JP2000232680A - 移動通信端末、通信網および利用者認証方法 - Google Patents
移動通信端末、通信網および利用者認証方法Info
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- JP2000232680A JP2000232680A JP11030896A JP3089699A JP2000232680A JP 2000232680 A JP2000232680 A JP 2000232680A JP 11030896 A JP11030896 A JP 11030896A JP 3089699 A JP3089699 A JP 3089699A JP 2000232680 A JP2000232680 A JP 2000232680A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安全確実且つ容易に利用者の認証をすること
ができる移動通信端末、通信網および利用者認証方法を
提供する。 【解決手段】 利用者認証手段に予め１つ以上の移動通
信端末の各々に対する正規の利用者の映像にかかる映像
データを認証データとして認証しておき、１つ以上の移
動通信端末の何れかからの回線接続要求に際して交換機
を介して移動通信端末に対して利用者の映像データの出
力を要求し、利用者認証手段は移動通信端末から供給さ
れる利用者の映像データに基づいて利用者の認証動作を
行う。また、利用者認証手段は、移動通信端末から供給
される利用者の映像データの所定の映像パターンと利用
者認証手段に記憶された認証データの所定の映像パター
ンとが略一致または一致する場合に、移動通信端末から
回線接続要求を行った利用者が利用者認証手段に認証デ
ータの記憶された正規の利用者であると認証する。
ができる移動通信端末、通信網および利用者認証方法を
提供する。 【解決手段】 利用者認証手段に予め１つ以上の移動通
信端末の各々に対する正規の利用者の映像にかかる映像
データを認証データとして認証しておき、１つ以上の移
動通信端末の何れかからの回線接続要求に際して交換機
を介して移動通信端末に対して利用者の映像データの出
力を要求し、利用者認証手段は移動通信端末から供給さ
れる利用者の映像データに基づいて利用者の認証動作を
行う。また、利用者認証手段は、移動通信端末から供給
される利用者の映像データの所定の映像パターンと利用
者認証手段に記憶された認証データの所定の映像パター
ンとが略一致または一致する場合に、移動通信端末から
回線接続要求を行った利用者が利用者認証手段に認証デ
ータの記憶された正規の利用者であると認証する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】この発明は、移動中あるいは
戸外でも通話や情報回線接続が可能である移動通信端
末、通信網および利用者認証方法に関する。
戸外でも通話や情報回線接続が可能である移動通信端
末、通信網および利用者認証方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年、携帯電話やＰＨＳ（Personal Han
dy-phone System：簡易型携帯電話）が目覚ましい普及
を見せている。また、こういった携帯電話やＰＨＳ等を
用いた移動電話回線を介して情報ネットワークに接続
し、電子メールを初めとするディジタルデータを交換す
るケースも増えている。
dy-phone System：簡易型携帯電話）が目覚ましい普及
を見せている。また、こういった携帯電話やＰＨＳ等を
用いた移動電話回線を介して情報ネットワークに接続
し、電子メールを初めとするディジタルデータを交換す
るケースも増えている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、こうした移
動通信端末や移動通信端末と情報端末とを組み合わせた
装置では、電話回線や情報ネットワークへの接続には場
所を選ばない。このため、これらの装置を紛失もしくは
置き忘れたり、あるいは盗難にあった場合には、正規の
加入者以外でも通話が可能であったり、情報ネットワー
クに接続が認められた正規の利用者以外でも、この情報
ネットワークに接続できるという不具合がある。
動通信端末や移動通信端末と情報端末とを組み合わせた
装置では、電話回線や情報ネットワークへの接続には場
所を選ばない。このため、これらの装置を紛失もしくは
置き忘れたり、あるいは盗難にあった場合には、正規の
加入者以外でも通話が可能であったり、情報ネットワー
クに接続が認められた正規の利用者以外でも、この情報
ネットワークに接続できるという不具合がある。
【０００４】そこで、回線接続に際して暗証符号（パス
ワード）を照合するという手法がある。また、一般に情
報ネットワークの接続に際しては、情報ネットワークへ
の接続が認められた正規の利用者であることを認証する
ために、暗証符号の入力を求めるという処理を設けてい
る。
ワード）を照合するという手法がある。また、一般に情
報ネットワークの接続に際しては、情報ネットワークへ
の接続が認められた正規の利用者であることを認証する
ために、暗証符号の入力を求めるという処理を設けてい
る。
【０００５】ところがこの方法では、利用者が認証用の
暗証符号を覚えていなければならない。このため、例え
ば利用者が暗証符号を忘れた場合には、暗証符号の確認
や再設定にかなりの時間を要し、また暗証符号の確認や
再設定が完了するまでの間はサービスを受けられないと
いった不具合がある。
暗証符号を覚えていなければならない。このため、例え
ば利用者が暗証符号を忘れた場合には、暗証符号の確認
や再設定にかなりの時間を要し、また暗証符号の確認や
再設定が完了するまでの間はサービスを受けられないと
いった不具合がある。
【０００６】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、安全確実且つ容易に利用者の認証をすること
ができる移動通信端末、通信網および利用者認証方法を
提供することを目的としている。
たもので、安全確実且つ容易に利用者の認証をすること
ができる移動通信端末、通信網および利用者認証方法を
提供することを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、利用者の映像を撮影する撮像手段と、前記撮像
手段が出力する映像データを所定の形式の通信データに
変換するデータ通信手段と、前記通信データを無線信号
として送受信する無線通信手段とを具備することを特徴
とする。また、請求項２に記載の発明にあっては、請求
項１に記載の移動通信端末では、前記通信データとして
前記無線通信手段から送信するデータを入力および作成
する操作手段と、前記無線通信手段によって前記通信デ
ータとして受信したデータを表示する表示手段とを具備
することを特徴とする。また、請求項３に記載の発明に
あっては、請求項１または請求項２の何れかに記載の移
動通信端末では、前記利用者の音声を電気信号に変換す
るマイクロフォンと、前記利用者に音声情報を報知する
スピーカとを具備し、前記無線通信手段は前記電気信号
を無線信号として送信するとともに受信した無線信号か
ら前記音声情報を取り出すことを特徴とする。また、請
求項４に記載の発明にあっては、利用者の映像を撮影す
る撮像手段と当該撮像手段が出力する映像データを所定
の形式の通信データに変換するデータ通信手段と当該通
信データを無線信号として送受信する無線通信手段とを
有する１つ以上の移動通信端末と、前記通信手段との間
で前記無線信号を送受信する１つ以上の基地局と、前記
１つ以上の基地局との間で回線接続を制御する交換機
と、前記１つ以上の移動通信端末の各々に対する認証デ
ータを記憶する利用者認証手段とを具備することを特徴
とする。また、請求項５に記載の発明にあっては、請求
項４に記載の通信網では、前記利用者認証手段は、前記
１つ以上の移動通信端末の各々が有する前記撮像手段に
よって撮影された正規の利用者の映像にかかる映像デー
タを前記認証データとして記憶することを特徴とする。
また、請求項６に記載の発明にあっては、請求項５に記
載の通信網では、前記交換機は、前記１つ以上の移動通
信端末の何れかから回線接続要求があると当該移動通信
端末に対して利用者の映像データの出力を要求し、前記
利用者認証手段は前記移動通信端末から供給される前記
利用者の映像データに基づいて利用者の認証動作を行
い、前記移動通信端末から回線接続要求を行った利用者
が前記利用者認証手段に前記認証データの記憶された正
規の利用者であると認証された場合に前記交換機は回線
を接続することを特徴とする。また、請求項７に記載の
発明にあっては、請求項５または請求項６の何れかに記
載の通信網では、前記利用者認証手段は、前記移動通信
端末から供給される前記利用者の映像データの所定の映
像パターンと前記利用者認証手段に記憶された認証デー
タの所定の映像パターンとが略一致または一致する場合
に、前記移動通信端末から回線接続要求を行った利用者
が前記利用者認証手段に前記認証データの記憶された正
規の利用者であると認証することを特徴とする。また、
請求項８に記載の発明にあっては、利用者認証手段に予
め１つ以上の移動通信端末の各々に対する正規の利用者
の映像にかかる映像データを認証データとして認証して
おき、前記１つ以上の移動通信端末の何れかからの回線
接続要求に際して交換機を介して当該移動通信端末に対
して利用者の映像データの出力を要求し、前記利用者認
証手段は前記移動通信端末から供給される前記利用者の
映像データに基づいて利用者の認証動作を行うことを特
徴とする。また、請求項９に記載の発明にあっては、請
求項８に記載の利用者認証方法では、前記利用者認証手
段は、前記移動通信端末から供給される前記利用者の映
像データの所定の映像パターンと前記利用者認証手段に
記憶された認証データの所定の映像パターンとが略一致
または一致する場合に、前記移動通信端末から回線接続
要求を行った利用者が前記利用者認証手段に前記認証デ
ータの記憶された正規の利用者であると認証することを
特徴とする。
ために、利用者の映像を撮影する撮像手段と、前記撮像
手段が出力する映像データを所定の形式の通信データに
変換するデータ通信手段と、前記通信データを無線信号
として送受信する無線通信手段とを具備することを特徴
とする。また、請求項２に記載の発明にあっては、請求
項１に記載の移動通信端末では、前記通信データとして
前記無線通信手段から送信するデータを入力および作成
する操作手段と、前記無線通信手段によって前記通信デ
ータとして受信したデータを表示する表示手段とを具備
することを特徴とする。また、請求項３に記載の発明に
あっては、請求項１または請求項２の何れかに記載の移
動通信端末では、前記利用者の音声を電気信号に変換す
るマイクロフォンと、前記利用者に音声情報を報知する
スピーカとを具備し、前記無線通信手段は前記電気信号
を無線信号として送信するとともに受信した無線信号か
ら前記音声情報を取り出すことを特徴とする。また、請
求項４に記載の発明にあっては、利用者の映像を撮影す
る撮像手段と当該撮像手段が出力する映像データを所定
の形式の通信データに変換するデータ通信手段と当該通
信データを無線信号として送受信する無線通信手段とを
有する１つ以上の移動通信端末と、前記通信手段との間
で前記無線信号を送受信する１つ以上の基地局と、前記
１つ以上の基地局との間で回線接続を制御する交換機
と、前記１つ以上の移動通信端末の各々に対する認証デ
ータを記憶する利用者認証手段とを具備することを特徴
とする。また、請求項５に記載の発明にあっては、請求
項４に記載の通信網では、前記利用者認証手段は、前記
１つ以上の移動通信端末の各々が有する前記撮像手段に
よって撮影された正規の利用者の映像にかかる映像デー
タを前記認証データとして記憶することを特徴とする。
また、請求項６に記載の発明にあっては、請求項５に記
載の通信網では、前記交換機は、前記１つ以上の移動通
信端末の何れかから回線接続要求があると当該移動通信
端末に対して利用者の映像データの出力を要求し、前記
利用者認証手段は前記移動通信端末から供給される前記
利用者の映像データに基づいて利用者の認証動作を行
い、前記移動通信端末から回線接続要求を行った利用者
が前記利用者認証手段に前記認証データの記憶された正
規の利用者であると認証された場合に前記交換機は回線
を接続することを特徴とする。また、請求項７に記載の
発明にあっては、請求項５または請求項６の何れかに記
載の通信網では、前記利用者認証手段は、前記移動通信
端末から供給される前記利用者の映像データの所定の映
像パターンと前記利用者認証手段に記憶された認証デー
タの所定の映像パターンとが略一致または一致する場合
に、前記移動通信端末から回線接続要求を行った利用者
が前記利用者認証手段に前記認証データの記憶された正
規の利用者であると認証することを特徴とする。また、
請求項８に記載の発明にあっては、利用者認証手段に予
め１つ以上の移動通信端末の各々に対する正規の利用者
の映像にかかる映像データを認証データとして認証して
おき、前記１つ以上の移動通信端末の何れかからの回線
接続要求に際して交換機を介して当該移動通信端末に対
して利用者の映像データの出力を要求し、前記利用者認
証手段は前記移動通信端末から供給される前記利用者の
映像データに基づいて利用者の認証動作を行うことを特
徴とする。また、請求項９に記載の発明にあっては、請
求項８に記載の利用者認証方法では、前記利用者認証手
段は、前記移動通信端末から供給される前記利用者の映
像データの所定の映像パターンと前記利用者認証手段に
記憶された認証データの所定の映像パターンとが略一致
または一致する場合に、前記移動通信端末から回線接続
要求を行った利用者が前記利用者認証手段に前記認証デ
ータの記憶された正規の利用者であると認証することを
特徴とする。
【０００８】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明に
ついて説明する。図１は、本発明の一実施の形態にかか
る通信網の全体構成を示すブロック図である。図１に示
す構成では、移動電話端末１０−１、１０−２・・・１
０−ｎ（以降、必要に応じて単に移動電話端末１０と称
する）は、最寄りの最も通信状態が良好の基地局２０、
２０・・・を介して交換機３０に接続される。
ついて説明する。図１は、本発明の一実施の形態にかか
る通信網の全体構成を示すブロック図である。図１に示
す構成では、移動電話端末１０−１、１０−２・・・１
０−ｎ（以降、必要に応じて単に移動電話端末１０と称
する）は、最寄りの最も通信状態が良好の基地局２０、
２０・・・を介して交換機３０に接続される。
【０００９】この交換機３０は、ＩＷＦ（Inter Workin
g Function）４０と６４ｋｂｐｓパケットデータ通信で
接続される。またＩＷＦ４０は、ＴＣＰ／ＩＰ（Transm
ission Control Protocol／Internet Protocol）準拠プ
ロトコルでデータを転送するネットワーク５０に接続さ
れる。またネットワーク５０には、認証用サーバ６０が
接続されている。
g Function）４０と６４ｋｂｐｓパケットデータ通信で
接続される。またＩＷＦ４０は、ＴＣＰ／ＩＰ（Transm
ission Control Protocol／Internet Protocol）準拠プ
ロトコルでデータを転送するネットワーク５０に接続さ
れる。またネットワーク５０には、認証用サーバ６０が
接続されている。
【００１０】即ち、ＩＷＦ４０は６４ｋパケット通信で
送受信される移動電話端末１０のデータを、ＴＣＰ／Ｉ
Ｐに変換し、ネットワーク５０を介して認証用サーバ６
０に接続する。
送受信される移動電話端末１０のデータを、ＴＣＰ／Ｉ
Ｐに変換し、ネットワーク５０を介して認証用サーバ６
０に接続する。
【００１１】図２は、本実施の形態に適用される移動電
話端末１０の構成例を示すブロック図である。図２にお
いて、１２は無線回路部であり、アンテナ１１を介して
上述の基地局２０、２０・・・の何れかと無線通信回線
が接続される。
話端末１０の構成例を示すブロック図である。図２にお
いて、１２は無線回路部であり、アンテナ１１を介して
上述の基地局２０、２０・・・の何れかと無線通信回線
が接続される。
【００１２】この無線回路部１２には変調回路や検波回
路等が含まれるとともに、通話相手の音声信号を出力す
るスピーカ１３と利用者の音声信号を電気信号に変換す
るマイクロフォン１９ならびに通信を制御する制御部１
４とが接続され、通常の音声の通話が可能な他、音声以
外のデータの通信が可能となっている。
路等が含まれるとともに、通話相手の音声信号を出力す
るスピーカ１３と利用者の音声信号を電気信号に変換す
るマイクロフォン１９ならびに通信を制御する制御部１
４とが接続され、通常の音声の通話が可能な他、音声以
外のデータの通信が可能となっている。
【００１３】制御部１４には表示パネル１５とデータ通
信部１７、そして操作パネル１８とが接続されている。
操作パネル１８は複数の操作キー等からなり、発信の際
の通話先の番号入力を始め、利用者が各種設定操作を行
うものである。
信部１７、そして操作パネル１８とが接続されている。
操作パネル１８は複数の操作キー等からなり、発信の際
の通話先の番号入力を始め、利用者が各種設定操作を行
うものである。
【００１４】表示パネル１５は一例として液晶表示器等
を使用し、発信の際の通話先の番号や着信の際の発信元
の番号を表示する他、データ通信部１７を介して画像を
表示する。
を使用し、発信の際の通話先の番号や着信の際の発信元
の番号を表示する他、データ通信部１７を介して画像を
表示する。
【００１５】さらにデータ通信部１７にはＣＣＤ（Char
ge Coupled Device：固体撮像素子）カメラ部１６が接
続されており、このＣＣＤカメラ部１６によって利用者
等の像を撮影することができる。
ge Coupled Device：固体撮像素子）カメラ部１６が接
続されており、このＣＣＤカメラ部１６によって利用者
等の像を撮影することができる。
【００１６】図３は、本実施の形態における認証データ
の登録にかかる処理の流れの一例を示す模式図である。
本実施の形態では移動電話端末１０からの認証データの
登録に際して、この移動電話端末１０の利用者である通
信サービス加入者は、移動電話端末１０が有するＣＣＤ
カメラ部１６によって自分の顔の正面映像を撮影し、基
地局２０を介した交換機３０までの回線を用いて映像デ
ータを送信する。
の登録にかかる処理の流れの一例を示す模式図である。
本実施の形態では移動電話端末１０からの認証データの
登録に際して、この移動電話端末１０の利用者である通
信サービス加入者は、移動電話端末１０が有するＣＣＤ
カメラ部１６によって自分の顔の正面映像を撮影し、基
地局２０を介した交換機３０までの回線を用いて映像デ
ータを送信する。
【００１７】交換機３０は、ＩＷＦ４０まで映像データ
を６４ｋｂｐｓパケットデータとして送信し、ＩＷＦ４
０はこの６４ｋｂｐｓパケットデータをＩＰデータに変
換する。ＩＰデータに変換された映像データはネットワ
ーク５０を介して認証用サーバ６０に送られ、認証デー
タとしてこの認証用サーバ６０に登録される。
を６４ｋｂｐｓパケットデータとして送信し、ＩＷＦ４
０はこの６４ｋｂｐｓパケットデータをＩＰデータに変
換する。ＩＰデータに変換された映像データはネットワ
ーク５０を介して認証用サーバ６０に送られ、認証デー
タとしてこの認証用サーバ６０に登録される。
【００１８】図４は、本実施の形態における処理の流れ
の一例を示す模式図であり、移動通信端末１０から回線
接続の要求等を行った際の認証動作を示している。移動
通信端末１０から基地局２０を介して交換機３０に対し
て回線接続要求を送ると、交換機３０は基地局２０を介
して移動通信端末１０に対して認証要求を出す。
の一例を示す模式図であり、移動通信端末１０から回線
接続の要求等を行った際の認証動作を示している。移動
通信端末１０から基地局２０を介して交換機３０に対し
て回線接続要求を送ると、交換機３０は基地局２０を介
して移動通信端末１０に対して認証要求を出す。
【００１９】このとき、移動通信端末１０はスピーカ１
３から音声で、あるいは表示パネル１５に文字等で認証
要求のメッセージを報知する。これに対して利用者は、
移動電話端末１０が有するＣＣＤカメラ部１６によって
自分の顔の正面映像を撮影し、基地局２０を介した交換
機３０までの回線を用いて映像データを送信する。
３から音声で、あるいは表示パネル１５に文字等で認証
要求のメッセージを報知する。これに対して利用者は、
移動電話端末１０が有するＣＣＤカメラ部１６によって
自分の顔の正面映像を撮影し、基地局２０を介した交換
機３０までの回線を用いて映像データを送信する。
【００２０】交換機３０は、ＩＷＦ４０まで映像データ
を６４ｋｂｐｓパケットデータとして送信し、ＩＷＦ４
０はこの６４ｋｂｐｓパケットデータをＩＰデータに変
換する。ＩＰデータに変換された映像データはネットワ
ーク５０を介して認証用サーバ６０に送られる。
を６４ｋｂｐｓパケットデータとして送信し、ＩＷＦ４
０はこの６４ｋｂｐｓパケットデータをＩＰデータに変
換する。ＩＰデータに変換された映像データはネットワ
ーク５０を介して認証用サーバ６０に送られる。
【００２１】認証用サーバ６０は、ネットワーク５０を
介して送られた映像データと既に蓄積されている加入者
の映像データとでパッターンマッチングによる整合性の
確認することで認証作業を行う。ここで整合性が確認さ
れた場合には、認証確認として交換機３０に返信する。
介して送られた映像データと既に蓄積されている加入者
の映像データとでパッターンマッチングによる整合性の
確認することで認証作業を行う。ここで整合性が確認さ
れた場合には、認証確認として交換機３０に返信する。
【００２２】交換機３０はサービス開始可否の判定を行
っており、認証用サーバ６０から認証確認の信号を受信
した場合には、この移動通信端末１０に対するサービス
を開始する。
っており、認証用サーバ６０から認証確認の信号を受信
した場合には、この移動通信端末１０に対するサービス
を開始する。
【００２３】即ちこの例では、移動通信端末１０から回
線接続要求があった場合、交換機３０は移動通信端末１
０を所持している利用者の顔の正面映像の映像データを
要求し、この映像データのパターン（例えば目と鼻と口
の位置関係等）が予め認証用サーバ６０に登録されてい
る映像データのパターンと所定の範囲で一致、あるいは
完全に一致する場合にのみ回線を接続する。
線接続要求があった場合、交換機３０は移動通信端末１
０を所持している利用者の顔の正面映像の映像データを
要求し、この映像データのパターン（例えば目と鼻と口
の位置関係等）が予め認証用サーバ６０に登録されてい
る映像データのパターンと所定の範囲で一致、あるいは
完全に一致する場合にのみ回線を接続する。
【００２４】なお本発明では、映像表示サービスを契約
している他の移動通信端末を呼び出す際、同時に認証用
サーバ６０に予め登録されている映像データを送信する
ことも可能である。図５は、このような本発明の応用例
にかかる処理の流れを示す模式図である。
している他の移動通信端末を呼び出す際、同時に認証用
サーバ６０に予め登録されている映像データを送信する
ことも可能である。図５は、このような本発明の応用例
にかかる処理の流れを示す模式図である。
【００２５】この図に示されるような例では、移動通信
端末１０−１が映像表示サービスを契約している場合、
交換機３０が映像表示サービスに契約しているか否かを
判断し、映像表示サービスを契約している場合には、認
証用サーバ６０に対して映像データの読み出し要求を行
い、交換機３０は移動通信端末１０−ｎに呼び出し信号
を送ると同時に、映像データを移動通信端末１０−ｎに
表示させる。
端末１０−１が映像表示サービスを契約している場合、
交換機３０が映像表示サービスに契約しているか否かを
判断し、映像表示サービスを契約している場合には、認
証用サーバ６０に対して映像データの読み出し要求を行
い、交換機３０は移動通信端末１０−ｎに呼び出し信号
を送ると同時に、映像データを移動通信端末１０−ｎに
表示させる。
【００２６】即ちこの例では、着信と同時に発信者の顔
の映像が表示されるので遊興性が高まる他、応答する前
に発信者を映像で確認することができるので、迷惑電話
の防止等にも用いることができる。
の映像が表示されるので遊興性が高まる他、応答する前
に発信者を映像で確認することができるので、迷惑電話
の防止等にも用いることができる。
【００２７】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、利用者認証手段に予め１つ以上の移動通信端末の各
々に対する正規の利用者の映像にかかる映像データを認
証データとして認証しておき、１つ以上の移動通信端末
の何れかからの回線接続要求に際して交換機を介して移
動通信端末に対して利用者の映像データの出力を要求
し、利用者認証手段は移動通信端末から供給される利用
者の映像データに基づいて利用者の認証動作を行う。ま
た、利用者認証手段は、移動通信端末から供給される利
用者の映像データの所定の映像パターンと利用者認証手
段に記憶された認証データの所定の映像パターンとが略
一致または一致する場合に、移動通信端末から回線接続
要求を行った利用者が利用者認証手段に認証データの記
憶された正規の利用者であると認証するので、安全確実
且つ容易に利用者の認証をすることができる移動通信端
末、通信網および利用者認証方法が実現可能であるとい
う効果が得られる。
ば、利用者認証手段に予め１つ以上の移動通信端末の各
々に対する正規の利用者の映像にかかる映像データを認
証データとして認証しておき、１つ以上の移動通信端末
の何れかからの回線接続要求に際して交換機を介して移
動通信端末に対して利用者の映像データの出力を要求
し、利用者認証手段は移動通信端末から供給される利用
者の映像データに基づいて利用者の認証動作を行う。ま
た、利用者認証手段は、移動通信端末から供給される利
用者の映像データの所定の映像パターンと利用者認証手
段に記憶された認証データの所定の映像パターンとが略
一致または一致する場合に、移動通信端末から回線接続
要求を行った利用者が利用者認証手段に認証データの記
憶された正規の利用者であると認証するので、安全確実
且つ容易に利用者の認証をすることができる移動通信端
末、通信網および利用者認証方法が実現可能であるとい
う効果が得られる。
【図１】本発明の一実施の形態にかかる通信網の全体構
成を示すブロック図である。
成を示すブロック図である。
【図２】同実施の形態に適用される移動電話端末１０の
構成例を示すブロック図である。
構成例を示すブロック図である。
【図３】同実施の形態における認証データの登録にかか
る処理の流れの一例を示す模式図である。
る処理の流れの一例を示す模式図である。
【図４】同実施の形態における処理の流れの一例を示す
模式図である。
模式図である。
【図５】本発明の応用例にかかる処理の流れを示す模式
図である。
図である。
１０、１０−１、１０−２・・・１０−ｎ 移動電話端
末（移動通信端末） １１ アンテナ １２ 無線回路部（無線通信手段） １３ スピーカ １４ 制御部 １５ 表示パネル（表示手段） １６ ＣＣＤカメラ部（撮像手段） １７ データ通信部（データ通信手段） １８ 操作パネル（操作手段） １９ マイクロフォン ２０、２０・・・ 基地局 ３０ 交換機 ４０ ＩＷＦ ５０ ネットワーク ６０ 認証用サーバ（利用者認証手段）
末（移動通信端末） １１ アンテナ １２ 無線回路部（無線通信手段） １３ スピーカ １４ 制御部 １５ 表示パネル（表示手段） １６ ＣＣＤカメラ部（撮像手段） １７ データ通信部（データ通信手段） １８ 操作パネル（操作手段） １９ マイクロフォン ２０、２０・・・ 基地局 ３０ 交換機 ４０ ＩＷＦ ５０ ネットワーク ６０ 認証用サーバ（利用者認証手段）
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｈ０４Ｍ 3/42 Ｈ０４Ｍ 11/00 ３０２ ５Ｋ１０１ 11/00 ３０２ Ｈ０４Ｌ 9/00 ６７３Ｄ ９Ａ００１ Ｆターム(参考） 5B085 AE23 AE25 5J104 AA07 KA01 KA04 KA16 MA01 NA38 PA02 5K024 AA62 AA79 BB01 CC11 EE09 FF04 FF05 GG05 5K027 AA11 BB09 CC08 FF22 FF25 HH01 HH20 HH23 5K067 AA32 BB04 DD24 DD52 EE02 EE10 EE16 HH00 HH22 HH23 5K101 KK13 LL12 NN06 NN07 NN15 NN18 NN21 PP04 VV06 9A001 CC05 CC07 DZ10 EE02 HH21 LL03
Claims (9)
- 【請求項１】 利用者の映像を撮影する撮像手段（１
６）と、 前記撮像手段が出力する映像データを所定の形式の通信
データに変換するデータ通信手段（１７）と、 前記通信データを無線信号として送受信する無線通信手
段（１２）とを具備することを特徴とする移動通信端
末。 - 【請求項２】 前記通信データとして前記無線通信手段
から送信するデータを入力および作成する操作手段（１
８）と、 前記無線通信手段によって前記通信データとして受信し
たデータを表示する表示手段（１５）とを具備すること
を特徴とする請求項１に記載の移動通信端末。 - 【請求項３】 前記利用者の音声を電気信号に変換する
マイクロフォン（１９）と、 前記利用者に音声情報を報知するスピーカ（１３）とを
具備し、 前記無線通信手段は前記電気信号を無線信号として送信
するとともに受信した無線信号から前記音声情報を取り
出すことを特徴とする請求項１または請求項２の何れか
に記載の移動通信端末。 - 【請求項４】 利用者の映像を撮影する撮像手段と当該
撮像手段が出力する映像データを所定の形式の通信デー
タに変換するデータ通信手段と当該通信データを無線信
号として送受信する無線通信手段とを有する１つ以上の
移動通信端末（１０、１０−１、１０−２・・・１０
−ｎ）と、 前記通信手段との間で前記無線信号を送受信する１つ以
上の基地局（２０、２０・・・）と、 前記１つ以上の基地局との間で回線接続を制御する交換
機（３０）と、 前記１つ以上の移動通信端末の各々に対する認証データ
を記憶する利用者認証手段（６０）とを具備することを
特徴とする通信網。 - 【請求項５】 前記利用者認証手段は、 前記１つ以上の移動通信端末の各々が有する前記撮像手
段によって撮影された正規の利用者の映像にかかる映像
データを前記認証データとして記憶することを特徴とす
る請求項４に記載の通信網。 - 【請求項６】 前記交換機は、 前記１つ以上の移動通信端末の何れかから回線接続要求
があると当該移動通信端末に対して利用者の映像データ
の出力を要求し、 前記利用者認証手段は前記移動通信端末から供給される
前記利用者の映像データに基づいて利用者の認証動作を
行い、 前記移動通信端末から回線接続要求を行った利用者が前
記利用者認証手段に前記認証データの記憶された正規の
利用者であると認証された場合に前記交換機は回線を接
続することを特徴とする請求項５に記載の通信網。 - 【請求項７】 前記利用者認証手段は、 前記移動通信端末から供給される前記利用者の映像デー
タの所定の映像パターンと前記利用者認証手段に記憶さ
れた認証データの所定の映像パターンとが略一致または
一致する場合に、 前記移動通信端末から回線接続要求を行った利用者が前
記利用者認証手段に前記認証データの記憶された正規の
利用者であると認証することを特徴とする請求項５また
は請求項６の何れかに記載の通信網。 - 【請求項８】 利用者認証手段に予め１つ以上の移動通
信端末の各々に対する正規の利用者の映像にかかる映像
データを認証データとして認証しておき、 前記１つ以上の移動通信端末の何れかからの回線接続要
求に際して交換機を介して当該移動通信端末に対して利
用者の映像データの出力を要求し、 前記利用者認証手段は前記移動通信端末から供給される
前記利用者の映像データに基づいて利用者の認証動作を
行うことを特徴とする利用者認証方法。 - 【請求項９】 前記利用者認証手段は、 前記移動通信端末から供給される前記利用者の映像デー
タの所定の映像パターンと前記利用者認証手段に記憶さ
れた認証データの所定の映像パターンとが略一致または
一致する場合に、 前記移動通信端末から回線接続要求を行った利用者が前
記利用者認証手段に前記認証データの記憶された正規の
利用者であると認証することを特徴とする請求項８に記
載の利用者認証方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11030896A JP2000232680A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 移動通信端末、通信網および利用者認証方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11030896A JP2000232680A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 移動通信端末、通信網および利用者認証方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000232680A true JP2000232680A (ja) | 2000-08-22 |
Family
ID=12316506
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11030896A Pending JP2000232680A (ja) | 1999-02-09 | 1999-02-09 | 移動通信端末、通信網および利用者認証方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000232680A (ja) |
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-
1999
- 1999-02-09 JP JP11030896A patent/JP2000232680A/ja active Pending
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