JP3480816B2 - マルチメディア通信端末装置およびマルチメディア通信システム - Google Patents

マルチメディア通信端末装置およびマルチメディア通信システム

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JP3480816B2
JP3480816B2 JP33341598A JP33341598A JP3480816B2 JP 3480816 B2 JP3480816 B2 JP 3480816B2 JP 33341598 A JP33341598 A JP 33341598A JP 33341598 A JP33341598 A JP 33341598A JP 3480816 B2 JP3480816 B2 JP 3480816B2
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    • H04N7/141Systems for two-way working between two video terminals, e.g. videophone
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    • H04M1/274Devices whereby a plurality of signals may be stored simultaneously with provision for storing more than one subscriber number at a time, e.g. using toothed disc
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  • Telephonic Communication Services (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、話者などを撮像
した画像を送受信しながら音声通信を行なうテレビ電話
機能を備えたマルチメディア通信端末装置およびマルチ
メディア通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】現在、ISDN(Integrated Services Digit
al Network) 、ディジタル携帯電話、PHS(Personal
Handyphone System)等においてテレビ電話機能を有し
たマルチメディア通信端末装置が実用化されている。こ
のようなマルチメディア通信端末装置の中には、氏名、
電話番号、画像(通信相手の顔画像など)などの情報を
登録することのできる電話帳機能を有するものがある
(例えば、特開平6-319237号、特開平7-30871 号、特開
平9-46435 号、特開平7-30871 号など)。
【0003】このような、従来のテレビ電話機能を有す
るマルチメディア通信端末装置においては、電話帳デー
タとして通信相手の名前や画像などの個人的な情報を蓄
積することができるが、通信端末装置が通信データとし
て取り扱えるデータの種別(例えば音声データ、映像デ
ータなど)を格納する機能は備えていない。
【0004】このため、従来のマルチメディア通信端末
では、通信相手の端末が、音声通話しかできない端末で
あっても、マルチメディア通信が可能な端末であって
も、1回の発呼で通信が行えるようにするため、一旦、
音声通話を行うプロトコルに従って発呼を行って音声通
話の通信リンクを確立する。そして、その後、通信相手
の端末がマルチメディア通信が可能か確認を行い、確認
ができると、マルチメディア通信を行うようにしてい
る。
【0005】このように、従来のマルチメディア通信端
末装置では、相手の端末が取り扱えるデータの種別を判
別するために、複雑な呼制御手順を必要とし、マルチメ
ディ通信を行うまでに、通信端末装置に対して余計なベ
アラ発信をおこなうので、交換局の負担が増大し、更
に、相互接続が完了するまでに時間がかかるという問題
点があった。
【0006】また、このようなマルチメディア通信端末
装置における電話帳データにおいては、通信相手より受
信した画像を取り込み、取り込んだ画像を名前などに対
応づけて蓄積するようにしている。
【0007】しかしながら、通信相手より取り込んだ画
像データを電話帳データとして蓄積する場合には、通信
相手が蓄積して欲しくないような画像をも蓄積して、通
信相手のプライバシーや肖像権を侵害する恐れがあると
いう問題があった。
【0008】
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来のマルチメディア
通信端末装置では、通信相手が蓄積して欲しくないよう
な画像をも電話帳データとして蓄積して、通信相手のプ
ライバシーや肖像権を侵害する恐れがあるという問題が
あった。
【0010】
【0011】この発明は、上記の問題を解決すべくなさ
れたもので、通信相手のプライバシーや肖像権を侵害す
ることなく、通信相手から取り込んだ画像を電話帳デー
タとして蓄積することが可能なマルチメディア通信端末
装置およびマルチメディア通信システムを提供すること
を目的とする。
【0012】そしてまた、この発明は、通信相手が取り
込んだ画像データの登録を拒否した場合でも、電話帳デ
ータを参照することにより、通信相手がマルチメディア
通信可能な通信端末装置であることが分かるマルチメデ
ィア通信端末装置およびマルチメディア通信システムを
提供することを目的とする。
【0013】さらに、この発明は、情報に応じて音声、
映像、あるいはデータ等の送信と受信の可否が制御でき
るので、例えば音声については送受信し、映像について
は受信のみを行うといったことが可能なマルチメディア
通信端末装置を提供することを目的とする。
【0014】さらにまた、この発明は、発呼を行う際
に、通信相手に応じて、発信者通知を行うことが可能な
マルチメディア通信端末装置を提供することを目的とす
る。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、音声と映像による通信が可能なマル
チメディア通信端末装置において、通信相手を識別する
情報と画像情報とを対応させて蓄積する通信相手情報蓄
積手段と、マルチメディア通信端末装置である通信相手
から受信した映像データを画像情報として蓄積すること
の可否を、通信相手に問い合わせる画像蓄積可否問い合
わせ手段と、この画像蓄積可否問い合わせ手段の問い合
わせに対する応答が許可する旨であった場合に、通信相
手情報蓄積手段に画像情報を記録する画像情報記録手段
とを具備して構成するようにした。
【0033】上記構成のマルチメディア通信端末装置で
は、通信相手から受信した映像データを、通信相手に蓄
積しても良いかを問い合わせ、蓄積を許可する旨の応答
があった場合に、通信相手から受信した映像データを記
録するようにしている。
【0034】したがって、上記構成のマルチメディア通
信端末装置によれば、通信相手のプライバシーや肖像権
を侵害することなく、通信相手から取り込んだ画像を電
話帳データとして蓄積することができる。
【0035】さらにまた、この発明は、音声と映像によ
る通信が可能なマルチメディア通信端末装置において、
通信相手を識別する情報と画像情報とを対応させて蓄積
する通信相手情報蓄積手段と、マルチメディア通信端末
装置である通信相手から受信した映像データを画像情報
として蓄積することの可否を、通信相手に問い合わせる
画像蓄積可否問い合わせ手段と、この画像蓄積可否問い
合わせ手段の問い合わせに対する応答が許可する旨であ
った場合には、通信相手情報蓄積手段に画像情報を記録
し、一方、応答が拒否する旨であった場合には、通信相
手情報蓄積手段に通信相手がマルチメディア通信端末装
置であることを示す所定の画像情報を記録する画像情報
記録手段とを具備して構成するようにした。
【0036】上記構成のマルチメディア通信端末装置で
は、通信相手から受信した映像データの蓄積を、通信相
手に拒否された場合に、上記映像データに代わって、上
記通信相手がマルチメディア通信端末装置であることを
示す所定の画像情報を記録するようにしている。
【0037】したがって、上記構成のマルチメディア通
信端末装置によれば、通信相手から受信した映像データ
の蓄積を拒否された場合であっても、通信相手情報蓄積
手段を参照することにより、通信相手がマルチメディア
通信可能な通信端末装置であることが分かる。
【0038】また、上記の目的を達成するために、マル
チメディア通信端末装置間で音声と映像による通信を行
うことが可能なマルチメディア通信システムにおいて、
一方のマルチメディア通信端末装置は、他方のマルチメ
ディア通信端末装置からの映像データの蓄積の可否に関
する問い合わせに、応答する応答手段を備え、他方のマ
ルチメディア通信端末装置は、通信相手を識別する情報
と画像情報とを対応させて蓄積する通信相手情報蓄積手
段と、マルチメディア通信端末装置である通信相手から
受信した映像データを画像情報として蓄積することの可
否を、通信相手に問い合わせる画像蓄積可否問い合わせ
手段と、この画像蓄積可否問い合わせ手段の問い合わせ
に対する応答が許可する旨であった場合には、通信相手
情報蓄積手段に画像情報を記録する画像情報記録手段と
を具備して構成するようにした。
【0039】上記構成のマルチメディア通信システムで
は、通信相手から受信した映像データを、通信相手に蓄
積しても良いかを問い合わせ、蓄積を許可する旨の応答
があった場合に、通信相手から受信した映像データを記
録するようにしている。
【0040】したがって、上記構成のマルチメディア通
信システムによれば、通信相手のプライバシーや肖像権
を侵害することなく、通信相手から取り込んだ画像を電
話帳データとして蓄積することができる。
【0041】さらにまた、この発明は、マルチメディア
通信端末装置間で音声と映像による通信を行うことが可
能なマルチメディア通信システムにおいて、一方のマル
チメディア通信端末装置は、他方のマルチメディア通信
端末装置からの映像データの蓄積の可否に関する問い合
わせに、応答する応答手段を備え、他方のマルチメディ
ア通信端末装置は、通信相手を識別する情報と画像情報
とを対応させて蓄積する通信相手情報蓄積手段と、マル
チメディア通信端末装置である通信相手から受信した映
像データを前記画像情報として蓄積することの可否を、
通信相手に問い合わせる画像蓄積可否問い合わせ手段
と、この画像蓄積可否問い合わせ手段の問い合わせに対
する応答が許可する旨であった場合には、通信相手情報
蓄積手段に画像情報を記録し、一方、応答が拒否する旨
であった場合には、通信相手情報蓄積手段に通信相手が
マルチメディア通信端末装置であることを示す所定の画
像情報を記録する画像情報記録手段とを具備して構成す
るようにした。
【0042】上記構成のマルチメディア通信システムで
は、マルチメディア通信端末装置間で通信を行なう場合
に、一方のマルチメディア通信端末装置が他方のマルチ
メディア通信端末装置から受信した映像データの蓄積す
るのを、拒否された場合に、前記一方のマルチメディア
通信端末装置が上記映像データに代わって、通信相手が
マルチメディア通信端末装置であることを示す所定の画
像情報を記録するようにしている。
【0043】したがって、上記構成のマルチメディア通
信システムによれば、通信相手から受信した映像データ
の蓄積を拒否された場合であっても、マルチメディア通
信端末装置において、通信相手情報蓄積手段を参照する
ことにより、通信相手がマルチメディア通信可能な通信
端末装置であることが分かる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の一実施形態について説明する。図1は、この発明の一
実施形態に係わるマルチメディア通信端末装置の構成を
示すものである。
【0045】この図に示すように、本実施形態に係るマ
ルチメディア通信端末装置は、主制御部10、電話帳メ
モリ11、映像コーデック12、LCDインタフェース
部(LCD IF部)13、液晶表示器(LCD)1
4、カメラ部15、カメラインタフェース部(カメラI
F部)16、多重分離部17、PHS回線インタフェー
ス部(PHS回線IF部)18、アンテナ19、音声コ
ーデック20、マイク21、マイクインタフェース部
(マイクIF部)22、スピーカインタフェース部(ス
ピーカIF部)23、スピーカ24、操作部25および
操作入力制御回路部26を有している。
【0046】このうち、主制御部10、電話帳メモリ1
1、映像コーデック12、LCDインタフェース部1
3、カメラインタフェース部16、多重分離部17、P
HS回線インタフェース部18、音声コーデック20お
よび操作入力制御回路部26は、主バス27を介して互
いに接続されている。
【0047】また、多重分離部17は、映像コーデック
12、PHS回線インタフェース部18および音声コー
デック20と、同期バス28,29,30を介してそれ
ぞれ接続されている。
【0048】主制御部10はCPU、ROMおよびRA
M等を有してなるものであり、本マルチメディア通信端
末装置の各部を統括制御することで携帯型テレビ電話端
末としての動作を実現するものである。この主制御部1
0は、自己のROMおよびRAM、後述する電話帳メモ
リ11に記憶されるデータに基づいて、各種の機能を実
現するための処理手段をソフトウェア処理により実現す
る。
【0049】また、主制御部10は、自己のROMに、
音声通信を行うためプロトコルp1と、マルチメディア
通信を行うためのプロトコルp2と、音声通信を行った
後にマルチメディア通信に切り替え可能なプロトコルp
3とをそれぞれ記憶している。
【0050】そして、上記ROMでは、各プロトコル
が、その通信内容に応じて、後述の電話帳メモリ11に
記憶される端末種別番号に対応づけられて記憶される。
具体的には、プロトコルp1には、後述する端末種別番
号「1」、「4」、「7」、「10」、「13」が対応
づけられ、プロトコルp2には、端末種別番号「2」、
「5」、「8」、「11」、「14」が対応づけられ、
プロトコルp3には、端末種別番号「3」、「6」、
「9」、「12」、「15」、「16」が対応づけられ
ている。
【0051】電話帳メモリ11は、電話帳データベース
と画像データを記憶するものである。上記電話帳データ
ベースは、例えば図2に示すように、1つのレコード
が、電話帳メモリ番号、電話番号、名前、シークレット
フラグ、端末種別番号、送信/受信可否フラグ、発信者
情報通知フラグ、画像データを蓄積したアドレス等より
構成されている。
【0052】上記シークレットフラグとは、対応するレ
コードを後述するLCD14に表示することを規制する
情報である。この情報は、図3に示すように、「0」の
時には、いかなる時も対応するレコードの表示を許可す
ることを示し、一方、「1」の時には、予め設定された
暗証番号の入力によりシークレット機能が解除されると
きのみ、対応するレコードの表示を許可することを示
す。
【0053】上記端末種別番号とは、レコードに対応す
る通信相手の端末の種別を示す情報である。この情報で
は、図4に示すように、アナログ電話機、ISDN電話
機、アナログ携帯電話機、デジタル携帯電話機、PHS
端末などで分類した上で、さらに、音声のみで通信可能
な電話型通信サービス対応の端末か、音声と映像の両方
で通信可能なマルチメディア通信サービス対応の端末
か、あるいは電話型通信サービスとマルチメディア通信
サービスの両方に対応の端末かで分類している。そし
て、前述の主制御部10のROM上で、その種別に応じ
たプロトコルp1〜p3をそれぞれ対応させている。
【0054】なお、通信相手の端末の種別が分からない
場合には、「不明」として端末種別番号「16」で分類
する。
【0055】上記送信/受信可否フラグは、レコードに
対応する通信相手との通信で、映像データの送信および
受信を許可するか否かを示す情報で、例えば図5に示す
ように分類される。
【0056】上記発信者情報通知フラグは、自己の電話
番号や氏名、端末種別番号などの情報を、通信相手に対
して通知するか否かを示す情報であって、例えば図6に
示すように分類される。
【0057】映像コーデック12は、符号化映像データ
をデコードして再生を行い、この再生した映像データを
LCDインタフェース部13に与える。また映像コーデ
ック12は、カメラ部15からカメラインタフェース部
16を介して与えられる映像データをエンコードしてM
PEG4方式の符号化映像データを得る。
【0058】LCDインタフェース部13は、与えられ
た映像データをLCD14で処理可能な信号形式に変換
した上でLCD14に与える。LCD14は、MPEG
4等の動映像を表示するのに十分な表示能力(解像度な
ど)を有したカラーもしくはモノクロの液晶表示器であ
り、LCDインタフェース部13から与えられ映像デー
タに基づいて映像を表示する。
【0059】カメラ部15は、CCDカメラなどを用い
たものであり、撮像対象を撮像して映像データを生成
し、カメラインタフェース部16に与える。カメライン
タフェース部16は、カメラ部15から与えられる映像
データを映像コーデック12で処理可能な信号形式に変
換した上で映像コーデック12に与える。またカメライ
ンタフェース部16は、主制御部10から撮影禁止解除
コマンドが与えられた場合に、その撮影禁止解除コマン
ドをカメラ部15に転送する。
【0060】多重分離部17は、映像コーデック12か
ら同期バス28を介して与えられる符号化映像データ、
音声コーデック20から同期バス30を介して与えられ
る符号化音声データおよび主制御部10から主バスを介
して与えられる他データを所定の多重化方式(例えば、
ITU−T勧告H.221等)で多重化し、これにより
得られる伝送データをPHS回線インタフェース部18
へと同期バス29を介して与える。
【0061】また、多重分離部17はPHS回線インタ
フェース部18から同期バス29を介して与えられる伝
送データから符号化映像データ、符号化音声データおよ
び他データをそれぞれ分離し、これらの各データを映像
コーデック12、音声コーデック20および主制御部1
0のそれぞれへと同期バス28,30および主バス27
を介して与える。
【0062】PHS回線インタフェース部18は、アン
テナ19を介して無線によりPHS網に接続可能で、P
HS網を介しての通信を行うための各種の呼処理を行う
とともに、PHS網上に設定された通信パスを介してデ
ータの送受信を行う。
【0063】音声コーデック20は、マイク21より入
力されたアナログ音声信号がマイクインタフェース部2
2を介して与えられ、この信号をディジタル化するとと
もに所定の音声符号化方式(例えばADPCM等)でエ
ンコードして符号化音声データを得る。そして、音声コ
ーデック20は、この符号化音声データを、同期バス3
0を介して多重分離部17へ与える。
【0064】また、音声コーデック20は、多重分離部
17から与えられる符号化音声データをデコードすると
とともにアナログ化して音声信号を得て、この音声信号
をスピーカインタフェース部23に与える。
【0065】マイク21は、周囲の音声を音声信号に変
換してマイクインタフェース部22に与える。マイクイ
ンタフェース部22は、マイク21から与えられた音声
信号を音声コーデック20で処理可能な信号形式に変換
した上で音声コーデック20に与える。
【0066】スピーカインタフェース部23は、音声コ
ーデック20から与えられる音声信号をスピーカ24で
処理可能な信号形式に変換した上でスピーカ24に与え
る。スピーカ24は、スピーカインタフェース部23か
ら与えられる音声信号を音声として拡声出力する。
【0067】操作部25は、使用者による主制御部10
に対する各種の指示入力を受け付けるためのものであ
り、各種の機能の指定を受け付ける操作ボタン群、電話
番号や各種の数値の指定を受け付けるためのダイヤルボ
タン群、あるいは本装置の動作のON/OFFの指定を
受け付けるための電源スイッチなどを有している。操作
入力制御回路部26は、操作部25での指示操作の内容
を認識し、それを主制御部10に通知する。なお、図示
は省略しているが、本装置の構成要素として、上述した
各部を動作させるための電力を供給する電源部が存在す
る。
【0068】次に、上記構成のマルチメディア通信端末
装置の動作を以下に説明する。なお、以下に説明する動
作は、主制御部10が当該マルチメディア通信端末装置
の各部を統括して制御することによってなされる。ま
ず、電話帳メモリ11に記憶されるデータの表示処理に
ついて説明する。図7にそのフローチャートを示す。
【0069】はじめにステップ7aにて、電話帳メモリ
11に電話帳データベースとして記録されているレコー
ドを氏名の読みの昇順(あるいは氏名の読みの降順やレ
コードの登録順、発呼回数の多い順、着呼回数の多い
順)でソートし、ステップ7bに移行する。
【0070】ステップ7bでは、ステップ7aでソート
された電話帳データベースのうち、最初のレコードを参
照し、ステップ7cに移行する。ステップ7cでは、参
照したレコードのシークレットフラグが「1」であるか
否か判定する。ここで、シークレットフラグが「0」で
ある場合には、ステップ7dに移行し、一方、シークレ
ットフラグが「1」である場合には、ステップ7fに移
行する。
【0071】ステップ7dでは、参照したレコードをL
CD14に表示する。図8は、その表示例を示すもの
で、氏名の他に対応する電話番号や画像データを表示し
て、ステップ7eに移行する。
【0072】ステップ7eでは、操作部25を通じてユ
ーザから、ステップ7dで表示した電話番号を接続先の
電話番号として選択する指示があるか、あるいは当該表
示処理を終了する指示があると、当該表示処理を終了
し、一方、上記以外の指示があった場合には、ステップ
7gに移行する。
【0073】ステップ7fでは、当該マルチメディア通
信端末装置のシークレット機能が解除されているか否か
を判定する。ここで、上記シークレット機能が解除され
ている場合には、上記ステップ7dに移行して、参照し
たレコードの情報を表示する。一方、シークレット機能
が解除されていない場合には、ステップ7gに移行す
る。なお、上記シークレット機能の解除は、当該表示処
理に先立って、予め設定された暗証番号を入力すること
によりなされる。
【0074】ステップ7gでは、ステップ7bにて参照
したレコードの次順のレコードを参照して、ステップ7
cに移行する。
【0075】次に、接続先の選択処理と、その接続先へ
の発呼処理について説明する。図9にそのフローチャー
トを示す。ステップ9aでは、発呼に際し、電話帳メモ
リ11に記憶される電話帳データベースを参照する要求
が、操作部25を通じてユーザからなされたか否かを判
定する。ここで、上記要求がなされた場合には、ステッ
プ9bに移行し、一方上記要求がなされない場合には、
ステップ9fに移行する。
【0076】ステップ9bでは、操作部25を通じたユ
ーザからの要求に応じて、電話帳メモリ11のレコード
を順次読み出して、このレコードの電話番号をLCD1
4に表示し、ステップ9c移行する。
【0077】ステップ9cでは、ユーザが操作部25を
通じて、ステップ9bにて表示した電話番号を選択する
操作がなされたか否かを監視する。ここで、ステップ9
bにて表示した電話番号を選択する操作がなされた場合
には、ステップ9dに移行し、一方、なされない場合に
はステップ9bに移行する。
【0078】一方、ステップ9fでは、主制御部10内
のRAMに記憶されるリダイヤルメモリを参照する要求
が、操作部25を通じてユーザからなされたか否かを判
定する。ここで、上記要求がなされた場合には、ステッ
プ9gに移行し、一方上記要求がなされない場合には、
ステップ9iに移行する。
【0079】ステップ9gでは、操作部25を通じたユ
ーザからの要求に応じて、上記リダイヤルメモリに記憶
される電話番号データを順次読み出してLCD14に表
示し、ステップ9h移行する。
【0080】ステップ9hでは、ユーザが操作部25を
通じて、ステップ9gにて表示した電話番号を選択する
操作がなされたか否かを監視する。ここで、ステップ9
gにて表示した電話番号を選択する操作がなされた場合
には、ステップ9dに移行し、一方、上記操作がなされ
ない場合にはステップ9gに移行する。
【0081】ステップ9iでは、接続先の電話番号の入
力を、操作部25を通じてユーザより受け付け、ステッ
プ9dに移行する。
【0082】ステップ9dでは、ステップ9cにて選択
された電話番号、ステップ9hにて選択された電話番
号、あるいはステップ9iにて入力された電話番号に対
応するレコードを、電話帳メモリ11より読み出して、
上記電話番号に対応する端末種別番号および発信者情報
通知フラグを参照し、ステップ9eに移行する。
【0083】ステップ9eでは、主制御部10のROM
に記憶されるプロトコルp1〜p3のうち、ステップ9
dにて参照した端末種別番号に対応するプロトコルを選
択し、この選択したプロトコルにしたがって発呼を行
う。
【0084】なお、上記発呼に際し、自己を識別する情
報を接続先に通知するか否かは、電話帳メモリ11を参
照して上記接続先に対応する発信者情報通知フラグに応
じて行われる。
【0085】次に、図9のステップ9eにて選択された
プロトコルp1〜p3にしたがって行われる通信のシー
ケンスについて、それぞれ説明する。はじめに、音声通
信を行うためのプロトコルp1にしたがって通信を行な
った場合のシーケンスについて、図10を参照して説明
する。
【0086】まず、自端末は、発信端末として呼設定メ
ッセージを接続先端末に対して送信して発呼を行う。こ
の際、上記呼設定メッセージを通じて、自己の伝達能力
として音声通信が可能である旨を通知する。
【0087】これに対して、接続先端末は、上記呼設定
メッセージを受信すると、これを認識して、呼設定受付
メッセージを自端末に送信した後、リンガ鳴動やバイブ
レータ振動、発光ダイオードの点滅などによりユーザに
着呼の発生を報知し、呼出メッセージを自端末に向け送
信する。
【0088】その後、接続先端末において、ユーザがオ
フフック操作して音声通信の応答操作を行うと、接続先
端末は、応答メッセージのユーザ間情報通知フィールド
に、自己の端末種別を示す情報や自己の通信能力として
音声通信が可能である旨の情報を挿入して、この応答メ
ッセージを発信端末である自端末に向け送信する。
【0089】これに対して、自端末は上記応答メッセー
ジを受信して、接続先端末が音声通信が可能であること
を確認すると、自端末は応答確認メッセージを接続先端
末に向け送信し、音声通話が開始される。
【0090】また、この際、自端末は、接続先端末より
ユーザ間情報通知フィールドを通じて受信した接続先端
末の種別を示す情報に基づいて、電話帳メモリ11の電
話帳データベースの更新処理を実行する。なお、詳細に
ついては後述する。
【0091】やがて、音声通話の終了に伴って、両端末
のうちいずれか一方(図10では接続先端末)にてオン
フック操作され、通信リンクが切断されると、残る一方
の端末が回線を解放し、通信が終了する。
【0092】次に、マルチメディア通信を行うためのプ
ロトコルp2にしたがって通信を行なった場合のシーケ
ンスについて、図11を参照して説明する。
【0093】まず、自端末は、発信端末として呼設定メ
ッセージを接続先端末に対して送信して発呼を行う。こ
の際、上記呼設定メッセージを通じて、自己の伝達能力
としてITU−T標準であるH.324/H.245に
準拠したマルチメディア通信が可能である旨を通知す
る。
【0094】これに対して、接続先端末は、上記呼設定
メッセージを受信すると、これを認識して、呼設定受付
メッセージを自端末に送信した後、リンガ鳴動やバイブ
レータ振動、発光ダイオードの点滅などによりユーザに
着呼の発生を報知し、そして呼出メッセージを自端末に
向け送信する。
【0095】その後、接続先端末において、ユーザがオ
フフック操作してマルチメディア通信の応答操作を行う
と、接続先端末は、応答メッセージのユーザ間情報通知
フィールドに、自己の端末種別を示す情報や、自己の通
信能力として、ITU−T標準であるH.324/H.
245に準拠したマルチメディア通信が可能である旨の
情報を挿入して、この応答メッセージを発信端末である
自端末に向け送信する。
【0096】これに対して、自端末は上記応答メッセー
ジを受信して、接続先端末がマルチメディア通信が可能
であることを確認すると、自端末は応答確認メッセージ
を接続先端末に向け送信し、マルチメディア通話が開始
される。
【0097】また、この際、自端末は、接続先端末より
ユーザ間情報通知フィールドを通じて受信した接続先端
末の種別を示す情報に基づいて、電話帳メモリ11の電
話帳データベースの更新処理を実行する。なお、詳細に
ついては後述する。
【0098】なお、このマルチメディア通信では、音声
データについては通常の制御を行い、一方、映像データ
については、電話帳メモリ11を参照して、接続先端末
に対応する送信/受信可否フラグに基づいて送受信を行
う。
【0099】すなわち、送信/受信可否フラグにて、映
像データの送信が許可されていない場合には、前述の多
重分離部17で符号化音声データのみを伝送データとし
て同期バス29を介してPHS回線インタフェース部1
8に与える。
【0100】また、送信/受信可否フラグにて、映像デ
ータの受信が許可されていない場合には、多重分離部1
7は分離した伝送データのうち、符号化音声データのみ
を取り出して、音声コーデック20に入力する。
【0101】やがて、マルチメディア通話の終了に伴っ
て、両端末のうちいずれか一方(図11では接続先端
末)にてオンフック操作がなされると、両端末間で終了
のネゴシエーションが行われた後、通信リンクが切断/
解放され、通信が終了する。
【0102】次に、音声通信を行った後にマルチメディ
ア通信に切り替え可能なプロトコルp3にしたがって通
信を行なった場合のシーケンスについて、図12を参照
して説明する。
【0103】まず、自端末は、発信端末として呼設定メ
ッセージを接続先端末に対して送信して発呼を行う。こ
の際、上記呼設定メッセージを通じて、自己の伝達能力
として非制限ディジタル通信モードによる音声モードが
可能である旨を通知する。
【0104】これに対して、接続先端末は、上記呼設定
メッセージを受信すると、これを認識して、リンガ鳴動
やバイブレータ振動、発光ダイオードの点滅などにより
ユーザに着呼の発生を報知し、呼設定受付メッセージ
と、呼出メッセージを順次自端末に向け送信する。
【0105】その後、接続先端末において、ユーザがオ
フフック操作して音声通信の応答操作を行うと、接続先
端末は、応答メッセージのユーザ間情報通知フィールド
に、自己の端末種別を示す情報や、自己の通信能力とし
て、伝達能力を非制限ディジタル通信モードとし、なお
かつ音声モードの際の音声符号化方式による通信が可能
である旨の情報を挿入して、この応答メッセージを発信
端末である自端末に向け送信する。
【0106】これに対して、自端末は、接続先端末と同
等の通信が自己において可能であるか否か判断し、その
判断結果を示す通信種別情報を、応答確認メッセージの
ユーザ間情報通信フィールドに挿入して、この応答確認
メッセージを接続先端末に向け送信する。
【0107】ここで、自端末と接続先端末とが共に、伝
達能力を非制限ディジタル通信モードとし、なおかつ音
声モードの際の音声符号化方式による通信が可能である
場合には、上記符号化方式に従った音声通話が行なわれ
る。
【0108】また、この際、自端末は、接続先端末より
ユーザ間情報通知フィールドを通じて受信した接続先端
末の種別を示す情報に基づいて、電話帳メモリ11の電
話帳データベースの更新処理を実行する。なお、詳細に
ついては後述する。
【0109】そしてその後、一方の端末(図12では、
接続先端末)がマルチメディア通信を行なうために、伝
達能力の設定を行うと、これに対して他方(図12で
は、自端末)はマルチメディア通信が可能であると、上
記設定を受け付け、両者の間でITU−T標準である
H.324/H.245に準拠したマルチメディア通信
のためのネゴシエーションが開始され、映像と音声によ
るマルチメディア通話がなされる。
【0110】なお、このマルチメディア通信では、プロ
トコルp2の時と同様に、音声データについては通常の
制御を行い、一方、映像データについては、電話帳メモ
リ11を参照して、接続先端末に対応する送信/受信可
否フラグに基づいて送受信を行う。
【0111】すなわち、送信/受信可否フラグにて、映
像データの送信が許可されていない場合には、前述の多
重分離部17で符号化音声データのみを伝送データとし
て同期バス29を介してPHS回線インタフェース部1
8に与える。
【0112】また、送信/受信可否フラグにて、映像デ
ータの受信が許可されていない場合には、多重分離部1
7は分離した伝送データのうち、符号化音声データのみ
を取り出して、音声コーデック20に入力する。
【0113】やがて、通話の終了に伴って、両端末のう
ちいずれか一方(図12では接続先端末)にてオンフッ
ク操作がなされると、両端末間で終了のネゴシエーショ
ンが行われた後、通信リンクが切断/解放され、通信が
終了する。
【0114】次に、通信中に行われる電話帳データベー
スの更新処理について説明する。図13にそのフローチ
ャートを示す。通信リンクが確立して、音声通信やマル
チメディア通信が開始されると、ステップ13aにおい
て、接続先端末の電話番号に対応して蓄積される端末種
別番号が、不明のために「16」が電話帳メモリ11に
記録されているか否か判定する。
【0115】ここで、上記端末種別番号として「16」
が記録されている場合には、ステップ13cに移行し、
一方、「16」以外の端末種別番号が記録されている場
合には、ステップ13bに移行する。
【0116】ステップ13bでは、呼設定時に接続先端
末よりユーザ間情報通知フィールドを通じて通知された
情報と、電話帳メモリ11の電話帳データベースに記録
されている情報とが、一致するか否か判定する。ここ
で、一致する場合には、当該処理を終了し、一方、一致
しない場合には、ステップ13cに移行する。
【0117】ステップ13cでは、呼設定時に接続先端
末よりユーザ間情報通知フィールドを通じて通知された
情報に基づいて、これに対応する端末種別番号を求め、
この端末種別番号を上記接続先端末の電話番号に対応さ
せて電話帳メモリ11に記録することにより、電話帳デ
ータベースの更新を行い、当該処理を終了する。
【0118】次に、電話帳メモリ11に記憶される電話
帳データの登録動作について説明する。図14にそのフ
ローチャートを示す。まず、ステップ14aでは、ユー
ザが操作部25のテンキーを操作して、接続先の電話番
号を入力して、LCD14に登録したい電話番号を表示
させる。なお、リダイヤル情報の電話番号や着信通知に
て電話番号を表示させてもよい。
【0119】続いて、ステップ14bでは、ユーザが操
作部25のテンキーを操作して、上記電話番号に対応さ
せる名前を、ひらがな、カタカナ、英数字などにより入
力する。
【0120】そして、ステップ14cでは、ユーザが操
作部25のテンキーを操作して、上記電話番号に対応さ
せる画像データを、予め主制御部10のRAMの登録用
画像蓄積領域に記憶しておいた画像データやアイコンを
読み出して、選択および決定する。なお、上記登録用画
像蓄積領域への画像データの蓄積については後述する。
【0121】続いて、ステップ14dでは、端末の種別
を示す情報がLCD14にメニューとなって表示され、
ユーザが操作部25のテンキーを操作して、上記電話番
号に対応する端末種別番号を選択する。
【0122】そして、ステップ14eでは、LCD14
に、図16に示すような表示がなされ、ユーザに上記電
話番号をシークレット情報とするか問う。ここで、ユー
ザが操作部25のテンキーを操作して、シークレット決
定の指示がなされるとシークレットフラグとして「1」
が選択され、シークレット拒否の指示がなされるとシー
クレットフラグとして「0」が選択される。
【0123】続いて、ステップ14fでは、電話帳メモ
リ11に、新たなレコードを記憶するエリアがあるか否
かを判定する。ここで、空きエリアがある場合には、ス
テップ14gに移行して、ステップ14aからステップ
14eまででユーザより入力された情報を1つにレコー
ドとして電話帳メモリ12に登録し、当該処理を終了す
る。一方、空きエリアがない場合には、この旨をユーザ
に通知し、当該処理を終了する。
【0124】なお、上述のステップ14aからステップ
14eまででユーザより入力された情報は、必ずしもす
べて入力する必要はない。また、電話帳メモリ12に登
録したレコードは、後に呼び出して、情報の追加、修正
および消去することも可能である。
【0125】次に、通信相手の画像データが、通信相手
の電話帳データに対応づけられて蓄積されていない場合
に、上記画像データを蓄積する処理動作について説明す
る。なお、この処理は、通信相手とマルチメディア通信
中に行われる。図15に、そのフローチャートを示す。
【0126】まずステップ15aでは、ユーザの操作部
25の「取込み」ボタンの操作に応動して、通信相手か
ら受信した画像データのうち、1フレーム分を一時的に
主制御部10のRAMの指定領域に取り込む。
【0127】そして、ステップ15bでは、ステップ1
5aにて取り込んだ画像データを、カメラ部15にて撮
像した画像の一部に組み込んで、通信相手に送信する。
なお、通信相手に送られる取り込んだ画像には、電話帳
登録用画像とする旨を示すマーカが付与されている。こ
のマーカ付きの画像を受信した通信相手の端末では、表
示部に例えば図17に示すような表示がなされる。
【0128】つづいて、ステップ15cでは、通信相手
からの応答を待機する。ここで、通信相手より許可する
旨の応答があった場合には、ステップ15dに移行し、
一方、不許可の旨の応答があった場合には、ステップ1
5eに移行する。
【0129】ステップ15dでは、主制御部10のRA
Mの指定領域に取り込んだ画像データを電話帳メモリ1
1の登録用画像蓄積領域に蓄積し、そしてこの蓄積した
メモリのアドレスを通信相手の電話番号に対応づけて記
録し、当該処理を終了する。一方、ステップ15eで
は、主制御部10のRAMの指定領域に取り込んだ画像
データを消去し、当該処理を終了する。
【0130】以上のように、上記構成のマルチメディア
通信端末装置では、接続先の端末の種別を、電話帳デー
タベースの接続先の電話番号に対応させて電話帳メモリ
11に記録しておき、この接続先の端末の種別に応じた
プロトコルにしたがって接続を行うようにしている。
【0131】したがって、上記構成のマルチメディア通
信端末装置によれば、所望の通信に適した接続手順で通
信が開始できるので、不必要な接続手順を省略して交換
局の負担を軽減し、所望の通信を迅速に開始することが
できる。
【0132】また、上記構成のマルチメディア通信端末
装置では、電話帳メモリ11の電話番号毎に、映像デー
タの送信および受信を許可するか否かの情報(送信/受
信可否フラグ)をそれぞれ記憶しておき、マルチメディ
ア通信を行なう場合に、上記情報に応じて映像データの
送受信を行うようにしている。このため、上記構成のマ
ルチメディア通信端末装置によれば、映像データの送信
と受信の可否を、通信相手に応じて個々に設定すること
ができるので、例えば音声については送受信し、映像に
ついては受信のみを行うといったことが可能となる。
【0133】さらに、上記構成のマルチメディア通信端
末装置では、電話帳メモリ11の電話番号毎に、発信者
情報の通知を行うか否かの情報(発信者情報通知フラ
グ)を記憶しておき、この情報に応じて発信者情報の送
信を行うようにしている。このため、上記構成のマルチ
メディア通信端末装置によれば、発信者情報の通知を、
通信相手に応じて個々に設定することができる。
【0134】さらにまた、上記構成のマルチメディア通
信端末装置では、通信相手より取り込んだ画像を、一旦
通信相手に再送して、自装置に登録してもよいかを確認
した後、電話帳データとして登録し、もし通信相手に上
記登録を拒否された場合には、通信相手より取り込んだ
画像の代わりに、通信相手がマルチメディア通信端末で
あることを示す画像データを電話帳データに登録するよ
うにしている。
【0135】このため、上記構成のマルチメディア通信
端末装置によれば、通信相手より取得した画像データを
電話帳データとして登録することの可否を、通信相手側
で選択できることができるので、プライバシーや肖像権
の侵害などの問題を回避できるとともに、通信相手が取
り込んだ画像データの登録を拒否した場合でも、電話帳
データを参照することにより、通信相手がマルチメディ
ア通信可能な通信端末装置であることが分かる。
【0136】尚、この発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば、上記実施の形態では、通信種
別情報を呼設定時のユーザ間情報で通知することによ
り、通信相手に報知するものとしたが、これに代わって
例えば、伝達能力、サブアドレス、着番号、発番号など
を用いて通信種別情報を伝送するようにしてもよい。
【0137】また、上記実施の形態では、対応させるプ
ロトコルの区分として、電話型通信サービス対応端末
か、マルチメディア通信サービス対応端末かで区分する
ようにしたが、この他、データ通信サービス対応端末な
どで区分するようにしてもよい。このデータ通信サービ
ス対応端末に対する呼接続のプロトコルとしては、非制
限ベアラ通信を行うプロトコルを適用する。さらには、
伝送データの種類ではなく、通信速度といった端末の通
信能力を示す他の指標で区分するようにしてもよい。
【0138】なお、通信速度によって区分する場合に
は、上記実施例のように、アナログ電話機、ISDN電
話機、アナログ携帯電話機、デジタル携帯電話機、PH
S端末などといった端末の種別に基づいて、区分するこ
ともできる。
【0139】さらに、自端末装置と接続先との間の通信
経路上において、ところにより通信速度が異なる場合に
は、接続先の電話番号に対応させて上記通信経路上の最
低の通信速度を電話帳メモリ11に通信能力として記憶
するようにしておく。
【0140】例えば、無線網から高速な有線網上の端末
に接続するような場合には、有線網よりも低速である無
線網の通信速度を、接続先の電話番号に対応させて記憶
するようにする。
【0141】そして、上記接続先と通信を行なう場合に
は、電話帳メモリ11を参照し、上記通信速度で通信を
行なうようにする。これによれば、一旦、無線網の通信
速度よりも高速な有線網の通信速度で通信を開始した
後、結局無線網の通信速度に切り換えるといった手順が
不要となり、はじめから無線網の通信速度で通信が開始
できるため、交換局への負担が軽減できると共に、迅速
に通信を開始できる。
【0142】また、上記実施の形態では、画像データの
蓄積処理動作について、図15に示したフローチャート
にしたがうものとして説明したが、これ以外のフローで
処理を行うようにしてもよい。
【0143】例えば、当該マルチメディア通信端末装置
毎に、予め通信相手の端末に電話帳データとして登録す
るための画像データを蓄積しておき、通信相手より電話
帳データへの画像データの登録要求があった場合に、上
記画像データを送信し、通信相手がこの画像データを電
話帳データに登録するようにする。
【0144】このような登録処理によれば、登録される
側の者は、予め登録されてもよい画像データを登録用と
して通信相手に送信することになるため、プライバシー
や肖像権の侵害などの問題を回避できる。
【0145】さらにまた、上記実施形態では、通信が開
始された場合に、電話帳メモリ11の電話帳データベー
スの更新処理を行うものとして説明したが、発呼及び着
呼の際に、随時電話帳メモリ11の電話帳データベース
を検索し、通信相手から取得した端末の種別情報が、上
記電話帳データベースに記憶されるものと異なる場合
に、随時上記取得した情報に更新するようにしてもよ
い。
【0146】その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形を施しても同様に実施可能であることはい
うまでもない。
【0147】
【0148】
【0149】
【0150】
【0151】
【0152】
【0153】
【0154】
【0155】
【0156】
【0157】
【0158】
【発明の効果】以上述べたように、この発明では、通信
相手から受信した映像データを、通信相手に蓄積しても
良いかを問い合わせ、蓄積を許可する旨の応答があった
場合に、通信相手から受信した映像データを記録するよ
うにしている。
【0159】したがって、この発明によれば、通信相手
のプライバシーや肖像権を侵害することなく、通信相手
から取り込んだ画像を電話帳データとして蓄積すること
が可能なマルチメディア通信端末装置およびマルチメデ
ィア通信システムを提供できる。
【0160】さらにまた、この発明では、通信相手から
受信した映像データの蓄積を、通信相手に拒否された場
合に、上記映像データに代わって、上記通信相手がマル
チメディア通信端末装置であることを示す所定の画像情
報を記録するようにしている。
【0161】したがって、この発明によれば、通信相手
から受信した映像データの蓄積を拒否された場合であっ
ても、通信相手情報蓄積手段を参照することにより、通
信相手がマルチメディア通信可能な通信端末装置である
ことが分かるマルチメディア通信端末装置およびマルチ
メディア通信システムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わるマルチメディア通信端末装置
の一実施の形態の構成を示す回路ブロック図。
【図2】図1に示したマルチメディア通信端末装置の電
話帳メモリに記憶されるデータを説明するための図。
【図3】図1に示したマルチメディア通信端末装置の電
話帳メモリに記憶されるシークレットフラグを説明する
ための図。
【図4】図1に示したマルチメディア通信端末装置の電
話帳メモリに記憶される端末種別番号と、プロトコルp
1〜p3の対応関係を説明するための図。
【図5】図1に示したマルチメディア通信端末装置の電
話帳メモリに記憶される送信/受信可否フラグを説明す
るための図。
【図6】図1に示したマルチメディア通信端末装置の電
話帳メモリに記憶される発信者情報通知フラグを説明す
るための図。
【図7】図1に示したマルチメディア通信端末装置の電
話帳メモリに記憶されるデータの表示処理を説明するた
めのフローチャート。
【図8】 図1に示したマルチメディア通信端末装置の
LCDの表示例を示す図。
【図9】図1に示したマルチメディア通信端末装置の発
呼動作を説明するためのフローチャート。
【図10】図1に示したマルチメディア通信端末装置が
音声通信を行う場合のシーケンスを示す図。
【図11】図1に示したマルチメディア通信端末装置が
マルチメディア通信を行う場合のシーケンスを示す図。
【図12】図1に示したマルチメディア通信端末装置が
音声通信からマルチメディア通信に切り換えて通信を行
う場合のシーケンスを示す図。
【図13】図1に示したマルチメディア通信端末装置の
通信中に行われる電話帳データベースの更新処理を説明
するためのフローチャート。
【図14】図1に示したマルチメディア通信端末装置の
電話帳メモリに記憶される電話帳データの登録動作を説
明するためのフローチャート。
【図15】図1に示したマルチメディア通信端末装置
が、通信相手の画像データが蓄積されていない場合に、
上記画像データを蓄積する処理動作を説明するためのフ
ローチャート。
【図16】図1に示したマルチメディア通信端末装置が
電話帳メモリに電話帳データを登録する際のLCDの表
示例を示す図。
【図17】図1に示したマルチメディア通信端末装置が
電話帳メモリに電話帳データを登録する際の通信相手の
LCDの表示例を示す図。
【符号の説明】
10…主制御部 11…電話帳メモリ 12…映像コーデック 13…LCDインタフェース部(LCD IF部) 14…液晶表示器(LCD) 15…カメラ部 16…カメラインタフェース部(カメラIF部) 17…多重分離部 18…PHS回線インタフェース部(PHS回線IF
部) 19…アンテナ 20…音声コーデック 21…マイク 22…マイクインタフェース部(マイクIF部) 23…スピーカインタフェース部(スピーカIF部) 24…スピーカ 25…操作部 26…操作入力制御回路部 27…主バス 28,29,30…同期バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 好広 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株式会社東芝日野工場内 (72)発明者 新井 康記 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会 社東芝柳町工場内 (56)参考文献 特開 平3−41888(JP,A) 特開 平8−242307(JP,A) 特開 平4−372293(JP,A) 特開 平8−294101(JP,A) 特開 平4−150447(JP,A) 特開 平6−268772(JP,A) 特開 平9−252318(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04M 11/00 303

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声と映像による通信が可能なマルチメ
    ディア通信端末装置において、 前記マルチメディア通信端末装置と通信相手を識別する
    第1の情報と第2の映像情報とを対応させて蓄積する通
    信相手情報蓄積手段と、 マルチメディア通信に対応する端末の通信相手から受信
    した映像情報を前記第2の映像情報として蓄積すること
    の可否を、前記通信相手に問い合わせる画像蓄積可否問
    い合わせ手段と、 この画像蓄積可否問い合わせ手段の問い合わせに対する
    応答が許可する旨であった場合に、前記通信相手情報蓄
    積手段に前記第2の映像情報を蓄積する画像情報記録手
    段とを具備することを特徴としたマルチメディア通信端
    末装置。
  2. 【請求項2】 前記応答が拒否する旨であった場合に
    は、前記通信相手情報蓄積手段に前記通信相手がマルチ
    メディア通信に対応する端末であることを示す所定の画
    像情報を蓄積する画像情報記録手段を備えることを特徴
    とした請求項1に記載のマルチメディア通信端末装置。
  3. 【請求項3】 前記通信相手の画像情報が前記通信相手
    情報蓄積手段に蓄積されているか否かを検出する画像情
    報蓄積検出手段をさらに備え、 前記画像蓄積可否問い合わせ手段は、前記画像情報蓄積
    検出手段が、前記通信相手の画像情報が蓄積されていな
    いことを検出した場合に、前記通信相手から受信した画
    像情報を前記第2の映像情報として蓄積することの可否
    を前記通信相手に問い合わせることを特徴とした請求項
    1に記載のマルチメディア通信端末装置。
  4. 【請求項4】 前記画像情報に対応する画像データを蓄
    積する画像データ蓄積手段を備え、 前記通信相手情報蓄積手段は、前記画像データ蓄積手段
    に蓄積される画像データの位置を示す情報を、前記画像
    情報として蓄積することを特徴とした請求項1に記載の
    マルチメディア通信端末装置。
  5. 【請求項5】 自己が送出した映像情報の蓄積の可否に
    関して、通信相手であるマルチメディア通信に対応する
    端末から問い合わせがあった場合に、この問い合わせに
    対して応答する応答手段を備えることを特徴とした請求
    項1に記載のマルチメディア通信端末装置。
  6. 【請求項6】 第1および第2のマルチメディア通信端
    末装置間で音声と映像による通信を行うことが可能なマ
    ルチメディア通信システムにおいて、 第1のマルチメディア通信端末装置は、第2のマルチメ
    ディア通信端末装置からの映像情報の蓄積の可否に関す
    る前記第2のマルチメディア通信端末装置からの問い合
    わせに、応答する応答手段を備え、 前記第2のマルチメディア通信端末装置は、 通信相手を識別する情報と画像情報とを対応させて蓄積
    する通信相手情報蓄積手段と、 マルチメディア通信に対応する端末である通信相手から
    受信した映像情報を前記画像情報として蓄積することの
    可否を、前記通信相手に問い合わせる画像蓄積可否問い
    合わせ手段と、 この画像蓄積可否問い合わせ手段の問い合わせに対する
    応答が許可する旨であった場合には、前記通信相手情報
    蓄積手段に前記画像情報を蓄積する画像情報記録手段と
    を具備することを特徴としたマルチメディア通信システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記応答が拒否する旨であった場合に
    は、前記通信相手情報蓄積手段に前記通信相手がマルチ
    メディア通信に対応する端末であることを示す所定の画
    像情報を蓄積する画像情報記録手段を備えることを特徴
    とした請求項6に記載のマルチメディア通信システム。
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