JP3187537B2 - 通信システム及び通信システムを制御する方法 - Google Patents
通信システム及び通信システムを制御する方法Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、発呼側装置の識別情報
を着呼の際に受信可能な通信システム及びその制御方法
に関する。
を着呼の際に受信可能な通信システム及びその制御方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】図３は、従来の画像通信電話システムの
ブロック構成図である。
ブロック構成図である。
【０００３】同図において、１は本電話システムの画像
入力手段の１つであり、主に自画像等を入力するための
カメラ入力部、２は本電話システムの画像入力手段の１
つであり、図面や地図、文書等の画像を入力するための
書画カメラ入力部、３はカメラ入力部１或は書画カメラ
入力部２からの入力画像や、相手からの受信画像及び操
作画面等を出力表示する表示部、４は後述するシステム
制御部１７の指示により画像入力手段（カメラ入力部１
及び書画カメラ入力部２等）の切り換え処理等を行なう
画像入力インタフェース部、５は画像出力手段の切り換
え処理等を行なう画像出力インタフェース部、６はシス
テム制御部１７の指示によりピクチャー・イン・ピクチ
ャー処理や、画像フリーズ処理等を行なうための画像編
集部、７は送信画像信号の符号化処理及び受信画像信号
の復号化処理を行なう画像符号化／復号化部で、画像符
号化部７ａと画像復号化部７ｂとを備えている。
入力手段の１つであり、主に自画像等を入力するための
カメラ入力部、２は本電話システムの画像入力手段の１
つであり、図面や地図、文書等の画像を入力するための
書画カメラ入力部、３はカメラ入力部１或は書画カメラ
入力部２からの入力画像や、相手からの受信画像及び操
作画面等を出力表示する表示部、４は後述するシステム
制御部１７の指示により画像入力手段（カメラ入力部１
及び書画カメラ入力部２等）の切り換え処理等を行なう
画像入力インタフェース部、５は画像出力手段の切り換
え処理等を行なう画像出力インタフェース部、６はシス
テム制御部１７の指示によりピクチャー・イン・ピクチ
ャー処理や、画像フリーズ処理等を行なうための画像編
集部、７は送信画像信号の符号化処理及び受信画像信号
の復号化処理を行なう画像符号化／復号化部で、画像符
号化部７ａと画像復号化部７ｂとを備えている。
【０００４】８は留守番応答モード時においてシステム
制御部１７の指示により応答画像を出力する留守番応答
画像メモリ部、９はシステム制御部１７の指示により入
力画像と留守番応答画像とを切り換える画像切換部、１
０は本電話システムの音声入出力手段であるハンドセッ
ト部、１１はシステム制御部１７の指示により、エコー
キャンセル処理や、ダイヤルトーン、呼出音、ビジート
ーン、着信音等のトーンの生成処理及び音声入出力手段
の切り換え処理等を行なう音声入出力インタフェース
部、１２はシステム制御部１７の指示により送信音声信
号の符号化処理及び受信音声信号の復号化処理を行なう
音声符号化／復号化部で、音声符号化部１２ａと音声復
号化部１２ｂを備えている。
制御部１７の指示により応答画像を出力する留守番応答
画像メモリ部、９はシステム制御部１７の指示により入
力画像と留守番応答画像とを切り換える画像切換部、１
０は本電話システムの音声入出力手段であるハンドセッ
ト部、１１はシステム制御部１７の指示により、エコー
キャンセル処理や、ダイヤルトーン、呼出音、ビジート
ーン、着信音等のトーンの生成処理及び音声入出力手段
の切り換え処理等を行なう音声入出力インタフェース
部、１２はシステム制御部１７の指示により送信音声信
号の符号化処理及び受信音声信号の復号化処理を行なう
音声符号化／復号化部で、音声符号化部１２ａと音声復
号化部１２ｂを備えている。
【０００５】１３は留守番応答モード時においてシステ
ム制御部１７の指示により応答音声を出力する留守番応
答音声メモリ部、１４はシステム制御部１７の指示によ
り入力音声と留守番応答音声とを切り換える音声切換
部、１５は本電話システムの制御全般を行なうための制
御情報を入力するために使用するキーボード或はタッチ
パネル等の操作部、１６は画像切換部９からの画像信号
と音声切換部１４からの音声信号とシステム制御部１７
からの制御信号とを送信フレーム単位に多重化すると共
に、受信フレームを画像信号と音声信号と制御信号とに
分離し各部に受け渡す分離多重化部、１７はＣＰＵ、Ｒ
ＯＭ、ＲＡＭ及び補助記憶装置等を備え、各部の状態を
監視し、且つ本電話システム全体の制御、及び状態に応
じた操作・表示画面の作成、アプリケーションプログラ
ムの実行等を行なうシステム制御部、１８はＩＳＤＮユ
ーザ網インタフェースに従って回線を制御する回線イン
タフェース部、１９は通信回線である。
ム制御部１７の指示により応答音声を出力する留守番応
答音声メモリ部、１４はシステム制御部１７の指示によ
り入力音声と留守番応答音声とを切り換える音声切換
部、１５は本電話システムの制御全般を行なうための制
御情報を入力するために使用するキーボード或はタッチ
パネル等の操作部、１６は画像切換部９からの画像信号
と音声切換部１４からの音声信号とシステム制御部１７
からの制御信号とを送信フレーム単位に多重化すると共
に、受信フレームを画像信号と音声信号と制御信号とに
分離し各部に受け渡す分離多重化部、１７はＣＰＵ、Ｒ
ＯＭ、ＲＡＭ及び補助記憶装置等を備え、各部の状態を
監視し、且つ本電話システム全体の制御、及び状態に応
じた操作・表示画面の作成、アプリケーションプログラ
ムの実行等を行なうシステム制御部、１８はＩＳＤＮユ
ーザ網インタフェースに従って回線を制御する回線イン
タフェース部、１９は通信回線である。
【０００６】次に、上記構成における画像通信電話シス
テムの動作について説明する。
テムの動作について説明する。
【０００７】通常の通信動作 通常の通信時において、カメラ入力部１或は書画カメラ
入力部２からの入力画像は、画像入力インタフェース部
４、画像編集部６を経て画像符号化部７ａに入力され
る。ハンドセット部１０からの入力音声は、音声入出力
インタフェース部１１を経て音声符号化部１２ａに入力
される。画像切換部９及び音声切換部１４では、それぞ
れ画像符号化部７ａの出力と音声符号化部１２ａの出力
とが選択出力される。また、画像符号化部７ａで符号化
された入力画像と、音声符号化部１２ａで符号化された
入力音声は、分離多重化部１６で多重化され、回線イン
タフェース部１８を経て通信回線１９へ送出される。
入力部２からの入力画像は、画像入力インタフェース部
４、画像編集部６を経て画像符号化部７ａに入力され
る。ハンドセット部１０からの入力音声は、音声入出力
インタフェース部１１を経て音声符号化部１２ａに入力
される。画像切換部９及び音声切換部１４では、それぞ
れ画像符号化部７ａの出力と音声符号化部１２ａの出力
とが選択出力される。また、画像符号化部７ａで符号化
された入力画像と、音声符号化部１２ａで符号化された
入力音声は、分離多重化部１６で多重化され、回線イン
タフェース部１８を経て通信回線１９へ送出される。
【０００８】一方、通信回線１９からの受信信号は、回
線インタフェース部１８を経て分離多重化部１６で画像
信号と音声信号とに分離され、各々画像復号化部７ｂ、
音声復号化部１２ｂに入力される。画像復号化部７ｂで
復号化された受信画像は、画像編集部６、画像出力イン
タフェース部５を経て表示部３に表示され、音声復号化
部１２ｂで復号化された受信音声は、音声入出力インタ
フェース部１１を経てハンドセット部１０に出力され
る。
線インタフェース部１８を経て分離多重化部１６で画像
信号と音声信号とに分離され、各々画像復号化部７ｂ、
音声復号化部１２ｂに入力される。画像復号化部７ｂで
復号化された受信画像は、画像編集部６、画像出力イン
タフェース部５を経て表示部３に表示され、音声復号化
部１２ｂで復号化された受信音声は、音声入出力インタ
フェース部１１を経てハンドセット部１０に出力され
る。
【０００９】留守番応答モード時の送信動作 留守番応答画像メモリ部８には、予めカメラ入力部１或
は書画カメラ入力部２より入力され画像入力インタフェ
ース部４及び画像編集部６を経て画像符号化部７ａにお
いて符号化された留守番応答用画像が記憶されている。
また、留守番応答音声メモリ部１３には、予めハンドセ
ット部１０より入力され音声入出力インタフェース部１
１を経て音声符号化部１２ａにおいて符号化された留守
番応答用音声が記憶されている。
は書画カメラ入力部２より入力され画像入力インタフェ
ース部４及び画像編集部６を経て画像符号化部７ａにお
いて符号化された留守番応答用画像が記憶されている。
また、留守番応答音声メモリ部１３には、予めハンドセ
ット部１０より入力され音声入出力インタフェース部１
１を経て音声符号化部１２ａにおいて符号化された留守
番応答用音声が記憶されている。
【００１０】不在時における着信に対して、システム制
御部１７からの留守番応答モード信号により、画像切換
部９において送信画像として留守番応答画像メモリ部８
の出力が選択され、音声切換部１４において送信音声と
して留守番応答音声メモリ部１３の出力が選択され、留
守番応答画像／応答音声が発信相手に送出される。
御部１７からの留守番応答モード信号により、画像切換
部９において送信画像として留守番応答画像メモリ部８
の出力が選択され、音声切換部１４において送信音声と
して留守番応答音声メモリ部１３の出力が選択され、留
守番応答画像／応答音声が発信相手に送出される。
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】ここで、不在時の留守
番応答について、１あるいは複数の特定の相手に対して
特定のメッセージを送りたい場合がある。
番応答について、１あるいは複数の特定の相手に対して
特定のメッセージを送りたい場合がある。
【００１２】しかしながら、上記従来の画像通信電話シ
ステムにおける留守番応答機能においては、発信相手の
区別なく予め記憶された同一の応答画像／音声メッセー
ジを送出するため、特定の発信相手に対して特定の応答
画像／音声メッセージを与えることはできない。また、
不特定多数の相手に対し、同一の応答メッセージを送出
するため、特に画像メッセージにおいては、その内容は
必然的に制限されてしまうといった欠点があった。
ステムにおける留守番応答機能においては、発信相手の
区別なく予め記憶された同一の応答画像／音声メッセー
ジを送出するため、特定の発信相手に対して特定の応答
画像／音声メッセージを与えることはできない。また、
不特定多数の相手に対し、同一の応答メッセージを送出
するため、特に画像メッセージにおいては、その内容は
必然的に制限されてしまうといった欠点があった。
【００１３】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、発呼相手に対応した画像
メッセージおよび音声メッセージを任意に組み合わせて
送信することのできる通信システムを提供することにあ
る。
で、その目的とするところは、発呼相手に対応した画像
メッセージおよび音声メッセージを任意に組み合わせて
送信することのできる通信システムを提供することにあ
る。
【００１４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、発呼側装置の識別情報を着呼の際に受信
可能な通信システムにおいて、前記発呼側装置に送信す
るための画像情報と音声情報とをそれぞれ独立して記憶
する応答情報記憶手段と、前記発呼側装置の識別情報
に、前記応答情報記憶手段に独立して記憶された画像情
報と音声情報とを任意に対応付けて記憶する発呼側情報
記憶手段と、前記受信した識別情報と前記発呼側情報記
憶手段に記憶された識別情報とに基づいて前記応答情報
記憶手段から画像情報と音声情報のそれぞれを読み出
し、読み出された画像情報と音声情報のそれぞれを前記
発呼側装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴と
する通信システム及びその制御方法を提供する。
に、本発明は、発呼側装置の識別情報を着呼の際に受信
可能な通信システムにおいて、前記発呼側装置に送信す
るための画像情報と音声情報とをそれぞれ独立して記憶
する応答情報記憶手段と、前記発呼側装置の識別情報
に、前記応答情報記憶手段に独立して記憶された画像情
報と音声情報とを任意に対応付けて記憶する発呼側情報
記憶手段と、前記受信した識別情報と前記発呼側情報記
憶手段に記憶された識別情報とに基づいて前記応答情報
記憶手段から画像情報と音声情報のそれぞれを読み出
し、読み出された画像情報と音声情報のそれぞれを前記
発呼側装置に送信する送信手段とを備えたことを特徴と
する通信システム及びその制御方法を提供する。
【００１５】
【００１６】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１及び図２に基
づき説明する。
づき説明する。
【００１７】図１は、本発明に係る画像通信電話システ
ムのブロック構成図である。
ムのブロック構成図である。
【００１８】なお、図１において、上述した従来例であ
る図３と同一部分には同一符号を付してある。
る図３と同一部分には同一符号を付してある。
【００１９】本発明において、従来と異なる新規な点
は、短縮ダイヤル機能等のために利用者により登録され
る電話番号を記憶する電話帳メモリ部２０を設けたこ
と、並びに留守番応答画像メモリ部８及び留守番応答音
声メモリ部１３に予め利用者により電話帳メモリ部２０
に記憶された複数の電話番号に対応した複数の留守番応
答画像／音声メッセージ、及び電話帳メモリ部２０に未
登録の電話番号に対する共通の留守番応答画像／音声メ
ッセージがそれぞれ記憶されていることである。
は、短縮ダイヤル機能等のために利用者により登録され
る電話番号を記憶する電話帳メモリ部２０を設けたこ
と、並びに留守番応答画像メモリ部８及び留守番応答音
声メモリ部１３に予め利用者により電話帳メモリ部２０
に記憶された複数の電話番号に対応した複数の留守番応
答画像／音声メッセージ、及び電話帳メモリ部２０に未
登録の電話番号に対する共通の留守番応答画像／音声メ
ッセージがそれぞれ記憶されていることである。
【００２０】次に、上記構成における本発明の画像通信
電話システムの動作について説明する。
電話システムの動作について説明する。
【００２１】通常の通信動作 通常の通信時における動作は、上述した従来例と同一で
あるから、その説明を省略する。
あるから、その説明を省略する。
【００２２】不在時における着信に対する留守番応答
メッセージ 予め、留守番応答画像メモリ部８には、上述した従来例
と同様の留守番応答用画像メッセージが記憶されてい
る。また、留守番応答音声メモリ部１３には、上述した
従来例と同様の留守番応答用音声メッセージが記憶され
ている。
メッセージ 予め、留守番応答画像メモリ部８には、上述した従来例
と同様の留守番応答用画像メッセージが記憶されてい
る。また、留守番応答音声メモリ部１３には、上述した
従来例と同様の留守番応答用音声メッセージが記憶され
ている。
【００２３】また、電話帳メモリ部２０は、登録する電
話番号に対して、短縮ダイヤル機能等に利用する短縮番
号と共に留守番応答メッセージ番号が記憶されている。
留守番応答画像メッセージ及び留守番応答音声メッセー
ジは、利用者の登録により電話帳メモリ部２０に記憶さ
れた個々の留守番応答メッセージ番号に対して、一対一
に対応している。また、電話帳メモリ部２０に未登録の
総ての発信電話番号に対する留守番応答メッセージ番号
があり、この番号に対応した共通の留守番応答画像メッ
セージ及び留守番応答音声メッセージも記憶されてい
る。
話番号に対して、短縮ダイヤル機能等に利用する短縮番
号と共に留守番応答メッセージ番号が記憶されている。
留守番応答画像メッセージ及び留守番応答音声メッセー
ジは、利用者の登録により電話帳メモリ部２０に記憶さ
れた個々の留守番応答メッセージ番号に対して、一対一
に対応している。また、電話帳メモリ部２０に未登録の
総ての発信電話番号に対する留守番応答メッセージ番号
があり、この番号に対応した共通の留守番応答画像メッ
セージ及び留守番応答音声メッセージも記憶されてい
る。
【００２４】留守番応答モード時における留守番応答
動作 留守番応答モード時における留守番応答動作を図２のフ
ローチャートに基づき説明する。
動作 留守番応答モード時における留守番応答動作を図２のフ
ローチャートに基づき説明する。
【００２５】利用者の留守番応答モード設定キーの押下
等による留守番応答モードの設定により、本電話システ
ムは留守番応答モードに移行する。この留守番応答モー
ド時における着信に対して、まず、発信番号表示サービ
スを有する回線より、発信側識別信号（電話番号）が通
知される（ステップ２０１）。システム制御部１７で
は、通知された相手番号と電話帳メモリ部２０に登録さ
れた電話番号とを照合し（ステップ２０２）、一致する
電話番号があるかを判別し（ステップ２０３）、あれば
留守番応答モード信号と共にその一致した登録電話番号
に対応する登録留守番応答メッセージ番号を検索し（ス
テップ２０４）、画像切換部９及び音声切換部１４へ送
出する。
等による留守番応答モードの設定により、本電話システ
ムは留守番応答モードに移行する。この留守番応答モー
ド時における着信に対して、まず、発信番号表示サービ
スを有する回線より、発信側識別信号（電話番号）が通
知される（ステップ２０１）。システム制御部１７で
は、通知された相手番号と電話帳メモリ部２０に登録さ
れた電話番号とを照合し（ステップ２０２）、一致する
電話番号があるかを判別し（ステップ２０３）、あれば
留守番応答モード信号と共にその一致した登録電話番号
に対応する登録留守番応答メッセージ番号を検索し（ス
テップ２０４）、画像切換部９及び音声切換部１４へ送
出する。
【００２６】画像切換部９では画像符号化部７ａの出力
の代わりに、登録留守番応答メッセージ番号に対応した
留守番応答画像メッセージを留守番応答画像メモリ部８
より読み出し、音声切換部１４では音声符号化部１２ａ
の出力の代わりに、留守番応答メッセージ番号に対応し
た留守番応答音声メッセージを留守番応答音声メモリ部
１３より読み出し（ステップ２０５）、それぞれ送信画
像及び送信音声として分離多重化部１６へ出力し、この
分離多重化部１６において多重化して発信相手へ送出し
た後（ステップ２０６）、本処理動作を終了する。これ
により、特定の発信者に対して特定の留守番応答画像／
音声メッセージを送出することができる。
の代わりに、登録留守番応答メッセージ番号に対応した
留守番応答画像メッセージを留守番応答画像メモリ部８
より読み出し、音声切換部１４では音声符号化部１２ａ
の出力の代わりに、留守番応答メッセージ番号に対応し
た留守番応答音声メッセージを留守番応答音声メモリ部
１３より読み出し（ステップ２０５）、それぞれ送信画
像及び送信音声として分離多重化部１６へ出力し、この
分離多重化部１６において多重化して発信相手へ送出し
た後（ステップ２０６）、本処理動作を終了する。これ
により、特定の発信者に対して特定の留守番応答画像／
音声メッセージを送出することができる。
【００２７】また、通知された相手番号が電話帳メモリ
部２０に登録された番号のいずれとも一致しない場合
は、システム制御部１７より、留守番応答モード信号と
共に未登録の発信相手用の留守番応答メッセージ番号が
画像切換部９及び音声切換部１４へ送出される。画像切
換部９では留守番応答メッセージ番号に対応した留守番
応答画像メッセージを留守番応答画像メモリ部８より読
み出し、音声切換部１４では留守番応答メッセージ番号
に対応した留守番応答音声メッセージを留守番応答音声
メモリ部１３より読み出し（ステップ２０７）、それぞ
れ送信画像及び送信音声として分離多重化部１６へ出力
し、この分離多重化部１６において多重化して発信相手
へ送出する（ステップ２０６）。これにより、電話帳メ
モリ部２０に登録されていない不特定多数の発信者に対
しては、共通のあたり障りのない留守番応答画像／音声
メッセージを送出することができる。
部２０に登録された番号のいずれとも一致しない場合
は、システム制御部１７より、留守番応答モード信号と
共に未登録の発信相手用の留守番応答メッセージ番号が
画像切換部９及び音声切換部１４へ送出される。画像切
換部９では留守番応答メッセージ番号に対応した留守番
応答画像メッセージを留守番応答画像メモリ部８より読
み出し、音声切換部１４では留守番応答メッセージ番号
に対応した留守番応答音声メッセージを留守番応答音声
メモリ部１３より読み出し（ステップ２０７）、それぞ
れ送信画像及び送信音声として分離多重化部１６へ出力
し、この分離多重化部１６において多重化して発信相手
へ送出する（ステップ２０６）。これにより、電話帳メ
モリ部２０に登録されていない不特定多数の発信者に対
しては、共通のあたり障りのない留守番応答画像／音声
メッセージを送出することができる。
【００２８】以上の動作により、不在時における着信に
対して、登録された特定の発信番号に対しては、対応し
た特定の応答画像／音声メッセージを送出し、登録され
ていない発信番号に対しては、不特定の相手に向けた応
答画像／音声メッセージを送出する。従って、発信先番
号に基づき、発信相手に応じた応答画像／音声メッセー
ジを送出することが可能となる。
対して、登録された特定の発信番号に対しては、対応し
た特定の応答画像／音声メッセージを送出し、登録され
ていない発信番号に対しては、不特定の相手に向けた応
答画像／音声メッセージを送出する。従って、発信先番
号に基づき、発信相手に応じた応答画像／音声メッセー
ジを送出することが可能となる。
【００２９】
【発明の効果】以上、詳述したように、本発明によれ
ば、発呼側装置に送信する応答メッセージを多様なもの
とすることができる。また、例えば、画像情報は複数の
他の発呼側装置と共有のもの、音声情報は該発呼側装置
に固有のものというような組み合わせの応答メッセージ
とする場合に、画像情報を重複して記憶しておく必要が
ないので、記憶容量の節約をすることができる。
ば、発呼側装置に送信する応答メッセージを多様なもの
とすることができる。また、例えば、画像情報は複数の
他の発呼側装置と共有のもの、音声情報は該発呼側装置
に固有のものというような組み合わせの応答メッセージ
とする場合に、画像情報を重複して記憶しておく必要が
ないので、記憶容量の節約をすることができる。
【図１】本発明の一実施例に係る画像通信電話システム
のブロック構成図である。
のブロック構成図である。
【図２】同システムの留守番応答動作の制御手順を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図３】従来の画像通信電話システムのブロック構成図
である。
である。
８ 応答画像記憶手段（応答画像メモリ部） １３ 応答音声記憶手段（応答音声メモリ部） １７ 送出手段（システム制御部） ２０ 電話番号記憶手段（電話帳メモリ部）
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平４−86051（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−159451（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−40643（ＪＰ，Ａ) 特開 平１−212156（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−261260（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−49749（ＪＰ，Ａ) 特開 平３−208457（ＪＰ，Ａ) 特開 平２−209076（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04M 11/00 303 H04M 1/64 - 1/65
Claims (5)
- 【請求項１】 発呼側装置の識別情報を着呼の際に受
信可能な通信システムにおいて、前記 発呼側装置に送信するための画像情報と音声情報と
をそれぞれ独立して記憶する応答情報記憶手段と、前記発呼側装置の識別情報に、前記応答情報記憶手段に
独立して記憶された画像情報と音声情報とを任意に対応
付けて記憶する発呼側情報記憶手段と、 前記受信した識別情報と前記発呼側情報記憶手段に記憶
された識別情報とに基づいて前記応答情報記憶手段から
画像情報と音声情報のそれぞれを読み出し、読み出され
た画像情報と音声情報のそれぞれを前記発呼側装置に送
信する送信手段とを備えたことを特徴とする通信システ
ム。 - 【請求項２】 請求項１において、 前記識別情報は電話番号であることを特徴とする通信シ
ステム。 - 【請求項３】 請求項１において、 前記送信手段は、前記通信システムが所定のモードに設
定されている場合に前記送信を行うことを特徴とする通
信システム。 - 【請求項４】 請求項１において、前記送信手段は、
前記受信した識別情報が前記発呼側情報記憶手段に記憶
されていない場合は共通情報を前記発呼側装置に送信す
ることを特徴とする通信システム。 - 【請求項５】 発呼側装置の識別情報を着呼の際に受
信可能な通信システムを制御するための制御方法におい
て、前記 発呼側装置に送信するための画像情報と音声情報と
をそれぞれ独立して記憶する応答情報記憶工程と、前記発呼側装置の識別情報に、前記応答情報記憶工程に
おいて独立して記憶された画像情報と音声情報とを任意
に対応付けて記憶する発呼側情報記憶工程と、 前記受信した識別情報と前記発呼側情報記憶工程におい
て記憶された識別情報とに基づいて前記応答情報記憶工
程において記憶された画像情報と音声情報のそれぞれを
読み出し、読み出された画像情報と音声情報のそれぞれ
を前記発呼側装置に送信する送信工程とを備えたことを
特徴とする制御方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18583492A JP3187537B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 通信システム及び通信システムを制御する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18583492A JP3187537B2 (ja) | 1992-06-19 | 1992-06-19 | 通信システム及び通信システムを制御する方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
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