JPH05316243A - マルチメディア通信装置 - Google Patents

マルチメディア通信装置

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JPH05316243A
JPH05316243A JP4141012A JP14101292A JPH05316243A JP H05316243 A JPH05316243 A JP H05316243A JP 4141012 A JP4141012 A JP 4141012A JP 14101292 A JP14101292 A JP 14101292A JP H05316243 A JPH05316243 A JP H05316243A
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voice
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multimedia communication
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JP4141012A
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Yoshito Maekawa
義人 前川
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像情報や音声情報あるいはデータ情報等の
各種メディアの通信を行うマルチメディア通信装置にお
いて、保留時に使用しなくなった画像情報の転送容量を
有効に利用することができるようなマルチメディア装置
を提供することを目的とする。 【構成】 ステップS602で保留時に画像情報の転送
を停止した場合に、現在使用可能な通信路の転送速度に
基づき所定の音声符号化方式を選択する。続くステップ
S603を経てステップS604で選択された所定の音
声符号化方式に音声符号化処理を切換える。そして、ス
テップS605で保留音を送出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像・音声・データ等
の各種メディアを組み合せて通信を行なうマルチメディ
ア通信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ISDN(サービス総合デジタル
網)による通信サービスが実用化されたことにより、I
SDN等のデジタル回線を使用したAV(Audio
Visual)サービスが注目されており、各種テレビ
電話装置や、テレビ会議システム等のマルチメディア通
信装置が普及しつつある。
【0003】AVサービス用のサービス規定、プロトコ
ル規定、マルチメディア多重化フレーム構造規定は、C
CITT(国際電信電話諮門委員会)勧告のH.32
0,H.242,H.221等に記載されている。
【0004】上記勧告において、Dチャネルによるエン
ド・ツー・エンドのコネクションの設定及びBチャネル
のFAS(フレーム同期信号)を用いた同期確立の後、
BチャネルのBAS(ビットレート割当信号)を用いた
端末能力の交換シーケンス、通信モードの切り換えシー
ケンス等の手順により、端末間で画像・音声・データ等
のマルチメディア通信を行うための方法が規定されてい
る。
【0005】このようなマルチメディア通信における各
メディアの情報転送速度に関しては、まず、音声符号化
方式を指定することにより、音声情報の転送速度が決定
され、さらにデータ情報の有無と該データ情報の転送速
度が指定されると、この音声情報の転送速度とデータ情
報の転送速度を、通信路全体の情報転送速度から引いた
残りが画像情報の転送速度になる。従って、BASで自
己の通信モードを相手に通知する際に指定する転送速度
に関する情報は、音声符号化方式とデータ転送速度であ
り、画像に関しては、システム内で自動的に転送速度が
設定される。
【0006】通信モードの切り換え手順の中には、BA
Sコマンドの1つであるビデオオン/ビデオオフと呼ば
れる信号を送る手順があり、保留時等に画像情報を転送
する/しないを自由に切り換えることができる。通常、
ビデオオフ信号を受信したマルチメディア通信装置にお
いては、画像の映像をオフ状態にする、あるいは最後に
受信した相手の映像を画面に映すといった処理が行われ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、保留時にビデオオフにした場合に画像情報の
転送が停止されるため、該画像情報に割り当てられてい
た情報転送容量が使用されないことになり、すべての情
報転送容量を有効に活用できないという問題があった。
【0008】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、保留時に使用しなくなった画像情
報の転送容量を有効に利用することができるようなマル
チメディア通信装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明は、少なくとも画像情報及び音声情報を含
む各種メディアの通信を行うマルチメディア通信装置に
おいて、保留時に画像情報の転送を停止した場合に、現
在使用可能な通信路の転送速度に基づき所定の音声符号
化方式を選択する選択手段と、前記選択手段によって選
択された所定の音声符号化方式に音声符号化処理を切換
える音声切換え手段とを備えたものである。
【0010】第2の発明は、少なくとも画像情報及びデ
ータ情報を含む各種メディアの通信を行うマルチメディ
ア通信装置において、保留時に画像情報の転送を停止し
た場合に、現在使用可能な通信路の転送速度に基づき所
定のデータ転送速度を選択する選択手段と、前記選択手
段によって選択された所定のデータ転送速度で予め記憶
された保留メッセージを送信する送信手段とを備えたも
のである。
【0011】第3の発明は、少なくとも画像情報及びデ
ータ情報を含む各種メディアの通信を行うマルチメディ
ア通信装置において、相手端末から送信された画像情報
の転送停止命令を検出する検出手段と、前記転送停止命
令の検出時に前記相手端末から送信されてきた保留メッ
セージを受信する受信手段と、前記受信手段により受信
された前記保留メッセージを表示する表示手段とを備え
たものである。
【0012】
【作用】上記構成により第1の発明では、保留時に使用
されない画像情報の転送容量を音声に割り当てる。
【0013】第2の発明では、保留時に使用されない画
像情報の転送容量をデータ転送(保留メッセージ)に割
り当て、その保留メッセージの送信を行う。
【0014】第3の発明では、保留時に保留メッセージ
の受信と表示を行う。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0016】図1は、本発明に係るマルチメディア通信
装置の第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【0017】図中の符号1は音声入出力用のハンドセッ
ト、2は音声入力用のマイク、3は音声出力用のスピー
カであり、これらが音声インタフェース部4に接続され
ている。
【0018】音声インタフェース部4は、後述のシステ
ム制御部14の指示により、ハンドセット1、マイク2
並びにスピーカ3を切り換える切換処理と、ハンドセッ
ト1がオンフック状態あるいはオフフック状態のいずれ
にあるかを検出するオン/オフフック検出処理と、マイ
ク2並びにスピーカ3を使用したときにエコーを消去す
るためのエコーキャンセル処理と、ダイヤルトーン・呼
出音・ビージートーン・着信音・保留音等のトーンの生
成処理等を行う。この音声インタフェース部4に接続さ
れた音声符号化復号化部5は、システム制御部14の指
示により、64kbps PCM A−Law、64k
bps PCM μ−Law、64kbps/56kb
ps/48kbps SB−ADPCM(7KHzオー
ディオ)、32kbps SB−ADPCM、16kb
ps(例えばAPC−AB)、8kbps(APC−A
B)等の音声信号符号化復号化アルゴリズムに従って、
送信音声信号の符号化及び受信音声信号の復号化を行
う。
【0019】図中の符号6は自画像等を入力するための
カメラ、7は絵・図面等を入力するための書画カメラ、
8はカメラ6あるいは書画カメラ7からの入力画像及び
相手からの受信画像や操作画面等の表示を行う表示部で
あり、これらがビデオインタフェース部9に接続されて
いる。
【0020】ビデオインタフェース部9は、システム制
御部14の指示により、カメラ6及び書画カメラ7の切
換処理と、入力画像、受信画像及び操作画面の表示切換
処理と、それらを表示部8上で分割表示するための画像
信号(合成)処理等を行う。このビデオインタフェース
部9に接続されているビデオ符号化復号化部10は、C
CITT勧告H.261に従った送信画像の符号化及び
受信画像の復号化を行う。
【0021】また、図中の符号11はデータ通信を行う
ためのデータ端末であり、このデータ端末11には、該
データ端末11及びシステム制御部14からの送信デー
タを後述の多重分離化部15へ通知するとともに、受信
データをデータ端末11またはシステム制御部14へ通
知するデータインタフェース部12が接続されている。
【0022】図中の符号13は本装置の制御全般を行う
ための制御情報の入力に使用するキーボードやタッチパ
ネル等の操作部であり、画像を保留にして保留音を流す
ための保留ボタン13aが内蔵されている。
【0023】そして、上記音声インタフェース部4、ビ
デオインタフェース部9、データインタフェース部1
2、音声符号化復号化部5及び操作部13がシステム制
御部14に接続されている。システム制御部14はCP
U、ROM、RAM及び補助記憶装置等を備え、上記し
た各部の状態を監視し、装置全体の制御、状態に応じた
操作/表示画面の作成及びアプリケーションプログラム
の実行等を行う。
【0024】また、音声符号化復号化部5,ビデオ符号
化復号化部10及びデータインタフェース部12が多重
分離化部15に接続されている。多重分離化部15はC
CITT勧告H.221に従って音声符号化復号化部5
からの音声信号、ビデオ符号化復号化部10からの画像
信号、データインタフェース部12からのデータ、シス
テム制御部14からのデータ、及びCCITT勧告H.
221・H.242のFAS・BAS等の制御情報を送
信フレーム単位に多重化するとともに、受信フレームを
構成単位の各メディアに分離して、各部に通知する。そ
して、この多重分離化部15が回線インタフェース部1
6を介してISDN回線に接続されている。ここで、回
線インタフェース部16は、ISDNユーザ・網インタ
フェースに従ってISDN回線を制御する機能を有す
る。
【0025】図2は、音声符号化復号化部5の構成を示
すブロック図である。同図に示されるように音声符号化
復号化部5は、音声インタフェース部4からの入力音声
をA/D変換するA/D変換部51と、A/D変換され
た音声データをシステム制御部14より指示された符号
化方式により符号化する符号化部52と、多重分離化部
15から受信した符号化された音声データをシステム制
御部14より指示された復号化方式により復号化する復
号化部53と、復号された音声データをD/A変換する
D/A変換部54とにより構成される。
【0026】符号化部52には、各種符号化方式に応じ
た符号化を行うための、64kbps PCM A−L
aw符号化用コーデック52a,64kbps PCM
μ−Law符号化用コーデック52b,64kbps
/56kbps/48kbps SB−ADPCM(7
KHzオーディオ)符号化用コーデック52c,32k
bps SB−ADPCM符号化用コーデック52d,
16kbps APC−AB符号化用コーデック52
e,8kbps APC−AB符号化用コーデック52
f及びこれらのコーデックを切り換えるためのスイッチ
52g,52hが内蔵されている。
【0027】復号化部53には、各種復号化方式に応じ
た復号化を行うための、64kbps PCM A−L
aw復号化用コーデック53a,64kbps PCM
μ−Law復号化用コーデック53b,64kbps
/56kbps/48kbps SB−ADPCM(7
KHzオーディオ)復号化用コーデック53c,32k
bps SB−ADPCM復号化用コーデック53d,
16kbps APC−AB復号化用コーデック53
e,8kbps APC−AB復号化用コーデック53
f及びこれらのコーデックを切り換えるためのスイッチ
53g,53hが内蔵されている。
【0028】図3は、マルチメディア通信時におけるB
チャネル上の手順シーケンスを示す図である。
【0029】Dチャネルによるエンド・ツー・エンドの
コネクションの設定が終了すると、手順P301におい
て、FASを用いたH.221フレーム同期化手順が行
われ、フレーム同期が確立すると、手順P302におい
て、能力BASコードを用いたH.242能力交換手順
が行われる。この時、7KHzオーディオ(56kbp
s)、16kbpsオーディオといったようなA−La
w,μ−Law以外のオーディオ能力や1Bチャネルの
ような転送レート能力、ビデオ能力、データ能力等が交
換される。この能力交換後、通信可能な能力の範囲内
で、実際の通信における通信モードを指定するために、
手順P303においてBASコマンドを用いたH.24
2モード切換手順が行われる。この時、システム制御部
14において、現在使用可能な通信路の転送速度に基づ
いて音声符号化方式が選択される。例えば16kbps
オーディオと46.4kbpsビデオを使用し、64k
bpsのBチャネル通信を行う場合は、上記のH.24
2モード切換手順P303において、16kbpsオー
ディオへのモード切換やビデオオンへのモード切換等の
指定を行う。
【0030】さらに、端末Xにおいては、符号化部52
内のスイッチ52g,52hを16kbps APC−
ABコーデック52eに切り換える。一方、端末Yにお
いては、復号化部53内のスイッチ53g,53hを1
6kbps APC−ABコーデック53eに切り換え
る。以後、手順P304において、マルチメディア通信
が行われ、このときのH.221フレーム構成は、図4
(a)に示すように64kbpsのBチャネルのうち1
6kbpsをオーディオに使用し46.4kbpsをビ
デオに使用する。
【0031】端末Xにおいて保留を設定する場合には、
図5のフローチャートが適用される。
【0032】ステップS601においては、保留ボタン
13aの押下を監視し、もし保留ボタン13aが押下さ
れたならば、ステップS602に進み、システム制御部
14により画像転送を行わない場合の音声符号化方式7
KHzオーディオ(56kbps)が選択され、ステッ
プS603において、図3の手順P305に示すよう
に、ビデオオフ及び7KHzオーディオ(56kbp
s)を指示するためのBASコマンドの送出を行う。
【0033】次に、ステップS604において、音声コ
ーデックを7KHzオーディオ(56kbps)に切り
換えるために、端末Xの符号化部52内のスイッチ52
g,52hを7KHzオーディオコーデック52cに切
り換える。一方、端末Yにおいては、手順P305にお
けるBASコマンドを受信したとき、端末Yの復号化部
53内のスイッチ53g,53hを7KHzオーディオ
コーデック53cに切り換える。さらに、ステップS6
05において保留音の送出を行う。
【0034】以上のように図3の手順P306のマルチ
メディア通信においては、端末Xから端末Yに7KHz
オーディオの保留音が送される。このときのH.221
フレーム構成は、図4(b)に示すように、64kbp
sのBチャネルのうち56kbpsを7KHzオーディ
オに使用している。
【0035】端末Xにおいて、保留を解除する場合に
は、図6のフローチャートが適用される。
【0036】ステップS701において、保留ボタン1
3aの2回目の押下を監視し、もし保留ボタン13aが
押下されたならば、ステップS702に進み、保留音の
送出を停止し、ステップS703において、システム制
御部14により、画像転送を行う場合の音声符号化方式
16kbpsオーディオが選択され、ステップS704
において、図3の手順P307に示すように16kbp
sオーディオ及びビデオオンを指示するためのBASコ
マンドの送出を行う。
【0037】次に、ステップS705において、音声コ
ーデックを16kbpsオーディオに切り換えるため
に、端末Xの符号化部52内のスイッチ52g,52h
を16kbps APC−ABコーデック52eに切り
換える。一方、端末Yにおいては、手順P307におけ
るBASコマンドを受信したとき、端末Yの復号化部5
3内のスイッチ53g,53hを16kbps APC
−ABコーデック53eに切り換える。
【0038】以上のように図3の手順P308のマルチ
メディア通信における通信モードは手順P304のマル
チメディア通信における通信モードと同じ通常の通信モ
ードに復帰する。
【0039】次に、本発明に係る第2の実施例を説明す
る。
【0040】本実施例は、前記第1の実施例の図1に示
す構成と同一構成で、保留時に使用しなくなった画像情
報の転送容量を保留メッセージに割り当てるようにした
ものである。
【0041】図7は、本第2の実施例のマルチメディア
通信時におけるBチャネル上の手順シーケンスを示す図
である。
【0042】Dチャネルによるエンド・ツー・エンドの
コネクションの設定が終了すると、手順P201におい
て、FASを用いたH.221フレーム同期化手順が行
われる。フレーム同期が確立すると、手順P202にお
いて、能力BASコードを用いたH.242能力交換手
順が行われ、この時、16kbpsオーディオ,40k
bps低速データ(LSD)といったようなA−La
w,μ−Law以外のオーディオ能力やデータ能力、1
Bチャネルのような転送レート能力、ビデオ能力等が交
換される。この能力交換後、通信可能な能力の範囲内
で、実際の通信における通信モードを指定するために手
順P203においてBASコマンドを用いたH.242
モード切換手順が行われる。この時、システム制御部1
4において、現在使用可能な通信路の転送速度に基づい
て音声符号化方式が選択される。
【0043】例えば16kbpsオーディオと46.4
kbpsビデオを使用し、64kbpsのBチャネル通
信を行う場合、H.242モード切換手順P203にお
いて、16kbpsオーディオへのモード切換、ビデオ
オンへのモード切換等の指定が行われる。
【0044】以後、手順P204において、マルチメデ
ィア通信が行われる。このときのH.221フレーム構
成は、図8(a)に示すように、64kbpsのBチャ
ネルのうち16kbpsをオーディオに使用し46.4
kbpsをビデオに使用している。
【0045】端末Xにおいて保留を設定する場合には、
図9のフローチャートが適用される。
【0046】ステップS801において、保留ボタン1
3aの押下を監視し、もし保留ボタン13aが押下され
たならば、ステップS802に進み、システム制御部1
4により画像転送を行わない場合のデータ転送速度40
kbit/sの低速データ(LSD)が選択され、ステ
ップS803において、図7の手順P205に示すよう
にビデオオフ及び40kbps低速データ(LSD)を
指示するためのBASコマンドの送出を行う。次に、ス
テップS804においてデータインタフェース部12を
介し、40kbpsの低速データ(LSD)の送信を開
始する。さらにステップS805において、40kbp
s低速データ(LSD)により予め記憶しておいた保留
メッセージの送出を開始する。
【0047】一方、端末Yにおいては、図10のフロー
チャートが適用される。
【0048】ステップS901において、ビデオオフが
指示されたBASコマンドの検出を行い、図7の手順P
205において、ビデオオフが指示されたBASコマン
ドが検出されたならば、ステップS902に進み、デー
タインタフェース部12を介し上記BASコマンド内に
指示された40kbps低速データ(LSD)の受信を
開始する。
【0049】次に、ステップS903において、40k
bps低速データ(LSD)による保留メッセージ受信
されたならば、ステップS904に進み、上記受信され
た保留メッセージを表示部8に表示する。
【0050】ステップS903及びS904の保留メッ
セージの受信・表示処理は、ステップS905で低速デ
ータ(LSD)オフが指示されたBASコマンドを検出
するまで繰り返し行われる。
【0051】以上のように、図7の手順P206のマル
チメディア通信においては、端末Xから端末Yに(図8
(b)に示すように)16kbpsオーディオの音声と
40kbps低速データ(LSD)の保留メッセージが
送出される。このときのH.221フレーム構成は図8
(b)に示すように、64kbpsのBチャネルのう
ち、16kbpsをオーディオに40kbpsを低速デ
ータ(LSD)に使用している。
【0052】端末Xにおいて、保留を解除する場合に
は、図11のフローチャートが適用される。
【0053】ステップS911において、保留ボタン1
3aの2回目の押下を監視し、もし保留ボタン13aが
押下されたならば、ステップS912に進み、40kb
ps低速データ(LSD)による保留メッセージの送出
を停止し、ステップS913において、図7の手順P2
07に示すように低速データ(LSD)オフ及びビデオ
オンを指示するためのBASコマンドの送出を行う。
【0054】次に、ステップS914において、ビデオ
インタフェース部9を介し46.4kbpsのビデオの
送信を開始する。
【0055】一方、端末Yにおいては、図12のフロー
チャートが適用される。
【0056】ステップS921において、低速データ
(LSD)オフが指示されたBASコマンドの検出を行
い、図7の手順P207において、低速データ(LS
D)オフが指示されたBASコマンドが検出されたなら
ば、ステップS922に進み、上記BASコマンド内に
指示されたビデオオンに従い、ビデオの受信を開始す
る。
【0057】以上のように図7の手順P208のマルチ
メディア通信における通信モードは、手順P204のマ
ルチメディア通信における通信モードと同じ通常の通信
モードに復帰する。
【0058】なお、上記実施例では、ISDNにおける
1本のBチャネル(64kbps)を使用した場合につ
いて述べたが、基本インタフェースにおける2本のBチ
ャネル(128kbps)や一次群インタフェースにも
適用可能である。
【0059】また、音声符号化方式として16kbps
APC−ABと7KHzオーディオ(56kbps)
を使用した場合について述べたが、他の音声符号化方式
を適用することも可能である。
【0060】さらに、音声、画像と同時にデータ転送を
行う場合においても、音声転送速度と画像転送速度との
相関関係は、本実施例と同様に考えることができる。
【0061】また、データ転送速度として40kbps
低速データ(LSD)を使用した場合について述べた
が、他のデータ転送速度を適用することも可能である。
【0062】
【発明の効果】以上に説明したように、第1の発明によ
れば、保留時に画像情報の転送を停止した場合に、現在
使用可能な通信路の転送速度に基づき所定の音声符号化
方式を選択する選択手段と、前記選択手段によって選択
された所定の音声符号化方式に音声符号化処理を切換え
る音声切換え手段とを備えたので、保留時に使用されな
い画像情報の転送容量を音声に割り当てることができ、
情報転送容量を有効に使用することができると共に、音
質の良好な保留音の提供が可能となる。これによりオペ
レータの操作性が向上する。
【0063】第2の発明によれば、保留時に画像情報の
転送を停止した場合に、現在使用可能な通信路の転送速
度に基づき所定のデータ転送速度を選択する選択手段
と、前記選択手段によって選択された所定のデータ転送
速度で予め記憶された保留メッセージを送信する送信手
段とを備えたので、保留時に使用されない画像情報の転
送容量を保留メッセージに割り当てることができ、第1
の発明と同様の効果がある。
【0064】第3の発明によれば、相手端末から送信さ
れた画像情報の転送停止命令を検出する検出手段と、前
記転送停止命令の検出時に前記相手端末から送信されて
きた保留メッセージを受信する受信手段と、前記受信手
段により受信された前記保留メッセージを表示する表示
手段とを備えたのので、保留中であることを表示部に表
示することができ、第1及び第2の発明と同様の効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るマルテメディア通信装置の第1の
実施例の概略構成を示すブロック図である。
【図2】図1中の音声符号化復号化部のブロック図であ
る。
【図3】第1の実施例におけるマルチメディア通信の手
順シーケンス図である。
【図4】第1の実施例におけるH.221フレーム構成
図である。
【図5】第1の実施例における保留設定時のフローチャ
ートである。
【図6】第1の実施例における保留解除時のフローチャ
ートである。
【図7】本発明に係る第2の実施例のマルチメディア通
信の手順シーケンス図である。
【図8】第2の実施例におけるH.221フレーム構成
図である。
【図9】第2の実施例における保留設定時のフローチャ
ートである。
【図10】第2の実施例における保留メッセージの受信
時のフローチャートである。
【図11】第2の実施例における保留解除時のフローチ
ャートである。
【図12】第2の実施例における保留解除時の他のフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
5 音声符号化復号化部 8 表示部(表示手段) 11 データ端末 13a 保留ボタン 14 システム制御部(選択手段、音声切換え手段、送
信手段、受信手段、検出手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも画像情報及び音声情報を含む
    各種メディアの通信を行うマルチメディア通信装置にお
    いて、 保留時に画像情報の転送を停止した場合に、現在使用可
    能な通信路の転送速度に基づき所定の音声符号化方式を
    選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された所定の音声符号化方式
    に音声符号化処理を切換える音声切換え手段とを備えた
    ことを特徴とするマルチメディア通信装置。
  2. 【請求項2】 少なくとも画像情報及びデータ情報を含
    む各種メディアの通信を行うマルチメディア通信装置に
    おいて、 保留時に画像情報の転送を停止した場合に、現在使用可
    能な通信路の転送速度に基づき所定のデータ転送速度を
    選択する選択手段と、 前記選択手段によって選択された所定のデータ転送速度
    で予め記憶された保留メッセージを送信する送信手段と
    を備えたことを特徴とするマルチメディア通信装置。
  3. 【請求項3】 少なくとも画像情報及びデータ情報を含
    む各種メディアの通信を行うマルチメディア通信装置に
    おいて、 相手端末から送信された画像情報の転送停止命令を検出
    する検出手段と、 前記転送停止命令の検出時に前記相手端末から送信され
    てきた保留メッセージを受信する受信手段と、 前記受信手段により受信された前記保留メッセージを表
    示する表示手段とを備えたことを特徴とするマルチメデ
    ィア通信装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0676899A3 (en) * 1994-04-06 1997-11-19 AT&T Corp. Audio-visual communication system having integrated perceptual speech and video coding
KR100561458B1 (ko) * 1999-08-10 2006-03-16 삼성전자주식회사 전송 속도에 따라 압축 방법을 달리하는 원격 제어 장치 및 그 방법

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KR100561458B1 (ko) * 1999-08-10 2006-03-16 삼성전자주식회사 전송 속도에 따라 압축 방법을 달리하는 원격 제어 장치 및 그 방법

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