JPH06101770B2 - Isdn複合端末 - Google Patents

Isdn複合端末

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JPH06101770B2
JPH06101770B2 JP14330188A JP14330188A JPH06101770B2 JP H06101770 B2 JPH06101770 B2 JP H06101770B2 JP 14330188 A JP14330188 A JP 14330188A JP 14330188 A JP14330188 A JP 14330188A JP H06101770 B2 JPH06101770 B2 JP H06101770B2
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【発明の詳細な説明】 〔目次〕 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第12図〜第14図) 発明が解決しようとする課題(第15図) 課題を解決するための手段(第1図) 作用(第2図〜第5図) 実施例(第6図〜第11図) 発明の効果 〔概要〕 複合端末と既存の単純端末との相互接続を可能にしたIS
DN複合端末に関し、 複合端末と複合端末以外の端末とを相互に接続可能であ
るとともに、複合端末相互の接続か複合端末と複合端末
以外の端末との相互接続かを使用者に通知し得る端末を
提供することを目的とし、 複数のメディアによる通信機能を有するISDNの複合端末
において、メディアごとに呼設定要求を行う呼設定手段
と、ISDN複合端末からの応答か既存端末からの応答かを
識別して表示する応答識別表示手段と、複数メディアの
発信要求時にいずれかの呼の接続が不可能なときは、複
合サービスから単独サービスに移行するサービス移行手
段とを発端末の機能として備えるとともに、ISDN複合端
末からの着信か既存端末からの着信かを識別して表示す
る着信識別表示手段と、複数メディアの着信要求時にい
ずれかの既存端末が呼に応答したときは複合サービスの
着信要求を切断する着信要求切断手段とを着端末の機能
として備えて構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明はISDN(サービス総合ディジタル網)における複
合端末の接続性に係り、特に複合端末と既存の単純端末
との相互接続を可能にしたISDN複合端末に関するもので
ある。
ISDNにおける複数のメディアを1つの端末で処理するこ
とができるような、各種複合端末の研究,開発が進めら
れているが、この際複合端末相互間の接続性については
当然考慮されているが、複合端末以外の既存の単純な端
末が同一加入者宅内に混在した場合の、複合端末と複合
端末以外の端末との相互の接続性については従来あまり
考慮されていない。
しかしながらサービス面からは、ISDNにおける複合端末
と複合端末以外の端末との間において、相互に接続可能
であることが要望される。
〔従来の技術〕
第12図はISDNにおける宅内構成を示したものであって、
ISDNに接続された加入者線(チャネル構成2B+D)に対
して、加入者宅内において網終端装置NTを経て最大8台
の端末T1〜T8を接続可能であることが示されている。こ
こでBは64kb/sの通信チャネル、Dは16kb/sの信号チャ
ネルを示している。そして複合端末を使用する場合に
は、1加入者線にその複合端末を1台だけ接続するよう
に制限を加えて使用する場合が多い。
この場合、同種の複合端末相互間の接続は次のようにし
て行われる。
第13図はISDNにおける同種の複合端末相互の接続を例示
したものであって、ISDNに対してそれぞれ網終端装置NT
1,NT2を介してテレビ電話端末T1,T2が接続されており、
それぞれ加入者番号777-5000,755-1234を有するものと
する。
第14図は第13図の接続における従来の接続シーケンスを
示したものである。
第13図のテレビ電話は音声信号に1つのBチャネル(64
kb/s)を使用し、ビデオ信号に他のBチャネル(64kb/
s)を使用してテレビ電話サービスを行うものである。
このため発信要求時には、音声とビデオでの呼設定を別
々に行い、両方の応答があって始めてテレビ電話(音声
+ビデオ)の通信が可能となる。
第14図において、発端末では音声に対する呼設定(メッ
セージ)−1を着アドレスDA=755-1234、発アドレスOA
=777-5000,伝達能力情報要素BC=音声,高位レイヤ整
合性情報要素HLC=電話として行い、ビデオに対する呼
設定(メッセージ)−2を着アドレスDA=755-1234,伝
達能力情報要素BC=非制限ディジタル,高位レイヤ整合
性情報要素HLC=ビデオとして行う。
これによって局では、着端末に対して呼設定−1をOA=
777-5000,BC=音声,HLC=電話として行うことによって
着端末で呼出しが行われるとともに、着端末から呼出し
(メッセージ)−1が局に送出され、さらに局から呼出
し−1が発端末に返送される。また局から着端末に対し
て呼設定−2をBC=非制限ディジタル,HLC=ビデオとし
て行うことによって、着端末から呼出し(メッセージ)
−2が局に送出され、さらに局から呼出し−2が発端末
に返送される。
着端末で応答すると、着端末からそれぞれの呼出しに対
応する応答(メッセージ)−1,2が局に送出され、局か
ら応答−1,2が発端末に返送されるとともに、局からそ
れぞれの応答に対する応答確認(メッセージ)−1,2が
着端末に送られるので、以後音声+ビデオによるテレビ
電話の通信が可能となる。
〔発明が解決しようとする課題〕
第15図は複合端末を使用する場合の従来の相互接続性を
説明するものであって、ISDNにそれぞれ加入者線を介し
て接続される網終端装置NT1,NT2にそれぞれテレビ電話
からなる端末T1,T2を接続し、網終端装置NT3に通常の電
話からなる端末T3,T4を接続した場合が例示されてい
る。この場合、テレビ電話からなる端末T1,T2は相互に
通信可能であるが、テレビ電話からなる端末T1と電話端
末T3,T4とは相互に通信不可能である。
本発明はこのような従来技術の課題を解決しようとする
ものであって、1加入者線に複合端末と複合端末以外の
端末とからなる複数の端末を混在収容した場合でも複合
端末と複合端末以外の端末とを相互に接続可能にすると
ともに、複合端末相互の接続なのか複合端末と複合端末
以外の端末との相互接続なのかを使用者(ユーザ)に通
知することができるISDN複合端末を提供することを目的
としている。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は第1図にその原理的構成を示すように、複数の
メディアによる通信機能を有するISDNの複合端末におい
て、発端末の機能として呼設定手段1と、応答識別表示
手段3と、サービス移行手段5とを備えるとともに、着
端末の機能として着信識別表示手段2と、着信要求切断
手段4とを備えて構成される。
呼設定手段1は、メディアごとに呼設定要求を行うもの
である。
着信識別表示手段2は、ISDN複合端末からの着信か既存
端末からの着信かを識別して表示するものである。
応答識別表示手段3は、ISDN複合端末からの応答か既存
端末からの応答かを識別して表示するものである。
着信要求切断手段4は、複数メディアの着信要求時にい
ずれかの既存端末が呼に応答したときは複合サービスの
着信要求を切断するものである。
サービス移行手段5は、複数メディアの発信要求時にい
ずれかの呼の接続が不可能なときは、複合サービスから
単独サービスに移行するものである。
〔作用〕
本発明のISDN複合端末は呼設定手段1と、着信識別表示
手段2と、応答識別表示手段3と、着信要求切断手段4
と、サービス移行手段5とを備えることによって、所望
の接続処理を行う。
呼設定手段1においては、メディアごとに呼設定要求を
行う。第2図は呼設定手段1を示したものである。
発端末において呼設定要求が発生すると、まずメディア
は何であるかが判断される。メディアが音声とビデオで
あったときは、音声に対しては呼設定メッセージの伝達
能力情報要素BC,低位レイヤ整合性情報要素LLC,高位レ
イヤ整合性情報要素HLCに電話対応の値を設定し、ビデ
オに対しては呼設定メッセージの伝達能力情報要素BC,
低位レイヤ整合性情報要素LLC,高位レイヤ整合性情報要
素HLCにビデオ対応の値を設定して、呼設定メッセージ
を送出する。
着信識別表示手段2においては、ISDN複合端末からの着
信か既存端末からの着信かを識別して表示する。第3図
は着信識別表示手段2を示したものである。
音声の場合、着端末において発番号と電話である旨を情
報要素に表示した局からの呼設定メッセージを受ける
と、着信可か不可かを判断する。不可のときはその旨の
メッセージを返して空きに移行するが、着信可のときは
単独サービス用の呼出し音を鳴動し、電話サービスであ
ることを表示したのち、発番号と電話である旨を情報要
素に表示した複合サービスであることを示す内部メッセ
ージを発生して、呼出し中となる。
ビデオの場合も同様に着端末において発番号とビデオで
ある旨を情報要素に表示した局からの呼設定メッセージ
を受けると、着信可か不可かを判断する。不可のときは
その旨のメッセージを返して空きに移行するが、着信可
のときはビデオサービスであることを表示したのち、発
番号とビデオである旨を情報要素に表示した複合サービ
スであることを示す内部メッセージを発生して、呼出し
中となる。
いま音声の呼設定メッセージが先に到着して呼出し中に
なっていたときに、ビデオ側の複合サービスであること
を示す内部メッセージを受信すると発番号の一致を検査
し、一致したときはビデオであるか否かを見て、ビデオ
であったときは複合サービス用の呼出し音を鳴動して呼
出し中に戻る。
同様にビデオの呼設定メッセージが先に到着して呼出し
中になっていたときに、音声側の複合サービスであるこ
とを示す内部メッセージを受信すると発番号の一致を検
査し、一致したときは音声であるか否かを見て、音声で
あったときは複合サービス用の呼出し音を鳴動して呼出
し中に戻る。
そして応答要求の内部メッセージを受けたとき、応答メ
ッセージを局へ返して応答状態となり、応答確認メッセ
ージを局から受けたとき通信中の状態に移行する。
応答識別表示手段3においては、ISDN複合端末からの応
答か既存端末からの応答かを識別して表示する。第4図
は応答識別表示手段3とサービス移行手段5とを示した
ものである。
音声の場合、発端末において空き状態から呼設定メッセ
ージを局へ送出して発呼状態となり、呼設定受付メッセ
ージを局から受けると、発呼受付状態になる。さらに局
から呼出しメッセージを受けると呼出通知状態となる。
ここで発端末は局から応答メッセージを受けると、応答
確認メッセージを局へ送出し、これによって発端末では
電話サービス用の表示を行うとともに、音声であること
を情報要素に表示した複合サービスの内部メッセージを
送出して通信中となる。
ビデオの場合も同様に、発端末において空き状態から呼
設定メッセージを局へ送出して発呼状態となり、呼設定
受付メッセージを局から受けると発呼受付状態になる。
さらに局から呼出しメッセージを受けると呼出通知状態
となる。ここで発端末は局から応答メッセージを受ける
と、応答確認メッセージを局へ送出し、これによって発
端末ではビデオサービス用の表示を行うとともに、ビデ
オであることを情報要素に表示した内部メッセージを送
出して通信中となる。
いま音声の通信中になっていたときにビデオ側の複合サ
ービスであることを示す内部メッセージを受信すると、
ビデオであるか否かを見てビデオであったときは複合サ
ービス用の表示をして通信中に戻る。
同様にビデオの通信中になっていたときに音声側の複合
サービスであることを示す内部メッセージを受信する
と、音声であるか否かを見て音声であったときは複合サ
ービス用の表示をして通信中に戻る。
着信要求切断手段4においては、複数メディアの着信要
求時にいずれかの既存端末が呼に応答したときは複合サ
ービスの着信要求を切断する。
第5図は着信要求切断手段4を示したものである。
例えばテレビ電話端末からの着信要求によって複合サー
ビスの呼出し状態となり、他の電話端末の応答によって
局から音声呼に関する解放完了メッセージを受けると、
テレビ電話端末の電話側では情報要素に表示された理由
が#26すなわち選択されないユーザの切断復旧であった
ときは、複合サービス切断の内部メッセージを送出して
空き状態となる。
テレビ電話端末のビデオ側では複合サービス切断の内部
メッセージを受けると、ビデオ呼に対する切断メッセー
ジを局へ送出して切断要求状態となる。この状態で局か
ら解放メッセージを受けると解放完了メッセージを局に
返して空き状態となる。
サービス移行手段5においては、複数メディアの発信要
求時にいずれかの呼の接続が不可能なときは、複合サー
ビスから単独サービスに移行する。サービス移行手段5
は第4図に示されている。
例えばテレビ電話端末の発信要求時、ビデオの呼設定に
対する局からの切断メッセージを受けると、テレビ電話
端末ではビデオに対する解放メッセージを局へ送出して
解放要求状態となり、局からの解放完了メッセージを受
けたとき空き状態となる。
〔実施例〕
第6図は本発明の一実施例におけるISDN複合端末の構成
を示したものであって、テレビ電話の場合を例示し、11
はDチャネルプロトコル処理部であって、レイヤ1処理
部111,レイヤ2処理部112,レイヤ3処理部113からな
っている。レイヤ1処理部111には、コーディック12を
経てハンドセット13が接続され、画像処理装置14を経て
カメラ/受像装置15が接続されている。またレイヤ2処
理部112,レイヤ3処理部113には中央処理装置(CPU)1
6が接続され、CPU16にはバス17を介して表示装置(CR
T)18,メモリ19,キーパッド20,表示燈(LED)21が接続
されている。またDチャネルプロトコル処理部11には加
入者線22が接続されている。
Dチャネルプロトコル処理部11は階層化された構成を有
し、レイヤ1処理部111は物理,電気的特性を規定し、
レイヤ2処理部112はデータリンクの制御を行い、レイ
ヤ3処理部113はネットワークの呼制御を実行する。
Dチャネルプロトコル処理部11は加入者線を介して局と
の間においてテレビ電話の2B+Dの信号を送受する。音
声信号はBチャネルの信号によってコーディック12と接
続され、コーディック12は例えばCCITT勧告番号G.711の
手順によってハンドセット12との間において音声信号を
送受する。ビデオ信号は他のBチャネルの信号によって
画像処理装置14と接続され、画像処理装置14はカメラか
らの画像信号を符号化して送出するとともに、局から受
信したビデオ信号を復号化して受像装置に送出する。
CPU16はメモリ19に蓄えられたプログラムおよびデータ
を利用してレイヤ2処理部112,レイヤ3処理部113の制
御を行い、表示装置18および表示燈21に表示を行い、ま
たキーパッド20を介して所要のデータの入力を受ける。
第7図は本発明の一実施例における複合端末相互間にお
ける接続シーケンスを示したものであってテレビ電話機
相互間における接続時を例示し、第13図および第14図に
示された従来装置の場合と対応している。
第7図の場合、シーケンスは第14図に示された従来の場
合と同様であるが、以下の点において異なっている。ま
ず着端末では複合サービス用の最初の呼設定メッセージ
(図中では電話)を受信して呼出しメッセージを返送す
ると、単独サービス用の呼出し音1を鳴動するととも
に、表示装置18におけるその旨の表示または表示燈21の
点燈(点滅)による表示1によって、単独サービスであ
ることをユーザに通知する。
次に同じ発アドレス(図中では777-5000)を持つ端末か
ら複合サービス用の別の呼設定(図中ではビデオ)を受
信すると、複合サービスであることを判断して呼出し音
1から複合サービス用の呼出し音2に変更する。また表
示も単独サービス用の表示1から複合サービス用の表示
2に変更する。着端末でユーザが応答すると、各呼設定
要求に対する応答(応答−1,応答−2)を返送する。一
方発端末では最初の応答(応答−1)を受信すると単独
サービス用の表示(表示1)を行い、さらに複合サービ
ス用の別の応答(応答−2)を受信すると、複合サービ
ス用の表示(表示2)を行う。
第8図は本発明の一実施例における複合端末と複合端末
以外の端末相互間における接続シーケンスを示したもの
である。また第9図はこの場合の相互接続構成を例示
し、発端末はテレビ電話機であって番号777-5000を有
し、着端末は電話機であって番号766-1234を有するもの
とする。
発端末であるテレビ電話機は複合サービスを要求して2
つの呼設定(呼設定−1,呼設定−2)メッセージを、呼
設定−1に対してDA=766-1234,OA=777-5000,BC=音
声,HLC=電話として送出し、呼設定−2に対してDA=76
6-1234,BC=非制限ディジタル,HLC=ビデオとして送出
する。
局からの呼設定−1(OA=777-5000,BC=音声,HLC=電
話)に対し、着端末である電話機は通信可能なので呼出
しメッセージ(呼出し−1)を返送するが、ビデオの呼
設定要求については通信不可能なので、解放完了メッセ
ージ(解放完了−2)を返送する。局では解放完了−2
を受信するとテレビ電話機に対して切断メッセージ(切
断−2)を送出する。テレビ電話機では切断−2を受信
すると、複合サービスを要求したにも拘わらずビデオの
接続不可であったことを知り、解放メッセージ(解放−
2)を局へ送り、局ではこれに対して解放完了メッセー
ジ(解放完了−2)を送出するので、テレビ電話機は単
独サービス(この場合は電話)に移行する。
電話機の応答によって局を経て応答メッセージ(応答−
1)を受信すると、テレビ電話機は単独サービスの表示
(表示1)を行う。すなわちテレビ画面の表示は行われ
ないことを通知し、電話通信のみが行われるようにす
る。
第10図は本発明の一実施例における複合端末と、複合端
末および複合端末以外の端末相互間における接続シーケ
ンスを示したものである。また第11図はこの場合の相互
接続構成を例示し、発端末はテレビ電話機であって着端
末はテレビ電話機および電話機である場合を示してい
る。
発端末であるテレビ電話機は複合サービスを要求して呼
設定−1,呼設定−2を送出する。局では2つの呼設定メ
ッセージを放送形式で着側のテレビ電話機と電話機へ送
る。テレビ電話機は両呼設定を受け付けることができる
ので、対応する呼出しメッセージ(呼出し−11,呼出し
−21)を返送するが、電話機は電話の呼設定しか受け付
けることができないので、呼出しメッセージ(呼出し−
12)と解放完了メッセージ(解放完了−22)をそれぞれ
返送する。
ここでテレビ電話機が応答すると、テレビ電話機は第7
図と同じシーケンスを行い、電話機は従来と同じ選択さ
れないユーザの切断復旧シーケンスを行う。
一方、電話機が応答するとまず電話のみ通信可能とな
り、呼設定−1に対して呼出し−11を返送しているテレ
ビ電話機に対しては、理由表示に#26すなわち選択され
ないユーザの切断復旧を含む解放完了メッセージ(解放
完了−11)を局から返送する。
従来の複合端末では解放完了−11を受信しても何らの処
理も行わないため、呼設定−2に対するビデオ呼は呼出
状態のままになる。またこの状態でテレビ電話機で応答
するとビデオはテレビ電話機で、音声は電話機でという
ように別々の端末でサービスを受ける状態になるという
現象を生じたが、本発明ではこのような問題を解決する
ために複合サービス用の呼出し音を鳴動している状態で
理由=#26を含む解放完了メッセージを受信した場合に
は、解放された呼(電話)以外の呼(ビデオ呼)を切断
するために切断メッセージ(切断−21)をテレビ電話機
から局に対して送出する。これによって発端末のテレビ
電話機と着端圧のテレビ電話機では、ともにビデオ呼は
切断されて、発端末のテレビ電話機と着端末の電話機間
の電話通信のみが可能となる。この状態で発端末のテレ
ビ電話機は通信中を示す表示(表示1)を行う。
以上の実施例においてはISDN端末としてテレビ電話機の
場合を例示して説明したが、本発明はこの場合に限るも
のでなく、メディアごとに別のBチャネルを使用して複
合サービスを提供し、単独サービス(1つのBチャネル
を使用した単一メディアサービス)も提供可能な各種の
ISDN複合端末に適用できることはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、1本のISDN加入者
線に複数のISDN複合端末および複合端末以外のISDN端末
が混在収容された場合でも、複合端末相互間だけでなく
複合端末と複合端末以外の端末間の相互接続も可能とな
り、接続性を向上することができる。また複合端末にお
いて複合端末相互間の呼か、複合端末以外の端末間の呼
かを識別通知するので、サービス性を向上することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理的構成を示す図、 第2図は呼設定手段を示す図、 第3図は着信識別表示手段を示す図、 第4図は応答識別表示手段とサービス移行手段とを示す
図、 第5図は着信要求切断手段を示す図、 第6図は本発明の一実施例のISDN複合端末の構成を示す
図、 第7図は本発明の一実施例の複合端末相互間における接
続シーケンスを示す図、 第8図は本発明の一実施例の複合端末と複合端末以外の
端末相互間における接続シーケンスを示す図、 第9図は複合端末と複合端末以外の端末との相互接続構
成を例示する図、 第10図は本発明の一実施例の複合端末と、複合端末およ
び複合端末以外の端末相互間における接続シーケンスを
示す図、 第11図は複合端末と、複合端末および複合端末以外の端
末との相互接続構成を例示する図、 第12図はISDNにおける宅内構成を示す図、 第13図はISDNにおける同種の複合端末相互の接続を例示
する図、 第14図は第13図の接続における従来の接続シーケンスを
示す図、 第15図は複合端末を使用する場合の従来の相互接続性を
説明する図である。 11……Dチャネルプロトコル処理部 111……レイヤ1処理部 112……レイヤ2処理部 113……レイヤ3処理部 12……コーディック 13……ハンドセット 14……画像処理装置 15……カメラ/受像装置 16……中央処理装置(CPU) 17……バス 18……表示装置(CRT) 19……メモリ 20……キーパッド 21……表示燈(LED) 22……加入者線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福井 敏正 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 岩渕 英介 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のメディアによる通信機能を有するIS
    DNの複合端末において、 メディアごとに呼設定要求を行う呼設定手段(1)と、 ISDN複合端末からの応答か既存端末からの応答かを識別
    して表示する応答識別表示手段(3)と、 複数メディアの発信要求時にいずれかの呼の接続が不可
    能なときは、複合サービスから単独サービスに移行する
    サービス移行手段(5)とを発端末の機能として備える
    とともに ISDN複合端末からの着信か既存端末からの着信かを識別
    して表示する着信識別表示手段(2)と、 複数メディアの着信要求時にいずれかの既存端末が呼に
    応答したときは複合サービスの着信要求を切断する着信
    要求切断手段(4)とを着端末の機能として備えてなる
    ことを特徴とするISDN複合端末。
JP14330188A 1988-06-10 1988-06-10 Isdn複合端末 Expired - Lifetime JPH06101770B2 (ja)

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