音声信号の入出力制御を行う第1の音声入出力イン
ターフェース部9を介して第1の音声スイッチ12に接続
され、第1の音声スイッチ12には第2の音声入出力イン
ターフェース部10を介してハンドセット等の音声入出力
部5が接続されている。第1の音声スイッチ12は、64kb
ps A−lawPCMの音声コーデック(符号化複号化装置)13
と、64kbps μ−lawPCMの音声コーデック14と、16kbps
の音声コーデック15と、7KHz音声対応SB−ADPCMの音声
コーデック16とに接続され、これらの音声コーデック13
〜16は第2の音声スイッチ17を介して多重化分離部19に
接続されている。音声コーデック13〜16は、それぞれの
符号化複号化規則に従って音声信号の符号化複号化を行
うものであり、本装置は4つの方式に対応可能である。
第1及び第2の音声スイッチ12、17は、これらのコーデ
ックのいずれか1つを選択するためのスイッチである。
一方、カメラ等の映像入力部6及びモニタ等の映像出
力部7が映像信号の入出力制御を行う映像入出力インタ
ーフェース部11を介して映像コーデック18に接続され、
映像コーデック18は多重化分離部19に接続されている。
映像コーデック18は所定の規則に従って映像情報の符号
化複号化を行うものである。
多重化分離部19は、全体制御部21及び回線制御インタ
ーフェース制御部20を介して回線23−1、23−2、…、
23−nに接続されており、各種メディアを送信情報フレ
ーム単位に多重化するとともに、受信情報フレームを構
成単位の各種メディアに分離する。回線インターフェー
ス制御部20は、全体制御21に接続され、本装置と回線と
の接続制御等を行う。全体制御部21には、記憶部22が接
続されており、記憶部22は、本装置全体の各種制御情報
及び相手番号ごとに相手端末能力、相手端末と交換すべ
き自端末の端末能力等の情報テーブルを記憶するもので
ある。全体制御部21は、制御入力部1及び記憶部22から
の制御情報に従って、本装置全体の制御を行う。
第2図は、記憶部22に相手番号別能力管理テーブルと
して記憶されている相手端末の番号(相手番号)と、そ
れに対応する相手端末能力及び相手端末との能力交換に
おいて通知すべき自端末能力とを示す図である。同図に
おいて、例えば番号Aの相手端末はAV通信可能であり、
映像については動画を最大108.8kbpsの伝送レートで通
信でき、音声についてはA−lawPCM,μ−lawPCM,SB−AD
PCMの各モードに対応できる能力があることを示し、こ
の相手端末に通知すべき自端末能力は全機能としている
ことを示す。また、番号Bの相手端末は、映像について
は最大62.4kbpsの伝送レートによる通信可能であり、音
声についてはPCM対応が可能であるのに対し、本装置か
らは音声PCMのみ自端末能力として通知すべきことを示
している。即ち番号Bの相手に対しては、映像の送信を
望まないため、このような設定としている。
また、管理テーブルに登録されていない番号の相手端
末(以下「未登録端末」という)から着信があったとき
には、音声PCMのみを自端末能力として通知し、未登録
端末への発信に際しては、相手端末が対応可能な通信モ
ードに応じて全機能又は音声PCM(A規則、μ規則)又
は電話モードのいずれかを自端末能力として通知するこ
ととしている。
第3図は本装置における着信時の動作を示すフローチ
ャートである。
まずステップS100にてDch呼制御における着呼とし
て、Set upメッセージを受信する。このSet upメッセー
ジのBC(Bearer Capability)、HLC(High Layer Compa
tibility)等のパラメータによりステップS101にて当着
呼が電話の着呼か否かを判断する。電話系の着呼ならば
(ステップS101の答が肯定(Yes)のときには)ステッ
プS110に進み、呼設定付応答を返信して通信を開始する
とともに、前記相手番号別能力管理テーブルに未登録の
相手からの着信であるときには、相手端末についてのデ
ータを登録し、テーブル内容の更新を行なう。電話系の
着呼でないとき(ステップS101の答が否定(No)のと
き)にはステップS102に進み、AV通信モードでの受信か
否かを判断する。この判断は、現状ではこのフェーズで
判定できない場合があり、その場合には、ステップS103
の呼設定受付応答コネクション確立後のインチャネル手
順において判定する。AV通信でないとき(ステップS102
の答が否定のとき)には、端末のサポートする範囲内で
あれば受信できる可能性があり、別の処理へ移行する。
AV通信モードであれば(ステップS102の答が肯定(Ye
s)のときには)、ステップS103にて呼設定受付応答コ
ネクション確立後、コネクションの同期を確立する。ス
テップS104にて該当相手番号に関して第2図の管理テー
ブルをサーチし、登録されている相手か否かを判断す
る。該当相手番号の登録があれば(ステップS104の答が
肯定(Yes)のときには)、管理テーブル中のリターン
(通知)すべき自端末能力を参照して、その相手に対す
る自己端末能力表示をピックアップし、能力交換シーケ
ンスにおいてその能力を返信する(ステップS105)。
又、このとき相手側より送信されてくる相手端末能力を
参照し、必要に応じて第2図の管理テーブルを更新し、
又は新しい情報を管理テーブルに追加する。次いでステ
ップS106においてモード切替シーケンス実行後、所定の
モード内での相互通信を開始する。例えば管理テーブル
中の相手番号BからのAV通信モードによる着呼に対して
は、動画付通信モードを所望していないので自端末能力
としてPCM音声のみを相手側に通知し、結果としてPCM音
声のみの相互通信モードが選択される。ステップS104に
おいて該当相手番号が管理テーブルになかったとき(ス
テップS104の答が否定(No)とのき)には、ステップS1
07に進みデフォルトとして管理テーブルに登録されてい
るリターンすべき自端末能力を交換して、ステップS108
にて所定モードによる通信を開始する。この場合本実施
例ではPCM音声のみのモードとなるようにしている。ス
テップS109にて相手より送信されてきた相手能力を管理
テーブルに新規追加し、同時に当相手との通信モードと
してリターンすべき自己能力の登録も行っておく。
なお、上述した実施例では全て第2図の管理テーブル
に基づいて相手側へリターンすべき自端末能力を切替え
るようにしたが、制御キー等による入力により一時的に
どの相手に対してもPCM音声モードのみをリターンする
様に一時的に設定するようにしてもよい。この場合に
は、例えば第2図の管理テーブルとは別個に一時的な変
更のときのみ使用する管理テーブルを記憶部22に記憶し
ておき、使用者の指示に従って使用する管理テーブルを
変更すればよい。
次に第4図のフローチャートに従って本装置の発信時
の動作を詳述する。
まずステップS200にて相手番号を入力して発信指示を
行なう。ステップS201にて管理テーブルをサーチして該
当番号を探す。ステップS202にて該当番号があったか否
かを判断し、該当番号があるとき(ステップS202の答が
肯定(Yes)のとき)には、ステップS203に進む。ステ
ップS203にて該当相手先がAV通信モードが可能かどうか
判断し、可能ならば(ステップS203の答が肯定(Yes)
のときには)ステップS204にてAV通信モードによる発呼
を行なうとともに、管理テーブルに設定されているAV通
信モードによる自端末能力を相手側に通知し、所定のモ
ード内での相互通信を行なう。AV通信モードを持たない
相手先に対しては(ステップS203の答が否定(No)のと
きには)、自動的に電話モードによる発呼を行ない電話
モード通信を行なう(ステップS205)。ステップS202に
て該当番号のないとき(ステップS202の答が否定(No)
のとき)には、ステップS206に進み、デフォルトとして
設定されているAV通信モードにて発呼を行なう。ステッ
プS207にて本装置からのAV通信モード発呼が受付けられ
たか否かを判断し、受付けられたとき(ステップS207の
答が肯定(Yes)のとき)には、ステップS208にてデフ
ォルトの能力交換を行ないかつ、相手側より送信されて
きた能力を管理テーブルに新規追加する。この後必要に
応じて当相手先とのAV通信モードを変更してリターンす
べき自端末能力を更新する。
ステップS207でAV通信モードの発信が受付けられなか
ったとき(ステップS207の答が否定(No)のとき)に
は、ステップS209に進み、その理由が「属性不一致」に
よるもの、即ちAV通信モードを持たない端末であったた
めか否かを判断し、それ以外のとき(ステップS209の答
が否定(No)のとき)はその理由を表示して通信を終了
する。「属性不一致」のとき(ステップS209の答が肯定
(Yes)のとき)には、ステップS210に進み、電話モー
ドによる発呼を自動的に行なう。ステップS211にて受付
けられたとき(ステップS211の答が肯定(Yes)のと
き)には、ステップS212に進み管理テーブルに当相手先
が電話モードのみ可の端末属性であることを新規登録す
る。受付けられなかったとき(ステップS211の答が否定
(No)のとき)には、その理由を表示しつ通信を終了す
る。
上述のように本実施例のテレビ電話装置によれば、AV
通信モードによる着信時において、相手番号に基づい
て、又はその時の一時設定モードに基づいて、相手側へ
リターンすべき自端末能力が変更されるので、不必要に
誰とでも映像付のAV通信を行なってしまうことを防止
し、又、一時的に映像を送りたくないとき等にも柔軟に
対応して利用者のプライバシー保護を図ることができ
る。更に、任意の相手端末への発信時にも管理テーブル
を参照することにより、相手がAV通信可能か否かをいち
いち利用者が意識して指示しなくとも、最適なモードに
て効率よく相手端末との接続が可能である。この点は特
に通常の電話とテレビ電話が混在し存在する期間若しく
はシステムにおいて非常に有効である。
また、管理テーブルに未登録の相手端末からの着信
時、あるいは未登録端末への発信時には、所定の自端末
能力を通知するようにしたので、未登録の相手端末との
通信時においても利用者のプライバシー保護を図ること
ができる。
また、相手端末との通信中にその相手端末についての
管理テーブルの内容を更新し、又は新しい情報を追加す
るようにしたので、相手端末の能力の変化に迅速に対応
でき、また一度通信した相手端末に対しては、以後の通
信時には最適なモードで効率よく接続することが可能と
なる。
なお、上述した実施例では、基本的には第2図の管理
テーブルに基づいて相手側へ通知すべき自端末能力を決
定し、あるいは一時的な指示に基づいて通知すべき自端
末能力を変更するようにしていたが、勿論通信中にその
相手先との通信モードを一時的に切替えたり、またリタ
ーン能力を更新すべく切替えたりすることも可能であ
る。又、単に相手番号だけでなくサブアドレスやインチ
ャネルでのBASの拡張モード等を利用した特殊情報のや
り取りに基づいてAV通信モードを決定することも可能で
ある。
第5図は、着信時における他の実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
ステップS300〜S303及びS310は、前述した第3図のス
テップS100〜S103及びS110と同様である。
ステップS303実行後、即ちAV通信モードでのコネクシ
ョンの同期確立後、自端末能力をPCM音声通信のみ可能
として、前記CCITT勧告草案H.242の手順に従って能力交
換シーケンスを行い、相手端末より受信される相手端末
能力を記憶部22に一時的に記憶する(ステップS304)。
このとき同時に、第2図の管理テーブルを参照し、必要
に応じて管理テーブルの内容を更新又は追加する。次に
ステップS305にてPCM音声のみによる相互通信を開始
し、これによって相手が誰であるかを真に知ることがで
きる。ステップS306にて当該端末の使用者がその相手と
なら映像通信を行ってもよい、若しくは行うことを希望
すると判断したとき(ステップS306の答が肯定(Yes)
のとき)には、ステップS307に進み、相手側の能力を、
例えば第6図(a)に示すように制御情報出力部2に表
示する。ここで相手端末能力及び自端末能力を考慮して
最適なモードを選択するために第6図(b)の様な選択
画面へ切替えて、本装置の使用者が通信モードの選択を
行なう(同一画面上で選択するようにしてもよい)。次
にステップS309にて前記H.242の手順に従い能力交換シ
ーケンスを再度実行し、モード切替シーケンスにより希
望の通信モードへ切替えた後、相互通信を行なう。ステ
ップS306にて映像通信を行なわないとき(ステップS306
の答が否定(No)のとき)には、そのままの状態で通信
を行なう。
このように、本実施例によれば、相手端末からの着信
時には、先ずPCM音声のみによる相互通信が行なわれ、
通信相手及び相手端末能力の確認後、本装置の使用者が
映像付の通信を希望する場合のみ、映像付の相互通信が
実行されるので、自端末がAV通信可能であることが不必
要に相手側に通知されることを防止し、使用者のプライ
バシー保護を図ることができる。特に本実施例によれ
ば、相手端末の使用者が誰であるかを音声通信によって
確認した後に、通信モードを選択できるので、一つの相
手端末に複数の使用者が想定され、そのうちの一部の使
用者とは映像付の通信を行いたくない場合等に有効であ
る。
尚上述した実施例では、着信時には一度かならずPCM
音声通信を行い、相手を確認後通信モードを再設定する
ようにしたが、勿論特定の相手とは特に何も指定してい
ないときには、無条件で映像付AV通信を開始するように
してもよい。又、通信中に通信モードを切替える際に、
いちいち相手能力を再表示することなく、管理テーブル
に記憶された通信モードにて即座にモード切替まで行う
様に特殊キー等によってワンタッチで指示するようにし
てもよい。
(発明の効果) 以上詳述したように、本発明によれば以下の効果を奏
する。
請求項1の通信端末及び請求項4の通信端末の制御方
法によれば、相手端末に通知すべき自端末の通信可能な
情報の種類を、相手端末ごとに変更することが出来る。
そして、例えば画像による通信を許可した通信相手であ
っても、一時的に画像を送信したくないような要望に
も、モードの切り替え指示に応じて柔軟に対応すること
が出来るので、使用者のプライバシーを適切に保護でき
ると共に、通信相手または相手端末の能力によって、適
切な通信モードを設定することが出来る。
さらに請求項2に通信端末及び請求項5の通信端末の
制御方法によれば、未知の相手に対する、通信モードの
設定を適切に行うことが出来、プライバシーの保護によ
り適している。
さらに請求項3に記載端末及び請求項6の通信端末の
制御方法によれば、登録済みの通信相手に通知する情報
を、新たに書き換える手間を省くことが出来、また未登
録の通信相手については、新たに記憶手段に登録すると
いう手間を省くことが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例であるテレビ電話装置の構成
を示すブロック図、第2図は相手番号別能力管理テーブ
ルを示す図、第3図は第1図の装置における着信時の動
作を示すフローチャート、第4図は第1図の装置におけ
る発信時の動作を示すフローチャート、第5図は着信時
における他の実施例の動作を示すフローチャート、第6
図は制御情報出力部の画面表示の例を示す図である。 1……制御情報入力部、3……音声入力部、4……音声
出力部、6……映像入力部、7……映像出力部、19……
多重化分離部、20……回線インターフェース制御部、21
……全体制御部、22……記憶部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−251873(JP,A) 特開 平2−26170(JP,A) 特開 平2−60363(JP,A) 特開 平2−113761(JP,A) 特開 平2−312435(JP,A) 特開 平1−264356(JP,A) 国際公開90/10993(WO,A1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04N 7/14

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信回線を介して少なくとも音声情報及び
    映像情報を多重化して相互に通信することが可能な通信
    端末であって、 自端末の通信可能な情報の種類を相手端末に通知するた
    めの情報を、それぞれ相手端末の番号に対応して複数記
    憶する記憶手段と、 着信又は受信時に、自端末の通信可能な情報の種類を相
    手端末に通知する通知手段と、 前記通知手段を制御する手段であって、相手端末の番号
    に対応して、前記記憶手段に記憶する情報を通知する第
    1のモードと、相手端末の番号に関わらず、自端末の通
    信可能な情報の種類を相手端末に通知する第2のモード
    とを、与えられた指示に応じて切替え制御する制御手段
    と、 を有することを特徴とする通信端末。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は更に、前記記憶手段に記憶
    していない相手先からの着信時、または前記記憶手段に
    記憶していない相手先への発信時に、前記記憶手段に記
    憶していない相手端末に通知すべき自端末の通信可能な
    情報の種類を記憶していることを特徴とする請求項1に
    記載の通信端末。
  3. 【請求項3】更に前記通信端末は、相手端末との通信時
    に、前記通信可能な情報の種類を変更する変更手段を有
    し、 前記変更に応じて、前記記憶手段の記憶内容を更新する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の通信
    端末。
  4. 【請求項4】通信回線を介して少なくとも音声情報及び
    映像情報を多重化して相互に通信することが可能な通信
    端末の制御方法であって、 自端末の通信可能な情報の種類を相手端末に通知するた
    めの情報を、それぞれ相手端末の番号に対応して複数記
    憶する記憶工程と、 着信又は受信時に、自端末の通信可能な情報の種類を相
    手端末に通知する通知工程と、 前記通知工程を制御する工程であって、相手端末の番号
    に対応して、前記記憶工程で記憶する情報を通知する第
    1のモードと、相手端末の番号に関わらず、自端末の通
    信可能な情報の種類を相手端末に通知する第2のモード
    とを、与えられた指示に応じて切替え制御する制御工程
    と、 を有することを特徴とする通信端末の制御方法。
  5. 【請求項5】前記記憶工程は更に、前記記憶工程で記憶
    していない相手先からの着信時、または前記記憶手段に
    記憶していない相手先への発信時に、前記記憶工程で記
    憶していない相手端末に通知すべき自端末の通信可能な
    情報の種類を記憶することを特徴とする請求項4に記載
    の通信端末の制御方法。
  6. 【請求項6】更に前記通信端末の制御方法は、相手端末
    との通信時に、前記通信可能な情報の種類を変更する変
    更工程を有し、 前記変更に応じて、前記記憶工程の記憶内容を更新する
    ことを特徴とする請求項3または請求項4に記載の通信
    端末の制御方法。
JP2089794A 1990-03-15 1990-04-03 通信端末及び通信端末の制御方法 Expired - Fee Related JP3010055B2 (ja)

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